JP7309499B2 - 物品搬送制御装置および仕分けシステム - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、物品搬送制御装置および仕分けシステムに関する。
荷物等の物品の仕分けを自動化するために、ソータを含む仕分けシステムが普及している。仕分けシステムは、物品から仕分け先を示す情報を読み取るための読取部を有し、読取部が物品から読み取る仕分け先を示す情報に基づいてソータが各物品を仕分け先に仕分ける。ただし、仕分けシステムでは、読取部が物品から仕分け先を示す情報が読み取れない場合が起こりうる。読取部が仕分け先を示す情報が読み取れなかった場合に、仕分け先を示す情報をオペレータに入力させるビデオコーディングシステムを含む仕分けシステムがある。このようなビデオコーディングシステムを含む仕分けシステムは、読取部が物品から仕分け先を示す情報が読み取れない場合、オペレータが入力する仕分け先を示す情報に従って物品を仕分ける。
しかしながら、仕分けシステムは、オペレータの入力が物品を仕分ける処理に間に合わない場合、当該物品をリジェクト部に搬送する。従来の仕分けシステムは、リジェクト部に搬送された物品をオペレータの手作業で処理する。リジェクト部への物品の搬送を低減するには、遅延搬送路を設けたり、物品を周回させる搬送路を設けたりすることでオペレータの入力作業時間を確保することが考えられるが、システム全体が大型化することなどから現実的には採用するのが難しいことが多い。このため、システム全体を大型化することなく、オペレータの入力が遅くなっても手作業を発生させずに、人的な負担を軽減できるものが要望されている。
特開2017-19588号公報
本発明の目的は、大型化することなく仕分けの負担を軽減することができる物品搬送制御装置および仕分けシステムを提供することである。
実施形態によれば、物品搬送制御装置は、第1インタフェースと第2インタフェースと第3インタフェースとプロセッサとを有する。第1インタフェースは、物品を物品の仕分け情報に基づいて仕分け先に搬送する仕分け装置へ搬送する物品の仕分け情報を認識する読取装置と通信する。第2インタフェースは、前記読取装置とは異なる手段で物品の仕分け情報を取得する情報入力装置と通信する。第3インタフェースは、前記物品を仕分け先へ搬送する搬送車と通信する。プロセッサは、前記第1インタフェースを介して読取装置が物品の仕分け情報を認識できなかった場合に前記第2インタフェースを介して物品の仕分け情報を情報入力装置から取得し、情報入力装置から取得する仕分け情報に応じた仕分け先へ物品を搬送車により搬送させる制御を第3インタフェースを介して行う。
図1は、実施形態に係る仕分けシステムの概略構成の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る仕分けシステムの情報処理装置の概略構成の一例を示すブロック図である。 図3は、実施形態に係る物品搬送制御装置としての情報処理装置におけるソートコントローラの概略構成の一例を示すブロック図である。 図4は、実施形態に係る物品搬送制御装置としての情報処理装置におけるソートコントローラが記憶する情報の例を示す図である。 図5は、実施形態に係る物品搬送制御装置としての情報処理装置におけるAGVコントローラの概略構成の一例を示すブロック図である。 図6は、実施形態に係る物品搬送制御装置としての情報処理装置におけるAGVコントローラが記憶する情報の例を示す図である。 図7は、実施形態に係る搬送車(AGV)の構成例を示すブロック図である。 図8は、実施形態に係る物品搬送制御装置としての情報処理装置による物品搬送制御の例を示すフローチャートである。 図9は、実施形態に係る物品搬送制御装置としての情報処理装置によるAGVの搬送制御の例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して実施形態について説明する。
図1は、実施形態に係る物品搬送制御装置を含む仕分けシステムの概略構成の一例を示す図である。
図1に示すように、仕分けシステム1は、投入部(投入装置)11、搬送路(搬送装置)12(12a、12b)、読取部(読取装置)13、情報処理装置(物品搬送制御装置)14、ビデオコーディングシステム(VCS、情報入力装置)15、ソータ(仕分け装置)16、AGV(automated guided vehicle、搬送車)17等を備える。また、搬送路12およびソータ16の各所には、物品を検知する複数の物品検知センサ18が設けられる。
仕分けシステム1で処理される物品には、宛先情報を含む仕分け情報が記録される。また、仕分け情報は、物品識別情報(以下、物品ID)を含むものであっても良い。仕分け情報は、各物品に対して直接記録しても良いし、伝票に記載して各物品に貼り付けても良いし、RFIDタグなどの電子タグに記録されて各物品に取り付けるようにしても良い。本実施形態において、仕分け情報には、宛先情報が含まれるものとし、物品によっては物品IDが付与されているものがあるものとする。
宛先情報は、文字および数字などで記録される情報である。宛先情報は、例えば、住所および宛先人名などの情報である。宛先情報は、オペレータが視認可能な文字などで記録される情報であって、カメラやスキャナなどで物品を撮影した撮影画像から読取部13による文字認識処理(OCR)で読み取られる情報である。
また、仕分け情報に含まれる物品IDは、固有の識別情報である。本実施形態において、物品IDは、バーコード、二次元コード、および、QRコード(登録商標)などの読取部13が具備するバーコードリーダ(BCR)で読み取れる状態で記録されるものとする。ただし、物品IDは、読取部13が精度良く読み取れるものであれば良く、数字、文字、記号、バーコード、二次元コード、QRコードなどを1又は2以上の組み合わせで構成されるものとしても良い。物品IDの記録方法としては、目視可能な印刷記録でもよいし、赤外線を吸収するインク等により目視できない印刷記録であってもよい。
投入部11は、仕分け(区分)の対象となる物品を投入する機構を有する。投入部11は、オペレータが投入する物品、又は、搬送ベルト等により送り込まれる物品を搬送ベルト12aにセットする。搬送ベルト12aは、投入部11に投入された物品を読取部13へ搬送する。
搬送路12は、複数の搬送ベルト12aおよび12bによって構成される。搬送ベルト12aは、投入部11から読取部13へ物品を搬送するための搬送路を形成する。搬送ベルト12bは、読取部13からソータ16まで物品を搬送するための搬送路を形成する。搬送ベルト12bは、ソータ16が具備するトレイ上に物品を送る。
