JP3192454B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP3192454B2
JP3192454B2 JP33829391A JP33829391A JP3192454B2 JP 3192454 B2 JP3192454 B2 JP 3192454B2 JP 33829391 A JP33829391 A JP 33829391A JP 33829391 A JP33829391 A JP 33829391A JP 3192454 B2 JP3192454 B2 JP 3192454B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
input
image
area
data
point
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP33829391A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05176157A (ja
Inventor
田 み ど り 相
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP33829391A priority Critical patent/JP3192454B2/ja
Publication of JPH05176157A publication Critical patent/JPH05176157A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3192454B2 publication Critical patent/JP3192454B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Image Input (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像形成装置に関し、
特に複数の編集画像入力モードを有する画像形成装置に
関する。
【0002】
【従来技術】一般に画像形成装置においては、原稿の画
像を画像入力装置により読取り、電気的な画像信号に変
換し、変換した画像信号に対して種々の画像処理を施し
た後、レーザプリンタ等の画像出力装置を介して画像と
して出力する。このような画像形成装置においては、付
加機能として、原稿画像の一部を領域指定し、この指定
領域に対して他の領域と異なる処理を行なう編集処理機
能を有している。例えば、複写機では指定領域内の画像
に対してのみ削除,抽出,色変換,網かけ等の編集処理
を施すことが可能である。
【0003】編集機能を有する装置(複写機)において
は、編集すべき領域を指定する必要があり、通常、ディ
ジタイザ等2次元入力装置(面入力装置)を用いて原稿
上の座標を入力すると、入力した複数の座標点が形成す
る閉領域(多角形あるいは任意の形状の領域)を指定領
域とする。指定領域データ(指定領域内のアドレスデー
タ)はビットマップメモリ等の記憶装置に記憶され、複
写動作時に原稿の画像を読取りながらこれに同期して前
記記憶装置の内容を読取り、指定されたアドレスになる
と画像データに対して加工処理を行なうことで、指定領
域の画像データにのみ編集処理を実施する。
【0004】また、上述と別の、編集機能を有する装置
(複写機)として例えば、画像データ記憶手段を持ち、
原稿の一部(指定された領域)あるいは全ての領域をあ
らかじめ画像読取り手段により読取り、得られた画像デ
ータを前記画像データ記憶手段に記憶し、その後、新た
に原稿を読取って得られた画像データに対して、画像デ
ータ記憶手段に記憶された画像データを合成し、またこ
れを複数回繰り返して合成して、編集画像を得る装置が
ある。さらに、画像データ記憶手段に記憶された画像デ
ータに対して拡大、縮小、回転、体等の加工(変形)
を施してから合成を行なう装置等もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】編集機能を有する画像
形成装置(複写機)において画像を合成するには、あら
かじめ、合成する画像の原稿を別に用意し、この原稿
を、画像読取り手段で読取らせ記憶手段に記憶させてい
た。このため、別に原稿を用意する分、用紙を無駄に
し、また操作性を損ねていた。
【0006】本発明は、複写機等で合成処理を行なう場
合の合成画像原稿は、手書き画像であることが比較的に
多く、手書き画像は一般に2値の線画(例えば鉛筆で書
