JP6664648B1 - パイプ一体型ラセン杭、パイプ一体型ラセン杭の製造方法および構造物 - Google Patents

パイプ一体型ラセン杭、パイプ一体型ラセン杭の製造方法および構造物 Download PDF

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Abstract

【課題】振動ドリルなどの動力を用いることなく、手で回すだけで少ない労力で簡単に地面にねじ込むことができ、しかも市販の極めて安価なラセン杭およびパイプを用いるだけで極めて安価に構成することができるパイプ一体型ラセン杭を提供する。【解決手段】パイプ一体型ラセン杭は、ラセン部11、直線部12およびフック部13からなる鋼製のラセン杭10と、ラセン杭10のフック部13にラセン杭10と同軸に固定された、外径がラセン杭10の外径より小さい鋼製のパイプ20とを有する。ラセン杭10のフック部13を、パイプ20の一端部の側面の、パイプ20の中心軸に関して互いに反対側の位置に設けられた一対の切欠き21、22に通し、パイプ20とフック部13との境界部を溶接する。【選択図】図1

Description

この発明は、パイプ一体型ラセン杭、パイプ一体型ラセン杭の製造方法および構造物に関し、例えば、農業ハウスなどのパイプハウスを地面に設置するのに用いて好適なパイプ一体型ラセン杭およびその製造方法ならびにこのパイプ一体型ラセン杭を用いて地面に設置された構造物に関するものである。
従来、農作業に使う器具や収穫物を保存するために用いられるパイプハウスを敷地に設置する際には、最初に、基礎杭として市販のラセン杭を敷地の地面に所定の配置および間隔でねじ込むのが一般的である。ラセン杭は、ラセン部、直線部および丸く曲げられたフック部を有する鋼製のラセン杭が一般的である。ラセン杭を地面にねじ込む場合には、ラセン部の先端を下にしてラセン杭を地面に立ててフック部にバールを通し、大きな弧を描くようにバールを手で回すことによりねじ込む。その後、ラセン杭のフック部とパイプハウスの土台を構成するパイプとを番線でねじりながら結合する。
しかし、大きな弧を描くようにバールを回す作業やラセン杭のフック部とパイプハウスの土台のパイプとを番線でねじる作業は体力を消耗する面倒な作業であり、ラセン杭の数が多い場合には非常に大きな負担となる。特にバールを回す作業に関しては、バールの回転によりラセン杭が次第に地面に潜るにつれて作業者は地面近くに体を屈み込んでバールを回す必要があるが、これは非常にきつい作業である。また、ラセン杭がある程度地面に潜ると、バールが地面近くに組まれている土台のパイプなどと干渉するため、ラセン杭を例えば180度あるいは60度回転させる度にバールをラセン杭のフック部に差し直す必要があり、非常に手間がかかる。
一方、平鋼をラセン状にねじり加工することにより形成されたスパイラル部の上部にこのスパイラル部とほぼ同径のパイプを同軸に取り付けたスパイラル杭と呼ばれるものが提案され、市販されている(特許文献1および非特許文献1参照。)。このスパイラル杭を地面に打ち込む場合には、地面のスパイラル杭を打ち込む位置にスパイラル杭打込用のガイド板を置き、このガイド板に設けられたスリットにスパイラル杭のスパイラル部を合わせる。そして、スパイラル杭の上部のパイプの上端に座金を入れ、ガイド板がずれないように足で押さえ、振動ドリルで打設する。その後、スパイラル杭のスパイラル部を10cm程度残してガイド板を外し、さらに、スパイラル杭のパイプ部分が5〜10cm埋まるまでハンマーで打ち込む。
特開2016−108874号公報(段落0020、0021および図1)
建設足場資材利用園芸ハウスの施工マニュアル、農研機構西日本農業研究センター、2017年3月28日発行(第7頁、第8頁)
