JP3189831U - 自動販売機一体型テーブル - Google Patents

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【課題】自動販売機が一体となったテーブルを提供する。【解決手段】少なくとも天板を備えたテーブル本体101と、天板下方に自動販売機110を備えた自動販売機一体型テーブル100を前提とする。天板には、自動販売機で販売可能な商品を表示し、ユーザからの指示を受け付ける表示受付手段を備えるか、又は、商品を収容する商品収容部を視認可能な窓部のいずれか一方を備える。そして、自動販売機に、商品収容部に収容された商品を当該商品収容部に備えた商品取り出し口115まで搬送する商品搬送手段を備えることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、自動販売機一体型テーブルに関し、特に商品の販売方法について自動的に商品を取り出す、若しくは、ユーザの手動操作により商品を獲得させて販売するゲーム機能付きの自動販売機一体型テーブルである。
現在自動販売機として、例えば、下記の特許文献に開示のような、縦型の自動販売機が知られている。従来の自動販売機は、料金投入口と商品選択ボタンが、自動販売機の前面の垂直面の上方にあり、下方に商品取り出し口と釣り銭取り出し口がある。そして、自動販売機本体内部および自動販売機の前面の扉裏面に設けた商品ストッカー内に商品を補充する形式のものである。したがって、自動販売機から商品を購入しようとするユーザは立った状態で料金を投入し、商品を選択し、次に、屈み込んで下方の商品取り出し口から商品を、釣り銭取り出し口から釣り銭を取り出すことになる。
特開2002−133492号公報
上記のように、従来技術に記載の自動販売機は、製造の容易さ、運搬の容易さから、その外観が縦型に形成されていた。従って、従来の自動販売機は、屋外に設置されることが多く、屋内に設置されるとしても、壁面等に設置する必要があり、部屋の中央に設置されることはなかった(もちろん、部屋の中央等に自動販売機を設置すると邪魔になるという理由である)。すなわち、自動販売機を設置するためには、専用の領域が必要であり、屋外や壁等に面した所定の領域(自動販売機専用の領域)が確保できない場合には、従来の自動販売機を設置できなかった。
一方、自動販売機を設置させたい飲料メーカ等の自動販売機設置ユーザには、当該自動販売機の設置場所をさらに増加させたいとする要請があった。
上記課題を達成するための本発明は、少なくとも天板を備えたテーブル本体と、当該天板下方に自動販売機を備えた自動販売機一体型テーブルを前提とする。天板には、自動販売機で販売可能な商品を表示し、ユーザからの指示を受け付ける表示受付手段を備えるか、又は、商品を収容する商品収容部を視認可能な窓部のいずれか一方を備える。そして、自動販売機に、商品収容部に収容された商品を当該商品収容部に備えた商品取り出し口まで搬送する商品搬送手段を備えることを特徴とする。
上記のように、自動販売機とテーブルとを一体として構成することにより、従来技術で必要であった自動販売機を設置するための専用の領域が必要なく、テーブルを設置する領域があれば、当該領域に本発明の自動販売機一体型テーブルを設置することが可能となる。従って、壁面等に自動販売機の専用領域が確保できずに、自動販売機を設置することができなかった場所に対しても、本発明の自動販売機一体型テーブルを設置することが可能となる。
上記構成中、天板に表示受付手段が備えられた場合において、当該表示受付手段がユーザからの指示を受け付けた場合には、商品収容部に収容された商品が商品取り出し口まで搬送される様子を表示することが望ましい。
上記の構成において、表示受付手段に対して、自動販売機で販売可能な商品を表示するように指示する表示指示手段を更に備えることが望ましい。自動販売機として使用しない場合には、任意の初期画面又は画面を表示しないように構成することで、ユーザが必要なときに、自動販売機として機能させることができる。
