JP3190359B2 - ドライビングシミュレータのステアリング反力発生装置及び演算方法 - Google Patents

ドライビングシミュレータのステアリング反力発生装置及び演算方法

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JP3190359B2
JP3190359B2 JP41578690A JP41578690A JP3190359B2 JP 3190359 B2 JP3190359 B2 JP 3190359B2 JP 41578690 A JP41578690 A JP 41578690A JP 41578690 A JP41578690 A JP 41578690A JP 3190359 B2 JP3190359 B2 JP 3190359B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はドライビングシミュレー
タのステアリング反力発生装置、特に車両走行時にステ
アリングの操舵角に応じて発生する反力をシミュレート
し実走行に近いステアリングの操作感を得ることができ
るドライビングシミュレータのステアリング反力発生装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、実際の車両走行に近い感覚で
運転が可能なドライビングシミュレータの開発が望まれ
ており、このようなドライビングシミュレータは、例え
ば自動車教習場における教習用のドライビングシミュレ
ータとして、またドライビングゲーム機に用いられるシ
ミュレータとして、さらにはその他の用途に幅広く用い
ることが可能である。
【0003】しかし、従来の技術では、実際の車両走行
時にステアリングに作用する反力を正確にシミュレート
することができないため、ステアリングの操作感が、実
際の車両運転時と異なり、リアリティに欠けるという問
題があった。
【0004】特に、従来の技術では、スプリング等を用
いてステアリングシャフトに操舵角に比例した反力を発
生させているに過ぎず、このようにして与えられる反力
は、車両の走行速度やステアリング操舵角等によって微
妙に変化する反力とは全く異なるものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来の課題に鑑みなされたものであり、その目的は、実
際の車両に近い感覚でステアリング操作を行うことが可
能で、かつ簡単な構成で応答性の良いドライビングシミ
ュレータのステアリング反力発生装置を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、車両走行時にステアリングに作用する反
力を演算し、ステアリングに負荷として与えるドライビ
ングシミュレータのステアリング反力発生装置におい
て、ステアリングの操舵角を検出し、ステアリング操舵
角検出信号として出力する操舵角検出手段と、ステアリ
ングに作用する反力を演算する反力演算手段と、を含
み、前記反力演算手段は、ステアリング操舵角検出信号
と、ドライビングシミュレータの走行速度に基づき、ス
テアリングを直進方向に復元させるための復元力として
作用する反力を演算する復元力演算手段を含むことを特
徴とする。
【0007】また、本発明の反力演算手段は、ドライビ
ングシミュレータの走行速度およびエンジン回転数の少
なくともいずれか一方に基づき、ステアリングに振動と
して作用する反力を演算する振動演算手段を含むことを
特徴とする。
【0008】また、本発明の反力演算手段は、ステアリ
ング操舵角検出信号からステアリングの回転方向および
角速度を求め、この回転方向および角速度に基づきステ
アリングに路面抵抗として作用する反力を演算する路面
抵抗演算手段を含むことを特徴とする。
【0009】また、本発明の装置において、前記操舵角
検出手段は、ステアリングの操舵角を検出し、ステアリ
ング操舵角検出信号として操舵角に比例した電圧信号を
出力するよう形成され、前記反力演算手段は、前記電圧
信号を状況に応じ所定レベルシフトし、所定の操舵方向
にハンドルが取られる状況を演算設定するレベルシフト
手段を含むことを特徴とする。
【0010】
【作用】次に本発明の作用を説明する。
【0011】実際に車両が走行する際、ステアリングに
反力として作用する力は、車両の走行状態により随時変
化する。
【0012】本発明装置は、運転時にステアリングに
復元力として作用する反力を、簡単な構成で応答性が良