しかし、特許文献1および非特許文献1に記載のパイプ一体型スパイラル杭は、平鋼をラセン状にねじり加工することにより形成されたスパイラル部の上部にパイプを取り付けた特殊なものであり、従来より市販されている一般的なラセン杭に比べるとはるかに高価である。また、このパイプ一体型スパイラル杭を地面に打ち込むためには上述のように複雑で煩雑な作業が必要であるだけでなく、打設に振動ドリルが必要となるなど、使い勝手が悪く、費用も高く付くという欠点がある。
そこで、この発明が解決しようとする課題は、振動ドリルなどの動力を用いることなく、地面近くに組まれているパイプなどの有無にかかわらず、手で回すだけで少ない労力で簡単に地面にねじ込むことができ、しかも市販の極めて安価なラセン杭およびパイプを用いるだけで極めて安価に構成することができるパイプ一体型ラセン杭およびそのようなパイプ一体型ラセン杭を容易に製造することができる製造方法ならびにそのようなパイプ一体型ラセン杭を用いて地面に設置された構造物を提供することである。
上記課題を解決するために、この発明は、
ラセン部、直線部およびフック部からなる鋼製のラセン杭と、
上記ラセン杭の上記フック部に上記ラセン杭と同軸に固定された鋼製のパイプとを有し、
上記ラセン杭の上記フック部が、上記パイプの一端部の側面の、上記パイプの中心軸に関して互いに反対側の位置に設けられた一対の切欠きまたは穴に通され、上記パイプと上記フック部との境界部が溶接されているパイプ一体型ラセン杭である。
このパイプ一体型ラセン杭において、ラセン杭は、市販されている一般的なものを用いることができ、パイプは、市販されている一般的な足場用単管パイプを用いることができるが、これに限定されるものではない。市販されている一般的なラセン杭および足場用単管パイプを用い、これらを溶接することでパイプ一体型ラセン杭を極めて安価に構成することができる。ラセン杭のフック部の形状は丸く曲げられた形状であり特に限定されないが、一般的にはほぼ馬蹄形(あるいはほぼ楕円形)である。ラセン杭およびパイプの各部の寸法は、このパイプ一体型ラセン杭を用いて構築する構造物の仕様などに応じて適宜選択される。パイプの外径は典型的にはラセン杭の外径(ラセン部の外径)より小さいが、これに限定されるものではなく、必要であればラセン杭の外径以上であってもよい。好適には、パイプの他端部の側面に、パイプ一体型ラセン杭を地面にねじ込む際に回転用の棒が通される一対の穴または切欠きがパイプの中心軸に関して互いに反対側の位置に設けられる。これらの穴または切欠きの形状は、これらの穴または切欠きに棒を通すことができ、この棒の両端部を手で持ってパイプの中心軸に対して垂直な面内で回転させることによりパイプ一体型ラセン杭を回転させることができる限り、基本的にはどのようなものであってもよい。棒は、中空の棒、すなわちパイプであっても、中実の棒であってもよい。棒の断面形状は典型的には円形であるが、これに限定されるものではない。棒は、典型的には鋼製であるが、パイプ一体型ラセン杭に加える回転力に対して十分な剛性を有する限り他の材料で形成されたものであってもよく、例えば硬質プラスチック製であってもよい。
また、この発明は、
ラセン部、直線部およびフック部からなる鋼製のラセン杭と、
上記ラセン杭の上記フック部に上記ラセン杭と同軸に固定された鋼製のパイプとを有し、
上記ラセン杭の上記フック部が、上記パイプの一端部の側面の、上記パイプの中心軸に関して互いに反対側の位置に設けられた一対の切欠きまたは穴に通され、上記パイプと上記フック部との境界部が溶接されているパイプ一体型ラセン杭の製造方法であって、
上記ラセン杭および上記パイプを用意し、上記ラセン杭の上記ラセン部をほぼ隙間なく収容することができる軸出し用パイプに上記ラセン杭の上記ラセン部を挿入する工程と、
上記ラセン杭の上記フック部を上記パイプの上記一対の切欠きまたは穴に通すとともに、上記軸出し用パイプと上記パイプとを同軸に保持する工程と、