いた文字、画像等)であることに着目し、座標入力手段
を用いて、線画像を直接入力させることにより、編集画
像(合成画像等)の入力操作を容易にすることを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明の画像処理情
報入力方法は、X,Y二次元方向に広がりを有する入力
面上の入力点の位置座標デ−タを発生する座標入力装置
(450)に、領域入力と画像入力を指定する入力モ−ド指
定手段(471)を備えて、入力モ−ド指定手段で領域入力
が指定されているときには前記入力面上の入力点の位置
座標デ−タを領域入力デ−タとして記憶手段(406)に書
込み、入力モ−ド指定手段で画像入力が指定されている
ときには画像メモリの前記入力面上の入力点の位置座標
デ−タに対応するアドレスに画情報(「1」)を書込ん
で、座標入力装置(450)を位置座標入力と画像入力に共
用する。なお、理解を容易にするためにカッコ内には、
図面に示し後述する実施例の対応要素又は対応事項の記
を、参考までに付記した。以下も同様である。
【0008】第2の発明の画像処理情報入力装置は、2
次元方向に広がりを有する入力面(460)と該入力面(460)
上の入力点の位置座標デ−タを発生する手段(480)を有
する座標入力手段(450);領域入力と画像入力を指定す
る入力モ−ド指定手段(471);領域入力が指定されてい
るときの入力点の位置座標デ−タを領域情報として記憶
する領域情報記憶手段(310);および、画像入力が指定
されているときの前記入力面(460)上の入力点の連なり
でなる画像を表わす画像デ−タを記憶する入力画像記憶
手段(406);を備える。
【0009】また、第3の発明の画像形成方法は、X,
Y二次元方向に広がりを有する入力面上の入力点の位置
座標デ−タを発生する座標入力装置(450),原稿の画像
を読取る画像読取り手段(100)および画像編集装置(400)
を備え、読取った画像の、前記入力面上の入力点の連な
りでなる領域の画像を編集処理する画像形成装置の、座
標入力装置(450)に、領域入力と画像入力を指定する入
力モ−ド指定手段(471)を備えて、 入力モ−ド指定手段
で領域入力が指定されているときには前記入力面上の入
力点の位置座標デ−タを領域入力デ−タとして記憶手段
に書込み、画像読取り手段が読取った画像を、該記憶手
段の領域入力デ−タに基づいて編集処理し、入力モ−ド
指定手段で画像入力が指定されているときには画像メモ
リ(406)の前記入力面上の入力点の位置座標デ−タに対
応するアドレスに画情報(「1」)を書込んで、画像読取
り手段が読取った画像に該画像メモリの画像を合成す
る。
【0010】第4の発明の画像形成装置は、2次元方向
に広がりを有する入力面(460)と該入力面(460)上の入力
点の位置座標デ−タを発生する手段(480)を有する座標
入力手段(450);領域入力と画像入力を指定する入力モ
−ド指定手段(471);領域入力が指定されているときの
入力点の位置座標デ−タを領域情報として記憶する領域
情報記憶手段(310);画像入力が指定されているときの
前記入力面上の入力点の連なりでなる画像を記憶する入
力画像記憶手段(406);原稿の画像を読取る画像読取り
手段(100);および、該画像読取り手段(100)が読取った
画像に前記入力画像記憶手段(406)に記憶された画像を
合成する合成手段(408);を備える。
【0011】
【作用】第1および第2の発明によれば、入力モ−ド指
定手段(471)で領域入力が指定されているときには入力
面(460)上の入力点の位置座標デ−タを領域入力デ−タ
として記憶手段(406)に書込み、入力モ−ド指定手段(47
1)で画像入力が指定されているときには画像メモリ(40
6)入力面上の入力点の位置座標デ−タに対応するアド
レス画情報を書込んで、座標入力手段(450)を位置座
標入力と画像入力に共用する。すなわち、一つの座標入
力手段で、座標入力および編集画像データの直接入力が
行なえるので、新たに編集画像データの直接入力装置を
設ける場合に比較して、装置の小型化および構成の簡略
化が図れる。
【0012】また、第3および第4の発明によれば、入
力モ−ド指定手段(471)で領域入力が指定されていると
きには入力面(460)上の入力点の位置座標デ−タを領域
入力デ−タとして記憶手段(310)に書込み、画像読取り
手段(100)が読取った画像を、該記憶手段(310)の領域入
力デ−タに基づいて編集処理し、入力モ−ド指定手段(4
71)で画像入力が指定されているときには画像メモリ(40
6)前記入力面上の入力点の位置座標デ−タに対応する
