JP3189265B2 - 音響式液面検出装置 - Google Patents

音響式液面検出装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヘルムホルツ共鳴器を
用いた音響式液面検出装置に関し、特に液面高さを検出
することができる音響式液面検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、液面検出装置として、フロー
トと可変抵抗器を組み合わせたフロート式液面検出装置
がある。斯るフロート式液面検出装置は、例えば車両の
燃料タンク内の液面高さに応じて上下移動するフロート
に従って可変抵抗器の摺動接点を摺動させ、可変抵抗器
の電気抵抗変化を得ることにより、燃料残量を測定する
ものである。しかしながら、車両が登り坂或いは下り坂
を走行する場合、または車両が加速或いは減速する場
合、燃料の液面が燃料タンクに対して傾斜することとな
り、正確な燃料残量を測定することができないという問
題を有していた。
【0003】一方、液体中に浸された電極間に構成され
る静電容量により液面高さを検出する静電容量式液面検
出装置が提案され、例えば特開平3−77022号公報
に開示されている。斯る静電容量式液面検出装置は、3
対の電極により各々構成される静電容量により液面高さ
を求め、各々の電極で検出した3つの液面高さの単純平
均値及び傾斜角度により真の液面高さを演算するもので
あり、液面が傾いた状態でも正確な液面高さを検出する
ことができる。しかしながら、電極により構成されるセ
ンサが少なくとも3対必要となり、液面検出装置が高価
となってしまうという問題を有している。
【0004】また一方、ヘルムホルツ共鳴器を用いて液
量を検出する音響式液面検出装置が提案されている(例
えば実開昭60−41829号公報,特開平3−1086
14号公報参照)。斯る音響式液面検出装置は、図9に
示すように、音源1と、マイクロホン2と、音源1及び
マイクロホン2が設置された測定室3と、測定室3に連
通する頚部4を有するヘルムホルツ共鳴器5とからなる
ものである。ヘルムホルツ共鳴器5の容器6(容量
V’)に液量Vだけの液体7を収容すると、容器6内の
空洞体積V0は「V0=V’−V」となる。ヘルツホル
ム共鳴器5は、頚部4の形状及び空洞体積V0により定
まる特定の周波数f0で共鳴するものである。
【0005】音源1からホワイトノイズ(種々の周波数
が混在した音波)を発すると、測定室3内の音波はヘル
ムホルツ共鳴器5により周波数f0の音波だけが吸音さ
れるため、測定室3に設けられたマイクロホン2で計測
される音波の音圧スペクトルは、図10に示すように、周
波数f0において音圧が極小となる。この周波数f0は
反共鳴周波数と称されるものであり、ヘルムホルツ共鳴
器5の空洞体積V0(即ち液量V)により変化すること
から、反共鳴周波数f0から液量Vを知ることができ、
液体7の液面8が傾いた状態であっても液量Vを測定す
ることができる。
【0006】しかしながら、上記音響式液面検出装置
は、液面8の傾きに関係なく液量Vを測定することがで
きるという利点を有する一方で、容器6の形状が複雑な
場合は、計測した音圧スペクトルに反共振周波数f0が
必ずしも明確に現われず、液量Vの測定が困難となると
いう問題を有していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、容器の形状
に関わらず適用することができ、1対の音源とマイクロ
ホンにより液面高さを検出することができる音響式液面
検出装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、音波を発する音源と、前記音源が設けられ
た測定室と、前記測定室の下方に設けられ前記測定室に
連通する頚部を有し液面高さに応じて変化する筒内の空
洞体積に従って各々異なる周波数で共鳴する2以上のN
個のヘルムホルツ共鳴器と、前記測定室内の前記音波を
計測するマイクロホンと、前記マイクロホンにより計測
された前記音波の音圧が極小となるN個の反共鳴周波数
を検出する反共鳴周波数検出部と、前記反共鳴周波数に
基づいて前記液面高さを演算する演算処理部と、からな
るものである。
【0009】また、本発明は、前記演算処理部は前記液
面の傾きを演算するものである。
【0010】また、本発明は、3以上の前記N個のヘル
ムホルツ共鳴器を前後方向及び左右方向に所定間隔を有
し設けたものである。
【0011】
【作用】音源から発せられた音波は、N個のヘルムホル
ツ共鳴器が各々共鳴する特定の周波数の音波のみ吸音さ