読取部13は、物品を撮影した画像から当該物品を仕分けるための仕分け情報を読み取る。読取部13は、OCR(光学式文字読取装置)およびBCR(バーコードリーダ)を有し、物品を撮影するためのカメラまたはスキャナを備える。読取部13は、カメラまたはスキャナを用いて搬送路12を搬送される物品の画像を撮影する。例えば、読取部13のカメラは、搬送ベルト12bに対向する位置に設けられ、搬送ベルト12bにより搬送される物品を撮影する。読取部13は、複数のカメラを配置し、搬送路12上を搬送される物品を様々な角度から撮影するようにしても良い。
読取部13は、BCRおよびOCRを用いて物品の撮影画像から当該物品を仕分けるための仕分け情報を読み取る。例えば、読取部13は、カメラが撮影した撮影画像から仕分け情報が記録された画像領域を抽出する。
物品の撮影画像に物品IDを示すバーコードが含まれる場合、読取部13は、BCRにより物品IDを読み取る。また、撮影画像に物品IDを示すQRコードが含まれる場合、読取部13は、BCRとしてのQRコードリーダにより物品IDを読み取る。なお、物品IDが記憶された無線タグが添付される場合、読取部13は、無線リーダを含む構成とし、無線リーダにより無線タグから物品IDを読み取るようにしても良い。
読取部13は、BCRにより物品IDが読み取れない場合、当該物品の撮影画像に対するOCR処理によって仕分け情報に含まれる宛先情報を認識する。読取部13は、OCR処理によって宛先情報が認識できた場合、認識した(読み取った)宛先情報を含む仕分け情報を情報処理装置14へ出力する。また、BCRが物品IDを読み取れず、かつ、OCRも宛先情報が認識できなかった場合、読取部13は、仕分け情報が読み取れなかった旨と共に、当該物品の撮影画像を情報処理装置14へ出力する。
情報処理装置14は、物品の搬送を制御する物品搬送制御装置である。情報処理装置14は、1台のコンピュータ又は複数台のコンピュータを組み合わせて実現される。情報処理装置14は、他の機器と有線又は無線で通信し、他の機器からの情報を受信したり、受信した情報を記憶したりする。また、情報処理装置14は、他の機器へ制御信号等を送信し、他の機器を制御する。例えば、他の機器は、投入部11、読取部13、ソータ16、AGV17である。また、情報処理装置14は、ネットワーク接続された複数台のコンピュータと複数台のストレージにより実現するようにしてもよい。
例えば、情報処理装置14は、投入部11から投入された物品を搬送路12により搬送させる。情報処理装置14は、搬送路12を搬送させた物品に関する読取部13による処理結果を取得する。情報処理装置14は、読取部13から物品の物品IDまたは宛先情報を取得すると、物品IDまたは宛先情報に基づいてソータにおけるソート先を決定する。情報処理装置14は、ソート先を示す情報をソータ16へ供給し、ソータ16により物品の仕分けを実行させる。
また、読取部13から物品の物品IDまたは宛先情報が取得できなった場合、情報処理装置14は、当該物品の撮影画像をVCS15へ送る。情報処理装置14は、VCS15へ撮影画像を送った後、VCS15からオペレータが打鍵入力した宛先情報などの仕分け情報を取得する。この場合、情報処理装置14は、VCS15から取得する仕分け情報に基づいてソータ16における物品の仕分け先を決定する。
さらに、情報処理装置14は、複数の検知センサ18からの検知信号を監視し、各物品の搬送(動き)をトレースし、各物品がどこに位置するのかを検知又は推定する。また、情報処理装置14は、複数の検知センサ18が検知する各物品(投入部11から順次投入される各物品)に対して物品検知識別情報(以下、物品検知ID(identification information))を割り当てて物品の位置などを管理する。
VCS(ビデオコーディングシステム)15は、読取部13から物品IDまたは宛先情報を所得できなかった物品の仕分け情報(宛先情報または物品ID)をオペレータによる打鍵入力などの読取部13とは異なる手段で入力するためのシステムである。VCS15は、分配制御装置15AとVCD(ビデオコーデイングディスク)15Bとを有する。VCD15Bは、複数であっても良い。分配制御装置15Aは、プロセッサ、メモリ、および各種インタフェースを有する。各VCD15Bは、プロセッサ、メモリおよび各種インタフェースの他に、表示部および入力部を有する。
分配制御装置15Aは、ビデオコーディングが必要な物品の撮影画像を情報処理装置14から取得する。分配制御装置15Aは、情報処理装置14から供給されるビデオコーディング用の物品の撮影画像をメモリに一時的に蓄積し、蓄積した物品の撮影画像を各VCD15Bに分配する。
VCD15Bは、分配制御装置15Aから配信される物品の撮影画像を表示部に表示し、オペレータが入力部により入力する仕分け情報を取得する。VCD15Bは、オペレータが入力した仕分け情報(打鍵入力結果)を分配制御装置15Aへ返す。分配制御装置15Aは、撮影画像を分配したVCD15Bからオペレータが入力した仕分け情報(ビデオコーディング情報)を取得し、取得した仕分け情報を情報処理装置14へ返す。
なお、VCS15は、VCD15B以外にも読取部13とは異なる手段で物品の仕分け情報を取得する装置を設けても良い。例えば、VCS15は、読取部13とは異なる認識方式で物品の仕分け情報を認識する認識装置(第2OCR、オフラインOCR)を具備しても良い。VCS15は、オフラインOCRによる認識結果を物品の仕分け情報として情報処理装置14へ返すようにしても良いし、オフラインOCRによる認識結果を物品の仕分け情報を打鍵入力するオペレータに提示(VCD15Bの表示部に表示)するようにしても良い。
また、情報処理装置14は、当該物品の位置をトレースしておき、VCS15から取得する仕分け情報(ビデオコーディング情報)に基づいてソータ16又はAGV17を用いた当該物品に対する搬送制御を行う。
また、コードリーダ等で読取可能な識別情報を物品に記録する記録部(例えば、不可視インクを用いてバーコードを印字する記録部)を設け、読取部13が仕分け情報を認識(読取)できなかった物品に識別情報を記録するようにしても良い。この場合、物品に記録した識別情報と打鍵入力結果とを対応づけて管理することにより、物品が対応する打鍵入力結果を確実に認識できる。例えば、物品に記録された識別情報を読み取るコードリーダをAGVに設ければ、AVGがバーコードリーダで積載した物品の識別情報を読み取ることにより当該物品に対する打鍵入力結果(仕分け情報)を特定できる。この場合、情報処理装置14は、各物品の位置をトレースしていなくても、AGV17に搭載した物品に対応する打鍵入力結果(仕分け情報、仕分け情報に応じた仕分け先)を確実に特定できる。
