JP3191025B2 - セルラー電話における疑似正弦波発生装置 - Google Patents
セルラー電話における疑似正弦波発生装置Info
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- JP3191025B2 JP3191025B2 JP07524993A JP7524993A JP3191025B2 JP 3191025 B2 JP3191025 B2 JP 3191025B2 JP 07524993 A JP07524993 A JP 07524993A JP 7524993 A JP7524993 A JP 7524993A JP 3191025 B2 JP3191025 B2 JP 3191025B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セルラ−電話システム
のような電話通信において、移動局が基地局との間で無
線リンクを介して電話回線で交信する場合、移動局から
基地局へデ−タビット列を送信する際のセルラ−電話に
おける疑似正弦波発生装置に関するものである。
のような電話通信において、移動局が基地局との間で無
線リンクを介して電話回線で交信する場合、移動局から
基地局へデ−タビット列を送信する際のセルラ−電話に
おける疑似正弦波発生装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】一般にセルラ−電話装置が使用される移動
電話サ−ビスシステムとしてAMPS(Advanced Mobil
Phone Service)及びTACS(Total Access Comunic
ation System)、また低域データを有するNAMPS及
びNTACSが知られている。これらのシステムでは、
適当な領域に設立された基地局と移動局の間で無線で交
信されるが、移動局は交信すべき全てのデ−タと制御情
報をディジタル的に処理しマイクロプロセッサによって
構成された論理ユニットにより移動局のセットに制御情
報を与えるのが一般的で、要求される機能をソフトウエ
アにより実現することが多い。
電話サ−ビスシステムとしてAMPS(Advanced Mobil
Phone Service)及びTACS(Total Access Comunic
ation System)、また低域データを有するNAMPS及
びNTACSが知られている。これらのシステムでは、
適当な領域に設立された基地局と移動局の間で無線で交
信されるが、移動局は交信すべき全てのデ−タと制御情
報をディジタル的に処理しマイクロプロセッサによって
構成された論理ユニットにより移動局のセットに制御情
報を与えるのが一般的で、要求される機能をソフトウエ
アにより実現することが多い。
【0003】上記移動電話サ−ビスシステムでは、一つ
の基地局の電波領域に複数の移動局が存在することがあ
り、その為、異なった移動局が同時期に送信して競合す
ることがある。基地局では制御チャネルを使用し移動局
との間でディジタル制御情報を交信し電波領域内の移動
局を制御し、それらの競合を防ぎ正常に交信できるよう
制御している。そのためにエア−スペック(Air Spe
c)、所謂規約が設けられ、それに基づき現在の交信が
正常であるか否かを判定している。
の基地局の電波領域に複数の移動局が存在することがあ
り、その為、異なった移動局が同時期に送信して競合す
ることがある。基地局では制御チャネルを使用し移動局
との間でディジタル制御情報を交信し電波領域内の移動
局を制御し、それらの競合を防ぎ正常に交信できるよう
制御している。そのためにエア−スペック(Air Spe
c)、所謂規約が設けられ、それに基づき現在の交信が
正常であるか否かを判定している。
【0004】上記エア−スペックでは図6に示すよう
に、移動局から基地局への上り通話チャネルメッセ−ジ
ストリ−ムのフォ−マットが決められている。同図にお
いて同期ワ−ドと呼ばれる30ビットの同期列は移動局
が到来デ−タに対し同期が取れるよう200ビット/秒
のNRZで送られる。各デ−タワ−ドは100ビット/
秒のマンチェスタ符号化デ−タで送られ、パリティを含
め48ビットで構成される。
に、移動局から基地局への上り通話チャネルメッセ−ジ
