JP3190821B2 - テスト容易化半導体集積回路のレイアウト設計方法および設計装置 - Google Patents

テスト容易化半導体集積回路のレイアウト設計方法および設計装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テスト容易化半導
体集積回路のレイアウト設計方法および設計装置に関
し、特に、スキャンフリップフロップ間の配線のレイア
ウト設計方法および設計装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のレイアウト設計方法は、
スキャン方式のテスト容易化半導体集積回路の設計にお
いて、レイアウト面積の増大を抑えるために用いられて
いる。その一例が、特開平1−302850号公報に記
載されている。この公報に記載された方法は、半導体集
積回路を複数のブロックに分割して割り付ける回路分割
割り付け処理を行い、分割した各ブロック内の配置配線
処理を行った後、各ブロツク間の配線処理を階層的に行
う。そのような場合に、前記回路分割割り付け処理は、
スキャンパス接続順序に関係なく回路分割と割り付けを
行い、次いでその結果に従いスキャンパスの接続の変更
ないし決定を行うようにしている。この公報では、実施
例としてスキャンパスが1本の場合について説明されて
おり、スキャンパスが複数ある場合には、この1本の場
合と同様の処理手順に従って各々のスキャンパスのレイ
アウトを行う。すなわち、各スキャンパス間でスキャン
FF(スキャンフリップフロップの略称)などの交換、
移動を行わずに、各スキャンパス毎に独立して繰り返し
最適化することになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術では、
予めスキャンパスに割当られたスキャンFFの接続順序
を並ベ替えて、各スキャンパス毎に独立して最適化を行
うので、スキャンFF、スキャンイン端子、スキャンア
ウト端子(以下では、これらをまとめてノードと呼ぶ)
の配置位置を考慮した各ノードのスキャンパスヘの割当
や、最適化の過程でのスキャンパス間のノードの交換・
移動を行うことができず、最適化の自由度が低くなると
いう問題点があった。
【0004】本発明の目的は、上記従来技術の問題点に
鑑み、スキャンパスの長さを短くし、レイアウト面積の
増大を抑えるテスト容易化半導体集積回路のレイアウト
設計方法および設計装置を提供することにある。
【0005】テスト容易化半導体集積回路とは、半導体
集積回路の1種とも言うべきもので、大規模な半導体集
積回路の製作後の動作テストには時間がかかることか
ら、集積回路のレイアウト設計の段階で、後のテストが
し易いように考慮して設計(例えば、テスト用の配線等
を組込むでおくなど)されたものである。
【0006】
【課題を解決しようとする手段】上記課題を解決するた
めに、本発明のレイアウト設計方法は、複数のスキャン
パスをもつテスト容易化半導体集積回路のレイアウト設
計方法において、複数のスキャンイン端子と複数のスキ
ャンアウト端子から最終的に得られる複数のスキャンパ
スの長さの合計の予測値ができるだけ小さくなるように
前記スキャンイン端子と前記スキャンアウト端子の組合
せを決定する第1のステップと、前記複数のスキャンパ
スの長さの合計の予測値ができるだけ小さくなるように
複数のスキャンフリップフロップを前記決定によるスキ
ャンイン端子とスキャンアウト端子の組合わせに対応さ
せて割り当てる第2のステップと、前記第1及び第2の
ステップにて割り当てられた前記スキャンイン端子と前
記スキャンアウト端子と前記スキャンフリップフロップ
との組合せにより得られる各スキャンパスの長さをでき
るだけ小さくなるように前記スキャンフリップフロップ
の接続の順序を決定する第3のステップと、前記複数の
スキャンパスの長さの合計が小さくなるように、前記ス
キャンイン端子、前記スキャンアウト端子若しくは前記
スキャンフリップフロップを前記スキャンパス間で交換
する第4のステップとを含んで構成される。
【0007】本発明のレイアウト設計装置は、複数のス