上記パイプと上記フック部との境界部を溶接する工程とを有することを特徴とするパイプ一体型ラセン杭の製造方法である。
このパイプ一体型ラセン杭の製造方法において、軸出し用パイプとパイプとを同軸に保持する方法としては従来公知の方法を用いることができ、必要に応じて選択される。例えば、高さの異なる4箇所でパイプを、水平面内の3方向から押圧部材を中心軸に向かって移動させることで押圧して中心軸が鉛直方向になるように保持することができる装置を用い、下側の2箇所で水平面内の3方向から押圧部材を中心軸に向かって移動させることで軸出し用パイプを保持するとともに、上側の2箇所で水平面内の3方向から押圧部材を中心軸に向かって移動させることでラセン杭に固定するパイプを保持する。このパイプ一体型ラセン杭の製造方法の発明においては、上記以外のことについては、その性質に反しない限り、上記のパイプ一体型ラセン杭の発明に関連して説明したことが成立する。
また、この発明は、
複数のラセン杭を地面にねじ込むことによって設置された構造物であって、
少なくとも一つの上記ラセン杭が、
ラセン部、直線部およびフック部からなる鋼製のラセン杭と、
上記ラセン杭の上記フック部に上記ラセン杭と同軸に固定された鋼製のパイプとを有し、
上記ラセン杭の上記フック部が、上記パイプの一端部の側面の、上記パイプの中心軸に関して互いに反対側の位置に設けられた一対の切欠きまたは穴に通され、上記パイプと上記ラセン杭とが溶接されているパイプ一体型ラセン杭
である構造物である。
構造物は、パイプ一体型ラセン杭を適用可能である限り基本的にはどのようなものであってもよいが、例えば、農業用ハウスなどの各種のパイプハウス(ビニールハウス)、太陽光発電設備の架台などである。この構造物の発明においては、上記以外のことについては、その性質に反しない限り、上記のパイプ一体型ラセン杭の発明に関連して説明したことが成立する。
この発明によれば、振動ドリルなどの動力を用いることなく、パイプ部に棒を通し、両手で持って回転するなどにより、地面近くに組まれているパイプなどの有無にかかわらず、少ない労力で簡単に地面にねじ込むことができ、しかも市販の極めて安価なラセン杭およびパイプを用いるだけで極めて安価に構成することができるパイプ一体型ラセン杭を実現することができる。また、ラセン杭のフック部とパイプとを溶接することにより、そのようなパイプ一体型ラセン杭を容易に製造することができる。さらに、そのようなパイプ一体型ラセン杭を用いて構造物を低コストで簡単にしかも短時間で地面に設置することができる。
この発明の第1の実施の形態によるパイプ一体型ラセン杭を示す正面図、右側面図および平面図である。 この発明の第1の実施の形態によるパイプ一体型ラセン杭を構成するラセン杭を示す正面図である。 この発明の第1の実施の形態によるパイプ一体型ラセン杭を構成するパイプを示す正面図および右側面図である。 この発明の第1の実施の形態によるパイプ一体型ラセン杭の製造方法を示す正面図である。 この発明の第1の実施の形態によるパイプ一体型ラセン杭の使用方法を示す正面図である。 この発明の第1の実施の形態によるパイプ一体型ラセン杭の使用方法を示す平面図である。 この発明の第1の実施の形態によるパイプ一体型ラセン杭の使用方法を示す正面図である。 実施例1によるパイプ一体型ラセン杭を農園の地面にねじ込んだ状態を示す図面代用写真である。 この発明の第2の実施の形態によるパイプ一体型ラセン杭を示す正面図、右側面図および平面図である。 この発明の第2の実施の形態によるパイプ一体型ラセン杭の使用方法を示す正面図である。 実施例2によるパイプ一体型ラセン杭の上端部に回転用の側板付きパイプを取り付けた状態を示す図面代用写真である。 この発明の第3の実施の形態によるパイプ一体型ラセン杭を示す正面図、右側面図および平面図である。 この発明の第4の実施の形態によるパイプハウスを示す斜視図である。 この発明の第4の実施の形態によるパイプハウスの建築方法を示す斜視図である。
