JP3190264U - 写経セット - Google Patents

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友美子 菅野
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Abstract

【課題】1枚の写経用紙を用いて繰り返して写経を行うことができ、使用者にとって経済的に優れた写経セットを提供する。【解決手段】写経セット1は、写経用紙2と、該写経用紙2上に加熱により消色する筆跡を形成可能な熱変色性筆記具3とからなる。写経用紙2に手本となる経文21が非熱変色性色材により印刷される。経文21が熱変色性筆記具3による筆跡よりも薄く印刷される【選択図】 図1

Description

本考案は写経セットに関する。
従来、写経において、経文手本が印刷された写経用紙に、なぞり書きするものが知られている。(例えば特許文献1)
特許第3083137号公報
前記従来の写経では、1枚の写経用紙で1回の写経しか行うことができず、また、書き損じた場合、新たな写経用紙が必要となり、使用者にとって不経済なものである。
本考案は、前記従来の問題点を解決するものであって、1枚の写経用紙を用いて繰り返して写経を行うことができ、使用者にとって経済的に優れた写経セットを提供しようとするものである。
[1]本願の第1の考案の写経セット1は、写経用紙2と、該写経用紙2上に加熱により消色する筆跡23を形成可能な熱変色性筆記具3とからなることを要件とする。
前記第1の考案の写経セット1は、写経用紙2上に熱変色性筆記具3により形成した筆跡23を加熱することにより消色させることができ、その結果、1枚の写経用紙2を用いて繰り返して写経を行うことができ、使用者にとって経済的に優れたものとなる。
[2]本願の第2の考案の写経セット1は、前記第1の写経セット1において、前記写経用紙2に手本となる経文21が非熱変色性色材により印刷され、前記経文21が前記熱変色性筆記具3による筆跡23よりも薄く印刷されることを要件とする。
前記第2の考案の写経セット1は、手本となる経文21が熱変色性筆記具3による筆跡23よりも薄く印刷されることにより、写経用紙2に印刷された手本となる経文21を熱変色性筆記具3でなぞり書きした際、明確な筆跡23が得られる。
[3]本願の第3の考案の写経セット1は、手本となる経文41が印刷された経文シート4と、加熱により消色する筆跡23を形成可能な熱変色性筆記具3とからなることを要件とする。
前記第3の考案の写経セット1は、1枚の写経用紙2を用いて繰り返して写経を行うことでき、使用者にとって経済的に優れたものとなる。
[4]本願の第4の考案の写経セット1は、手本となる経文41が印刷された経文シート4と、写経用紙2と、該写経用紙2上に加熱により消色する筆跡23を形成可能な熱変色性筆記具3とからなることを要件とする。
前記第4の考案の写経セット1は、1枚の写経用紙2を用いて繰り返して写経を行うことができ、使用者にとって経済的に優れたものとなる。
[5]本願の第5の考案の写経セット1は、前記第1乃至第4の考案の写経セット1において、前記熱変色性筆記具3のペン先31が毛筆体からなることを要件とする。
前記第5の考案の写経セット1は、熱変色性筆記具3のペン先31が毛筆体からなることにより、一層、興趣に富む文字を得ることができる。
・熱変色性筆記具
本考案において、前記熱変色性筆記具3は、加熱により消色する可逆熱変色性色材を備える。前記可逆熱変色性色材により、写経用紙の上に熱変色性の筆跡23を形成できる。前記熱変色性筆記具3は、筆記により前記可逆熱変色性色材を写経用紙上に形成するためのペン先31を備える。前記可逆熱変色性色材は、液状、ゲル状、固形状のいずれであってもよい。前記可逆熱変色性色材が、液状またはゲル状(即ちインキ)である場合、熱変色性筆記具3は、内部に前記可逆熱変色性色材が収容され且つ該可逆熱変色性色材が吐出可能なペン先31を備える。前記可逆熱変色性色材が、固形状の場合、熱変色性筆記具3は筆記により摩耗する固形芯からなるペン先を備える。