ストリ−ムのフォ−マットが決められている。同図にお
いて同期ワ−ドと呼ばれる30ビットの同期列は移動局
が到来デ−タに対し同期が取れるよう200ビット/秒
のNRZで送られる。各デ−タワ−ドは100ビット/
秒のマンチェスタ符号化デ−タで送られ、パリティを含
め48ビットで構成される。
【0005】セルラ−電話における上記低周波変調デ−
タの送信において、アイパタ−ンを改善するために正弦
波のベ−スバンド信号を生成する必要がある。セルラ−
電話における低周波変調デ−タは200bpsで送信さ
れるデ−タであり、周波数変移の成分としては100H
z、50Hzしか許されず、これをそのままでキャリア
の変調に使うと矩形波のために基本波以外に高調波を多
く含み、キャリアの周波数変移がエア−スペックを逸脱
したり、デ−タの開口率の低下を招くことになる。これ
らを回避するには、何らかの方法でパルス列を単一周波
数の正弦波に置き換えることが必要になる。従来は上記
正弦波のベ−スバンド信号の生成するために、マイクロ
プロセッサでデ−タ長の時間計測をし、D/Aコンバ−
タで変換し出力し高調波部分をフィルタ部でカットする
方法を採っていた。
タの送信において、アイパタ−ンを改善するために正弦
波のベ−スバンド信号を生成する必要がある。セルラ−
電話における低周波変調デ−タは200bpsで送信さ
れるデ−タであり、周波数変移の成分としては100H
z、50Hzしか許されず、これをそのままでキャリア
の変調に使うと矩形波のために基本波以外に高調波を多
く含み、キャリアの周波数変移がエア−スペックを逸脱
したり、デ−タの開口率の低下を招くことになる。これ
らを回避するには、何らかの方法でパルス列を単一周波
数の正弦波に置き換えることが必要になる。従来は上記
正弦波のベ−スバンド信号の生成するために、マイクロ
プロセッサでデ−タ長の時間計測をし、D/Aコンバ−
タで変換し出力し高調波部分をフィルタ部でカットする
方法を採っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方法では送信デ−タの計時処理をすべてソフトウエアで
対応していたので、時間遅れが生じる。また、これに対
応するためには高速なマイクロプロセッサが必要とな
り、コストが上昇し、必要なメモリ容量及び消費電力も
増加し、フィルタも高性能なものが必要となると云う問
題点があった。
方法では送信デ−タの計時処理をすべてソフトウエアで
対応していたので、時間遅れが生じる。また、これに対
応するためには高速なマイクロプロセッサが必要とな
り、コストが上昇し、必要なメモリ容量及び消費電力も
増加し、フィルタも高性能なものが必要となると云う問
題点があった。
【0007】本発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、上記問題点を除去するために、ハ−ドウエアで疑似
正弦波発生装置を設け、周波数成分抽出部で抽出された
周波数成分を入力信号として疑似正弦波を発生させるこ
とにより、マイクロプロセッサの負荷を軽減するセルラ
−電話における疑似正弦波発生装置を提供することを目
的とする。
で、上記問題点を除去するために、ハ−ドウエアで疑似
正弦波発生装置を設け、周波数成分抽出部で抽出された
周波数成分を入力信号として疑似正弦波を発生させるこ
とにより、マイクロプロセッサの負荷を軽減するセルラ
−電話における疑似正弦波発生装置を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、無線で基地局と交信をする移動局のセルラ−
電話における疑似正弦波発生装置において、図1に示す
ように移動局1に送信デ−タのビット列の周波数成分を
抽出する周波数成分抽出部1−2と、疑似正弦波発生装
置1−1を設け、疑似正弦波発生装置1−1には単位時
間に発生するパルス数を決める数種類の単位パタ−ンパ
ルス数を設定するパタ−ンレジスタ1−1−5と、各パ
タ−ンの繰返し使用回数を設定するリピ−トレジスタ1
−1−1を設け、第1の周波数(100Hz)及び第2
の周波数(50Hz)の正弦波の波形を時分割した各時
分割部の振幅に対応する値を前記パタ−ンレジスタ1−
1−5に設定し、各時分割部分の継続時間の単位時間に
対する倍数をリピ−トレジスタ1−1−1に設定し、周
波数成分抽出部1−2で抽出された第1及び第2の周波
数成分に応じて前記パタ−ンレジスタ1−1−5から対
応するパタ−ンを選びだし、リピ−トレジスタ1−1−
1から繰返し回数を選びだし、前記送信デ−タのビット
列の周波数成分に対応した正弦波を合成する手段を有す
ることを特徴とする。
本発明は、無線で基地局と交信をする移動局のセルラ−
電話における疑似正弦波発生装置において、図1に示す
ように移動局1に送信デ−タのビット列の周波数成分を
抽出する周波数成分抽出部1−2と、疑似正弦波発生装
置1−1を設け、疑似正弦波発生装置1−1には単位時
間に発生するパルス数を決める数種類の単位パタ−ンパ
ルス数を設定するパタ−ンレジスタ1−1−5と、各パ
タ−ンの繰返し使用回数を設定するリピ−トレジスタ1
−1−1を設け、第1の周波数(100Hz)及び第2
の周波数(50Hz)の正弦波の波形を時分割した各時
分割部の振幅に対応する値を前記パタ−ンレジスタ1−
1−5に設定し、各時分割部分の継続時間の単位時間に
対する倍数をリピ−トレジスタ1−1−1に設定し、周
波数成分抽出部1−2で抽出された第1及び第2の周波
数成分に応じて前記パタ−ンレジスタ1−1−5から対
応するパタ−ンを選びだし、リピ−トレジスタ1−1−
1から繰返し回数を選びだし、前記送信デ−タのビット
列の周波数成分に対応した正弦波を合成する手段を有す
ることを特徴とする。
【0009】
【作用】本回路には、正弦波形を構成する単位パタ−ン
パルス数及び繰返し回数をマイクロプロセッサから任意
に設定することを可能としたので、周辺回路が変わって
も誤差の少ない最適な疑似正弦波を簡単に生成すること
が出来る。また専用ハ−ドウエアとしたことにより高速
で処理され、更にマイクロプロセッサは正弦波変換に一
切関わらなくてもよいので低速で小型のものが使用で
き、移動局全体の消費電流を削減することが出来る。更
に純ディジタル回路で構成しているので回路の集積化が
容易になり機器の小型化が可能である。
パルス数及び繰返し回数をマイクロプロセッサから任意
に設定することを可能としたので、周辺回路が変わって
も誤差の少ない最適な疑似正弦波を簡単に生成すること
が出来る。また専用ハ−ドウエアとしたことにより高速
で処理され、更にマイクロプロセッサは正弦波変換に一
切関わらなくてもよいので低速で小型のものが使用で
き、移動局全体の消費電流を削減することが出来る。更
に純ディジタル回路で構成しているので回路の集積化が
容易になり機器の小型化が可能である。
【0010】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は本発明のセルラ−電話における周波
数成分判定装置の構成を示すブロック図である。図示す
るように本発明のセルラ−電話システムは、移動局1、
基地局4の間をアンテナ2及び3で電波を介して交信す
るシステムである。移動局1は本発明の主要部である、
周波数成分抽出部1−2、マイクロプロセッサ1−3、
受信信号復号部1−4、フィルタ部1−5、高周波増幅
部1−6で構成され、疑似正弦波発生装置1−1はリピ
−トレジスタ1−1−1、リピ−トセレクタ1−1−
2、ウェ−ブシ−ケンサ1−1−3、パタ−ンセレクタ
1−1−4、パタ−ンレジスタ1−1−5、パルスジェ
ネレ−タ1−1−6、積分器1−1−7で構成される。
に説明する。図1は本発明のセルラ−電話における周波
数成分判定装置の構成を示すブロック図である。図示す
るように本発明のセルラ−電話システムは、移動局1、
基地局4の間をアンテナ2及び3で電波を介して交信す
るシステムである。移動局1は本発明の主要部である、
周波数成分抽出部1−2、マイクロプロセッサ1−3、
受信信号復号部1−4、フィルタ部1−5、高周波増幅
部1−6で構成され、疑似正弦波発生装置1−1はリピ
−トレジスタ1−1−1、リピ−トセレクタ1−1−
2、ウェ−ブシ−ケンサ1−1−3、パタ−ンセレクタ
1−1−4、パタ−ンレジスタ1−1−5、パルスジェ
ネレ−タ1−1−6、積分器1−1−7で構成される。
【0011】基地局4から送信されたデ−タは移動局1
のアンテナ2に受信され高周波増幅部1−6、フィルタ
部1−5を通り受信信号復号部1−4で復号されマイク
ロプロセッサ1−3に入力され処理される。移動局1か
ら基地局4へのメッセ−ジ送信はマイクロプロセッサ1
−3から出力され、メッセ−ジ送信手段(図示せず)で
マンチェスタ符号化され周波数成分抽出部1−2、疑似
正弦は発生装置1−1、フィルタ部1−5、高周波増幅
部1−6及びアンテナ2を介して送信される。
のアンテナ2に受信され高周波増幅部1−6、フィルタ
部1−5を通り受信信号復号部1−4で復号されマイク
ロプロセッサ1−3に入力され処理される。移動局1か
ら基地局4へのメッセ−ジ送信はマイクロプロセッサ1
−3から出力され、メッセ−ジ送信手段(図示せず)で
マンチェスタ符号化され周波数成分抽出部1−2、疑似
正弦は発生装置1−1、フィルタ部1−5、高周波増幅
部1−6及びアンテナ2を介して送信される。
【0012】セルラ−電話における低周波変調デ−タ
(送信ビットデ−タ)は200bpsで送信されるの
で、送信デ−タビット列は1ビットタイムが5msのシ
リアルデ−タである。周波数成分抽出部1−2は送信ビ
ットデ−タの時系列ビット配置から、50Hz正弦波の
正側波形検出信号H50、50Hz正弦波の負側波形検
出信号L50、100Hz正弦波の正側波形検出信号H
100及び100Hz正弦波の負側波形検出信号L10
0の4通りの信号を出力する。
(送信ビットデ−タ)は200bpsで送信されるの
で、送信デ−タビット列は1ビットタイムが5msのシ
リアルデ−タである。周波数成分抽出部1−2は送信ビ
ットデ−タの時系列ビット配置から、50Hz正弦波の
正側波形検出信号H50、50Hz正弦波の負側波形検
出信号L50、100Hz正弦波の正側波形検出信号H
100及び100Hz正弦波の負側波形検出信号L10
0の4通りの信号を出力する。
【0013】図2は送信ビットデ−タから正弦波出力へ
の変換例を示すタイムチャ−トである。上記4種類の検
出信号にしたがって疑似正弦波発生装置1−1は疑似正
弦波を生成し、フィルタ部1−5を通して滑らかな正弦
波を得る。以下疑似正弦波発生装置1−1の動作を説明
する。
の変換例を示すタイムチャ−トである。上記4種類の検
出信号にしたがって疑似正弦波発生装置1−1は疑似正
弦波を生成し、フィルタ部1−5を通して滑らかな正弦
波を得る。以下疑似正弦波発生装置1−1の動作を説明
する。
【0014】図3は単位PWM信号パタ−ンの種類を示
す図である。250μsを単位としてその間で発生する
パルス数でパタ−ンの種類を表す。マイクロプロセッサ
1−3はパタ−ンレジスタ1−1−5に50Hz用とし
て8種類のパタ−ンを表すパルス数、100Hz用とし
て7種類のパタ−ンを表すパルス数を設定する。更にリ
ピ−トレジスタ1−1−1には上記単位PWMパタ−ン
の繰返し使用する回数を設定する。
す図である。250μsを単位としてその間で発生する
パルス数でパタ−ンの種類を表す。マイクロプロセッサ
1−3はパタ−ンレジスタ1−1−5に50Hz用とし
て8種類のパタ−ンを表すパルス数、100Hz用とし
て7種類のパタ−ンを表すパルス数を設定する。更にリ
ピ−トレジスタ1−1−1には上記単位PWMパタ−ン
の繰返し使用する回数を設定する。
【0015】図4は50Hzの疑似正弦波の波形を示
す。図示するように8分割に時分割され、それぞれの時
分割部分0〜7の振幅(電圧)はパタ−ンレジスタ1−
1−5に格納されている単位PWMパタ−ンから最適な
パタ−ンがパタ−ンセレクタ1−1−4で選択され、時
分割部分0〜7の継続時間(T0〜T7)はそれぞれリピ
−トレジスタ1−1−1に格納されている繰返し回数の
中から適した値がリピ−トセレクタで選択されウエ−ブ
シ−ケンサ1−1−3に入力される。図5は100Hz
の疑似正弦波の波形を示す。100Hzの場合は7分割
に時分割され50Hzと同様に処理される。
す。図示するように8分割に時分割され、それぞれの時
分割部分0〜7の振幅(電圧)はパタ−ンレジスタ1−
1−5に格納されている単位PWMパタ−ンから最適な
パタ−ンがパタ−ンセレクタ1−1−4で選択され、時
分割部分0〜7の継続時間(T0〜T7)はそれぞれリピ
−トレジスタ1−1−1に格納されている繰返し回数の
中から適した値がリピ−トセレクタで選択されウエ−ブ
シ−ケンサ1−1−3に入力される。図5は100Hz
の疑似正弦波の波形を示す。100Hzの場合は7分割
に時分割され50Hzと同様に処理される。
【0016】ウエ−ブシ−ケンサ1−1−3は50Hz
また100Hz正弦波の各々正側、及び負側発生に必要
なシ−ケンスを発生しパルスジェネレ−タ1−1−6に
出力する。パルスジェネレ−タ1−1−6はパタ−ンセ
レクタ1−1−4で選択されたパタ−ンとリピ−トセレ
クタ1−1−2で選択された繰返し回数を用いてウエ−
ブシ−ケンサの指示で、50Hz、または100Hzの
正側、負側を発生させるもととなるパルス列(PWM)
を生成する(図2参照)。
また100Hz正弦波の各々正側、及び負側発生に必要
なシ−ケンスを発生しパルスジェネレ−タ1−1−6に
出力する。パルスジェネレ−タ1−1−6はパタ−ンセ
レクタ1−1−4で選択されたパタ−ンとリピ−トセレ
クタ1−1−2で選択された繰返し回数を用いてウエ−
ブシ−ケンサの指示で、50Hz、または100Hzの
正側、負側を発生させるもととなるパルス列(PWM)
を生成する(図2参照)。
【0017】積分器1−1−7は前記パルス列PWMを
入力として50Hzの場合は図4に示す疑似正弦波を出
力し、又100Hzの場合は図5に示す疑似正弦波を合
成し出力する。更にフィルタ部1−5を通して滑らかな
波形として出力される。
入力として50Hzの場合は図4に示す疑似正弦波を出
力し、又100Hzの場合は図5に示す疑似正弦波を合
成し出力する。更にフィルタ部1−5を通して滑らかな
波形として出力される。
【0018】なお、現在のセルラー電話においては、上
述の通り規則で周波数変位の成分は、100Hz(第1
の周波数)、50Hz(第2の周波数)しか許されてい
ないが、規則が変わり、第1及び第2の周波数が変わっ
た場合は、本願発明においても周波数変位の成分は当然
そのように変わる。
述の通り規則で周波数変位の成分は、100Hz(第1
の周波数)、50Hz(第2の周波数)しか許されてい
ないが、規則が変わり、第1及び第2の周波数が変わっ
た場合は、本願発明においても周波数変位の成分は当然
そのように変わる。
【0019】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明によ
れば、下記のような優れた効果が期待される。 (1)正弦波形を構成する単位波形パタ−ンのパルス数
及び繰返し回数をマイクロプロセッサから任意に設定す
ることを可能としたので、周辺回路が変わっても誤差の
少ない最適な疑似正弦波を簡単に生成することが出来
る。
れば、下記のような優れた効果が期待される。 (1)正弦波形を構成する単位波形パタ−ンのパルス数
及び繰返し回数をマイクロプロセッサから任意に設定す
ることを可能としたので、周辺回路が変わっても誤差の
少ない最適な疑似正弦波を簡単に生成することが出来
る。
【0020】(2)また専用ハ−ドウエアとしたことに
より高速で処理され、更にマイクロプロセッサは正弦波
変換に一切関わらなくてもよいので低速で小型で廉価の
ものが使用でき、移動局全体の消費電流を削減すること
が出来る。
より高速で処理され、更にマイクロプロセッサは正弦波
変換に一切関わらなくてもよいので低速で小型で廉価の
ものが使用でき、移動局全体の消費電流を削減すること
が出来る。
【0021】(3)更に純ディジタル回路で構成してい
るので回路の集積化が容易になり機器の小型化が可能で
ある。
るので回路の集積化が容易になり機器の小型化が可能で
ある。
【0022】(4)また、従来はD/Aコンバ−タ等外
付き部品で対応して、それらの精度を上げるため調整等
に手間がかかっていたが、本方式では調整個所も少なく
容易になる。
付き部品で対応して、それらの精度を上げるため調整等
に手間がかかっていたが、本方式では調整個所も少なく
容易になる。
【図1】本発明のセルラ−電話における疑似正弦波発生
装置の構成を示すブロック図である。
装置の構成を示すブロック図である。
【図2】送信ビットデ−タから正弦波出力への変換例を
示すタイムチャ−トである。
示すタイムチャ−トである。
【図3】単位PWM信号パタ−ンの種類を示す図であ
る。
る。
【図4】50Hzの疑似正弦波の例を示す図である。
【図5】100Hzの疑似正弦波の例を示す図である。
【図6】上り通話チャネルメッセ−ジストリ−ムのフォ
−マットを示す図である。
−マットを示す図である。