以下、発明を実施するための形態(以下、実施の形態という。)について説明する。
〈1.第1の実施の形態〉
[パイプ一体型ラセン杭]
図1A、BおよびCは第1の実施の形態によるパイプ一体型ラセン杭を示し、図1Aは正面図、図1Bは右側面図、図1Cは平面図である。
図1A、BおよびCに示すように、パイプ一体型ラセン杭は、ラセン杭10と、このラセン杭10の上部に同軸で一体化されたパイプ20とからなる。パイプ20の外径はラセン杭10の外径より小さい。このパイプ一体型ラセン杭に使用されたラセン杭10を図2に示す。図2に示すように、ラセン杭10は市販されている一般的なもので、ラセン部11、ラセン部11の一端に連なった直線部12および直線部12に連なったほぼ馬蹄形に曲げられたフック部13からなる。直線部12はほぼラセン部11の中心軸上にある。このパイプ一体型ラセン杭に使用されたパイプ20を図3AおよびBに示す。図3AおよびBに示すように、パイプ20の一端部(下端部)の側面の、パイプ20の中心軸に関して互いに反対側の位置に一対の切欠き21、22が設けられている。これらの切欠き21、22はパイプ20の中心軸の方向に延在する細長いほぼ長方形の形状を有し、底部は円形になっている。切欠き21、22の幅は、ラセン杭10のフック部13を構成する棒鋼の直径より僅かに大きく選ばれている。パイプ20の他端部(上端部)には、このパイプ20をその直径方向に貫通する円形の穴23、24が設けられている。図1A、BおよびCに示すように、ラセン杭10のフック部13がパイプ20の切欠き21、22の底部まで通され、パイプ20とフック部13との境界部が溶接されている。符号25は溶接部を示す。
[パイプ一体型ラセン杭の製造方法]
図4Aに示すように、ラセン杭10のラセン部11をほぼ隙間なく収容することができる内径を有する軸出し用パイプ30を用意し、この軸出し用パイプ30を、溶接を行う場所の床面あるいは床面に設置された台の上に立てる。次に、ラセン杭10のラセン部11をこの軸出し用パイプ30に挿入する。ラセン杭10の直線部12およびフック部13は軸出し用パイプ30の外(上方)に出るようにする。次に、ラセン杭10のフック部13をパイプ20の切欠き21、22に通した後、このパイプ20を軸出し用パイプ30と同軸に保持する。なお、必要に応じて、ラセン杭10のフック部13をパイプ20の切欠き21、22に通した後にラセン杭10のラセン部11をこの軸出し用パイプ30に挿入するようにしてもよい。
次に、図4Bに示すように、ラセン杭10のフック部13とパイプ20との境界部を溶接し、ラセン杭10とパイプ20とを一体化する。その後、ラセン杭10のラセン部11を軸出し用パイプ30から抜き出す。
以上により、図1A、BおよびCに示す目的とするパイプ一体型ラセン杭を製造することができる。
[パイプ一体型ラセン杭の使用方法]
図5にパイプ一体型ラセン杭の使用方法を示す。図5に示すように、パイプ一体型ラセン杭のパイプ20の上端部の穴23、24に回転用のパイプ40を通した後、地面50のパイプ一体型ラセン杭をねじ込む位置にパイプ一体型ラセン杭を立てる。次に、図6に示すように、パイプ40の両端部を手で持って水平面内で矢印で示すように時計方向に回転させることにより、図7に示すように、パイプ一体型ラセン杭のラセン杭10のラセン部11を地面50にねじ込む。
(実施例1)
