JP3191590U - 螺旋杭及びその駆動用連結具 - Google Patents

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光男 久保
光男 久保
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Abstract

【課題】電動ドリルによる機械打ち及び手打ちによる杭打ち作業性を向上させ、また杭の引き抜き抵抗を増した抜け難い螺旋杭を提供する。【解決手段】 金属線材を螺旋状に曲げた杭部1と、杭部先端に杭部と連続する部材でリング立ち上げ形状に形成した紐装着部2を備えた螺旋杭において、紐装着部を上下に扁平したリング形状に形成してなり、更に紐装着部の両側折返し端を、杭部の螺旋径Aより外周方向へ突出させてなる。また杭部の上方側の螺旋捩れピッチ長B2を、下方側部分の捩れピッチ長B1に対して数ピッチ短く形成する。【選択図】図2

Description

本考案は、テント支柱及びテント膜、ビニールハウス支柱及びビニール膜等の固定のために使用する螺旋杭及び前記螺旋杭を電動ドリルで操作できるようにした駆動用連結具に関するものである。
螺旋杭は金属線材を螺旋状に曲げて杭部を形成し、上端にロープ等を結び留めるための紐装着部を設けている。この連結部は、例えば特許文献1(実開平4−65053号公報)には、鉤状の装着部材を装着した構成が開示されており、特許文献2(特開2003−169548号公報図13)には、螺旋状の杭部に連続して螺旋軸方向に立ち上げて円形状に曲げた縦円形紐装着部を形成している構成が開示されている。
また特許文献3(特開2013−39054号公報)には、上端に螺旋軸と直交する円形の非突出形状の横円形の巻き座部を形成した防草用シート止着用の螺旋杭が示されており、また前記巻き座部形状と一致するチャック(駆動用連結具)を使用して電動ドライバーで杭部の打ち込みを行う手段が開示されている。
実開平4−65053号公報。 特開2003−169548号公報図13。 特開2013−39054号公報。
電動ドライバーを使用しての杭の打設手段については特許文献3に開示されているが、特許文献3記載のような横円形の巻き座部では、特殊な構造の駆動用連結具が必要であり、且つ一般的なテント用杭としては使用できない。また特許文献2開示の縦円形紐装着部では、円形部分保持する連結具が縦長になり杭打ちにおける電動ドリルの操作性・作業性に劣る。
また従前の螺旋杭の杭部は、基本的に螺旋ピッチが一定であり、このため杭頭部(紐装着部)に横回転力(水平回転力)が加わると当該回転によって直ぐに杭が上方に移動してしまうので、杭頭部に横回転力が加わっても抵抗力を備える杭が望まれる。
そこで本考案は、紐装着部の形状並びに杭部の螺旋形状の改良を提案したものである。
本考案に係る螺旋杭は、金属線材を螺旋状に曲げた杭部と、杭部先端に杭部と連続する部材でリング立ち上げ形状に形成した紐装着部を備えた螺旋杭において、紐装着部を上下に扁平したリング形状に形成してなることを特徴とするものであり、更に紐装着部の両側折返し端を、杭部の螺旋径より外周方向へ突出させてなるものである。
前記の螺旋杭は、従前の螺旋杭と同様に紐装着部を保持して回転させると、杭部が地面に食い込んで打設されるもので、紐装着部が扁平リングであるので、上下長が従前杭よりも短く、機械駆動し易く、更に螺旋形より外周方向へ突出させることで手動操作が容易になる。
また本考案に係る螺旋杭は、前記の螺旋杭において更に杭部の螺旋捩れピッチ長(360度の回転に対応する1ピッチの螺旋軸方向の間隔)が、下方側部分に対して上方側の数ピッチを短く形成してなり、具体的には杭部の下方側が、螺旋直径と二倍のピッチ長で捩れ、上方側1.5〜3ピッチが、螺旋直径と同一のピッチ長で捩れてなるものである。
しかして前記の螺旋杭は、紐装着部を保持して回転させると下方側はスムーズに地面に食い込むが、上方側部の食い込みが下方側部分とピッチ長が異なるため、杭部の上方側部で地面を押し付けて回転することになり、柔らかい土壌に対して土壌締め付けを行いながらの打設となるものである。
また本考案に係る螺旋杭の駆動用連結具は、上記の螺旋杭を、電動ドライバー(携帯用電動工具)で駆動操作するための器具であって、紐装着部を挟持できる間隔を備えた下方開口コの字状の保持板部と、保持部の折返し頂部に突設した装着軸部で構成してなるものである。
しかして上記駆動用連結具の装着軸部を電動ドライバーの所定位置(チャック)に装着し、保持板部で螺旋杭の紐装着部を挟持し、電動ドライバーを駆動することで、螺旋杭の打ち込み、引き抜きを行うことができるものである。
本考案の構成は上記の通りで、線材で形成された螺旋杭の頭部を扁平リング状の紐装着部とすることで、機械操作性を高め、また両側に突出させることで手動操作性を高めたものであり、また特に螺旋状の杭部の上方側部の螺旋ピッチ長を短くすることで、地表側を押し固めての打設となり、緩い地盤に対しても抜け難くしたものである。
本考案の実施形態の全体斜視図。 同正面図(ピッチ長説明図)。 同操作器具の斜視図。 同駆動用連結具の使用説明図。
次に本考案の実施形態について説明する。実施形態に示した螺旋杭は、例えばSUS304(ステンレス鋼材)の6φの線材を曲げて形成したもので、螺旋状に形成した杭部1と、杭部先端に杭部1と連続してリング立ち上げ形状に形成した紐装着部2を備えたものである。尚以下の例は6φの線材を採用した例であり、使用目的に応じて全長を短くしたり、各サイズを小さくすることは任意である。
杭部1は、螺旋外形Aを36mmとし、下方側部(2.5〜3.5ピッチ)11は、螺旋捩れピッチ長(360度の回転に対応する1ピッチの螺旋軸方向の間隔)Bを、螺旋直径Aと二倍のピッチ長B(=2A)で捩り、捩り角度(螺旋の傾斜角度)を45度とし、上方側部(1.5〜3ピッチ)12の螺旋捩れピッチ長Bを、螺旋直径Aと同一の長さとしたものである。
紐装着部2は、杭部1に連続して立ち上げて高さ21mm,幅110mm程度に曲げて形成した扁平リング形状としたものである。
また前記の螺旋杭を打設する際に使用する駆動用連結具3は、保持板部31と装着軸部32を備えたもので、保持板部31は、板幅28mm程度を折曲して形成した下方開口コの字状で、その内方間隔は前記の螺旋杭の紐装着部2を挟持できる幅(6mm)とし、高さは約40mm程度としたものである。
装着軸部32は、六角柱形状で、電動ドライバーXのチャック部Yに装着できる形状であれば良い。
次に上記駆動用連結具3を使用しての杭打ち作業・杭抜き作業について説明する。駆動用連結具3は、電動ドリル、インパクトレンチ等と称されている電動ドライバーXの先端のチャック部Yに、装着軸部32を装着固定する。そして杭を打設すべき個所に螺旋杭を立てると共に、紐装着部2を駆動用連結具3の保持板部31で挟持する。そして電動ドライバーXを回転動作させると螺旋杭は回転しながら地面に食い込んでいくものである。
特に螺旋杭は、杭部1の下方側部11と上方側部12とではピッチ長が相違するので、下方側部11の食い込みはスムーズになされるが、上方側部12が地中への食い込みに至ると、下方側部11と上方側部12のピッチ長が相違するので、上方側部12は、土を抑え込みながらの土中侵入となり、地表側を押し固めての杭打ちとなる。
従って杭打ち作業は、通常の螺旋杭に比較して多少の押し込み力を必要とするが、逆に引き抜き抵抗力も増大し、杭が抜け難くなるものであり、また柔らかい土壌に対して土壌締め付けを行いながらの打設となるものである。
1 杭部
11 下方側部
12 上方側部
2 紐装着部
3 駆動用連結具
31 保持板部
32 装着軸部