アドレス画情報を書込んで、画像読取り手段(100)が
読取った画像に該画像メモリ(406)の画像を合成する。
従って、合成処理を行なう場合に、従来の座標指定入力
(原稿画像読取り後に座標入力により合成する画像領域
を指定する)に加えて、合成する画像の直接入力が可能
となり、あらかじめ合成する画像の書かれた用紙を用意
する必要がなく、入力の操作性が向上する。本発明の他
の目的および特徴は図面を参照した以下の実施例の説明
より明らかになろう。
【0013】
【実施例】図1に、本発明の一例である画像形成装置5
00の機構概略を示す。画像形成装置500はスキャナ
ユニット100,レーザプリンタ200,およびエディ
タ450とにより構成される。図1において原稿(図示
せず)を載置するためのコンタクトガラス1は、光源2
a,2bによって照明され、読取原稿からの反射光(原
稿像)はミラー3,4,5,6,7,およびレンズ8を
介してCCDイメージセンサ9の受光面で結像される。
光源2(2a,2b)およびミラー3は、コンタクトガ
ラス1の下面をコンタクトガラス1と平行に副走査方向
(図1において左右方向)に移動する走行体10に搭載
され、ミラー4,5はその走行体10に連動して1/2
の速度で副走査方向に移動する走行体11に搭載されて
いる。主走査は、CCDイメージセンサ9の固体走査に
よって行なわれ、原稿画像はCCDイメージセンサ9に
よって読取られ、前述のような光学系が移動することで
原稿全面が走査されるようになっている。なお、図中3
9は、原稿を押圧するための圧板である。
【0014】レーザプリンタ200は、レーザ書込み
系、画像再生系ならびに給紙系により構成される。レー
ザ書込み系は、レーザ出力ユニット21、結像レンズ2
2ならびにミラー23を備えている。レーザ出力ユニッ
ト21の内部には、レーザ光源であるレーザダイオード
及び電気モータによって高速で定速回転する多角形ミラ
ー(ポリゴンミラー)が設けられている。レーザ書込み
系から出力されるレーザ光が、画像再生系の感光体ドラ
ム25に照射される。感光体ドラム24の周囲には、帯
電チャーシャ25、イレーサ26、現像ユニット27、
転写チャージャ28、分離チャージャ29、分離爪3
0、クリーニングユニット31などが備わっている。な
お、感光体ドラム24の一端近傍でレーザビームが照射
される位置に、主走査同期信号(MSYNC)を発生す
るビームセンサ(図示せず)が配置されている。
【0015】このレーザプリンタにおける画像再生プロ
セスを簡単に説明する。感光体ドラム24の周面は、帯
電チャージャ25によって一様に高電位に帯電される。
その周面にレーザ光が照射されると、照射された部分は
電位が下がる。レーザ光は記録再生の黒/白に応じてオ
ン/オフ制御されるので、レーザ光の照射によって、感
光体ドラム24の周面に記録画像に対応する電位分布、
すなわち静電潜像が形成される。静電潜像が形成された
部分が現像ユニット27を通ると、その電位の高低に応
じてトナーが付着し、静電潜像が可視化したトナー像と
なる。トナー像が形成された部分に、所定のタイミング
で記録シート32がカセットから送り込まれ、トナー像
に重なる。このトナー像は転写チャージャ28によって
記録シート32に転写し、その後分離チャージャ29な
らびに分離爪30によって、感光体ドラム24から分離
される。分離された記録シート32は、搬送ベルト34
によって搬送され、ヒータを内蔵した定着ローラ35に
よって加熱定着された後、排紙トレイ36に排紙され
る。
【0016】本実施例では、給紙系を2系統有してい
る。一方の給紙系は、上段給紙カセット33aおよび手
差し給紙台33cが備わっており、上段給紙カセット3
3aまたは手差し給紙台33cにセットされた記録シー
トは、給紙ローラ37aによって給紙される。もう一方
の給紙系には下段給紙カセット33bが備わり、下段給
紙カセット33b内の記録シートは、給紙ローラ37b
によって給紙される。そしていずれかの給紙ローラから
給紙された記録シートは、レジストローラ38に当接し
た状態で一旦停止し、記録プロセスの進行に同期したタ
イミングで感光体ドラム24に送り込まれる。
【0017】なお、図中210はレーザプリンタ200
の上部に設けられた空間部であり、この空間部210に
は後述する電気制御系が配置された制御ボード等が備わ
っている。
【0018】図2に、エディタ450の概略を示す。エ
ディタ450には、操作部として読取面460と機能指
定入力部470が備わる。機能指定入力部470には画
像入力/指定領域入力とを切替える画像/領域切替えキ
