JP3193869B2 - 低硫黄濃度の高炉徐冷スラグおよびその製造方法 - Google Patents

低硫黄濃度の高炉徐冷スラグおよびその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガラス繊維原料、
板硝子原料、オートクレーブ処理建材(けい酸カルシウ
ム系建材)原料等の代替品として使用される低硫黄濃度
の高炉徐冷スラグ及びその製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】高炉水砕スラグおよび高炉徐冷スラグ
は、SiO2、Al23 等を含有することから、ガラス
繊維原料又は板硝子原料であるろう石クレーの代替、ゾ
ノトライト系又はトバモライト系建材の原料であるケイ
石の代替など、多くの分野で従来使用されてきた鉱物等
の代替品として適している。
【0003】特開昭53−72035号公報には、高炉
スラグ中の硫化物あるいはSを空気等により酸化してチ
オ硫酸塩等の硫黄酸化物塩とし、これが容易に水に溶け
ることを利用してスラグ中のSを除去する方法が開示さ
れている。特開昭53−22523号公報には、150
0℃前後の溶融高炉スラグに水蒸気を吹き込むことによ
り、SをSO2 及びH2 Sとして反応、除去する方法が
開示されている。
【0004】また特開昭53−19337号公報には、
高炉スラグを凝固させて得た塊状スラグを熱水または水
蒸気と接触させることによりスラグ中のSを溶出させる
方法が開示されている。しかしながら上記方法はいずれ
も高炉スラグを路盤材として利用するものであって、S
とりわけ還元性Sの含有量は本発明が目標とする0.1
wt%以下に比べて大きい。例えば高炉徐冷スラグを3
カ月以上大気中の酸素等と反応させたとしても、スラグ
に含まれるSおよびS2-の30%程度しかSO4 2- とし
て安定化することが出来ない。また、特開昭53−72
035号公報の実施例では、Sの含有量の目安である吸
光度が70%減少するのに10日かかっており、この減
少が飽和するのには30日を要する。特開昭53−22
523号公報に開示された方法では5分間で20.9%
の脱硫率が得られると記載されているが、溶融スラグ中
に水蒸気を吹き込むための装置は大がかりであり、危険
をともない工業的には不適当である。また特開昭53−
19337号公報には90℃の熱水で処理した場合が例
示されているが、処理水中のSO4 2- 分析値が350p
pmとあるだけである。すなわち上記処理によって、路
盤材として使用可能程度にSが低減されることは開示さ
れているが、これら処理によって実際にどの程度スラグ
中のSならびに還元性Sの含有量が低減されているかに
ついては記載されておらず、これら従来技術によって
は、工業的に全Sを0.5wt%以下、かつ還元性Sを
0.1wt%以下とすることは実質的には困難であっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ガラス繊維を製造する
際、高炉徐冷スラグは還元性S(S0 およびS2-)を含
有することから、これが重金属と結合して糸切れの原因
になる。また、ガラス繊維又は板硝子製造の際、全S濃
度が高いと、溶解中に浴の中で気泡が発生することか
ら、溶解伝熱が低下する。さらに全S濃度が高いとオー
トクレーブ処理が必要な建材の場合、オートクレーブ処
理の際、スラグからH2 SおよびSOxが発生し、異臭
の原因となり、またオートクレーブ内部の腐食の原因と
なる。このように、スラグを有効利用する上で、実用化
にあたっての障害となる場合が多く、ガラス繊維原料、