キャンパスをもつテスト容易化半導体集積回路のレイア
ウト設計装置において、複数のスキャンイン端子と複数
のスキャンアウト端子から最終的に得られる複数のスキ
ャンパスの長さの合計の予測値ができるだけ小さくなる
ように前記スキャンイン端子と前記スキャンアウト端子
の組合せを決定し、前記複数のスキャンパスの長さの合
計の予測値ができるだけ小さくなるように複数のスキャ
ンフリップフロップを前記決定によるスキャンイン端子
とスキャンアウト端子の組合せに対応させて割り当てる
ノード割当装置と、前記ノード割当装置にて割り当てら
れた前記スキャンイン端子と前記スキャンアウト端子と
前記スキャンフリップフロップの組合せにより得られる
各スキャンパスの長さをできるだけ小さくなるように前
記スキャンフリップフロップの接続の順序を決定する経
路最適化装置と、前記複数のスキャンパスの長さの合計
が小さくなるよう、前記スキャンイン端子、前記スキャ
ンアウト端子若しくは前記スキャンフリップフロップを
前記スキャンパス間で交換するノード交換装置とを含ん
で構成されることを特徴とする。
【0008】
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面を用いて説明する。
【0010】図1は本発明の第1の実施形態のレイアウ
ト設計装置の構成図である。このレイアウト装置は、入
力装置101と、配置装置102と、マルチスキャンパ
ス最適化装置103と、配線装置104と、出力装置1
05とから構成されている。各装置の機能は以下の通り
である。
【0011】入力装置101はレイアウト用入力データ
を入力し、配置装置102は各セル(スキャンFFを含
む)の配置位置を決定し、マルチスキャンパス最適化装
置103は各スキャンFF(スキャンフリップフロップ
の略称)のスキャンパスヘの割当および各スキャンパス
におけるスキャンFFの接続順序を決定する。配線装置
104は、各セル間の配線経路を決定し、出力装置10
5はレイアウト結果を出力する。
【0012】すなわち、マルチスキャンパス最適化装置
はテスト専用の配線をどのように接続するかを決定し、
そして、マルチスキャンパス最適化装置の前後の装置群
はテスト専用の配線をも含めた集積回路全体のレイアウ
トを行う。
【0013】さらに、マルチスキャンパス最適化装置1
03は、ノード割当装置106、経路最適化装置10
7、ノード交換装置108とから構成される。
【0014】ノード割当装置106は、最終的に得られ
る各スキャンパスに割り当てられるスキャンイン端子、
スキャンアウト端子、スキャンFFの組合せを決定す
る。(ここで、スキャンイン端子・スキャンアウト端子
はそれぞれスキャンパスの始点・終点となる。)このと
き、経路最適化装置107で得られるスキャンパスの長
さの合計の予測値ができるだけ小さくなるように割当を
決定する。
【0015】経路最適化装置107は、各スキャンパス
について、スキャンパス長が最小になるようにスキャン
FFの接続順序を決定する。
【0016】ノード交換装置108は、スキャンパス長
の合計の削減を目的として、複数のスキャンパス間でノ
ードの交換を行う。
【0017】次に、第1の実施形態の処理手順について
図面を参照しながら説明する。
【0018】図2は本発明の第1の実施形態の処理手順
を示す流れ図である。図2で、ステップ201は入力装
置101、ステツプ202は配置装置102、ステツプ
203,204はノード割当装置106、ステツプ20
5,208は経路最適化装置107、ステツプ206,
207,209はノード交換装置108、ステツプ21
0は配線装置104、ステップ211は出力装置105
でそれぞれ行われる。図3は本発明の第1の実施形態の
処理状態を示す説明図であり、図中、チップ領域301
に示す白丸は3つのスキャンイン端子302〜304、
黒丸は3つのスキャンアウト端子305〜307、また
白矩形は15個のスキャンFF308〜322を表わ
し、これらをノードと称する。点線囲いはノード集合3
23〜325、実線はスキャンパス326〜330を表
わす。
【0019】ステツプ201 レイアウト処理用入力データが入力装置101に入力さ