れ、測定室に設けられたマイクロホンにより計測される
音波のN個の反共振周波数を反共鳴周波数検出部により
検出し、検出された反共鳴周波数に基づいて液面高さを
検出することができる。
【0012】また、演算処理部により液面の傾きを演算
することにより、液面の傾きを検出することができる。
【0013】また、3個以上のヘルムホルツ共鳴器を前
後方向及び左右方向に所定間隔を有し設けることによ
り、前後方向及び左右方向の傾きを検出することができ
る。
【0014】
【実施例】以下、添付の図面に基づいて本発明の一実施
例を説明する。図1乃至図3は第1実施例を示す図であ
る。
【0015】9は発振器であり、およそ 300Hz〜1500Hz
の周波数が混在した信号を生成する。10はセンサ部であ
り、容器11に収容された液体12の液面13を検出する。セ
ンサ部10は、音源14及びマイクロホン15が設けられた測
定室16と、この測定室16の下方に設けられた第1のヘル
ムホルツ共鳴器17及び第2のヘルムホルツ共鳴器18とか
らなっている。音源14は発振器9の信号を受けてホワイ
トノイズ(およそ 300Hz〜1500Hzの周波数が混在した音
波)を発する。第1,第2のヘルムホルツ共鳴器17,18
は、夫々円筒形状の筒19,20及び頚部21,22からなって
おり、筒19,20は夫々頚部21,22により測定室16と連通
されている。また、筒19,20は容器11内の液体12に一部
を浸すように設置される。
【0016】図2に示すように、第1,第2のヘルムホ
ルツ共鳴器17,18は容器11の位置P1,P2に前後の間
隔aを有して設けられ、第1のヘルムホルツ共鳴器17は
前側(図面の左側)に、第2のヘルムホルツ共鳴器18は
後ろ側(図面の右側)に、夫々配置される。第2のヘル
ムホルツ共鳴器18の頚部22の断面積S2は第1のヘルム
ホルツ共鳴器17の頚部21の断面積S1よりも大となって
おり、第1のヘルムホルツ共鳴器17が共鳴する周波数f
1と第2のヘルムホルツ共鳴器18が共鳴する周波数f2
とは異なり、周波数f2は周波数f1よりも高くなって
いる。なお、各頚部21,22の長さは同一となっている。
また、各筒19,20の内径は同一となっている。
【0017】また、図2から明らかなように、容器11の
位置P1での液面高さH1に従って筒19の空洞体積V1
が変化する。また、位置P2での液面高さH2に従って
筒20の空洞体積V2が変化する。液面高さH1,H2が
高くなると空洞体積V1,V2は小さくなり、各ヘルム
ホルツ共鳴器17,18が共鳴する周波数f1,f2は高く
なる。また、液面高さH1,H2が低くなると空洞体積
V1,V2は大きくなり、周波数f1,f2は低くな
る。
【0018】マイクロホン15は測定室16に設置され、測
定室16内の音波を計測する。測定室16内の音波は第1,
第2のヘルムホルツ共鳴器17,18により夫々周波数f
1,f2の音波が吸音され、マイクロホン15で計測する
音波の音圧スペクトルは、図3に示すように、反共鳴周
波数f1,f2で極小となる。2つの反共鳴周波数f
1,f2の内、低い周波数f1が液面高さH1に対応す
る反共鳴周波数であり、高い周波数f2が液面高さH2
に対応する反共鳴周波数である。
【0019】23は反共鳴周波数検出部である反共鳴周波
数検出回路であり、この反共鳴周波数検出回路はマイク
ロホン15で計測した音波の 300Hz〜1500Hzの周波数(発
振器9により生成される信号の周波数に対応する)にお
いて音圧が極小となる反共鳴周波数f1,f2を検出す
る。24は演算処理部であるマイコンであり、このマイコ
ン24には反共鳴周波数f1,f2から液面高さH1,H
2を算出する関係式が記憶されており、反共鳴周波数f
1に基づいて液面高さH1を、反共鳴周波数f2に基づ
いて液面高さH2を夫々演算する。また、マイコン24は
液面高さH1とH2との差「H1−H2」を間隔aで除
算することにより、容器11に対する液面13の傾きを演算
することができる。
【0020】なお、第1,第2のヘルムホルツ共鳴器1
7,18の頚部21,22の断面積S1,S2は異なっている
ため、検出可能な角度範囲(例えば前後方向に30度以
内)では、各ヘルムホルツ共鳴器17,18が共鳴する2つ
の周波数f1,f2は一致することがない。
【0021】上記第1実施例によれば、音源14から発せ
られた音波は、第1,第2のヘルムホルツ共鳴器17,18
が共鳴する特定の周波数f1,f2の音波のみ吸音さ
れ、測定室16に設けられたマイクロホン15により計測さ
れる音波の反共振周波数f1,f2を反共鳴周波数検出
回路23により検出し、検出された反共鳴周波数f1,f
2に基づきマイコン24により液面高さH1,H2を演算
することができる。
【0022】また、マイコン24は液面高さH1,H2か
ら液面13の前後方向の傾きを演算することができ、液面
13の傾きにより液面高さH1,H2を補正し、真の液面
高さ(容器11が水平な状態での液面高さ)の算出に利用
することができる。例えば、上記第1実施例を車両の燃
料タンクの燃料の液面検出に適用した場合は、車両が登
り坂或いは下り坂を走行する時、または車両が加速或い
は減速する時に液面が傾斜した状態であっても、液面高
さを補正し、真の液面高さの算出に利用することができ
る。
【0023】また、センサ部10の音源14とマイクロホン
15は一対で良く、音響式液面検出装置が高価となる畏れ
がない。また、ヘルムホルツ共鳴器17,18の筒19,20内
の空洞体積V1,V2は液面高さH1,H2に応じて変
化し、筒19,20内の空洞の形状は常に略円筒形状である
ため、容器11の形状に関わらず、液面高さH1,H2及
び液面13の傾きを検出することができる。
【0024】次に、図4乃至図8に基づいて第2実施例
を説明する。なお、第1実施例と同一の個所には同一の
符号を付し、その詳細な説明を省略する。
【0025】図4乃至図6に示すように、センサ部25は
音源14及びマイクロホン15が設けられた測定室16と3個
のヘルムホルツ共鳴器26,27,28からなっている。各ヘ
ルムホルツ共鳴器26,27,28は、各々筒29,30,31及び
頚部32,33,34からなっている。ヘルムホルツ共鳴器2
6,27は左右に間隔bを有して配置され、ヘルムホルツ
共鳴器28はヘルムホルツ共鳴器26,27の前側に間隔cを
有し配置され、3個のヘルムホルツ共鳴器26,27,28が
各々正三角形の頂点に位置するように配置される。各ヘ
ルムホルツ共鳴器26,27,28の頚部32,33,34の断面積
は各々S3,S4,S5となっており、S4はS3より
も大、S5はS4よりも大となっている。従って、各ヘ
ルムホルツ共鳴器26,27,28が共鳴する周波数は各々異
なり、各々周波数f3,f4,f5で共鳴する。なお、
各周波数はf3,f4,f5の順で高くなる。
【0026】図6から明らかなように、容器11の各位置
P3,P4,P5での各液面高さH3,H4,H5に従
って各筒29,30,31の空洞体積V3,V4,V5が変化
する。測定室16の音波は各ヘルムホルツ共鳴器26,27,
28により各々周波数f3,f4,f5の音波が吸音さ
れ、マイクロホン15で計測する音波の音圧スペクトル
は、図7に示すように、反共鳴周波数f3,f4,f5
で極小となる。3つの反共鳴周波数f3,f4,f5の
内、最も低い周波数f3が液面高さH3に対応する反共
鳴周波数であり、次に低い周波数f4が液面高さH4に
対応する反共鳴周波数であり、最も高い周波数f5が液
面高さH5に対応する反共鳴周波数である。
【0027】反共鳴周波数検出回路23はマイクロホン15
で測定した音波の音圧が極小となる反共鳴周波数f3,
f4,f5を検出する。マイコン24は、各反共鳴周波数
f1,f2,f3に基づいて各々液面高さH3,H4,
H5を演算する。また、液面高さH3とH4との差「H
3−H4」を間隔bで除算することにより、左右方向の
液面13の傾きを演算する。また、P5での液面高さH5
と位置P3,P4の中間の位置P6での液面高さH6と
の差「H5−H6」を間隔cで除算することにより、前
後方向の液面13の傾きを演算する。ただし、位置P6で
の液面高さH6は「(H3+H4)÷2」で算出される
(図8参照)。
【0028】上記第2実施例によれば、3個のヘルムホ
ルツ共鳴器26,27,28を前後方向及び左右方向に夫々所
定間隔b,cを有し配置し、反共鳴周波数検出回路によ
り3個の反共鳴周波数を検出することにより、液面高さ
H3,H4,H5と前後方向及び左右方向の傾きとを検
出することができる。
【0029】なお、センサ部25のヘルムホルツ共鳴器2
6,27,28は例えば前後方向,左右方向に所定間隔を有
し4個以上設けても良いことは言うまでもなく、3個以
上のヘルムホルツ共鳴器26,27,28を設ければ前後方向
及び左右方向の傾きを検出することができる。
【0030】なお、上述した第1,第2実施例では、ヘ
ルムホルツ共鳴器17,18,26,27,28の頚部21,22,3
2,33,34の断面積S1,S2,S3,S4,S5を異
ならせることにより、各ヘルムホルツ共鳴器17,18,2
6,27,28が共鳴する周波数f1,f2,f3,f4,
f5を異ならせるものであるが、頚部21,22,32,33,
34の長さまたは筒19,20,29,30,31の内径を異ならせ
ても良く、同様の作用,効果を得ることができる。
【0031】また、ヘルムホルツ共鳴器17,18,26,2
7,28は各々周波数f1,f2,f3,f4,f5の倍
音(整数倍の周波数)でも共鳴することが周知となって
おり、反共鳴周波数検出回路23で周波数f1,f2,f
3,f4,f5の倍音の反共鳴周波数を検出してもよい
ことは言うまでもない。
【0032】
【発明の効果】本発明は、音波を発する音源と、前記音
源が設けられた測定室と、前記測定室の下方に設けられ
前記測定室に連通する頚部を有し液面高さに応じて変化
する筒内の空洞体積に従って各々異なる周波数で共鳴す
る2以上のN個のヘルムホルツ共鳴器と、前記測定室内
の前記音波を計測するマイクロホンと、前記マイクロホ
ンにより計測された前記音波の音圧が極小となるN個の
反共鳴周波数を検出する反共鳴周波数検出部と、前記反
共鳴周波数に基づいて前記液面高さを演算する演算処理
部と、からなるものであり、音源から発せられた音波
は、N個のヘルムホルツ共鳴器が各々共鳴する特定の周
波数の音波のみ吸音され、測定室に設けられたマイクロ
ホンにより計測される音波のN個の反共振周波数を反共
鳴周波数検出部により検出し、検出された反共鳴周波数
に基づいて液面高さを検出することができる。
【0033】また、本発明は、前記演算処理部は前記液
面の傾きを演算するものであり、液面の傾きを検出する
ことができる。
【0034】また、本発明は、3以上の前記N個のヘル
ムホルツ共鳴器を前後方向及び左右方向に所定間隔を有
し設けたものであり、前後方向及び左右方向の傾きを検
出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す概略構成図。
【図2】上記実施例の液面高さと空洞体積の関係を示す
説明図。
【図3】上記実施例の周波数と音圧の関係を示す線図。
【図4】本発明の第2実施例を示すセンサ部の斜視図。
【図5】上記実施例の測定室の断面図。
【図6】上記実施例の概略構成図。
【図7】上記実施例の周波数と音圧の関係を示す線図。
【図8】上記実施例の液面高さと液面の傾きを示す説明
図。
【図9】従来例を示す図。
【図10】上記従来例の周波数と音圧の関係を示す線図。
【符号の説明】
13 液面 14 音源 15 マイクロホン 16 測定室 17 第1のヘルムホルツ共鳴器(ヘルムホルツ共鳴器) 18 第2のヘルムホルツ共鳴器(ヘルムホルツ共鳴器) 19,20 筒 21,22 頚部 23 反共鳴周波数検出回路(反共鳴周波数検出部) 24 マイコン(演算処理部) H1,H2 液面高さ V1,V2 空洞体積 f1,f2 反共鳴周波数 26,27,28 ヘルムホルツ共鳴器 29,30,31 筒 32,33,34 頚部 H3,H4,H5 液面高さ V3,V4,V5 空洞体積 f3,f4,f5 反共鳴周波数 b,c 間隔(所定間隔)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−216418(JP,A) 特開 平3−108614(JP,A) 特開 平4−149310(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01F 23/00 - 25/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音波を発する音源と、前記音源が設けら
    れた測定室と、前記測定室の下方に設けられ前記測定室
    に連通する頚部を有し液面高さに応じて変化する筒内の
    空洞体積に従って各々異なる周波数で共鳴する2以上の
    N個のヘルムホルツ共鳴器と、前記測定室内の前記音波
    を計測するマイクロホンと、前記マイクロホンにより計
    測された前記音波の音圧が極小となるN個の反共鳴周波
    数を検出する反共鳴周波数検出部と、前記反共鳴周波数
    に基づいて前記液面高さを演算する演算処理部と、から
    なることを特徴とする音響式液面検出装置。
  2. 【請求項2】 前記演算処理部は前記液面の傾きを演算
    することを特徴とする請求項1に記載の音響式液面検出
    装置。
  3. 【請求項3】 3以上の前記N個のヘルムホルツ共鳴器
    を前後方向及び左右方向に所定間隔を有し設けたことを
    特徴とする請求項1または請求項2に記載の音響式液面
    検出装置。
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