ー471と、編集画像とスキャナから読込んだ画像とを
合成する合成モードを指定する合成キー472が備わ
る。画像/領域切替えキー471で「領域」が指定され
ている場合、読取面460をペン等の先端で押圧する
と、押圧点を領域座標データとして検出する。なお、押
圧した点で形成された(囲まれた)閉領域が指定領域と
なる。一方、領域切替えキー471で「画像」が指定さ
れている場合、読取面460上でペン等の先端で押圧し
ながら押圧物(ペン等)を移動させると、押圧位置の軌跡
を手書き画像データとして検出する。また、合成キー4
72を押下すると、合成モード(詳細は後述)となる。
合成キー472を押下した後に、オペレータは合成領域
(合成する領域)を読取面460より指定する必要があ
る。なお、機能指定入力部470には他にも、加工処理
を行なうための種々の操作キー473が備わる。
【0019】図3に、エディタ450の読取面460の
構造を示す。概略でいうと、この読取面460は、シー
ト状に形成された上部材461と下部材464とを重ね
て構成してある。これらの部材461,464の主材料
は、均一な厚み及び抵抗率で平面状に形成された抵抗体
である。上部材461には、縦軸方向(Y方向)の両端
の辺に沿って、それぞれ、電極462及び463が、上
部材の抵抗体と電気的に接続された状態で設けられてい
る。電極462及び463には、それぞれ端子Ta及び
Tbが接続されている。同様に、下部材464には、横
軸方向(X方向)の両端の辺に沿って、それぞれ、電極
465及び466が、下部材の抵抗体と電気的に接続さ
れた状態で設けられている。電極465及び466に
は、それぞれ端子Tc及びTdが接続されている。ま
た、下部材464の上面には、絶縁体で構成される点状
のドットスペーサ467が、所定の間隔で多数、二次元
配置されている。
【0020】従って、上部材461と下部材464と
は、通常はドットスペーサ467によって絶縁されてい
るが、図4に示すように、ペン等の先端によって読取面
460を押下すると、上部材461と下部材464の抵
抗体が互いに接触し、両者は電気的に接続される。
【0021】図5は読取面上の点Pをペン等によって指
示(押圧)した場合の読取面460の電気的な等価回路
を示している。この例では、指示点Pと各端子Ta,T
b,Tc及びTdとが、それらの間に形成された抵抗R
a,Rb,Rc及びRdを介して、互いに接続されてい
る。これらの抵抗の抵抗値は、指示点から各電極までの
距離に応じて決定される。従って、抵抗RaとRbとの
抵抗値の比率は、点PのY軸方向の位置に依存し、抵抗
RcとRdとの抵抗値の比率は、点PのX軸方向の位置
に依存する。そこで、抵抗RaとRbとの抵抗値の比
率、ならびに抵抗RcとRdとの抵抗値の比率を検出す
ることによって、指示される点PのX座標及びY座標を
知ることができる。
【0022】より具体的には、図6(a)に示すよう
に、端子Taに直流電圧Vを印加し、端子Tbを接地
し、端子Td(又はTc)をA/D変換器のアナログ信
号入力端子に接続した場合を考える。A/D変換器の入
力インピーダンスは非常に高いので、A/D変換器に流
れ込む電流は無視できる。従って、A/D変換器に印加
される電圧は、電圧Vを抵抗RaとRbとで分圧した電
圧V2と一致する。電圧Vが一定であれば、電圧V2か
ら抵抗Raの端子間電圧V1を求めることもでき、電圧
V1とV2との比率、即ち分圧回路の抵抗RaとRbと
の比率を知ることができ、それによって、点PのY座標
を求めることができる。
【0023】また、図6(b)に示すように、端子Tc
に直流電圧Vを印加し、端子Tdを接地し、端子Tb
(又はTa)をA/D変換器のアナログ信号入力端子に
接続した場合を考える。A/D変換器の入力インピーダ
ンスは非常に高いので、A/D変換器に流れ込む電流は
無視できる。従って、A/D変換器に印加される電圧
は、電圧Vを抵抗RcとRdとで分圧した電圧V4と一
致する。電圧Vが一定であれば、電圧V4から抵抗Rc
の端子間電圧V3を求めることもでき、電圧V3とV4
との比率、即ち分圧回路の抵抗RcとRdとの比率を知
ることができ、それによって、点PのX座標を求めるこ
とができる。
【0024】図7に、画像形成装置500全体の電気制
御系の概略構成を示す。この電気制御系は、メイン制御
部300を中心に記憶部310,光学制御部320,A
C制御部330,操作制御部340,画像処理部400
等でなる。メイン制御部300は、本体100の各部に
備わる各種センサ302を監視して各部のソレノイドや
モータ等の負荷を制御する。光学制御部320は、スキ