ソータ16は、各物品を区分面と呼ばれる仕分け先へ仕分ける仕分け装置である。ソータ16は、物品の仕分け情報(物品IDまたは宛先情報)に基づいて決定される仕分け先(ソート先)に物品を送る。ソータ16は、搬送路12によって搬送される物品を受け入れ、情報処理装置14が仕分け情報に基づいて指定する仕分け先に物品を仕分ける。
例えば、ソータ16は、クロスベルトソータ(cross belt sorter)、スライディングシューソータ(sliding shoe sorter)、又はボンベイソータ(bomb-bay sorter)である。クロスベルトソータは、ベルトコンベアで構成された搬送トレイで物品を搬送し、ベルトコンベアの回転により搬送トレイ上の物品を目的の仕分けトレイへ供給する。スライディングシューソータは、搬送トレイで物品を搬送し、搬送トレイが目的の仕分けトレイに到達したタイミングで搬送トレイを傾斜させて搬送トレイ上の物品を目的の仕分けトレイへ向けて滑らせる。ボンベイソータは、底部が開閉可能に構成された搬送トレイで物品を搬送し、搬送トレイが目的の仕分けトレイ上、又は目的の仕分けトレイへ物品を送り出すシュータ上に到達するタイミングで底部を開放し物品を目的の仕分けトレイ又はシュータへ向けて投下する。
本実施形態では、ソータ16をボンベイソータとして説明する。すなわち、図1に示す例において、ソータ16は、物品を仕分け先へ搬送するための搬送路16Aと搬送路12から受け入れた物品を保持する搬送トレイ16Bとを有する。各搬送トレイ16Bは、搬送路12から供給される物品が積載される。物品が載せられた搬送トレイ16Bは、搬送路16Aに沿って搬送される。ソータ16は、搬送トレイ16Bは、情報処理装置14が指定する仕分け先である仕分けトレイ又はシュータに対応する位置に到達するタイミングで、底部ゲートを開放する。底部ゲートから投下された物品は、シュータを介して仕分けトレイに積載される。
また、ソータ16は、仕分け先が決まらなかった物品が搬送されるリジェクト部16Cを有する。リジェクト部16Cは、搬送路16Aの終端付近に設けられ、特定の仕分け先(仕分けトレイ又はシュータ)に仕分けらなかった物品が搬送される。リジェクト部16Cでは、搬送(リジェクト)された物品が、所定の待機位置に待機しているAGV17に受け渡される。例えば、リジェクト部16Cは、所定の待機位置にあるAGV17における物品の積載位置に、リジェクトされた物品がシュートされるように構成しても良い。また、リジェクト部16Cは、AGV17に設けたアームがピックアップできるように、リジェクトされた物品を積載するものであっても良い。
AGV17は、物品を無人で搬送する搬送車である。AGV17は、マップデータ、目的位置データ、および、現在位置データ等を含む搬送制御信号に基づいて動作する。AGV17は、仕分け先の1つであるリジェクト部に送られた物品を情報処理装置14が指定する目的位置(仕分け先)へ運ぶ。例えば、AGV17は、リジェクト部16Cに送られた物品を積載する積載トレイを有する。また、AGV17は、リジェクト部16Cに送られた物品をピックアップするアームを有するものであっても良い。AGV17は、積載トレイに物品を積載した状態またはアームで物品を把持した状態で移動する。AGV17は、指定された仕分け先に対応する位置へ移動し、物品を指定された仕分け先に載置する。
次に、実施形態に係る物品制御装置としての情報処理装置14の構成について説明する。
図2は、実施形態に係る物品制御装置としての情報処理装置14の概略構成の一例を示すブロック図である。
図2に示すように、情報処理装置14は、ソートコントローラ21、AGVコントローラ22およびストレージ23を備える。ソートコントローラ21、AGVコントローラ22およびストレージ23は、ネットワークなどにより通信接続される。なお、ソートコントローラ21とAGVコントローラ22とは1台のコントローラで実現するようにしてもよい。また、上位サーバをネットワークに接続し、この上位サーバによりソートコントローラ21およびAGVコントローラ22を統括制御するようにしてもよい。
図3は、実施形態に係る物品搬送制御装置におけるソートコントローラ21の概略構成の一例を示すブロック図である。
図3に示す構成例において、ソートコントローラ21は、プロセッサ31、ROM(read-only memory)32、RAM(random-access memory)33、補助記憶デバイス34、第1インタフェース35、第2インタフェース36、第3インタフェース37および入出力部38を備える。
プロセッサ31は、演算及び制御などの処理を行うコンピュータの中枢部分に相当する。プロセッサ31が実施する物品の処理は、物品の搬送、供給、及び仕分け等の動作を含む。プロセッサ31は、ROM32又は補助記憶デバイス34などに記憶されたシステムソフトウェア、アプリケーションソフトウェア又はファームウェアなどのプログラムに基づいて、ソートコントローラ21の各種の機能を実現するべく制御を実行する。プロセッサ31は、例えば、CPU(central processing unit)、MPU(micro processing unit)、又はDSP(digital signal processor)である。また、プロセッサ31は、これらのうちの複数を組み合わせたものである。
例えば、プログラム実行すること実現する処理として、プロセッサ31は、仕分けシステム1における物品の搬送を制御する。プロセッサ31は、複数の物品検知センサ18からの検知信号に基づき、検知される各物品に物品検知IDを割り当て、各物品の搬送(動き)をトレースし、各物品がどこに位置するのかを検知又は推定する。また、プロセッサ31は。仕分け情報に基づいて各物品の仕分け先を決定する。さらに、プロセッサ31は、読取部13で仕分け情報が読み取れなった物品の撮影画像をVCS15へ供給し、VCSから当該物品の仕分け情報を取得する処理なども実行する。
ROM32は、プロセッサ31を中枢とするコンピュータの主記憶装置に相当する。ROM32は、専らデータの読み出しに用いられる不揮発性メモリである。ROM32は、上記のプログラムを記憶する。また、ROM32は、プロセッサ31が各種の処理を行う上で使用するデータ又は各種の設定値などを記憶する。