く、より良好にシミュレートするものである。この復元
力は、車両走行時にステアリングを常に直進方向へ復元
させるように作用する反力である。ステアリングの操舵
角に対する反力は、バネのような直線ではなく、関数に
よって変化させるほうが、所定の走行状況のもとで定速
走行する車両の復元力をより良好にシミュレートでき
る。しかも、このようにして得られた基準復元力を、車
両の走行速度に応じて減衰させるようにすれば、車両走
行時に、ステアリング操舵角、車両の速度の両方に高速
で追従して変化する復元力を正確にシミュレートするこ
とができる。
【0013】また、本発明の装置は、運転時にステアリ
ングに振動として作用する反力をシミュレートするもの
である。例えば、車両走行時において、エンジンの振動
やノッキング等はステアリングに振動として伝わる。こ
の装置は、このような場合に、ステアリングに振動とし
て作用する反力を演算することにより正確にシミュレー
トすることができる。
【0014】また、本発明の装置は、ステアリング操作
を行う際、ステアリングに路面抵抗として作用する反力
をシミュレートするものである。即ち、ステアリングを
操作すると、このステアリングの操作を妨げるように路
面抵抗が反力として作用する。本発明の路面抵抗演算手
段は、この路面抵抗を、ステアリング操作の角速度と、
車両走行速度とに基づき演算し、実際の路面抵抗を正確
にシミュレートしている。
【0015】さらに、本発明の装置は、所定の操舵方向
にハンドルが取られる状態をシミュレートするものであ
る。例えば、直進方向と交叉する方向に傾いている路面
を車両が通過すると、ステアリングにはその傾き方向に
ハンドルが取られるように反力が作用する。本発明にか
かる装置は、ステアリングの操舵角を表すステアリング
操舵角検出信号を、所定の操舵方向にシフトさせること
により、ハンドルが取られる状況をシミュレートするこ
とができる。
【0016】このように、本発明の発明では、ステアリ
ングに復元力として作用する反力を正確にシミュレート
することができ、さらに本発明では、ステアリングに振
動として作用する反力を正確にシミュレートすることが
できる。さらに、本発明にかかる装置では、ステアリン
グ操作時に路面抵抗としてステアリングに作用する反力
を正確にシミュレートでき、さらに本発明の装置では、
ハンドルが所定の操舵方向に取られる状態をシミュレー
トすることができる。
【0017】従って、これら各発明の装置を、単独で、
あるいは必要に応じて組み合わせることにより、各種走
行状況の下でステアリングに作用する反力を正確にシミ
ュレートし、実際の運転時に近いハンドルの操作感を得
ることができる。
【0018】
【実施例】次に本発明の好適な実施例を図面に基づき詳
細に説明する。
【0019】図2には、本発明が適用された運転教習用
のドライビングシミュレータの好適な一例が示され、実
施例のドライビングシミュレータは、ドライバーがシー
ト10に座った状態で、ハンドル12、ブレーキ14、
アクセル、クラッチ、サイドブレーキ等の各部を操作す
るよう構成されている。
【0020】また、このドライビングシミュレータは、
車両のフロントウィンドウに対応する位置にディスプレ
イ16が設けられている。そして、図示しないCPU
は、車両の各種走行環境を演算し、演算された走行環境
内を車両が走行する際に、運転席からフロントウィンド
ウを介して眺められる車両前方の景色をディスプレイ1
6上に表示する。そして、ドライバーが、ディスプレイ
16上に表示される景色を見ながら、ハンドル12、ブ
レーキ14等を操作し、実際の車両と同様に運転を行う
よう構成されている。
【0021】また、本実施例のステアリング18は、前
述したハンドル12と、このハンドル12に一端が固定
されたステアリングシャフト20と、このステアリング
シャフト20の先端に自在継手22を配し連結されたシ
ャフト24とを含み、ハンドル12を回転操作すると、
これと連結されたシャフト20、24も回転するよう構
成されている。そして、ステアリング18の操舵角θ
は、操舵角検出部28により検出され、ステアリング操
舵角検出信号V2として出力される。
【0022】本発明の特徴は、車両運転時にステアリン
グに作用する反力をシミュレートし、ステアリングに負
荷として作用させることにある。これにより、実際の車
両とほとんど変わらないステアリング操作感を得ること
ができ、ドライバーはあたかも実際の車両に乗ったよう
