JP3190956U - 靴下 - Google Patents

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JP3190956U
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英文 古賀
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Abstract

【課題】 着用者の歩行時の姿勢を改善することができる靴下を提供する。
【解決手段】 靴下100は、5つの指袋1(第1指袋1a、第2指袋1b、第3指袋1c、第4指袋1d、第5指袋1e)と、当該隣り合う指袋1間の指股部2(第1指股部2a、第2指股部2b、第3指股部2c、第4指股部2d)と、指股部2の付け根に配設され、ベース生地に対して編目が大きい編組織で編成される指股付根部3(第1指股付根部3a、第2指股付根部3b、第3指股付根部3c、第4指股付根部3d)を備える。
【選択図】 図1

Description

この考案は、隣り合う指袋間の指股の通気性を向上した靴下に関するものである。
従来の指袋を有する靴下は、横編機により無縫製で筒状に編成された指袋を有する靴下であって、指袋の少なくとも親指を挿入する第一指指袋または人差指を挿入する第二指指袋は、指の長さ方向への伸縮率が大きい編組織で編成された部分を有する。指の長さ方向への伸縮率が大きい編組織の部分がガーター編、または、リンクス編で形成され、指袋の指股部近くにおいて、帯状に全周に亘って形成される(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−63699号公報
しかしながら、従来の指袋を有する靴下は、第1実施形態及び第4実施形態に係る靴下において、指股の付け根に伸縮率が大きい編組織が存在しないため、指股の通気性を向上した靴下としては不十分であり、第3実施形態に係る靴下において、第一クッション部として指股の付け根に伸縮率が大きい編組織が広範囲に存在するため、強度が低くなり、第一クッション部と平編組織との境界で破れる虞があるという課題がある。
この考案は、上述のような課題を解決するためになされたもので、靴下の強度を保ちつつ、隣り合う指袋間の指股の通気性を向上した靴下を提供することを目的とする。
この考案に係る靴下においては、5つの指袋と、当該隣り合う指袋間の指股部と、指股部の付け根に配設され、ベース生地に対して編目が大きい編組織で編成される指股付根部を備えるものである。
この考案に係る靴下においては、靴下の強度を保ちつつ、隣り合う指袋間の指股の通気性を向上することができる。
(a)は第1の実施形態に係る右足用の靴下の概略構成を示す正面図であり、(b)は図1(a)に示す靴下の背面図であり、(c)は図1(a)に示す靴下の左側面図であり、(d)は図1(a)に示す靴下の右側面図であり、(d)は図1(a)に示す靴下の平面図であり、(e)は図1(a)に示す靴下の底面図である。 (a)は図1に示す靴下の着用状態を示す正面図であり、(b)は図1に示す靴下の着用状態を示す左前方より見た斜視図である。 (a)は第1の実施形態に係る右足用のつま先用靴下の概略構成を示す正面図であり、(b)は図3(a)に示すつま先用靴下の背面図であり、(c)は図3(a)に示すつま先用靴下の着用状態を示す正面図であり、(b)は図3(a)に示すつま先用靴下の着用状態を示す左前方より見た斜視図である。 (a)は第2の実施形態に係る右足用の靴下の概略構成を示す正面図であり、(b)は図4(a)に示す靴下の背面図であり、(c)は図4(a)に示す靴下の左側面図であり、(d)は図4(a)に示す靴下の右側面図であり、(e)は図4(a)に示す靴下の平面図であり、(f)は図4(a)に示す靴下の底面図である。 (a)は図4に示すつま先用靴下の着用状態を示す左前方より見た斜視図であり、(b)はその他の実施形態に係る右足用の靴下の着用状態を示す正面図である。
(本考案の第1の実施形態)
本実施形態に係る靴下100は、図1及び図2に示すように、足部10、身部20及び口ゴム部30の三部に大別され、足部10は、着用者のつま先に対応する爪先成形部分である爪先部11と、着用者の踵に対応するかかと成形部分であるかかと部12とを備える。
また、靴下100の爪先部11は、5つの指袋1と、当該隣り合う指袋1間の指股部2と、指股部2の一部であり、指股部2の付け根に配設され、ベース生地に対して編目が大きい編組織で編成される指股付根部3と、を備える。
