JP3191357B2 - 刈刃装置 - Google Patents

刈刃装置

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JP3191357B2
JP3191357B2 JP30740991A JP30740991A JP3191357B2 JP 3191357 B2 JP3191357 B2 JP 3191357B2 JP 30740991 A JP30740991 A JP 30740991A JP 30740991 A JP30740991 A JP 30740991A JP 3191357 B2 JP3191357 B2 JP 3191357B2
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cutting blade
cutting
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partition plate
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龍二 明比
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、刈刃装置に関し、レ
シプロ形態の刈刃の両端部に位置する分草枠部における
刈取を、円滑に行わせようとするものである。コンバイ
ンや、バインダ等の刈刃装置として利用できる。
【0002】
【従来の技術、及び発明が解決しようとする課題】コン
バインやバインダ等の刈刃装置では、左右両側端の分草
枠部における刈取区切を正確に行うために、分草枠の外
側に沿う所定幅の刈刃ガ−ドを形成し、この刈刃ガ−ド
の下側に刈刃装置の横端を位置させて、隣接の未刈稈を
分草し、刈取を行わないようにしている。しかしなが
ら、分草枠側面の刈刃ガ−ドと刈刃装置との間には、高
差間隔があって、未刈稈が刈刃装置に接近して切断され
易い。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した課題
を解決するために、次の如き技術手段を講ずるものであ
る。すなわち、請求項1では、上刃1と下刃2との間で
刈取切断するレシプロ形態の刈刃3の側端部で、この
刈刃3上を前後方向に亘る分草枠4に、この刈刃3の左
右を仕切ると共に、該刈刃3の下方において前方から後
方にわたって連 続的に通過する仕切プレート5と、この
仕切プレ−ト5の外側に突出する刈刃端部6の底部を覆
う刈刃ガ−ド7とを設けてなる刈刃装置とした。
【0004】請求項2では、前記仕切プレ−ト5は、前
記刈刃3の少なくとも下面に接近するように構成したこ
とを特徴とする請求項1記載の刈刃装置とした。
【0005】
【作用、及び発明の効果】レシプロ形態の上刃1と下刃
2との間の相対的揺動によって、分草枠4の内側に案内
される穀稈が刈取られる。分草枠4で仕切案内される外
側の未刈稈は、仕切プレ−ト5乃至刈刃ガ−ド7に案内
されて、上刃1や下刃2等の刈刃端部6に接近すること
を防止できる。また、この仕切プレ−ト5の刈刃3対向
部分は、刈刃3の上下面に接近して左右を仕切るもので
あるから、わら屑や稈身の切れ端等がこの仕切プレ−ト
5を越えて左右へ移動し難く、分草枠4の左右の刈取穀
稈、及び未刈取穀稈の双方の乱れを少くし、正確で、円
滑な刈取を行わせることができる。さらに、仕切プレ−
ト5は刈刃3の下方において前方から後方にわたって連
続的に通過すると共に、刈刃3の少なくとも下面に接近
するように構成しているので、刈取作業中において、刈
刃装置は左右のローリングしても、仕切プレ−ト5が先
に圃場面に当接して刈刃3を保護することができる。ま
た、刈刃ガード7においても、刈刃端部6の底部を覆っ
ているので、刈刃3の保護がより向上するようになる。
【0006】
【実施例】図例は、コンバインやバインダ等の刈刃装置
で、上刃1と下刃2との双方を左右反対方向へ揺動駆動
して刈取るレシプロ形態としている。上刃1は、三角刃
をカッタバ−8の下面に沿って並べて固定したもので、
下刃2は、三角刃をカッタバ−9の上面に沿って並べて
固定したものである。これら上刃1と下刃2とを上下に
重合させてカッタバ−8,9の方向へ所定の距離を揺動
駆動する。10は、この上刃1を駆動するためのベルク
ランクで、該カッタバ−8に固定の駆動ア−ム11に係
合させて、クランク軸12回りの揺動によって上刃1を
駆動する。又、下刃2を駆動するためのベルクランク1
3、駆動ア−ム14、クランク軸15等が、該ベルクラ
ンク10等とほぼ左右対称状に設けられている。この駆
動ア−ム14はカッタバ−9に固定されている。又、ク
ランク軸12,15は、刈取フレ−ム16に支持してい
る。
【0007】左右両側部の分草枠4は、刈取フレ−ム1
6から、該刈刃3の上側を経て前方の穀稈引起装置(図
面省略)に亘り、先端には分草板を有する。この分草枠
4の刈刃3前部には、下方へ突出の取付板17が設けら
れ、この取付板17と刈刃3後側の刈取フレ−ム16と
の間に亘って、仕切プレ−ト5、及び刈刃ガ−ド7が、
