JP3188536B2 - 光学式情報記録再生装置 - Google Patents

光学式情報記録再生装置

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JP3188536B2 JP31495792A JP31495792A JP3188536B2 JP 3188536 B2 JP3188536 B2 JP 3188536B2 JP 31495792 A JP31495792 A JP 31495792A JP 31495792 A JP31495792 A JP 31495792A JP 3188536 B2 JP3188536 B2 JP 3188536B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ディスク装置や光磁気
ディスク装置などの光学式情報記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光学式情報記録再生装置に情報記録媒体
として使用されるディスクはその基盤や膜材料等の違い
によって特性が微妙に異なるものであり、光学式情報記
録再生装置はディスクに情報を正確に記録するには個々
のディスクの特性に応じて半導体レーザの投射する記録
パワーを最適なものとする必要がある。
【0003】そこで、光学式情報記録再生装置において
は、ディスクを初期化する際に、その最適な記録パワー
値を求めてディスクのコントロールトラックに記録し、
データをディスクに記録する際にはディスクのコントロ
ールトラックに記録されている最適記録パワー値を読み
出して記録条件を設定する方式が考えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記光学式情報記録再
生装置では、ディスクを初期化する際に、その最適な記
録パワー値を求めてディスクのコントロールトラックに
記録し、データをディスクに記録する際にはディスクの
コントロールトラックに記録されている最適記録パワー
値を読み出して記録条件を設定するが、その最適な記録
パワー値は温度変化に対する補正がなされておらず、ま
た、ディスクの各半径方向位置に対する温度及び最適記
録パワー値についても考慮されていない。そのため、周
囲環境温度の変化や装置内部の経時的な温度上昇時にデ
ータをディスクに記録する際に必ずしも最適記録パワー
でデータをディスクに記録することができず、データを
ディスクに対して常に正確に記録し又は再生することが
できないという問題がある。
【0005】本発明は、上記欠点を改善し、種々のディ
スクに対してデータを常に正確に記録し又は再生するこ
とができる光学式情報記録再生装置を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、ディスクに半導体レーザを
用いてデータを記録し、そのデータを読み出して再生す
る光学式情報記録再生装置において、前記ディスクのフ
ォーマット時におけるサーティファイ前の温度および該
温度における最適記録パワー値を選定温度および選定最
適記録パワー値として測定して前記サーティファイ前の
選定温度と選定最適記録パワー値を前記ディスクのコン
トロールトラックに書き込み、サーティファイ後の温度
変化が前記選定温度から所定値以上である場合には再び
温度と最適記録パワー値を測定して新たな選定温度およ
び選定最適記録パワー値として前記ディスクのコントロ
ールトラックに書き込むものである。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の光
学式情報記録再生装置において、2以上の温度における
最適記録パワー値を測定し、この測定結果に基づいて温
度と最適記録パワー値の関係を求め、この関係を前記デ
ィスクのコントロールトラックに書き込むものである。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項1記載の光
学式情報記録再生装置において、前記ディスクのイニシ
ャライズ時に前記ディスクのコントロールトラックに記
録されている温度と最適記録パワー値を読み出して記録
条件を設定する記録条件設定手段を備えたものである。
【0009】請求項4記載の発明は、請求項1記載の光
学式情報記録再生装置において、前記ディスクのイニシ
ャライズ時に温度を測定してその測定温度が前記ディス
クのコントロールトラックに既に記録されている温度と
所定値以上差がある場合再び最適記録パワー値を測定し
てその最適記録パワー値と前記測定温度を前記ディスク
のコントロールトラックに書き込むものである。
【0010】請求項5記載の発明は、請求項1記載の光
学式情報記録再生装置において、前記ディスクのイニシ
ャライズ時に温度を測定してその測定温度が前記ディス
クのコントロールトラックに既に記録されている温度と
所定値以内の温度範囲にある場合前記ディスクのコント
ロールトラックに既に記録されている少なくとも1組以
上の温度及び最適記録パワー値を基に記録条件を設定す
る記録条件設定手段を備えたものである。
【0011】請求項6記載の発明は、請求項1記載の光