また、本実施形態に係る足部10は、着用者の第1中足骨、第2中足骨、第3中足骨、第4中足骨及び第5中足骨に対応する部分を周回し、足の横アーチをサポートする強伸縮部13を備えている。
なお、本実施形態に係るベース生地は、指股付根部3、強伸縮部13及び口ゴム部30を除く領域であり、編目が連続して並び、表と裏の区別がある編地である平編地で編成されている。
また、本実施形態に係る強伸縮部13及び口ゴム部30は、たて方向に表目のウェールと裏目のウェールとが交互に並ぶ編目で、ゴム糸を編み込むのと編み込まないのをウェール毎に交互に繰り返す1×1ゴム編地で編成されている。
指袋1は、着用者の第1趾(親指)を挿入する第1指袋1aと、着用者の第2趾(人差指)を挿入する第2指袋1bと、着用者の第3趾(中指)を挿入する第3指袋1cと、着用者の第4趾(薬指)を挿入する第4指袋1dと、着用者の第5趾(小指)を挿入する第5指袋1eと、からなる。
指股部2は、第1指袋1a及び第2指袋1b間の第1指股部2aと、第2指袋1b及び第3指袋1c間の第2指股部2bと、第3指袋1c及び第4指袋1d間の第3指股部2cと、第4指袋1d及び第5指袋1e間の第4指股部2dと、からなる。
指股付根部3は、第1指股部2aの付け根に配設される第1指股付根部3aと、第2指股部2bの付け根に配設される第2指股付根部3bと、第3指股部2cの付け根に配設される第3指股付根部3cと、第4指股部2dの付け根に配設される第4指股付根部3dと、からなる。
なお、本実施形態に係る第1指股付根部3a、第2指股付根部3b、第3指股付根部3c及び第4指股付根部3dは、略円形状の編地として靴下100の足甲側及び足底側にそれぞれ編成される。
また、本実施形態に係る靴下100は、左右方向に延在すると共に前後方向に互いに対向する前後一対の針床を有し、後針床が左右にラッキング可能であり、前後の針床間で編目の目移しが可能な横編機により編成される。
横編機は、前後の各針床においてそれぞれ1本おきの針を用いて靴下100を編成し、前針床の奇数番目の針を主として靴下100の足甲側の編地を編成するために用い、後針床の偶数番目の針を主として靴下100の足底側の編地を編成するために用いる。
横編機は、前針床で足甲側の編地を編成する際に、前針床において編目が係止されている針と対向する後針床の針は空針とすると共に、後針床で足底側の編地を編成する際に、後針床において編目が係止されている針と対向する前針床の針は空針とする。
このように、横編機は、空針を設けることにより、足甲側及び足底側の編地の編目を、それぞれ対向する針床の空針に目移しすることができると共に、リンクス、ガーター又はリブなどの表目と裏目が混在した組織柄を編成することや、前後の編目を編幅方向に移動させて互いに接合することができる。
本実施形態に係る靴下100は、第1指袋1aの先端から編み始め、第1指袋1aが第2指袋1bの先端の位置まで編成されると第2指袋1bの先端を編み始め、第1指袋1a及び第2指袋1bが第3指袋1cの先端の位置まで編成されると第3指袋1cの先端を編み始め、第1指袋1a、第2指袋1b及び第3指袋1cが第4指袋1dの先端の位置まで編成されると第4指袋1dの先端を編み始め、第1指袋1a、第2指袋1b、第3指袋1c及び第4指袋1dが第5指袋1eの先端の位置まで編成されると第5指袋1eの先端を編み始めて、第1指袋1a〜第5指袋1eが並列に順次編成される。
そして、靴下100は、第1指袋1aが編成された後に第1指袋1a及び第2指袋1bが第1指股付根部3aで接合され、第2指袋1bが編成された後に第2指袋1b及び第3指袋1cが第2指股付根部3bで接合され、第3指袋1cが編成された後に第3指袋1c及び第4指袋1dが第3指股付根部3cで接合され、第4指袋1dが編成された後に第4指袋1d及び第5指袋1eが第4指股付根部3dで接合される。
この場合に、第1指股付根部3a、第2指股付根部3b、第3指股付根部3c及び第4指股付根部3dは、爪先部11の平編地中にガーター編地で編成される。
そして、靴下100は、足部10の強伸縮部13が1×1ゴム編地で編成され、足部10のかかと部12及び身部20が平編地で編成されて、口ゴム部30が1×1ゴム編地で編成されて、全体として無縫製で筒状に編成される。
以上のように、本実施形態に係る靴下100は、ベース生地に対して編目が大きい編組織で編成される指股付根部3を備えることにより、指股付根部3の通気性を向上することができ、指股付根部3における菌が繁殖し易い高温多湿な環境を改善することができ、着用者の足白癬(足の水虫)の発生を抑制することができるという作用効果を奏する。