ャナ位置検出用のAPSセンサやエンコーダからの入力
を基に、レンズ8を駆動するレンズモータや光学走査を
行なうためのスキャナモータ321等を制御し、AC制
御部330は、露光ランプ2a,2bや定着ローラ35
のヒータ,メインモータ,現像モータ,搬送モータおよ
び給紙モータ等の交流負荷を制御する。操作制御部34
0は、画像形成装置500の操作ボードのキー操作読取
りおよび表示制御を行なう。また画像処理部400は、
メイン制御部300の制御指示に従ってスキャナユニッ
ト100またはエディタ450で読込んだ信号を処理
し、プリンタ200に出力する。なお、エディタ450
の制御部480は、図5および図6に示すA/D等の信
号処理回路を含み、エディタ450の操作部(460,
470)からの信号に基づいた座標データ検出等の処理
を行なう。
【0025】図8に、画像処理部400の構成を示す。
CCDイメージセンサ9から出力されたアナログ画像信
号は増幅器401で増幅され、A/D変換器402でデ
ジタル画像データ(例えば6ビット、8ビット)に変換
される。デジタル画像データは補正回路403で、シェ
ーディング補正,MTF補正,平滑化等の補正を受け、
変倍回路404で主走査方向の変倍処理が施こされる
(副走査方向の変倍は原稿走査時に第1ミラーの速度を
変化させることにより光学的に行なわれる)。これによ
り得られた画像データは、通常時は、多値化・合成回路
408においてプリンタ200の階調に合わせて多値化
され、所定タイミングでプリンタ200に出力される。
【0026】一方、エディタ450において画像/領域
切替えキー471により領域指定入力がある場合は、変
倍回路404から出力される画像データのうち、領域指
定された領域の画像データのみが、二値化処理部405
において二値化処理され、編集画像メモリ406に記憶
される。これにより、スキャナで読み込んだ画像の指定
領域の画像データ(編集画像データ)が記憶される。
【0027】また、エディタ450において領域切替え
キー471により画像入力が指定されている場合、押圧
された座標位置に対応する編集画像メモリ406のアド
レスの画像データが1(他は0)に書き変えられ、押圧
により描いた軌跡による画像データ(2値データ)が編
集画像メモリ406記憶される。
【0028】編集画像メモリ406に記憶された画像デ
ータ(スキャナ入力またはエディタ入力の画像データ)
は、合成モード時に、編集・加工回路407によりにエ
デッタ450において指定された編集・加工処理が施こ
され、多値化・合成回路408において、多値化処理さ
れた後、スキャナから読込んだ画像の指定された領域
(合成キー押下後に指定された合成領域)に合成され
る。
【0029】図9にメイン制御部300の制御フローを
示す。まず、メモリやタイマ等をクリアする初期化を行
ない(ステップ1:以下カッコ内ではステップと言う語
は省略する)、画像形成において必要なコピー準備処理
を行なう(2)。コピー準備処理としては、スキャナの
ホーム処理やレーザプリンタ200のヒータ加熱等があ
る。次に、オペレータの操作により指示された画像形成
の倍率,濃度等の条件の設定(3)、およびエディタを
用いた編集処理(4)が行なわれる。エディタを用いた
編集処理(4)については図10を参照して後述する。
【0030】画像形成装置500の操作ボードに備わる
スタートキー(図示せず)が押下されると(5)、エデ
ィタ450による編集指示がない場合は、スキャナユニ
ット100とプリンタ200の同期をとり、通常コピー
処理を行なう(6,14,15)。通常コピー処理(1
5)では、スキャナ走査に同期してレーザプリンタ20
0が動作し、転写紙への画像形成が行なわれる。なお、
スキャナユニット100およびプリンタ200の動作
は、図1を参照して説明した動作である。この通常コピ
ー処理(15)が設定枚数回実行されると(16)、再
度ステップ3に戻りスタートキーが押下されるまで待機
する。なお、待機中に操作ボード上の操作による条件設
定(3)、またはエディタを用いた編集処理(4)を行
なうことができる。
【0031】一方、スタートキーが押下された時に、エ
ディタ450による編集指示(領域指定)があり合成モ
ードでない場合、スキャナユニット100とプリンタ2
00の同期をはずし、単独でスキャナ走査を行なう
(6,7,11,12)。この時に読取った画像データ
の、エデッタ450で指定された領域のデータを編集画
像メモリ406に記憶する(13,14)。エデッタ4
50で指定された領域は、前述したように入力された座
標データが形成する閉領域である。
