JP3193027U - 工事現場用マット - Google Patents

工事現場用マット Download PDF

Info

Publication number
JP3193027U
JP3193027U JP2014003487U JP2014003487U JP3193027U JP 3193027 U JP3193027 U JP 3193027U JP 2014003487 U JP2014003487 U JP 2014003487U JP 2014003487 U JP2014003487 U JP 2014003487U JP 3193027 U JP3193027 U JP 3193027U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mat
edge
construction site
height
pleat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2014003487U
Other languages
English (en)
Inventor
宜明 原田
宜明 原田
幸夫 高渕
幸夫 高渕
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HIKARI
Original Assignee
HIKARI
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by HIKARI filed Critical HIKARI
Priority to JP2014003487U priority Critical patent/JP3193027U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3193027U publication Critical patent/JP3193027U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Road Paving Structures (AREA)

Abstract

【課題】良好な水はけ効果を維持するとともに、マット縁部に亀裂が生じることを防止することができ、ひいては長期に亘って滑り止め効果を奏する工事現場用マットを提供する。【解決手段】マット1は、工事現場の地面や床に敷かれる工事現場用マットであって、マット1表面に複数の線条溝2が並んで設けられ、線条溝2は、マット縁部11で開口するように形成され、マット縁部11にひだ4が設けられ、ひだ4は、線条溝2の並ぶ方向に延びるとともに、高さが線条溝2の底部の高さ以下に形成されている。【選択図】図1