な感覚で運転を行うことが可能となる。
【0023】このため、本発明の装置には負荷発生部3
0と、この負荷発生部30を制御する反力演算回路48
とが設けられ、シャフト24に所定の負荷を反力として
作用させるよう構成されている。
【0024】本実施例において、前記負荷発生部30
は、直流サーボモータ32と、このサーボモータ32の
回転出力を減速する減速機構34とを含み、減速機構3
4の出力軸に設けられたプーリ36と、シャフト24に
設けられたプーリ26との間にベルト38を掛け渡すこ
とにより、サーボモータ32で発生した負荷をシャフト
24へ伝達するよう構成されている。
【0025】図1には、本実施例にかかる操舵角検出部
28および反力演算回路48の好適な一例が示され、実
施例の反力演算回路48は、操舵角検出部28の検出出
力V2に基づき運転時にステアリング18に作用する反
力を演算し、サーボコントローラ60を用いて直流サー
ボモータ32を制御し、ステアリング18に実際の車両
と同様な反力を作用させるよう構成されている。
【0026】ここにおいて、実施例の操舵角検出部28
は、可変抵抗40,レベルシフタ42,センタ調整回路
44を含む。前記可変抵抗40は、その一端がアースさ
れ、他端が+5ボルトの直流電源に接続され、シャフト
24の回転にともない、その抵抗値を変化させV1の電
圧信号を出力する分圧回路として構成される。
【0027】図3(a)には、可変抵抗40から出力さ
れる電圧信号V1が示され、同図に示すよう操舵角θに
比例し、かつ操舵角がθ=0のとき2.5Vの電圧が出
力される。
【0028】前記レベルシフタ42は、図3(b)に示
すよう操舵角がθ=0のときその出力電圧が0点を通る
よう、可変抵抗40から出力される電圧信号V1を−
2.5Vシフトさせ、これをステアリング操舵角検出信
号V2として反力演算回路48に向け出力する。なお、
操舵角θ=0のとき、出力V2が0点から外れる場合に
は、センタ調整回路44を用いて出力電圧V2が0点を
通るようシフト調整が行われる。
【0029】反力演算回路48は、運転時にステアリン
グに作用する反力を演算出力するものであり、本実施例
においては、復元力演算回路50と、振動演算回路54
と、路面抵抗演算回路52と、ハンドルがとられる状況
を演算するレベルシフト回路94とを含む。
【0030】前記復元力演算回路50は、ステアリング
18が直進方向(操舵角θ=0)へ復帰するように作用
する反力を演算出力するものである。この復元力は、ス
テアリングの操舵角のみらず、車両の走行速度、路面状
態によっても随時変化する。このような復元力を演算す
るため、実施例の復元力演算回路52は、関数変換部6
2と、リミッタ64と、プログラマブルアッテネータ6
6と、第1の減衰率演算部68と、DAコンバータ70
とを含む。
【0031】前記関数変換部62は、車両の定速走行を
近似できる関数を用いてステアリング操舵角検出信号を
関数変換するものであり、実施例では、レベルシフタ4
2から図3(b)に示すよう出力されるステアリング操
舵角検出信号V2を、図3(c)に示すよう操舵角θに
対応した対数を表す電圧信号に変換し、これをリミッタ
64を介してプログラマブルアッテネータ66へ向け出
力する。すなわち、本発明者は、車両が定速で走行する
場合には、ステアリングの操舵角θの増加に対し、復元
力は対数的に増加することを見出した。従って、関数変
換部62からリミッタ64を介して出力される対数変換
された信号は、所定の条件のもとで定速で走行する車両
のステアリングに作用する復元力をシミュレートするこ
とになる。なお、関数変換部62の後段にリミッタ64
を設けたのは次の理由による。すなわち、関数変換部6
2の回路構成によっては、操舵角θが大きくなると対数
変換が確実に行われなくなる場合がある。このことを考
慮し、操舵角θが一定角以上になった場合に、復元力も
一定値に飽和するものとし、関数変換部62の出力を図
3(d)に示すように変換して出力するためである。従
って、関数変換部62の特性が良好な場合には、このリ
ミッタ64を設ける必要はない。
【0032】このように、復元力はステアリング操舵角
θに対し対数的にシミュレートされるが、前述したよう
に、この復元力は、車両の走行速度、加速度あるいは車
両の種類や、パワーステアリングか否かなどによって
も、また車両が走行する路面状態(例えば、ジャリ道、
雪道等の路面状態)などによっても異なる。このため、
