JP3194234U - 挟み込み搬送手段を含む郵便物仕分け機およびその機械を用いる方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】小さい設置面積で、認識されなかった郵便物の高速で効果的な処理を保証する郵便物仕分け機を提供する。【解決手段】仕分け機は、郵便物を縁を揃えて置くのに適したアンスタッカ10と、郵便物の宛先を認識する宛先認識手段20、25と、郵便物を挟んで搬送する搬送ゾーンであって、アンスタッカから延びる取り出しゾーン1、およびアンスタッカに隣接する上流側仕分け出口S1から下流側仕分け出口SNまで分散された複数の仕分け出口S1−SNを有する仕分けゾーン3から構成される、搬送ゾーン2、3、4とを備える。さらに、下流側仕分け出口SNと上流側仕分け出口S1とを相互接続する再循環ゾーンであって、取り出しゾーン1と共働してアンスタッカと上流側仕分け出口の間に位置する合流点Cを画定する、再循環ゾーン4を備える。【選択図】図1
Description
本考案は、挟み込み搬送装置手段を含む郵便物仕分け機およびそのような機械を用いる方法に関する。本考案は、より詳細には、大判物品すなわち「大判扁平郵便物」および書簡の両方を仕分けするのに適したそのような郵便物仕分け機に関する。本考案はまた、前記仕分け機を用いる方法にも関する。
郵便分野では、郵便物は、その寸法(高さ、長さ、および厚さ)およびその重量に応じてさまざまな異なるタイプに分類される。郵便物のさまざまな分類は、ISO269規格において定義される。たとえば、A4判またはA5判の紙を含むことができる封筒は、それぞれC4判またはC5判を有する書簡である。C4判の封筒は、229ミリメートル(mm)の幅および324mmの高さを有する。C5判の封筒は、162mmの高さおよび229mmの幅を有する。
現在、機械によって自動的に仕分けされ得る郵便物の領域は、8mm未満の厚さおよび100グラム(g)を上回らない重量のC5判までの書簡から、C4判以上の書簡よりさらに大きくなり得、32mmまでになり得る厚さおよび2キログラム(kg)までになり得る重量の大判扁平物品すなわち「大判扁平郵便物」までを主に含む。
一般に、現在、これら2タイプの郵便物、すなわち書簡または大判扁平郵便物それぞれ1つの専用の郵便物仕分け機、さらに書簡と大判扁平郵便物の両方を処理することができる郵便物仕分け機も存在している。
そのような郵便物仕分け機は、従来、郵便物を連続的に縁を揃えて置くためのアンスタッカを有する送り出し入口と、郵便物上の宛先を認識するための認識手段と、認識された宛先に応じて郵便物を仕分け出口に方向付ける搬送装置とを備える。従来通り、用語「宛先」は、これを特定する目的で郵便物の表面に存在する、文字および/または数字および/または他の記号の形態のあらゆる記入物を示す。
本考案は、より具体的には、郵便物が、たいていはベルトである2つの搬送装置部材間に挟まれることによって移動させられる搬送装置システムに適用する。参考までに、そのような搬送は、箱を用いて行われることもあるが、これは本考案では適用しないことが想起される。
画像符号化を有する郵便物仕分け機では、郵便物は光学取得手段を通り過ぎ、この手段は、一般に、宛先情報を有する各郵便物のデジタル画像を撮るカメラによって構成される。デジタル画像は、光学式文字認識(OCR)および/または画像符号化システム(VCS)を用いて自動宛先評価システム内で処理される。
そのような評価手段に関連付けられたそのような取得手段は、本考案の意味において、宛先認識手段を形成する。郵便物が有する宛先が十分に認識され得ると、前記郵便物は、機械の対応する仕分け出口に向かって方向付けられる。
従来、十分に認識され得ない宛先を有する郵便物を処理するために、随意により組み合わせられてもよい2つの解決策を使用することが可能である。
第1には、遅延ラインを用いることによって「オンライン」画像符号化を実施することが可能である。そのような状況では、仕分け機は、取得用カメラと仕分けゾーン自体の開始部との間に予備搬送ゾーンを組み込む。郵便物がそのようなラインに沿って進行するのにかけられた余分の通過時間により、上流側で認識されなかった郵便物を処理することが可能になる。
残念ながら、この第1の解決策は、遅延ラインによって占有される広い床面積に最初に関連する特定の欠点を抱えている。この欠点は、あらゆる詰まりを取り除くために、また、ライン上で定期的な保守作業を行うためにラインにアクセスできることが必要であるので、より一層深刻になる。
加えて、前記遅延ラインは、これに沿って進行する郵便物の遅れを生じさせる傾向があり、それによって不良品または詰まりを生じさせるキャッチアップを必要とする。この現象は、特に、さまざまなタイプの郵便物、たとえばハガキおよび紙封筒などが有するそれぞれの摩擦係数間の違いによるものである。これは、厚さ、サイズ、および材料のバリエーションが非常に多い広範囲の郵便物には妨害的なものである。
加えて、その床面積すなわち「設置面積」を低減するために、遅延ラインは、しばしば非常にきつい曲線をたどる傾向がある。これは、郵便物に損傷を与える可能性があり、さらには、特に郵便物が大判サイズおよび/またはかなり強張ったものである場合、そのような特定のタイプの郵便物を通すことさえも不可能にし得る。
最後に、郵便物のすべてがその遅延ラインをたどるが、一般に、ごく一部分だけが、正しく認識されるために、余分の時間を必要とする。言い換えれば、郵便物の大部分は、その通過時間が不必要に増大される。
上記で提示されたオンライン画像符号化の代替策である解決策は、「オフライン」画像符号化である。オフライン画像符号化では、認識されなかった郵便物が、識別コードもしくはIDタグ(時間スタンプ)を用いて物理的に、または本出願人によって開発された(V−Id)(TM)方法を用いて仮想的に標識される。
次いで、そのような郵便物は、一時的に保管される目的で、その郵便物特定の専用の仕分け出口を介して引き抜かれる。次いで、これらは、同じ仕分け機に送り戻され、またはその後の処理のために別の仕分け機に送られる。
残念なことに、この第2の解決策もまた、それ特有の欠点を抱えている。例として、これは、郵便物を一緒にグループ化し保管することを必要とし、これは、少なくとも1つの特有の仕分け出口を用意し、床面積を占有することを伴う。