RAM113は、プロセッサ31を中枢とするコンピュータの主記憶装置に相当する。RAM33は、データの読み書きに用いられるメモリである。RAM33は、プロセッサ31が各種の処理を行う上で一時的に使用するデータを記憶しておく、いわゆるワークエリアなどとして利用される。
補助記憶デバイス34は、プロセッサ31を中枢とするコンピュータの補助記憶装置に相当する。補助記憶デバイス34は、例えばEEPROM(electric erasable programmable read-only memory)(登録商標)、HDD(hard disk drive)又はSSD(solid state drive)などである。補助記憶デバイス34は、上記のプログラムを記憶する場合もある。また、補助記憶デバイス34は、プロセッサ31が各種の処理を行う上で使用するデータ、プロセッサ31での処理によって生成されたデータ又は各種の設定値などを保存する。
ROM32又は補助記憶デバイス34に記憶されるプログラムは、物品を処理するためのプログラムを含む。一例として、ソートコントローラ21は、当該プログラムがROM32又は補助記憶デバイス34に記憶された状態でソートコントローラ21の管理者などへと譲渡される。しかしながら、ソートコントローラ21は、当該プログラムがROM32又は補助記憶デバイス34に記憶されない状態で当該管理者などに譲渡されても良い。そして、物品を処理するためのプログラムが別途に当該管理者などへと譲渡され、当該管理者又はサービスマンなどによる操作の下に補助記憶デバイス34へ書き込まれても良い。このときのプログラムの譲渡は、例えば、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスク又は半導体メモリなどのようなリムーバブルな記憶媒体に記録して、あるいはネットワークなどを介したダウンロードにより実現できる。
第1インタフェース35は、ネットワークなどを介して他の装置と有線又は無線で通信するためのインタフェースである。第1インタフェース35は、仕分けシステム1の各部と通信するためのインタフェースである。例えば、第1インタフェース35は、読取部13、ソータ17および各検知センサ18と通信するためのインタフェースである。例えば、第1インタフェース35は、検知センサ18からのセンシング信号、および、読取部13による仕分け情報の読取結果(認識結果)を受信する。また、第1インタフェース35は、ソータ17に対して物品の仕分け先を示す情報を送信する。また、第1インタフェース35は、仕分けシステム1の上位サーバと通信するようにしても良い。この場合、第1インタフェース35は、仕分けシステム1による物品の処理を開始する前に、仕分けシステム1の上位サーバから各物品に関する物品IDと物品IDに関連付けられた仕分け情報とを受信するようにしても良い。
第2インタフェース36は、VCS15と通信するためのインタフェースである。例えば、第2インタフェース36は、ビデオコーディングの対象となる物品の撮影画像をVCS15へ供給し、ビデオコーディングの結果としての仕分け情報(打鍵入力結果)をVCS15から取得する。
第3インタフェース37は、情報処理装置14内においてAGVコントローラ22およびストレージ23と通信するためのインタフェースである。
入出力部38は、キーボード、テンキー、マウス、及びタッチパネルディスプレイ等を備える。入出力部38は、オペレータからの指示入力を受け付けプロセッサ31へ通知する。また、タッチパネルディスプレイは、オペレータに対して各種情報を表示する。
次に、ソートコントローラ21の補助記憶デバイス34に記憶する情報について説明する。
図4は、実施形態に係る情報処理装置14におけるソートコントローラ21の補助記憶デバイス34が記憶する情報の例を示す図である。
図4に示す例において、補助記憶デバイス34は、仕分けデータベースDB11と物品管理テーブルTA11とを記憶する。
仕分けデータベースDB11は、仕分け情報に対応づけた仕分け先を示す情報が格納される。仕分け情報は、物品IDまたは宛先情報である。物品IDに対応する仕分け先は、上位サーバなどから指定されるようにしても良い。また、宛先情報に対応する仕分け先は、宛先の一部(例えば、市区町村ごと)に仕分け先を対応づけるようにしても良い。
物品管理テーブルTA11は、センサ18が検知した各物品に付与される物品検知IDに関連付けて、仕分け情報の読取可否情報、VCS情報、仕分け先、仕分け装置、および、AGV識別情報(以下、AGVID)などを記憶する。
読取可否情報は、読取部13による仕分け情報の読取(認識)が成功したか否かを示す情報である。VCS情報は、VCS15による処理結果を示す情報である。例えば、読取部13による仕分け情報の読取ができた場合、VCS情報は、省略される。読取部13による仕分け情報の読取ができなかった場合、VCS情報としては、VCS15による打鍵入力結果が得られたか否かを示す情報が記憶される。
仕分け先は、読取部13により読み取った仕分け情報またはVCS15により取得した仕分け情報に対応する仕分け先を示す情報である。仕分け装置は、仕分けを実施した装置を示す情報である。図4に示す例では、仕分け装置には、ソータ16が仕分け先に物品を搬送した場合にはソータと登録され、AGV17が仕分け先に物品を搬送した場合にはAGVと登録されるものとする。AGVIDは、仕分け装置がAGVである場合に仕分け(物品の搬送)を実行したAGVを示す情報である。
なお、本実施形態では、仕分けデータベースDB11と物品管理テーブルTA11とをソートコントローラ21の補助記憶デバイス34が記憶するケースについて説明するが、仕分けデータベースDB11および物品管理テーブルTA11の何れか一方または両方は、ストレージ23に記憶するようにしても良いし、ネットワーク等を介して通信接続される外部装置に記憶するようにしても良い。
次に、実施形態に係る物品搬送制御装置としての情報処理装置14のAGVコントローラ22の構成について説明する。
図5は、実施形態に係る物品搬送制御装置としての情報処理装置14のAGVコントローラ22の概略構成の一例を示すブロック図である。
AGVコントローラ22は、AGV17による物品の搬送動作等を制御する。例えば、AGVコントローラ22は、ソータ17のリジェクト部16Cに搬送された物品を受け取るための所定位置でAGV17を待機させる。AGVコントローラ22は、リジェクト部16Cで受け取った物品を指定される仕分け先に搬送する動作などを制御する。