前記減衰率演算部68は、予めシミュレートする車両の
種類等に合わせて減衰率を設定し、さらに入力される車
両の走行速度v,加速度α、路面状態を表す係数μに基
づき減衰率を演算し、この減衰率をDAコンバータ70
を介しプログラマブルアッテネータ66へ向け出力す
る。これにより、プログラマブルアッテネータ66は、
入力される復元力logV2をこの減衰率に基づき減衰
制御し、加算器56へ向け出力する。例えば、減衰率演
算部68に入力される速度v,加速度αが大きい場合に
は、その減衰率を小さく設定し、プログラムアッテネー
タ66から出力される復元力を比較的大きな値に制御す
る。これとは逆に、速度v,加速度αが小さい場合に
は、減衰率演算部68から出力される減衰率を大きく設
定し、プログラムアッテネータ66から出力される復元
力が比較的小さなものとなるように制御する。
【0033】このようにして、実施例の復元力演算回路
50からは、ステアリング操舵角θ,速度v,加速度α
の変動や、路面状態を表す係数μの変動に応じて変化す
る復元力を正確にシミュレートして演算出力することが
可能となる。
【0034】また、前記路面抵抗演算回路52は、ステ
アリング操作をした際、ステアリング18に路面抵抗と
して作用する反力を演算出力するものである。この路面
抵抗は、ハンドル12を回す角速度が小さい場合にはそ
れほど顕著ではなく、角速度が大きくなるに従って顕著
に現れる。さらに、この路面抵抗は、車両の走行速度、
加速度によっても変化し、低速、低加速度で走行してい
る場合に顕著に現れ、高速、高加速度で走行している場
合には比較的小さな値となる。
【0035】このため、実施例の路面抵抗演算回路52
は、回転方向及び角速度検出部72と、リミッター74
と、プログラマブルアッテネータ76と、第2の減衰率
演算部78と、DAコンバータ80とを含む。
【0036】前記回転方向及び角速度検出部72は、入
力されるステアリング操舵角検出信号V2を微分し、ス
テアリングの回転方向及びその角速度ωを検出し、これ
を図3(e)に示すような電圧信号として出力する。
【0037】ここで、角速度ωがプラスの領域は、ステ
アリングが右方向へ回転操作されていることを意味し、
角速度ωがマイナスの領域は、ステアリングが左方向へ
回転操作されていることを意味している。
【0038】リミッター74は、このようにして出力さ
れる図3(e)に示す電圧信号の振幅に上限VS,−VS
を設定し、図3(f)に示すよう角速度ωが|ω|≧ω
Sの領域に於てその出力電圧が一定の値VSとなるように
して出力する。これにより、ステアリング18の回転角
速度が小さいとき(絶対値|ω|≦ωS)は、角速度に
応じた抵抗が発生し、ステアリング18の回転角速度が
大きくなると(|ω|≧ωS)、一定の抵抗が発生する
ことになる。
【0039】また、前述したよう路面抵抗は、車両の速
度、加速度、路面状態に応じて変化する。このため、前
記第2の減衰率演算部78は、走行速度v、加速度α、
路面状態を表す係数μに基づき減衰率を演算し、DAコ
ンバータ80を介しプログラマブルアッテネータ76に
向け出力する。これにより、プログラマブルアッテネー
タ76は、リミッター74から図3(f)に示すように
出力される路面抵抗を表す電圧を、入力される減衰率に
基づき減衰制御し、これを所定の速度をv、加速度α、
路面状態を表す係数μ及びステアリング角速度ωの条件
のもとで発生する路面抵抗として加算器56に向け出力
する。
【0040】このようにして、実施例の路面抵抗演算回
路52は、ステアリングの回転角速度や、車両の走行速
度、加速度、路面状態に応じて随時変化する路面抵抗を
良好にシミュレートし、演算出力することができる。
【0041】また、前記振動演算回路54は、車両の走
行状態によって、ステアリングに振動として作用する反
力を演算出力するものである。このような振動は、例え
ば車両が高速走行した際に発生し、またエンジンがノッ
キングを起したり、さらには車両が何かにぶつかった時
にも発生する。このため、実施例の振動演算回路54
は、20Hzの矩形波を発生する高速運転用発振器90
と、この発振出力の振幅を高、中、底の振幅を持つ3種
類の発振信号に変換出力するアッテネータ92と、10
Hzの矩形波を発生するノッキング及び衝撃用発振器8
4と、この発振出力の振幅を高、やや高、やや低、低い
の振幅を持つ4種類の発振信号に変換出力するアッテネ
ータ86と、前記各アッテネータ92,86の出力を選