上記構成中、天板に窓部が備えられた場合において、窓部から商品収容部を視認可能な状態と視認不可能な状態とに変更するシャッターを天板に備えることが望ましい。このように構成することで、自動販売機として使用しない場合には、商品収容部を視認不可能にして、テーブル専用として使用することが可能となる。
上記の構成において、更に、商品収容部の内周にレールを備え、商品搬送手段が、支持体と、保持手段を備えることが望ましい。そして、支持体は、ユーザからの操作により、レールに沿って移動し、保持手段は、支持体上を移動可能に設けられ、且つ、上下動可動に吊下げられ、商品収容部に収容された商品を保持可能に構成することが望ましい。
上記の構成であれば、ユーザは、商品搬送手段を操作することが可能となり、先ず、保持手段を吊下げた支持体をレールに沿ってユーザが希望する商品の近傍まで移動させる。そして、支持体上を当該商品の真上まで上記保持手段を移動させる。更に、保持手段が降下し、当該商品を保持し、保持した商品が商品収容部に備えた商品取り出し口に搬送されることになる。
上記構成中、天板に窓部が備えられた自動販売機一体型テーブルにおいて、商品収容部が、水平断面形状が球形であり、商品収容部の内周に備えたレールを備え、商品搬送手段が、回転可能な軸と、支持体と、保持手段とを備えることが望ましい。
回転可能な軸は、商品収容部の中央に設けられ、ユーザの操作により回転する。支持体は、軸に軸支されたレールに沿って移動し、軸からレールまでの水平距離に相当する長さを有する。そして、保持手段は、支持体上を移動可能に設けられ、且つ、上下動可動に吊下げられ、商品収容部に収容された商品を保持可能に構成することが望ましい。
上記の構成において、保持手段は、商品を把持する一対の爪状部材を備える構成を採用することができる。又は、保持手段は、商品を掬い上げて把持するショベル状部材を備える構成を採用することができる。
更に、保持手段が、ポンプと、ホースと吸引具を備える構成を採用することができる。この場合、ポンプは、空気の入排出をおこい、ホースは、その一端がポンプに接続される。そして、吸引具は、ポンプの作動によりホースを介して先端から空気の入排出が可能に且つ商品を吸引可能となるように、ホースの他端に接続される構成を採用することができる。
上記の構成中、天板に窓部が備えられた場合において、商品搬送手段が、コンベヤレーンと、押出手段を備える構成を採用することができる。この場合、上記コンベヤレーンは、商品収容部内に備えられるレーンであって、無端状のコンベヤが循環駆動される。押出手段は、コンベヤレーンのコンベヤが巡回駆動され、コンベヤに配置された商品の内、ユーザが指定した商品が商品取り出し口近傍に搬送されると、当該商品取り出し口近傍の商品を商品取り出し口まで押し出す。
また商品搬送手段が、商品収容部に設けた回転軸と、回転板と、押出手段を備える構成を採用することができる。この場合、回転板は、回転軸に軸支され、回転板が回転し、回転板に配置された商品の内、ユーザが指定した商品が商品取り出し口近傍に搬送されると、押出手段が、商品取り出し口近傍の商品を商品取り出し口まで押し出す。
販売対象となる商品が保持手段で掴んだり、掬いあげたり、空気で吸引したりすると、形状が崩れてしまうようなケーキ等のデザートや、食料品であれば、例えば、上記の食料品を箱等に入れて、食料品を入れた箱を上記回転板に配置しておく。そして、回転板を回転させて、上記箱が商品取り出し口の近傍に移動すると、押出手段で、当該箱を商品取り出し口まで押し出す構成を採用すると、形状を崩すことなく、当該商品を搬送することが可能となる。
上記の構成において、テーブル本体の脚部に座部が設けられることが望ましく、当該座部が、脚部に回転可能に設けられる構成を採用してもよい。
上記のように、テーブル本体に座部を備えることで、テーブル本体と座部(椅子)が離れることがなくなる。従って、本発明の自動販売機一体型テーブルを使用すると、ユーザが本発明の自動販売機一体型テーブルを使用した後で、座部に対応する椅子をかたづける必要がない。よって、ユーザ(客)に接客するサービスマンが少数の場合でも(サービスマンが存在しない無人販売であっても構わない)、本発明の自動販売機一体型テーブルによって、商品の販売を行うことができる。
