JP3189789U - 遮断用設置体 - Google Patents
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Abstract
【課題】容易に安定設置でき、土砂流等の堰止め、交通規制等に好適に使用される遮断用設置体を提供する。【解決手段】遮断用設置体1は全体がコンクリートの成形品よりなり、横長の上壁部2の下部に巾広のベース部3が一体に設けられて構成されている。上壁部2の上面にはその長手方向に沿って補助壁の取り付け用金具(補助壁の取り付け部)6が4個インサートされて設けられ、上壁部2の両端側面それぞれには複数の遮断用設置体1を互いに連結するための嵌合凸部8と嵌合凹部とが設けられ、ベース部3の下面には一対のフォークリフトのフォーク差し込み溝11を備えている。フォーク差し込み溝11に差し込まれてフォーク差し込み溝11を閉じる閉鎖片9も備える。【選択図】図1
Description
この考案は、土砂流等の堰止めや交通規制等に使用される遮断用設置体に関する。
道に土砂が流れ出して通行に支障をきたす際には、その土砂の流れ出しを堰止めするために、現状では土嚢を積むことで対応している。
上記の土嚢を用いる場合には、多数個の土壌を用意し、それらを多段に積まなければならないので、その作業に多大な労力と時間を要していた。また、土嚢の場合その堰止め機能に限界があった。
この考案は上記の事情に鑑みて行ったもので、容易に安定設置でき、土砂流等の堰止め等に好適に使用される遮断用設置体を提供することを目的とする。
この考案では、全体がコンクリート製で、横長の上壁部の下部に連続して巾広のベース部を一体に備え、前記ベース部の下面にフォークリフトのフォークの差し込み溝を備え、さらに、両端側面に当該遮断用設置体を複数個互いに連結するための嵌合凹部と嵌合凸部とを備えてなることを特徴とする遮断用設置体を提供する。
上記構成の遮断用設置体は、コンクリート製であるので遮断機能に優れ、かつ、重量があり巾広のベース部を備えていることで安定設置される。さらに、重量を有することで両端側面の嵌合凸部と嵌合凹部が互いに嵌合されるだけで連結具等を必要とすることなく複数個のものが所望の長さに並設して安定設置される。さらに、ベース部の下面にフォークリフトのフォークの差し込み溝を備えていることで、フォークリフトを使用して移動が容易に行われる。
上壁部上に補助壁の取り付け部が設けられてなる構成とされることで、補助壁が取り付けられての使用が可能で、これにより全体高さが大きな壁状形態とでき、また、補助壁として各種形態のものを使用することで機能性、デザイン性の高いものとできる。
この考案の遮断用設置体は、物体、人、動物等の移動を遮断する機能を果たし、土砂や土石や水の移動を遮断する堰止め体として、また、人や車動物等の移動を遮断する移動規制体として適宜用いられる。
この考案によれば、容易に安定設置できるとともに遮断機能に優れ、土砂流等の堰止め体や人や車や動物等の移動規制体等に好適に使用される遮断用設置体が得られる。さらに、フォークリフトでの移動が容易に行え、並設使用が容易に安定した構造で行える実用性に優れる遮断用設置体が得られる。
図1はこの考案の遮断用設置体の一方面側斜視図、第2は同他方面側斜視図である。遮断用設置体1は全体がコンクリートの成形品よりなり、横長の上壁部2の下部に巾広のベース部3が一体に設けられて構成されている。上壁部2の上面にはその長手方向に沿って補助壁5(図4参照)の取り付け用金具(補助壁の取り付け部)6が4個インサートされて設けられ、上壁部2の両端側面それぞれには複数の遮断用設置体1を互いに連結するための嵌合凸部8と嵌合凹部10とが設けられ、ベース部3の下面には一対のフォークリフトのフォーク差し込み溝11を備えている。9はフォーク差し込み溝11に差し込まれてフォーク差し込み溝11を閉じる閉鎖片12である。
遮断用設置体1はコンクリート製で重量があり巾広のベース部3を備えていることで安定設置され、コンクリート製であるので遮断機能に優れて土砂の流出等が確実に阻止される。その際必要に応じて閉鎖片9を使用してフォーク差し込み溝11を閉じた状態とすることができる。遮断用設置体1の設置現場での移動、また、トラックへの積み下ろしと保管場所での保管に際しての移動が、ベース部3の下面にフォークリフトのフォーク差し込み溝11を備えていることで、フォークリフトを使用して容易に行われる。遮断用設置体1は必要時に設置され、必要でなくなった際に撤去されて保管される。
図3は遮断用設置体1の並設使用状態を示す。遮断用設置体1は嵌合凸部8と嵌合凹部10とが互いに嵌合連結されて並設される。遮断用設置体1は重量を有するので、嵌合凸部8と嵌合凹部10とが互いに嵌合されるだけで連結具等を必要とすることなく安定した並設状態が維持され、これにより所望長さの遮断構造が容易に構築できる。
図4は遮断用設置体1上に補助壁12を装着した状態を示す。補助壁12は金属製で、4本の取り付けロッド13とそれらの上端に取り付け固定される網状面体14とからなる。図5はその取り付け構成を示し、取り付けロッド13の下部のネジ部15が取り付け金具6のネジ穴17に螺入され、上部のネジ部18が網状面体14の下枠部20の取り付け孔21に挿通され、ネジ部18に固定ナット22が螺着固定されることで取り付けられている。
上記のように遮断用設置体1に取り付け金具6が設けられていて、補助壁14が取り付けられることで遮断用設置体1を高くでき、また、補助壁12としてパネル形態のものを用いることで目隠し機能を発揮するものとでき、さらに、人口樹木等を用いることで意匠性に優れるものとできる。このように補助壁12が取り付けられることで、遮断用設置体1は屋外等において仮設壁として使用される。なお、取り付け金具6のネジ穴17は、吊り下げ用ロッドの取り付け部としても利用でき、これにより遮断用設置体1は吊り下げ移動もできる。
1 遮断用設置体
2 上壁部
3 ベース部
8 嵌合凹部
10 嵌合凸部
11 フォーク差し込み溝
2 上壁部
3 ベース部
8 嵌合凹部
10 嵌合凸部
11 フォーク差し込み溝
Claims (2)
- 全体がコンクリート製で、横長の上壁部の下部に連続して巾広のベース部を一体に備え、前記ベース部の下面にフォークリフトのフォークの差し込み溝を備え、さらに、両端側面に当該遮断用設置体を複数個互いに連結するための嵌合凹部と嵌合凸部とを備えてなることを特徴とする遮断用設置体。
- 前記上壁部上に補助壁の取り付け部が設けられてなる請求項1記載の遮断用設置体。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2014000327U JP3189789U (ja) | 2014-01-06 | 2014-01-06 | 遮断用設置体 |
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JP2014000327U JP3189789U (ja) | 2014-01-06 | 2014-01-06 | 遮断用設置体 |
Publications (1)
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Family Applications (1)
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JP2014000327U Expired - Fee Related JP3189789U (ja) | 2014-01-06 | 2014-01-06 | 遮断用設置体 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016191293A (ja) * | 2016-01-14 | 2016-11-10 | 東日本高速道路株式会社 | コンクリートガードフェンスを用いた車線規制方法およびコンクリートガードフェンス |
JP2020007898A (ja) * | 2018-11-21 | 2020-01-16 | ケイコン株式会社 | 仮設防護柵及びその施工方法 |
JP2020007706A (ja) * | 2018-07-02 | 2020-01-16 | ケイコン株式会社 | 仮設防護柵及びその施工方法 |
JP2021515861A (ja) * | 2018-03-08 | 2021-06-24 | ハイウェイ ケア リミテッド | バリアシステム、バリア連結装置、バリア要素及びこれらを利用する方法 |
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2014
- 2014-01-06 JP JP2014000327U patent/JP3189789U/ja not_active Expired - Fee Related
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