択出力するセレクタ82と、このセレクタ82の選択動
作を制御するセレクタ制御部88とを含む。
【0042】そして、セレクタ制御部88は、車両の走
行速度v、エンジン回転数Rに基づき、車両が高速走行
していると判断した場合には、アッテネータ96から出
力される3種類の発振出力を適宜セレクタ82に選択さ
せ、加算器56に向け出力する。さらに、エンジンのノ
ッキング状態をシミュレートする場合や、車両が何かに
ぶつかった状態をシミュレートする場合には、アッテネ
ータ86から出力される4種類の振幅の発振出力から適
宜所定の信号をセレクタ82に選択させ加算器56に向
け出力させる。
【0043】このようにして、実施例の振動演算回路5
4は、高速走行時に発生する振動や、エンジンのノッキ
ング、車両が何かに衝突した際に発生する振動等を正確
にシミュレートし、加算器56へ向け出力することが出
来る。
【0044】加算器56は、このようにして各演算回路
50,52,54から演算出力される反力を加算し、バ
ッファ58を介しサーボコントローラ60へ向け出力す
る。
【0045】これにより、サーボコントローラ60は、
ステアリングに作用する復元力や、ステアリングを回転
操作した際作用する路面抵抗、さらには、各種状況の下
でステアリングに反力として作用する振動などを正確に
シュビレートするようサーボモータ32を回転制御する
ことになるため、ドライバーは車両運転時にハンドル1
2を介し実際に路面等からステアリング18に作用する
反力を体感することができ、実際の車両に近いステアリ
ング操作感覚を得ることができる。
【0046】これに加えて、本実施例の反力演算回路4
8には、前記したようにレベルシフト回路94が設けら
れ、このレベルシフト回路94により、所定の操作方向
にハンドルが取られる状況をシミュレートしている。例
えば、実施例のようなドライビングシミュレータにおい
て、車両が傾いた路面を走行する場合や、車両がスピン
した状態をシミュレートするためには、このような場合
にハンドルが所定の操舵方向へ取られる状況を正確にシ
ミュレートする必要がある。このため、前記レベルシフ
ト回路94は、ドライビングシミュレータの走行情報に
基づき、レベルシフター42から出力される電圧V2 を
所定レベル分だけ随時プラスまたはマイナス方向へシフ
トするよう制御し、これによりステアリングが所定の操
舵方向へ取られる状況をシミュレートしている。
【0047】本実施例は以上の構成からなり、次にその
作用を説明する。
【0048】まず、ドライバーがシート10に座り、ド
ライビングシミュレータの運転を開始すると、ドライビ
ングシミュレータの図示しないCPUは、ブレーキ14
やアクセル等の操作に応じて車両の走行速度、加速度を
演算すると共に、シミュレートする路面状態μを演算
し、さらにはディスプレイ16上に車両のフロントウィ
ンドから見た前方の景色を映し出していく。
【0049】このとき、ハンドル12、即ちステアリン
グ18の操舵角θは操舵角検出部28により検出され、
操舵角θに比例した電圧V2 が操舵角検出信号として復
元力演算回路50,路面抵抗演算回路52へ入力され
る。
【0050】そして、復元力演算回路50は、この操舵
角検出信号V2 と、図示しないCPUで演算されたドラ
イビングシミュレータの走行速度v,加速度α、路面状
態μに基づき、車両直進方向(θ=0)へ操舵角θを復
元しようとする復元力を演算し加算器56へ向け出力す
る。特に、本発明の装置では、ステアリング操舵角に対
し復元力が対数的に変化するように制御し、しかもこの
復元力を車両の速度、加速度、路面状態μに応じて減衰
制御するため、操舵角θ、速度v,加速度α、路面状態
μに基づき随時変化する復元力を正確にシミュレート
し、ステアリング18に反力として与えることが出来
る。
【0051】したがって、実施例の装置によれば、例え
ばドライバーがカーブなどでハンドル12を所定の操舵
方向へ回している状態ではシャフト24に復元力が実際
の車両と同様に反力して作用することになるため、あた
かも実際の車両を運転していると同様なステアリング操
作感を得ることが出来る。
【0052】さらに、路面状態μに基づき減衰率を演算
することにより、CPUがシミュレートする路面状態、
例えば実際の雪道、ジャリ道等を走行している際と同様
なステアリング操作感を得ることが出来る。
【0053】また、路面抵抗演算回路52は、操舵角検
出信号V2 に基づきステアリング18の回転方向及び回