加えて、郵便物が第2の仕分けパスにかけられる場合、これらは、特に、必然的に損傷を与える動作を構成する追加の取り出しにかけられる。したがって、これは二重送り出し、すなわち、2つの郵便物が一団となり、単独ではなく一緒に通り抜けることを引き起こす恐れがあり、または郵便物に損傷を引き起こす恐れがある。加えて、前記第2の仕分けパスは追加の動作を伴う。
米国特許出願公開第2006/0037888号明細書は、郵便物を取り出すための郵便物アンスタッカと、前記郵便物の宛先を認識するための認識手段と、前記郵便物を搬送するための搬送ゾーンであって、主ループおよび短縮ループを有し、各郵便物を、主ループの周りをすべて進む必要なく、仕分けされるべき仕分け出口に向かって方向付けることを可能にする搬送ゾーンとを含む、郵便物仕分け機を説明している。残念なことに、この郵便物仕分け機は、最初のパス中にすべての認識を達成することを可能にしない。
本考案の目的は、これらのさまざまな欠点を是正することである。本考案の特定の目的は、小さい床面積すなわち「設置面積」を有する一方で、認識されなかった郵便物の高速で効果的な処理を保証する仕分け機を提案することである。追加の目的は、広範囲の郵便物を処理する一方で、そのような郵便物の機械的完全性も保証するのに適したそのような仕分け機を提案することである。
これらの目的を達成するために、本考案は、郵便物を縁を揃えて置くのに適したアンスタッカと、前記郵便物の宛先を認識する宛先認識手段と、郵便物を挟むことによって搬送するための搬送ゾーンであって、アンスタッカから延びる取り出しゾーン、およびアンスタッカに隣接する上流側仕分け出口から下流側仕分け出口まで分散された複数の仕分け出口を有する仕分けゾーンから構成される、搬送ゾーンとを備える郵便物仕分け機であって、前記機械が、さらに、下流側仕分け出口と上流側仕分け出口を相互接続する再循環ゾーンであって、取り出しゾーンと共働してアンスタッカと上流側仕分け出口との間に位置する合流点を画定する、再循環ゾーンを備え、前記機械が、さらに、第1に、アンスタッカと合流点の間を進行する「取り出された」郵便物の移動、および第2に、再循環ゾーン内で進行する「再循環された」郵便物の移動を同期化するのに適した同期化手段であって、少なくとも1つの再循環された郵便物の存在を検出する検出手段と、検出手段によって伝達された情報に応答してアンスタッカを作動するのに適した制御手段とを備える、同期化手段を備えることを特徴とする、郵便物仕分け機を提供する。
本考案の基本的な考えは、出口が装備された仕分けゾーンを、遅延ラインとして用いることである。これらの条件下では、これは、オンライン解決策のように遅延ライン特有のセグメントを使用することを回避する。加えて、本考案は、「オフライン」解決策のような、未認識用出口特有の仕分け出口のいかなるものも必要としない。
郵便物の性質そのものを考慮して、ほとんどの郵便物は、仕分けゾーンを通るその第1のパスの開始時に正しく認識されることを突き止めていることが本出願人の功績である。そのような条件下では、ごくわずかな郵便物しか再循環ゾーン内に送り出されず、これは、機械の動作上の仕分け能力に不利益をもたらさない。
搬送ゾーンは、上記で述べられた再循環ゾーンの存在により、こうしてループを形成する。したがって、これにより、認識されなかった郵便物を仕分けゾーンの上流側に直接方向付けることが可能になり、それによってこれらに損傷を与え得る動作を回避する。
ループに沿った郵便物のこの経路はまた、その郵便物の認識に関連するものとは別に他の利点も提供する。例として、たとえば仕分け出口が満杯である場合、これが利用できないと仮定すると、仕分け出口に理論上方向付けられるべき郵便物は、仕分け出口が再度利用可能になるまでループに沿って進行する。
加えて、時に、郵便物を特定の順序で仕分け出口において取り出すことが望ましいことが起こるが、前記順序はアンスタッカから上流側では正しく順序付けされないことがある。そのような場合、ごくわずかな郵便物だけが第1のパス中に引き出され、郵便物の残りは、その順序の状態に適合させるためにループに沿って少なくとも1回進行させられる。
最後に、仕分け動作中、特定の郵便物の形跡が失われることが起こり得る、すなわちこれらが取得問題を被っていた可能性がある場合がある。そのような条件下では、これらの郵便物は、このとき、カメラを再度通り過ぎるようにして再循環される。
本考案の仕分け機は、有利には、以下の特徴を有することができる:
少なくとも1つの再循環された郵便物の存在を検出する検出手段は、再循環ゾーン内に配設された2つの存在センサを備え、
アンスタッカには、2つの連続する郵便物間の空隙を変更するのに適したキャッチアップシステムが設けられ、
同期化手段は、さらに、再循環ゾーン内および随意により仕分けゾーン内で進行する少なくとも1つの郵便物の速度を変更する速度変更手段を備え、
速度変更手段は、再循環ゾーン内に置かれた少なくとも第1の速度変更部材、および随意により、仕分け出口の2つの組間の仕分けゾーン内に置かれた第2の速度変更部材を備え、
第1の速度変更部材は、下流側の存在センサと合流点の間に置かれ、
仕分けゾーンは、Uターン部によって相互接続された2つの真っすぐな枝部を有し、
仕分けゾーンは、40メートル(m)を超える長さと、100を超える複数の仕分け出口とを有し、
再循環ゾーンの近傍では、搬送ゾーンは、2.5mを下回る長さを有するUターン部を実質的に形成し、
仕分けゾーンの長さと再循環ゾーンの長さの間の比は、1を大きく上回り、特に10を上回り、より具体的には20を上回る。
少なくとも1つの再循環された郵便物の存在を検出する検出手段は、再循環ゾーン内に配設された2つの存在センサを備え、
アンスタッカには、2つの連続する郵便物間の空隙を変更するのに適したキャッチアップシステムが設けられ、
同期化手段は、さらに、再循環ゾーン内および随意により仕分けゾーン内で進行する少なくとも1つの郵便物の速度を変更する速度変更手段を備え、
速度変更手段は、再循環ゾーン内に置かれた少なくとも第1の速度変更部材、および随意により、仕分け出口の2つの組間の仕分けゾーン内に置かれた第2の速度変更部材を備え、
第1の速度変更部材は、下流側の存在センサと合流点の間に置かれ、
仕分けゾーンは、Uターン部によって相互接続された2つの真っすぐな枝部を有し、