パイプ一体型ラセン杭を作製した。作製したパイプ一体型ラセン杭の全長は約95cmである。ラセン杭10としては直径13mmの棒鋼をねじり加工した市販品を用い、全長50cm、ラセン部11の直径は8cm、長さは25cm、直線部12の長さは12cm、フック部13は幅8.5cm、長さ13cmの馬蹄形である。パイプ20としては市販の足場用単管パイプを用い、長さ50cm、外径48.6mmである。パイプ20の切欠き21、22はパイプ20の一端面から中心軸方向に長さ(深さ)6cm、幅13.2mmであり、底部は半円形である。パイプ20の穴23、24はパイプ20の他端面から中心軸方向に約4cm離れた位置に設けられた直径8mmの円形である。パイプ20とラセン杭10のフック部13との溶接はアーク溶接で行った。
こうして作製したパイプ一体型ラセン杭を農園の地面にねじ込んだ。具体的には、パイプ一体型ラセン杭を農園の地面のねじ込む位置に立て、パイプ20の穴23、24に長さ70cm、外径6mmの回転用の鋼製のパイプを通し、このパイプの両端部を手で持ってパイプを時計方向に回転させることにより、パイプ一体型ラセン杭をねじ込んだ。図8にパイプ一体型ラセン杭が地面にねじ込まれた様子を示す。
この第1の実施の形態によれば、振動ドリルなどの動力を用いることなく、パイプなどの回転用の棒を使って手で回すだけで簡単に地面にねじ込むことができ、しかも市販の極めて安価なラセン杭およびパイプを用いるだけで極めて安価に構成することができるパイプ一体型ラセン杭を実現することができる。このパイプ一体型ラセン杭は、フック部13付近まで地面に潜っても、回転用の棒はパイプ20の上端部の穴23、24に差し込まれるため、回転用の棒の高さはせいぜい作業者の膝の高さまでであり、作業が楽である。また、同じ理由で、このパイプ一体型ラセン杭がある程度地面に潜っても、回転用の棒が地面近くに組まれている土台のパイプなどと干渉することがなく、従って回転用の棒をパイプ20の穴23、24に差し直す必要がない。
〈2.第2の実施の形態〉
[パイプ一体型ラセン杭]
図9A、BおよびCは第2の実施の形態によるパイプ一体型ラセン杭を示し、図9Aは正面図、図9Bは右側面図、図9Cは平面図である。
図9A、BおよびCに示すように、パイプ一体型ラセン杭は、パイプ20の他端部に穴23、24が形成されておらず、代わりにパイプ20の他端面からパイプ20の中心軸方向に延在する一定幅の切欠き26、27が形成されていることだけが第1の実施の形態によるパイプ一体型ラセン杭と異なる。切欠き26、27の底部は半円形である。切欠き26、27の幅および深さ(長さ)は、これらの切欠き26、27に回転用の棒を通すことができ、この棒をパイプ20の中心軸に対して直角な面内で回転させることによりパイプ一体型ラセン杭を支障なく回転させることができる限り、特に限定されない。回転用の棒としては、単なるパイプや中実の棒のほか、パイプの中央部の側面に側板を取り付けた側板付きパイプを用いてもよい。回転用の棒として側板付きパイプを用いる場合には、切欠き25、26はこの側板付きパイプの側板がはまるように形成される。
[パイプ一体型ラセン杭の製造方法]
このパイプ一体型ラセン杭の製造方法は、パイプ20の側面に切欠き26、27を形成することを除いて、第1の実施の形態によるパイプ一体型ラセン杭の製造方法と同様である。
[パイプ一体型ラセン杭の使用方法]
図10にパイプ一体型ラセン杭の使用方法を示す。図10に示すように、パイプ一体型ラセン杭のパイプ20の上端部の切欠き26、27に回転用の側板付きパイプ60の中央部の長方形の側板61をはめた後、パイプ一体型ラセン杭を地面50のねじ込む位置に立てる。次に、側板付きパイプ60の両端部を手で持って水平面内で時計方向に回転させることにより、パイプ一体型ラセン杭のラセン杭10のラセン部11を地面50にねじ込む。
(実施例2)