本発明の自動販売機一体型テーブルによると、自動販売機とテーブルを一体として構成しているので、従来技術のように、自動販売機のために専用の領域を確保できない場所であっても、テーブルを設置できる領域があれば、自動販売機の設置領域と、テーブル設置領域を兼用領域として使用することができる。従って、従来の自動販売機では、専用の領域を確保できないような場所であっても、テーブルを設置可能な領域に本発明の自動販売機一体型テーブルを設置することが可能となる。
本発明の実施形態に係る自動販売機一体型テーブルの全体構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る自動販売機一体型テーブルの上面図である。 本発明の実施形態に係る自動販売機一体型テーブルの側面に設けられた操作部を示す図である。 本発明の実施形態に係る自動販売機一体型テーブルの上面に操作部を設ける場合の図である。 円形状の商品収容部を採用した場合の本発明の実施形態に係る自動販売機一体型テーブルの全体構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る自動販売機一体型テーブルに関して、アーム形状、ショベル状形状、ポンプ機構の商品搬送手段を示す図である。 本発明の実施形態に係る自動販売機一体型テーブルに関して、押出手段を備えた商品搬送手段を示す図である。 本発明の実施形態に係る自動販売機一体型テーブルの制御系ハードウェアの構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る自動販売機一体型テーブルの機能ブロック図である。 本発明の実施形態に係る自動販売機一体型テーブルの商品取得時の処理のフローチャートである。 本発明の実施形態に係る自動販売機一体型テーブルの天板に表示される画面の例を示す図である。 本発明の実施形態に係る自動販売機一体型テーブルの商品取得時の処理のフローチャートである。 本発明の実施形態に係る自動販売機一体型テーブルの使用状態を示す図である。 本発明の実施形態に係る自動販売機一体型テーブルの使用状態を示す図である。 本発明の実施形態に係る自動販売機一体型テーブルの使用状態を示す図である。
以下に、本発明の自動販売機一体型テーブル100における基本的な商品搬出の処理を説明する。図1は、本発明の自動販売機一体型テーブル100の概略模式図である。ただし、本発明に直接には関係しない各部の詳細は省略している。
ユーザが本発明の自動販売機一体型テーブル100を利用して商品を購入する場合、商品購入に必要な紙幣や硬貨(自動販売機一体型テーブル100の設置者が独自に定めたコイン等であってももちろん構わない。)を図3に示す投入口330に投入し、自動販売機一体型テーブル100の天板103下部に備えられた操作部300に対して商品購入の指示を行う。当該指示があると、以下に示す各部(駆動部)が動作することで、選択された商品の取り出しが行われる。
即ち、図1に示すように、本実施の形態の自動販売機一体型テーブル100は、テーブル本体101と、テーブル本体101の下方に取り付けられた自動販売機110を備える。
上記テーブル本体101の天板103には表示パネル310を備える構成を採用する。例えば、上記表示パネル310をタッチパネルで構成し、ユーザが上記表示パネル310に表示された商品を押下することで、希望する商品を選択できる構成を採用することができる。
上記天板103に備えられたタッチパネルには、後述の商品収容部111に収容された商品や当該商品を選択するための商品選択ボタン、当該商品の特徴、及び、当該商品に関する広告を表示する機能と、表示された商品選択ボタンの押下を受け付ける機能が兼ね備えられている。すなわち、タッチパネルに表示された画面内のボタン(例えば、上記商品選択ボタン)を押下することによって、押下されたボタンに関連付けられた処理条件が入力される。
タッチパネルには、上記商品選択ボタン等の他、商品が搬送される様子を模した動画が表示される構成を採用することもできる。例えば、商品が搬送される様子(後述する)を表示する構成を採用することもできる。