仕分けゾーンは、40メートル(m)を超える長さと、100を超える複数の仕分け出口とを有し、
再循環ゾーンの近傍では、搬送ゾーンは、2.5mを下回る長さを有するUターン部を実質的に形成し、
仕分けゾーンの長さと再循環ゾーンの長さの間の比は、1を大きく上回り、特に10を上回り、より具体的には20を上回る。
本考案はまた、上記の仕分け機を用いる方法であって、郵便物がアンスタッカを用いて取り出され、認識手段が、前記郵便物の宛先を認識するようにして使用され、宛先が正しく認識された郵便物の少なくとも一部は、対応する仕分け出口に向かって方向付けられ、少なくとも、宛先が正しく認識されなかった郵便物は、再循環ゾーン内を進行させられ、それにより、仕分けゾーン内に送り戻される、方法も提供する。
本考案の方法は、有利には、以下の特徴を有することができる:
少なくとも1つの再循環された郵便物の存在が、検出手段によって検出され、制御手段を用いることによって、取り出された郵便物および再循環された郵便物のそれぞれの移動を同期化するようにスタッカを動作させられ、
郵便物は、一定の空隙を有して取り出され、取り出しは、少なくとも1つの再循環された郵便物が2つの存在センサの少なくとも1つを覆う限り停止され、
キャッチアップシステムが設けられたアンスタッカが使用され、2つの存在センサが、距離
D’(1−2)=(2×Gn+Lmax−Δd)を置いて離間され、
式中、Gnは2つの郵便物の間の公称空隙に相当し、Lmaxは、郵便物の最大長さに相当し、Δdは、第1に、アンスタッカにおいて停止された郵便物を再開始するのにかかる時間の間、搬送速度で進行する再循環された郵便物によって進められる距離と、第2に、アンスタッカにおいて停止された郵便物を再開始するための距離との間の差であり、
下流側の取り出された郵便物の後縁と上流側の再循環された郵便物の前縁との間の空隙が特定され、特定された空隙が理論上の最小空隙を上回る場合、中間の取り出された郵便物が、前記下流側の取り出された郵便物と前記上流側の再循環された郵便物との間に間置され、
再循環された郵便物は、2つの上流側の取り出された郵便物と下流側の取り出された郵便物との間に間置され、速度変更手段は、再循環された郵便物を加速させるために使用され、それにより、再循環された郵便物は、理論上の最小空隙にできるだけ近い空隙だけ下流側郵便物から離され、キャッチアップシステムが、上流側郵便物が、理論上の最小空隙にできるだけ近い空隙だけ再循環された郵便物から離されるように使用され、
キャッチアップシステムが設けられたアンスタッカが使用され、下流側の取り出された郵便物の後縁と上流側の再循環された郵便物の前縁との間の実際の空隙が特定され、中間の取り出された郵便物を間置することを可能にする理論上の最小空隙が決定され、前記実際の空隙と前記最小の空隙との間の前縁の前進が特定され、前記前進が、速度変更手段によって許容される最大遅延値を下回る場合、中間の取り出された郵便物は、前記下流側の取り出された郵便物と前記上流側の再循環された郵便物との間に間置され、このとき速度変更手段は、前記再循環された郵便物を、その前縁の前進に相当する値だけ遅延させるために使用され、
理論上の最小空隙は、
ds(1-3)=L2+Gmin(1−2)+Gmin(2−3)に相当し、
式中、
L2は中間郵便物の長さであり、
Gmin(1−2)およびGmin(2−3)は、第1に、下流側の郵便物の後縁と中間郵便物の前縁との間、および第2に、中間郵便物の後縁と上流側郵便物の前縁との間に適合される最小空隙であり、
速度変更手段は、再循環された郵便物を低速にするためのみに使用され、2つの存在センサが、距離
D’(1−2)=(2×Gn+Lmax−Δd−Dret)を置いて離間され、
式中、
Gnは2つの郵便物間の公称空隙に相当し、
Lmaxは、郵便物の最大長さに相当し、
Δdは、第1に、アンスタッカにおいて停止された郵便物を再開始するのにかかる時間の間、搬送速度で進行する再循環された郵便物によって進められる距離と、第2に、アンスタッカにおいて停止された郵便物を再開始するための距離との間の差であり、Dretは、速度変更手段によって許容される最大遅延距離であり、
第2の速度変更手段から上流側では、再循環ゾーンを通り抜けるべき2つの連続する郵便物が特定され、2つの連続する郵便物に隣接する少なくとも1つの隣接する郵便物が、すでに取り出されたとき、第2の速度変更部材が、2つの連続する郵便物を離間させるために使用される。
少なくとも1つの再循環された郵便物の存在が、検出手段によって検出され、制御手段を用いることによって、取り出された郵便物および再循環された郵便物のそれぞれの移動を同期化するようにスタッカを動作させられ、
郵便物は、一定の空隙を有して取り出され、取り出しは、少なくとも1つの再循環された郵便物が2つの存在センサの少なくとも1つを覆う限り停止され、
キャッチアップシステムが設けられたアンスタッカが使用され、2つの存在センサが、距離
D’(1−2)=(2×Gn+Lmax−Δd)を置いて離間され、
式中、Gnは2つの郵便物の間の公称空隙に相当し、Lmaxは、郵便物の最大長さに相当し、Δdは、第1に、アンスタッカにおいて停止された郵便物を再開始するのにかかる時間の間、搬送速度で進行する再循環された郵便物によって進められる距離と、第2に、アンスタッカにおいて停止された郵便物を再開始するための距離との間の差であり、
下流側の取り出された郵便物の後縁と上流側の再循環された郵便物の前縁との間の空隙が特定され、特定された空隙が理論上の最小空隙を上回る場合、中間の取り出された郵便物が、前記下流側の取り出された郵便物と前記上流側の再循環された郵便物との間に間置され、
再循環された郵便物は、2つの上流側の取り出された郵便物と下流側の取り出された郵便物との間に間置され、速度変更手段は、再循環された郵便物を加速させるために使用され、それにより、再循環された郵便物は、理論上の最小空隙にできるだけ近い空隙だけ下流側郵便物から離され、キャッチアップシステムが、上流側郵便物が、理論上の最小空隙にできるだけ近い空隙だけ再循環された郵便物から離されるように使用され、
