JP7338834B2 - 支持具 - Google Patents

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本発明は、のぼりやロープなどを支持するための補助具に関する。
建設現場などにおいて危険地帯等の境界を示す手段には、立ち入り禁止を表す標識として一般に認識されているロープ(いわゆるトラロープ)を用いる方法がある。
上記ロープは、地面に打ち込まれた支持具に係止めされることによって、中空に留められた状態で境界を区切る。
このようにすることでロープが視認しやすくなり、ロープの内側が危険であることを明瞭に示すことができるとともに、侵入者を防ぐ手段としても用いることができるようになる。そのための支持具の一例が、例えば特許文献1に記載されている。
実開昭63-141216号公報
ところで、危険地帯等を表示するためには、境界を示すロープとともに、なぜロープが設けられているかを示す標識が共に設けられていることが好ましい。例えば、ペンキが塗りたてである旨の標識をロープとともに用いることによれば、ロープの示す境界に信憑性を持たせることができ、その標識およびロープの効果が上昇する。
このような現状に鑑みて、特許文献1に記載しているような考案の支持具に、のぼり旗を固定することが行われている。その中でも、支持具にのぼり旗の旗竿をテープで巻きつけることによる固定は特に多くみられる。
しかしながら、上記方法によるのぼり旗の取り付けは、旗竿や支持具に粘着剤が付いて汚損してしまうことや、取り外しに難儀があるなど種々の問題があった。
本発明は、上記問題に鑑みて、ロープ等の線材及びのぼり旗等の棒状部材を簡便に取り外し可能とする支持具を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明は、細長状の軸部と、前記軸部の軸方向に対して略垂直に突設する支持部と、を備え、前記支持部は、前記軸部の軸方向に対して略平行に穿孔されている穿孔部を有し、前記穿孔部は、棒状部材または線材の少なくとも何れか一方を挿入した状態で支持する支持具である。
このような構成にすることによって、前記線材を前記支持部に挿入して支持することができ、かつ前記穿孔部に挿入するだけで前記棒状部材を支持・立設することができるため、ロープとのぼり旗を簡便に取り外し可能な支持具を提供することができる。
本発明の好ましい形態では、前記穿孔部は、前記軸部が伸びる方向に沿って複数設けられている。
このような構成にすることによって、前記棒状部材を複数の支持部によって立設させることができるため、棒状部材を傾きにくくすることができる。
本発明の好ましい形態では、前記支持部には、前記穿孔部から前記支持部の外部へ向けて、前記線材の外径よりも幅広な切込み部が設けられている。
このような構成にすることによって、前記線材を、前記線材の端部からでなくとも前記支持部に挿入することができるようになり、取り外しが容易になる。
本発明の好ましい形態では、前記切込み部の幅は、前記棒状部材の外径よりも狭い。
このような構成にすることによって、前記切込み部から前記棒状部材が脱落することを防ぐことができる。
本発明の好ましい形態では、前記切込み部は、前記支持部の内側から外側に向けて、切込みの幅が広くなるように設けられている。
このような構成にすることによって、前記線材を入れやすくとも脱落しにくい切込み部を形成することができるようになる。
本発明の好ましい形態では、前記軸部は、下端に向かうにつれて鋭利になるように形成されている突端部を有する。
このような構成にすることによって、支持具を地面に貫入する際に下端に係る圧力を高め、支持具を地面に貫入しやすくすることができる。
本発明の好ましい形態では、前記支持部は、前記軸部を摺動可能に構成されている。
このような構成にすることによって、前記線材及び前記棒状部材を支持する高さを調整することができるようになり、前記線材及び前記棒状部材の取り外しの利便性及び設置時の安定性を向上させることができる。
上記構成によって、ロープ及びのぼり旗を簡便に取り外し可能とする支持具を提供することができる。