れる。入力データの中には、スキャンFF、スキャンイ
ン端子、スキャンアウト端子、スキャンパス数の情報も
含まれている。スキャンイン端子、スキヤンアウト端子
はそれぞれスキャンパス数と同じ数だけ(図3では3
つ)存在する。
【0020】ステツプ202 入力データに基づいて、配置装置102が回路中の全て
のセルの配置位置を決定する。このステツプが終了した
時点では、図3(a)のように、各ノードの位置が決定
している。
【0021】ステップ203 スキャンイン端子、スキャンアウト端子の組合せが予め
決まっていない場合は、ノード割当装置106がこのス
テップで決定する。このとき、最終的に得られるスキャ
ンパスの長さの合計の予測値ができるだけ小さくなるよ
うにスキャンイン端子、スキャンアウト端子の組合せを
決定する。
【0022】ステツプ204 また、ノード割当装置106がスキャンFFのスキャン
イン端子、スキャンアウト端子の組合せヘの割り当て
決定する。このとき、各スキャンFFは、スキャンパス
の長さの合計の予測値ができるだけ小さくなるように複
数のスキャンFFをスキャンイン端子とスキャンアウト
端子の組合せに対応させて割り当てられる。ただし、
終的に得られる各スキャンパスに含まれるスキャンFF
の数の制約(以下では、FF数制約と呼ぶ)を満たすよ
うにする。
【0023】この制約は、動作テスト時間ができるだけ
短くなることを目的として、各スキャンパスに含まれる
スキャンFFの数ができるだけ均等になるようにするた
めの制約である。例えば、最もスキャンFF数の多いス
キャンパスのスキャンFF数と、最もスキャンFF数の
少ないスキャンパスのスキャンFF数の差が1以下でな
ければならない、というFF数制約が考えられる(図3
では5つ)。図3(b)は、このステツプ終了後の状態
を表している。この場合、スキャンパス数は3つなの
で、ノードは3つのノード集合323,324,325
に分割されている。
【0024】ステツプ205 経路最適化装置107は、各スキャンパスに属するノー
ドの接続順序をスキャンパスの長さができるだけ短くな
るように決定する。これは、例えば巡回セールスマン問
題の解法など公知のアルゴリズムを利用して決定するこ
とができる。このステップにより、図3(c)のよう
に、スキャンパス326,327,328が形成され
る。
【0025】ステツプ206 ノード交換装置108は、各スキャンパス間でノードの
交換を行うことによりスキャンパス長の合計が小さくな
るならば、その交換を実行する。ただし、スキャンイン
端子とスキャンFFとの交換など、スキャンパスとして
の条件が満たされなくなるような交換は行わない。ま
た、FF数制約を満たさなくなるような交換は行わな
い。例えば、図3(c)でスキャンパス326に含まれ
るスキャンFF310と、スキャンパス327に含まれ
るスキャンFF315を交換することによりスキャンパ
ス長の合計が小さくなるならば、その交換を行う。交換
により新たにスキヤンパスに挿入されるノードは、挿入
によるスキャンパス長の増加が最も少ない位置に挿入す
る。その結果、図3(d)のように、新たなスキャンパ
ス329,330が形成される。
【0026】ステツプ207 もし直前のステップ206でノード交換が全く行われな
かった(ループ終了条件1)ならば、ループを終了して
ステツプ210ヘ進む。そうでなければステツプ208
ヘ進む。
【0027】ステツプ208 また、各スキャンパスについて、経路最適化装置107
は接続順序の並ベ替えによりスキャンパス長が短くなる
ならば、その並ベ替えを実行する。
【0028】ステツプ209 もし直前のステップ208で接続順序の並ベ替えが全く
行われなかった(ループ終了条件2)ならば、ループを
終了してステップ210ヘ進む。そうでなければステツ
プ206ヘ戻る。
【0029】ステツプ210 配線装置104は、回路中の全ての配線の経路を決定す
る。
【0030】ステツプ211 出力装置105はレイアウト結果を出力する。
【0031】本発明の第1の実施形態によれば、スキャ
ンパス長の合計の最小化を目的としたノードのスキャン
パスヘの割当を行い、しかも、その後スキャンパス内の