パイプ一体型ラセン杭を作製した。作製したパイプ一体型ラセン杭の全長は約95cmである。ラセン杭10としては直径13mmの棒鋼をねじり加工した市販品を用い、全長50cm、ラセン部11の直径は8cm、長さは25cm、直線部12の長さは12cm、フック部13は幅8.5cm、長さ13cmの馬蹄形である。パイプ20としては市販の足場用単管パイプを用い、長さ50cm、外径48.6mmである。パイプ20の切欠き21、22はパイプ20の一端面から中心軸方向に長さ(深さ)6cm、幅13mmであり、底部は半円形である。パイプ20の切欠き26、27はパイプ20の他端面から中心軸方向に長さ(深さ)3.5cm、幅8mmであり、底部は半円形である。パイプ20とラセン杭10のフック部13との溶接はアーク溶接で行った。
こうして作製したパイプ一体型ラセン杭を農園の地面にねじ込んだ。具体的には、パイプ一体型ラセン杭を農園の地面のねじ込む位置に立て、パイプ20の上端部の切欠き26、27に側板付きパイプ60の側板61をはめ込み、このパイプ20の両端部を手で持ってパイプを時計方向に回転させることにより、パイプ一体型ラセン杭をねじ込んだ。図11に、作製した側板付きパイプ60の側板61をパイプ一体型ラセン杭のパイプの切欠き26、27にはめ込んだ状態を示す。この側板付きパイプ60は、長さ70cm、外径6mmの鋼製のパイプの中央部の側面に長さ60mm、幅40mm、厚さ6mmの長方形の鋼製の側板を溶接したものである。
この第2の実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様な利点を得ることができる。
〈3.第3の実施の形態〉
[パイプ一体型ラセン杭]
図12A、BおよびCは第3の実施の形態によるパイプ一体型ラセン杭を示し、図12Aは正面図、図12Bは右側面図、図12Cは平面図である。
図12A、BおよびCに示すように、パイプ一体型ラセン杭は、ラセン杭10のラセン部11の外径に対するパイプ20の外径の比が第1または第2の実施の形態によるパイプ一体型ラセン杭に比べて小さい。パイプ20の一端部(下端部)の側面の、パイプ20の中心軸に関して互いに反対側の位置に一対の切欠き21、22が設けられているが、これらの切欠き21、22のパイプ20の中心軸の方向の長さは第1または第2の実施の形態によるパイプ一体型ラセン杭に比べて小さい。パイプ20の一端部側の側面の、パイプ20の中心軸に関して互いに反対側で中心軸の方向に切欠き21、22の底部より離れた位置に一対の円形の穴28、29が設けられている。切欠き21、22の幅および穴28、29の直径は、ラセン杭10のフック部13を構成する棒鋼の直径より少し大きく選ばれている。切欠き21、22の幅はパイプ20の中心軸の方向に一定であってもよいし、パイプ20の一端面から他端面に向かって徐々に減少してもよく、必要に応じて選ばれる。そして、ラセン杭10のフック部13が穴28、29および切欠き21、22の底部まで通され、パイプ20とフック部13との境界部が溶接されている。符号25は溶接部を示す。必要に応じて、ラセン杭10とパイプ20との結合強度の向上のために、ラセン杭10のフック部13の先端部とフック部13の根元部との間を溶接してもよい。このパイプ一体型ラセン杭の上記以外のことは、第1の実施の形態によるパイプ一体型ラセン杭と同様である。
[パイプ一体型ラセン杭の製造方法]
まず、ラセン杭10のフック部13の先端部に力を加えてこの先端部とフック部13の根元部との間の隙間を少し広げる。次に、パイプ20に対してラセン杭10をほぼ直角に保持し、ラセン杭10のフック部13の先端部をパイプ20の穴29、28に順次通した後、パイプ20をラセン杭10に対して回転させてパイプ20とラセン杭10とがほぼ同軸となるようにする。次に、第1の実施の形態と同様に、ラセン杭10のラセン部11をほぼ隙間なく収容することができる内径を有する軸出し用パイプ30を用意し、この軸出し用パイプ30を、溶接を行う場所の床面あるいは床面に設置された台の上に立てる。次に、ラセン杭10のラセン部11をこの軸出し用パイプ30に挿入する。必要に応じて、その後、ラセン杭10のフック部13の先端部に力を加えてこの先端部とフック部13の根元部との間の隙間を元通りに戻す。
