JP3190693B2 - カラー液晶表示器 - Google Patents
カラー液晶表示器Info
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- JP3190693B2 JP3190693B2 JP01935091A JP1935091A JP3190693B2 JP 3190693 B2 JP3190693 B2 JP 3190693B2 JP 01935091 A JP01935091 A JP 01935091A JP 1935091 A JP1935091 A JP 1935091A JP 3190693 B2 JP3190693 B2 JP 3190693B2
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Description
［発明の目的］
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、カラー液晶表示器に
係り、特に一対の基板のうち、一方の基板に形成された
カラーフィルタを他方の基板に形成された透明電極に位
置合せするための位置合せパターンを有するカラー液晶
表示器に関する。
係り、特に一対の基板のうち、一方の基板に形成された
カラーフィルタを他方の基板に形成された透明電極に位
置合せするための位置合せパターンを有するカラー液晶
表示器に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般にカラー液晶表示器は、一対のガラ
スからなる透明基板をスペーサを介して所定間隔で対向
させて、周辺部を封着した外囲器を有し、この外囲器の
内側に液晶が充填された構造に形成されている。その一
対の基板のうち、一方の基板の内面には、Ｙ軸方向に長
いストライプ状の透明電極からなる表示電極が、また他
方の基板の内面には、上記表示電極に対応する赤、青、
緑の３色からなるストライプ状またはモザイク状のカラ
ーフィルタ上にＸ軸方向に長いストライプ状の透明電極
からなる走査電極が形成されている。このようなカラー
液晶表示器では、上記各電極に極性が逆向きの電圧を印
加したとき生ずる液晶の配向により、両電極の交点がカ
ラー液晶表示部となる。
スからなる透明基板をスペーサを介して所定間隔で対向
させて、周辺部を封着した外囲器を有し、この外囲器の
内側に液晶が充填された構造に形成されている。その一
対の基板のうち、一方の基板の内面には、Ｙ軸方向に長
いストライプ状の透明電極からなる表示電極が、また他
方の基板の内面には、上記表示電極に対応する赤、青、
緑の３色からなるストライプ状またはモザイク状のカラ
ーフィルタ上にＸ軸方向に長いストライプ状の透明電極
からなる走査電極が形成されている。このようなカラー
液晶表示器では、上記各電極に極性が逆向きの電圧を印
加したとき生ずる液晶の配向により、両電極の交点がカ
ラー液晶表示部となる。
【０００３】通常このカラー液晶表示器は、一方の基板
に表示電極を形成し、他方の基板にカラーフィルタおよ
び走査電極を形成し、これら走査および表示電極が内側
になるように両基板間にその間隔を規制するスペーサを
介して対向させ、その周辺部を液晶注入口となる一部を
除いてシール材により封着して外囲器を形成したのち、
液晶注入装置によりその外囲器内に液晶を注入すること
により製造される。
に表示電極を形成し、他方の基板にカラーフィルタおよ
び走査電極を形成し、これら走査および表示電極が内側
になるように両基板間にその間隔を規制するスペーサを
介して対向させ、その周辺部を液晶注入口となる一部を
除いてシール材により封着して外囲器を形成したのち、
液晶注入装置によりその外囲器内に液晶を注入すること
により製造される。
【０００４】このカラー液晶表示器では、各基板に形成
されている走査および表示電極は正しく対向しているこ
とが必要である。そのため、図４に示すように、各基板
１，２に走査電極３および表示電極４を形成するとき、
その各電極の外側に同じ透明電極材からなる位置合せパ
ターン5a,5b,6a,6b をパターンニングしておき、これら
パターン5a,5b,6a,6b を位置合せすることにより、走査