キャッチアップシステムが設けられたアンスタッカが使用され、下流側の取り出された郵便物の後縁と上流側の再循環された郵便物の前縁との間の実際の空隙が特定され、中間の取り出された郵便物を間置することを可能にする理論上の最小空隙が決定され、前記実際の空隙と前記最小の空隙との間の前縁の前進が特定され、前記前進が、速度変更手段によって許容される最大遅延値を下回る場合、中間の取り出された郵便物は、前記下流側の取り出された郵便物と前記上流側の再循環された郵便物との間に間置され、このとき速度変更手段は、前記再循環された郵便物を、その前縁の前進に相当する値だけ遅延させるために使用され、
理論上の最小空隙は、
ds(1-3)=L2+Gmin(1−2)+Gmin(2−3)に相当し、
式中、
L2は中間郵便物の長さであり、
Gmin(1−2)およびGmin(2−3)は、第1に、下流側の郵便物の後縁と中間郵便物の前縁との間、および第2に、中間郵便物の後縁と上流側郵便物の前縁との間に適合される最小空隙であり、
速度変更手段は、再循環された郵便物を低速にするためのみに使用され、2つの存在センサが、距離
D’(1−2)=(2×Gn+Lmax−Δd−Dret)を置いて離間され、
式中、
Gnは2つの郵便物間の公称空隙に相当し、
Lmaxは、郵便物の最大長さに相当し、
Δdは、第1に、アンスタッカにおいて停止された郵便物を再開始するのにかかる時間の間、搬送速度で進行する再循環された郵便物によって進められる距離と、第2に、アンスタッカにおいて停止された郵便物を再開始するための距離との間の差であり、Dretは、速度変更手段によって許容される最大遅延距離であり、
第2の速度変更手段から上流側では、再循環ゾーンを通り抜けるべき2つの連続する郵便物が特定され、2つの連続する郵便物に隣接する少なくとも1つの隣接する郵便物が、すでに取り出されたとき、第2の速度変更部材が、2つの連続する郵便物を離間させるために使用される。
本考案は、単に非限定的な例として与えられた添付の図を参照して以下でより詳細に説明される。
図1は、郵便物を仕分けするための郵便物仕分け機を示しており、この機械は概略的に示されている。この機械には、前記郵便物を特に通常のベルトを用いて挟むことによって搬送するためのさまざまな部材が装備される。上記で述べられたように、本考案は、箱タイプまたは類似のタイプの搬送装置手段には適用されない。
仕分け機は、取り出しゾーン1と、合流点Cと、上流側中間ゾーン2と、仕分けゾーン3と、再循環ゾーン4とを含む。郵便物によってたどられる経路は、図1において矢印Fによって示される。
合流点Cから上流側に位置する取り出しゾーンと、合流点Cと仕分けゾーンの第1の出口S1との間に位置する中間ゾーンは、従来タイプのものである。特に、取り出しゾーンには、任意の適切なタイプのアンスタッカ10が装備される。
加えて、これらのゾーンの一方または他方には、本考案の文脈では必須である、カメラタイプの、画像取得装置20の中からさまざまな機器が設けられる。図示されない特定の他の機器は、随意によるものであり、すなわち、とりわけ多重送り検出器、厚さ測定装置、強張り検出器、強張りすぎる郵便物を拒絶するための装置、バーコード読み取り装置、または実際の印刷装置である。
構造上、アンスタッカ10は、取り出しゾーン1内に位置することに留意されたい。その一方で、上記で述べられた他の機器、特にカメラ20は、合流点Cから上流側または下流側に置かれてよい。
例として、カメラ20を合流点Cの前の取り出しゾーン1内に置くことは、全体的なコンパクト性に関して有利である。一方でカメラ20を、合流点Cの後の中間ゾーン2内に置くことにより、再循環された郵便物がカメラを通り過ぎて戻ることが可能になり、それによって、情報を追加取得する可能性が提供される。
通常の方法では、取得カメラ20は、概略的に示されている評価手段25に関連付けられる。20および25の組み合わせは、その通常の意味における宛先認識手段を形成する。
非限定的な方法では、取り出しゾーン1の、アンスタッカ10の出口と点Cの間の長さL1は、有利には、再循環ゾーン4の長さを下回るものである。加えて、中間ゾーン2の、点Cと第1の仕分け出口S1との間の長さL2により、有利には、画像取得が合流点Cの後に位置しているときであっても、OCRタイプの応答を与えることが可能になる。そうでなければ、第1の出口は使用不可能になり得る。これらの条件下で、この長さは、有利には4mを上回る最小値、すなわち最大搬送速度において少なくとも1秒の通過時間を有する。
ほぼU字形である仕分けゾーン3は、2本の真っすぐな枝部31および33と、Uターン部32とから構成される。枝部31には、仕分け出口S1からSMの第1の組が装備され、枝部32には、仕分け出口SM+1からSNの第2の組が装備され、これら出口のすべては、従来タイプのものである。
総数Nが有利には40を上回る出口が、2つの組間にほぼ同一に分散される。参照L31およびL33は、出口S1とSMの間、およびSM+1とSNの間のそれぞれの各枝部の長さを示しており、L32は、Uターン部32の長さを示している。長さL31、L32、およびL33の合計に相当する長さを有する仕分けゾーンの全長L3は、有利には、40mを上回るものである。
再循環ゾーン4は、最後の出口SNと合流点Cの間を延びる。これは、仕分けゾーンの全長L3を非常に大きく下回る長さL4を有する。したがって、L3とL4の間の比は、有利には10を上回り、特に20を上回る。このため、機械のごくわずかな部分だけが、郵便物の仕分けに使用されないことを保証することが可能になる。
再循環ゾーン4は、有利には2.5mを下回る長さL4を有するUターン部を画定する。図示される例では、このUターン部は、再循環ゾーンによってすべて形成される。しかしながら、たとえばアンスタッカが図示されるものとは異なる方向を向くとき、合流点Cは、Uターン部自体内に、通常はその下流側部分内に位置してもよい。この状況では、搬送手段のこのUターン部は、このとき再循環ゾーン4および中間ゾーン2の両方によって形成される。
上記において、2つの直線的セグメント31および33から、2つのUターン部32および4によって構成された搬送装置ループが、説明されている。しかしながら、これらの構成要素の各々が、説明された形状とは異なる形状を有するように施すことが可能である。いずれの場合も、再循環ゾーン4に短い長さを付与するために、第1および第2の仕分け出口S1およびSNを互いに近づけることが有利であることに留意されたい。