1 移動局 1−1 疑似正弦波発生装置 1−1−1 リピ−トレジスタ 1−1−2 リピ−トセレクタ 1−1−3 ウェ−ブシ−ケンサ 1−1−4 パタ−ンセレクタ 1−1−5 パタ−ンレジスタ 1−1−6 パルスジェネレ−タ 1−1−7 積分器 1−2 周波数成分抽出部 1−3 マイクロプロセッサ 1−4 受信信号復号部 1−5 フィルタ部 1−6 高周波増幅部 2 アンテナ 3 アンテナ 4 基地局
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−252958(JP,A) 特開 昭60−171851(JP,A) 特開 昭60−39960(JP,A) 特開 昭51−71767(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03B 28/00 H04B 7/26 H04L 27/12
Claims (1)
- 【請求項1】 無線で基地局と交信をする移動局のセル
ラ−電話における疑似正弦波発生装置において、 前記移動局に送信デ−タのビット列の周波数成分を抽出
する周波数成分抽出手段と、疑似正弦波発生手段を設
け、 疑似正弦波発生手段には単位時間に発生するパルス数を
決める数種類のパタ−ンパルス数を設定するパタ−ン格
納手段と、各パタ−ンの繰返し使用回数を格納する繰返
し回数格納手段を設け、 第1の周波数及び第2の周波数の正弦波の波形を時分割
した各時分割部分の振幅に対応する値を前記パタ−ン格
納手段に設定し、各時分割部分の継続時間の単位時間に
対する倍数を繰返し回数格納手段に設定し、周波数成分
抽出手段で抽出された第1及び第2の周波数に応じて前
記パタ−ン格納手段から対応するパタ−ンを選びだし、
繰返し回数格納手段から繰返し回数を選びだし、前記送
信デ−タのビット列の周波数成分に対応した正弦波を合
成する手段を有することを特徴とするセルラ−電話にお
ける疑似正弦波発生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07524993A JP3191025B2 (ja) | 1993-03-09 | 1993-03-09 | セルラー電話における疑似正弦波発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07524993A JP3191025B2 (ja) | 1993-03-09 | 1993-03-09 | セルラー電話における疑似正弦波発生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06268444A JPH06268444A (ja) | 1994-09-22 |
JP3191025B2 true JP3191025B2 (ja) | 2001-07-23 |
Family
ID=13570767
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07524993A Expired - Fee Related JP3191025B2 (ja) | 1993-03-09 | 1993-03-09 | セルラー電話における疑似正弦波発生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3191025B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101870757B1 (ko) * | 2016-03-23 | 2018-06-25 | 신극천 | 마찰식 증기펌프 |
-
1993
- 1993-03-09 JP JP07524993A patent/JP3191025B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101870757B1 (ko) * | 2016-03-23 | 2018-06-25 | 신극천 | 마찰식 증기펌프 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06268444A (ja) | 1994-09-22 |
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