JP3191797U - マット - Google Patents
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Abstract
Description
また、特許文献2では、スポーツ及び治療的な目的のための、連続気泡構造を有する発泡材料から形成される立位及び歩行のためのフィットネス及び治療用マットが開示されている。
・ポリウレタンフォームのガラス転位点は、−10°C以下である。
・250mmの落下高さから質量5.88kgの衝突子を落下させて測定したポリウレタンフォームの衝撃力の測定値のうち、0〜40°Cにおける、ポリウレタンフォームの衝撃力の最大値の差は、10kgf以下である。
・ポリウレタンフォームの通気性(JIS L1096 A法)は、0.1以上10.0cm3/cm2・秒以下である。
この構成によれば、使用者が通常使用する常温域で一定して、圧縮時に強い荷重が必要であると共に、圧力を解放するとゆっくり元に戻るので、常に筋力増強効果の高い緩衝効果を発現するポリウレタンフォームを含むマットを提供することができる。
・前記ポリウレタンフォームのセルの数は、58個/25mm以上であること。
・前記ポリウレタンフォームの硬さ(JIS K6400−2 6.7 D法)は、100以上300N以下であること。
これによれば、筋力増強効果の高い緩衝効果を発現すると共に、使用者の膝等への負担を軽減できるポリウレタンフォームを含むマットを提供することができる。
・前記ポリウレタンフォームのヒステリシスロス率(JIS K6400−2)は、60%以上であること。
・250mmの落下高さから質量5.88kgの衝突子を落下させて測定した前記ポリウレタンフォームの衝撃力の測定値の最大値は、70kgf以下である。
これによれば、さらにスローリカバリ性が良く、使用者の膝等への負担を軽減できるポリウレタンフォームを含むマットを提供することができる。
これによれば、生地・シート類により被覆され、表面が保護されるマットを提供することができる。
本考案は、足踏み又は歩行運動機能の向上を目的として使用される、ポリウレタンフォームを含むマットに係る。高齢者や体力が減退した人が、運動機能の低下を防止したり、向上を目指したりする場合、まず歩行訓練を行うことが推奨され、その歩行訓練の第一歩として、その場における足踏み運動やスクワットなどを行う。さらには、重心移動や、前進、後進、横歩きといった歩行などの運動を行う。本考案に係るマットは、このような運動を硬い床の上で行うと膝などへの負担が大きくなるので、かかる負担を軽減し、さらにはその効果を最大化するために、下半身特に脚部の筋力低下防止やリハビリ用(筋力向上目的)に使用されるマットである。もちろん、筋力向上を目的として、通常の健常者が、フィットネスやトレーニングに使用してもよいことは言うまでもない。
本考案に係る実施例と比較例のポリウレタンフォームの物性値を表1に示す。
実施例のポリウレタンフォームは、ポリエーテルポリエステルポリオールに、該ポリオールに相溶性の低いオイルを添加して製造され、その結果セル膜に小孔ができる。比較例1のポリウレタンフォームは、ポリエーテルポリオール高分子量と同低分子量を組み合わせて製造され、その結果粘弾性を特性として有する。比較例2のポリウレタンフォームは、官能基数7のポリエーテルポリオールを基に製造され、その結果高弾性を特性として有する。比較例3のポリウレタンフォームは、ポリエーテルポリオールと一部にアクリロニトリルやスチレン変性のポリマーポリオールを使用して製造され、その結果高硬度を特性として有する。
実験データからは、常温でのヒステリシスロス率は、標準的な粘弾性フォームである比較例1が平均で74.7%と最も大きく、次に実施例が平均で69.6%と、ほぼ比較例1に匹敵する程度に大きい。従って、この2つが、ヒステリシスロス率の観点からは良好であると言える。比較例2と比較例3は、ヒステリシスロス率の観点では劣っている。
実施例のマットを使用した際の、標準的な床材との運動負荷の違いを、最大酸素摂取量を基に測定した。「JAEGER OXICON DELTA LABORATORY」の呼吸ガス計測器を用い、心電図モニター下でこの呼吸ガス計測器用マスクを被験者に装着し、被験者は、実施例のマット及び床材上で、膝先端が遊脚時に床上60cmの高さまで挙上し、60歩/分の速さでその場足踏み動作を行う。立位安静時から開始し心拍数の上昇が見られなくなってから、30秒後に足踏み動作を終了する。測定は開始後30秒毎と最高値の両者を記録し、判定は最高値で示す。なお、21人の被験者の平均年齢は62.7歳であった。
実施例と標準的な床材に対して、社団法人日本整形外科学会が定義するロコモティブシンドローム(運動器症候群)の7つ項目において、5段階基準により評価を行った。具体的には、54歳から68歳までの9人の被験者に、1日10分間程度の足踏み運動を2カ月間行ってもらい、アンケートに回答いただいた。
衝撃力の測定は、吉田精機製の落下衝撃試験機改造型を、歪ゲージタイプ加速度変換器(共和電業製AS−A200G)を、加速度波形処理は、メモリハイコーダー(日置電機(株)製) ローパスフィルター1000Hzを使用して、実施例、比較例1〜3に対して、以下の要領で行った。
Claims (4)
- ポリウレタンフォームよりなる足踏み用マットであって、
前記ポリウレタンフォームは、セル骨格と一部に孔が開口するセル膜とからなるセルからなり、
前記セルは、開口する前記孔の長径が100μm以上の前記孔を有する第1セルと、開口する前記孔の長径が10μm以下の前記孔のみを有する第2セルとから構成され、
以下の条件をすべて満たすマット。
・前記ポリウレタンフォームのガラス転位点は、−10°C以下である。
・250mmの落下高さから質量5.88kgの衝突子を落下させて測定した前記ポリウレタンフォームの衝撃力の測定値のうち、0〜40°Cにおける、前記ポリウレタンフォームの衝撃力の最大値の差は、10kgf以下である。
・前記ポリウレタンフォームの通気性(JIS L1096 A法)は、0.1以上10.0cm3/cm2・秒以下である。 - さらに、以下の条件をすべて満たすことを特徴とする請求項1に記載のマット。
・前記ポリウレタンフォームのセルの数は、58個/25mm以上である。
・前記ポリウレタンフォームの硬さ(JIS K6400−2 6.7 D法)は、100以上300N以下である。 - 前記第1セルは、セル10個中に3個以下の割合で存在し、残余は前記第2セルから構成され、
さらに、以下の条件をすべて満たすことを特徴とする請求項1又は2に記載のマット。
・前記ポリウレタンフォームのヒステリシスロス率(JIS K6400−2)は、60%以上である。
・250mmの落下高さから質量5.88kgの衝突子を落下させて測定した前記ポリウレタンフォームの衝撃力の測定値の最大値は、70kgf以下である。 - 請求項1乃至3のいずれかに記載のポリウレタンフォームを生地・シート類により被覆されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のマット。
Priority Applications (1)
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JP2014002218U JP3191797U (ja) | 2014-04-28 | 2014-04-28 | マット |
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JP2014002218U JP3191797U (ja) | 2014-04-28 | 2014-04-28 | マット |
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Publications (1)
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JP3191797U true JP3191797U (ja) | 2014-07-10 |
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Family Applications (1)
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JP (1) | JP3191797U (ja) |
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2014
- 2014-04-28 JP JP2014002218U patent/JP3191797U/ja not_active Expired - Lifetime
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