前記可逆熱変色性色材が、液状またはゲル状である場合、前記ペン先31は、毛筆体が好ましいが、これ以外にも、繊維加工体、多孔質体、合成樹脂の押し出し成形体、ボールペンチップ、万年筆の先端にスリットを有する金属板製ペン先等が挙げられる。前記可逆熱変色性色材が、液状またはゲル状である場合、前記可逆熱変色性色材は、熱変色性筆記具3の軸筒内に、直接または、インキ吸蔵体に含浸させて収容される。
・可逆熱変色性色材
本考案において、前記可逆熱変色性色材は、発色状態から加熱により消色する加熱消色型、発色状態または消色状態を互変的に特定温度域で記憶保持する色彩記憶保持型等、種々のタイプを単独または併用して構成することができる。
また、前記可逆熱変色性色材は、従来より公知の(イ)電子供与性呈色性有機化合物、(ロ)電子受容性化合物、及び(ハ)前記両者の呈色反応の生起温度を決める反応媒体、の必須三成分を少なくとも含む可逆熱変色性組成物をマイクロカプセル中に内包させた可逆熱変色性顔料が好適に用いられる。
本考案では、図5に示すように、温度変化による着色濃度の変化をプロットした曲線の形状が、温度を変色温度域より低温側から上昇させていく場合と逆に変色温度域より高温側から下降させていく場合とで異なる経路を辿って変色し、完全発色温度(t)以下の低温域での発色状態、または完全消色温度(t)以上の高温域での消色状態が、特定温度域〔t〜tの間の温度域(実質的二相保持温度域)〕で記憶保持できる色彩記憶保持型熱変色性顔料が適用されることが好ましい。図5において、ΔHは、ヒステリシスの程度を示す温度幅(即ちヒステリシス幅)を示す。ΔHの値が小さいと、変色前後の両状態のうち一方の状態しか存在しえない。ΔHの値が大きいと、変色前後の各状態の保持が容易となる。
本考案では、前記可逆熱変色性顔料の加熱による変色温度は、25℃〜95℃(好ましくは36℃〜95℃)に設定される。即ち、本考案では、前記高温側変色点〔完全消色温度(t)〕を、25℃〜95℃(好ましくは、36℃〜90℃)の範囲に設定し、前記低温側変色点〔完全発色温度(t)〕を、−30℃〜+20℃(好ましくは、−30℃〜+10℃)の範囲に設定することが有効である。それにより、常態(日常の生活温度域)で呈する色彩の保持を有効に機能させることができるとともに、可逆熱変色性色材による筆跡23を加熱消色具で容易に変色することができる。
前記加熱消色具は、筆跡23を摩擦した際に摩擦熱を生じさせる摩擦具、アイロン等の加熱部を筆跡23に押し当てて使用する接触型加熱具、ドライヤー等の温風を筆跡23に吹き付けて使用する非接触型加熱具が挙げられる。
本考案は、1枚の写経用紙を用いて繰り返して写経を行うことでき、使用者にとって経済的に優れたものとなる。
本考案の第1の実施の形態を示す外観図である。 図1の写経用紙の要部拡大図である 本考案の第2の実施の形態を示す外観図である。 図3の写経用紙の要部拡大図である 可逆熱変色性色材の変色挙動を示す説明図である。
<第1の実施の形態>
本考案の第1の実施の形態を図1及び図2に示す。
本実施の形態の写経セット1は、写経用紙2と、該写経用紙2に筆記可能な熱変色性筆記具3とからなる。
・写経用紙
前記写経用紙2には、手本となる経文21が非熱変色性インキにより印刷されている。前記経文21が、前記熱変色性筆記具3による筆跡23よりも薄く印刷される。前記写経用紙2は、紙または布帛からなる。
・熱変色性筆記具
前記熱変色性筆記具3は、可逆熱変色性色材を備える。前記熱変色性筆記具3は、液状またはゲル状の可逆熱変色性色材(即ち可逆熱変色性インキ)が内部に収容され且つ該可逆熱変色性色材を写経用紙2上に供給する毛筆体からなるペン先31を備える。前記熱変色性筆記具3を用いて写経用紙2に筆記することにより、前記可逆熱変色性色材による筆跡23が写経用紙2上に形成される。前記可逆熱変色性色材は、常温では黒色に発色し、60℃以上では透明(無色)に可逆的に変化する。
・加熱消去具
前記写経用紙2に形成された筆跡23は、加熱消去具により消去することできる。前記加熱消去具は、前記写経用紙2上の筆跡23を摩擦することにより摩擦熱を発生させる摩擦具、アイロン等の加熱部を筆跡23に押し当てて使用する接触型加熱具、ドライヤー等の温風を筆跡23に吹き付けて使用する非接触型加熱具が挙げられる。本実施の形態の熱変色性筆記具3は、本体の一端部またはキャップの一端部に弾性材料からなる摩擦部32を備える。