上記天板103には、上記表示パネルに代えて、図2に示すように、窓部を備える構成を採用することもできる。すなわち、テーブル本体101の天板103に開口部を設け、当該開口部と自動販売機110の商品収容部111を嵌合した上で、当該開口部に、天板103上部から商品収容部111の蓋を備えた構成を採用する。なお、商品収容部111は、視認できないように非透明の蓋をする構成しても構わないが、本実施例では商品を視認できるような透明の蓋をする構成を採用する。上記透明の蓋が本発明の窓部に相当する。更に、上記天板103の開口部から商品収容部111へ対象商品を収容可能なように、天板の開口部の蓋は取り外し可能に構成してもよい。
上記テーブル本体101の天板103はその形状を問わず、矩形であってもよいし、図2(B)に示すように円形状であってもよい。なお、窓部から商品収容部を視認可能な状態と視認不可能な状態とに変更するシャッターを天板に備える構成を採用しても構わない。
テーブル本体101には、上記天板103を支持するように、複数の脚部104を備える構成を採用することもできる。上記の場合、脚部104の所定の箇所には、腰かけ用の座部105を固定している。本実施例では、所定の形状(例えば円形)で形成した座部104に孔を設け、当該孔と脚部104を嵌合することで、上記座部105を脚部104に固定している。座部105上記脚部104に対して、回転可能に構成してももちろん構わない。
図2、4に示すように、テーブル本体101の天板103の周囲近傍には、操作部300が備えられている。上記操作部300には、販売対象となる商品の見本を表示する表示部311と、上記見本商品に対応する商品を選択して購入するための商品選択ボタン312とを備える表示パネル310、一般的な現金販売による現金投入口330、返却レバー(図示しない)等が設けられている。なお、図5に示すように、操作部300を天板103上面に備える構成を採用することも可能である。
更に、搬送された商品を取出すための商品取り出し口115は、商品収容部111に設けられる。
上記テーブル本体101下方に備えられた自動販売機110は、上記商品収容部111と、後述の商品搬送手段550と、操作部300を備える。商品収容部111は、販売対象の商品を収容するための容器であって、図2に示すように、外部から商品収容部111に収容された商品を視認することが可能なように、透明の容器を使用している。上記商品収容部111の形状は任意であり、図2(A)では、直方体状の商品収容部111を示しており、図2(B)では、半球状の商品収容部111を示している。また、商品収容部111の底部には、後述の商品搬送手段550で搬送された商品を取り出すための商品取り出し口115を備えている。なお、商品を所定の温度で保存するための温度維持機構等の
自動販売機一般に当然必要な各部の詳細は本発明に関係がないので、説明、図示は省略している。
自動販売機110が対象商品を商品収容部111から商品取り出し口115まで搬送する方法は、公知の自動販売機の搬送方法を使用してもよいし、以下に述べるような公知のゲーム機に用いられる方法を使用しても構わない。なお、ユーザが商品選択等をしている間に、下記で採用される商品搬送手段550が商品を搬送する様子を模した動画を天板103に備えた上記表示パネル310に表示される構成を採用することができる。
ここで、上記商品収容部111に収容された商品の内、ユーザの指示により、いずれか一の商品を選別し、選別した商品を自動販売機110に備えた商品取り出し口115まで搬送するのが、商品搬送手段550である。
商品搬送手段550は例えば公知のゲーム機に用いられる商品を把持するためのアームの移動機構を使用することができる。図3に示す自動販売機一体型テーブル100には、アーム120を支持するアーム支持体125を移動させるためのアーム支持体移動モータ126と、アーム120を移動させるアーム移動モータ121が備えられる。ここで、商品収容部111の上端内周には、上記アーム支持体125が移動するためのレール(図示しない)が設けられる。上記レール上をアーム支持体125が移動することになる。