Description

本考案は、工事現場の地面や床に滑り止めのため敷かれる工事現場用マットに関するものである。
従来から、工事現場では、建設資材や建設機械の間を作業員や一般歩行者、作業員の押す手押し台車等の各種車両が往来する。このような工事現場では、作業員が足を滑らし転倒すると大事故に繋がる。特に雨天時において、雨水で地面や床が滑り易くなるため、このような転倒の虞が大きかった。
そこで、このように作業員や一般歩行者が足を滑らし転倒することを防止するため、工事現場の地面や床には、滑り止めのためのマットが敷かれることが多い。このマットとして、特許文献1に示すものが提案されていた。このマットは、表面に複数の線条溝が並んで設けられ、前記線条溝がマット縁部で開口したゴム製のマットである。このマットは、線条溝がマット縁部で開口しているため、線条溝に溜る雨水や工事で散布される水(以下、雨水等という。)をマット縁部から外部に流出させることにより良好な水はけ効果を得ることができる。
特開2009−131350号公報
しかしながら、上述のようなマットは、線条溝がマット縁部で開口しているため、マット縁部が線条溝の部分において薄い状態となる。このことからマットの表面に荷重が加わると、応力が線条溝に集中することとなる。このため、繰り返し荷重が加わると、マット縁部における線条溝の部分から亀裂が生じて、そのまま線条溝に沿って裂けていき、マット全体として破損するという問題があった。
もとより、マット全体を厚くすることによりマット縁部に亀裂が生じることは防止できるが、それだと、マットの重量が大幅に増加するため、運搬や展開・収納が困難になるという問題があった。
本考案は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、良好な水はけ効果を維持するとともに、マット縁部に亀裂が生じることを防止することができ、ひいては長期に亘って滑り止め効果を奏するゴムマットを提供することを目的とする。
本考案は、上記目的を達成するために、工事現場の地面や床に敷かれる工事現場用マットであって、マット表面に複数の線条溝が並んで設けられ、該線条溝は、マット縁部で開口するように形成され、マット縁部にひだが設けられ、該ひだは、前記線条溝の並ぶ方向に延びるとともに、高さが前記線条溝の底部の高さ以下に形成されていることを特徴とする。
これによれば、線条溝がマット縁部で開口しているため、線条溝に溜る雨水等をマット縁部から外部に流出させることができる。また、マット縁部に線条溝の並ぶ方向に延びるひだが設けられているため、マットの表面に荷重が加わると、応力がマット縁部の線条溝の部分に集中することなくマット縁部全体に分散するため、マット縁部に亀裂が生じることを防止することができる。さらにひだの高さが線条溝の底部の高さ以下に形成されているため、線条溝に溜った雨水等をマット縁部からスムーズに流出させることができ、良好な水はけ効果を発揮する。
また、前記ひだは、内側端部から外側端部に向かうに従って傾斜したテーパ状に形成されているのが好ましい。特にひだのテーパ角は35°〜38°に設けられるのが好ましい。これによれば、線条溝に溜った雨水等をマット縁部からよりスムーズに流出させることができ、一層良好な水はけ効果を発揮することが可能となる。また、地面や床とマットとの段差が小さくなるため、作業員や一般歩行者がマット縁部につまずいて、マットが捲れることを防止することができる。
また、前記ひだは、外側端部の高さが0.5〜1.5mmに形成されているのが好ましい。これによれば、ひだは外側端部に亀裂が生じることを防止するのに十分な高さを確保することができるととともに、作業員や一般歩行者によるマットの捲れを防止することができる。
また、前記ひだは、内側端部の高さが3mm〜5mmに設けられるのが好ましい。これによれば、ひだは、内側端部の高さが3mm以上であるため、マット縁部に十分な強度を付与することができる。また、ひだは、内側端部の高さが5mm以下であるため、マットを軽量に維持することができる。
また、前記ひだは、表面に企業ロゴが凹凸により形成されているのが好ましい。これによれば、作業員や一般歩行者がロゴを視認し得るため、商品の広告効果を奏することができる。
本考案によれば、線条溝がマット縁部で開口しているため、線条溝に溜る雨水等をマット縁部から外部に流出させることができる。また、マット縁部に線条溝の並ぶ方向に延びるひだが設けられているため、マットの表面に荷重が加わると、応力がマット縁部の線条溝の部分に集中することなくマット縁部全体に分散するため、マット縁部に亀裂が生じることを防止することができる。さらに、ひだの高さが線条溝の底部の高さ以下に形成されているため、線条溝に溜った雨水等をマット縁部からスムーズに流出させることができ、良好な水はけ効果を発揮する。しかも、マット縁部にひだを設けるだけでよいため、マットを軽量に維持でき、マットの運搬、敷設および収納に支障が生じることがない。よって、工事現場において作業員や一般歩行者が安全にマット上を通過することができるとともに、荷重が繰り返して加わってもマットが破損することを軽減することができるため、長期に亘って滑り止め効果を奏することが可能となる。
工事現場用マットの斜視図である。 工事現場用マットの平面図である。 工事現場用マットの正面図である。 図3の部分拡大図である。 工事現場用マットの右側面図である。
次に、本考案に係る工事現場用マット(以下、本マット1という)の実施形態について図1〜図5を参照しつつ説明する。なお、以下、図1のX軸方向を幅方向、Y軸方向を奥行方向、Z軸方向を高さ方向として説明する。
本マット1は、工事現場の地面や床に滑り止めのため敷かれる滑り止めマットである。本マット1は、図1に示すように、幅方向の長さが1000mm、奥行方向の長さが10000mm、高さ方向の長さが4.5mm矩形の板状に形成されている。なお、この本マット1は、スチレンブタジエンゴムにより形成されており、焼却処理された場合であっても、ダイオキシンが生じる虞がない。
また、本マット1は、表面に複数の線条溝2が奥行方向に沿って平行に並んで設けられている。この線条溝2は、図4に示すように、幅方向に直線的に延びる溝であり、マット縁部11で開口している。具体的には、線条溝2は、奥行方向の前側に位置する前面部21と、奥行方向の後側に位置する後面部22と、該前面部21と後面部22の間に位置する底面部23とからなる断面コ字状に形成されている。このため、線条溝2に溜った雨水等は、線条溝2に沿って両側のマット縁部11まで流れていき、そのままマット縁部11から後述のひだ4に流出することができる。なお、本実施形態では、線条溝2は、前面部21および後面部22の高さが0.5mm、底面部の奥行方向の長さが2mmに形成されている。