前記写経用紙2上の可逆熱変色性色材による筆跡23を前記摩擦部32により摩擦すると、その際に生じる摩擦熱で前記筆跡23を容易に消去することができる。また、前記接触型加熱具または前記非接触型加熱具で、前記写経用紙2上の可逆熱変色性色材による筆跡23の大面積を迅速に消去することができる。前記筆跡23が加熱により消去した際、前記経文21は、非熱変色性インキにより印刷されているため、加熱で消去せず、経文21の印刷像が維持される。
本実施の形態の写経セット1は、写経用紙2上に熱変色性筆記具3により形成した筆跡23を加熱することにより消色させることができ、その結果、1枚の写経用紙2を用いて繰り返して写経を行うことでき、使用者にとって経済的に優れたものとなる。
本実施の形態の写経セット1は、手本となる経文21が熱変色性筆記具3による筆跡23よりも薄く印刷されることにより、写経用紙2に印刷された手本となる経文21を熱変色性筆記具3でなぞり書きした際、明確な筆跡23が得られる。
<第2の実施の形態>
本考案の第2の実施の形態を図3及び図4に示す。
本実施の形態の写経セット1は、手本となる経文41が印刷された経文シート4と、写経用紙2と、該写経用紙2に筆記可能な熱変色性筆記具3とからなる。
・写経用紙
前記写経用紙2には、罫線22が印刷されている。これにより、写経用紙2上に罫線22に沿って文字を書くことにより整った文字列を容易に形成できる。また、前記経文シート4と前記写経用紙2とは同一のサイズに設定され、それにより、手本となる経文41の文字のサイズと、実際に筆記する文字のサイズとを同一に設定でき、写経が一層容易となる。
・熱変色性筆記具
前記熱変色性筆記具3は、可逆熱変色性色材を備える。前記熱変色性筆記具3は、液状またはゲル状の可逆熱変色性色材(即ち可逆熱変色性インキ)が内部に収容され且つ該可逆熱変色性色材を写経用紙2上に供給する毛筆体からなるペン先31を備える。前記熱変色性筆記具3を用いて写経用紙2に筆記することにより、前記可逆熱変色性色材による筆跡23が写経用紙2上に形成される。前記可逆熱変色性色材は、常温では黒色に発色し、60℃以上では透明(無色)に可逆的に変化する。
・加熱消去具
前記写経用紙2に形成された筆跡23は、加熱消去具により消去することできる。前記加熱消去具は、筆跡23を摩擦することにより摩擦熱を発生させる摩擦具、アイロン等の加熱部を筆跡23に押し当てて使用する接触型加熱具、ドライヤー等の温風を筆跡23に吹き付けて使用する非接触型加熱具が挙げられる。本実施の形態の熱変色性筆記具3は、本体の一端部またはキャップの一端部に弾性材料からなる摩擦部32を備える。
前記写経用紙2上の可逆熱変色性色材による筆跡23を前記摩擦部32により摩擦すると、その際に生じる摩擦熱で前記筆跡23を容易に消去することができる。また、前記接触型加熱具または前記非接触型加熱具で、前記写経用紙2上の可逆熱変色性色材による筆跡23の大面積を迅速に消去することができる。
本実施の形態の写経セット1は、写経用紙2上に熱変色性筆記具3により形成した筆跡23を加熱することにより消色させることができ、その結果、1枚の写経用紙2を用いて繰り返して写経を行うことでき、使用者にとって経済的に優れたものとなる。
1 写経セット
2 写経用紙
21 経文
22 罫線
23 筆跡
3 熱変色性筆記具
31 ペン先
32 摩擦部
4 経文シート
41 経文

Claims (5)

  1. 写経用紙と、該写経用紙上に加熱により消色する筆跡を形成可能な熱変色性筆記具とからなることを特徴とする写経セット。
  2. 前記写経用紙に手本となる経文が非熱変色性色材により印刷され、前記経文が前記熱変色性筆記具による筆跡よりも薄く印刷される請求項1記載の写経セット。
  3. 手本となる経文が印刷された経文シートと、加熱により消色する筆跡を形成可能な熱変色性筆記具とからなることを特徴とする写経セット。
  4. 手本となる経文が印刷された経文シートと、写経用紙と、該写経用紙上に加熱により消色する筆跡を形成可能な熱変色性筆記具とからなることを特徴とする写経セット。
  5. 前記熱変色性筆記具のペン先が毛筆体からなる請求項1乃至4の何れかに記載の写経セット。
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