【0032】また、スタートキーが押下された時に、合
成モードであると、スキャナユニット100とプリンタ
200の同期をとり、合成処理を行なう(6,7,8,
9)。この合成処理(9)では、スキャナユニット10
0を走査し、スキャナから読込まれた原稿画像データを
多値化して順次プリンタ200へ出力しつつ、指定され
たアドレスになると(合成指定された領域内では)、メ
モリ406のデータにエディタ450で指定された加工
・編集処理を行ない、さらに多値化してプリンタ200
へ出力する。これにより合成指定された領域ではメモリ
406の画像データの編集画像データが形成され、スキ
ャナユニット100で読込んだ画像と編集画像データの
画像の合成が行なわれる。合成処理が終了すると合成モ
ードを解除して再度ステップ3に戻る(10)。
【0033】図10にエディタを用いた編集処理(4)
の内容を示す。この処理は、エディタ450上で何らか
の操作が行なわれていない場合は、何も実行しない(2
0)。エディタ450上で画像/領域切替えキー471
により「画像」が指定された場合、領域指定モードを解
除し、2値画像入力モードを設定する(21〜25)。
また、画像/領域切替えキー471により「領域」が指
定された場合、2値画像入力モードを解除し、領域指定
モードを設定する(21〜23,26,27)。さら
に、エディタ450上での操作が合成キー472の操作
(押下)である場合は、合成モードを設定する(20〜
22,28,29)。なお、機能指定入力部470の押
下であって、画像/領域切替えキー471または合成キ
ー472の押下でない場合は、各種編集・加工に対する
指示(編集・加工処理回路407で行なう処理の指示)
であるのでそれに対応した設定を行なう(20〜22,
28,30)。
【0034】一方、エディタ450上での操作が読取面
460押下であって、かつ2値画像入力モードである
と、押圧された座標に対応したメモリ406のアドレス
の画像データを1とする(20,21,31,32)。
読取面460においてペン等で押下したままペンを移動
した場合は、移動軌跡の各座標点に対応してメモリ40
6の対応アドレスのデータもそれぞれ1となる。例え
ば、読取面460で平行四辺形を描いた場合、図11に
示すようにメモリ406の画像データが1となり、2値
画像データが記憶される。
【0035】エディタ450上での操作が読取面460
押下であって、かつ2値画像入力モードでないと、領
域指定モード(合成モードを含む)であるので、読取面
460で押下された位置の座標データを検出し、編集領
域の領域座標または合成モード時の合成位置(領域)の
領域座標として設定する(20,21,31,33)。
座標データは記憶部310(図7に図示)に記憶され
る。なお、指定された座標点を結ぶことにより形成され
る閉領域が指定領域となる。
【0036】以上のように本実施例では、編集画像デー
タを一時記憶し、合成指示があるとスキャナ読込による
画像データと編集画像データを合成する。編集画像デー
タの入力は、スキャナによる画像読込み入力(領域指定
入力)とエディタ450による2値画像入力(操作者の
手書き入力)を操作者が選択することができる。なお、
図12は、本実施例の画像形成装置500により、スキ
ャナ画像データに、編集画像データ(平行四辺形の図
形)を合成した合成画像の一例である。
【0037】なお、本実施例においてはエディタ450
を座標入力手段の一例として用いているが、座標入力手
段は二次元方向に広がりを有する平面上の座標点(X,
Y)を検出する構成であれは、レーザ光等を用いた座標
入力手段でもよい。
【0038】
【発明の効果】第1および第2の発明によれば、入力モ
−ド指定手段(471)で領域入力が指定されているときに
は入力面(460)上の入力点の位置座標デ−タを領域入力
デ−タとして記憶手段(406)に書込み、入力モ−ド指定
手段(471)で画像入力が指定されているときには画像メ
モリ(406)入力面上の入力点の位置座標デ−タに対応
するアドレス画情報を書込んで、座標入力手段(450)
を位置座標入力と画像入力に共用する。すなわち、一つ
の座標入力手段で、座標入力および編集画像データの直
接入力が行なえるので、新たに編集画像データの直接入
力装置を設ける場合に比較して、装置の小型化および構
成の簡略化が図れる。
【0039】また、第3および第4の発明によれば、入
力モ−ド指定手段(471)で領域入力が指定されていると
きには入力面(460)上の入力点の位置座標デ−タを領域
入力デ−タとして記憶手段(310)に書込み、画像読取り