図5に示すように、AGVコントローラ22は、プロセッサ41、ROM42、RAM43、補助記憶デバイス44、第1インタフェース45、第2インタフェース46、および、入出力部47を備える。
プロセッサ41は、物品の搬送に必要な演算及び制御などの処理を行うコンピュータの中枢部分に相当する。プロセッサ41は、ROM42又は補助記憶デバイス44などに記憶されたシステムソフトウェア、アプリケーションソフトウェア又はファームウェアなどのプログラムに基づいて、AGVコントローラ12の各種の機能を実現するべく制御を実行する。プロセッサ111は、例えば、CPU、MPU、又はDSPである。また、プロセッサ111は、CPU、MPU又はDSPなどの複数を組み合わせたものであっても良い。
ROM42は、プロセッサ41を中枢とするコンピュータの主記憶装置に相当する。ROM42は、専らデータの読み出しに用いられる不揮発性メモリである。ROM42は、上記のプログラムを記憶する。また、ROM42は、プロセッサ41が各種の処理を行う上で使用するデータ又は各種の設定値などを記憶する。
RAM43は、プロセッサ41を中枢とするコンピュータの主記憶装置に相当する。RAM43は、データの読み書きに用いられるメモリである。RAM43は、プロセッサ41が各種の処理を行う上で一時的に使用するデータを記憶しておく、いわゆるワークエリアなどとして利用される。
補助記憶デバイス44は、プロセッサ41を中枢とするコンピュータの補助記憶装置に相当する。補助記憶デバイス44は、上記のプログラムを記憶する場合もある。また、補助記憶デバイス44は、プロセッサ41が各種の処理を行う上で使用するデータ、プロセッサ41での処理によって生成されたデータ又は各種の設定値などを保存する。
ROM42又は補助記憶デバイス44に記憶されるプログラムは、AGV17の搬送を制御するためのプログラムを含む。一例として、AGVコントローラ22は、当該プログラムがROM42又は補助記憶デバイス44に記憶された状態でAGVコントローラ22の管理者などへと譲渡される。しかしながら、AGVコントローラ22は、当該プログラムがROM42又は補助記憶デバイス44に記憶されない状態で当該管理者などに譲渡されても良い。そして、物品の搬送を制御するためのプログラムが別途に当該管理者などへと譲渡され、当該管理者又はサービスマンなどによる操作の下に補助記憶デバイス44へ書き込まれても良い。このときのプログラムの譲渡は、例えば、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスク又は半導体メモリなどのようなリムーバブルな記憶媒体に記録して、あるいはネットワークなどを介したダウンロードにより実現できる。
第1インタフェース45は、情報処理装置14内のソートコントローラ21およびストレージ23などと通信するためのインタフェースである。例えば、第1インタフェース45は、ソートコントローラ21からAVG17が物品を搬送する先(仕分け先)を示す情報を受信する。
第2インタフェース46は、AGV17と通信するためのインタフェースである。例えば、第2インタフェース46は、ソータ17の周辺を移動するため、無線通信によってAGV17と通信するインタフェースで構成する。第2インタフェース46は、物品を受け取ったAGV17が当該物品を指定の仕分け先へ搬送するための搬送制御信号を取得する。
入出力部47は、キーボード、テンキー、マウス、及びタッチパネルディスプレイ等を備える。入出力部47は、オペレータからの指示入力を受け付けプロセッサ41へ通知する。また、タッチパネルディスプレイは、オペレータに対して各種情報を表示する。
次に、情報処理装置14のAGVコントローラ22の補助記憶デバイス44に記憶される情報について説明する。
図6は、実施形態に係る物品搬送制御装置としての情報処理装置14におけるAGVコントローラ22の補助記憶デバイスに記憶される各種管理テーブルの例を示す図である。
図6に示すように、補助記憶デバイス44は記憶部として機能する。補助記憶デバイス44は、位置管理テーブルTA21、AGV管理テーブルTA22、AGV搬送用の物品管理テーブルTA23などを記憶する。
位置管理テーブルTA21は、仕分け情報(物品IDまたは宛先情報)によって決定される各仕分け先に関連付けて、仕分け先に対応する搬送位置を示す位置情報を記憶する。また、位置管理テーブルTA21には、環境情報も記憶するようにしても良い。環境情報は、仕分け先の状況によって動的に変化する情報を含む。プロセッサ41は、状況変化に応じて仕分け先に対応する環境情報を更新する。例えば、プロセッサ41は、仕分け先に対応する搬送位置に障害物が有ることを示す情報を環境情報として設定しても良い。また、プロセッサ41は、オペレータ等により入力される情報に従い、環境情報を設定するようにしてもよい。
また、AGV管理テーブルTA22は、AGV17の識別情報(AGVID)に関連付けて、現在位置情報、および、搬送位置(仕分け先)を記憶する。移動中のAGVについては、現在位置および当該AGVの行先とする搬送位置などがAGV管理テーブルTA22によって管理される。また、リジェクトされた物品の受取待ちで待機位置にあるAGV17については、AGVIDに対応づけて、現在位置情報として待機位置の位置情報が登録され、搬送位置(仕分け先)が未定として登録される。
また、AGV搬送用の物品管理テーブルTA23は、AGV17が搬送する物品に関する情報を記憶する。物品管理テーブルTA23は、各物品に付与される物品検知IDに対応づけて、当該物品を搬送する搬送位置(仕分け先)を示す情報を格納する。
例えば、プロセッサ41は、ソートコントローラ21からリジェクトされた物品の仕分け先を示す情報を取得すると、位置管理テーブルTA21を参照して、AGV17がリジェクト部16Cで受け取る物品の仕分け先とする搬送位置を特定する。プロセッサ41は、リジェクト部16Cで物品を受け取ったAGV17に対して搬送位置などに基づいて生成する搬送制御信号をAGV管理テーブルTA22で管理するAGV17へ送信する。これにより、AGV17は、リジェクト部16Cで受け取った物品を搬送制御信号で指定される搬送位置(仕分け先)へ搬送する。
次に、AGV17の構成について説明する。
図7は、実施形態に係るAGV17の概略構成の一例を示すブロック図である。