上記で説明された郵便物仕分け機の使用は、最初、従来の方法において、郵便物を取り出し、次いでカメラ20を通過させることを伴う。次いでカメラが、それ自体知られている方法で、各郵便物のデジタル画像を撮り、この画像は、評価手段25によって、これもまた通常の方法で処理される。これらの動作は、たいていの場合、郵便物が有する宛先を認識することを可能にする。
宛先が正しく認識されると、当該の郵便物は、対応する仕分け出口S1からSNに方向付けられる。宛先が完全に認識され得ないとき、当該の郵便物は、最後の出口SNを超えるように、すなわち再循環ゾーンに沿って合流点Cに向かうように搬送装置ループをたどる。
そのような状態下では、取り出しゾーン1内および再循環専用のゾーン4内それぞれを進行する郵便物の移動を同期化することを可能にする手段を設けることが有利であると理解され得る。そのような同期化手段は、第1に、再循環ゾーン4内に、郵便物の存在を検出することを可能にする手段を含む。示された例では、これらの手段は、任意の適切なタイプの2つのセンサB1およびB2によって構成される。
検出手段は、制御手段15に関連付けられ、この制御手段は、実施形態のすべてに事前設定されるが図2のみに示されている。これらの制御手段は、上記のセンサB1およびB2によって送られる情報に応答してアンスタッカ10の動作を作動するのに適している。最後に、以下でより詳細に説明されるように、有利には、再循環ゾーン内、またはさらには仕分けゾーン内においても郵便物の速度を変更することを可能にする手段を設けることが可能である。
通常の方法では、本考案は、郵便物が再循環ゾーン内で検出されると、取り出しを低速にするように、さらには停止させるように施す。この動作は、前記郵便物の速度を変更することによって、たいていはこれにブレーキをかけることによって完了され得る。次いで、これは、再循環された郵便物を、アンスタッカから来る2つの郵便物の間に適切な方法で間置することを可能にする。
従来のアンスタッカの第1のタイプ、たとえば本出願人のSTAR仕分け機に装備するアンスタッカなどが使用されることが最初に仮定される。このアンスタッカは、郵便物を一定の空隙を有して、すなわち下流側郵便物の後縁と上流側郵便物の前縁との間に一定の距離を有して取り出すのに適する。しかしながら、前記アンスタッカは、取り出された郵便物の速度プロファイルを変更することはできない。
この状況では、2つの検出センサB1およびB2は、距離D、
D(1−2)=2×Gn+Lmax+Vc×t0を置いて離間される。
式中、
Gnは、2つの郵便物が搬送される間のこれらの間の公称空隙に相当する。先験的に設定されるこの値は、通常、書簡については95mm、大判扁平郵便物については155mmである。機械がさまざまなタイプの郵便物を処理するように設計されているとき、より高い値が選択される。
Lmaxは、郵便物の最大長さに相当する。この所定値は、たとえば大判扁平郵便物については328mmである。
Vcは、公称搬送速度である。
t0は、取り出しを一時停止する合計時間に相当する。
D(1−2)=2×Gn+Lmax+Vc×t0を置いて離間される。
式中、
Gnは、2つの郵便物が搬送される間のこれらの間の公称空隙に相当する。先験的に設定されるこの値は、通常、書簡については95mm、大判扁平郵便物については155mmである。機械がさまざまなタイプの郵便物を処理するように設計されているとき、より高い値が選択される。
Lmaxは、郵便物の最大長さに相当する。この所定値は、たとえば大判扁平郵便物については328mmである。
Vcは、公称搬送速度である。
t0は、取り出しを一時停止する合計時間に相当する。
加えて、上流側センサB1は、合流点Cから、距離
D1=D10+Vc×t0を置いて離間され、式中、Dは、Cとアンスタッカの出口との間の距離である。
D1=D10+Vc×t0を置いて離間され、式中、Dは、Cとアンスタッカの出口との間の距離である。
稼動中、上流側検出器B1は、郵便物の到着を検出したとき、ライン16を介して信号を制御手段15に方向付け、制御手段は、次にアンスタッカ10を作動する。アンスタッカは、取り出される郵便物の取り出しを終了し、次いで取り出しは一時停止される。
次いで、郵便物が2つのセルの間に存在する限り、または郵便物が前記セルのうち一方を覆っている限り、アンスタッカは一時停止状態に維持される。次いで、最後の郵便物の後縁が下流側センサB2を通り過ぎると、前記下流側センサは、ライン17を介して対応する信号を制御手段15に送り、この制御手段は取り出しの復帰を開始する。
図3から図6を参照して示される第2の実施形態では、従来タイプのものであるが、上記で説明されたアンスタッカに比べて付加的な機能特徴を有する別のアンスタッカ110が使用される。たとえば、仏国特許第2797437号明細書の教示に適合するこの第2のアンスタッカには、2つの連続する取り出された郵便物間の空隙を変更するのに適した、図4に概略図で示されたキャッチアップシステム112が設けられる。
この目的を達成するために、そのようなアンスタッカには、可変の回転速度を有するローラ113の少なくとも1つの組が装備される。最も上流側の組のローラによって画定された郵便物の通路ゾーンは、「挟み点」114と称される。
このアンスタッカは、こうして、監視−および−制御手段からの指示のもとで取り出しを瞬時に停止させ、次いで、追加の指示後に復帰することができる。この装置の利点は、上記で提示された第1のタイプのアンスタッカと比較して、取り出しが中断される時間を短縮することを可能にすることである。
B11と示された追加のセンサが、挟み点114と位置合わせして置かれる。取り出されている郵便物の長さおよび厚さは、前記郵便物がB11に到達したときに知られることに留意されたい。加えて、前記郵便物は、B11を覆ってしまえば、停止させることができない。
加えて、公称動作状態下では、B11が郵便物によって覆われている段階の持続時間、すなわち、郵便物がB11を完全に通り過ぎるのにかかる時間は、予想可能であり、制御される。これは、搬送速度および当該の郵便物の長さによってのみ決まる。前縁がB11と位置合わせして到着すると、郵便物は、前記搬送速度で移動されることに留意されたい。
