JP3194034U - セルフテスト機能を備えるテープ挟持装置 - Google Patents
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Abstract
Description
すなわち、ウエハ(Wafer)の片面にブルーテープ(blue tape)などのテープを接着する。
これにより、カットされたダイス、或いは研磨で出る屑は、テープ上に付着する。
上記の内、後の4者は、機械本体に設置される。
テープ挟持装置は、テープを挟持し、その下方に位置するウエハキャリア台上へと移動し、ウエハの片面をテープで覆う。
次に、ウエハキャリア台に向かい設置されるカッターセットを利用し、テープを切断する。
続いて、ローリング機構を利用し、テープを圧迫し、テープをウエハ上に堅固に密着させる。
例えば、テープ貼付機のテープ挟持装置は、8インチ或いは12インチの2種の大きさに調整し、ウエハのサイズに適応させることができる。
テープ挟持装置は、機械本体上に固定して設置するガイドレール、及びガイドレールのスライドブロック上にそれぞれ設置する2組の挟持ヘッド部品を備える。
スライドブロックにより、2組の挟持ヘッド部品をそれぞれ移動させることができ、挟持ヘッド部品の間の距離を調整し、テープのサイズに適応させることができる。
1.設備は作業過程に於いて、頻繁に震動を発生し、力を受ける過程で、挟持ヘッド部品は偏移し、これによりテープ挟持装置の定位点に誤差が生まれてしまう。
2.別のサイズに調整し、テープをウエハに接着させる時には、挟持ヘッド部品間の距離を調整する必要がある。
3.上記状況において、作業人員が挟持ヘッド部品を正確な一点へと調整しなかったなら、調整の不適当、或いは不正確により、挟持ヘッド部品間の距離に誤差が生じてしまう。
テープ挟持装置は、ガイドレール、2組の挟持ヘッドアセンブリ、ロッキング機構を備える。
2組の挟持ヘッドアセンブリは、ガイドレールのスライドブロック上にそれぞれ固定して設置し、ガイドレールのスライドブロックに従い移動する。
ロッキング機構は、ガイドレール上に設置され、挟持ヘッドアセンブリをロックする。
テープ挟持装置はさらに、少なくとも一対の接触式センサーを備え、各対の接触式センサーは、ガイドレールの中心に沿って対称に設置され、固定部品を経て、ガイドレールのレール上に固定され、しかも接触式センサーの感知頭部は、挟持ヘッドアセンブリに向かい、接触式センサーは、コントローラーに電気的に連接する。
気圧シリンダー一の片側には、第一挟持片を固定して設置する。
気圧シリンダーの伸縮棒上には、第二挟持片を固定して設置する。
第一挟持片と第二挟持片とは、上下にテープを挟む。
気圧シリンダー一は、第一固定ブロックにより、気圧シリンダー二の片側に固定され、気圧シリンダー二は気圧シリンダー一を連動し上下に運動させる。
気圧シリンダー二は、第二固定ブロックを経て、気圧シリンダー三上に固定される。
気圧シリンダー三は、気圧シリンダー二の水平運動を連動し、しかも気圧シリンダー三は、ガイドレールのスライドブロック上に固定される。
図1〜3に示すように、セルフテスト機能を備えるテープ挟持装置5は、ウエハテープ貼付機上に応用するセルフテスト機能を備えるテープ挟持装置5である。
テープ挟持装置5は、テープ8の挟持に用い、その下方に位置する上は搭載に用いる加工品キャリア台2上へと移動し、テープ8でウエハの片面上を覆う。
次に、加工品キャリア台2に向って設置するカッターセット4を利用し、テープ8を切断する。
さらに、ローリング機構3を利用し、テープ8を圧迫し、ウエハ上に堅固に密着させる。
2組の挟持ヘッドアセンブリ51は、ガイドレール50のスライドブロック501上にそれぞれ固定して設置し、ガイドレール50のスライドブロック501に従い移動する。
