JP3191568B2 - バッファ回路 - Google Patents

バッファ回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば信号出力部に接
続する出力バッファに適用して好適なバッファ回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】各種電子機器の信号出力部において、出
力切換わり時の貫通電流等を防止するために、出力部に
出力バッファを接続することが行われている。図8は従
来の出力バッファの一例を示す図で、図中1は出力バッ
ファの入力端子を示し、この入力端子1に得られる信号
を、2入力NORゲート2の一方の入力に供給すると共
に、2入力NANDゲート3の一方の入力に供給する。
さらに入力端子1に得られる信号を、2段に直列接続さ
れたインバータゲート4a,4bで構成される遅延発生
部4を介して、2入力NORゲート2の他方の入力と、
2入力NANDゲート3の他方の入力に供給する。
【0003】そして、NORゲート2の論理出力をイン
バータゲート5を介してPチャンネルトランジスタ7の
ゲートに供給する。また、NANDゲート3の論理出力
をインバータゲート6を介してNチャンネルトランジス
タ8のゲートに供給する。そして、Pチャンネルトラン
ジスタ7とNチャンネルトランジスタ8とを、電源電位
と接地電位との間に直列に接続し、Pチャンネルトラン
ジスタ7とNチャンネルトランジスタ8との接続点を出
力パッド9に接続し、この出力パッド9から信号を外部
に出力させる。
【0004】この回路の動作について説明すると、例え
ば図9のAに実線で示すように、電位Vssから電位Vdd
に立ち上がった後、所定時間後に電位Vssに戻る波形V
1 が入力端子1に得られるとする。このとき、2段のイ
ンバータゲートで構成される遅延発生部4の出力は、イ
ンバータゲートのゲート伝搬特性により決まる所定時間
taだけ遅延された波形V2 (図9のAに破線で示す波
形)となる。
【0005】そして、NORゲート2の論理出力をイン
バータゲート5で反転させた出力は、波形V1 と波形V
2 の双方が電位Vssのときだけ電位Vssになり、その他
の状態では電位Vddに立ち上がるので、図9のBに破線
で示すタイミングで変化する波形V3 になる。そして、
NANDゲート3の論理出力をインバータゲート6で反
転させた出力は、波形V1 と波形V2 の双方が電位Vdd
のときに、電位Vddに立ち上がるので、図9のBに実線
で示すタイミングで変化する波形V4 になる。
【0006】従って、入力波形V1 が電位Vddに立ち上
がるときには、Pチャンネルトランジスタ7がオフして
から、所定時間tbが経過してNチャンネルトランジス
タ8がオンするようになる。また、入力波形V1 が電位
Vssに下がるときには、Nチャンネルトランジスタ8が
オフしてから、所定時間tcが経過してPチャンネルト
ランジスタ7がオンするようになる。ここで、所定時間
tb,tcは、遅延発生部4の遅延時間taと同じで、
数n秒程度である。
【0007】このようにPチャンネルトランジスタ7と
Nチャンネルトランジスタ8のスイッチング時間に差が
あることで、出力波形が電位Vddと電位Vssとの間で切
換わるときの貫通電流を防止することができ、出力バッ
ファとして良好に機能する。
【0008】この図8に示す出力バッファ回路の実際の
回路構成を図10に示す。この図10の回路は、NOR
ゲート2,NANDゲート3,遅延発生部4内のインバ
ータゲート4a及び4b,インバータゲート5及び6
を、PチャンネルトランジスタとNチャンネルトランジ
スタとで構成させた場合の回路である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のこの
ようなバッファ回路は、図10の回路から判るように、
多くのトランジスタ等から構成され、回路構成が複雑で
あると共に、回路を構成させるのに必要な面積が多く必
要である。また、論理素子を多く用いて回路を構成して
いるため、回路の消費電流が大きい不都合があった。さ