最後に、郵便物を停止させるか否かの決定は、この前縁がB11と位置合わせしたときに行われる。停止は、所定の速度プロファイルに応じて実施され、郵便物のすべてに同一の停止距離を付与することを可能にする。加えて、再開始は、これもまた所定の速度プロファイルに応じて実施され、郵便物のすべてを、事前に設定された距離の最後に、および時間長さの最後に搬送速度にもっていくことを可能にする。停止パラメータおよび再開パラメータは、仕分け機の所与の順序に関しては不変のものであるが、これらは、順序毎に変更されてもよいことに留意されたい。
さまざまな動作パラメータが、アンスタッカ110を拡大して示す図4を参照して以下に挙げられる:
Daは、郵便物を停止させるのに必要な、その前縁がB11を通り過ぎた瞬間からの停止距離である。
Aは、前記郵便物が停止する停止点である。
Drは、郵便物をその搬送速度にもっていくのに必要な、これが点Aで停止された瞬間からの再開距離である。
Trは、郵便物をその搬送速度にもっていくのに必要な、これが点Aで停止された瞬間からの再開時間である。
Rは、郵便物がこの公称速度に復帰する点である。
Δdは、第1に、搬送速度で進行する再循環された郵便物が、時間長さTr中に進行する距離と、第2に、再開距離Drとの間の差である。換言すれば、
Δd=Dr−(Vc×Tr)である。
Daは、郵便物を停止させるのに必要な、その前縁がB11を通り過ぎた瞬間からの停止距離である。
Aは、前記郵便物が停止する停止点である。
Drは、郵便物をその搬送速度にもっていくのに必要な、これが点Aで停止された瞬間からの再開距離である。
Trは、郵便物をその搬送速度にもっていくのに必要な、これが点Aで停止された瞬間からの再開時間である。
Rは、郵便物がこの公称速度に復帰する点である。
Δdは、第1に、搬送速度で進行する再循環された郵便物が、時間長さTr中に進行する距離と、第2に、再開距離Drとの間の差である。換言すれば、
Δd=Dr−(Vc×Tr)である。
図3および図5を参照すれば、2つのセルB1およびB2は、点Cに対するそれぞれの距離D´1およびD´2、すなわちD´1=D11+Lmax+GnおよびD´2=D11−Gn−Δdのところに置かれ、式中、D11は、B11とCの間の距離に相当する。したがって、2つのセル間の距離は、D´(1−2)=(2×Gn+Lmax−Δd)となり、これは、第1の実施形態よりかなり短いものであることが留意され得る。
次いで、2つの郵便物E1およびE2が取り出されており、その間再循環された郵便物E3はゾーン4内にあると仮定される。第1の状況が図5に示されており、この図では、明確にするために、再循環ゾーン4は、取り出しゾーン1の上方に直線的に示されている。
この状況では、郵便物E2は、セルB11をすでに覆っており、一方で再循環されたE3の前縁は、セルB1と位置合わせして到着している。E2を取り出す駆動は、このとき変更されず、それにより、E2は、E1とE3の間に間置されるために、通常は合流点Cに向かって方向付けられる。
図6に示される第2の状況では、郵便物E2は、まだセルB11の上流側にあり、一方で再循環された郵便物E3の前縁は、セルB1と位置合わせして到着している。次いで、E2をE1とE3の間に間置することが可能でないと仮定されることがある場合でも、これは、特定の条件下で可能にされ得る。
例として、E1とE3の間に存在する空間は、
の場合に潜在的に十分となり、
これを条件(I)として、式中、
d(1−3)は、E1とE3の間の実際の空隙、すなわちE1の後縁AR1とE3の前縁AV3との間の距離であり、
ds(1−3)は、前記空隙の閾値を示し、図6では、d(1−3)はds(1−3)に等しく示されており、
L2は、郵便物E2の長さであり、
Gmin(1−2)およびGmin(2−3)は、第1にE1の後縁とE2の前縁との間、第2にE2の後縁とE3の前縁との間に適合される最小空隙である。これらの空隙は、仕分けゾーン内で前後に置かれた郵便物に関して理解されるものである。
これを条件(I)として、式中、
d(1−3)は、E1とE3の間の実際の空隙、すなわちE1の後縁AR1とE3の前縁AV3との間の距離であり、
ds(1−3)は、前記空隙の閾値を示し、図6では、d(1−3)はds(1−3)に等しく示されており、
L2は、郵便物E2の長さであり、
Gmin(1−2)およびGmin(2−3)は、第1にE1の後縁とE2の前縁との間、第2にE2の後縁とE3の前縁との間に適合される最小空隙である。これらの空隙は、仕分けゾーン内で前後に置かれた郵便物に関して理解されるものである。
Gminの値は、初期設定では、Gnと等しくなるように取られ得る。しかしながら、仕分け順序の生産性を増大させるために、Gnを下回るGminの値を選択することが可能である。当業者は、特に、以下のパラメータに応じて、Gminに対して任意の適切な値を指定することができる:
隣接する郵便物、E1およびE2、またはさらにはE2およびE3の対の長さおよび厚さ、
仕分けゾーンに沿って進行している間に観察される、再循環された郵便物E3の遅れ、
仕分け出口に到達するためにE3によって進められる残りの距離、および
安全マージンを導入することを可能にする任意の係数。
隣接する郵便物、E1およびE2、またはさらにはE2およびE3の対の長さおよび厚さ、
仕分けゾーンに沿って進行している間に観察される、再循環された郵便物E3の遅れ、
仕分け出口に到達するためにE3によって進められる残りの距離、および
安全マージンを導入することを可能にする任意の係数。
上記の条件(I)が満たされた場合、次いで、郵便物E2は、挟み点を介して通常の方法で、すなわち停止することなく投入される。前記状態(I)が満たされない場合、前記郵便物E2は、第1の実施形態でのように、再循環された郵便物E3の後縁がセルB2を通り過ぎるまで停止される。
第3の実施形態では、少なくとも1つの空隙管理装置(GMD)が使用され、この装置は、再循環ゾーン内で、またはさらには仕分けゾーン内の上流側で郵便物の速度を変更するのに適するものである。たとえば、そのような装置は、本出願人のSTAR仕分け機に装備する。好ましい方法では、これは、すぐ上で説明された第2の実施形態において使用されるシステム110などの、キャッチアップシステムが設けられたアンスタッカに関連付けられる。
