JP3191375B2 - コンバインの刈取昇降センサ - Google Patents

コンバインの刈取昇降センサ

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JP3191375B2
JP3191375B2 JP01619492A JP1619492A JP3191375B2 JP 3191375 B2 JP3191375 B2 JP 3191375B2 JP 01619492 A JP01619492 A JP 01619492A JP 1619492 A JP1619492 A JP 1619492A JP 3191375 B2 JP3191375 B2 JP 3191375B2
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幹也 白方
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コンバインの刈取装
置の昇降量を検出する刈取昇降センサに関し、刈高さ制
御や、刈取装置の昇降制御等に利用される。
【0002】
【従来技術、及び発明が解決しようとする課題】車体に
対して刈取装置を支持する刈取フレ−ムは、油圧による
昇降シリンダの伸縮によって昇降制御されるが、この昇
降量を検出する昇降センサの回動角速度は、刈取装置の
昇降に伴って変化しない構成であった。
【0003】
【発明が解決するための手段】この発明は、車体前部に
上下回動自在に支持する刈取装置1の刈取フレ−ム2
を、昇降シリンダ3の伸縮で上下動させると共に、前記
刈取装置1の昇降量を検 出する昇降センサ6を車台フレ
ーム17の前端部に設け、前記昇降センサ6のセンサ軸
41には、該センサ軸41を軸芯として回動するアクチ
ュエータ7を設け、さらに、前記刈取フレーム2の下端
部と車台フレーム17の前端部との間には、前記アクチ
ュエータ7に沿うように支持リンク4を枢支して設け、
該支持リンク4の車台フレーム17側の枢支軸37は前
記センサ軸41の後方に設け、支持リンク4にはセンサ
ピン9をセンサ軸41の前方であって平行状に突出させ
て設け、前記センサピン9は前記アクチュエータ7に形
成した長孔8に嵌合させて設け、該長孔8は、前記セン
サピン9が刈取フレーム2と共に下がると、前記センサ
軸41の回動量が順次大きくなるように構成したことを
特徴とするコンバインの刈取昇降センサの構成とする。
【0004】
【作用、及び発明の効果】昇降シリンダ3の伸縮によっ
て、刈取装置1の刈取フレ−ム2が支持部を中心に上下
回動されて、刈取装置1の走行地面、乃至車体に対する
高さが変更される。該刈取装置1の昇降移動は、支持リ
ンク4,センサピン9,アクチュエータ7,センサ軸4
を介して昇降センサ6により検出される。
【0005】前記アクチュエータ7の回動角速度は刈取
装置1が上昇されるに伴って順次小さくなる。即ち、昇
降シリンダ3の単位移動量におけるセンサ軸41の回動
量は、刈取装置1が下がるに伴って大きくなる。従っ
て、刈取装置1が下降された作業領域での昇降動の昇降
センサ6による検出精度が良くなる。これにより、作業
領域での手動操作においても、刈高制御においても昇降
センサ6による検出精度が良いので、特に、刈取装置1
が圃場面に突っ込むのを防止することができる。
【0006】
【実施例】コンバインの車体は、車体フレ−ム10の左
右両側部に、前後一対の平行リンク11,12で上下動
自在に支持せるクロ−ラフレ−ム13を設けて、各クロ
−ラフレ−ム13にはクロ−ラ14を巻きかける転輪1
5を配設し、この車体フレ−ム10上には、前部のピッ
チング軸16回りに後部を上下に回動して前後傾斜でき
る車台フレ−ム17を設けている。この車台フレ−ムの
後部のクランクア−ム18と車体フレ−ム10の後端部
との間をリンク19で連結し、このクランクア−ム18