板硝子原料、オートクレーブ処理建材原料としてほとん
ど使用されていない。
【0006】本発明は、ガラス繊維原料又は板硝子原料
であるろう石クレーの代替品、ゾノトライト系又はトバ
モライト系建材の原料であるケイ石の代替品として使用
することができる、低硫黄濃度の高炉徐冷スラグおよび
その製造方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ためには, (1)ガラス繊維製造の際の糸切れの原因となる還元性
S(S0 +S2-)の濃度が低く、 (2)ガラス繊維又は板硝子製造の際の気泡発生の原因
およびオートクレーブ処理建材製造の際のH2+Sおよび
SOx発生の原因となる全S濃度が低いスラグを原料と
して使用することである。S0 とは単体硫黄(遊離硫
黄)のことであり、S2-とはCaS、K2 S、MnS等
のSが2価の硫化物のことである。本発明は上記問題点
を解決するためになされたもので、ガラス繊維原料、板
硝子原料、又はオートクレーブ処理建材原料として用い
る高炉徐冷スラグにおいて、還元性S≦0.1wt%、
かつ全S≦0.5wt%であることを特徴とする低硫黄
濃度の高炉徐冷スラグを提供する。
【0008】S0 +,S2-,全S濃度を減少させる方法と
して次の方法が知られている。 (a)自然エージング処理方法 この方法は「鉄鋼スラグの性質と利用」、P104−1
17、社団法人 日本鉄鋼協会発行(1982)に示さ
れているように、高炉徐冷スラグを破砕・粒度調整後、
山積みし、大気中の酸素等と反応させることによりS0
およびS2-、をSO4 2- として安定化する方法である。 (b)熱水または水蒸気と接触させる方法 この方法は特開昭53−19337号公報に示されてい
るように、溶融高炉スラグを凝固させて得た塊状スラグ
を熱水または水蒸気と接触させることによりスラグ中の
易溶出性成分を溶出させる方法である。
【0009】しかし、自然エージング処理方法におい
て、高炉徐冷スラグを3ケ月以上大気中の酸素等と反応
させたとしても、S0 およびS2-の30wt%程度しか
SO4 2 - + として安定化することができず、また、全S
濃度がほとんど低下しないことから、ガラス繊維原料、
板硝子原料、オートクレーブ処理建材原料として使用し
た場合、上述した問題を生じる。
【0010】熱水または水蒸気と接触させる方法では、
高炉徐冷スラグを路盤材として使用する際に問題となる
黄水の発生は防止できるが、S0 、S2-、全S濃度には
言及しておらず、ガラス繊維原料、板硝子原料、オート
クレーブ処理建材原料として使用できるかは不明であ
る。本発明は、上記事情に鑑み、還元性S(S0
2-)の濃度が0.1wt%以下、かつ全S濃度が0.
5wt%以下である低硫黄濃度の高炉徐冷スラグおよび
その製造方法を提供するものである。
【0011】本願発明は以下の技術思想によりなされ
た。すなわち、先行技術に開示されるようにスラグ表面
近傍に含まれるSは水と接触して可溶性Sイオンとなり
溶出する。しかしながらスラグ内部のSはスラグが多孔
性であったとしても個々のスラグ粒内における水の流通
が不十分なため溶出されにくく、残存S量は大きい。水
蒸気処理の場合は水蒸気がスラグと接触して凝結水とな
り、この凝結水中にSが溶出、処理されていくことから
結果的には上記熱水と同様である。
【0012】本発明者らは上記従来技術を踏まえた上
で、スラグ内部のSをも効果的に、かつ工業的規模にお
いて容易に除去する手段を種々検討した結果、Sをイオ
ンとして水に溶出させるだけでなく、H2 SあるいはS
Oxなどのガスとして揮発、除去させることができるこ