電極３と表示電極４とが正確に直交するように配置して
いる。
されている走査および表示電極は正しく対向しているこ
とが必要である。そのため、図４に示すように、各基板
１，２に走査電極３および表示電極４を形成するとき、
その各電極の外側に同じ透明電極材からなる位置合せパ
ターン5a,5b,6a,6b をパターンニングしておき、これら
パターン5a,5b,6a,6b を位置合せすることにより、走査
電極３と表示電極４とが正確に直交するように配置して
いる。
【０００５】なお、７は表示電極４に対応して走査電極
３の下部に形成されたカラーフィルタである。
３の下部に形成されたカラーフィルタである。
【０００６】ところで、上記カラー液晶表示器では、そ
の他方の基板２に形成されているカラーフィルタ７は、
一方の基板１に形成されている表示電極４と平行かつ同
一ピッチで対応していることが必要である。しかし、上
記位置合せパターン5a,5b,6a,6b による位置合せでは、
走査電極３と表示電極４との位置ずれは修正可能である
が、表示電極４に対するカラーフィルタ７の位置ずれに
ついては修正することができない。すわわち、上記他方
の基板２は、カラーフィルタ７を形成し、その上に走査
電極３を形成するため、それらに位置ずれを生ずる場合
がある。この位置ずれした基板については、走査電極３
と表示電極４とを位置合せするパターンにより、走査電
極３と表示電極４とは位置合せできても、カラーフィル
タ７を表示電極３に位置合せすることはできず、両者間
に位置ずれを生ずる。特にカラーフィルタ７がＸ軸方向
にずれた場合は、表示色の変化やコントラストの低下な
どの障害をおこす原因となる。
の他方の基板２に形成されているカラーフィルタ７は、
一方の基板１に形成されている表示電極４と平行かつ同
一ピッチで対応していることが必要である。しかし、上
記位置合せパターン5a,5b,6a,6b による位置合せでは、
走査電極３と表示電極４との位置ずれは修正可能である
が、表示電極４に対するカラーフィルタ７の位置ずれに
ついては修正することができない。すわわち、上記他方
の基板２は、カラーフィルタ７を形成し、その上に走査
電極３を形成するため、それらに位置ずれを生ずる場合
がある。この位置ずれした基板については、走査電極３
と表示電極４とを位置合せするパターンにより、走査電
極３と表示電極４とは位置合せできても、カラーフィル
タ７を表示電極３に位置合せすることはできず、両者間
に位置ずれを生ずる。特にカラーフィルタ７がＸ軸方向
にずれた場合は、表示色の変化やコントラストの低下な
どの障害をおこす原因となる。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、カラー
液晶表示器は、一対の基板に走査電極および表示電極を
形成するとき、その外側に位置合せパターンをパターン
ニングしておき、その位置合せパターンを位置合せする
ことにより、走査電極と表示電極とを整合関係に配置し
ている。そのため、他方の基板に形成されるカラーフィ
ルタと走査電極とに位置ずれがあると、カラーフィルタ
と一方の基板の表示電極とを正確に位置合せすることが
できず、特にカラーフィルタがＸ軸方向にずれると、表
示色の変化やコントラストの低下などの障害をおこすと
なるという問題がある。
液晶表示器は、一対の基板に走査電極および表示電極を
形成するとき、その外側に位置合せパターンをパターン
ニングしておき、その位置合せパターンを位置合せする
ことにより、走査電極と表示電極とを整合関係に配置し
ている。そのため、他方の基板に形成されるカラーフィ
ルタと走査電極とに位置ずれがあると、カラーフィルタ
と一方の基板の表示電極とを正確に位置合せすることが
できず、特にカラーフィルタがＸ軸方向にずれると、表
示色の変化やコントラストの低下などの障害をおこすと
なるという問題がある。
【０００８】この発明は、上記問題点を解決するために
なされたものであり、表示電極に対するカラーフィルタ
のＸ軸方向のずれをなくして、表示色の変化やコントラ
ストの低下などを生じないようにすることを目的とす
る。
なされたものであり、表示電極に対するカラーフィルタ
のＸ軸方向のずれをなくして、表示色の変化やコントラ