接続順序の最適化とスキャンパス間のノードの交換を繰
り返すことにより、自由度の高い最適化が可能である。
その結果、スキャンパスのための配線の長さが短くな
り、レイアウト面積の増大が抑えられる。
【0032】次に、本発明の第2の実施形態について図
面を用いて説明する。
【0033】図4は本発明の第2の実施形態のレイアウ
ト設計装置の構成図である。このレイアウト装置は、入
力装置101と、配置装置102と、マルチスキャンパ
ス最適化装置401と、配線装置104と、出力装置1
05とから構成されている。各装置の機能は以下の通り
である。
【0034】入力装置101、配置装置102、配線装
置104、出力装置105については、第1の実施形態
の説明において記述した通りであり、テスト専用の配線
をも含めた集積回路全体のレイアウトを行う。
【0035】マルチスキャンパス最適化装置401は、
テスト専用の配線をどのように接続するかを決定するも
ので、各スキャンFFのスキャンパスヘの割当および各
スキャンパスにおけるスキャンFFの接続順序を決定す
る。
【0036】また、マルチスキャンパス最適化装置40
1は、ノード割当装置411、経路最適化装置412、
スキャンFF移動装置413とから構成されている。
【0037】第2の実施形態の特徴は、第1の実施形態
のノード交換装置108に代えてスキャンFF移動装置
413を用いる点にあり、ノード割当装置411、経路
最適化装置412については、第1の実施形態の説明に
おいて記述した通りである。
【0038】スキャンFF移動装置413は、スキャン
パス長の合計が小さくなるように、スキャンパス間での
スキャンFFの移動を行う。この場合、FF数制約が一
時的に満たされなくなることを許す。それとともに、F
F数制約を満たすようにするためのスキャンFFの移
動、すなわち、各スキャンパスに含まれるスキャンFF
の数が均等になるようなスキャンFFの移動も行い、最
終的にこの装置により出力される各スキャンパスにおい
て、FF数制約の違反がないようにする。
【0039】図5は、本発明の第2の実施形態の処理手
順を示す流れ図である。図5で、ステップ201は入力
装置101、ステップ202は配置装置102、ステッ
プ203,204はノード割当装置411、ステップ2
05,208は経路最適化装置412、ステップ50
1,502,503はスキャンFF移動装置413、ス
テップ210は配線装置104、ステツプ211は出力
装置105でそれぞれ行われる。
【0040】つぎに、第2の実施形態の処理手順につい
ては、図5に示すステップ501,502,503以外
のステップは第1の実施形態の説明において記述した通
りであるので、ステップ501〜503について説明す
る。
【0041】ステツプ501スキャンFF移動装置41
3は、各スキャンパス間でノードの移動を行った場合
に、スキャンパス長の合計が小さくなるならば、その移
動を実行する。
【0042】また、各スキャンパスに含まれるスキャン
FFの数が均等になるようなスキャンFFの移動も行
い、このステップ終了後に得られる各スキャンパスが、
FF数制約を満たしたものになるようにする。
【0043】ステツプ502 もし直前のステップ501でスキャンFFの移動が全く
行われなかったならば、ループを終了してステツプ21
0ヘ進む。そうでなければステップ208ヘ進む。
【0044】ステツプ208 また、経路最適化装置107は、各スキャンパスについ
て接続順序の並ベ替えによりスキャンパス長が短くなる
ならば、その並ベ替えを実行する。
【0045】ステップ503 さらに、スキャンFF移動装置413は、もし直前のス
テツプ208で接続順序の並ベ替えが全く行われなかっ
たならば、ループを終了してステツプ210ヘ進む。そ
うでなければステップ501ヘ戻る。
【0046】本発明の第2の実施形態によれば、スキャ
ンFF移動装置における最適化の過程において一時的に
FF数制約の違反を許すことにより、本発明の第1の実
施形態よりさらに自由度の高い最適化が可能である。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、複数のスキャンパスを