平面的位置決め操作は、上記両移動モータに連結される駆動伝達機構により行われる。まず、アーム支持体移動モータ126により、アーム支持体125が、自動販売機一体型テーブル100の奥行き方向への移動又は、横方向に右から左へと上記レールに沿って移動する。次に、アーム移動モータ121が、アーム支持体125に沿って上記アーム120を移動させることで、アーム昇降位置の位置決めが成される。なお、上記アーム120の移動機構の内、ベルト部材、プーリ等移動機構に通常設けられるその他の部品の説明と図示は省略する。なお、図4(B)に示す操作部300に設けられたボタン350を操作して、上記アーム支持体125及び、アーム120を移動させる構成を採用することもできる。
図3(B)に示すように、円形状(水平断面形状が円形)の商品収容部111を採用した場合、商品搬送手段550のその他の移動機構の構成を採用することができる。例えば、円形状の商品収容部111の中心に軸124を設け、当該軸124を中心に回転するアーム支持体125を回転させることで、最初に商品収容部111の周囲方向の位置決めをする。次に、上記アーム支持体125の中心から半径方向にアーム120を移動させることで、半径方向のアーム120の位置決めを実行することができる。なお、本実施例では、上記アーム支持体125は、上記商品収容部111を上面視したときの半径の長さ(軸124からレールまでの水平距離に相当する長さ)アーム支持体125を用いている。当該アーム支持体125の一方端を上記軸124に軸支し、他端を商品収容部111に設けたレールに支持させる構成を採用する。もちろんアーム支持体125は上記商品収容部111の直径の長さを用いることもできる。
上記軸を備えずとも上記アーム支持体125を商品収容部111の周囲方向に位置決めすることは可能である。例えば、上記レール上を移動するための駆動輪を上記アーム支持体125(この場合にはアーム支持体125は、商品収容部111の直径分の長さを備えることになる)の両端部分に設ける(上記駆動輪が上記レールに配置される位置に設けることは言うまでもない。)。そして、上記駆動輪を駆動することで、アーム支持体125をレールに沿って移動させることが可能となる。
なお、アーム120が対象商品を掴む方法も上記公知のゲーム機に用いられるアームが、景品(本実施例の対象商品に対応する)を掴む構成を採用することができる。例えば、図6(A)に示すように、アーム120の先端には商品を掴んだり引っ掛けたりする爪状部材601が取り付けられている。
なお、アーム120には、動力源としてのモータと、このモータの回転出力に基づいてアーム120を開閉駆動する図示しないラック及びピニオン等を有するアーム開閉機構部が備えられ、上記モータが正転駆動又は逆転駆動することにより、アーム120の開閉が行われるようになっている。
更に、アーム120以外の構成として、図6(B)に示すような、ショベル状部材を設け、商品を掬いあげて取得(保持)する構成を採用することも可能である。更に、図6(C)に示すようにポンプ機構610を用いることもできる。例えば、ホース611の一端に吸引具612を設ける。上記ホース611の他端を図示しないポンプに接続する。そして、ポンプの作動により上記ホースを介して吸引具612先端から空気の入排出が可能にとなり、商品を吸引する構成を採用することができる。
また、例えば対象商品が、磁石に吸着する場合、アーム120に代えて電磁石を採用することで、上記のように、電磁石の位置決めをした後、上記電磁石に通電することで、対象商品を当該電磁石に吸着する構成を採用することができる。
その他、対象商品が、ケーキ等(もちろん、商品収容部には、ケーキ等を入れた箱(以下単に箱と称す)を収容することになる。)のように、商品を掴んだり引っ掛けたりすることで、その形状が崩れ易い商品を搬送する場合は以下のようにして、当該箱を商品収容部から商品取り出し口まで搬送することが可能となる。
すなわち、図7(A)に示すように、例えば、商品収容部111(後述のコンベヤ735が配置される形状であれば、その形状は任意である)にコンベヤレール730を設ける。コンベヤレール730には、無端状のコンベヤ735が循環駆動されるように構成する。