本発明の第一の実施形態に係る、支持具の斜視図である。 本発明の第一の実施形態に係る、支持具の上端を表す模式図である。 本発明の第一の実施形態に係る、支持部の変更例を表す上面図である。 本発明の第一の実施形態に係る、支持部に棒状部材が挿入された支持具を表す模式図である。 本発明の第一の実施形態に係る、支持部に線材が挿入された支持具を表す模式図である。 本発明の第一の実施形態に係る、発明が使用された状態を表す模式図である。 本発明の第二の実施形態に係る、支持具の斜視図である。 本発明の第三の実施形態に係る、支持具の斜視図である。 本発明の第四の実施形態に係る、支持部の拡大斜視図である。
以下、図面を用いて、本発明の各実施形態に係る支持具について説明する。なお、本発明の説明には、まず本発明の各構成要素の形態や特徴についてそれぞれ記述し、次に本発明の使用方法について述べ、最後に実施形態の変更例について記載する形式を採る。
また、これらの図において符号Xは支持具を表す。
もっとも、以下に示す各実施形態は本発明の一例であり、本発明を以下の各実施形態に限定するものではない。
≪第一の実施形態≫
図1は、本発明の第一の実施形態に係る支持具Xの斜視図を表している。
支持具Xは、細長状の軸部1と、軸部1の軸方向に対して略垂直に突設して設けられる支持部2と、によって構成されている。
軸部1は、金属部材であって、その軸が略直線状に伸びるように形成されている。
軸部1の下部には、下端に向かうにつれて鋭利になるように形成されている突端部11が設けられており、軸部1の上端には、軸部1の中心部の断面に比べて直径が大きい円盤状の上端部12aが設けられている。
なお、軸部1は、中実の金属部材によって構成されていることが好ましいが、径が大きい場合は中空状に構成されていてもよい。
突端部11は、支持具Xを地面に貫入できる程度に鋭利に形成されており、軸部1と一体となって設けられている。
なお、図1における突端部11は、軸部1の中心へ向かうように鋭利になっているが、軸部1の側面部に向かうように鋭利になっていてもよい。前者の場合は支持具を地面に垂直に打ち込みやすくなり、後者の場合は突端部11の先端をより鋭利に形成することができるため、固い地面にも打ち込みやすくなる。
また、図2(a)に示すように、上端部12aは、軸部1と一体となって形成されているが、別途溶接によって取り付けられてもよい。また、上端部12aの上面は、軸部1の軸方向に対して水平であることが好ましい。
上端部12aによって、打ち込む際に叩きつけることのできる面が大きくなるため、支持具Xを地面に打ち込みやすくなる。
なお、上端部12aは、なくともよく、ただ単に軸部1の上端があってもよい。
また、図2(b)に示すように軸部1の上端にキャップ12bを取り付けていてもよい。
キャップ12bは、軸部1の最上端に篏合して取り付け可能な部品であって、キャップ本体121と、弾性部材122と、によって構成されている。
キャップ本体121は、内部が空洞状に構成されており、ここにおいて軸部1と篏合して取り付けられる。
なお、軸部1が中空状である場合は、キャップ本体121は突形状となり、ねじ込むようにして軸部1に取り付けられる。
弾性部材122は、キャップ本体121の上面に固定されて取り付けられる、弾性をもつ部材であって、支持具Xを地面に打ち込む際の支持具Xからの反発を抑える効果をもつ。これによって、支持具Xに与える力積を下方に向けて効率よくかけることができるようになり、支持具Xの打ち込み作業が簡便になる。
なお、弾性部材122は、キャップ12bを取り付けた際に、軸部1の軸方向と水平に設けられることが好ましく、これによって支持具Xを地面に垂直に貫入させやすくできる。
図1に示すように、支持部2は、略円盤状の部材であって、軸部1の軸方向に対して略垂直に溶接されて固定されており、軸方向に対して略平行に設けられた穿孔部Hと、穿孔部Hが含まれる面に対して略垂直に設けられる切込み部Cと、を有する。
また、本実施形態において支持部2は、軸部1が伸びる方向に沿って二つ設けられている。これによって、支持部2にそれぞれ設けられる穿孔部Hが同一直線状に位置するようになる。
なお、支持部2は3つ以上設けられていてもよく、軸部に垂直な異なる方向に向けて複数設けられていてもよい。
穿孔部Hは、支持部2の中心部から円形状に設けられる穴であって、後述する棒状部材F2を挿入した状態で支持する。
また、穿孔部Hによって形成される支持部2の内周面には、軸部1と平行となるように面取り加工がなされている。
なお、穿孔部Hを形成する方法は、支持部2を穿孔することに限られず、支持部2の曲げ加工によって形成しても、鋳造によって形成していてもよい。
切込み部Cは、支持部2における軸部1との接続点の対称位置から穿孔部Hにかけて設けられる切れ込みであって、後述する線材Rを挿入することができる幅を持つ。
なお、切込み部Cの幅は、棒状部材F2が脱落しないために棒状部材F2の外径よりも狭く構成されていることが好ましい。
なお、支持部2は弾性をもつ部材によって形成してもよく、この場合、棒状部材F2を切込み部Cへ押し込むことで篏合することができる。
図3(a)は、本実施形態における支持部2の上面図を示す。なお、本図においては軸部1と支持部2の接続点は省略している。
図3(a)に示すように、切込み部Cは、穿孔部Hから支持部2の外側に向かって、幅広となるように構成されている。このように構成することによって、線材Rの穿孔部Hへの挿入を容易にするとともに、支持部2からの脱落を起こりにくくすることができる。
なお、支持部2からの線材Rの脱落を防ぐために、切込み部Cの位置は、図3(b)に記載のように、軸部1と支持部2との接続点の付近に設けていることがこのましい。このように構成にすることによって、線材Rを引掛けるように穿孔部Hに挿入させ、線材Rを支持具Xから離す向きに引張しても切込み部Cから脱落しにくくすることができる。
さらに好ましくは、切込み部Cの両側にある支持部2の端部のうち一端に、切込み部Cを閉塞するフック部材を設けていてもよい。
上記フック部材は、穿孔部Hに向けて押し込み可能であり、押し込む力がかからないときは、弾性作用によって切込み部Cを閉塞する位置に戻るように設けられている。
これによって、所謂カラビナのようにして、線材Rを簡便に穿孔部Hに挿入し、さらに脱落を阻止することができるようになる。
図4は、支持具Xが地面に打ち込まれ、さらにのぼり旗Fが設置された状態を表す斜視図である。
図4に示すように、のぼり旗Fは、情報を表示する薄布部材である表示部F1と、表示部F1を側面から支持する棒状部材F2と、表示部F1を上方から吊り下げる吊るし部F3と、から成る。
棒状部材F2は、プラスチック製の長尺の旗竿であって、複数の中空材が組み合わさり任意の位置関係で固定可能であることによって、軸方向の長さが変更可能であるように構成されている。これにより、支持具Xの打ち込み深さに合わせて棒状部材F2の長さを調整することができる。
また、棒状部材F2は、支持具Xに設けられる2つの支持部2に同時に挿入されることによって、軸部1が地面に打ち込まれる向きと略同一方向に立設される。
これにより、のぼり旗Fを、支持具Xに沿わせた状態で支持することができる。
なお、穿孔部Hと棒状部材F2の周形状を略同一にすることによって、棒状部材F2を支持部2に篏合して固定し、支持部2に対して動きにくくすることができる。
さらに、穿孔部Hと棒状部材F2の断面形状を楕円形状や角形状にすることによれば、棒状部材F2の回転を抑え、表示部F1を常に任意の方向に向けることができるようになる。
図5は、支持部2に線材Rが支持されている様子を表す模式図を表している。
図5に示すように、線材Rは支持部2の下方から穿孔部Hに通じ、穿孔部Hから支持部2の上方に覆いかぶさるように当接されて支持部2に支持される。
なお、線材Rには、ワイヤー、ロープ(特にトラロープ等の目立ちやすいもの)、PEテープ等の帯状のものが挙げられ、それらの部材の最小幅は切込み部Cの幅よりも小さいことが好ましい。
また、切込み部Cが、穿孔部Hが含まれる面に対して略垂直に設けられていることによって、上記のように支持された線材Rが切込み部Cから脱落しにくくなる。
図6は、支持具Xに、のぼり旗Fと、線材Rとが同時に支持される様子を表す斜視図である。
図6に示すように、穿孔部Hは、線材Rが挿入されている状態で、さらに棒状部材F2を挿入可能な大きさに形成されている。
以下、図面を用いて、本発明の使用方法について記載する。本発明は、境界を形成する目的をもつ使用者によって用いられる。
なお、使用の態様は以下の記載に限られず、その順番は前後してもよい。
まず、使用者は、軸部1の突端部11を地面に突き立てた状態で上端部12aをハンマー等で殴打することで、支持具Xを地面に打ち込む。使用者は上記作業を複数の支持具Xについて適当な間隔をもって行う。
次に、使用者は、図5に示すように、線材Rの一部を切込み部Cに沿わせ、そのまま穿孔部Hに挿入する。
これを複数の支持具Xそれぞれに行う。
次に、使用者は、図4に示すように、棒状部材F2を2つの支持部2に同時に挿入する。
これを複数の支持具Xそれぞれに行う。
最後に、使用者は、図6に示すように、線材Rを適当な力で引張し、線材Rを張り、線材Rの端部を軸部1に結び付ける。
上記操作によって、使用者は支持具Xによって境界を形成することができる。
また、使用者は上記と逆の操作を行うことによって支持具Xを回収することができる。
また、棒状部材F2を線材Rの後に挿入することによって、切込み部Cを棒状部材F2によって塞ぎ、線材Rの脱落を防ぐことができる。
また、境界に内側と外側がある場合、切込み部Cが境界の外側を向くように支持具Xを設けることが好ましい。これにより、切込み部Cの方向に押圧する力が働きにくくなるため、挿入された線材Rが脱落しにくくなる。特に境界の角となる部分は、このように構成することが望ましい。
上記構成によって、ロープ等の線材R及びのぼり旗等の棒状部材F2を簡便に取り外し可能とする支持具Xを提供することができる。
≪第二の実施形態≫
以下、図7を用いて本願発明の第二の実施形態に係る支持具Xについて説明を行う。なお、本実施形態において、第一の実施形態と同様の構成と使用方法については、説明を省略する。
図7に示すように、本発明の第二の実施形態に係る支持具Xは、軸部1と、円環支持部2Xと、によって構成されている。
円環支持部2Xは、円環状の支持部本体21と、軸部1と支持部本体21とを接続する略円柱状の接合部22によって構成されている。
支持部本体21は、中央に穿孔部Hが設けられており、穿孔部Hは棒状部材F2及び線材Rが挿通可能となるように形成されている。本実施形態においては、切込み部Cがないため、切込み部Cから線材が脱落するおそれはない。
なお、線材Rは穿孔部Hの下面から上面に挿通することで支持部本体21の上面に当接させて支持される。
接合部22は、軸部1に溶接によって固定されており、軸部1と支持部本体21との間に間隔を設ける。これにより、支持具Xを束にして収納する際に支持部本体21同士が干渉するのを防止できる。
また、接合部22は、線材Rを巻き付けることもできるため、線材Rの端部の固定を簡便にすることができる。
≪第三の実施形態≫
以下、図8を用いて本願発明の第三の実施形態に係る支持具Xについて説明を行う。なお、本実施形態において、第一の実施形態又は第二の実施形態と同様の構成と使用方法については、説明を省略する。
図8に示すように、本発明の第三の実施形態に係る支持具Xは、軸部1と、締込支持部2Yによって構成されている。
締込支持部2Yは、棒状部材F2や線材Rを支持する締込支持部本体23と、締込支持部本体23と接合し軸部1に篏合する篏合部24と、篏合部24から突設して設けられる対向する2枚の板材である締込部25と、によって構成されている。
締込支持部本体23は、第一の実施形態の支持部2と略同一の構造であるが、上面に線材Rが篏合する凹部23aを有する。これによって、隣り合う支持具Xの高さが多少異なっていても線材Rを安定して当接支持することができる。
なお、凹部23aは、締込支持部本体23の付近に設けられることが好ましく、また複数設けられていてもよい。
篏合部24は、軸部1の外径と略同一径の内径を持ち、上端から下端に向かう裂け目を有する中空状部材である。これにより、篏合部24を摺動させることで、締込支持部2Yは軸部1上を自在に上下させることができる。
締込部25は、上記裂け目の両側の縁から並行に突設された二枚の板材であって、ボルトBを貫入可能な穴がそれぞれの締込部25の略同一位置に設けられている。
第三の実施形態に係る支持具Xを使用する際、使用者は、締込支持部2Yを上下に摺動させることで軸部1の適当な位置へ移動させる。
次に、使用者は、締込部25にボルトを貫入し、ナットを用いることで篏合部24の裂け目の間隔を狭め、締込支持部2Yを軸部1の適当な位置に固定する。
これにより、のぼり旗Fや線材Rを支持するための適切な高さを調整することができる。
≪第四の実施形態≫
以下、図9を用いて本願発明の第四の実施形態に係る支持具Xについて説明を行う。なお、本実施形態において、第一~第三の実施形態と同様の構成と使用方法については、説明を省略する。
図9(a)および図9(b)は、第一の実施形態における支持部2の部分に当たる、分離支持部2Zの拡大図を示している。
分離支持部2Zには、軸部1と平行に設けられた穿孔である平行穿孔部H1と、平行穿孔部H1が形成する面に対して垂直に設けられた穿孔である垂直穿孔部H2が形成されている。
平行穿孔部H1と、垂直穿孔部H2とは図9(a)のように結合した状態になっていてもよく、また、図9(b)のようにそれぞれが分離していてもよい。
平行穿孔部H1は、軸部1に近い側に設けられており、棒状部材F2を挿入可能に設けられている。棒状部材F2が軸部1に近いと、モーメント力が軸部に働きにくくなり、支持具Xにより安定して立設することができる。
垂直穿孔部H2は、線材Rを挿入可能に設けられている。また、図9(a)に示すように、切込み部Cが上側に向けて設けられており、これによって線材Rを挿入しやすく、かつ脱落しにくくすることができる。
上記のように、棒状部材F2を挿入する部位と、線材Rを挿入する部位と、を別々に設けることによって、それぞれの部材をスムーズに挿入することができるようになる。
また、平行穿孔部H1と、垂直穿孔部H2と、の位置関係はこれに限られず、軸部1に近い側に垂直穿孔部H2が設けられていてもよい。
上記軸部1や棒状部材F2は、円柱状に記載されているが、角柱であっても、錐体であってもよいが、穿孔部Hの形状と棒状部材F2の断面形状は略同一であることが好ましい。
1 軸部
11 突端部
12a 上端部
12b キャップ
121 キャップ本体
122 弾性部材
2 支持部
21 支持部本体
22 接合部
23 締込支持部本体
24 篏合部
25 締込部
X 支持具
H 穿孔部
H1 平行穿孔部
H2 垂直穿孔部
C 切込み部
R 線材
F のぼり旗
F1 表示部
F2 棒状部材
F3 吊るし部
B ボルト

Claims (4)

  1. 地面に打ち込んで立設した状態で固定される支持具であって、
    細長状の軸部と、前記軸部の軸方向に対して略垂直に突設する複数の支持部と、を備え、
    前記軸部の上端は、端面が軸方向に対して水平で使用時に殴打可能に設けられ、
    前記支持部は、外径が前記軸部の径よりも大きい円環状の部材であって、内周面の全体が軸部から離間し、前記軸部の軸方向に対して略平行に穿孔されている穿孔部を有し、前記軸部と外周面の一の接続点で溶接されることで、前記軸部の軸方向に対して略垂直に固定され、
    前記穿孔部は、棒状部材及び線材を前記支持部の内周に挿入した状態で支持可能に、前記軸部が伸びる方向に沿って同一直線上になるようにそれぞれの支持部に設けられ、
    前記支持部には、前記穿孔部から前記支持部の外部へ向けて、前記線材の外径よりも幅広で前記棒状部材の外径よりも幅が狭い切込み部が、前記接続点と相対して設けられている支持具。
  2. 前記切込み部は、前記支持部の内側から外側に向けて、前記切込み部の幅が広くなるように設けられている請求項1に記載の支持具。
  3. 前記軸部は、下端に向かうにつれて鋭利になるように形成されている突端部を有する請求項1又は2に記載の支持具。
  4. 前記線材を巻き付け可能な接合部を有する請求項1に記載の支持具。
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