とに想到し、本発明をなしたものである。すなわち、水
とは異なりガスは粘性が特段に小さいので、ガス流さえ
与えてやればスラグ粒内の気孔から容易に外部へ流出す
ることができ、従来よりも残存Sを大幅に低減すること
ができるのである。ここで水蒸気を15〜50体積%含
む気体を用いるのは、水蒸気が15体積%未満ではSと
反応させるH2 O量が不十分となり、効果的にSを除去
できないためであり、水蒸気が50体積%より多いと水
蒸気が凝結してスラグ粒内の気孔に滞留し、前述した理
由により、効果的にSを除去できないからである。
【0013】水蒸気を含む気体の温度を70℃以上とし
たのは、70℃未満では実験的にSの除去効果が見られ
なかったためである。このような気体の流速を0.03
m/min〜30m/minに規定したのは以下の理由
による。すなわち、流速が0.03m/min未満では
SとH2 Oとの反応により生じたH2 SあるいはSOx
などのガス体がスラグ粒の気孔から気体とともに抜け出
すことができないからであり、流速が30m/minを
超えて流速を大きくしてもその効果は増加せず、設備的
にもコスト的にも不利であるという理由によるものであ
る。
【0014】スラグの粒度を25mm以下としたのは、
25mmより大きいとスラグ内部の脱硫が進みにくく、
また操業上、ハンドリングしにくいためである。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明に係わる高炉徐冷スラグ
は、還元性S(S0 +S2-)の濃度が0.1wt%以
下、かつ全S濃度が0.5wt%以下であることを特徴
とする。高炉スラグは水砕スラグと徐冷スラグに大別さ
れる。本発明では対象を徐冷スラグとする。この理由は
種々の実験の結果、水砕スラグはガラス化しているため
に脱硫しにくいことがわかったためである。
【0016】本発明に係わる高炉徐冷スラグは、通常の
とおり、スラグ畑等に排滓されて冷却、固化したスラグ
を基にしている。通常の高炉徐冷スラグは、還元性S
(S0+S2-)を約0.3wt%,全Sを約1wt%含
むが、本発明に係わる低硫黄濃度の高炉徐冷スラグはこ
のスラグを脱硫処理したものである。このスラグをガラ
ス繊維の原料として用いる場合、還元性S(S0
2-)の濃度を0.1wt%以下とした理由は、高炉徐
冷スラグをガラス繊維原料であるろう石クレーの代替と
して最大量使用しても糸切れの問題を生じないためであ
る。好ましくはS0 +S2-濃度を0.05wt%以下の
スラグをガラス繊維原料として用いるのがよい。
【0017】S0 +S2-は高炉徐冷スラグだけでなく他
の原料にも含まれることがあり、高炉徐冷スラグ中のS
0 +S2-濃度がより低ければ、他原料の選択の幅が広が
るので好ましい。なお、ガラス繊維原料中に占める高炉
徐冷スラグの最大配合率は、ガラス繊維で規定されてい
る化学組成により決まり、約40wt%である。全S濃
度を0.5wt%以下とした理由は、高炉徐冷スラグを
オートクレーブ処理建材原料であるケイ石の代替として
最大量置換した場合でも、高炉徐冷スラグから発生する
2 SおよびSOxによるオートクレーブ内部の腐食を
生じないためである。なお、オートクレーブ処理建材原
料中に占める高炉徐冷スラグの最大配合率は、ゾノトラ
イト、トバモライト等の鉱物の組成により決まり、トバ
モライトの場合、約50wt%である。
【0018】本発明に係わる低硫黄濃度の高炉徐冷スラ
グの製造方法によれば、高炉徐冷スラグと温度70℃以
上の水蒸気を含有するガスを接触させることにより、S
0 +S2-濃度を0.1wt%以下、かつ全S濃度を0.