次に、ラセン杭10のフック部13とパイプ20との境界部(例えば、パイプ20の穴28、29とフック部13との境界部、パイプ20の切欠き21、22とフック部13との境界部)を溶接し、ラセン杭10とパイプ20とを一体化する。必要に応じて、フック部13の先端部と根元部との間も溶接する。その後、ラセン杭10のラセン部11を軸出し用パイプ30から抜き出す。
以上により、図12A、BおよびCに示す目的とするパイプ一体型ラセン杭を製造することができる。
[パイプ一体型ラセン杭の使用方法]
このパイプ一体型ラセン杭の使用方法は第1の実施の形態と同様である。
この第3の実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様な利点に加えて次のような利点を得ることができる。すなわち、パイプ一体型ラセン杭の用途によっては、パイプ20としてラセン杭10の外径に比べてずっと小さい外径の市販のパイプ、例えば外径25.4mmあるいは22.2mmのパイプを用いる必要がある場合があり、一方、市販のラセン杭のサイズは限られているため、パイプ20に比べてずっと外径の大きいラセン杭10を用いざるを得ない場合があるが、この第3の実施の形態によれば、このような場合にも容易に対応することができる。
〈4.第4の実施の形態〉
[パイプハウス]
図13は第4の実施の形態によるパイプハウス(ビニールハウス)を示す。このパイプハウスは全体として長方形の平面形状を有し、片屋根である。図13に示すように、このパイプハウスにおいては、基礎杭として、第1、第2または第3の実施の形態によるパイプ一体型ラセン杭100が、パイプハウスの長方形の設置領域の外周を取り巻くようにして地面50にねじ込まれている。各パイプ一体型ラセン杭100のパイプ20には支柱パイプ71が接続されている。支柱パイプ71としては、例えば足場用単管パイプを用いることができる。パイプ20と支柱パイプ71との接続は単管ジョイントを用いて行ってもよいし、支柱パイプ71の内部にパイプ20を隙間なく挿入することができる内径の支柱パイプ71を用い、パイプ20にはめ込んでもよい。支柱パイプ71の長さは、片屋根を形成することができるように、手前が一番長く、奥になるに従って徐々に短くなっている。パイプハウスの設置領域の長辺に根太パイプ72が張り渡されている。根太パイプ72の両端部はパイプ一体型ラセン杭100のパイプ20の根元と番線や金具などで固定されている。支柱パイプ71の途中の高さの位置にパイプハウスの設置領域を囲むようにして横パイプ73が張り渡されている。横パイプ73と支柱パイプ71とは番線や金具などで固定されている。パイプハウスの設置領域の短辺方向の支柱パイプ71の上端には垂木パイプ74が張り渡されている。パイプハウスの設置領域の中央部に張り渡された垂木パイプ74と支柱パイプ71との間には方づえ補強パイプ75が張り渡されている。図示は省略するが、こうして形成された支柱パイプ71、根太パイプ72、横パイプ73および垂木パイプ74からなる骨組みに対し、フィルム留め材を用いて透明フィルムが張られている。図示は省略するが、透明フィルムには、人が出入りするための出入り口が設けられる。
[パイプハウスの建築方法]
図14に示すように、まず、パイプハウスの長方形の設置領域の外周を取り巻くようにして地面50にパイプ一体型ラセン杭100をねじ込む。次に、パイプ一体型ラセン杭100のパイプ20に支柱パイプ71を接続し、根太パイプ72、横パイプ73、垂木パイプ74および方づえ補強パイプ75を順次張り渡す。この後、支柱パイプ71、根太パイプ72、横パイプ73および垂木パイプ74からなる骨組みに対し、フィルム留め材を用いて透明フィルムを張る。こうして図13に示す目的とするパイプハウスを建築することができる。