ロッキング機構52は、ガイドレール50上に設置され、挟持ヘッドアセンブリ51をロックする。
ロッキング機構52は、調節ネジを備え、当該調節ネジは、ガイドレール50のスライドブロック501上に通して設置し、ロック時には、ガイドレール50のレール502を押さえる。
これにより、スライドブロック501のレール502に沿ったスライド移動を禁止する。
これにより、挟持ヘッドアセンブリ51を、レール502のある位置に固定する。
テープ挟持装置5はさらに、一対の第一接触式センサー53a、第二接触式センサー53bを備える。
第一接触式センサー53aと第二接触式センサー53bの感知頭部531は、挟持ヘッドアセンブリ51に向かい、同時に、第一接触式センサー53aと第二接触式センサー53bとは、コントローラー6にそれぞれ電気的に連接する(図5参照)。
接触式センサー53は、腰型孔54aにより、そのガイドレール50のレール502上での位置を微調整することができる。
並びに、腰型孔54a内に挿入して設置するネジにより、レール502上に固定する。
気圧シリンダー一511の片側には、第一挟持片512、第二挟持片513を固定して設置する。
第一挟持片512と第二挟持片513とは、上下にテープを挟む。
挟持ヘッドアセンブリ51はさらに、気圧シリンダー二514、気圧シリンダー三515を備える。
気圧シリンダー一511は、L型を呈する第一固定ブロック516により、気圧シリンダー二514の片側に固定され、気圧シリンダー二514は気圧シリンダー一511を連動し上下に運動させる。
気圧シリンダー二514は、第二固定ブロック517を経て、気圧シリンダー三515上に固定される。
気圧シリンダー三515は、気圧シリンダー二514の水平運動を連動し、しかも気圧シリンダー三515は、ガイドレール50のスライドブロック501上に固定される。
図1に示すように、もしガイドレール50のスライドブロック501と第一接触式センサー53aが接触するなら、ガイドレール50上に固定して設置する挟持ヘッドアセンブリ51は正確な位置にあり、8インチ(inch)のテープの挟持にちょうど適応できることを示している。
第一接触式センサー53a、或いは第二接触式センサー53bはフィードバック信号を、コントローラー6に発信する。
コントローラー6はフィードバック信号を受信後、信号を発信して警報器7に通知する。
警報器7は、警報を発し、機械が以上状態にあることを作業人員に通知する。
さらに、第一接触式センサー53a、或いは第二接触式センサー53bは、一時停止信号をコントローラー6へと発し、コントローラー6は、指令を発し、ウエハテープ貼付機が作動を停止するようコントロールし、ウエハが損傷しないよう回避することができる。
実際の作業の必要に基づき、機械が多種のサイズの作業を行う必要がある場合には、接触式センサーを増やし、挟持ヘッドアセンブリの具体的な作業サイズにおける作動位置を調整することができる。
1.図1に示すテープ挟持装置5を正確な位置(すなわち、ガイドレール50のスライドブロック501の一端が第一接触式センサー53a、或いは第二接触式センサー53bに接触する位置)に位置させる。この時、機械は正常に作動し、気圧シリンダー一511の伸縮棒は下方へと伸び、第二挟持片513を連動して下方へと移動させ、第一挟持片512と離れさせる。
2.気圧シリンダー三515は気圧シリンダー二514を連動し、水平方向に沿って、外側へとわずかに移動させる。これにより気圧シリンダー一511及び挟持片を連動し、外側へと移動させる。これにより、2組の挟持片の間の空間は大きくなり、テープを入れ易くなる。
3.テープを第一挟持片512と第二挟持片513との間に入れる。設置が完了後、気圧シリンダー三515は、気圧シリンダー二514により、気圧シリンダー一511及び挟持片を連動し、水平方向に沿って、内側へとわずかに移動させる。この時、2組の挟持片の間の距離は、テープのサイズにちょうど適応する。続いて、気圧シリンダー一511の伸縮棒は上方へと移動し、第一挟持片512と第二挟持片513は、テープ8を挟持する。