ストの低下などを生じないようにすることを目的とす
る。
【０００９】［発明の構成］
【００１０】
【課題を解決するための手段】複数のストライプ状の透
明電極が第１の方向にそって形成された第1基板と、前
記第１の方向と直交する第２の方向にそって形成された
ストライプ状の複数の透明電極と前記第１の方向にそっ
て形成された３色ストライプ状またはモザイク状のカラ
ーフィルタとが積層配置された第２基板とからなる一対
の基板を有し、この一対の基板が上記透明電極が互いに
直交するよう上記透明電極およびカラーフィルタを内側
にしかつ所定間隔離して対向し、シール材により封着さ
れた内面に液晶が充填されてなるカラー液晶表示器にお
いて、上記第１基板の第１の方向にそって上記カラーフ
ィルタを挟むよう形成され上記透明電極を構成する透明
電極材からなる一対の第１位置合わせパターンと、上記
第２基板の第１の方向にそって上記カラーフィルタを挟
んで形成される上記カラーフィルタを構成するカラーフ
ィルタ材からなる一対の第２位置合わせパターンと、上
記第１基板の第２の方向にそって上記カラーフィルタを
挟むよう形成され上記透明電極を構成する透明電極材か
らなる一対の第３位置合わせパターンと、上記第２基板
の第２の方向にそって上記カラーフィルタを挟んで形成
され上記透明電極を構成する透明電極材からなる第４位
置合わせパターンとを含み、上記第１及び第２位置合わ
せパターンが位置合わせされ、上記第３及び第４位置合
わせパターンが位置合わせされてなる構成とした。
明電極が第１の方向にそって形成された第1基板と、前
記第１の方向と直交する第２の方向にそって形成された
ストライプ状の複数の透明電極と前記第１の方向にそっ
て形成された３色ストライプ状またはモザイク状のカラ
ーフィルタとが積層配置された第２基板とからなる一対
の基板を有し、この一対の基板が上記透明電極が互いに
直交するよう上記透明電極およびカラーフィルタを内側
にしかつ所定間隔離して対向し、シール材により封着さ
れた内面に液晶が充填されてなるカラー液晶表示器にお
いて、上記第１基板の第１の方向にそって上記カラーフ
ィルタを挟むよう形成され上記透明電極を構成する透明
電極材からなる一対の第１位置合わせパターンと、上記
第２基板の第１の方向にそって上記カラーフィルタを挟
んで形成される上記カラーフィルタを構成するカラーフ
ィルタ材からなる一対の第２位置合わせパターンと、上
記第１基板の第２の方向にそって上記カラーフィルタを
挟むよう形成され上記透明電極を構成する透明電極材か
らなる一対の第３位置合わせパターンと、上記第２基板
の第２の方向にそって上記カラーフィルタを挟んで形成
され上記透明電極を構成する透明電極材からなる第４位
置合わせパターンとを含み、上記第１及び第２位置合わ
せパターンが位置合わせされ、上記第３及び第４位置合
わせパターンが位置合わせされてなる構成とした。
【００１１】
【作用】上記のように、第１基板の第１の方向に沿って
カラーフィルタを挟むように一対の第１位置合せパター
ン、第２基板の第１の方向に沿ってカラーフィルタを挟
んで一対の第２位置合せパターン、第１基板の第２の方
向に沿ってカラーフィルタを挟むように一対の第３位置
合せパターン、第２基板の第２の方向に沿ってカラーフ
ィルタを挟んでカラーフィルタを構成するカラーフィル
タ材からなる一対の第４位置合せパターンを形成する
と、第１位置合せパターンと第２位置合せパターンを位
置合せすることにより、第１基板の透明電極と第２基板
の透明電極を正確に位置合せでき、第３位置合せパター
ンと第４位置合せパターンを位置合せすることにより、
第１基板の透明電極と第２基板のカラーフィルタを正確
に位置合せすることができ、従来発生したカラーフィル
タのＸ軸方向のずれをなくすことができる。
カラーフィルタを挟むように一対の第１位置合せパター
ン、第２基板の第１の方向に沿ってカラーフィルタを挟
んで一対の第２位置合せパターン、第１基板の第２の方
向に沿ってカラーフィルタを挟むように一対の第３位置
合せパターン、第２基板の第２の方向に沿ってカラーフ
ィルタを挟んでカラーフィルタを構成するカラーフィル
タ材からなる一対の第４位置合せパターンを形成する