GMD1で示され、便宜上以下では「GMD1」と称される第1の空隙管理装置は、再循環ゾーン4内の、下流側検出セルB2と合流点Cの間に置かれる。GMD1は、とりわけ、2つの追加セルB3およびB4によって制御される。これらのうち一方(B3)は、再循環ゾーン内の、セルB2とGMD1自体の間に配設され、他方のB4は、取り出しゾーン内に設けられる。これらの2つのセルB3およびB4は、合流点Cから等しい位置にあり、すなわち図7の距離D3およびD4は同一である。
図8および図9を参照すれば、第1のタイプのGMD1の使用が以下で説明され、このGMD1の使用は、再循環された郵便物を減速させかつ加速させるのに適している。そのような状況では、セルB1とB2の間の距離は、上記の第2の実施形態の距離、すなわち(2×Gn+Lmax−Δd)と同一である。別の実施形態では、この距離が低減されてもよいことが以下で説明される。
図8および図9は、2つの取り出された郵便物E1およびE2ならびに再循環された郵便物E3の進捗を示している。E2とE3の間の位相オフセットに応じて、最初に、どちらの郵便物を他方の郵便物より前に、合流点Cに向けて方向付けるべきかを選択することが必要である。
図8では、再循環されたE3は、E2に比べてかなり遅延され、それにより、E2をE1とE3の間に間置できることが適切であるように考えられる。第2の実施形態のように、これは、条件(I)が満たされる場合、すなわち
である場合に可能であることが知られている。
GMDの使用により、適切な場合、前記条件(I)が満たされない場合であってもE3を間置することが可能になる。GMDは、郵便物を減速させることによって、GMDがこれに付与することができる最大遅延に相当する特徴的距離Dretを有する。例として、このとき、
と記載され得る条件(Iの2)が考慮される。
図8では、AR1は、E1の後縁の位置を示しており、AV3は、E3の前縁の実際の位置を示しており、AV´3は、条件(Iの2)を満たすための前記前縁の理論上の位置を示しており、δは、前記理論上の位置に対するE3の後縁の前進を示している。δがDretを下回る場合、次いで、GMDはE3がAV´3上に再配置され得るような値だけ、郵便物E3を遅延させることができることが知られている。このとき、E1とE3の間には、E2を間置することを可能するのに十分な空間が存在しており、それにより、前記郵便物E2の正常な投入が認められる。
このとき、E3は、再循環ゾーンに沿って進捗する間、距離δだけ遅延され、それにより、その前縁が、空隙Gmin(2−3)だけE2の後縁から離間される。さらには、Gmin(2−3)は、可能な限り、Gnになる方向に向けられる。この遅延は、セルB3およびB4を用いることによって従来の方法で使用される。
それとは反対に、δがDretを上回るとき、郵便物E2は、E3がセルB2を覆わなくなるまで停止される。
図9に示されるように、再循環された郵便物E3は、E1に対して比較的小さい距離だけ遅延され、それにより、E3をE1とE2の間に間置することが適切であるように考えられることが分かり得る。また、この状況に適用された条件(I)、すなわち
式中、
d(1−2)は、E1とE2の間の空隙、すなわちE1の後縁と前縁E2の間の距離であり、
L3は、郵便物E3の長さであり、
Gmin(1−3)およびGmin(3−2)は、第1にE1の後縁とE3の前縁との間、および第2にE3の後縁とE2の前縁との間に適合される最小空隙である。上記のように、Gm(1−3)およびGmin(3−2)は、可能な限り、Gnになる方向に向けられる。
図9では、AR1は、E1の後縁の位置を示しており、AV3は、E3の前縁の実際の位置を示しており、AV´3は、最少空隙Gmin(1−3)に適合するための前記前縁の理論上の位置を示しており、δ´は、前記理論上の位置に対するE3の前縁の遅延を示している。
GMDのユーザは、E3をこの理論上の位置のできるだけ近くにもっていくためにこれを前進させるこができ、これは、生産性に関して有利である。GMDは、郵便物を加速させることによって、GMDがこれに付与することができる最大前進に相当する別の特徴的距離Davを有することが知られている。
これらの条件下では、δ´がDavを下回る場合、E3は、最少空隙Gmin(1−3)に適合するためにE1のできるだけ近くに配置されるように加速される。それとは反対に、δ´がDavを上回る場合、E3は、前記上記で述べられた最大値Davのより近くにこれをもっていくように加速されながらも、Gmin(1−3)を上回る空隙だけE1から離されたままである。
加えて、E3とE2の間の最小空隙Gmin(3−2)は、適合されなければならない。これを達成するために、アンスタッカ110のキャッチアップシステム112が使用され、それによってE2の進捗を遅らせ、これを適切な方法でE3から離間する。E2とE3の間の空隙は、E3の実際の位置を考慮に入れるのではなく、E3が、上記で説明されたような値δ´またはDavだけ前進された後に占有することになる位置を考慮に入れることによって算出される。
第2のタイプのGMD1の使用、すなわち「簡略化された使用」は、そのようなGMDの性質そのものに基づく。GMDは、郵便物に対して加速ではなく減速を施した際、正確性および増幅性に関して極めて高いパフォーマンスを提供することが知られている。
これらの条件下では、GMD1は、減速モードでのみ使用され、それによってセルB1を合流点により近づけて、距離Dretで置くことを可能にする。その結果、2つのセル間の距離は、このときD´´(1−2)=(2×Gn+Lmax−Δd−Dret)の通りになるので、この距離はさらに低減される。この第2のタイプの使用(図には示されない)は、図8に示されるその「減速」バージョンの第1の形態と同じようにして実施される。
上記で提示されたさまざまな実施形態の利点が、上記からはっきりと明白になる。
したがって、第1の実施形態は、従来かつロバストなアンスタッカを用いることによって簡単に実施され得る。セルB1とB2の間の距離D(1−2)は、このとき通常1393mmであり、この場合Gn=155mm、Lmax=328mm、Vc=3.5メートル/秒(m/s)、およびt0=0.215秒である。この距離Dは重要であり、その理由は、これは取り出しが中断される時間によって決まり、取り出しは、再循環された郵便物がセルの1つを覆っている限り一時停止されるためである。
