JP3189662U - ハーネス固定機能を備えたプリント基板 - Google Patents

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Abstract

【課題】メインプリント基板に実装するハーネスを安定させることができるとともに、実装効率を高めることができる子基板(サブプリント基板)を提供する。【解決手段】トランスT1,T2等の電子部品が搭載されたメインプリント基板MBの実装密度を向上するために、メインプリント基板MBに対して起立して設置される子基板SBaにおいて、メインプリント基板MB側に設置される辺と対抗する辺の側面にスリット構造を備え、スリットにハーネスWを貫通させて固定させる機能を備える。【選択図】図4

Description

フォームの始まり
本件考案は、プリント基板に関し、特にハーネス(被覆電線)を固定するための機能を有するプリント基板に関する。
一般的に、計測機器や演算装置、制御装置といった電子機器には、プリント基板が搭載されている。この電子機器内部には、プリント基板上に描かれた回路パターン以外の導通手段としてさまざまなハーネスが配置されている。このため、プリント基板上に実装された電子部品にハーネスが接触したりする可能性もある。特に発熱が心配される電子部品にハーネスが接触した場合には、ハーネスを被覆する樹脂(ビニル等)が溶解することでショートを引き起こし、電子機器の故障の原因になりかねない。また、プリント基板上から発生するノイズがハーネス側の信号に重畳(侵入)したり、逆にハーネス側がノイズをプリント基板側に与えてしまうことにより装置が誤動作してしまう場合もある。
そこで、特許文献1、特許文献2では、プリント基板上に固定するハーネスを固定するための配線固定具或いは子基板を使った固定具が示されている。このように、プリント基板上にハーネスを固定するための配線固定具を設けることで、電子機器内部のハーネスの位置を固定し、プリント基板に接触しないようにすることが可能となった。
しかし、プリント基板を有する電子機器は、様々な形状が存在し、それぞれの機器に応じた配線固定具を使用する必要がある。特に近年では電子機器の小型化に伴い、より多種多様な配線固定具が必要となっている。
このため、市販の配線固定具では、その大きさや位置などの問題から、用いることができない事例が多々ある。このような場合には、装置に応じて配線固定具を作成する必要があり、配線固定具を作成するためのコストが増加するという問題が発生していた。
また、特許文献2においては、プリント基板の不要な廃棄部分からハーネス掛止基板を製造することが開示されている。
特開2001−298283号公報 特開2011−14577号公報
上述のように、特許文献1、特許文献2に記載の構造では、実装或いは材料コストに係わる問題は解決するが、配線固定具を作成するためのコストが増加する、或いはプリント基板の不要な廃棄部分からハーネス係止基板を製造したとしても、ハーネス係止基板の実装が必要になり高密度実装の障害になる等の新たな課題が生じていた。
本考案の目的は、配線固定具等を備えることなく、且つ、実装に影響を与えないハーネスを固定できるプリント基板を提供することである。
本考案によれば、電子部品が実装されたメインプリント基板と、前記メインプリント基板に対して起立して設置されるプリント基板からなる子基板において、前記子基板は、電子部品を実装または銅箔パターンによる配線を有し、かつ、前記メインプリント基板側に設置される辺と対抗する辺の側面にスリット構造を備え、前記スリットにハーネスを固定させる機能を備えたことを特徴とする。
上記ハーネス固定機能を備えたプリント基板によれば、配線固定具等を実装することなくハーネスを固定できる。また、新たに配線固定具、乃至、固定のためのハーネス係止基板を実装する必要がないので、固定具の実装スペースが増えることはないという利点もある。
本考案によれば、配線固定具等を備えることなく、且つ、実装に影響を与えないハーネスを固定できるプリント基板を提供できる。
本考案に係わるプリント基板の第一の例を示す図である。 本考案に係わるプリント基板の第二の例を示す図である。 本考案に係わるプリント基板の第三の例を示す図である。 本考案に係わるプリント基板の実装の一例を示す図である。 本考案に係わるプリント基板を組み合わせた実装の一例を示す図である。
図1は、本考案に係わるプリント基板の第一の例を示す図である。図1において、メインプリント基板に設置(接続)する辺は、子基板固定用取付穴が位置する側となる。図1で示す子基板SBaは、L型のピンを備える子基板固定用のコネクタ等によりメインプリント基板と接続される。
ここで、本考案によるスリットは、メインプリント基板に設置する辺と対抗する辺の側面にスリットを設けている。スリットの開口部は、メインプリント基板に設置する辺に向けて開口されている。図1に示すスリットの形状の長さは、子基板が起立する寸法の約1/3の大きさであるが、実際には強度を考慮して、プリント基板の材質、厚みにより決定することが好ましい。
図4は、本考案に係わるプリント基板の実装の一例を示す図である。図4は、図1で示す子基板SBaの2枚をメインプリント基板に並行に設置して、トランスT1の引き出しハーネスWを子基板SBaのスリットに貫通させてメインプリント基板に接続する構造を示している。
図4では、子基板SBaとトランスT1,T2の実装高さが同じ寸法となっていて、ハーネスWがトランスT1,T2の高さを超えない位置に抑制できる。これにより、トランスT1,T2の上部(ハーネスW近傍)に金属製のケースに囲われても、ハーネスWが直接金属製のケースに接触する等のことが無くなる。これにより、トランスT1のハーネスWの高周波電圧が金属製ケースへ伝わりノイズ発生源となる等の問題が無くなる利点がある。
また、スリット部の形状を最小限必要な長さにすることで、子基板SBaをメインプリント基板に設置したときに、スリット部の真下となるメインプリント基板の位置に、他の電子部品を置くことができ、高密度実装に貢献する利点もある。
図2は、本考案に係わるプリント基板の第一の例を示す図である。図2において、メインプリント基板に設置(接続)する辺は、子基板固定用取付穴が位置する側となる。ここで、本考案によるスリットは、メインプリント基板に設置する辺と対抗する辺の側面にスリットを設けている。スリットの開口部は、図1と異なり、メインプリント基板に設置する辺と対抗する向きに開口されている。図2に示すスリットの形状の長さは、子基板が起立する寸法の約1/3の大きさであるが、図1と同様にプリント基板の材質、厚みを考慮して決定することが好ましい。
図5は、本考案に係わるプリント基板の実装の一例を示す図である。図5は、図1で示す子基板SBaと図2で示す子基板SBbとをメインプリント基板に並行に設置して、トランスT1の引き出しハーネスWを子基板SBa、SBbのスリットに貫通させてメインプリント基板に接続する構造を示している。
図5では、子基板SBaとトランスT1,T2の実装高さが同じ寸法となっていて、ハーネスWがトランスT1,T2の高さを超えない位置に固定することができる。これにより、図4と同様にトランスT1のハーネスWの高周波電圧が金属製ケースを伝わり、ノイズ発生源となる等の問題が無くなる利点がある。
図3は、本考案に係わるプリント基板の第一の例を示す図である。図3(a)において、メインプリント基板に設置(接続)する辺は、子基板固定用取付穴が位置する側となる。図3(a)に示すスリット形状は、メインプリント基板に設置する辺と対抗する辺の側面にスリットを設け、スリットの開口部は、メインプリント基板に設置する辺に対抗する辺に向けて開口されている。ただし、図1で示した子基板SBaと異なり、スリット開口部は狭くなっている。
図3(b)は子基板SBcを水平面から見た図である。子基板SBcのスリットを構成する一片をたわませ、ハーネスをスリットに貫通させることができる。これにより、ハーネスの固定を確実に行える利点がある。
また、図3に示すスリットの形状は、プリント基板の材質、厚みを考慮して決定することが好ましい。
また、図3(a)に示した子基板SBcのスリット開口部は、メインプリント基板に設置する辺に対抗する辺に向けて開口されているが、図2に示すようなメインプリント基板に設置する辺に向けて開口部を設けてもよい。
このように、実施形態の子基板構造によれば、高密度実装を実現しながらハーネスを固定することができる。すなわち、新たに配線固定具、乃至、固定のためのプリント基板を用意する必要がないので、固定具の実装スペースが増えることはないという利点もある。
なお、メインプリント基板に設置するのに、接続用コネクタとセットの子基板固定用取付穴が必ずしも必要ではなく、基板挿入コネクタを介して設置、または、子基板の該当する辺を凹凸状にし、子基板の凸部に対応してメインプリント基板に穴を作成して、子基板とメインプリント基板を直接勘合させて接続させる等でもよく、種々様々な実装を取ってよい。
本考案は、ハーネスを使用する電子機器装置に利用できる。
MB メインプリント基板
SBa,SBb,SBc 子基板
T1,T2 トランス
W ハーネス
本考案によれば、電子部品が実装されたメインプリント基板に対して起立して設置されるプリント基板からなる子基板において、前記子基板は、電子部品を実装または銅箔パターンによる配線を有し、かつ、前記メインプリント基板側に設置される辺と対抗する辺の側面にスリット構造を備え、前記スリットにハーネスを固定させる機能を備えたことを特徴とする。

Claims (4)

  1. 電子部品が実装されたメインプリント基板と、
    前記メインプリント基板に対して起立して設置されるプリント基板からなる子基板において、
    前記子基板は、電子部品を実装または銅箔パターンによる配線を有し、かつ、
    前記メインプリント基板側に設置される辺と対抗する辺の側面にスリット構造を備え、
    前記スリットにハーネスを固定させる機能を備えたことを特徴とする子基板。
  2. 前記子基板のスリットの開口部は、前記メインプリント基板側に設置される辺の方向にあることを特徴とする請求項1記載の子基板。
  3. 前記子基板のスリットの開口部は、前記メインプリント基板側に設置される辺と対抗する辺にあることを特徴とする請求項1記載の子基板。
  4. 前記子基板のスリットの開口部は、スリット形状が狭くなっていることを特徴とする請求項2項乃至請求項3項記載の子基板。
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