転角速度を検出する。そして、この検出回転方向、回転
角速度と、図示しないCPUが演算する車両の速度v、
加速度α、路面状態μとに基づき、ステアリング18に
反力として作用する路面抵抗を演算出力する。
【0054】これにより、本実施例のドライビングシミ
ュレータによれば、例えば車両の車庫入れ、縦列駐車
や、車両走行時にステアリングを急激に回転操作した際
等にステアリング18に作用する路面抵抗を正確にシミ
ュレートして再現することができ、あたかも実際の車両
でこのような車庫入れなどを行った時と同様なステアリ
ング感覚を体感することが出来る。
【0055】さらに、実施例のドライビングシミュレー
タでは、車両が高速走行している場合や、ドライバーの
操作の不手際でエンジンがノッキングしたような状態、
さらには車両が何らかの障害物にぶつかった時の状態を
シミュレートするよう形成されている。
【0056】実施例の振動演算回路54は、CPUの演
算出力するこのような各種シミュレート情報をセレクタ
制御部88に入力し、このセレクタ制御部88を用い
て、セレクタ82を介して選択出力される振動信号を制
御している。すなわち、振動演算回路54は、車両が高
速走行する際に発生する振動を、走行速度v、エンジン
回転数Rとに基づき演算し、該当する信号をアッテネー
タ92の出力から選択し、加算器56に向け選択出力さ
せる。さらに、エンジンがノッキングを起した時の状態
をシミュレートする場合には、アッテネータ86の出力
から該当する信号を選択し、加算器56へ向け出力させ
る。さらには、車両が何かの障害物にぶつかった場合に
は、アッテネータ86の出力から該当する信号を選択し
加算器56に向け出力させる。
【0057】このようにして、実施例の振動演算回路5
4は、車両の高速走行時に発生する振動,ノッキング,
衝突時などに発生する振動を正確にシミュレートし、ス
テアリング18に反力として与えることが出来るため、
ドライバーはこのような状況に於て、実際の車両と同様
な感覚でステアリング操作を行うことが可能となる。
【0058】さらには、実施例のドライビングシミュレ
ータは、傾いた路面を走行している際にハンドルが取ら
れる状況や、車両がスピンした状態でハンドルが取られ
る状況をシミュレートするよう形成されている。実施例
のレベルシフト回路94は、このような場合に図示しな
いドライビングシミュレータのCPUから出力される制
御情報に基づき、レベルシフター42から出力される信
号V2 の電圧を状況に応じてレベルシフトする。これに
より、このような状況のもとに於てステアリング18が
所定の操舵方向へとられる状況を正確に再現することが
出来る。
【0059】このように、本実施例のドライビングシミ
ュレータによれば、CPUが演算する各種のドライビン
グ環境に於て、ステアリング18に作用する各種の反力
を正確にシミュレートし、実際の車両に近い感覚でステ
アリング18を操作できるように制御している。したが
って、ドライバーは実際の車両運転と同様の感覚でステ
アリング18を操作することができ、自動車教習所に於
ける練習コースや、実際の路上を運転している状態をこ
のドライビングシミュレータ上で忠実に再現することが
可能となる。
【0060】なお、本発明は、前記実施例に限定される
ものではなく、本発明の要旨の範囲内で各種の変形実施
が可能である。
【0061】例えば、前記実施例では反力演算回路48
として、復元力演算回路50、路面抵抗演算回路52、
振動演算回路54及びレベルシフト回路94を全て含む
ものを例に取り説明したが、本発明はこれに限らず、必
要に応じてこれら各演算回路50,52,54,94の
いずれか1つまたは複数を任意に組合わせて反力演算回
路48を構成することもできる。
【0062】例えば、ハンドルがとられる状況をシミュ
レートする必要のないドライビングシミュレータでは、
レベルシフト回路94を省略することができる。また、
前記実施例では、関数変換部62として対数変換を行な
うものを例にとり説明したが、本発明はこれに限らず、
対数を折れ線で近似する関数など、車両の定速走行を近
似できる関数ならば、必要に応じこれ以外の各種関数を
用いてもよい。
【0063】また、前記実施例では、本発明を自動車教
習所用のドライビングシミュレータに適用した場合を例
に取り説明したが、本発明はこれに限らずこれ以外にド
ライビングゲーム用のドライビングシミュレータとして
も、またこれ以外の各種用途にも幅広く適用することが
可能である。