第2の実施形態は、空隙をキャッチアップする手段が設けられたアンスタッカが、取り出しを一時停止させ、すぐにこれを復帰させるのに適するということを用いることによって、この距離の値を低減することを可能にする。したがって、LmaxおよびGnの同じ値に関しては、距離D´(1−2)は、650mmまで、すなわち第1の実施形態に対して50%を超える低減値まで低減され得る。そのようなアンスタッカの使用はまた、アンスタッカの第1の実施形態が、特に図6に示された状況などで取り出しの一時停止を必要としていたであろう特定の状況下において、取り出しを停止させないことも可能にする。
第3の実施形態は、再循環された郵便物の位置に追いつくことを可能にし、それによって、特定の状況において取り出しを一時停止させることを回避する。例として、再循環された郵便物の位置が、合流点にある隣接する取り出された郵便物に近すぎるようなものである場合、位置のキャッチアップは、再循環された郵便物および取り出された郵便物を合流点の下流側に連続して置くことを可能にする目的で、再循環された郵便物の位置が隣接する郵便物と十分な空隙を有することを確実にする。加えて、逆に、再循環された郵便物および取り出された郵便物が最初に離れ過ぎている場合、生産性の理由で、再循環された郵便物を隣接する取り出された郵便物のより近くにもっていくことを可能にする。
加えて、減速だけが使用される第3の実施形態の変形形態では、2つのセルB1およびB2を互いに近づけて置くことが可能である。例として、上記のようなLmaxおよびGnの同じ値に関しては、距離D´´(1−2)は、450mmまで、すなわち基本値の3分の1未満にされる。
随意により、GMD2と示される別のGMDを、仕分け出口の2つの組の間に、すなわちUターン部32に置くことが可能であることに留意されたい。より正確には、GMD2は、通常、前記Uターン部の下流側位置に置かれ、一方でGMD2を制御するセンサB5は、Uターン部の上流側位置に配設される。
第2のGMDを用いることは、Uターン部において、再循環させる郵便物を特定することを伴う。図10では、そのような郵便物は、E´2およびE´3であり、これらは、セルB5によって測定された公称空隙GNだけ離間されている。
再循環される前記郵便物に隣接する郵便物E´1およびE´4の少なくとも一方が、すでに仕分け出口へと取り出されているとき、E´2またはE´3の速度を変更することが可能である。このため、2つの郵便物間の空隙を増大させながらも、隣接する郵便物との適切な空隙を維持することが可能になる。
図示される例では、E´4は、仕分け出口の第1の組においてすでに排出されていると仮定され、これが、点線で示されている理由である。次いで、GMD2は、E´3を低速にし、それによってE´3をE´2から、図11の二重矢印Fによって示されるように離間しながらも、後続の郵便物E´5を適切な距離を置いて保つ。加えて、E´1とE´2の間の空隙は変更されない。
Claims (10)
- 郵便物(E1−E3)を縁を揃えて置くのに適したアンスタッカ(10;110)と、前記郵便物の宛先を認識する宛先認識手段(20、25)と、郵便物を挟むことによって搬送するための搬送ゾーン(2、3、4)であって、アンスタッカから延びる取り出しゾーン(1)、および、アンスタッカに隣接する上流側仕分け出口(S1)から下流側仕分け出口(SN)まで分散された複数の仕分け出口(S1−SN)を有する仕分けゾーン(3)から構成される、搬送ゾーンとを備える郵便物仕分け機械であって、前記郵便物仕分け機械が、さらに、下流側仕分け出口(SN)と上流側仕分け出口(S1)とを相互接続する再循環ゾーン(4)であって、取り出しゾーン(1)と共働してアンスタッカと上流側仕分け出口との間に位置する合流点(C)を画定する再循環ゾーンを備え、前記郵便物仕分け機械が、さらに、第1に、アンスタッカ(10)と合流点(C)の間を進行する「取り出された」郵便物の移動、および第2に、再循環ゾーン(4)内で進行する「再循環された」郵便物の移動を同期化するのに適した同期化手段(B1、B2、15、GMD1、GMD2)であって、少なくとも1つの再循環された郵便物の存在を検出する検出手段(B1、B2)と、検出手段によって伝達された情報に応答してアンスタッカ(10)を作動するのに適した制御手段(15)とを備える、同期化手段を備えることを特徴とする、郵便物仕分け機械。
- 少なくとも1つの再循環された郵便物の存在を検出する検出手段が、再循環ゾーン(4)内に配設された2つの存在センサ(B1、B2)を備える、請求項1に記載の郵便物仕分け機械。
- アンスタッカ(110)には、2つの連続する郵便物間の空隙を変更するのに適したキャッチアップシステム(112)が設けられる、請求項1または請求項2に記載の郵便物仕分け機械。
- 同期化手段(B1、B2、15、GMD1、GMD2)が、さらに、再循環ゾーン(4)内または仕分けゾーン(3)内で進行する少なくとも1つの郵便物の速度を変更する速度変更手段(GMD1、GDM2)を備える、請求項2または請求項3に記載の郵便物仕分け機械。
- 速度変更手段が、再循環ゾーン(4)内に置かれた第1の速度変更部材(GMD1)および仕分け出口の2つの組間の仕分けゾーン(3)内に置かれた第2の速度変更部材(GMD2)の少なくとも1つを備える、請求項4に記載の郵便物仕分け機械。
- 第1の速度変更部材(GMD1)が、下流側の存在センサ(B2)と合流点(C)の間に置かれる、請求項2または請求項5に記載の郵便物仕分け機械。
- 仕分けゾーン(3)が、Uターン部(32)によって相互接続された2本の真っすぐな枝部(31、33)を有する、請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の郵便物仕分け機械。
- 仕分けゾーン(3)が、40mを上回る長さ(L31+L32+L33)と、100を上回る複数の仕分け出口(S1−SN)とを有する、請求項7に記載の郵便物仕分け機械。
- 再循環ゾーン(4)の近傍では、搬送ゾーンが、2.5mを下回る長さ(L4)を有するUターン部を実質的に形成する、請求項1から8のいずれか一項に記載の郵便物仕分け機械。
- 仕分けゾーン(3)の長さ(L31+L32+L33)と再循環ゾーン(4)の長さ(L4)との間の比が、1を大きく上回る、請求項9に記載の郵便物仕分け機械。
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