手段(100)が読取った画像を、該記憶手段(310)の領域入
力デ−タに基づいて編集処理し、入力モ−ド指定手段(4
71)で画像入力が指定されているときには画像メモリ(40
6)前記入力面上の入力点の位置座標デ−タに対応する
アドレス画情報を書込んで、画像読取り手段(100)が
読取った画像に該画像メモリ(406)の画像を合成する。
従って、合成処理を行なう場合に、従来の座標指定入力
(原稿画像読取り後に座標入力により合成する画像領域
を指定する)に加えて、合成する画像の直接入力が可能
となり、あらかじめ合成する画像の書かれた用紙を用意
する必要がなく、入力の操作性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一例である画像形成装置500の機
構概略を示す。側面図である。
【図2】 エディタ450の概略を示す平面図である。
【図3】 エディタ450の読取面460の構造を示す
斜視図である。
【図4】 エディタ450の読取面460が押下された
時の、読取面460の断面図である。
【図5】 読取面上の点Pをペン等によって指示(押
圧)した場合の読取面460の電気的な等価回路を示す
回路図である。
【図6】 エデッタ450において座標を検出する方法
を示すブロック図であり、(a)はY座標を検出すると
き、(b)はX座標を検出するとき、をそれぞれ示す。
【図7】 画像形成装置500全体の電気制御系の概略
構成を示すブロック図である。
【図8】 画像処理部400の構成を示すブロック図で
ある。
【図9】 メイン制御部300の制御フローチャートで
ある。
【図10】 図9に示すエディタを用いた編集処理
(4)の内容を示すフローチャートである。
【図11】 画像メモリ406のデータの一例を示す平
面図である。
【図12】 合成画像の一例を示す平面図である。
【符号の説明】
100:スキャナユニット 200:レーザプリ
ンタ 300:メイン制御部 400:画像処理部 406:画像メモリ 408:多値化・合
成回路 450:エディタ 460:読取面 470:機能指定部 471:画像(2値画像入力)/領域(領域指定入力)
切替えキー 500:画像形成装置

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】X,Y二次元方向に広がりを有する入力面
    上の入力点の位置座標デ−タを発生する座標入力装置
    に、領域入力と画像入力を指定する入力モ−ド指定手段
    を備えて、入力モ−ド指定手段で領域入力が指定されて
    いるときには前記入力面上の入力点の位置座標デ−タを
    領域入力デ−タとして記憶手段に書込み、入力モ−ド指
    定手段で画像入力が指定されているときには画像メモリ
    前記入力面上の入力点の位置座標デ−タに対応する
    ドレス画情報を書込んで、座標入力装置を位置座標入
    力と画像入力に共用する、画像処理情報入力方法。
  2. 【請求項2】2次元方向に広がりを有する入力面と該入
    力面上の入力点の位置座標デ−タを発生する手段を有す
    る座標入力手段; 領域入力と画像入力を指定する入力モ−ド指定手段; 領域入力が指定されているときの入力点の位置座標デ−
    タを領域情報として記憶する領域情報記憶手段;およ
    び、 画像入力が指定されているときの前記入力面上の入力点
    の連なりでなる画像を表わす画像デ−タを記憶する入力
    画像記憶手段; を備える画像処理情報入力装置。
  3. 【請求項3】X,Y二次元方向に広がりを有する入力面
    上の入力点の位置座標デ−タを発生する座標入力装置,
    原稿の画像を読取る画像読取り手段および画像編集装置
    を備え、読取った画像の、前記入力面上の入力点の連な
    りでなる領域の画像を編集処理する画像形成装置の、座
    標入力装置に、領域入力と画像入力を指定する入力モ−
    ド指定手段を備えて、 入力モ−ド指定手段で領域入力が指定されているときに
    は前記入力面上の入力点の位置座標デ−タを領域入力デ
    −タとして記憶手段に書込み、画像読取り手段が読取っ
    た画像を、該記憶手段の領域入力デ−タに基づいて編集
    処理し、 入力モ−ド指定手段で画像入力が指定されているときに
    は画像メモリ前記入力面上の入力点の位置座標デ−タ
    に対応するアドレス画情報を書込んで、画像読取り手
    段が読取った画像に該画像メモリの画像を合成する、 画像形成方法。
  4. 【請求項4】2次元方向に広がりを有する入力面と該入
    力面上の入力点の位置座標デ−タを発生する手段を有す