学式情報記録再生装置において、データを前記ディスク
に記録する際に前記ディスクのコントロールトラックに
記録されている最適記録パワー値を読み出して記録条件
を設定する記録条件設定手段を備え、かつ、前記ディス
クに対するデータの記録又は再生時に温度を測定してそ
の測定温度が前記ディスクのコントロールトラックに既
に記録されている温度と所定値以上差がある場合再び最
適記録パワー値を測定してその最適記録パワー値と前記
測定温度を前記ディスクのコントロールトラックに書き
込むものである。
【0012】請求項7記載の発明は、請求項1記載の光
学式情報記録再生装置において、前記ディスクに対する
データの記録又は再生時に温度を測定してその測定温度
が前記ディスクのコントロールトラックに既に記録され
ている温度と所定値以内の温度範囲にある場合前記ディ
スクのコントロールトラックに記録されている少なくと
も1組以上の温度及び最適記録パワー値に基づいて記録
条件を設定する記録条件設定手段を備えたものである。
【0013】請求項8記載の発明は、請求項1記載の光
学式情報記録再生装置において、温度と最適記録パワー
値を少なくとも前記ディスクの半径方向の2ヵ所以上の
位置で測定するものである。
【0014】請求項9記載の発明は、請求項8記載の光
学式情報記録再生装置において、少なくとも前記ディス
クの半径方向の2ヵ所以上の位置での温度と最適記録パ
ワー値により前記ディスクの各半径方向位置に対する最
適記録パワー値を補正する記録パワー値補正手段を備え
たものである。
【0015】請求項10記載の発明は、請求項1記載の
光学式情報記録再生装置において、前記ディスクのコン
トロールトラックに記録されている少なくとも前記ディ
スクの2ヵ所以上の位置での温度と最適記録パワー値に
基づいて記録パワー値を設定する記録条件設定手段を備
えたものである。
【0016】
【作用】請求項1記載の発明では、ディスクのフォーマ
ット時におけるサーティファイ前の温度および該温度に
おける最適記録パワー値を選定温度および選定最適記録
パワー値として測定して前記サーティファイ前の選定温
度と選定最適記録パワー値を前記ディスクのコントロー
ルトラックに書き込み、サーティファイ後の温度変化が
前記選定温度から所定値以上である場合には再び温度と
最適記録パワー値を測定して新たな選定温度および選定
最適記録パワー値として前記ディスクのコントロールト
ラックに書き込む。このため、温度変化に応じて最適記
録パワー値でデータの記録を行うことが可能となり、常
にデータを正確に記録することが可能となる。
【0017】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
光学式情報記録再生装置において、2以上の温度におけ
る最適記録パワー値を測定し、この測定結果に基づいて
温度と最適記録パワー値の関係を求め、この関係を前記
ディスクのコントロールトラックに書き込む。このた
め、ディスクのフォーマット時に温度変化が生じても最
適記録パワー値及び温度をディスクのコントロールトラ
ックに書き込むことができ、温度変化に応じて最適記録
パワー値でデータの記録を行うことが可能となって常に
データを正確に記録することが可能となる。
【0018】請求項3記載の発明では、請求項1記載の
光学式情報記録再生装置において、記録条件設定手段に
よりディスクのイニシャライズ時にディスクのコントロ
ールトラックに記録されている温度と最適記録パワー値
が読み出されて記録条件が設定される。このため、記録
条件を迅速かつ最適に設定することができ、常にデータ
を迅速かつ正確に記録することが可能となる。
【0019】請求項4記載の発明では、請求項1記載の
光学式情報記録再生装置において、ディスクのイニシャ
ライズ時に温度が測定されてその測定温度がディスクの
コントロールトラックに既に記録されている温度と所定
値以上差がある場合再び最適記録パワー値が測定されて
その最適記録パワー値と測定温度がディスクのコントロ
ールトラックに書き込まれる。このため、温度変化に応
じて最適記録パワー値でデータの記録を行うことが可能
となり、常にデータを正確に記録することが可能とな
る。
【0020】請求項5記載の発明では、請求項1記載の
光学式情報記録再生装置において、記録条件設定手段に
よりディスクのイニシャライズ時に温度が測定されてそ
の測定温度がディスクのコントロールトラックに既に記
録されている温度と所定値以内の温度範囲にある場合デ
ィスクのコントロールトラックに既に記録されている少
なくとも1組以上の温度及び最適記録パワー値を基に記
録条件が設定される。このため、温度変化に応じて最適
記録パワー値でデータの記録を行うことが可能となり、
常にデータを正確に記録することが可能となる。
【0021】請求項6記載の発明では、請求項1記載の
光学式情報記録再生装置において、ディスクに対するデ
ータの記録又は再生時に温度が測定されてその測定温度
がディスクのコントロールトラックに既に記録されてい
る温度と所定値以上差がある場合再び最適記録パワー値
が測定されてその最適記録パワー値と測定温度がディス
クのコントロールトラックに書き込まれ、記録条件設定