AGV17は、自走ロボットであり、AGVコントローラ22からの搬送制御信号に基づいて物品を指定された搬送先へ搬送する。例えば、AGV17は、搬送制御信号に含まれるマップデータ、目的位置データ、および現在位置データに基づいて、目的位置まで物品を搬送する。例えば、AGV17は、移動距離及び移動方向を検知しながら目的位置まで自走する。また、AGV17は、走行路に取り付けられた磁気テープ又は二次元バーコードを辿って目的位置まで自走するようにしても良い。さらに、AGV17は、障害物(他のAGV17を含む)を検知するレーザ検知センサ又はカメラ等を備え、レーザ検知センサで検知される障害物、又はカメラで撮影された画像解析により検知される障害物を避けて走行することもできる。
図7に示す構成例において、AGV17は、プロセッサ61、ROM62、RAM63、補助記憶デバイス64、通信インタフェース65、および、駆動部66を備える。
プロセッサ61は、演算及び制御などの処理を行うコンピュータの中枢部分に相当する。プロセッサ61は、ROM62又は補助記憶デバイス64などに記憶されたシステムソフトウェア、アプリケーションソフトウェア又はファームウェアなどのプログラムに基づいて、AGV17の各種の機能を実現するべく制御を実行する。プロセッサ61は、例えば、CPU、MPU、又はDSPである。また、プロセッサ61は、CPU、MPU、又はDSPなどのうちの複数を組み合わせたもので構成しても良い。例えば、プロセッサ61は、AGVコントローラ22から送信される搬送制御信号に含まれるマップデータ、目的位置データ、および、現在位置データ等に応じた駆動信号を出力する。
ROM62は、プロセッサ61を中枢とするコンピュータの主記憶装置に相当する。ROM62は、専らデータの読み出しに用いられる不揮発性メモリである。ROM62は、上記のプログラムを記憶する。また、ROM62は、プロセッサ61が各種の処理を行う上で使用するデータ又は各種の設定値などを記憶する。
RAM63は、プロセッサ61を中枢とするコンピュータの主記憶装置に相当する。RAM63は、データの読み書きに用いられるメモリである。RAM63は、プロセッサ61が各種の処理を行う上で一時的に使用するデータを記憶しておく、いわゆるワークエリアなどとして利用される。
補助記憶デバイス64は、プロセッサ61を中枢とするコンピュータの補助記憶装置に相当する。補助記憶デバイス64は、上記のプログラムを記憶する場合もある。また、補助記憶デバイス64は、プロセッサ61が各種の処理を行う上で使用するデータ、プロセッサ61での処理によって生成されたデータ又は各種の設定値などを保存する。
通信インタフェース65は、AGVコントローラ22と通信するためのインタフェースである。通信インタフェース65は、例えば、AGVコントローラ22と無線で通信し、搬送制御信号などの情報を受信する。また、通信インタフェース65は、AGVコントローラ22に対して、物品の搬送完了を示す搬送完了通知を送信する。
駆動部66は、モータ、モータにより回転する車輪、および、進行方向を切り替える操舵機構等を備える。駆動部66は、プロセッサ61から出力される駆動信号に基づきモータを回転又は停止し、また、操舵機構を制御し、AGVを目的位置へ移動させる。また、駆動部66は、物品を把持するアームを駆動させる駆動機構を有するものであっても良い。この場合、駆動部66は、リジェクト部16Cに搬送された物品をアームによってピックアップし、当該物品を仕分け先に積載する。
次に、実施形態に係る物品搬送制御装置としての情報処理装置14による搬送制御処理について説明する。
図8は、実施形態に係る物品搬送制御装置としての情報処理装置14による物品搬送制御の一例を示すフローチャートである。
まず、仕分けシステム1において、仕分けの対象とする物品は、投入部11により搬送路12へ投入される(ST11)。投入部11にて搬送路12に投入された物品は、搬送ベルト12aなどによる搬送が開始される(ST12)。
仕分けシステム1の複数の物品検知センサ18は、順次搬送される物品を検知し、検知信号をソートコントローラ21へ送信する。ソートコントローラ21は、第1インタフェース35を介して検知信号を受信する。ソートコントローラ21のプロセッサ31は、センサ18が検知した物品に物品検知IDを割り当てる。すなわち、プロセッサ31は、物品管理テーブルTA11において、順次検知される各物品に対応付けて物品検知IDを登録する。物品が読取部13へ搬送されるまでは、当該物品の仕分け情報(物品IDまたは宛先情報)が読み取られていない。このため、物品管理テーブルTA11には、物品検知IDと当該物品の現在位置を示す情報とが記憶される。
投入部11にて投入された物品は、搬送路12により読取部13へ搬送される。読取部13は、搬送路12を搬送される物品の画像を撮影し(ST13)、撮影画像から仕分け情報を読み取る読取処理(認識処理)を実行する(ST14)。読取部13は、BCRにより物品に記録された物品IDが読み取れた場合、物品IDをソートコントローラ21へ供給する。また、読取部13は、物品IDが読み取れなかった物品の撮影画像に対して宛先情報などを認識するOCRを実行する。OCRによって宛先情報が認識できた場合、読取部13は、OCRにより読み取った宛先情報をソートコントローラ21へ供給する。
読取部13が仕分け情報(物品IDまたは宛先情報)を読み取った場合(ST15、YES)、ソートコントローラ21のプロセッサ31は、読取部13が読み取った当該物品の仕分け情報に基づいて当該物品の仕分け先を決定する(ST16)。プロセッサ31は、読み取った仕分け情報に基づく仕分け先を決定すると、第1インタフェース35を介してソータ16に対して当該物品の仕分け先を指定する情報を供給することにより、ソータ16に当該物品を指定した仕分け先へ搬送させる(ST17)。
読取部13が仕分け情報を読み取れなかった場合(ST15、NO)、プロセッサ31は、当該物品の仕分け情報を取得するためのVCS処理(ビデオコーディング)を実行する(ST21)。この場合、プロセッサ31は、仕分け情報が認識できなかった物品の撮影画像を読取部13から取得する。プロセッサ31は、第2インタフェース36を介して、取得した撮影画像とともに仕分け情報の入力(コーディング処理)の要求をVCS15へ送る(ST22)。