Claims (5)

  1. 金属線材を螺旋状に曲げた杭部と、杭部先端に杭部と連続する部材でリング立ち上げ形状に形成した紐装着部を備えた螺旋杭において、紐装着部を上下に扁平したリング形状に形成してなることを特徴とする螺旋杭。
  2. 紐装着部の両側折返し端が、杭部の螺旋径より外周方向へ突出してなる請求項1記載の螺旋杭。
  3. 杭部の螺旋捩れピッチ長が、下方側部分に対して上方側の数ピッチを短く形成してなる請求項1又は2記載の何れかの螺旋杭。
  4. 杭部の下方側が、螺旋直径と二倍のピッチ長で捩れ、上方側1.5〜3ピッチが、螺旋直径と同一のピッチ長で捩れてなる請求項3記載の螺旋杭。
  5. 金属線材を螺旋状に曲げた杭部、及び杭部先端に杭部と連続する部材で上下に扁平した立ち上げリング形状に形成した紐装着部を備えた螺旋杭を、電動ドライバーで駆動操作するための器具であって、前記紐装着部を挟持できる間隔を備えた下方開口コの字状の保持板部と、保持部の折返し頂部に突設した装着軸部で構成してなる螺旋杭の駆動用連結具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020010615A (ja) * 2018-07-13 2020-01-23 株式会社白崎コーポレーション 叩打式螺旋杭
JP2021169760A (ja) * 2020-04-13 2021-10-28 第一ビニール株式会社 打込み回転式螺旋杭

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