もつテスト容易化半導体集積回路のレイアウト設計にお
いて、全てのスキャンパス長の合計を小さくすることが
でき、レイアウト面積の増大が抑えられるとともに、配
線処理が容易になり、設計時間が短縮されるという効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態のレイアウト設計装置
の構成図
【図2】本発明の第1の実施形態の処理手順を示す流れ
【図3】本発明の第1の実施形態の処理状態を示す説明
【図4】本発明の第2の実施形態のレイアウト設計装置
の構成図
【図5】本発明の第2の実施形態の処理手順を示す流れ
【符号の説明】
101 入力装置 102 配置装置 103 マルチスキャンパス最適化装置 104 配線装置 105 出力装置 106 ノード割当装置 107 経路最適化装置 108 ノード交換装置 301 チツプ領域 302〜304 スキャンイン端子 305〜307 スキャンアウト端子 308〜322 スキャンフリップフロツプ 323〜325 ノード集合 326〜330∝スキャンパス 401 マルチスキャンパス最適化装置 411 ノード割当装置 412 経路最適化装置 413 スキャンFF移動装置

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のスキャンパスをもつテスト容易化半
    導体集積回路のレイアウト設計方法において、 複数のスキャンイン端子と複数のスキャンアウト端子か
    ら最終的に得られる複数のスキャンパスの長さの合計の
    予測値ができるだけ小さくなるように前記スキャンイン
    端子と前記スキャンアウト端子の組合せを決定する第1
    のステップと、 前記複数のスキャンパスの長さの合計の予測値ができる
    だけ小さくなるように複数のスキャンフリップフロップ
    を前記決定によるスキャンイン端子とスキャンアウト端
    子の組合わせに対応させて割り当てる第2のステップ
    と、 前記第1及び第2のステップにて割り当てられた前記ス
    キャンイン端子と前記スキャンアウト端子と前記スキャ
    ンフリップフロップとの組合せにより得られる各スキャ
    ンパスの長さをできるだけ小さくなるように前記スキャ
    ンフリップフロップの接続の順序を決定する第3のステ
    ップと、 前記複数のスキャンパスの長さの合計が小さくなるよう
    に、前記スキャンイン端子、前記スキャンアウト端子若
    しくは前記スキャンフリップフロップを前記スキャンパ
    ス間で交換する第4のステップとを含んで構成されるこ
    とを特徴とするレイアウト設計方法。
  2. 【請求項2】複数のスキャンパスをもつテスト容易化半
    導体集積回路のレイアウト設計装置において、 複数のスキャンイン端子と複数のスキャンアウト端子か
    ら最終的に得られる複数のスキャンパスの長さの合計の
    予測値ができるだけ小さくなるように前記スキャンイン
    端子と前記スキャンアウト端子の組合せを決定し、前記
    複数のスキャンパスの長さの合計の予測値ができるだけ
    小さくなるように複数のスキャンフリップフロップを前
    記決定によるスキャンイン端子とスキャンアウト端子の
    組合せに対応させて割り当てるノード割当装置と、 前記ノード割当装置にて割り当てられた前記スキャンイ
    ン端子と前記スキャンアウト端子と前記スキャンフリッ
    プフロップの組合せにより得られる各スキャン パスの長
    さをできるだけ小さくなるように前記スキャンフリップ
    フロップの接続の順序を決定する経路最適化装置と、 前記複数のスキャンパスの長さの合計が小さくなるよ
    う、前記スキャンイン端子、前記スキャンアウト端子若
    しくは前記スキャンフリップフロップを前記スキャンパ
    ス間で交換するノード交換装置とを含んで構成されるこ
    とを特徴とするレイアウト設計装置。
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