と、第１位置合せパターンと第２位置合せパターンを位
置合せすることにより、第１基板の透明電極と第２基板
の透明電極を正確に位置合せでき、第３位置合せパター
ンと第４位置合せパターンを位置合せすることにより、
第１基板の透明電極と第２基板のカラーフィルタを正確
に位置合せすることができ、従来発生したカラーフィル
タのＸ軸方向のずれをなくすことができる。
【００１２】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明を実施例に基
づいて説明する。
づいて説明する。
【００１３】図１にその一実施例であるカラー液晶表示
器を示す。このカラー液晶表示器は、一対のガラスから
なる透明基板１，２をスペーサ（図示せず）を介して所
定間隔で対向させ、その周辺部をシール材により封着し
た外囲器10を有し、この外囲器10の内側に液晶が充填さ
れた構造に形成されている。その一対の基板１，２のう
ち、一方の基板１（第１基板）の内面には、図２に示す
ように、Ｙ軸方向に長い複数のストライプ状の透明電極
がＸ軸方向（第１の方向）に沿って並列に形成されてな
る表示電極４が長方形状に形成されている。また図３に
示すように、他方の基板２（第２基板）の内面には、上
記表示電極４の透明電極に対応してＸ軸方向に沿って並
列に形成された赤、青、緑の３色からなるストライプ状
またはモザイク状のカラーフィルタ７が長方形状に形成
され、さらにこのカラーフィルタ７上にＸ軸方向に長い
複数のストライプ状の透明電極がＹ軸方向（第２の方
向）に沿って並列に形成されてなる走査電極３が長方形
状に形成されている。
器を示す。このカラー液晶表示器は、一対のガラスから
なる透明基板１，２をスペーサ（図示せず）を介して所
定間隔で対向させ、その周辺部をシール材により封着し
た外囲器10を有し、この外囲器10の内側に液晶が充填さ
れた構造に形成されている。その一対の基板１，２のう
ち、一方の基板１（第１基板）の内面には、図２に示す
ように、Ｙ軸方向に長い複数のストライプ状の透明電極
がＸ軸方向（第１の方向）に沿って並列に形成されてな
る表示電極４が長方形状に形成されている。また図３に
示すように、他方の基板２（第２基板）の内面には、上
記表示電極４の透明電極に対応してＸ軸方向に沿って並
列に形成された赤、青、緑の３色からなるストライプ状
またはモザイク状のカラーフィルタ７が長方形状に形成
され、さらにこのカラーフィルタ７上にＸ軸方向に長い
複数のストライプ状の透明電極がＹ軸方向（第２の方
向）に沿って並列に形成されてなる走査電極３が長方形
状に形成されている。
【００１４】さらに、このカラー液晶表示器では、上記
一方の基板１の表示電極４の左右の短辺中央部の外側
に、表示電極４を形成するとき、同時にパターンニング
された透明電極を構成する透明電極材からなる位置合せ
パターン11a ，11b （第１位置合せパターン）がＸ軸方
向に沿って設けられ、また上下の長辺中央部の外側に、
他方の基板２のカラーフィルタ７を挟むように、表示電
極４を形成するとき、同時にパターンニングされた透明
電極を構成する透明電極材からなる位置合せパターン11
c ，11d （第３位置合せパターン）がＹ軸方向に沿って
設けられている。また他方の基板２には、走査電極３の
左右の短辺中央部の外側に、カラーフィルタ７を挟ん
で、走査電極３を形成するとき、同時にパターンニング
された透明電極を構成する透明電極材からなる位置合せ
パターン12a ，12b （第２位置合せパターン）がＸ軸方
向に沿って設けられ、さらにカラーフィルタ７を挟ん
で、このカラーフィルタ７を形成するとき、同時にパタ
ーンニングされたカラーフィルタ７を構成するカラーフ
ィルタ材からなる位置合せパターン13c ，13d （第４位
置合せパターン）がＹ軸方向に沿って設けられている。
これら位置合せパターン11a 〜11d ，12a ，12b ，13c
，13d のうち、位置合せパターン11a ，11b ，12a，12
b は、走査電極３と表示電極４とを位置合せするための
パターンであり、位置合せパターン11c ，11d ，13c ，
13d は、表示電極４とカラーフィルタ７とを位置合せす
るためのパターンである。