また、隣り合う線条溝2の間には、線条溝2の奥行方向の前側に位置する前面部21と、線条溝の奥行方向の後側に位置する後面部22とにより凸条3が構成される。この凸条3の断面形状がアルファベット「B」の文字の形状に類似することから、一般に「B山」と呼ばれている。このため、マット1は、この凸条3が作業員や一般歩行者の歩行方向に対して直角に延びるように敷かれると、作業員や一般歩行者の靴底を凸条3により係止し、滑り止め効果を発揮することができる。
なお、前記凸条3は、凸条3の幅方向の両側端部34が内側に5度傾斜している。
また、本マット1は、幅方向の両側に位置するマット縁部11にひだ4が設けられている。このひだ4は、線条溝2の並ぶ方向(本マット1の奥行方向)に延びている。具体的には、ひだ4は、マット縁部11において奥行方向の一方端から他方端に亘って延びるように連続して設けられている。このため、マット1の表面に荷重が加わると、応力がマット縁部11の線条溝2の部分に集中することなくマット縁部11全体に分散するため、マット縁部11に亀裂が生じることを防止することができる。よって、工事現場において荷重が繰り返して加わってもマット1が破損することを軽減することができる。なお、本実施形態では、ひだ4は、奥行き方向の長さが4mmに形成されている。
また、前記ひだ4は、高さが線条溝2の底面部23の高さ以下に形成される。本実施形態ではひだ4は、高さが線条溝2の底面部23の高さと同一となるように形成されている。このため、線条溝2に溜った雨水等をマット縁部11からスムーズに流出させることができ、良好な水はけ効果を発揮する。
また、前記ひだ4は、幅方向の外側端部41の高さH1が0.5〜1.5mmに形成されている。このため、ひだ4は外側端部41に亀裂が生じることを防止するのに十分な高さを確保することができるととともに、作業員や一般歩行者によるマット1の捲れを防止することができる。
また、前記ひだ4は、幅方向の内側端部42の高さH2が、好ましくは3mm〜5mmに形成される。本実施形態では、内側端部42の高さH2が4mmに形成されている。これにより、ひだ4は、内側端部42の高さH2が3mm以上であるため、マット1に十分な強度を付与することができる。また、ひだ4は、内側端部42の高さH2が5mm以下であるため、マット1の重量を抑制することができる。
また、前記ひだ4は、図5に示すように、内側端部42から外側端部41に向かうに従って傾斜したテーパ状に形成され、そのテーパ角が好ましくは35°〜38°に形成される。このため、線条溝2から流出した雨水等は、マット縁部11からひだ4のテーパ状の表面43に沿ってスムーズに本マット1外に流出することができ、一層良好な水はけ効果を発揮することが可能となる。また、地面や床とマット1との段差が小さくなるため、作業員や一般歩行者がマット縁部11につまずいて、マット1が捲れることを防止することができる。
また、前記ひだ4は、図4に示すように、表面43に製造元や販売元等の企業ロゴ5が凹凸により形成されている。このため、作業員や一般歩行者が企業ロゴ5を視認し得るため、商品の広告効果を奏することができる。
次に、本マット1の使用方法について説明する。
まず、作業員は、本マット1を工事現場に運搬して所定の箇所に敷設する。このとき、作業員は、凸条3の延びる方向(本マット1の幅方向)が作業員や一般歩行者の歩行方向に対して直角となるようにマット1を敷設する。これにより、作業員や一般歩行者は、歩行の際に靴底が凸条3により直角に係止され、滑り止め効果を得ることができる。また、マット1は軽量に維持されているため、運搬や敷設の取扱いが容易である。
次に、雨が降ったり、あるいは作業員が水を撒くなどすると、本マット1の線条溝2に雨水等が溜る。この場合、マット縁部11における線条溝2に溜った雨水等は、線条溝2に沿って両側のマット縁部11まで流れていき、そのままマット縁部11から高さの低いひだ4に流出したあと、ひだ4のテーパ状の表面43に沿ってスムーズに本マット1外に流出する。而して、本マット1は、線条溝2に溜った雨水等をマット縁部11からスムーズに流出させることができ、良好な水はけ効果を発揮する。よって、工事現場において作業員や一般歩行者が安全にマット1上を通過することができる。
また、マット縁部11に線条溝2の並ぶ方向に延びるひだ4が設けられているため、マット1の表面に荷重が加わると、応力がマット縁部11の線条溝2の部分に集中することなくマット縁部11全体に分散するため、マット縁部11に亀裂が生じることを防止することができ、長期に亘って滑り止め効果を奏することが可能となる。
使用後においては、作業員は、本マット1を奥行方向にロール状に巻いて収納する。このときも、マット1は軽量に維持されているため、収容の取扱いが容易である。
なお、上記実施形態では、本マット1は、スチレンブタジエンゴムにより形成したが、その他の樹脂により形成されてもよい。また、本マット1は、高さ方向に積層された複数の層で構成されていてもよい。
また、線条溝2は、断面コ字状に形成したが、その他の形状に形成してもよい。
また、線条溝2は、幅方向に直線的に伸びるとしたが、奥行き方向に波打って幅方向に伸びていてもよい。
また、凸条3は、断面がコの字状のいわゆるB山に形成したが、断面が逆V字状のいわゆるA山に形成してもよいし、あるいはB山やA山以外の形状に形成してもよい。
また、ひだ4は、内側端部42から外側端部41に向かうに従って傾斜したテーパ状に形成したが、ひだ4は一定の高さに形成されていてもよい。
また、企業ロゴ5は、凹凸により形成されているとしたが、印刷等により形成されていてもよい。
以上、図面を参照して本考案の実施形態を説明したが、本考案は、図示した実施形態のものに限定されない。図示された実施形態に対して、本考案と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
1… 本マット
11…マット縁部
2…線条溝
23…底部(底面部)
3…凸条
4…ひだ
41…外側端部
42…内側端部
5…企業ロゴ

Claims (6)

  1. 工事現場の地面や床に敷かれる工事現場用マットであって、
    マット表面に複数の線条溝が並んで設けられ、該線条溝は、マット縁部で開口するように形成され、
    マット縁部にひだが設けられ、該ひだは、前記線条溝の並ぶ方向に延びるとともに、高さが前記線条溝の底部の高さ以下に形成されていることを特徴とする工事現場用マット。
  2. 前記ひだは、内側端部から外側端部に向かうに従って傾斜したテーパ状に形成されている請求項1に記載の工事現場用マット。
  3. 前記ひだは、テーパ角が35°〜38°に形成されている請求項2に記載の工事現場用マット。
  4. 前記ひだは、外側端部の高さが0.5〜1.5mmに形成されている請求項1から請求項3のいずれかに記載の工事現場用マット。
  5. 前記ひだは、内側端部の高さが3mm〜5mmに形成されている請求項1から請求項4のいずれかに記載の工事現場用マット。
  6. 前記ひだは、表面に企業ロゴが凹凸により形成されている請求項1から請求項5のいずれかに記載の工事現場用マット。
JP2014003487U 2014-07-02 2014-07-02 工事現場用マット Expired - Fee Related JP3193027U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014003487U JP3193027U (ja) 2014-07-02 2014-07-02 工事現場用マット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014003487U JP3193027U (ja) 2014-07-02 2014-07-02 工事現場用マット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3193027U true JP3193027U (ja) 2014-09-11

Family

ID=78223524

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014003487U Expired - Fee Related JP3193027U (ja) 2014-07-02 2014-07-02 工事現場用マット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3193027U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
USD745843S1 (en) Rain and weather protection system for bicycles
KR101375825B1 (ko) 도로 교량의 조인트
KR102434171B1 (ko) 그레이팅 커버의 결합 구조
JP3193027U (ja) 工事現場用マット
JP6319957B2 (ja) マンホール用調整リング
JP5467662B2 (ja) 屋根用除雪具
JP2014132144A (ja) グレーチング
KR101271603B1 (ko) 건축용 배수로 덮개 구조
US20140270943A1 (en) Manhole and sewer basin cover
KR101341349B1 (ko) 스틸 그레이팅
KR101365250B1 (ko) 스틸그레이팅
KR20170001846U (ko) 미끄럼 방지형 그레이팅
FR3077324B1 (fr) Coffre pour une menuiserie destinee a equiper une baie de batiment, avec joues laterales
US20080235885A1 (en) Support platform
GB2489797A (en) A Gully Grating and a Method of Providing a Drainage Point
KR101492577B1 (ko) 배수로 복개를 위한 덮개
DE102004023830A1 (de) Schutzrippe
KR20110007013U (ko) 배수용 그레이팅
KR101643343B1 (ko) 도로 포장용 블럭 및 이를 이용한 블럭 설치방법
JP3195559U (ja) 側溝用蓋
DE202009006031U1 (de) Regenrinne
KR20160003162U (ko) 도난방지 구조를 갖는 그레이팅
KR200481875Y1 (ko) 주행받침판
CN204691065U (zh) 一种h型钢组件
KR200464566Y1 (ko) 하중 보강용 그레이팅

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3193027

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees