JP5748167B1 - 型枠間隔保持用コーン - Google Patents

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Abstract

【課題】セパレータ貫通孔95からPコーンの軸体部20が挿通しやすいとともに、固まったコンクリートから容易に取り外すことが可能なPコーンを提供すること。【解決手段】Pコーンの軸体部20に、断面形状が円断面形状をなす引掛け部25と、その外方に取り外し工具装着部21を形成させ、引掛け部25の径を取り外し工具装着部21よりも細い鼓形状とし、セパレータ挿通工具の先方のらせん部94を引掛け容易にすると共に、取り外し工具装着部21の少なくとも一部がコンクリート型枠の厚さの区域に位置するようにし、型枠撤去後のPコーンの取り外しを容易にした。【選択図】図3

Description

本発明は、まだ固まっていないコンクリートを流し込むための空間を形成させるコンクリート型枠(以下、型枠という。)を固定するための型枠間隔保持用コーン(以下、Pコーンという。)に関する。より詳細には、向かい合う型枠を横断する軸状のセパレータと型枠締結金具とに連結されるPコーンであって、型枠の外に延びるその軸体の端部を型枠に形成されたセパレータ貫通孔から挿通し易くさせるとともに、型枠を撤去させた後に、固まったコンクリートから取り外し易いPコーンに関する。
型枠組立作業員は、セパレータの両端部にPコーンを螺合させておき、向かい合う2つの型枠のうちの第1の型枠に形成させたセパレータ貫通孔に、セパレータの一方に螺合されたPコーンの外部側に形成された軸体部を固着させておく。そして、セパレータの他方に螺合されたPコーンの外部側に形成された軸体部を、軸体の先方が先細りのらせん部とされたセパレータ挿通工具(特許文献1に開示)を使って、第2の型枠に形成させたセパレータ貫通孔に挿通させるようにし、その両側から型枠締結金具で締め付けて、型枠を建て込んでいる。
建て込まれた型枠内の空間に流し込まれたコンクリートが固まってから、型枠から型枠締結金具を取り外し、型枠を取り外してから、Pコーンを軸動させてセパレータとの螺合を解除して、Pコーンを固まったコンクリートから取り外し、Pコーンが取り外された後の窪みとなる部分にモルタルが塗り込まれ、コンクリート構造物が形成される。
各々の型枠には、向かい合う位置となるように、多数のセパレータ貫通孔が形成されているため、夫々のセパレータ貫通孔に、下方から上方へと順に、Pコーンの軸体部を挿通させるようにして型枠が建て込まれる。まず、向かい合う型枠の下方部の間隔を所定の間隔として、下方のセパレータ貫通孔からPコーンの軸体部を挿通させ、挿通させた軸体部は型枠の外側から仮固定される。そして型枠の上方部の間隔を狭くするように、下から順に、各々のセパレータ貫通孔にPコーンの軸体部を挿通させるようにする。
Pコーンの軸体部をセパレータ貫通孔に挿通させるには、セパレータ貫通孔から前記らせん部を通して、前記らせん部をPコーンの軸体部に巻き付けるように引掛けて、前記らせん部の軸体の基部とセパレータ貫通孔との接点を支点に、セパレータ挿通工具を梃のように操作して、Pコーンの軸体部の端部をセパレータ貫通孔の位置に一致させるように引き寄せる。
そして、セパレータ貫通孔とPコーンの軸体部の隙間から、前記らせん部を挿通しながら、Pコーンの軸体部の端部をセパレータ貫通孔から挿通させている。この作業には作業者の熟練した技能が必要であるため、経験が浅い作業者には手間がかかり、型枠建て込み作業の施工効率が向上できない理由の一つとなっている。
この作業を効率的に行うため、Pコーンの軸体部の端部に、先方部が細長く延びる案内治具を固着させて、セパレータ貫通孔から前記先方部を通しておいてから、型枠を所定の位置に建て込む技術が、特許文献2に開示されている。しかし、予め縦方向と横方向の鉄筋が組み立てられた、向かい合う型枠の狭い空間の中に型枠組立作業員が手を挿し込んで、その内側から所定のセパレータ貫通孔に、案内治具の先方部を引き出さなければならないため、作業員が作業できるように、向かい合う型枠の間隔が広い場合でなければ、型枠建て込み作業の効率を向上できないという課題があった。
また、向かい合う型枠の間隔を広くあけた状態としておいて、案内治具とPコーンの軸体部の端部を紐状体で連結させて、型枠を所定の位置に押し込みながら、セパレータ貫通孔から紐状体を引き出すことにより、紐状体に連結されたPコーンの軸体部の端部をセパレータ貫通孔から引き出すということも可能である。
しかし、建物の柱のように、型枠内の縦方向の太い鉄筋と、それを囲む細い鉄筋が高い密度で配設され、セパレータといずれかの鉄筋が干渉し易い場合には、セパレータが上下左右のいずれかの方向に傾きやすい。このような場合には、案内治具に付設された紐状体を引っ張り出すだけでは、傾いたセパレータの端部に螺合されたPコーンの軸体部の端部をセパレータ貫通孔に一致させることは困難で、紐状体によっては前記軸体部の端部をセパレータ貫通孔から引き出せない可能性があった。
また、特許文献3にはセパレータ挿通工具の先端部をセパレータ貫通孔に案内しやすいように、セパレータの先端面に窪み部又は溝部を形成させたセパレータの技術が開示されている。この技術によれば、セパレータ軸の先端に形成された小さな径の窪み部又は細い幅の溝部に、セパレータ挿通工具の先端部を嵌め込んで案内すればよい。
しかし、45cmから60cmの高さの間隔で、型枠の下方から上方までに形成されたセパレータ貫通孔を通して、セパレータ軸の先端の位置を確かめることは困難であった。更に、セパレータ貫通孔にセパレータ挿通工具を挿通させた場合は、貫通孔とセパレータ挿通工具の周囲の隙間は極めて狭くなるため、その隙間からセパレータ軸の先端の位置を視認することが更に困難となり、セパレータ挿通工具の先端部を、前記の窪み部又は溝部に嵌め込むことは容易ではないという課題があった。
一方、従来技術のPコーンには、外方に拡径されるように、Pコーン本体の樹脂部に窪みが形成されている。この窪みに、コンクリートに含まれているセメントペーストが侵入し固まった場合には、窪みの中に形成させた工具掛かり部に工具を装着させて、Pコーンを軸動させて取り外すことができなくなる。その場合には、窪みの中の固まったセメントペーストをはつり出して工具掛かり部を露出させることが必要になるため、固まったコンクリートからPコーンを取り外すのに手間がかかるという課題もあった。
この課題を解決するため、特許文献4には、Pコーンの端部を二段構成の六角軸部とし、外の段の六角軸部をPコーン本体の外端からコンクリート型枠厚さの区域に形成させて、外の段の六角軸部をセメントペーストに覆われにくくし、型枠が取り外された後に六角軸部に工具を装着させて、Pコーンを軸動させて取り外すことを容易にする技術が開示されている。仮に、六角軸部がセメントペーストに覆われても、外に出た六角軸部の周りに付着したセメントペーストは容易に除去できるため、Pコーンを取り外すことは容易とされた。
また、非特許文献1には、全体を細径としたPコーンとし、内部の窪みをなくし、型枠に接する外端の位置から型枠の厚さの区域に、一つの細径の六角軸部を形成させたPコーンの技術が開示されている。六角軸部が型枠の厚さの区域にあるため、セメントペーストに覆われにくく、前記特許文献4と同様に型枠が取り外された後に、前記六角軸部に工具を装着させて、Pコーンを軸動させて取り外すことが容易とされている。
しかし、Pコーン本体が型枠に接する外端の位置から、コンクリート型枠の厚さの区域の全域に、六角軸部を形成させると、前記らせん部の内側が、六角軸部の隣り合う稜線に点状に且つ不連続に接することになるため、らせん部が稜線に沿って滑りやすくなり、セパレータ挿通工具を六角軸部に巻き付けるようにして引掛けにくくなり、Pコーンがセパレータ貫通孔に引き寄せにくくなるという課題があった。
更に、特許文献4及び非特許文献1のPコーンの場合には、らせん部の軸体の基部とセパレータ貫通孔との接点を支点にして、らせん部の内側部を六角軸部のいずれかの稜線に接しさせて、セパレータ挿通工具を梃のように操作して、らせん部の内側の向きを変えながら、Pコーンの軸部をセパレータ貫通孔に引き寄せる作業が必要となる。
そうすると、六角軸部がセパレータのねじ部よりも太いため、Pコーンの軸部の端部をセパレータ貫通孔に引き寄せる際に、セパレータ軸の上下左右への振れ幅が大きくなり、セパレータ貫通孔にセパレータ軸部の端部の位置を合わせにくくなり、Pコーンの軸部をセパレータ貫通孔に挿通しにくくなるという課題があった。
上述のように、Pコーンの軸部の先方部に案内治具を形成させないでも、容易にセパレータ貫通孔からPコーンの軸部が引き出せるとともに、型枠を撤去した後に固まったコンクリートから容易に取り外すことができるPコーンの提供が、型枠建て込み作業の施工を効率化するために必要とされていた。
実開昭54−147017号公報 特開平06−173443号公報 実願平09−9085号公報 特願2011−226251号公報
株式会社ナガノ、製品パンフレット、[online]、[平成27年2月16日検索]、インターネット<URL:http://web.thn.jp/nagano/nscone2.pdf>
そこで、本願の発明者は、型枠に形成されたセパレータ貫通孔からPコーンの軸体部が挿通しやすいとともに、Pコーンの軸体部の周囲にセメントペーストが付着しにくく、かつ仮にセメントペーストが付着しても、Pコーンを固まったコンクリートから取り外し工具を使って、容易に取り外すことが可能なPコーンを提供することを課題とした。
本発明は、Pコーンの軸体部をセパレータ貫通孔から挿通しやすくするため、セパレータ挿通工具のらせん部の引掛け部を軸体部に形成させ、引掛け部の断面形状が円断面形状をなすようにし、取り外し工具装着部よりも細い径としている。また、固まったコンクリートからPコーンを取り外しやすくするため、コンクリート型枠の厚さの区域に、取り外し工具装着部の少なくとも一部が位置するように、軸体部に取り外し工具装着部を形成させるようにした。
本発明の第1の発明は、向かい合う2つのコンクリート型枠の位置を固定させるように、各々のコンクリート型枠に横断される軸状をなすセパレータの端部に螺合されるPコーンであって、前記Pコーンが、外方に拡径される円錐台形状の本体部と、前記本体部から外方に延びる軸体部とを含み、前記軸体部は、ねじ部と、取り外し工具装着部と、引掛け部とを備え、前記ねじ部は、型枠締結金具に螺合されるように前記軸体部の外方側に形成され、前記取り外し工具装着部が、前記本体部の外面からコンクリート型枠の厚さの区域に、少なくともその一部が位置するように形成され、前記引掛け部が、前記取り外し工具装着部の内端から前記本体部に向けて形成されて、セパレータ挿通工具の先端らせん部の引掛け部とされ、前記軸体部の軸に直交する方向の断面形状が円断面形状をなすと共に、中央部がくびれた鼓形状部とされ、取り外し工具装着部よりも細い径とされていることを特徴としている。
前記軸体部には、外方からねじ部と取り外し工具装着部と引掛け部が形成される。前記引掛け部は、円断面形状をなす断面形状とされ、取り外し工具装着部よりも細い径に形成されている。その円断面形状は同一の半径でなくてもよく、円柱状であってもよく、中央部が括れた鼓形状であってもよい。これにより、軸体部の周りに、セパレータ挿通工具のらせん部を引掛け易く、かつ、らせん部を引掛け部の周りに滑らかに巻き付けるように引掛けて、Pコーンを引き寄せることが可能になり、セパレータ貫通孔に軸体部を引き出すことが容易になる。
取り外し工具装着部の形状は限定されず、四角軸、六角軸、八角軸等の多角軸体であってもよく、稜線が多角形をなし稜線に挟まれた面が窪んだ軸体、中心軸を挟んで対角の位置に突起が形成された円柱軸体等であってもよく、限定されない。取り外し工具装着部は、コンクリート型枠の厚さの区域に、一部が位置するように形成されればよい。すなわち、一部が型枠の厚さの区域から内方又は外方に突出するように形成されてもよく、全体が型枠の厚さの区域の中に位置するように形成されてもよい。これにより、Pコーンの取り外し工具装着部の周囲にセメントペーストが付着しにくくなる。仮にセメントペーストが付着しても、セメントペーストが除去しやすく、Pコーンを固まったコンクリートから取り外し工具を使って取り外すことが容易になる。
本発明の第2の発明は、第1の発明のPコーンであって、前記引掛け部の最小の径が、前記セパレータの最小の径以上であることを特徴としている。セパレータは、その両端に螺合される各々のPコーンの螺合止めの外周突条と、それに隣接してくびれ部が形成され、このくびれ部がセパレータの最小の径をなす部分とされている。これにより、コンクリートの流し込みにより型枠に大きな圧力がかかり、軸体部に大きな引張力がかかっても、引掛け部でPコーンの軸体部が破断することがないという効果を奏する。
本発明の第3の発明は、第1又は第2の発明のPコーンであって、前記取り外し工具装着部が多角軸体とされていることを特徴としている。これにより、動力機械工具を装着させやすく、動力機械工具を駆動させて、型枠間隔保持用コーンを速やかに脱着することが可能となる。
本発明の第4の発明は、第1から第3の発明のPコーンであって、前記本体部の拡径側端面に陥没部が形成され、前記引掛け部の基端部が陥没部の中に位置していることを特徴としている。引掛け部の基端部が、Pコーンの陥没部の中まで延びていることにより、型枠内面側から引掛け部をより遠ざけた位置として、引掛け部にらせん部を引掛けて操作することが容易になる。また、セパレータ挿通工具を、型枠面に対してより直立に近い状態で操作することが可能となり、Pコーンの軸体の周りにらせん部を巻きつけるように引掛けて引き寄せる際にも、らせん部がより外れにくいという有利な効果を奏する。
本発明の第5の発明は、第1から第4の発明のPコーンであって、前記取り外し工具装着部が六角軸部であることを特徴としている。取り外し工具装着部が六角軸部とされていることにより、市場に流通している六角ソケットレンチを使用することができ、Pコーンの脱着作業に要するコストを抑えることが可能である。
本発明の第6の発明は、第1から第5の発明のPコーンであって、前記引掛け部の基端部の内方側に前記取り外し工具装着部よりも太い六角軸部が備えられていることを特徴としている。従来技術のPコーン本体の外方側に陥没部が形成されているPコーンは、陥没部の中の太い六角軸部に太い六角ソケットレンチを装着させて脱着されている。また、コンクリート流し込みの後でも、大部分のPコーンについては陥没部にセメントペーストが侵入していない状態となっている。これにより、陥没部にセメントペーストが侵入していない大部分のPコーンについては、従来工具を使用する型枠組立作業員も含めて、多くの型枠組立作業員によりPコーンを速やかに取り外すことが可能になる。
本発明の第7の発明は、第1から第3の発明のPコーンであって、前記本体部の外方の面が略平坦に形成され、前記引掛け部の基端部が前記外方の面に位置していることを特徴としている。引掛け部の基端部を、本体部の外方のほぼ平坦な面に位置させることにより、Pコーン本体の直径を小さくでき、固まったコンクリートのPコーン取り外し跡を小さくしながら、効率的にPコーンの脱着をすることが可能になる。
・本発明の第1の発明によれば、軸体部の周りに、セパレータ挿通工具のらせん部を引掛け易く、かつ、らせん部を引掛け部の周りに滑らかに巻き付けるように引掛けて、Pコーンを引き寄せることが可能になり、セパレータ貫通孔に軸体部を引き出すことが容易になる。また、Pコーンの取り外し工具装着部の周囲にセメントペーストが付着しにくく、かつ仮にセメントペーストが付着しても、セメントペーストが除去しやすく、Pコーンを固まったコンクリートから取り外し工具を使って取り外すことが容易になるという有利な効果を奏する。
・本発明の第2の発明によれば、コンクリートの流し込みにより型枠に大きな圧力がかかり、軸体部に大きな引張力がかかっても、引掛け部でPコーンの軸体部が破断することがないという効果を奏する。
・本発明の第3の発明によれば、動力機械工具を装着させやすく、動力機械工具を駆動させて、型枠間隔保持用コーンを速やかに脱着することが可能となる。
・本発明の第4の発明によれば、型枠内面側から引掛け部をより遠ざけた位置として、引掛け部にらせん部を引掛けて操作することが容易になる。また、セパレータ挿通工具を、型枠面に対してより直立に近い状態で操作することが可能となり、Pコーンの軸体の周りにらせん部を巻きつけるように引掛けて引き寄せる際にも、らせん部がより外れにくいという有利な効果を奏する。
・本発明の第5の発明によれば、市場に流通している六角ソケットレンチを使用することができ、型枠間隔保持用コーンの脱着作業に要するコストを抑えることが可能である。
・本発明の第6の発明によれば、陥没部にセメントペーストが侵入していない大部分のPコーンについては、従来工具を使用する型枠組立作業員も含めて、多くの型枠組立作業員によりPコーンを速やかに取り外すことが可能になる。
・本発明の第7の発明によれば、Pコーン本体の直径を小さくでき、固まったコンクリートのPコーン取り外し跡を小さくしながら、効率的にPコーンの脱着をすることが可能になる。
建物の壁の型枠建て込みを説明する説明図(従来技術)。 Pコーンの締付状態を説明する説明図(実施例1)。 Pコーンの説明図(実施例1)。 Pコーンの挿入作業を説明する説明図(実施例1)。 Pコーンの挿入作業を説明する説明図(実施例1)。 Pコーンの説明図(実施例2)。 Pコーンの説明図(実施例3)。
まず、本発明の理解を容易にするために、図1及び図2を参照して、建物の壁の型枠建て込み作業について簡単に説明する。図1は建物の壁の型枠建て込みを説明する斜視図、図2はPコーンに型枠締結金具が装着された状態を説明する断面図である。
壁の型枠の建て込み作業は、第1の型枠101を所定の位置に固定しておいて、予め両端にPコーンを取り付けたセパレータ102を所定の間隔で装着させ、所定の間隔で縦・横の鉄筋103が配設されてから、第1の型枠に向かい合う第2の型枠104のセパレータ貫通孔105に、Pコーンの軸体部を挿通しながら、第2の型枠を順に所定の位置に取り付けていく。隣り合う複数の第2の型枠104が取り付けられた状態で、第2の型枠の外面から突出された状態となっているPコーンのねじ部に、型枠締結金具106を螺合させる。
型枠締結金具106は、例えば、屈曲されて型枠に接する平部107と型枠に直立した方向に延びる一対の突出部108からなる二股部とを有する細長い板体と、雌ねじ部109からなり、前記平部107に雌ねじ部109が固着されて構成されている。二股部の各々には、楔形状のゆるみ止め金具110を挿し込む一対の楔挿入孔111が形成されている。型枠締結金具は、この例に限定されず、Pコーンの軸体部のねじ部に螺合され、型枠に締結されるものであればよい。
ここで、第2の型枠のセパレータ貫通孔105から、Pコーンの軸体部112を引き出す工程を簡単に説明する。まず、第1の型枠101に向けて、第2の型枠104を斜めに上方が開くように傾斜させて保持し、第2の型枠104の最下方に位置するPコーンの軸体部を、所定のセパレータ貫通孔から挿通して仮固定する。そして、第2の型枠104の傾きを小さくするように第2の型枠104を立てながら、上下に並ぶPコーンの軸体部112を所定のセパレータ貫通孔105に、順に下方側から挿通して仮固定させるようにし、全てのPコーンの軸体部を所定のセパレータ貫通孔に挿通していく。
隣り合う複数のPコーンの軸体部112が所定のセパレータ貫通孔105に挿通されたのち、型枠締結金具106に形成された雌ねじ部109が前記軸体部の雄ねじ部に螺合された状態で、型枠締結金具106の外方に形成された各々の二股部の内方に、水平方向に角鋼管113を引き通して、各々の二股部の外方に形成された楔挿入孔111に、上方からゆるみ止め金具110を挿し込んで、壁型枠の左右の両縁に設けられた桟木を、角鋼管により押し付けるようにして、第1と第2の型枠が、所定の位置に建て込まれる。
実施例1のPコーン1を、図3から図5を参照して説明する。図3はPコーン1を、型枠の外方から看た斜視図((A)図)、型枠の内方から看た斜視図((B)図)、軸方向の一部切欠き断面図((C)図)により、その構成を示している。図4(A)図はセパレータ貫通孔の位置から離れた位置にあるPコーンの軸体部を、セパレータ貫通孔に引き寄せる状態を説明する図である。図4(B)図はセパレータ貫通孔の隣接部に引き寄せたPコーンの軸体部に、セパレータ挿通工具のらせん部を引掛けなおした状態の説明図である。図5(A)図はPコーンの軸体部をセパレータ貫通孔に位置合わせした状態の説明図である。図5(B)図はPコーンの軸体部をセパレータ貫通孔から引き抜きながら前記らせん部を引き抜く状態の説明図である。なお、図2は、実施例1のPコーン1に従来の型枠締結金具を螺合させた状態を示している。
実施例1のPコーン1は、外方に拡径された円錐台形状をなす樹脂製のPコーンの本体部10と、金属製の軸体部20とからなっている。本体部10には、拡径された外方側に陥没部11が形成され、本体部10の内部に軸体部20が本体部と一体に固着され、本体部の陥没部底12からは軸体部20が露出するように形成されている。Pコーン本体部の縮径側から露出された軸体部には、セパレータ端部の雄ねじ部が螺合される雌ねじ部22が形成されている。
セパレータ90の両端に形成された雄ねじ部の始端の外周には、Pコーンの雌ねじ部の螺合止め突条91が形成され、向かい合う型枠の間隔を所定の距離として建て込むことができるようにされている。この螺合止め突条91に隣接してセパレータに括れ92が形成され、ここがセパレータ90の最も細い径とされている。
Pコーンの軸体部20において、型枠93の厚さの区域に位置する部分には、内筒の形状が六角形状とされたソケットレンチ等の取り外し工具が装着可能な細い第1の六角軸部21が形成され、その全体がコンクリート型枠の厚さの区域に位置するようにされている。第1の六角軸部21の外方には型枠締結部を螺合させるねじ部23が形成されている。仮に、型枠の厚さの区域にセメントペーストが侵入して固化しても、固化してからの期間が短い場合には、固化したセメントペーストを布で拭うようにし、固化してからの期間がやや経過した場合でも、軸体部20を金属工具で軽打すれば、第1の六角軸部21に付着したセメントペーストは容易に除去して、第1の六角軸部を露出させることが可能である。これにより、細い第1の六角軸部21を使ってPコーン1を取り外すようにすれば、容易にPコーン1を取り外すことができる。
一方、Pコーンの本体部10の外方側には、陥没部11が形成され、その中には従来技術のPコーンの六角軸部と同じ径とされた太い第2の六角軸部24が、その先端がPコーン本体の外面に略一致するように形成されている。なお、第1の六角軸部21も第2の六角軸部24もその外方側が僅かに縮径され、外方からソケットレンチ等の取り外し工具の装着が容易となるようにされている。
セメントペーストが、Pコーンの本体部の陥没部11に侵入しなかった場合には、第2の六角軸部24に適合した太い径のソケットレンチ等の取り外し工具を、第2の六角軸部24に装着させてPコーン1を取り外すことも可能である。しかし、陥没部11にセメントペーストが侵入し、そのセメントペーストが固化した場合には、陥没部内の固化したセメントペーストをはつり出すのは困難で、その取り外しには大変手間がかかることになる。
しかし、陥没部11にセメントペーストが侵入して固化し、その取り外しが困難になる割合は小さい。二つの六角軸部21、24を備えたPコーン1の場合には、細い第1の六角軸部21の径に適合したソケットレンチを使っている型枠組立作業員が、陥没部11にセメントペーストが侵入して固化したPコーン1を取り外せばよい。その他のPコーンは、太い第2の六角軸部24の径だけに適合した工具を使用する型枠組立作業員も加わって取り外せばよい。これにより、従来の太い径のソケットレンチだけを使っている型枠組立作業員も含めて、多くの型枠組立作業員が同時に、Pコーン取り外し作業をすることができ、高い効率で型枠取り外し作業をすることが可能になる。
セパレータ挿通工具のらせん部94(図4、図5参照)を引っ掛ける引掛け部25が、第1の六角軸部21と第2の六角軸部24との間に、中央部がくびれた鼓形状部とされて形成されている。前記鼓形状部の中央部の径は、鼓形状部を挟む第1の六角軸部21と第2の六角軸部24のいずれよりも細い径となるように形成されている。前記鼓形状部の中央部は、いずれの位置においても軸に直交する方向の断面形状が円断面形状とされ、らせん部94の内面が滑らかに引っ掛かるようにされている。
この引掛け部25に、セパレータ挿通工具のらせん部94を引掛けて、セパレータ貫通孔95からPコーンの軸体部の外方側に形成されたねじ部23を引き出す作業を、図4(A)図から図5(B)図を参照して説明する。向かい合うセパレータ貫通孔の各々は、向かい合う第1と第2の型枠の対面する位置に形成されている。しかし、セパレータ90(102)が型枠内の空間に配設された鉄筋と干渉する場合にはセパレータ90(102)が傾き易く(図1参照)、またセパレータの長さが長い場合には自重で先方が下方に垂れ易い等、セパレータが傾いてPコーンの軸体の先端の位置が、引き出すべきセパレータ貫通孔95の位置からずれることがある。
図4、図5では、Pコーンの軸体部の端部26が、型枠の外面から看て右上側に傾いている場合を例に挙げて、セパレータ貫通孔95から軸体部のねじ部23を引き出す状態を説明する。図4、図5では理解を容易にするため、挿通作業を斜視図で示し、第2の型枠93及びセパレータ貫通孔95を破線で示し、Pコーンとセパレータ挿通工具を透視している。セパレータ挿通工具は、その軸部の先方が先細りとされ、外方に湾曲しながら右回りに先方に延び、先方部が右回りのらせん部94とされている。
上方が拡開された状態で向い合って配設された型枠のうちの、第2の型枠93のセパレータ貫通孔95に、下方から順にPコーンの軸体部のねじ部23の挿通作業が行われる。より具体的には、Pコーンの軸体部の端部26が、第2の型枠の内面から僅かに離間された状態から、Pコーンの挿通が行われる。この状態で、セパレータ貫通孔95からセパレータ挿通工具のらせん部94を挿し込んで、Pコーンの陥没部11にらせん部94を近づけて、第2の六角軸部と第1の六角軸部の間に形成されている引掛け部25にらせん部94を引掛けるようにする(図4(A)図参照)。
そして、らせん部94を引掛け部25に引掛けながら、らせん部を右方向に回転させて、らせん部の基部とセパレータ貫通孔の接点96を梃の支点にして、Pコーンの軸体部の端部26をセパレータ貫通孔95のすぐ隣まで引き寄せる。この引き寄せの際に、らせん部94が細径の引掛け部25に引っ掛けられているため、らせん部がPコーンから外れにくい。そして、型枠93を外から押して、Pコーンの軸体部の端部26に型枠93の内面を押しあてて、その位置をずらさないようにする。次に、らせん部94を、軸体部に沿って滑らせるようにし、第1の六角軸部21を越えて型枠の近くまで引き寄せて、第1の六角軸部の外方に形成されているねじ部23に引掛けなおす(図4(B)図参照)。
更に、らせん部94をねじ部23に引掛けたまま、らせん部の基部とセパレータ貫通孔の接点97を梃の支点にして、Pコーンの軸体部20を引き寄せて、Pコーンの軸体部の端部26がセパレータ貫通孔95に一致するように位置合わせし、Pコーンの軸体部のねじ部23の端部を僅かに、セパレータ貫通孔95に挿し込むようにする(図5(A)図参照)。
そして、セパレータ貫通孔とPコーンの軸体部との間の隙間98にらせん部94が引き通せるように、らせん部の先方軸99を前記隙間に沿わせるようにして、らせん部の基部を型枠の外面から看て右側に傾けるようにしてから、上方に傾けるように捻りながら、らせん部の先方軸99とPコーンの軸体部のねじ部23とを合わせて、セパレータ貫通孔95から型枠の外に引き出すようにする(図5(B)図参照)。
セパレータ貫通孔95からPコーンの軸体部のねじ部23の一部が突出された状態で、軸体部のねじ部に型枠締結金具106(図2参照)を僅かに螺合させて、軸体部20がセパレータ貫通孔95から抜けないようにして仮固定する。Pコーンの軸体部20がセパレータ貫通孔95からずれている傾きと位置に応じで、上記のようにPコーンの軸体部20を、順に下方から上方へとセパレータ貫通孔95に引き寄せつつ引き出す。以上の挿通作業は、例示であり、セパレータが傾いた状態に応じて、セパレータ挿通工具を操作するようにする。
実施例2のPコーン2を、図6を参照して説明する。図6(A)図は型枠の外方側から看たPコーン2の斜視図である。図6(B)図はPコーン2の軸方向の一部切欠き断面図である。実施例1のPコーン2に対応する構成の部分については、図に同一の符号を付して説明を省略している。
Pコーン2は、実施例1のPコーン1の構成のうち、Pコーンの本体部の外方側に形成された陥没部31が深く形成され、鼓形状部をなして形成された引掛け部32の基端部33が、Pコーン本体部の外方の面よりも深く位置し、鼓形状部の中央部34が円柱状に形成されている点が異なっている。
Pコーン2は、実施例1のPコーン1と比較して、引掛け部の中央部34が円柱状に長く形成されている。らせん部を陥没部にあてがって、らせん部を引掛け部の先方に引掛けてから、型枠をPコーンの軸体部の端部に押しあてるまでの間で(図4、図5参照)、らせん部94を引掛け部32に引掛けたままとして、円柱状の中央部34に沿わせて滑らせるように操作する。これにより、らせん部94をセパレータ貫通孔95に直立に近い状態で挿し込んだまま操作することができる区域が長くなり、セパレータ挿通作業がより容易になる。
実施例3のPコーン3を、図7を参照して説明する。図7(A)図は型枠の外方側から看たPコーン3の斜視図である。図7(B)図はPコーン2の軸方向の一部切欠き断面図である。実施例1のPコーンに対応する構成の部分については、図に同一の符号を付して説明を省略している。
Pコーン3は、樹脂製の本体部41と金属製の軸体部42との境の僅かなくびれ部43を除き、Pコーン本体部の外方の面44が略平坦に形成され、工具装着部とされる第1の六角軸部21の外端が、コンクリート型枠の厚さの区域から外に突出して形成されている。引掛け部25が、Pコーン本体部の外方の面44と第1の六角軸部21との間に、中央部45がくびれた鼓形状部とされて形成されている。鼓形状部の中央部45の径は、第1の六角軸部21よりも細い径とされ、円柱状に形成されている。実施例3のPコーン3は、実施例1及び実施例2のPコーンと異なり、Pコーン本体部の陥没部と、陥没部の中に形成される第2の六角軸部が省略されている。
Pコーン3によれば、第1の六角軸部21の一部がコンクリート型枠の厚さの区域から外に突出して形成され、コンクリート流し込み後のPコーン3の取り外しが容易とされている。また、引掛け部の中央部45の円柱部の長さがやや長く形成されているため、セパレータ挿通工具のらせん部94(図4、図5参照)を引掛ける作業が容易とされている。第1の六角軸部21の突出部分46については、型枠締結金具にその長さに対応する陥没部を形成させて格納し、陥没部の周囲の型枠締結金具が型枠に接することが可能にされればよい。
(その他)
・本発明のPコーンの大きさ、材質は限定されず、実施例の形態の変更や組み合わせの変更等があっても、本発明の要旨を逸脱しない範囲での変更は、本発明の技術的範囲に含まれる。
・今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の技術的範囲は、上記した説明に限られず特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1…Pコーン、2…Pコーン、3…Pコーン、
10…本体部、11…陥没部、12…陥没部底、20…軸体部、21…第1の六角軸部、
22…雌ねじ部、23…ねじ部、24…第2の六角軸部、25…引掛け部、
26…軸体部の端部、
31…陥没部、32…引掛け部、33…基端部、34…中央部、
41…本体部、42…軸体部、43…くびれ部、44…外方の面、45…中央部、
46…突出部分、
90…セパレータ、91…螺合止め突条、92…括れ、93…型枠、94…らせん部、
95…セパレータ貫通孔、96…接点、97…接点、98…隙間、99…先方軸、
101…第1の型枠、102…セパレータ、103…縦・横の鉄筋、104…第2の型枠、
105…セパレータ貫通孔、106…型枠締結金具、107…平部、108…一対の突出部、
109…雌ねじ部、110…ゆるみ止め金具、111…楔挿入孔、112…Pコーンの軸体部、
113…角鋼管

Claims (7)

  1. 向かい合う2つのコンクリート型枠の位置を固定させるように、各々のコンクリート型枠に横断される軸状をなすセパレータの端部に螺合される型枠間隔保持用コーンであって、
    前記型枠間隔保持用コーンが、外方に拡径される円錐台形状の本体部と、前記本体部から外方に延びる軸体部とを含み、
    前記軸体部は、ねじ部と、取り外し工具装着部と、引掛け部とを備え、
    前記ねじ部は、型枠締結金具に螺合されるように前記軸体部の外方側に形成され、
    前記取り外し工具装着部が、前記本体部の外面からコンクリート型枠の厚さの区域に、少なくともその一部が位置するように形成され、
    前記引掛け部が、前記取り外し工具装着部の内端から前記本体部に向けて形成されて、セパレータ挿通工具の先端らせん部の引掛け部とされ、前記軸体部の軸に直交する方向の断面形状が円断面形状をなすと共に、中央部がくびれた鼓形状部とされ、取り外し工具装着部よりも細い径とされている、
    ことを特徴とする型枠間隔保持用コーン。
  2. 前記引掛け部の最小の径が、前記セパレータの最小の径以上である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の型枠間隔保持用コーン。
  3. 前記取り外し工具装着部が多角軸体とされている、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の型枠間隔保持用コーン。
  4. 前記本体部の拡径側端面に陥没部が形成され、前記引掛け部の基端部が陥没部の中に位置していることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の型枠間隔保持用コーン。
  5. 前記取り外し工具装着部が六角軸部である、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の型枠間隔保持用コーン。
  6. 前記引掛け部の基端部の内方側に前記取り外し工具装着部よりも太い六角軸部が備えられている、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の型枠間隔保持用コーン。
  7. 前記本体部の外方の面が略平坦に形成され、前記引掛け部の基端部が前記外方の面に位置していることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の型枠間隔保持用コーン。
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