手段によりデータがディスクに記録される際にディスク
のコントロールトラックに記録されている最適記録パワ
ー値が読み出されて記録条件が設定される。このため、
温度変化に応じて最適記録パワー値でデータの記録また
は再生を行うことが可能となり、常にデータの記録また
は再生を正確に行うことが可能となる。
【0022】請求項7記載の発明では、請求項1記載の
光学式情報記録再生装置において、記録条件設定手段に
よりディスクに対するデータの記録又は再生時に温度が
測定されてその測定温度がディスクのコントロールトラ
ックに既に記録されている温度と所定値以内の温度範囲
にある場合ディスクのコントロールトラックに記録され
ている少なくとも1組以上の温度及び最適記録パワー値
に基づいて記録条件が設定される。このため、温度変化
に応じて最適記録パワー値でデータの記録または再生を
行うことが可能となり、常にデータの記録または再生を
正確に行うことが可能となる。
【0023】請求項8記載の発明では、請求項1記載の
光学式情報記録再生装置において、温度と最適記録パワ
ー値が少なくともディスクの半径方向の2ヵ所以上の位
置で測定される。このため、ディスクの半径方向位置に
応じて最適な記録条件でデータを常に正確に記録するこ
とが可能となる。
【0024】請求項9記載の発明は、請求項8記載の光
学式情報記録再生装置において、記録パワー値補正手段
が少なくともディスクの半径方向の2ヵ所以上の位置で
の温度と最適記録パワー値によりディスクの各半径方向
位置に対する最適記録パワー値を補正する。このため、
ディスクの半径方向位置に応じて記録条件を迅速に最適
な記録条件に設定することが可能となり、常にデータを
迅速かつ正確に記録することが可能となる。
【0025】請求項10記載の発明は、請求項1記載の
光学式情報記録再生装置において、記録条件設定手段に
よりディスクのコントロールトラックに記録されている
少なくともディスクの2ヵ所以上の位置での温度と最適
記録パワー値に基づいて記録パワー値が設定される。こ
のため、温度に応じた最適記録パワー値を迅速に設定し
てデータを正確に記録することが可能となる。
【0026】
【実施例】図1は本発明の実施例の全体となる光学式情
報記録再生装置を示す。この光学式情報記録再生装置
は、各種データを記録する情報記録媒体であるディスク
11を回転させるモータ12と、このモータ2の回転数
を制御する回転制御系13と、ディスク11の記録面に
半導体レーザからの光を集光して照射する光ピックアッ
プ14と、この光ピックアップ14をディスク11の半
径方向に移動させるアクチュエータ制御系15と、光ピ
ックアップ14からの信号を検出する信号検出部16
と、装置内部の温度を検出する図示しない温度センサと
を備えている。
【0027】また、この光学式情報記録再生装置は、マ
イクロコンピュータ(CPU)を内蔵していてこのCP
Uにより装置全体の制御を司ると共に、ディスク11の
最適記録パワー値を求める処理等を行うドライブコント
ローラ17と、このドライブコントローラ17が各種の
処理を行う時に使用する記録エリアであるROM,RA
M等のメモリ18と、光ピックアップ14における半導
体レーザを駆動して記録時にはドライブコントローラ1
7からの最適記録パワー値で発光させるレーザ駆動回路
19とを備えている。
【0028】ディスク11にデータを記録する際には、
ドライブコントローラ17の指示によって回転制御系1
3がモータ12の回転制御を行ってディスク11を回転
させると、まず、ドライブコントローラ17の指示によ
ってアクチュエータ制御系15が光ピックアップ14を
移動させる。そして、レーザ駆動回路19がドライブコ
ントローラ17の指示によって光ピックアップ14にお
ける半導体レーザを駆動することで、この半導体レード
からの光が光ピックアップ14内の対物レンズにより集
光されてディスク11上のコントロールトラックに光ス
ポットとして照射され、その反射光が光ピックアップ1
4により受光されてその反射光に対応する信号が信号検
出部16によって検出される。
【0029】この信号検出部16の出力信号はドライブ
コントローラ17に送られ、ドライブコントローラ17
は信号検出部16の出力信号に応じて最適記録パワー値
を設定してアクチュエータ制御系15に送ることで光ピ
ックアップ14を移動させながら、最適記録パワー値及
びデータをレーザ駆動回路19に送ってディスク11の
記録面にデータで変調された最適記録パワー値のレーザ
光を照射させて各種のデータをディスク11上のトラッ
クに記録させる。
【0030】また、ディスク11に記録されているデー
タを再生する際には、ドライブコントローラ17の指示
によって回転制御系13がモータ12の回転制御を行っ
てディスク11を回転させ、レーザ駆動回路19がドラ
イブコントローラ17からの再生パワー値で光ピックア
ップ14における半導体レーザを駆動する。この半導体
レーザからの再生パワー値のレーザ光は光ピックアップ
14内の対物レンズにより集光されてディスク11上の
トラックに光スポットとして照射され、その反射光が光
ピックアップ14により受光されてその反射光に対応す