ケーキ箱のような形状が崩れ易い商品(形状が崩れにくい商品でももちろん構わない)は、上記コンベヤ735上に配置される。そして、上記コンベヤレール730のコンベヤ735が巡回駆動され、コンベヤ735に配置された商品の内、ユーザが指定した商品が前記商品取り出し口近傍に搬送されると、当該商品取り出し口近傍の商品を商品取り出し口まで押し出す伸縮可能な押出手段720を商品収容部111に備える。本実施例では、上記押出手段720は、商品収容部111の中心付近に設ける。
更に、図7(B)には、上記押出手段720を備えた別の実施例を示す。まず、商品収容部111を円形状に形成し、当該商品収容部111に回転軸740を設ける。そして、上記回転軸740に回転板745を軸支する。回転板745には上記ケーキ箱を所定数配置する。本実施例では、回転板710の周囲を複数の領域に区分けして当該区分けした各領域内にケーキ等が収容された箱を配置する構成を採用する。
更に、上記押出手段720を上記回転板710中央付近に設ける。この押出手段720は、上記箱(ユーザによって指定された箱であることは言うまでもない。)が所定の位置から商品取り出し口115近傍まで搬送されると、当該箱を押し出すことで、箱を商品取り出し口115へと移動する。上記押出手段720は、商品取り出し口115の前方に搬送された箱を商品取り出し口115へと移動することが可能なように、各商品取り出し口115に対向する位置(回転板720の中央付近に相当する)に各押出手段720を備える構成を採用してもよい。若しくは、上記回転軸701を軸として回転可能なように、上記押出手段710を構成し、一の商品取り出し口115近傍に箱が搬送されると、押出手段710が、回転軸701周りに回転し、当該一の商品取り出し口115に対向する位置に移動する構成を採用してもよい。
上記のように押出手段710を構成すると、上記回転板710が回転し、回転板710に配置された商品の内、ユーザが指定した商品が一の商品取り出し口115近傍(例えば、ユーザが操作した操作部300に最も近い商品取り出し口115)に搬送されると、当該商品取り出し口115近傍の商品を商品取り出し口115まで押し出すことが可能となる。
次に、図8を用いて、本発明の自動販売機一体型テーブル100の制御系ハードウェアの構成を説明する。図8は、当該自動販売機一体型テーブル100における制御系ハードウェアの概略構成図である。ただし、本発明に直接には関係しない各部の詳細は省略している。
自動販売機一体型テーブル100の制御回路は、CPU(Central Processing Unit)801、ROM(Read Only Memory)802、RAM(Random Access Memory)803、HDD(Hard Disk Drive)804、各駆動部に対応するドライバ805を内部バス806によって接続している。上記CPU801は、例えば、RAM803を作業領域として利用し、上記ROM802、HDD804等に記憶されているプログラムを実行し、当該実行結果に基づいて上記ドライバ805と操作部からのデータ、指示を授受し、上記図に示した各駆動部等の動作を制御する。
(商品搬送時の処理の流れ1)
次に本発明の自動販売機一体型テーブル100の商品搬送時の処理について図面を参照しながら説明する。図9は、本発明の自動販売機一体型テーブル100の機能ブロック図、図10は、本発明の自動販売機一体型テーブル100の商品選別時の処理を示すフローチャートである。なお、図10に示すSは、ステップを意味する。
まず、表示受付手段900が、天板103に備えた表示パネル310に初期画面1100を表示する(図10:S101)。当該初期画面1100は、任意の静止画像又は、動画を表示して構わない。若しくは、テーブルとして使用するように、上記画像を表示させない構成を採用することもできる。本実施例では、初期画面1100として、図11に示す広告動画を表示させる構成を採用する。商品を購入したいユーザは、本発明の自動販売機一体型テーブル100に備えた切替スイッチ(天板103の裏側の操作部300に備える構成を採用することができる)を押下すると、表示指示手段910がこれを受け付け(図10:S102YES)、表示受付手段900に商品選択画面を表示する旨通知する。なお、切替スイッチの代わりに、例えば、天板103の裏側に備えた金銭投入口に、ユーザが金銭等を投入したこと(後述する)を検知して、表示指示手段910が、上記表示受付手段900に商品選択画面を表示させる旨を通知する構成を採用することができる。
上記のように、表示指示手段910が、商品選択画面1200を表示させる旨を通知すると、表示受付手段900は、現在表示されている初期画面1100を商品購入が可能な商品選択画面1200に切り替える(図10:S103)。上記商品選択画面1200には、ユーザに商品の選択を即すメッセージ1201と、購入可能な商品を模した商品画像1205とが表示される。
上記商品選択画面1200に対して、ユーザは、購入したい商品を決定し、ユーザが決定下商品を購入可能な現金(現金の代わりに自動販売機一体型テーブル100の設置者が定めた所定のコイン等でも構わない)を上記金銭投入口に投入すると(図10:S104)、表示受付手段900が、投入された金銭の範囲で購入可能な商品に対応する商品画像が押下可能(購入可能)にする。例えば、表示受付手段は購入可能な商品画像のバックライトを点灯することで、上記商品を購入可能にする。
次に、ユーザが購入したい商品に対応する商品画像1205を押下すると、表示受付手段900がこれを受け付け(図10:S105)、商品搬送制御手段940に押下された商品を商品取り出し口115まで、搬送する旨を通知する。これを受けて、商品搬送制御手段940は、商品搬送手段550を制御して商品10を商品取り出し口まで搬送することになる。このとき、表示受付手段900は、商品が商品収容部111から商品取り出し口115まで搬送されている様子の動画を表示パネルに表示させる構成を採用する(図10:S106→エンド)。表示受付手段900は、当該動画を記憶した動画記憶手段を参照することで、上記動画を表示パネルに表示させることになる。
なお、商品選択画面1200が表示されて、所定時間経過しても、金銭等が投入されない場合は、表示受付手段900は、上記商品選択画面1200を初期画面1100に切り替えることになる(図10:S104NO→S107→S101)。
(商品搬送時の処理の流れ2)
上記処理の流れ1では、商品収容部111に収容された対象商品10を商品取り出し口115まで自動的に搬送する構成を採用した。これに対して、ユーザの操作(手動操作)により、商品10を商品取り出し口115まで搬送する構成を採用することもできる。
本実施の形態の自動販売機一体型テーブル100は、天板103から商品収容部を視認可能な窓部を備える。
商品を購入したいユーザは、実施の形態1と同様に、現金を金銭投入口に投入すると(図12:S201YES)、表示受付手段900がこれを受け付け、上述の商品搬送手段550を制御可能となる。ユーザは、表示受付手段900に設けられた上記商品搬送手段550を制御する操作部(商品搬送制御手段940に相当する)を手動で操作する(図12:S202)。操作部からの制御信号は商品搬送手段550に通知され、これを受けて商品搬送手段550はユーザからの操作によって、商品10を商品取り出し口まで搬送することになる(図12:S203YES→S204→エンド)。この場合、所定の商品が取得されるまで、何度でも商品搬送手段550の操作が可能となる構成を採用することができる(図12:S203NO→S202)。
(その他)
図13から図15は、本発明の自動販売機一体型テーブル100の使用状態を示す図である。本発明の自動販売機一体型テーブル100は、テーブルとして使用することが可能であるので、図13(A)、(B)に示すように、自動販売機一体型テーブル100の天板103で食事をすることも可能であるし、図14(A)、(B)に示すように、商品を取得する(商品取り出し口まで搬送することを意味する。)ゲーム機として楽しむこともできる。更に、図15(A)、(B)に示すように、自動販売機として使用できることは言うまでもない。
本発明は、テーブル本体と自動販売機が一体として構成されているので、自動販売機を設置するための専用の領域を必要としない。テーブル本体を設置するだけの領域と自動販売機を設置するための領域とを兼用させることが可能となる。よって、テーブル本体を設置するだけの領域が確保できれば、自動販売機を設置することが可能となるので、自動販売機を設置したいユーザにとって有益となる。従って、その産業上の利用可能性は大きい。
100 自動販売機一体型テーブル
101 テーブル本体
103 天板
110 自動販売機
111 商品収容部
104 脚部
105 座部
115 商品取り出し口

Claims (11)

  1. 少なくとも天板を備えたテーブル本体と、当該天板下方に自動販売機を備えた自動販売機一体型テーブルであって、
    前記天板に、前記自動販売機で販売可能な商品を表示し、ユーザからの指示を受け付ける表示受付手段を備えるか、又は、前記商品を収容する商品収容部を視認可能な窓部のいずれか一方を備え、
    前記自動販売機に、前記商品収容部に収容された商品を当該商品収容部に備えた商品取り出し口まで搬送する商品搬送手段を備えることを特徴とする自動販売機一体型テーブル。
  2. 前記天板に表示受付手段が備えられた自動販売機一体型テーブルにおいて、
    当該表示受付手段がユーザからの指示を受け付けた場合には、前記商品収容部に収容された商品が前記商品取り出し口まで搬送される様子を表示する、請求項1に記載の自動販売機一体型テーブル。
  3. 前記表示受付手段に対して、前記自動販売機で販売可能な商品を表示するように指示する表示指示手段を更に備える、請求項2に記載の自動販売機一体型テーブル。
  4. 前記天板に窓部が備えられた自動販売機一体型テーブルにおいて、
    前記窓部から前記商品収容部を視認可能な状態と視認不可能な状態とに変更するシャッターを前記天板に備える請求項1に記載の自動販売機一体型テーブル。
  5. 前記天板に窓部が備えられた自動販売機一体型テーブルにおいて、
    前記商品収容部の内周に備えたレールと、
    前記商品搬送手段が、
    ユーザの操作により、前記レールに沿って移動する支持体と、
    前記支持体上を移動可能に設けられ、且つ、上下動可動に吊下げられ、前記商品収容部に収容された商品を保持可能な保持手段とを備えた、請求項1または4に記載の自動販売機一体型テーブル。
  6. 前記天板に窓部が備えられた自動販売機一体型テーブルにおいて、
    前記商品収容部が、水平断面形状が円形であり、
    前記商品収容部の内周に備えたレールと、
    前記商品搬送手段が、
    前記商品収容部の中央に設けられたユーザの操作により回転可能な軸と、
    前記軸に軸支された前記レールに沿って移動し、前記軸から前記レールまでの水平距離に相当する長さの支持体と、
    前記支持体上を移動可能に設けられ、且つ、上下動可動に吊下げられ、前記商品収容部に収容された商品を保持可能な保持手段とを備えた、請求項1または4に記載の自動販売機一体型テーブル。
  7. 前記保持手段が、前記商品を把持する一対の爪状部材を備える、請求項5または6に記載の自動販売機一体型テーブル。
  8. 前記保持手段が、前記商品を掬い上げて把持するショベル状部材を備える、請求項5または6に記載の自動販売機一体型テーブル。
  9. 前記保持手段が、
    空気の入排出をおこなうポンプと、
    一端が前記ポンプに接続されたホースと、
    前記ポンプの作動により前記ホースを介して先端から空気の入排出が可能に且つ前記商品を吸引可能となるように、前記ホースの他端に接続された吸引具とを備える、請求項5または6に記載の自動販売機一体型テーブル。
  10. 前記天板に窓部が備えられた自動販売機一体型テーブルにおいて、
    前記商品搬送手段が、
    前記商品収容部内に備えられる、無端状のコンベヤが循環駆動されるコンベヤレールと、
    前記コンベヤレールのコンベヤが巡回駆動され、コンベヤに配置された商品の内、ユーザが指定した商品が前記商品取り出し口近傍に搬送されると、当該商品取り出し口近傍の商品を商品取り出し口まで押し出す押出手段とを備えた、請求項1または4に記載の自動販売機一体型テーブル。
  11. 前記テーブル本体に脚部を備え、
    当該脚部に座部を設けた、請求項1から10いずれか一項に記載の自動販売機一体型テーブル。
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