5wt%以下とすることができる。温度70℃以上とし
た理由は、70℃未満では脱硫効果がほとんどないため
である。
【0019】水蒸気を含有するガスを用いる理由は、水
蒸気が共存することにより、スラグ中の硫黄分がH2
S、SOxとして除去されるからである。図1に、全S
が1.0wt%の高炉徐冷スラグを空気雰囲気で大気圧
中において1時間処理した時の熱処理温度と全Sとの関
係を示した。水蒸気が共存しない場合、図1に示すよう
に、1000℃より高温の雰囲気にしないと脱硫せず、
水蒸気が存在することにより低温での脱硫が可能にな
る。本発明において、使用するガスの種類は限定されな
い。空気、窒素等のガスはもちろんボイラー排ガス、加
熱炉排ガス等を使用することができる。また、雰囲気の
全圧は限定されないが、高圧雰囲気ほど短時間で脱硫が
可能である。
【0020】
【実施例】次に、本発明の実施例を説明する。表1は本
実施例の実験に供した高炉徐冷スラグの化学組成であ
る。実験に供した高炉徐冷スラグはS0 +S2-を0.3
1wt%、全Sを1.03wt%含む。この高炉徐冷ス
ラグを表2に示す雰囲気下にさらすことにより、脱硫処
理を施した。この結果を表2に示す。比較例1−1に示
すように、温度が70℃よりも低い場合、ほとんど脱硫
しない。また、比較例1−2,1−3に示すように70
℃以上の場合でも、水蒸気が存在しないと十分に脱硫し
ない。さらに、比較例1−4に示すように水蒸気が多す
ぎる場合は、脱硫しにくく、比較例1−5に示すように
流速が低い場合でも脱硫しにくい。比較例1−6に示す
ように粒度が25mmより大きい場合でも脱硫しにく
い。一方、実施例1−1〜1−8に示すように粒度25
mm以下、流速0.03m/min以上、温度70℃以
上で水蒸気が15〜50体積%共存する雰囲気とするこ
とにより、S0 +S2-濃度を0.1wt%以下、かつ全
S濃度を0.5wt%以下とすることができる。
【0021】表3は種々のS0 +S2-濃度、全S濃度の
高炉徐冷スラグをガラス繊維原料、オートクレーブ処理
建材原料として使用して、ガラス原料溶解中の気泡の発
生、ガラス繊維の糸切れ、およびオートクレーブ内部の
腐食性を調査した結果を示すものである。実施例2−
1,2−2に示したように、S0 +S2-濃度が0.1w
t%以下、かつ全Sが0.5wt%以下のスラグを原料
として使用することにより、ガラス繊維原料中の高炉徐
冷スラグの配合率を最大である40wt%にしても、溶
解中の気泡の発生および糸切れを生じることがなく、ま
たオートクレーブ処理建材原料中の高炉徐冷スラグの配
合率を50wt%にしても、オートクレーブ内部の腐食
を生じることがない。
【0022】
【表1】
【0023】
【表2】
【0024】
【表3】
【0025】
【発明の効果】高炉徐冷スラグ中の硫黄の形態であるS
0 +S2-濃度を0.1wt%以下、かつ全S濃度を0.
5wt%以下とすることにより、ガラス繊維製造の際、
溶解時の気泡の発生および糸切れを生じることがなく、
また、オートクレーブ処理建材製造の際、オートクレー
ブ内部の腐食を生じることがない。したがって、高炉徐
冷スラグをガラス繊維原料に、また、オートクレーブ処
理建材原料として大量に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】熱処理温度と全Sとの関係を示すグラフであ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 熊谷 正人 千葉県千葉市中央区川崎町1番地 川崎 製鉄株式会社 技術研究所内 (72)発明者 上田 典弘 東京都港区芝公園2丁目4番1号 川鉄 鉱業株式会社 内 (72)発明者 鈴木 喜夫 千葉市中央区新浜町1番地 川鉄鉱業株 式会社 技術研究所内 (56)参考文献 特開 昭53−19337(JP,A) 特開 昭53−19336(JP,A) 特開 昭52−105576(JP,A) 特開 昭53−72035(JP,A) 特開 平8−295526(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C03B 1/00 C03B 37/00 C04B 5/00 - 5/06 C04B 18/00 C21B 3/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス繊維原料、板硝子原料、又はオー
    トクレーブ処理建材原料として用いる高炉徐冷スラグに
    おいて、還元性S≦0.1wt%、かつ全S≦0.5w
    t%であることを特徴とする低硫黄濃度の高炉徐冷スラ
    グ。
  2. 【請求項2】 粒径25mm以下に粒度調整した高炉徐
    冷スラグに、水蒸気を15〜50体積%含む70℃以上
    の気体を流速0.03m/min〜30m/minで接
    触させることを特徴とする低硫黄濃度の高炉徐冷スラグ
    の製造方法。
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