一方の基板１の表示電極４の左右の短辺中央部の外側
に、表示電極４を形成するとき、同時にパターンニング
された透明電極を構成する透明電極材からなる位置合せ
パターン11a ，11b （第１位置合せパターン）がＸ軸方
向に沿って設けられ、また上下の長辺中央部の外側に、
他方の基板２のカラーフィルタ７を挟むように、表示電
極４を形成するとき、同時にパターンニングされた透明
電極を構成する透明電極材からなる位置合せパターン11
c ，11d （第３位置合せパターン）がＹ軸方向に沿って
設けられている。また他方の基板２には、走査電極３の
左右の短辺中央部の外側に、カラーフィルタ７を挟ん
で、走査電極３を形成するとき、同時にパターンニング
された透明電極を構成する透明電極材からなる位置合せ
パターン12a ，12b （第２位置合せパターン）がＸ軸方
向に沿って設けられ、さらにカラーフィルタ７を挟ん
で、このカラーフィルタ７を形成するとき、同時にパタ
ーンニングされたカラーフィルタ７を構成するカラーフ
ィルタ材からなる位置合せパターン13c ，13d （第４位
置合せパターン）がＹ軸方向に沿って設けられている。
これら位置合せパターン11a 〜11d ，12a ，12b ，13c
，13d のうち、位置合せパターン11a ，11b ，12a，12
b は、走査電極３と表示電極４とを位置合せするための
パターンであり、位置合せパターン11c ，11d ，13c ，
13d は、表示電極４とカラーフィルタ７とを位置合せす
るためのパターンである。
【００１５】ところで、上記のように位置合せパターン
11a 〜11d ，12a ，12b ，13c ，13d を設けると、一対
の基板１，２を対向させてその周囲を封着するとき、一
方の基板１の位置合せパターン11a ，11b と他方の基板
２の位置合せパターン12a ，12b とをそれぞれ位置合せ
することにより、その一方の基板１に形成されている表
示電極４と他方の基板２に形成されている走査電極３と
を正確に位置合でき、また、一方の基板１の位置合せパ
ターン11c ，11d と他方の基板２の位置合せパターン13
c ，13d とをそれぞれ位置合せすることにより、その一
方の基板１に形成されている表示電極４と他方の基板２
に形成されているカラーフィルタ７とを位置合せするこ
とができる。したがって従来発生した表示電極４に対す
るカラーフィルタ７のＸ軸方向ずれを十分に防止するこ
とができる。
11a 〜11d ，12a ，12b ，13c ，13d を設けると、一対
の基板１，２を対向させてその周囲を封着するとき、一
方の基板１の位置合せパターン11a ，11b と他方の基板
２の位置合せパターン12a ，12b とをそれぞれ位置合せ
することにより、その一方の基板１に形成されている表
示電極４と他方の基板２に形成されている走査電極３と
を正確に位置合でき、また、一方の基板１の位置合せパ
ターン11c ，11d と他方の基板２の位置合せパターン13
c ，13d とをそれぞれ位置合せすることにより、その一
方の基板１に形成されている表示電極４と他方の基板２
に形成されているカラーフィルタ７とを位置合せするこ
とができる。したがって従来発生した表示電極４に対す
るカラーフィルタ７のＸ軸方向ずれを十分に防止するこ
とができる。
【００１６】表１に上記のように２種類の位置合せパタ
ーン11a 〜 11d,12a,12b,13c,13dを形成したこの例のカ
ラー液晶表示器の表示電極４に対するカラーフィルタ７
のＸ軸方向ずれ量を、図２に示した従来のカラー液晶表
示器のそれと比較して示す。
ーン11a 〜 11d,12a,12b,13c,13dを形成したこの例のカ
ラー液晶表示器の表示電極４に対するカラーフィルタ７
のＸ軸方向ずれ量を、図２に示した従来のカラー液晶表
示器のそれと比較して示す。
【００１７】
【００１８】この表１に示したように、一対の基板１，
２にその一方の基板１に形成された表示電極４と他方の
基板２に形成された走査電極３とを位置合せするための
パターン11a,11b,12a,12b のほかに、一方の基板１に形
成された表示電極４と他方の基板２に形成されたカラー
フィルタ７とを位置合せするための11c,11d,13c,13d を
設けると、表示電極４と走査電極３とを正確に位置合せ
するとともに、表示電極４とカラーフィルタ７も正確に
位置合せでき、従来発生した表示色の変化やコントラス
トの劣化などを十分に防止することができる。
２にその一方の基板１に形成された表示電極４と他方の
基板２に形成された走査電極３とを位置合せするための
パターン11a,11b,12a,12b のほかに、一方の基板１に形
成された表示電極４と他方の基板２に形成されたカラー
フィルタ７とを位置合せするための11c,11d,13c,13d を
設けると、表示電極４と走査電極３とを正確に位置合せ
するとともに、表示電極４とカラーフィルタ７も正確に
位置合せでき、従来発生した表示色の変化やコントラス
トの劣化などを十分に防止することができる。
【００１９】
【発明の効果】一対の基板のうち、第１基板に一対の基
板の透明電極およびこの第１基板の透明電極に第２基板
のカラーフィルタを位置合わせするための透明電極材か
らなる位置合せパターンを形成するとともに、第２基板
に一対の基板の透明電極を位置合わせするための透明電
極材からなる位置合せパターンとこの第２基板のカラー
フィルタを第１基板の透明電極に位置合わせするための
カラーフィルタ材からなる位置合せパターンとを形成す
ると、これら一対の基板の位置合せパターンをそれぞれ
位置合せすることにより、透明電極およびカラーフィル
タを正確に位置合せすることができ、従来発生したカラ
ーフィルタのＸ軸方向のずれをなくすことができ、その
ずれのために発生した表示色の変化やコントラストの劣
化などを防止することができる。
板の透明電極およびこの第１基板の透明電極に第２基板
のカラーフィルタを位置合わせするための透明電極材か
らなる位置合せパターンを形成するとともに、第２基板
に一対の基板の透明電極を位置合わせするための透明電
極材からなる位置合せパターンとこの第２基板のカラー
フィルタを第１基板の透明電極に位置合わせするための
カラーフィルタ材からなる位置合せパターンとを形成す
ると、これら一対の基板の位置合せパターンをそれぞれ
位置合せすることにより、透明電極およびカラーフィル
タを正確に位置合せすることができ、従来発生したカラ
ーフィルタのＸ軸方向のずれをなくすことができ、その
ずれのために発生した表示色の変化やコントラストの劣
化などを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】図１（ａ）はこの発明の一実施例であるカラー
液晶表示器の構成を示す図、図１（ｂ）はその表示電極
とカラーフィルタとを位置合せする位置合せパターンを
拡大して示す図である。
液晶表示器の構成を示す図、図１（ｂ）はその表示電極
とカラーフィルタとを位置合せする位置合せパターンを
拡大して示す図である。
【図２】図２（ａ）はその表示電極および位置合せパタ
ーンの形成された一方の基板の図、図２（ｂ）はその位
置合せパターンを拡大して示す図である。
ーンの形成された一方の基板の図、図２（ｂ）はその位
置合せパターンを拡大して示す図である。
【図３】図３（ａ）はその走査電極および位置合せパタ
ーンの形成された他方の基板の図、図３（ｂ）はその位
置合せパターンを拡大して示す図である。
ーンの形成された他方の基板の図、図３（ｂ）はその位
置合せパターンを拡大して示す図である。
【図４】図４（ａ）は従来のカラー液晶表示器の表示電
極および位置合せパターンの形成された一方の基板の
図、図４（ｂ）は同じく走査電極および位置合せパター
ンの形成された他方の基板の図、図４（ｃ）はそのカラ
ー液晶表示器の構成を示す図である。
極および位置合せパターンの形成された一方の基板の
図、図４（ｂ）は同じく走査電極および位置合せパター
ンの形成された他方の基板の図、図４（ｃ）はそのカラ
ー液晶表示器の構成を示す図である。