【0064】また、前記実施例において、前記各減衰率
演算部64,78は、速度v,加速度α,路面状態μの
各ファクタに基づき減衰率の演算を行う場合を例にとり
説明したが、この減衰率を決定する大きなファクタは速
度vであるため、必要に応じα,μ等のファクタを考慮
することなく、減衰率の演算を行うよう形成してもよ
い。
【0065】また、前記実施例では、回路各部をハード
ウエア的に構成した場合を例に取り説明したが、本発明
はこれに限らず、これらハードウエア各部を、それと同
様な機能を持つ様にソフトウエア的に構成することも可
能である。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ドライビングシミュレータ運転時に、ステアリングに復
元力として作用する反力を正確にシミュレートすること
が可能となる。
【0067】また、発明によれば、運転時にステアリ
ングに各種振動として作用する反力を正確にシミュレー
トすることができる。
【0068】さらに、発明によれば、ステアリング操
作した際、このステアリングに路面から路面抵抗として
作用する反力を正確にシミュレートすることが可能とな
る。
【0069】これに加えて発明によれば、車両走行時
にハンドルが所定の操舵方向にとられるような状態を正
確にシミュレートすることができ、例えば傾いた路面を
走行しているときや、車両がスピンしたときなどに於て
ハンドルが所定操舵方向にとられるようなステアリング
感覚を正確にシミュレートすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置に用いられるステアリング反力演
算回路図。
【図2】本発明が適用されたドライビングシミュレータ
の概略説明図。
【図3】(a)〜(f)は、図1に示す回路各部の出力
波形説明図。
【符号の説明】
18 ステアリング 28 操舵角検出部 30 負荷発生部 48 反力演算回路 50 復元力演算回路 52 路面抵抗演算回路 54 振動演算回路 94 レベルシフト回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−271382(JP,A) 特開 昭63−280288(JP,A) 実開 昭63−128575(JP,U) 実開 平1−165090(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09B 9/04 A63F 13/06

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両走行時にステアリングに作用する反
    力を演算し、ステアリングに負荷として与えるドライビ
    ングシミュレータ用のステアリング反力発生装置におい
    て、 ステアリングの操舵角を検出し、ステアリング操舵角検
    出信号として出力する操舵角検出手段と、少なくともステアリング操舵角検出信号と、ドライビン
    グシミュレータの走行速度とに基づき、ステアリングを
    直進方向に復元するための復元力として ステアリングに
    作用する反力を演算する反力演算手段と、 を含み、 前記反力演算手段は、 定速走行時における操舵角と復元力との関係を表す所定
    の関数に基づき、ステアリング操舵角検出信号を復元力
    の指標となる関数信号に変換出力する関数変換手段と、 ドライビングシミュレータの速度及び路面状況の少な
    くとも一方と、ドライビングシミュレータの走行速度と
    に基づき、前記関数信号の減衰率を求め、求められた減
    衰率に基づき、前記関数信号を減衰する処理を行い、ス
    テアリングを直進方向に復元させるための復元力として
    作用する反力を求める手段と、 を有する復元力演算手段を含むことを特徴とするステア
    リング反力発生装置。
  2. 【請求項2】 請求項において、 前記関数は、 定速走行時にステアリング操舵角の増加に対応して復元
    力が対数的に変化する関数又は前記対数的に変化する関
    数を近似した関数であることを特徴とするステアリング
    反力発生装置。
  3. 【請求項3】 車両走行時にステアリングに作用する反
    力を演算し、ステアリングに負荷として与えるドライビ
    ングシミュレータ用のステアリング反力発生装置におい
    て、 ステアリングに作用する反力を演算する反力演算手段
    と、 を含み、 前記反力演算手段は、 ドライビングシミュレータの走行速度およびエンジン回