らに、NORゲートやNANDゲートなどの論理ゲート
を使用する必要があるが、直列トランジスタのゲート入
力順番に対し、どのノードを入力させるかの規制があ
り、回路を設計する上で制約があった。
【0010】さらにまた、複数段に接続されたインバー
タゲートなどのゲート遅延特性によって遅延時間を決め
ているので、トランジスタの電圧降下特性の変動によっ
て回路の動作特性が大きく変化してしまう不都合があっ
た。
【0011】本発明はこれらの点に鑑み、少ない素子で
良好に作動するように構成できるバッファ回路を提供す
ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、例えば図1に
示すように、入力信号によりスイッチングが制御され第
1のPチャンネルトランジスタMP1と第1のNチャン
ネルトランジスタMN1とを電源電位と接地電位との間
に接続したトランジスタ対と、入力信号を所定期間遅延
する遅延手段12aと、この遅延手段12aの出力信号
によりスイッチングが制御されトランジスタ対を構成す
る第1のPチャンネルトランジスタMP1と第1のNチ
ャンネルトランジスタMN1の間に並列に接続される第
2のPチャンネルトランジスタMP2及び第2のNチャ
ンネルトランジスタMN2と、第1のPチャンネルトラ
ンジスタMP1の出力を反転する第1のインバータ13
と、第1のNチャンネルトランジスタMN1の出力を反
転する第2のインバータ14と、第1のインバータ13
の出力によりスイッチングが制御される第3のNチャン
ネルトランジスタMN3と、第2のインバータ14の出
力によりスイッチングが制御される第3のPチャンネル
トランジスタMP3とを備え、第3のNチャンネルトラ
ンジスタMN3と第3のPチャンネルトランジスタMP
3との接続点から出力を取り出すようにしたものであ
る。
【0013】またこの場合に、遅延手段12aとして、
1段のインバータで構成したものである。
【0014】
【作用】本発明によると、出力トランジスタである第3
のNチャンネルトランジスタMN3と第3のPチャンネ
ルトランジスタMP3との動作タイミングをずらすため
の遅延量が、第2のPチャンネルトランジスタMP2及
び第2のNチャンネルトランジスタMN2の電圧降下特
性Vthにより決まり、このトランジスタが遅延素子とス
イッチング素子とを兼用することになり、少ない数の素
子で良好な特性のバッファ回路が構成できる。
【0015】この場合、遅延手段として1段のインバー
タで構成することで、インバータを構成する素子の特性
の不均一の影響を最小限に抑えることができ、良好な特
性とすることができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図6を参照
して説明する。
【0017】図1は本例の出力バッファ回路の構成を示
す図で、図中11は入力端子を示し、入力端子11に得
られる信号を、PチャンネルトランジスタMP1のゲー
トと、NチャンネルトランジスタMN1のゲートと、遅
延発生部12に供給する。遅延発生部12は、入力信号
を反転させる1段のインバータゲート12aと、このイ
ンバータゲート12aの信号がゲートに供給されるPチ
ャンネルトランジスタMP2及びNチャンネルトランジ
スタMN2で構成される。
【0018】そして、この遅延発生部12内のPチャン
ネルトランジスタMP2とNチャンネルトランジスタM
N2とのソース及びドレインを接続して並列接続する。
そして、電源電位と接地電位との間に、Pチャンネルト
ランジスタMP1と、この並列接続されたPチャンネル
トランジスタMP2及びNチャンネルトランジスタMN
2と、NチャンネルトランジスタMN1とを接続する。
【0019】そして、PチャンネルトランジスタMP1
と、PチャンネルトランジスタMP2及びNチャンネル
トランジスタMN2との接続点を、インバータゲート1
3を介してMチャンネルトランジスタMN3のゲートに
接続する。また、NチャンネルトランジスタMN1と、
PチャンネルトランジスタMP2及びNチャンネルトラ
ンジスタMN2との接続点を、インバータゲート14を
介してPチャンネルトランジスタMP3のゲートに接続
する。
【0020】そして、PチャンネルトランジスタMP3
とNチャンネルトランジスタMN3とを、電源電位と接
地電位との間に直列に接続し、Pチャンネルトランジス
タMP3とNチャンネルトランジスタMN3との接続点
を出力パッド15に接続し、この出力パッド15から信
号を外部に出力させる。
【0021】なお、この図1に示す回路の実際の回路構
成を図4に示す。
【0022】次に、このように構成される出力バッファ
回路の動作を、図2の波形図などを参照して説明する。
【0023】まず、図2のAに実線で示すように、電位
Vssから電位Vddに立ち上がった後、所定時間後に電位
Vssに戻る波形V11が入力端子11に得られるとする。
このとき、遅延発生部12内のインバータゲート12a
の出力は、インバータゲートのゲート伝搬特性により決
まる所定時間t1 だけ遅延されて反転された波形V
12(図2のAに破線で示す波形)となる。
【0024】そして、PチャンネルトランジスタMP1
と、PチャンネルトランジスタMP2及びNチャンネル
トランジスタMN2との接続点に得られる信号の波形V
13と、NチャンネルトランジスタMN1と、Pチャンネ
ルトランジスタMP2及びNチャンネルトランジスタM
N2との接続点に得られる信号の波形V14とを、図2の
Bに示す。ここでは、インバータゲート12aによって
ゲート遅延を受けた信号V12がハイレベルのときは、N
チャンネルトランジスタMN2がオン状態であり、信号
13からトランジスタMN2での電圧降下分Vthだけ降
下したハイレベルの電位を信号V14に伝達する。
【0025】そして、この信号V14が供給されるインバ
ータゲート14は、インバータゲート13に比べて、イ
ンバータゲート12aのゲート伝搬遅延分と、Nチャン
ネルトランジスタMN2での電圧降下によるVGS低下の
スルーレイト影響分遅くローレベルに切換わる。従っ
て、図2のCに示すように、Pチャンネルトランジスタ
MP3のゲートに供給される信号V15が立ち上がって、
このトランジスタMP3がオフになってから、インバー
タゲート12aのゲート伝搬遅延分(図2のAに示すt
1 )と、NチャンネルトランジスタMN2での電圧降下
によるVGS低下のスルーレイト影響分(図2のBに示す
2 )とを合計した時間(図2のCに示す時間t4 )だ
け遅れて、NチャンネルトランジスタMN3のゲートに
供給される信号V16が立ち上がり、このトランジスタM
N3がオンし、貫通電流が流れるのが阻止される。
【0026】また逆に、信号V12がローレベルのときに
は、PチャンネルトランジスタMP2がオン状態であ
り、信号V14のローレベル(Vss)からトランジスタM
P2での電圧降下分Vthだけ上昇したローレベルを、信
号V13に伝達する。この信号V 13が供給されるインバー
タゲート13は、インバータゲート14に比べて、イン
バータゲート12aのゲート伝搬遅延分(図2のAに示
すt1 )と、PチャンネルトランジスタMP2での電圧
上昇によるスルーレイト影響分(図2のBに示すt3
とを合計した時間(図2のCに示す時間t5 )だけ遅れ
て、PチャンネルトランジスタMP3のゲートに供給さ
れる信号V15が下がり、このトランジスタMP3がオン
し、貫通電流が流れるのが阻止される。
【0027】ここで、各トランジスタの電圧降下特性に
ついて説明すると、PチャンネルトランジスタMP2
は、図3のAに示す信号V21から電圧降下Vthだけ降下
した信号22が出力される。また、インバータゲート13
の特性は、図3のBに示すように、破線で示す入力波形
24に対して、スルーレイト低下の影響Vaだけ遅れて
変化する波形V23が出力される。また、Nチャンネルト
ランジスタMN2は、図3のCに示す信号V25から電圧
降下Vthだけ上昇した信号26が出力される。また、イン
バータゲート14の特性は、図3のDに示すように、破
線で示す入力波形V28に対して、スルーレイト低下の影
響Vbだけ遅れて変化する波形V27が出力される。
【0028】このように作動する本例のバッファ回路
は、スイッチングのタイミングをずらすための遅延が、
PチャンネルトランジスタMP2とNチャンネルトラン
ジスタMN2の電圧降下Vthにより決まる。従って、従
来の回路(図8,図10の回路)のように、2段に接続
されたインバータ4a,4bを構成する4個のトランジ
スタにより遅延量を決めていた場合に比べ、2個のトラ
ンジスタの特性を考慮するだけでバッファ回路としての
制御特性を決定でき、良好な動作特性を設定することが
簡単にできるようになり、回路の設計が容易になる。
【0029】また、回路構成自体も、本例の回路である
図4と、従来の回路である図10とを比較すると判るよ
うに、従来のバッファ回路に比べ簡単になり、回路を組
むのに必要な面積を削減することができると共に、NO
RゲートやNANDゲートなどの論理ゲートを使用しな
いので、回路の消費電流を削減することができる。
【0030】また本例の回路は、出力パッドに接続した
外部の回路からのノイズの影響を軽減することができる
と共に、外部の回路への不要輻射を軽減することができ
る。即ち、例えば図5に示すように、出力パッド15に
外部回路16が接続されたとする。このとき、インバー
タゲート13の出力V16のスルーレイト低下の影響に
よって、インバータゲート14の出力V15のスルーレ
イト低下の影響によって、PチャンネルトランジスタM
P3がオンする際の電流変化率(ΔIa)が低下すると
共に、NチャンネルトランジスタMN3がオンする際の
電流変化率(ΔIb)が低下する。
【0031】このため、外部回路16のインダクタンス
成分,キャパシタンス成分に対して、電流変化率ΔI
a,ΔIbが小さいことにより、電源及び接地側へのト
リガーノイズが軽減され、外部回路からのノイズの影響
を軽減することができると共に、外部への不要輻射を軽
減することができる。
【0032】なお、図1の回路において、インバータゲ
ート13,14で電圧降下分Vthにより貫通電流が流れ
るおそれがある場合には、図6に示すように、インバー
タゲート13の出力がゲートに供給されるNチャンネル
トランジスタMN4を、インバータゲート13の入力部
に接続すると共に、インバータゲート14の出力がゲー
トに供給されるPチャンネルトランジスタMP4を、イ
ンバータゲート14の入力部に接続するようにすれば良
い。
【0033】また、遅延発生部としては、別の回路によ
り構成させても良い。例えば図7に示すように、入力端
子21を、PチャンネルトランジスタMP11のゲー
ト,NチャンネルトランジスタMN11のゲート及び遅
延発生部22に接続し、遅延発生部22内には2段に直
列接続されたインバータゲート22a,22bを配す
る。そして、この2段のインバータゲート22a,22
bで遅延された信号を、PチャンネルトランジスタMP
12のゲート及びNチャンネルトランジスタMN12に
供給する。そして、電源電位と接地電位との間に、Pチ
ャンネルトランジスタMN11と、Pチャンネルトラン
ジスタMP12と、NチャンネルトランジスタMN11
とを接続し、さらにPチャンネルトランジスタMP12
と並列にNチャンネルトランジスタMN12を接続す
る。
【0034】そして、PチャンネルトランジスタMP1
1とトランジスタMP12,MN12との接続点を、イ
ンバータゲート23を介してMチャンネルトランジスタ
MN13のゲートに接続する。また、Nチャンネルトラ
ンジスタMN11とトランジスタMP12,MN12と
の接続点を、インバータゲート24を介してPチャンネ
ルトランジスタMP13のゲートに接続する。
【0035】そして、NチャンネルトランジスタMN1
3とPチャンネルトランジスタMP13とを、電源電位
と接地電位との間に接続し、両トランジスタMN13,
MP13の接続点を出力パッド25に接続し、この出力
パッド25から信号を外部に出力させる。
【0036】この図7に示す構成の場合にも、遅延発生
部22内での遅延に基づいて、出力トランジスタ対を構
成する一方のトランジスタMN13と他方のトランジス
タMP13とのスイッチングタイミングをずらすことが
でき、出力バッファ回路として良好に機能する。
【0037】また、インバータの代わりに、抵抗器とコ
ンデンサとを使用した遅延回路を接続させても良い。
【0038】
【発明の効果】本発明によると、出力トランジスタ対を
構成する一方のトランジスタと他方のトランジスタとの
動作タイミングをずらすための遅延量が、遅延発生部に
接続されたPチャンネルトランジスタ及びNチャンネル
トランジスタの電圧降下特性V thにより決まり、このト
ランジスタが遅延素子とスイッチング素子とを兼用する
ことになり、NORゲートやNANDゲートなどの論理
ゲートを使用しない少ない数の素子でバッファ回路が構
成できる。従って、バッファ回路を構成する面積を少な
くすることができる。また、NORゲートやNANDゲ
ートなどの論理ゲートを使用しないことで、それだけバ
ッファ回路の消費電力を低減させることができる。さら
に、回路の動作特性としては、遅延発生部に接続された
Pチャンネルトランジスタ及びNチャンネルトランジス
タの2素子の電圧降下特性Vthだけで決まり、容易に回
路を設計することができる。さらにまた、外部回路から
のノイズの影響が軽減されると共に、外部への不要輻射
を軽減できる効果を有する。
【0039】この場合、遅延手段として1段のインバー
タで構成することで、インバータのゲート伝搬特性が複
数段のものに頼らないため、インバータを構成する素子
の特性が不均一であっても、バッファ回路としての特性
の変動を最小限に抑えることができ、良好な特性にする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のバッファ回路を示す構成図
である。
【図2】一実施例による作動状態を示す波形図である。
【図3】一実施例の回路の各素子の特性図である。
【図4】一実施例のバッファ回路の具体的回路構成を示
す回路図である。
【図5】一実施例のバッファ回路への外部回路の接続例
を示す構成図である。
【図6】一実施例のバッファ回路の変形例を示す構成図
である。
【図7】本発明の他の実施例のバッファ回路を示す構成
図である。
【図8】従来のバッファ回路の一例を示す構成図であ
る。
【図9】図8の例の作動状態を示す波形図である。
【図10】図8の例のバッファ回路の具体的回路構成を
示す回路図である。
【符号の説明】
11,21 入力端子 12,22 遅延発生部 12a,13,14,22a,22b インバータゲー
ト 15,25 出力パッド MP1,MP2,MP3,MP11,MP12,MP1
3 Pチャンネルトランジスタ MN1,MN2,MN3,MN11,MN12,MN1
3 Nチャンネルトランジスタ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号によりスイッチングが制御され
    る第1のPチャンネルトランジスタと第1のNチャンネ
    ルトランジスタとを電源電位と接地電位との間に接続し
    たトランジスタ対と、 上記入力信号を所定期間遅延する遅延手段と、 該遅延手段の出力信号によりスイッチングが制御され上
    記トランジスタ対を構成する第1のPチャンネルトラン
    ジスタと第1のNチャンネルトランジスタの間に並列に
    接続される第2のPチャンネルトランジスタ及び第2の
    Nチャンネルトランジスタと、 上記第1のPチャンネルトランジスタの出力を反転する
    第1のインバータと、 上記第1のNチャンネルトランジスタの出力を反転する
    第2のインバータと、 上記第1のインバータの出力によりスイッチングが制御
    される第3のNチャンネルトランジスタと、 上記第2のインバータの出力によりスイッチングが制御
    される第3のPチャンネルトランジスタとを備え、 上記第3のNチャンネルトランジスタと上記第3のPチ
    ャンネルトランジスタとの接続点から出力を取り出すよ
    うにしたバッファ回路。
  2. 【請求項2】 上記遅延手段として、1段のインバータ
    で構成した請求項1記載のバッファ回路。
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