１…第１基板 ２…第２基板 ３…走査電極（透明電極） ４…表示電極（透明電極） ７…カラーフィルタ 10…外囲器 11a 〜 11d…位置合せパターン 12a,12b …位置合せパターン 13c,13d …位置合せパターン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野中 正信 兵庫県姫路市余部区上余部50番地株式会 社東芝 姫路工場内 (56)参考文献 特開 昭60−26320（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−46412（ＪＰ，Ａ) 特開 昭60−194425（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−142324（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G02F 1/13 G02F 1/1335
Claims (1)
- 【請求項１】 複数のストライプ状の透明電極が第１の
方向にそって形成された第1基板と、前記第１の方向と
直交する第２の方向にそって形成されたストライプ状の
複数の透明電極と前記第１の方向にそって形成された３
色ストライプ状またはモザイク状のカラーフィルタとが
積層配置された第２基板とからなる一対の基板を有し、
この一対の基板が上記透明電極が互いに直交するよう上
記透明電極およびカラーフィルタを内側にしかつ所定間
隔離して対向し、シール材により封着された内面に液晶
が充填されてなるカラー液晶表示器において、 上記第１基板の第１の方向にそって上記カラーフィルタ
を挟むよう形成され上記透明電極を構成する透明電極材
からなる一対の第１位置合わせパターンと、 上記第２基板の第１の方向にそって上記カラーフィルタ
を挟んで形成される上記カラーフィルタを構成するカラ
ーフィルタ材からなる一対の第２位置合わせパターン
と、 上記第１基板の第２の方向にそって上記カラーフィルタ
を挟むよう形成され上記透明電極を構成する透明電極材
からなる一対の第３位置合わせパターンと、 上記第２基板の第２の方向にそって上記カラーフィルタ
を挟んで形成され上記透明電極を構成する透明電極材か
らなる第４位置合わせパターンとを含み、 上記第１及び第２位置合わせパターンが位置合わせさ
れ、上記第３及び第４位置合わせパターンが位置合わせ
されてなることを特徴とするカラー液晶表示器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01935091A JP3190693B2 (ja) | 1991-01-18 | 1991-01-18 | カラー液晶表示器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01935091A JP3190693B2 (ja) | 1991-01-18 | 1991-01-18 | カラー液晶表示器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04243222A JPH04243222A (ja) | 1992-08-31 |
| JP3190693B2 true JP3190693B2 (ja) | 2001-07-23 |
Family
ID=11996943
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP01935091A Expired - Fee Related JP3190693B2 (ja) | 1991-01-18 | 1991-01-18 | カラー液晶表示器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3190693B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4967221B2 (ja) * | 2004-05-13 | 2012-07-04 | セイコーエプソン株式会社 | 電気光学装置、および電子機器 |
-
1991
- 1991-01-18 JP JP01935091A patent/JP3190693B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04243222A (ja) | 1992-08-31 |
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