JP3174473U - 箱抜き管取外し器具 - Google Patents

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健次 天野
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Abstract

【課題】コンクリート構造物に設置された箱抜き管の取り外しを簡易に行うことを可能とした箱抜き管取外し器具を提供する。
【解決手段】箱抜き管を構成する帯鋼を挟むためのスリット溝21が先端に形成された棒材からなる本体部2と、該本体部2に軸心を中心とした回転力を付与するために本体部2の基端側に形成された持ち手部3とを備える箱抜き管取外し器具1であって、スリット溝21に帯鋼を挿入した状態で、本体部2の軸心を中心に本体部2を回転させることで帯鋼を巻きとる。
【選択図】図1

Description

本考案は、箱抜き管取外し器具に関する。
コンクリート構造物を構築する場合において、箱抜き用型枠として、鋼製の箱抜き管を使用する場合がある。
箱抜き管は、コンクリート内の異物と認識されるため、箱抜き部分を埋める際には撤去する必要がある。
箱抜き管は、帯鋼をらせん状に巻きたてて形成したものである。そして、箱抜き管を撤去する際には、ペンチ等を利用して、帯鋼を上端部から引き出すのが一般的である。
ところが、箱抜き管を引き出す際に、帯鋼が途中で切断してしまうことがあり、箱抜き管を全て撤去する作業には手間を要していた。
本考案は、前記の問題点を解決することを目的とするものであり、コンクリート構造物に設置された箱抜き管の取り外しを簡易に行うことを可能とした、箱抜き管取外し器具を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、本考案の箱抜き管取外し器具は、先端にスリット溝が形成された棒材からなる本体部と、前記本体部の基端側に形成された持ち手部とを備えることを特徴としている。
かかる箱抜き管取外し器具によれば、スリット溝に箱抜き管の帯鋼の端部を差し込んだ状態で本体部を回転させ、帯鋼を巻き取ることで、箱抜き管を取外すことが可能である。帯鋼は、コンクリートの表面から剥がされるとともに本体部に巻きつけられるため、途中で切断される可能性が低く、容易に箱抜き管の全てを取外すことができる。
本考案の箱抜き管取外し器具によれば、コンクリート構造物に設置された箱抜き管の取り外しを簡易に行うことが可能となる。
(a)は本考案の実施形態に係る箱抜き管取外し器具を示す斜視図、(b)は同箱抜き管取外し器具のスリット溝を示す拡大図である。 (a)〜(c)は図1に示す箱抜き管取外し器具の使用状況を示す模式図である。 (a)〜(d)は箱抜き管取外し器具の他の形態を示す斜視図である。
本考案の実施形態に係る箱抜き管取外し器具1について、図面を参照して説明する。
本実施形態では、箱抜き管取外し器具1を利用して、コンクリート構造物に設置された箱抜き管を取り外す場合について説明する。
箱抜き管取外し器具1は、図1の(a)に示すように、本体部2と持ち手部3とから構成されている。
本体部2は、箱抜き部5(図2参照)の深さよりも長い棒材により構成されている。
本実施形態では、鉄筋により本体部2を構成する。なお、本体部2を構成する材料は、所定の強度を備えるものであれば、限定されるものではなく、例えば、異形鉄筋、ネジ鉄筋、鋼棒、鋼管、木棒等により構成すればよい。
本体部2の基端部(上端部)には持ち手部3が固定されており、本体部2の先端(下端)にはスリット溝21が形成されている。
持ち手部3は、鉄筋により構成されており、本体部2の基端部において、本体部2と直交するように溶接されている。つまり、箱抜き管取外し器具1は、本体部2と持ち手部3とにより、十字状を呈している。
なお、持ち手部3の固定方法は溶接に限定されるものではなく、鋼線等により縛着してもよいし、治具を介して固定してもよい。また、持ち手部3は、必ずしも本体部2に対して直交している必要はない。