取付ボルト18,19等によって取付けられる。
【0008】仕切プレ−ト5は、上下方向に沿う厚板状
の板面を形成し、前部には刈刃3の横端部を揺動自在に
のぞませる刈刃案内部22を形成し、この刈刃案内部1
9の上側案内片20、及び下側案内片21を、刈刃3の
上下面に接近させている。刈刃ガ−ド7は、この仕切プ
レ−ト5の外側に突出させて、プレ−ト形態で、前端は
該刈刃案内部22よりも前側において幅狭く形成して刈
刃3の前端を覆うように上向傾斜に形成し、後端は刈刃
3の後位に亘って幅広く形成している。又、この刈刃ガ
−ド7の上面は刈刃3の下刃1下面にできるだけ接近し
て設けられる。
【0009】又、この刈刃ガ−ド7の後端部上には、刈
刃受板23がボルト24で取付けられて、この刈刃受板
23と、上側の刈押板24との間に、刈刃3の左右両端
部を揺動案内させるように、ボルト25で締めつけて、
刈刃3の支持取付を安定させると共に、上刃1と下刃2
との摺動の密着性を維持させている。刈刃3は、下刃2
の三角刃を一板分だけ多くして、上刃1よりも下刃2を
長く形成し、この下刃2の左右両端部の三角刃26は、
外側のほぼ四分の一の幅分を切り欠いだ形態として幅狭
い形態としている。(図5)
【0010】下刃2の揺動による両端部の三角刃26
が、上刃1の両端部よりも外側方へ移動するが、この移
動限界位置を鎖線Aとすると、前記刈刃ガ−ド7の外縁
は、この移動限界位置Aよりも外側に位置しており、こ
の上下間隔Bは接近できるために、分草枠4で分草され
た外側の未刈稈がこの刈刃ガ−ド7の外縁に案内される
とき、該下刃2の三角刃26部分で接触したり切断する
ことが殆ど殆どない。しかも、この刈刃ガ−ド7を分草
枠4の外側に突出させているために、刈刃3の横端を分
草枠4側へより深く移動させて、分草枠4の内側に分草
案内された穀稈を刈残すことのないように、正確な刈取
を行うことができる。
【0011】前記刈刃ガ−ド7を有した仕切プレ−ト5
は、前端部の取付ボルト18による取付位置が、上下に
調節乃至変更できるように、取付板17に調節用の取付
穴27が形成されている。仕切プレ−ト5をこれら取付
穴27に付け換えると、後部の刈取フレ−ム16に対す
る取付ボルト19位置を中心として上方へ回動する形態
となり、これに伴って、刈刃3も刈刃受板23及び刈刃
押板24等と共に上下回動されて、刈取高さが変更調節
される。このため、刈刃3の刈刃ガ−ド7、及び仕切プ
レ−ト5に対する関係位置は、変らない。
【0012】図7〜図10においては、前記刈刃押板2
4、刈刃受板23の形態を、前縁部に各上刃1、下刃2
に相似形の三角押部28、三角受部29を一体に構成し
て、刃押えをできるだけ刈刃3の刃先に近い位置に設定
して、刃押効果を高めるものである。刈刃押板24や刈
刃受板23等を、各上刃1や下刃2の刃縁の深さ(前後
方向の長さ)内に位置させると、刃押効果は良くなる
が、穀稈の切断位置に対して、この刈刃押板や刈刃受板
等によって押される位置が前方に位置するために、刈取
穀稈の切断端面が揃い難いのであるが、上記のように刈
刃押板24や、刈刃受板23等の前端縁は、各上刃1、
下刃2の三角刃縁の谷部より前側へは出ないで同一若し
くはこれより後側に位置させて、三角押部28、三角受
部29のみを、この谷部よりも前方へ突出させて、しか
も、これら三角押部28や三角受部29等は、往復移動
する各三角刃体の左右刃縁から出ない範囲に設定するこ
とによって、わら屑等の挾み込みを少くすることができ
る。30,31は三角押部28、三角受部29等の、刈
刃押板24、刈刃受板23に対する固定ピンである。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の実施例を示す。
【図1】側面図
【図2】平面図
【図3】その一部の側面図
【図4】その平面図
【図5】一部の平面図
【図6】一部の背面図
【図7】一部実施例の平面図
【図8】その作用平面図
【図9】その作用平面図
【図10】その側断面図
【符号の説明】
1…上刃、2…下刃、3…刈刃、4…分草枠、5…仕切
プレ−ト、6…刈刃端部、7…刈刃ガ−ド。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上刃1と下刃2との間で刈取切断するレ
    シプロ形態の刈刃3の側端部で、この刈刃3上を前後
    方向に亘る分草枠4に、この刈刃3の左右を仕切ると共
    に、該刈刃3の下方において前方から後方にわたって連
    続的に通過する仕切プレート5と、この仕切プレ−ト5
    の外側に突出する刈刃端部6の底部を覆う刈刃ガ−ド7
    とを設けてなる刈刃装置。
  2. 【請求項2】 前記仕切プレ−ト5は、前記刈刃3の
    なくとも下面に接近するように構成したことを特徴とす
    る請求項1記載の刈刃装置。
JP30740991A 1991-11-22 1991-11-22 刈刃装置 Expired - Lifetime JP3191357B2 (ja)

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