この第4の実施の形態によれば、第1、第2または第3の実施の形態によるパイプ一体型ラセン杭100を用いてパイプハウスを低コストで簡単にしかも短時間で地面に設置することができるという利点を得ることができる。
以上、この発明の実施の形態および実施例について具体的に説明したが、この発明は、上述の実施の形態および実施例に限定されるものではなく、この発明の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。
例えば、上述の実施の形態および実施例において挙げた数値、形状、構造などはあくまでも例に過ぎず、必要に応じてこれらと異なる数値、形状、構造などを用いてもよい。
10…ラセン杭、11…ラセン部、12…直線部、13…フック部、20、40…パイプ、21、22、26、27…切欠き、23、24、28、29…穴、25…溶接部、30…軸出し用パイプ、50…地面、60…側板付きパイプ、61…側板、71…支柱パイプ、72…根太パイプ、73…横パイプ、74…垂木パイプ、5…方づえ補強パイプ、100…パイプ一体型ラセン杭

Claims (4)

  1. 棒鋼により構成されたラセン部、直線部および丸く曲げられた形状のフック部からなる鋼製のラセン杭と、
    上記ラセン杭の上記フック部に上記ラセン杭と同軸に固定された、上記フック部の幅より小さく、上記棒鋼の直径より大きい外径の鋼製のパイプとを有し、
    上記ラセン杭の上記フック部が、上記パイプの一端部の側面の、上記パイプの中心軸に関して互いに反対側の位置に設けられた一対の切欠きまたは穴に通され、上記パイプと上記フック部との境界部が溶接され
    上記パイプの他端部の側面に、上記パイプ一体型ラセン杭をねじ込む際に回転用の棒が通される一対の穴または切欠きが上記パイプの中心軸に関して互いに反対側の位置に設けられているパイプ一体型ラセン杭。
  2. 上記パイプは足場用単管パイプである請求項1記載のパイプ一体型ラセン杭。
  3. ラセン部、直線部およびフック部からなる鋼製のラセン杭と、
    上記ラセン杭の上記フック部に上記ラセン杭と同軸に固定された鋼製のパイプとを有し、
    上記ラセン杭の上記フック部が、上記パイプの一端部の側面の、上記パイプの中心軸に関して互いに反対側の位置に設けられた一対の切欠きまたは穴に通され、上記パイプと上記フック部との境界部が溶接されているパイプ一体型ラセン杭の製造方法であって、
    上記ラセン杭および上記パイプを用意し、上記ラセン杭の上記ラセン部をほぼ隙間なく収容することができる軸出し用パイプに上記ラセン杭の上記ラセン部を挿入する工程と、
    上記ラセン杭の上記フック部を上記パイプの上記一対の切欠きまたは穴に通すとともに、上記軸出し用パイプと上記パイプとを同軸に保持する工程と、
    上記パイプと上記フック部との境界部を溶接する工程とを有することを特徴とするパイプ一体型ラセン杭の製造方法。
  4. 複数のラセン杭を地面にねじ込むことによって設置された構造物であって、
    少なくとも一つの上記ラセン杭が、
    棒鋼により構成されたラセン部、直線部および丸く曲げられた形状のフック部からなる鋼製のラセン杭と、
    上記ラセン杭の上記フック部に上記ラセン杭と同軸に固定された、上記フック部の幅より小さく、上記棒鋼の直径より大きい外径の鋼製のパイプとを有し、
    上記ラセン杭の上記フック部が、上記パイプの一端部の側面の、上記パイプの中心軸に関して互いに反対側の位置に設けられた一対の切欠きまたは穴に通され、上記パイプと上記フック部との境界部が溶接され
    上記パイプの他端部の側面に、上記パイプ一体型ラセン杭をねじ込む際に回転用の棒が通される一対の穴または切欠きが上記パイプの中心軸に関して互いに反対側の位置に設けられているパイプ一体型ラセン杭
    である構造物。
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