る信号が信号検出部16によって検出される。ドライブ
コントローラ17は信号検出部16の出力信号から各種
のデータを再生する。
【0031】次に、この光学式情報記録再生装置がディ
スク11をフォーマットする際の処理について説明す
る。図3はこの光学式情報記録再生装置の通常のディス
クフォーマット時の動作フローを示す。ドライブコント
ローラ17はホストコンピュータなどによりモードセレ
クトがされてフォーマットのコマンドが送られてくる
と、サーティファイコマンドによるサーティファイが有
るか否かを判断し、通常はサーティファイコマンドによ
るサーティファイが有るからディスク11上のユーザ使
用のデータ部を消去した後にディスク11の全面をサー
ティファイしてDDS,PDL,SDLをディスク11
に書き込んで処理を終了する。
【0032】この場合、ディスク11に対する情報の記
録,再生は上述と同様に行われる。また、データ部の消
去については、ディスク11の回転状態でレーザ駆動回
路19がドライブコントローラ17からの消去パワー値
で光ピックアップ14における半導体レーザを駆動し、
半導体レーザからの消去パワー値のレーザ光が光ピック
アップ14内の対物レンズにより集光されてディスク1
1上のトラックに光スポットとして照射されてディスク
11上のデータが消去される。
【0033】また、ドライブコントローラ17はサーテ
ィファイコマンドによるサーティファイがなければDD
S,PDL,SDLをディスク11に書き込んで処理を
終了する。
【0034】図4はディスク11における1024by
te/sectorのフォーマットでのDDSの位置を
示し、図5は512byte/sectorのフォーマ
ットでのDDSの位置を示す。なお、SCT0〜SCT
30はセクタナンバー0〜30を示し、Trk0〜Tr
kNはトラックナンバー0〜Nを示す。図6はDDSの
内容を示し、図7はPDLの内容を示す。図8及び図9
はSDLの内容を分割して示す。これらはいずれも13
0mmリライタブル(再記録可能)ディスクのISO規
格に基づいている。
【0035】図10はこの光学式情報記録再生装置にお
ける初期化フォーマットの処理フローを示す。ドライブ
コントローラ17はホストコンピュータなどによりモー
ドセレクトがされて初期化フォーマットのコマンドが送
られてくると、最適記録条件の選定としてフォーマット
時の温度センサによる測定温度とこの温度における最適
記録パワー値を温度センサの出力信号や信号検出部16
の出力信号などにより求める処理を行い、サーティファ
イコマンドによるサーティファイが有るか否かを判断し
てサーティファイコマンドによるサーティファイが有る
場合にはディスク11上のユーザ使用のデータ部を消去
した後にディスク11の全面をサーティファイしてDD
S,PDL,SDLおよび上記温度と最適記録パワー値
をディスク11に書き込んで処理を終了する。また、ド
ライブコントローラ17はサーティファイコマンドによ
るサーティファイがなければDDS,PDL,SDLお
よび上記温度と最適記録パワー値をディスク11に書き
込んで処理を終了する。
【0036】この場合、ドライブコントローラ17は温
度と最適記録パワー値をディスク11のコントロールト
ラックに記録し、この点が図3に示す通常のディスクフ
ォーマット時と異なる。ディスク11のコントロールト
ラックにおける温度と最適記録パワー値を記録する位置
については、例えば図6に示すDDSは21バイトまで
は使用されているが、22バイト以降が”FF”で埋め
られているので、このDDSの22バイト以降に温度と
最適記録パワー値を記録するようにする。
【0037】この光学式情報記録再生装置では、ディス
ク11のフォーマット時に温度とこの温度における最適
記録パワー値を測定してディスク11のコントロールト
ラックに記録するので、温度変化に応じて最適記録パワ
ー値を設定してその最適記録パワー値でデータの記録を
行うことが可能となり、常にデータを正確に記録するこ
とが可能となる。
【0038】本発明の第1の実施例では、上記図1に示
す光学式情報記録再生装置において、ドライブコントロ
ーラ17は図11に示すように初期化フォーマットの処
理フローでユーザ部の消去,ライト,リード(ディスク
11上のユーザ使用のデータ部を消去した後にディスク
11の全面をサーティファイする処理)の最中に装置内
部の温度上昇によりディスク11の記録面の温度が上が
った場合には必ずしも最適温度パワー値での記録ができ
なくなるから、温度センサによる測定温度が上記最適記
録条件として選定された温度に対して所定値以上、例え
ば±10℃以上変化した場合には再度最適記録条件の選
定として温度とこの温度における最適記録パワー値を温
度センサの出力信号や信号検出部16の出力信号などに
より求める処理を行い、その求めた温度と最適記録パワ
ー値で再度ユーザ部の消去,ライト,リードを行ってD
DS,PDL,SDLをディスク11に書き込み、その
後で求めた温度と最適記録パワー値をディスク11のコ
ントロールトラックに記録する。
【0039】この第1の実施例では、ディスク11のフ
ォーマット時に温度が最適記録条件として選定した温度
より所定値以上変化した場合再び温度と最適記録パワー
値を測定してディスク11のコントロールトラックに書
き込むので、ディスク11のフォーマット時に温度変化
が生じても最適記録パワー値及び温度をディスク11の
コントロールトラックに書き込むことができ、温度変化
に応じて最適記録パワー値でデータの記録を行うことが
可能となって常にデータを正確に記録することが可能と
なる。
【0040】本発明の第2の実施例では、上記図1に示
す光学式情報記録再生装置において、既に最適記録条件
が記録されているディスク11をセットしてイニシャラ
イズを行う時にドライブコントローラ17は温度センサ
による装置内部の測定温度がディスク11のコントロー
ルトラックから読み出した温度に対して所定値以上、例
えば±10℃以上変化した場合には再度最適記録条件を
選定する。例えば、最適記録条件として室温(25℃)
と,それに対応する最適記録パワー値が記録されている
ディスク11を5℃または50℃というような高低温の
環境下で使用した場合は25℃における最適記録パワー
値では必ずしも最適な記録条件ではなく、正確にデータ
をディスク11に記録できない恐れがある。
【0041】図12は温度が変化した場合の記録パワー
値とC/N値との関係の一例を示す。この関係から明ら
かなように例えば各温度におけるC/Nの最高値に対応
する記録パワー値をその温度の最適記録パワー値とすれ
ば、室温と50℃とで最適記録パワー値が異なり、50
℃の時には室温での最適記録パワー値ではデータをディ
スク11に正確に記録できない。そこで、ドライブコン
トローラ17はイニシャライズ時に温度センサによる装
置内部の測定温度が例えば50℃の時にはこの温度にお
ける最適記録パワー値を再度求めてこの最適記録パワー
値および測定温度の50℃をディスク11のコントロー
ルトラックに記録する。そして、データを記録する際に
は、ドライブコントローラ17はディスク11のコント
ロールトラックに記録されている温度及び最適記録パワ
ー値を読み出してこれらにより現在の温度における最適
記録パワー値を記録条件として設定する。このため、記
録条件を常に使用環境温度に応じて設定でき、温度変化
に応じた最適記録パワー値でデータの記録を行うことが
可能となって常にデータを正確に記録することが可能と
なる。
【0042】本発明の第3の実施例では、上記第2の実
施例において、ディスク11をセットしてイニシャライ
ズを行う時にはドライブコントローラ17は温度センサ
による測定温度がディスク11のコントロールトラック
から読み出した温度に対して所定値以内の温度範囲、例
えば±10℃以内の範囲にある場合にはディスク11の
コントロールトラックに記録されている例えば25℃に
おける最適記録パワー値を基に現在の温度における最適
記録パワー値を記録条件として設定する。また、ドライ
ブコントローラ17はディスク11のコントロールトラ
ックに複数組の温度および最適記録パワー値、例えば5
℃,15℃,25℃・・・55℃およびこれらの温度で
の最適記録パワー値が記録されている場合には、イニシ
ャライズ時に温度センサによる測定温度が上記温度のい
ずれであっても最適記録パワー値を測定せずにディスク
11のコントロールトラックに記録されている複数組の
温度および最適記録パワー値により温度センサによる測
定温度に応じて最適な最適記録パワー値を記録条件とし
て設定する。このため、温度変化に応じて最適記録パワ
ー値でデータの記録を行うことが可能となり、常にデー
タを正確に記録することが可能となる。
【0043】本発明の第4の実施例では、上記図1に示
す光学式情報記録再生装置において、ディスク11に対
するデータの記録又は再生を行っているリードライト動
作中にドライブコントローラ17は温度センサによる測
定温度がディスク11のコントロールトラックから読み
出した温度に対して所定値以上、例えば±10℃以上変
化したか否かを判断して温度が±10℃以上変化した場
合にはリードライト動作を一時中断して現在の温度にお
ける最適記録パワー値を求め、この最適記録パワー値と
温度センサによる測定温度をディスク11のコントロー
ルトラックに記録する。そして、ドライブコントローラ
17はディスク11のコントロールトラックに記録され
ている温度及び最適記録パワー値を読み出してこれらに
より現在の温度における最適記録パワー値を記録条件と
して設定する。このため、常に使用環境温度に応じた記
録条件でリードライト動作を行うことができ、常に正確
にリードライト動作を行うことが可能となる。
【0044】本発明の第5の実施例では、上記第4の実
施例において、ドライブコントローラ17はリードライ
ト動作中に温度センサによる測定温度がディスク11の
コントロールトラックから読み出した温度に対して所定
値以内、例えば±10℃以内の温度範囲にある場合にデ
ィスク11のコントロールトラックに記録されている例
えば25℃における最適記録パワー値を基に現在の温度
における最適記録パワー値を記録条件として設定する。
このとき、ドライブコントローラ17はディスク11の
コントロールトラックに複数組の温度と最適記録パワー
値が記録されている場合にはリードライト動作中に温度
が所定値以上変化してもその温度に対応した最適記録パ
ワー値をディスク11のコントロールトラックから読み
出してその最適記録パワー値を記録条件として設定す
る。このため、常に使用環境温度に応じた記録条件で再
度リードライト動作を行うことができ、常に正確にリー
ドライト動作を行うことが可能となる。
【0045】本発明の実施例の前提となる他の光学式情
報記録再生装置では、上記図1に示す光学式情報記録再
生装置において、ドライブコントローラ17は温度とこ
の温度における最適記録パワー値をディスク11の内周
側と外周側とで別個に測定してディスク11のコントロ
ールトラックに記録するようにしたものである。これは
130mmリライタブル光ディスクの場合半径30mm
の内周と半径60mmの外周とでは光スポットの光ディ
スクに対する線速が異なり、図13に示すようにC/N
値の記録パワー依存性が異なるためである。また、ディ
スク11の内周ではモータ12が回転する際に発生する
熱などの影響を受けて温度が上昇しやすく、ディスク1
1の内周と外周とで温度が異なるためである。したがっ
て、この光学式情報記録再生装置では、ディスクの半径
方向位置に応じて最適な記録条件を設定してその記録条
件でデータを常に正確に記録することが可能となる。
【0046】本発明の第6の実施例では、上記他の光学
式情報記録再生装置において、ドライブコントローラ1
7はディスク11の内周(半径30mmの周)と外周
(半径60mmの周)で測定した温度と最適記録パワー
値をディスク11のコントロールトラックから読み出し
てこれらにより図14に示すように回帰直線近似でディ
スク11上の他の周、例えば中周(半径45mmの周)
に対する最適記録パワー値を求めてその周の記録条件と
して設定する。このため、ディスク11の半径方向位置
に応じて記録条件を迅速に最適な記録条件に設定するこ
とが可能となり、常にデータを迅速かつ正確に記録する
ことが可能となる。
【0047】本発明の第7の実施例では、上記第4の実
施例において、ドライブコントローラ17はディスク1
1のコントロールトラックに記録されている例えば25
℃の最適記録パワー値と40℃の最適記録パワー値から
図15に示すように回帰直線近似により温度センサによ
る測定温度に対する最適記録パワー値を求めてその最適
記録パワー値を記録条件として設定する。このため、温
度に応じた最適記録パワー値を迅速に設定してデータを
正確に記録することが可能となる。なお、第6の実施例
及び第7の実施例において、上記回帰直線近似の代りに
回帰曲線近似で最適記録パワー値を求めるようにしても
よい。
【0048】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、ディスクに半導体レーザを用いてデータを記録し、
そのデータを読み出して再生する光学式情報記録再生装
置において、前記ディスクのフォーマット時におけるサ
ーティファイ前の温度および該温度における最適記録パ
ワー値を選定温度および選定最適記録パワー値として測
定して前記サーティファイ前の選定温度と選定最適記録
パワー値を前記ディスクのコントロールトラックに書き
込み、サーティファイ後の温度変化が前記選定温度から
所定値以上である場合には再び温度と最適記録パワー値
を測定して新たな選定温度および選定最適記録パワー値
として前記ディスクのコントロールトラックに書き込む
ので、温度変化に応じて最適記録パワー値でデータの記
録を行うことが可能となり、常にデータを正確に記録す
ることが可能となる。
【0049】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の光学式情報記録再生装置において、2以上の温度に
おける最適記録パワー値を測定し、この測定結果に基づ
いて温度と最適記録パワー値の関係を求め、この関係を
前記ディスクのコントロールトラックに書き込むので、
ディスクのフォーマット時に温度変化が生じても最適記
録パワー値及び温度をディスクのコントロールトラック
に書き込むことができ、温度変化に応じて最適記録パワ
ー値でデータの記録を行うことが可能となって常にデー
タを正確に記録することが可能となる。
【0050】請求項3記載の発明によれば、請求項1記
載の光学式情報記録再生装置において、前記ディスクの
イニシャライズ時に前記ディスクのコントロールトラッ
クに記録されている温度と最適記録パワー値を読み出し
て記録条件を設定する記録条件設定手段を備えたので、
記録条件を迅速かつ最適に設定することができ、常にデ
ータを迅速かつ正確に記録することが可能となる。
【0051】請求項4記載の発明によれば、請求項1記
載の光学式情報記録再生装置において、前記ディスクの
イニシャライズ時に温度を測定してその測定温度が前記
ディスクのコントロールトラックに既に記録されている
温度と所定値以上差がある場合再び最適記録パワー値を
測定してその最適記録パワー値と前記測定温度を前記デ
ィスクのコントロールトラックに書き込むので、温度変
化に応じて最適記録パワー値でデータの記録を行うこと
が可能となり、常にデータを正確に記録することが可能
となる。
【0052】請求項5記載の発明によれば、請求項1記
載の光学式情報記録再生装置において、前記ディスクの
イニシャライズ時に温度を測定してその測定温度が前記
ディスクのコントロールトラックに既に記録されている
温度と所定値以内の温度範囲にある場合前記ディスクの
コントロールトラックに既に記録されている少なくとも
1組以上の温度及び最適記録パワー値を基に記録条件を
設定する記録条件設定手段を備えたので、温度変化に応
じて最適記録パワー値でデータの記録を行うことが可能
となり、常にデータを正確に記録することが可能とな
る。
【0053】請求項6記載の発明によれば、請求項1記
載の光学式情報記録再生装置において、データを前記デ
ィスクに記録する際に前記ディスクのコントロールトラ
ックに記録されている最適記録パワー値を読み出して記
録条件を設定する記録条件設定手段を備え、かつ、前記
ディスクに対するデータの記録又は再生時に温度を測定
してその測定温度が前記ディスクのコントロールトラッ
クに既に記録されている温度と所定値以上差がある場合
再び最適記録パワー値を測定してその最適記録パワー値
と前記測定温度を前記ディスクのコントロールトラック
に書き込むので、温度変化に応じて最適記録パワー値で
データの記録または再生を行うことが可能となり、常に
データの記録または再生を正確に行うことが可能とな
る。
【0054】請求項7記載の発明によれば、請求項1記
載の光学式情報記録再生装置において、前記ディスクに
対するデータの記録又は再生時に温度を測定してその測
定温度が前記ディスクのコントロールトラックに既に記
録されている温度と所定値以内の温度範囲にある場合前
記ディスクのコントロールトラックに記録されている少
なくとも1組以上の温度及び最適記録パワー値に基づい
て記録条件を設定する記録条件設定手段を備えたので、
温度変化に応じて最適記録パワー値でデータの記録また
は再生を行うことが可能となり、常にデータの記録また
は再生を正確に行うことが可能となる。
【0055】請求項8記載の発明によれば、請求項1記
載の光学式情報記録再生装置において、温度と最適記録
パワー値を少なくとも前記ディスクの半径方向の2ヵ所
以上の位置で測定するので、ディスクの半径方向位置に
応じて最適な記録条件でデータを常に正確に記録するこ
とが可能となる。
【0056】請求項9記載の発明によれば、請求項8記
載の光学式情報記録再生装置において、少なくとも前記
ディスクの半径方向の2ヵ所以上の位置での温度と最適
記録パワー値により前記ディスクの各半径方向位置に対
する最適記録パワー値を補正する記録パワー値補正手段
を備えたので、ディスクの半径方向位置に応じて記録条
件を迅速に最適な記録条件に設定することが可能とな
り、常にデータを迅速かつ正確に記録することが可能と
なる。
【0057】請求項10記載の発明によれば、請求項1
記載の光学式情報記録再生装置において、前記ディスク
のコントロールトラックに記録されている少なくとも前
記ディスクの2ヵ所以上の位置での温度と最適記録パワ
ー値に基づいて記録パワー値を設定する記録条件設定手
段を備えたので、温度に応じた最適記録パワー値を迅速
に設定してデータを正確に記録することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の前提となる光学式情報記録再
生装置を示すブロック図である。
【図2】本発明の第7の実施例を説明するための図であ
る。
【図3】図1に示す光学式情報記録再生装置の通常のフ
ォーマット時の動作フローを示すフローチャートであ
る。
【図4】ディスクにおける1024byte/sect
orのフォーマットを示す図である。
【図5】ディスクにおける512byte/secto
rのフォーマットを示す図である。
【図6】DDSの内容を示す図である。
【図7】PDLの内容を示す図である。
【図8】SDLの内容の一部を示す図である。
【図9】SDLの内容の他の一部を示す図である。
【図10】上記図1に示す光学式情報記録再生装置の初
期化フォーマット処理を示すフローチャートである。
【図11】本発明の第1の実施例の初期化フォーマット
処理を示すフローチャートである。
【図12】ディスクに対するデータ記録時の温度とC/
N値との関係を示す特性図である。
【図13】ディスクに対するデータ記録時におけるC/
Nの記録パワー依存性を示す特性図である。
【図14】本発明の第6の実施例を説明するための図
ある。
【符号の説明】11 ディスク 12 モータ 13 回転制御系 14 光ピックアップ 15 アクチュエータ制御系 16 信号検出部 17 ドライブコントローラ 18 メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−121130(JP,A) 特開 昭64−23425(JP,A) 特開 平4−10238(JP,A) 特開 平2−5221(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 7/00 - 7/013 G11B 7/125

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスクに半導体レーザを用いてデータを
    記録し、そのデータを読み出して再生する光学式情報記
    録再生装置において、前記ディスクのフォーマット時
    おけるサーティファイ前の温度および該温度における最
    適記録パワー値を選定温度および選定最適記録パワー値
    として測定して前記サーティファイ前の選定温度と選定
    最適記録パワー値を前記ディスクのコントロールトラッ
    クに書き込み、サーティファイ後の温度変化が前記選定
    温度から所定値以上である場合には再び温度と最適記録
    パワー値を測定して新たな選定温度および選定最適記録
    パワー値として前記ディスクのコントロールトラックに
    書き込むことを特徴とする光学式情報記録再生装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の光学式情報記録再生装置に
    おいて、2以上の温度における最適記録パワー値を測定
    し、この測定結果に基づいて温度と最適記録パワー値の
    関係を求め、この関係を前記ディスクのコントロールト
    ラックに書き込むことを特徴とする光学式情報記録再生
    装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の光学式情報記録再生装置に
    おいて、前記ディスクのイニシャライズ時に前記ディス
    クのコントロールトラックに記録されている温度と最適
    記録パワー値を読み出して記録条件を設定する記録条件
    設定手段を備えたことを特徴とする光学式情報記録再生
    装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の光学式情報記録再生装置に
    おいて、前記ディスクのイニシャライズ時に温度を測定
    してその測定温度が前記ディスクのコントロールトラッ
    クに既に記録されている温度と所定値以上差がある場合
    再び最適記録パワー値を測定してその最適記録パワー値
    と前記測定温度を前記ディスクのコントロールトラック
    に書き込むことを特徴とする光学式情報記録再生装置。
  5. 【請求項5】請求項1記載の光学式情報記録再生装置に
    おいて、前記ディスクのイニシャライズ時に温度を測定
    してその測定温度が前記ディスクのコントロールトラッ
    クに既に記録されている温度と所定値以内の温度範囲に
    ある場合前記ディスクのコントロールトラックに既に記
    録されている少なくとも1組以上の温度及び最適記録パ
    ワー値を基に記録条件を設定する記録条件設定手段を備
    えたことを特徴とする光学式情報記録再生装置。
  6. 【請求項6】請求項1記載の光学式情報記録再生装置に
    おいて、データを前記ディスクに記録する際に前記ディ
    スクのコントロールトラックに記録されている最適記録
    パワー値を読み出して記録条件を設定する記録条件設定
    手段を備え、かつ、前記ディスクに対するデータの記録
    又は再生時に温度を測定してその測定温度が前記ディス
    クのコントロールトラックに既に記録されている温度と
    所定値以上差がある場合再び最適記録パワー値を測定し
    てその最適記録パワー値と前記測定温度を前記ディスク
    のコントロールトラックに書き込むことを特徴とする光
    学式情報記録再生装置。
  7. 【請求項7】請求項1記載の光学式情報記録再生装置に
    おいて、前記ディスクに対するデータの記録又は再生時
    に温度を測定してその測定温度が前記ディスクのコント
    ロールトラックに既に記録されている温度と所定値以内
    の温度範囲にある場合前記ディスクのコントロールトラ
    ックに記録されている少なくとも1組以上の温度及び最
    適記録パワー値に基づいて記録条件を設定する記録条件
    設定手段を備えたことを特徴とする光学式情報記録再生
    装置。
  8. 【請求項8】請求項1記載の光学式情報記録再生装置に
    おいて、温度と最適記録パワー値を少なくとも前記ディ
    スクの半径方向の2ヵ所以上の位置で測定することを特
    徴とする光学式情報記録再生装置。
  9. 【請求項9】請求項8記載の光学式情報記録再生装置に
    おいて、少なくとも前記ディスクの半径方向の2ヵ所以
    上の位置での温度と最適記録パワー値により前記ディス
    クの各半径方向位置に対する最適記録パワー値を補正す
    る記録パワー値補正手段を備えたことを特徴とする光学
    式情報記録再生装置。
  10. 【請求項10】請求項1記載の光学式情報記録再生装置
    において、前記ディスクのコントロールトラックに記録
    されている少なくとも前記ディスクの2ヵ所以上の位置
    での温度と最適記録パワー値に基づいて記録パワー値を
    設定する記録条件設定手段を備えたことを特徴とする光
    学式情報記録再生装置。
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