    転数の少なくともいずれか一方に基づき、ステアリング
    に振動として作用する反力を演算する振動演算手段と、 ステアリングの操舵角を表すステアリング操舵角検出信
    号からステアリングの回転方向および角速度を求め、こ
    の回転方向および角速度に基づきステアリングに路面抵
    抗として作用する反力を演算する路面抵抗演算手段と、 ステアリング操舵角検出信号と、ドライビングシミュレ
    ータの走行速度に基づき、ステアリングを直進方向に復
    元させるための復元力として作用する反力を演算する復
    元力を演算するための手段と、 各演算手段の演算した値から反力の合計値を求める手段
    とを含むことを特徴とするステアリング反力発生装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜のいずれかにおいて、 ステアリングの操舵角を検出し、ステアリング操舵角検
    出信号として操舵角に比例した電圧信号を出力する操舵
    角検出手段を含み、 前記反力演算手段は、 前記電圧信号を状況に応じ所定レベルシフトし、所定の
    操舵方向にハンドルが取られる状況を演算設定するレベ
    ルシフト手段を含むことを特徴とするステアリング反力
    発生装置。
  5. 【請求項5】 走行時にステアリングに作用する反力を
    演算するドライビングシミュレータ用のステアリング反
    力演算方法において、 ステアリングの操舵角の検出信号に基づき、ステアリン
    グ操舵角検出信号を得るための工程と、少なくともステアリング操舵角検出信号と、ドライビン
    グシミュレータの走行速度とに基づき、ステアリングを
    直進方向に復元するための復元力として ステアリングに
    作用する反力を演算する反力演算工程と、 を含み、 前記反力演算工程は、 定速走行時における操舵角と復元力との関係を表す所定
    の関数に基づき、ステアリング操舵角検出信号を復元力
    の指標となる関数信号に変換出力する関数変換工程と、 ドライビングシミュレータの速度及び路面状況の少な
    くとも一方と、ドライビングシミュレータの走行速度と
    に基づき、前記関数信号の減衰率を求め、求められた減
    衰率に基づき、前記関数信号を減衰する処理を行い、ス
    テアリングを直進方向に復元させるための復元力として
    作用する反力を求める工程と、 を有する復元力演算工程を含むことを特徴とするステア
    リング反力演算方法。
  6. 【請求項6】 請求項において、 前記関数は、 定速走行時にステアリング操舵角の増加に対応して復元
    力が対数的に変化する関数又は前記対数的に変化する関
    数を近似した関数であることを特徴とするステアリング
    反力演算方法。
  7. 【請求項7】 走行時にステアリングに作用する反力を
    演算するドライビングシミュレータ用のステアリング反
    力演算方法において、 ドライビングシミュレータの走行速度およびエンジン回
    転数の少なくともいずれか一方を取得する工程と、 ステアリングに作用する反力を演算する反力演算工程
    と、 を含み、 前記反力演算工程は、 ドライビングシミュレータの走行速度およびエンジン回
    転数の少なくともいずれか一方に基づき、ステアリング
    に振動として作用する反力を演算し、ステアリング操舵角検出信号から得られる回転方向およ
    び角速度に基づきステアリングに路面抵抗として作用す
    る反力を演算し、 ステアリング操舵角検出信号と、ドライビングシミュレ
    ータの走行速度に基づき、ステアリングを直進方向に復
    元させるための復元力として作用する反力を演算する復
    元力を演算し、 演算した値から反力の合計値を求めることを特徴とする
    ステアリング反力演算方法。
  8. 【請求項8】 請求項のいずれかにおいて、 ステアリングの操舵角に比例した電圧信号を、ステアリ
    ング操舵角検出信号として生成する工程を含み、 前記反力演算工程は、 前記電圧信号を状況に応じ所定レベルシフトし、所定の
    操舵方向にハンドルが取られる状況を演算設定するレベ
    ルシフト工程を含むことを特徴とするステアリング反力
    演算方法。
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