スリット溝21は、図1の(b)に示すように、本体部2の先端を縦に分断するように、本体部2の軸方向に沿って形成されている。
本実施形態では、スリット溝21を、下端に向うにしたがって溝幅が広がるように形成している。
スリット溝21は、箱抜き管4を構成する帯鋼41(図2参照)の幅よりも大きな深さ(図1の(b)において上下方向の高さ)を有しているものとし、本実施形態では、帯鋼41の幅の2倍程度の深さに形成されている。
なお、スリット溝21の形状は、帯鋼21を挿入することが可能であれば限定されない。
次に、箱抜き管取外し器具1を使用して箱抜き管4を撤去する方法について説明する。
箱抜き管4は、図2の(a)に示すように、コンクリート部材に埋め込まれて箱抜き部5を形成する型枠であって、帯鋼41が螺旋状に巻きたてられることにより構成されている。
箱抜き管4の取り外しは、まず、箱抜き管取外し器具1のスリット溝21に、帯鋼41の上端を挿し込む。
次に、スリット溝21に帯鋼41が挿入された状態で、図2の(b)に示すように、本体部2の軸心を中心に本体部2を回転(自転)R1させて、帯鋼41を本体部2に巻き付ける。
本体部2の回転に伴い、本体部2を箱抜き部5の内壁面に設置された帯鋼41に沿って回転(交転)R2移動させるとともに、下方に下げていく。こうすることで帯鋼41が本体部2の先端部(下端部)に巻き付けられる。
なお、本体部2を箱抜き部5の内壁面に沿って交転させる回転R2方向は、本体部2を自転させる回転R1方向とは逆向きとなる。
本体部2の先端が箱抜き部5の下端に到達し、帯鋼41が全て本体部2に巻き付けられたら、図2の(c)に示すように、箱抜き管取外し器具1を箱抜き部5から抜き出す。
以上、本実施形態の箱抜き管取外し器具1によれば、帯鋼41に沿って本体部2を移動させつつ帯鋼41を巻き取るため、帯鋼41が切断されて、帯鋼41が途中で回収できなくなる等の品質トラブルを防ぐことができる。
また、持ち手部3を介して本体部2を回転させるのみで、箱抜き管4を撤去することが可能なため、施工効率が向上する。
また、箱抜き管取外し器具1は、簡易に製造することができるため、安価に製造することができる。
また、箱抜き管4の形状に応じて本体部2の長さ等を調整することも容易である。
また、取り外した帯鋼41は、コンパクトにまとめられているため、廃棄物の減容化も可能である。
以上、本考案に係る実施の形態について説明した。しかし、本考案は、前述の実施形態に限られず、前記の各構成要素については、本考案の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変更が可能である。
例えば、前記実施形態では、縦向きに配設された箱抜き管4を撤去する場合について説明したが、箱抜き管4の方向は限定されるものではなく、例えば、横向きに配設された箱抜き管4を撤去する場合に、本考案に係る箱抜き管取外し器具1を使用してもよい。
また、前記実施形態では、本体部2と持ち手部3とが別部材により構成されている場合について説明したが、図3の(a)や(b)に示すように、鉄筋等の棒材に折り曲げ加工を施すことにより、本体部2と持ち手部3とが一体に形成されたものであってもよい。
また、前記実施形態では、持ち手部3を、鉄筋により構成する場合について説明したが、持ち手部3は、図3の(c)や(d)に示すように、いわゆるハンドル31であってもよい。なお、ハンドル31の取り付け方法は限定されるものではなく、例えば、ハンドル31を支持する支持部32を、本体部2を貫通させた状態で、本体部2に固定するものであってもよいし、本体部2の上端に支持部32を固定するものであってもよい。
1 箱抜き管取外し器具
2 本体部
21 スリット溝
3 持ち手部
4 箱抜き管
5 箱抜き部

Claims (1)

  1. 先端にスリット溝が形成された棒材からなる本体部と、
    前記本体部の基端側に形成された持ち手部と、を備えることを特徴とする、箱抜き管取外し器具。
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