を車台フレ−ム17のピッチングシリンダ20の油圧伸
縮によって回動させることにより、車台フレ−ム17を
該ピッチング軸16回りに回動させてピッチング制御で
きる。又、車体フレ−ム10の左右両側部のロ−リング
シリンダ21の油圧伸縮によって、平行リンク11,1
2を回動させて車体フレ−ム10に対して各クロ−ラフ
レ−ム13を独立的に上下動させて、車体フレ−ム10
及び車台フレ−ム17を左右方向へ傾斜させるロ−リン
グ制御を行わせることができる。22は前後の平行リン
ク11,12を連動するロッドである。
【0007】車台フレ−ム17の前端部には、ミッショ
ンケ−ス23が設けられて、エンジンE側からの連動に
より、主変速、副変速等を可能の伝動装置を有し、左右
一対のスプロケット軸24を出力回転するように伝動
し、この左右のスプロケット軸24と前記転輪15との
間に亘って、左右クロ−ラ14を掛け渡して伝動する構
成としている。
【0008】車台フレ−ム17上には、前記エンジンE
やミッションケ−ス23の他に、脱穀装置25、籾タン
ク、操縦装置26、及び刈取装置1等を搭載する。この
うち刈取装置1は、ミッションケ−ス23上において、
刈取フレ−ム2の上端部を昇降軸27回りに上下回動自
在に支持し、この刈取フレ−ム2の下部に、刈取装置1
の刈刃装置28、分草枠29、穀稈引起装置30、株元
掻込装置31、及び刈取穀稈集送装置32等を設けて、
該刈取フレ−ム2内の伝動装置を介して連動している。
刈取フレ−ム2の昇降軸27近くには、穀稈移送装置3
3の終端部が支持されて連動構成され、集送装置32を
集送された刈取穀稈を受継して、脱穀装置25の穀稈移
送口に沿って設けられるフィ−ドチエン34の始端部に
移送供給するように構成している。
【0009】刈取フレ−ム2の昇降構成において、昇降
シリンダ3は、車台フレ−ム17前部の横桟35と、刈
取フレ−ム2との間に亘って連結され、この昇降シリン
ダ3の油圧伸縮によって、前記昇降軸27回りに昇降さ
れる。刈取フレ−ム2の下端部と車台フレ−ム17の前
端部との間を、囲桁状形態のリンク部材からなる支持リ
ンク4,5を拡縮自在に支持連結し、刈取フレ−ム2の
横揺れ等を防止するように支持する。36はこれら支持
リンク4,5間の連結軸、37は支持リンク4の車台フ
レ−ム17に対する枢支軸、38は支持リンク5の刈取
フレ−ム2に対する枢支軸である。
【0010】39は支持リンク4の左右部を補強連結す
る連結部材である。この支持リンク4と昇降センサ6と
の関係について、昇降センサ6は、ポテンショメ−タ等
からなり、車台フレ−ム17の前端部で前記枢支軸37
の近くにブラケット40で取付ける。この昇降センサ6
のセンサ軸41を該枢支軸37と平行状にして、先端に
円弧状の長孔8を形成せるアクチュエ−タ7を固定す
る。このアクチュエ−タ7の側部に沿う支持リンク4に
は、センサピン9を該センサ軸41と平行状に突出させ
て、このセンサピン9を長孔8に嵌合させ、支持リンク
4の枢支軸37回りの上下回動によって、これらセンサ
ピン9、長孔8のアクチュエ−タ7を介して、センサ軸
41を回動し、刈取フレ−ム2の昇降角乃至昇降量を検
出する構成である。
【0011】支持リンク4の拡縮回動と、アクチュエ−
タ7との関係は、これら両者の回動支点である枢支軸3
7とセンサ軸41とが異なる位置にあって、従って、支
持リンク4の回動角速度θに対して、この支持リンク4
のセンサピン9によって回動されるアクチュエ−タ7の
回動角速度α1〜αnは、刈取装置1が上昇されるに伴
って順次小さくなるように設定されている。これによっ
て刈取装置1が下降された作業域での昇降動の昇降セン
サ6による検出精度が良くなる。
【0012】刈取装置1を昇降操作する昇降レバ−の操
作によって、コントロ−ラを介して昇降制御する場合
は、この昇降レバ−の例えば上昇操作の角度指定によっ
て、コントロ−ラを介して油圧回路の刈取昇降制御弁が