なお、本実施形態に係る靴下100は、足部10、身部20及び口ゴム部30を備える靴下100について説明したが、図3に示すように、足部10の爪先部11及び口ゴム部30を備え、足部10のかかと部12及び身部20が存在しない、つま先用靴下であってもよい。
(本考案の第2の実施形態)
図4(a)は第2の実施形態に係る右足用の靴下の概略構成を示す正面図であり、図4(b)は図4(a)に示す靴下の背面図であり、図4(c)は図4(a)に示す靴下の左側面図であり、図4(d)は図4(a)に示す靴下の右側面図であり、図4(e)は図4(a)に示す靴下の平面図であり、図4(f)は図4(a)に示す靴下の底面図である。図5(a)は図4に示すつま先用靴下の着用状態を示す左前方より見た斜視図であり、図5(b)はその他の実施形態に係る右足用の靴下の着用状態を示す正面図である。図4及び図5において、図1乃至図3と同じ符号は、同一又は相当部分を示し、その説明を省略する。
なお、図4及び図5においては、指股部2及び指股付根部3を一体として指股部2として図示している。
本実施形態に係る指股部2(第1指股部2a、第2指股部2b、第3指股部2c、第4指股部2d)は、ベース生地に対して編目が大きい編組織で編成される。
なお、本実施形態に係るベース生地は、指股部2、強伸縮部13及び口ゴム部30を除く領域であり、編目が連続して並び、表と裏の区別がある編地である平編地で編成されている。
第2の実施形態においては、ベース生地に対して編目が大きい編組織で編成される指股部2を備えるところのみが第1の実施形態と異なるところであり、指股部2による作用効果以外は、第1の実施形態と同様の作用効果を奏する。
本実施形態に係る靴下100は、ベース生地に対して編目が大きい編組織で編成される指股部2を備えることにより、指股部2の通気性を向上することができ、着用者の足白癬の発生を抑制することができると共に、着用者の指股間における生地のごわつきを解消し、靴下100の着用感を向上することができるという作用効果を奏する。
なお、本実施形態に係る靴下100は、各指股部2(第1指股部2a、第2指股部2b、第3指股部2c、第4指股部2d)を同一の編組織で編成しているが、各指股部2を複数の編組織から編成してもよい。
例えば、指股部2は、図5(b)に示すように、隣り合う指袋1(第1指袋1a、第2指袋1b、第3指袋1c、第4指袋1d、第5指袋1e)間で連結される内側領域部4aと、当該内側領域部4aを包囲する外側領域部4bとからなり、内側領域部4aの編目が、外側領域部4bの編目よりも大きい編組織としてもよい。
この場合に、靴下100は、ベース生地から外側領域部4bを介して内側領域部4aにかけて、編目の大きさが段階的に大きくなっているために、外側領域部4bがベース生地及び内側領域部4a間の緩衝材として機能し、ベース生地から同一の編組織の指股部2に至る場合と比較して、ベース生地と指股部2との境界における破れの発生を防止することができるという作用効果を奏する。
1 指袋
1a 第1指袋
1b 第2指袋
1c 第3指袋
1d 第4指袋
1e 第5指袋
2 指股部
2a 第1指股部
2b 第2指股部
2c 第3指股部
2d 第4指股部
3 指股付根部
3a 第1指股付根部
3b 第2指股付根部
3c 第3指股付根部
3d 第4指股付根部
4a 内側領域部
4b 外側領域部
10 足部
11 爪先部
12 部
13 強伸縮部
20 身部
30 口ゴム部
100 靴下

Claims (3)

  1. 5つの指袋と、当該隣り合う指袋間の指股部と、を備える靴下において、
    前記指股部の付け根に配設され、ベース生地に対して編目が大きい編組織で編成される指股付根部を備えることを特徴とする靴下。
  2. 請求項1に記載の靴下において、
    前記指股部が、ベース生地に対して編目が大きい編組織で編成されることを特徴とする靴下。
  3. 前記請求項2に記載の靴下において、
    前記指股部が、隣り合う指袋間で連結される内側領域部と、当該内側領域部を包囲する外側領域部とからなり、
    前記内側領域部の編目が、外側領域部の編目よりも大きいことを特徴とする靴下。
JP2014001342U 2014-03-17 靴下 Expired - Lifetime JP3190956U (ja)

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