4.気圧シリンダー二514は、気圧シリンダー一511を連動し下方へと運動させる。これにより、挟持片を連動し、加工品キャリア台2の上方へと移動させ、テープ8を加工品キャリア台2上に位置する製品(ウエハ)上に貼り付けさせる。
2加工品キャリア台
3ローリング機構
4カッターセット
5テープ挟持装置
50ガイドレール
501スライドブロック
502レール
51挟持ヘッドアセンブリ
511気圧シリンダー一
512第一挟持片
513第二挟持片
514気圧シリンダー二
515気圧シリンダー三
516第一固定ブロック
517第二固定ブロック
52ロッキング機構
53a第一接触式センサー
53b第二接触式センサー
531感知頭部
54固定部品
54a腰型孔
6コントローラー
7警報器
8テープ
Claims (5)
- セルフテスト機能を備えるテープ挟持装置は、ウエハテープ貼付機上に応用するセルフテスト機能を備えるテープ挟持装置であって、
前記ウエハテープ貼付機は、機械本体、及び前記機械本体上にそれぞれ設置する加工品キャリア台、ローリング機構、カッターセット、テープ挟持装置を備え、
前記テープ挟持装置は、ガイドレール、2組の挟持ヘッドアセンブリ、ロッキング機構を備え、前記2組の挟持ヘッドアセンブリは、前記ガイドレールのスライドブロック上にそれぞれ固定して設置し、前記ガイドレールのスライドブロックに従い移動し、前記ロッキング機構は、前記ガイドレール上に設置され、前記挟持ヘッドアセンブリをロックし、 前記テープ挟持装置はさらに、少なくとも一対の接触式センサーを備え、前記各対の接触式センサーは、前記ガイドレールの中心に沿って対称に設置され、固定部品を経て、前記ガイドレールのレール上に固定され、しかも前記接触式センサーの感知頭部は、前記挟持ヘッドアセンブリに向かい、前記接触式センサーは、コントローラーに電気的に連接することを特徴とするセルフテスト機能を備えるテープ挟持装置。 - 前記固定部品上には、腰型孔を設置し、
前記接触式センサーは、前記腰型孔により、その、ガイドレールのレール上での位置を微調整され、前記腰型孔内に挿入して設置するネジにより、前記ガイドレールのレール上に固定されることを特徴とする請求項1に記載のセルフテスト機能を備えるテープ挟持装置。 - 前記挟持ヘッドアセンブリは、気圧シリンダー一を備え、
前記気圧シリンダー一の片側には、第一挟持片を固定して設置し、
前記気圧シリンダーの伸縮棒上には、第二挟持片を固定して設置し、
前記第一挟持片と前記第二挟持片とは、上下にテープを挟むことを特徴とする請求項1に記載のセルフテスト機能を備えるテープ挟持装置。 - 前記挟持ヘッドアセンブリはさらに、気圧シリンダー二、気圧シリンダー三を備え、
前記気圧シリンダー一は、第一固定ブロックにより、前記気圧シリンダー二の片側に固定され、前記気圧シリンダー二は前記気圧シリンダー一を連動し上下に運動させ、
前記気圧シリンダー二は、第二固定ブロックを経て、前記気圧シリンダー三上に固定され、
前記気圧シリンダー三は、前記気圧シリンダー二の水平運動を連動し、しかも前記気圧シリンダー三は、前記ガイドレールのスライドブロック上に固定されることを特徴とする請求項3に記載のセルフテスト機能を備えるテープ挟持装置。 - 前記ロッキング機構は、調節ネジを備え、
前記調節ネジは、前記ガイドレールのスライドブロック上に通して設置し、
そのネジヤマ部は、ロック時には、前記ガイドレールのレールを押さえることを特徴とする請求項1に記載のセルフテスト機能を備えるテープ挟持装置。
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