出力され、これによって昇降シリンダ3が伸出されて刈
取フレ−ム2が昇降軸27回りに上昇される。このとき
支持リンク4,5は開拡するから、センサピン9によっ
てアクチュエ−タ7が回動し、昇降センサ6がこの回動
角度を検出する。この昇降センサ6の検出角度が該昇降
レバ−による指定角度に達するとフィ−ドバックされ
て、刈取昇降制御弁は中立位置に切換えられて、刈取装
置1の上昇が停止される。
【0013】又、刈高制御では、刈取装置1の下部に刈
取地面との高さを検出する刈高センサを設け、この刈高
センサの検出値が一定の領域を超えたとき、刈取昇降制
御弁を出力して、刈取装置1を昇降させ、該昇降レバ−
で指定された刈取高さにほゞ沿うように刈高制御が行わ
れる。このとき昇降センサ6は常時検出状態にあって、
刈取地面が平常状態に戻った位置では、刈高制御の基準
位置を検出してフィ−ドバック制御を行ったり、又、刈
取装置1の高さ位置を表示する高さ表示計等に表示出力
させる。
【0014】前記車体におけるピッチングシリンダ20
によるピッチング制御や、ロ−リングシリンダ21によ
るロ−リング制御にあっては、車体フレ−ム10が下降
位置にあるときは、車台フレ−ム17の後下りのピッチ
ング制御を規制して、この車台フレ−ム17の後部がク
ロ−ラ14等に接触する等の弊害を防止している。この
ため、ロ−リングシリンダの伸縮によって車体フレ−ム
10に対するリンク軸42回りに回動される平行リンク
12の上端部と、ピッチングシリンダ20の伸縮によっ
て回動されるクランクア−ム18上部との間を、ロッド
43で連結し、ロ−リング又は車高変更等によって、車
体フレ−ム10が下降した状態で、クランクア−ム18
の車台フレ−ム17下げ方向の回動を牽制する運動構成
である。ロッド43は該クランクア−ム18のピン44
の嵌合する長孔45が形成され、この長孔45の後端が
ピン44に係合したときクランクア−ム18の下げ方向
Aの回動が停止される。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の一実施例を示す。
【図1】刈取フレ−ム部の側面図。
【図2】その一部の作用側面図。
【図3】その一部の分解斜面図。
【図4】コンバインの側面図。
【図5】車体部の側面図。
【図6】その平面図。
【符号の説明】
1…刈取装置、2…刈取フレ−ム、3…昇降シリンダ、
4…支持リンク、5…支持リンク、6…昇降センサ、7
…アクチュエ−タ、8…長孔、9…センサピン、17…
車台フレーム、37…枢支軸、41…センサ軸。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体前部に上下回動自在に支持する刈取
    装置1の刈取フレ−ム2を、昇降シリンダ3の伸縮で上
    下動させると共に、前記刈取装置1の昇降量を検出する
    昇降センサ6を車台フレーム17の前端部に設け、前記
    昇降センサ6のセンサ軸41には、該センサ軸41を軸
    芯として回動するアクチュエータ7を設け、さらに、前
    記刈取フレーム2の下端部と車台フレーム17の前端部
    との間には、前記アクチュエータ7に沿うように支持リ
    ンク4を枢支して設け、該支持リンク4の車台フレーム
    17側の枢支軸37は前記センサ軸41の後方に設け、
    支持リンク4にはセンサピン9をセンサ軸41の前方で
    あって平行状に突出させて設け、前記センサピン9は前
    記アクチュエータ7に形成した長孔8に嵌合させて設
    け、該長孔8は、前記センサピン9が刈取フレーム2と
    共に下がると、前記センサ軸41の回動量が順次大きく
    なるように構成したことを特徴とするコンバインの刈取
    昇降センサ。
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