VCS15は、分配制御装置15Aにより情報処理装置14からの物品の撮影画像を受信し、受信した撮影画像を分配制御装置15Aのメモリに蓄積する。分配制御装置15Aは、VCD15Bの稼働状況に基づいて、情報処理装置14からの撮影画像に対するコーディング処理を実行するVCD15Bを決定し、決定したVCD15Bへビデオコーディング用の画像として物品の撮影画像を配信する。VCD15Bは、分配制御装置15aから物品の撮影画像を受信すると、受信した画像を表示部に表示し、オペレータによる仕分け情報の入力を受け付ける。オペレータが入力部により仕分け情報を入力すると、VCD15Bは、入力された仕分け情報(打鍵入力結果)を分配制御装置15Aへ送る。分配制御装置15Aは、VCD15Bからの打鍵入力結果を情報処理装置14へ供給する。
VCS15から打鍵入力結果を取得すると(ST22、YES)、情報処理装置14におけるソートコントローラ21のプロセッサ31は、打鍵入力結果としての仕分け情報に基づいてソータ16における仕分け先を決定する(ST23)。
仕分け先を決定すると、プロセッサ31は、当該物品が仕分け先に仕分け可能なであるか否かを判断する(ST24)。プロセッサ31は、物品管理テーブルTA11を参照して、ソータ16における当該物品の現在位置を特定し、現地位置から仕分け先に搬送が可能であるか否かを判断する。
打鍵入力結果に基づく仕分け先へ搬送可能であると判断した場合(ST24、YES)、プロセッサ31は、ソータ16に当該物品を打鍵入力結果に応じた仕分け先に搬送する旨を指示することにより、当該物品を打鍵入力結果に応じた仕分け先に仕分けする(ST17)。
打鍵結果に基づく仕分け先への搬送が不可であると判断した場合(ST24、NO)、プロセッサ31は、ソータ16により当該物品をリジェクト部16Cへ搬送させる(ST25)。ソータ16は、仕分け先への搬送可能な時間内に情報処理装置14から仕分け先の指定がなければ、当該物品をリジェクト部16Cに搬送する。従って、VCS処理による打鍵入力結果の取得が遅くなると、ソータ16は、当該物品を打鍵入力結果に基づく仕分け先に搬送できなくなるため、当該物品をリジェクト部16Cに搬送することとなる。
ここで、AGV17は、リジェクト部16Cに搬送された物品を受け取るように待機している。AGVコントローラ22は、リジェクト部16Cで物品を受け取るAGV17をAGV管理テーブルTA22などにより特定しておく。すなわち、AGVコントローラ22のプロセッサ41は、ソータ16がリジェクト部16Cに搬送した物品を受け取ったAGV17を特定している。リジェクト部16Cに搬送される物品は、打鍵結果に基づく仕分け先への搬送が不可であると判断された物品であり、情報処理装置14のAGVコントローラ22が把握しているAGV17によって受け取られる。
ソートコントローラ21のプロセッサ31は、リジェクト部16Cに搬送された物品の仕分け先とする打鍵入力結果に応じた仕分け先を決定する。AGVコントローラ22のプロセッサ41は、ソートコントローラ21が決定する打鍵入力結果に応じた仕分け先に基づいて、当該物品をリジェクト部16Cで受け取ったAGV17に対して搬送制御信号を送信する。つまり、搬送制御信号は、AGV17に打鍵入力結果に応じた仕分け先に物品を搬送させることを指示する信号である。
AGVコントローラ22のプロセッサ41は、位置管理テーブルTA21およびAGV管理テーブルTA22を参照して、AGV17に物品を打鍵入力結果に応じた仕分け先へ搬送させるための動作(移動)を制御する搬送制御信号を生成する。搬送制御信号を生成すると、プロセッサ31は、第2インタフェースによって当該AGV17と通信し、搬送制御信号を供給する。これにより、AGV17は、情報処理装置14からの搬送制御信号に従って動作を制御することにより指定された仕分け先に物品を搬送する(ST26)。
次に、図9を参照して、AGVコントローラ22を主とするAGV17の搬送制御について説明する。
図9は、実施形態に係る物品搬送制御装置のAGVコントローラ22によるAGV17の搬送制御の一例を示すフローチャートである。
ここで、AGVコントローラ22において、AGV搬送用の物品管理テーブルTA23には、AVG17による搬送対象となるリジェクト部16Cに搬送された物品に対する物品検知IDが登録され、物品検知IDに関連付けて仕分け先が登録される。また、AGV管理テーブルTA22は、各AGV17のAGVIDと各AGVの現在位置情報とが対応付けて登録される。例えば、プロセッサ41は、第2インタフェース46を介して各AGV17と通信し、各AGV17の現在位置情報を取得し、各AGV17のAGVIDと各AGVの現在位置情報とを対応付けてAGV管理テーブルTA22に登録する。
ソートコントローラ21のプロセッサ31は、リジェクト部16Cに搬送された物品に対する仕分け先を打鍵入力結果に応じて決定し、リジェクト部16Cに搬送された物品に対する仕分け先を示す情報をAGVコントローラ22へ送信する。AGVコントローラ22は、第1インタフェース45によりリジェクト部16Cに搬送された物品に対する仕分け先を示す情報を受信する。
リジェクト部16Cに搬送した物品の仕分け先を示す情報を取得すると、AGVコントローラ22のプロセッサ121は、AGV搬送用の物品管理テーブルTA23において当該物品の物品検知IDに対応づけて仕分け先を登録する(ST31)。また、プロセッサ41は、AGV搬送用物品管理テーブルTA23に基づいてリジェクト部16Cで物品を受取るAGV17を特定する(ST32)。さらに、プロセッサ41は、仕分け先と搬送位置とを対応づけた位置管理テーブルTA21を参照して、当該物品の仕分け先に対応するAGVによる物品の搬送位置を特定する(ST33)。
プロセッサ41は、リジェクト部16CでAGV17が受け取った物品の搬送位置を特定すると、搬送位置へ物品を搬送させるための搬送制御信号を生成する(ST34)。搬送制御信号は、打鍵入力結果に応じた仕分け先に対応する搬送位置に、リジェクトされた物品をAGV17が搬送することを指示する制御信号である。例えば、プロセッサ41は、位置管理テーブルTA21およびAGV管理テーブルTA22を参照して、AGV17に物品を搬送させるための動作(移動)を制御する搬送制御信号を生成する。搬送制御信号を生成すると、プロセッサ41は、第2インタフェース46を介して当該AGV17に搬送制御信号を供給する(ST35)。これにより、AGVコントローラ22は、搬送制御信号によってAGV17の動作を制御することで、AGV17を用いてリジェクトされた物品を打鍵入力結果に応じた仕分け先に搬送することができる。