    る座標入力手段; 領域入力と画像入力を指定する入力モ−ド指定手段; 領域入力が指定されているときの入力点の位置座標デ−
    タを領域情報として記憶する領域情報記憶手段; 画像入力が指定されているときの前記入力面上の入力点
    の連なりでなる画像を記憶する入力画像記憶手段; 原稿の画像を読取る画像読取り手段;および、 該画像読取り手段が読取った画像に前記入力画像記憶手
    段に記憶された画像を合成する合成手段; を備える画像形成装置。
JP33829391A 1991-12-20 1991-12-20 画像形成装置 Expired - Fee Related JP3192454B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33829391A JP3192454B2 (ja) 1991-12-20 1991-12-20 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33829391A JP3192454B2 (ja) 1991-12-20 1991-12-20 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05176157A JPH05176157A (ja) 1993-07-13
JP3192454B2 true JP3192454B2 (ja) 2001-07-30

Family

ID=18316773

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33829391A Expired - Fee Related JP3192454B2 (ja) 1991-12-20 1991-12-20 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3192454B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05176157A (ja) 1993-07-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6690482B1 (en) Image forming method and an image forming apparatus therefor
US4659210A (en) Copying apparatus
GB2064432A (en) Copying apparatus
US4888616A (en) Image processing apparatus
US5224181A (en) Image processor
JPH08248818A (ja) 画像オーバレイモードにおいてフレキシブルな原書類入力走査を行う複写装置および複写方法
JP3192454B2 (ja) 画像形成装置
US5822082A (en) Image processing apparatus
JPH10191018A (ja) 画像処理方法及び装置
JP3142428B2 (ja) 画像形成装置
JP3489788B2 (ja) 原稿画像処理装置
JPH07184045A (ja) 画像処理装置
JPH01220970A (ja) ディジタル画像形成装置
JPS62279771A (ja) 編集機能付複写機
JP3313746B2 (ja) 画像処理装置および画像処理方法
JP6581709B2 (ja) 画像処理方法
JP3962056B2 (ja) 画像処理装置
JP3418942B2 (ja) 複写機
JPS63202175A (ja) 画像処理装置
JP2595494B2 (ja) 電子複写機の画像編集装置
JPH0774920A (ja) 画像形成装置
JPH07184044A (ja) 画像処理装置
JPH07245695A (ja) デジタル複写機
JP3768674B2 (ja) 画像形成装置及びその制御方法
JP3621795B2 (ja) 画像処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080525

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090525

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100525

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees