JP3191428B2 - 非接地系遮断器の三相合成試験方法及び回路 - Google Patents
非接地系遮断器の三相合成試験方法及び回路Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は遮断器の等価合成試験方
法に係り、特に三相合成試験方法及びこの方法を実現す
る試験回路に関する。
法に係り、特に三相合成試験方法及びこの方法を実現す
る試験回路に関する。
【0002】
【従来の技術】遮断器の高圧、大容量化が進むにつれ、
その検証手段として、直接試験に代えて合成試験(等価
合成試験)が実施されている。この試験は、低電圧で大
電流を供給する電流源と高電圧で小電流を供給する電圧
源とを遮断瞬時直前又は直後に結合して切り換えるもの
である。また、三相一括形の遮断器においては、その特
性上、相間の相互作用を考慮した試験方法が必要とさ
れ、種々の三相合成試験法が提案されている。例えば、
図4に示す構成の合成試験回路を用いた三相合成試験方
法が提案されている。
その検証手段として、直接試験に代えて合成試験(等価
合成試験)が実施されている。この試験は、低電圧で大
電流を供給する電流源と高電圧で小電流を供給する電圧
源とを遮断瞬時直前又は直後に結合して切り換えるもの
である。また、三相一括形の遮断器においては、その特
性上、相間の相互作用を考慮した試験方法が必要とさ
れ、種々の三相合成試験法が提案されている。例えば、
図4に示す構成の合成試験回路を用いた三相合成試験方
法が提案されている。
【0003】図4中、1は短絡電流を供給する電流源回
路、2は電流重畳法(ワイルドピケ法)を用いた第一遮
断相用電圧源回路、3は供試遮断器、4は補助遮断器で
ある。また、5,6は第二及び第三遮断相用電圧源変圧
器であり、夫々スキーツ法を用いている。7〜9は過渡
回復電圧調整用素子(TRV)、10はアーク期間延長
用回路である。
路、2は電流重畳法(ワイルドピケ法)を用いた第一遮
断相用電圧源回路、3は供試遮断器、4は補助遮断器で
ある。また、5,6は第二及び第三遮断相用電圧源変圧
器であり、夫々スキーツ法を用いている。7〜9は過渡
回復電圧調整用素子(TRV)、10はアーク期間延長
用回路である。
【0004】この合成試験方法において、第一遮断相は
ワイルドピケ法により熱的遮断性能及び遮断器の極間、
対地間の絶縁性能をするためのものであり、第二及び第
三遮断相はスキーツ法を用い、遮断相の対地間、各相間
の絶縁性能を検証するためのものである。
ワイルドピケ法により熱的遮断性能及び遮断器の極間、
対地間の絶縁性能をするためのものであり、第二及び第
三遮断相はスキーツ法を用い、遮断相の対地間、各相間
の絶縁性能を検証するためのものである。
【0005】次に図5及び図6を参照して上記合成試験
方法を説明する。
方法を説明する。
【0006】まず、供試遮断器3、補助遮断器4が投入
されている状態で電流源回路1から短絡電流が供給され
る(a点)。電圧源回路2が接続されている相が意図し
たアーク時間で第一相遮断となるように制御された時点
にて供試遮断器3及び補助遮断器4が開極される。意図
した第一相遮断電流の零点直前に第一遮断相用電圧源回
路2から電圧源電流が重畳される(b点)。その後、重
畳電流が遮断される(c点)。同時に、第一遮断相用電
圧源回路2とTRV9により過渡回復電圧が発生し、第
一相遮断が完了する。
されている状態で電流源回路1から短絡電流が供給され
る(a点)。電圧源回路2が接続されている相が意図し
たアーク時間で第一相遮断となるように制御された時点
にて供試遮断器3及び補助遮断器4が開極される。意図
した第一相遮断電流の零点直前に第一遮断相用電圧源回
路2から電圧源電流が重畳される(b点)。その後、重
畳電流が遮断される(c点)。同時に、第一遮断相用電
圧源回路2とTRV9により過渡回復電圧が発生し、第
一相遮断が完了する。
【0007】引続き単相直列回路となった短絡電流が他
の二相により遮断され(d点)、第二及び第三遮断相用
電圧源変圧器5,6と各二次側抵抗R5,R6により他の
二相に過渡回復電圧が発生し、全相遮断が完了する。
の二相により遮断され(d点)、第二及び第三遮断相用
電圧源変圧器5,6と各二次側抵抗R5,R6により他の
二相に過渡回復電圧が発生し、全相遮断が完了する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この従来の合成試験方
法の欠点は、遮断直後の回復電圧において、相間の電圧
が直接試験方法に比べて著しく高くなってしまう点が挙
げられる。
法の欠点は、遮断直後の回復電圧において、相間の電圧
が直接試験方法に比べて著しく高くなってしまう点が挙
げられる。
【0009】即ち、従来の合成試験方法の場合、第一遮
断相の検証にワイルドピケ法を用いているため、非接地
系の試験の場合、第一遮断相の回復電圧は、図8から明
らかなように直流の一定電圧となってしまう。このとき
の回復電圧値Vは、V=√2×1.5/√3×E=1.
22E(Eは遮断器の定格電圧)となる。
断相の検証にワイルドピケ法を用いているため、非接地
系の試験の場合、第一遮断相の回復電圧は、図8から明
らかなように直流の一定電圧となってしまう。このとき
の回復電圧値Vは、V=√2×1.5/√3×E=1.
22E(Eは遮断器の定格電圧)となる。
【0010】図7は三相直接試験の場合の各相電流、各
相電圧、及び相間電圧の変化図、図8は上記従来の合成
試験法による各相電流、各相電圧、及び相間電圧の変化
図であり、これらの図を参照して相間電圧を比較する
と、三相直接試験では、相間電圧は最大で√2Eである
のに対し、図4の回路構成による合成試験の場合は最大
で2.04E(=1.22E+√2/√3×E)となっ
ている。したがって、従来の合成試験方法では条件的に
かなり苛酷となっていることがわかる。
相電圧、及び相間電圧の変化図、図8は上記従来の合成
試験法による各相電流、各相電圧、及び相間電圧の変化
図であり、これらの図を参照して相間電圧を比較する
と、三相直接試験では、相間電圧は最大で√2Eである
のに対し、図4の回路構成による合成試験の場合は最大
で2.04E(=1.22E+√2/√3×E)となっ
ている。したがって、従来の合成試験方法では条件的に
かなり苛酷となっていることがわかる。
【0011】本発明は、かかる背景の下になされたもの
で、その目的とするところは、過分なストレスを与えず
に等価性の高い検証を行うことができる遮断器の合成試
験方法及びその実現回路を提供することにある。
で、その目的とするところは、過分なストレスを与えず
に等価性の高い検証を行うことができる遮断器の合成試
験方法及びその実現回路を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の非接地系遮断器の三相合成試験方法は、供試遮断器
の遮断相に電圧源回路を並列接続し、当該遮断相に供給
される電流源回路からの電流源電流の遮断瞬時直前に前
記電圧源回路から電圧源電流を重畳するとともに、重畳
電流の遮断と同時に当該遮断相に過渡回復電圧を発生さ
せる方法において、前記電流源電流の遮断直後、前記電
圧源回路を供試遮断器の遮断相から切り離し、供試遮断
器の遮断相に電圧源変圧器より交流電圧を印加するよう
にしたことを特徴とする。
明の非接地系遮断器の三相合成試験方法は、供試遮断器
の遮断相に電圧源回路を並列接続し、当該遮断相に供給
される電流源回路からの電流源電流の遮断瞬時直前に前
記電圧源回路から電圧源電流を重畳するとともに、重畳
電流の遮断と同時に当該遮断相に過渡回復電圧を発生さ
せる方法において、前記電流源電流の遮断直後、前記電
圧源回路を供試遮断器の遮断相から切り離し、供試遮断
器の遮断相に電圧源変圧器より交流電圧を印加するよう
にしたことを特徴とする。
【0013】また、上記目的を達成する本発明の試験回
路は、請求項1記載の非接地系遮断器の三相合成試験方
法を実現する試験回路であって、供試遮断器の遮断相に
短絡電流を供給する三相電流源回路と、この電流源回路
と供試遮断器の遮断相との間に挿入接続された補助遮断
器と、この補助遮断器の入力側に一次側巻線、出力側に
二次側巻線がそれぞれ接続された電圧源変圧器と、供試
遮断器の遮断相に分離用開閉器を介して並列接続された
電圧源回路とを有し、前記短絡電流の遮断直後に前記分
離開閉器が開極するとともに、前記電圧源変圧器の二次
側巻線から前記供試遮断器の遮断相に交流電圧が印加さ
れることを特徴とする。
路は、請求項1記載の非接地系遮断器の三相合成試験方
法を実現する試験回路であって、供試遮断器の遮断相に
短絡電流を供給する三相電流源回路と、この電流源回路
と供試遮断器の遮断相との間に挿入接続された補助遮断
器と、この補助遮断器の入力側に一次側巻線、出力側に
二次側巻線がそれぞれ接続された電圧源変圧器と、供試
遮断器の遮断相に分離用開閉器を介して並列接続された
電圧源回路とを有し、前記短絡電流の遮断直後に前記分
離開閉器が開極するとともに、前記電圧源変圧器の二次
側巻線から前記供試遮断器の遮断相に交流電圧が印加さ
れることを特徴とする。
【0014】なお、前記補助遮断器の出力側と前記電圧
源変圧器の二次側巻線との間には抵抗器が挿入接続され
ている。
源変圧器の二次側巻線との間には抵抗器が挿入接続され
ている。
【0015】
【作用】電流源電流(短絡電流)の遮断直前に供試遮断
器の遮断相に電圧源電流が重畳され、重畳電流の零点直
後、電圧源変圧器の出力側に過渡回復電圧が発生し始め
る。但し、この時点ではまだ供試遮断器に電圧源電流が
流れているので、過渡回復電圧は、電圧源変圧器の二次
側の抵抗器が殆ど分担する。電圧源電流が零点になると
当該電流が遮断され、過渡回復電圧が発生する。分離用
開閉器は過渡回復電圧が収束した時点で電圧源回路を分
離する。これにより供試遮断器の遮断相に電圧源変圧器
より交流電圧が印加される。したがって、非接地系の試
験の場合であっても遮断相の過渡回復電圧が一定値とな
らず、他相との間の電圧上昇も抑制される。
器の遮断相に電圧源電流が重畳され、重畳電流の零点直
後、電圧源変圧器の出力側に過渡回復電圧が発生し始め
る。但し、この時点ではまだ供試遮断器に電圧源電流が
流れているので、過渡回復電圧は、電圧源変圧器の二次
側の抵抗器が殆ど分担する。電圧源電流が零点になると
当該電流が遮断され、過渡回復電圧が発生する。分離用
開閉器は過渡回復電圧が収束した時点で電圧源回路を分
離する。これにより供試遮断器の遮断相に電圧源変圧器
より交流電圧が印加される。したがって、非接地系の試
験の場合であっても遮断相の過渡回復電圧が一定値とな
らず、他相との間の電圧上昇も抑制される。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
する。
【0017】図1は本発明の一実施例に係る遮断器の合
成試験回路の構成図であり、図4に示した従来回路と同
一部品については同一符号を付している。
成試験回路の構成図であり、図4に示した従来回路と同
一部品については同一符号を付している。
【0018】本実施例では、図1に示すように、従来回
路において、補助遮断器4の第一遮断相間に、第二及び
第三遮断相と同様の電圧源変圧器11を設け、更に、供
試遮断器3の第一遮断相と電圧源回路2との間に分離用
開閉器12を挿入接続したものである。
路において、補助遮断器4の第一遮断相間に、第二及び
第三遮断相と同様の電圧源変圧器11を設け、更に、供
試遮断器3の第一遮断相と電圧源回路2との間に分離用
開閉器12を挿入接続したものである。
【0019】次に、図2及び図3を参照して図1の構成
の合成試験回路の動作を説明する。まず、分離用開閉器
12は閉極しておき、従来回路と同じ手順で試験を開始
する。第一遮断相においては、b点(図2及び図3参
照)にて電圧源回路2から電圧源電流が重畳され、重畳
電流の零点(b’点)直後に電圧源変圧器11の出力電
極に過渡回復電圧が発生し始める。しかしこの時点で
は、まだ供試遮断器3には電圧源電流が流れており、三
相短絡接地の状態となっている。したがって、過渡回復
電圧は、電圧源変圧器11の二次側に接続された抵抗器
R11が殆ど分担することになる。
の合成試験回路の動作を説明する。まず、分離用開閉器
12は閉極しておき、従来回路と同じ手順で試験を開始
する。第一遮断相においては、b点(図2及び図3参
照)にて電圧源回路2から電圧源電流が重畳され、重畳
電流の零点(b’点)直後に電圧源変圧器11の出力電
極に過渡回復電圧が発生し始める。しかしこの時点で
は、まだ供試遮断器3には電圧源電流が流れており、三
相短絡接地の状態となっている。したがって、過渡回復
電圧は、電圧源変圧器11の二次側に接続された抵抗器
R11が殆ど分担することになる。
【0020】電圧源電流が零点(c点)となった時点で
当該電流が遮断され、TRV9及び電圧源回路2により
過渡回復電圧が発生する。
当該電流が遮断され、TRV9及び電圧源回路2により
過渡回復電圧が発生する。
【0021】分離用開閉器12には、過渡回復電圧が収
束した時点(c’点)にて電圧源回路2(電流重畳回
路)が分離されるよう予め所定タイミングで指令を与え
ておく。電圧源回路2が分離された供試遮断器3の遮断
相には電圧源変圧器11より交流電圧が印加されること
となる。
束した時点(c’点)にて電圧源回路2(電流重畳回
路)が分離されるよう予め所定タイミングで指令を与え
ておく。電圧源回路2が分離された供試遮断器3の遮断
相には電圧源変圧器11より交流電圧が印加されること
となる。
【0022】したがって、第二及び第三相遮断後も各相
の電圧は、対地間、相間ともに三相直接試験の場合と同
様の様相を示すようになり、従来のこの種の合成試験方
法による問題点が解消される。
の電圧は、対地間、相間ともに三相直接試験の場合と同
様の様相を示すようになり、従来のこの種の合成試験方
法による問題点が解消される。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、非接地系の試験の場合であっても遮断相の過
渡回復電圧が一定値とならず、他相との間の電圧上昇も
抑制される効果がある。これにより過分なストレスを与
えることなく、等価性の高い合成試験が実施可能とな
る。
によれば、非接地系の試験の場合であっても遮断相の過
渡回復電圧が一定値とならず、他相との間の電圧上昇も
抑制される効果がある。これにより過分なストレスを与
えることなく、等価性の高い合成試験が実施可能とな
る。
【図1】本発明の一実施例に係る合成試験回路の構成
図。
図。
【図2】本実施例に係る合成試験回路の動作タイミング
図。
図。
【図3】図3の動作タイミング図の部分拡大図。
【図4】従来の合成試験回路の構成図。
【図5】従来の合成試験回路の動作タイミング図。
【図6】図5の動作タイミング図の部分拡大図。
【図7】直接試験方法による各相電圧、電流及び相間電
圧の状態説明図。
圧の状態説明図。
【図8】従来の合成試験方法による各相電圧、電流及び
相間電圧の状態説明図。
相間電圧の状態説明図。
1…電流源回路 2…電圧源回路 3…供試遮断器 4…補助遮断器 5,6,11…電圧源変圧器 7,8,9…過渡回復電圧調整用素子(TRV) 10…アーク期間延長用回路 R5,R6,R11…抵抗器 12…分離用開閉器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荒川 俊一 東京都品川区大崎2丁目1番17号 株式 会社明電舎内 (72)発明者 長 輝通 東京都品川区大崎2丁目1番17号 株式 会社明電舎内 (56)参考文献 特開 昭63−191083(JP,A) 特開 平3−202792(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01R 31/327 G01R 31/333
Claims (3)
- 【請求項1】 供試遮断器の遮断相電極に電圧源回路を
並列接続し、当該遮断相に供給される電流源回路からの
電流源電流の遮断瞬時直前に前記電圧源回路から電圧源
電流を重畳するとともに、重畳電流の遮断と同時に当該
遮断相に過渡回復電圧を発生させる非接地系遮断器の三
相合成試験方法において、 前記電流源電流の遮断直後、前記電圧源回路を供試遮断
器の遮断相から切り離し、供試遮断器の遮断相に電圧源
変圧器より交流電圧を印加するようにしたことを特徴と
する非接地系遮断器の三相合成試験方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の非接地系遮断器の三相合
成試験方法を実現する試験回路であって、供試遮断器の
遮断相に短絡電流を供給する三相電流源回路と、この電
流源回路と供試遮断器の遮断相との間に挿入接続された
補助遮断器と、この補助遮断器の入力側に一次側巻線、
出力側に二次側巻線がそれぞれ接続された電圧源変圧器
と、供試遮断器の遮断相に分離用開閉器を介して並列接
続された電圧源回路とを有し、前記短絡電流の遮断直後
に前記分離開閉器が開極するとともに、前記電圧源変圧
器の二次側巻線から前記供試遮断器の遮断相に交流電圧
が印加されることを特徴とする非接地系遮断器の三相合
成試験回路。 - 【請求項3】 前記補助遮断器の出力側と前記電圧源変
圧器の二次側巻線との間に抵抗器が挿入接続されている
ことを特徴とする請求項2記載の非接地系遮断器の三相
合成試験回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23486092A JP3191428B2 (ja) | 1992-09-02 | 1992-09-02 | 非接地系遮断器の三相合成試験方法及び回路 |
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JP23486092A JP3191428B2 (ja) | 1992-09-02 | 1992-09-02 | 非接地系遮断器の三相合成試験方法及び回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0682536A JPH0682536A (ja) | 1994-03-22 |
JP3191428B2 true JP3191428B2 (ja) | 2001-07-23 |
Family
ID=16977484
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23486092A Expired - Fee Related JP3191428B2 (ja) | 1992-09-02 | 1992-09-02 | 非接地系遮断器の三相合成試験方法及び回路 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3191428B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103983914A (zh) * | 2014-05-08 | 2014-08-13 | 国网河南省电力公司商丘供电公司 | 电动隔离刀闸二次回路测试装置及测试方法 |
CN111665438A (zh) * | 2020-05-22 | 2020-09-15 | 江门市电力工程输变电有限公司 | 一种高压隔离开关三相同期调试的校验方法 |
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---|---|---|---|---|
ES2703100T3 (es) * | 2012-08-24 | 2019-03-07 | Omicron Electronics Gmbh | Medición de una resistencia de un contacto de conmutación de un disyuntor |
AT516121B1 (de) * | 2014-07-29 | 2016-09-15 | Omicron Electronics Gmbh | Überprüfen eines mehrpoligen elektrischen Leistungsschalters |
CN105865769A (zh) * | 2016-04-26 | 2016-08-17 | 国网河南省电力公司商丘供电公司 | 电动隔离刀闸机械参数检测装置及其方法 |
CN110806310B (zh) * | 2019-09-27 | 2022-04-26 | 国网浙江省电力有限公司杭州供电公司 | 高压隔离开关操作机构机械特性在线监测方法及装置 |
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1992
- 1992-09-02 JP JP23486092A patent/JP3191428B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN103983914A (zh) * | 2014-05-08 | 2014-08-13 | 国网河南省电力公司商丘供电公司 | 电动隔离刀闸二次回路测试装置及测试方法 |
CN103983914B (zh) * | 2014-05-08 | 2017-05-10 | 国家电网公司 | 电动隔离刀闸二次回路测试装置及测试方法 |
CN111665438A (zh) * | 2020-05-22 | 2020-09-15 | 江门市电力工程输变电有限公司 | 一种高压隔离开关三相同期调试的校验方法 |
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JPH0682536A (ja) | 1994-03-22 |
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