AGV17は、搬送制御信号に基づいて物品を仕分け先に対応する搬送位置に搬送すると、搬送完了信号をAGVコントローラ22へ送信する。AGVコントローラ22のプロセッサ41は、AGV17から搬送制御信号に対応する搬送完了信号を受信すると(ST36、YES)、AGV搬送用の管理テーブルTA23を更新するとともに仕分け先への搬送完了をソートコントローラ21へ通知する(ST37)。ソートコントローラ21は、AGVコントローラ22からの通知を受けて物品管理テーブルTA11を更新することにより、リジェクトした物品をAGV17によって仕分け先へ搬送したことを記録する。
また、搬送完了信号を受信すると、AGVコントローラ22のプロセッサ41は、AGV17を所定の待機位置に移動させる(ST38)。例えば、AGVコントローラ22のプロセッサ41は、搬送を完了したAVG17をリジェクト部16Cに搬送された物品を受取るための待機位置に移動させる。また、プロセッサ41は、待機位置に移動させたAGVの位置情報に応じてAGV管理テーブルTA22を更新し、リジェクトされた物品に対する一連の搬送処理を終了する。
以上のように、実施形態に係る物品搬送制御装置は、読取部から物品の仕分け情報を取得できなかった場合、読取部が撮影した物品の画像をVCSへ送信し、VCSで取得する当該物品の仕分け情報をVCSから取得する。物品搬送制御装置は、ソータがVCSからの仕分け情報に応じた仕分け先に物品を搬送できる場合には、ソータにより物品を仕分け先へ搬送させ、VCSからの仕分け情報に応じた仕分け先へ物品を搬送できない場合には、ソータがリジェクト部に搬送した物品をAGVにより仕分け先へ搬送させる。
これにより、VCSからの打鍵入力結果などの物品の仕分け情報を得るための時間を稼ぐための遅延パスや物品を周回搬送させるための搬送設備などを設ける必要がなく、打鍵入力結果に応じた仕分け先への搬送を自動化できる。また、ソータでリジェクトされた物品をAGVが搬送するため、人手による物品の仕分け作業などの作業が不要となり、オペレータの負担を低減できる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…仕分けシステム、12…搬送路、13…読取部、14…情報処理部、15…VCS、16…ソータ、21…ソートコントローラ、22…AGVコントローラ、23…ストレージ、31…プロセッサ、34…補助記憶デバイス、35…第1インタフェース、36…第2インタフェース、37…第3インタフェース、41…プロセッサ、44…補助記憶デバイス、45…第1インタフェース、46…第2インタフェース。

Claims (6)

  1. 物品を物品の仕分け情報に基づいて仕分け先に搬送する仕分け装置へ搬送する前記物品の仕分け情報を認識する読取装置と通信する第1インタフェースと、
    前記読取装置とは異なる手段で前記物品の仕分け情報を取得する情報入力装置と通信する第2インタフェースと、
    前記物品を仕分け先へ搬送する搬送車と通信する第3インタフェースと、
    前記第1インタフェースを介して前記物品の仕分け情報を取得できなかった場合に前記第2インタフェースを介して前記物品の仕分け情報を前記情報入力装置から取得し、前記情報入力装置から取得する仕分け情報に応じた仕分け先へ前記物品を前記搬送車により搬送させる制御を前記第3インタフェースを介して行うプロセッサと、
    を備える物品搬送制御装置。
  2. 前記プロセッサは、
    前記情報入力装置から取得する仕分け情報に応じた仕分け先へ前記物品を前記仕分け装置が仕分けることが可能であれば、前記仕分け装置により前記物品を前記仕分け先へ搬送させ、
    前記情報入力装置から取得する仕分け情報に応じた仕分け先へ前記物品を前記仕分け装置が仕分けることが不可であれば、前記搬送車により前記物品を前記仕分け先へ搬送させる制御を行う、
    請求項1に記載の物品搬送制御装置。
  3. 前記プロセッサは、
    前記物品の搬送経路において前記読取装置から前記仕分け先までの間に設置した物品検知センサの検知信号に基づいて前記物品の位置をトレースし、
    前記情報入力装置から仕分け情報を取得したときに前記物品の位置と搬送速度に基づいて前記仕分け情報に応じた仕分け先へ前記物品を搬送可能であれば、前記仕分け装置により前記物品を前記仕分け先へ搬送させ、
    前記情報入力装置から仕分け情報を取得したときに前記物品の位置と搬送速度に基づいて前記仕分け情報に応じた仕分け先へ前記物品を搬送できなければ、前記搬送車により前記物品を前記仕分け先へ搬送させる制御を行う、
    請求項2に記載の物品搬送制御装置。
  4. 前記プロセッサは、前記読取装置が前記物品の仕分け情報を認識できなかった場合に前記第1インタフェースを介して前記読取装置から取得する前記物品の撮影画像を前記第2インタフェースを介して前記情報入力装置へ供給し、前記情報入力装置から前記物品の撮影画像に基づく前記仕分け情報を取得する、
    請求項1乃至3の何れか1項に記載の物品搬送制御装置。
  5. 前記プロセッサは、前記情報入力装置から取得する前記仕分け情報に応じた仕分け先に前記搬送車が物品を搬送するための搬送位置を特定し、前記仕分け装置が仕分けできなかった物品を所定の位置で受け取る搬送車が前記搬送位置へ移動するための搬送制御信号を生成する、
    請求項1乃至4の何れか1項に記載の物品搬送制御装置。
  6. 仕分け装置と物品搬送制御装置とを有する仕分けシステムであって、
    前記仕分け装置は、
    前記物品搬送制御装置から指定される仕分け先へ物品を搬送する搬送路と、
    前記物品搬送制御装置から仕分けが可能な時間内に仕分け先が指定されない物品を搬送車へ供給するリジェクト部と、を有し、
    前記物品搬送制御装置は、
    物品を物品の仕分け情報に基づいて仕分け先に搬送する前記仕分け装置へ搬送する前記物品の仕分け情報を認識する読取装置と通信する第1インタフェースと、
    前記読取装置とは異なる手段で前記物品の仕分け情報を取得する情報入力装置と通信する第2インタフェースと、
    前記物品を仕分け先へ搬送する搬送車と通信する第3インタフェースと、
    前記第1インタフェースを介して前記物品の仕分け情報を取得できなかった場合に前記第2インタフェースを介して前記物品の仕分け情報を前記情報入力装置から取得し、前記情報入力装置から取得する仕分け情報に応じた仕分け先へ前記リジェクト部に搬送された前記物品を前記搬送車により搬送させる制御を前記第3インタフェースを介して行うプロセッサと、有する、
    仕分けシステム。
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