JP3188327U - 指圧具 - Google Patents
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Abstract
【課題】指に差し込み、また、掌に保持して使用する指圧具であって、指が疲れにくく使用時の安定性の高い指圧具を提供する。
【解決手段】指圧具1は、所定肉厚の本体部10と、本体部10の先端に取り付けられた、切頭円錐形の指圧突起20と、により構成される。本体部10は、指圧突起20側に向けて先細りの円錐形状である内面を有する胴部11と、先端部12により形成され、硬性素材(例えば硬質プラスチック)からなる。本体部は、射出により一体成型されている。この先端部12内面は、胴部11より角度がより大きな円錐形としているため、断面は中途で折れ曲がった構成となり先細りを強めた形状である。また、胴部11の基端には顎部13が形成されている。
【選択図】図1
【解決手段】指圧具1は、所定肉厚の本体部10と、本体部10の先端に取り付けられた、切頭円錐形の指圧突起20と、により構成される。本体部10は、指圧突起20側に向けて先細りの円錐形状である内面を有する胴部11と、先端部12により形成され、硬性素材(例えば硬質プラスチック)からなる。本体部は、射出により一体成型されている。この先端部12内面は、胴部11より角度がより大きな円錐形としているため、断面は中途で折れ曲がった構成となり先細りを強めた形状である。また、胴部11の基端には顎部13が形成されている。
【選択図】図1
Description
本考案は、指に差し込み、また、掌に保持して使用する指圧具に関し、特に、指が疲れにくく使用時の安定性の高い指圧具に関する。
指に装着する指圧具として、実開平05−009548号、特開平2012−139254号の開示される技術が知られている。
これらはそれぞれ、指輪状、指サック状の形態であり、表面に指圧突起を備える。使用時には、指に装着して、突起部分を人体表面のツボに当てて押圧刺激する。これにより、小さな指圧突起を直接手や指で持つ労をなくし、細やかな指圧感覚も失わず、簡便かつ的確な指圧をおこなうことができる。
しかしながら、従来の技術では以下の問題点があった。上記の指圧具は、指圧突起が事実上指に直接的に密着固定された状態であるため、押圧負担が、直接指にかかり、指が疲労しやすく、指を痛める場合があるという問題点があった。
本考案は上記に鑑みてなされたものであって、指に差し込み、また、掌に保持して使用する指圧具であって、指が疲れにくく使用時の安定性の高い指圧具を提供することを目的とする。
請求項1に記載の指圧具は、内側が指を密に差し込み可能であり、指の差し込み後に当該指の先端が内側先端に当接しない内側先端部分形状として、略紡錘形、略切頭錐形、略球面形、または、略錐形に形成され、外側の先端に指圧用の凸体を形成または取り付けたことを特徴とする。
すなわち、請求項1に係る発明は、指先が指圧具から浮き、指全体として凸体をツボに押圧できるため、指が疲れにくく使用時の安定性の高い指圧具を提供可能となる。
なお、錐形とは、円錐であっても角錐であってもよい。球面形とは、半球より小さな球面であることが好ましい。また、指圧具の長さは、指に装着できる長さであれば特に限定されないが、例えば第二関節まではまる長さ、すなわち、5cm〜7cmとする例を挙げることができる。指圧具は、剛性の高いものであることが好ましいが、挿入時の面接触ないし保持性の観点から、ある程度形状が変化するプラスチック素材としてもよい。特にプラスチック素材は一体成型可能であるので製造効率に優れる。
請求項2に記載の指圧具は、請求項1に記載の指圧具において、内側先端部分から基端までの内側が錐形として接続されていることを特徴とする。
すなわち、請求項2に係る発明は、指全体の保持性が高まり、使用感が高まる。
なお、錐形とは、基端に向かって拡径する円筒をいう。この場合、内側先端部が錐形である場合、軸に沿った断面は中途で折れ曲がりや段が生じる。
請求項3に記載の指圧具は、請求項1または2に記載の指圧具において、内側面にゴム層またはスポンジ層を設けたことを特徴とする。
すなわち、請求項3に係る発明は、指全体の保持性が更に高まり、使用感に優れる。
なお、ゴム層またはスポンジ層は、内面にゴムシートまたはスポンジシートを全面または部分的に貼り付けることにより形成してもよい。
請求項4に記載の指圧具は、請求項1、2または3に記載の指圧具において、基端に鍔を設けたことを特徴とする。
すなわち、請求項4に係る発明は、基端の剛性が高まり、掌に包んで使用する際に押圧がしやすくなる。
本考案によれば、指に差し込み、また、掌に保持して使用する指圧具であって、指が疲れにくく使用時の安定性の高い指圧具を提供することができる。
以下、本考案の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の指圧具の外観構成および軸に沿った断面を表した図である。指圧具1は、図示したように、所定肉厚の本体部10と、本体部10の先端に取り付けられた、切頭円錐形の指圧突起20と、により構成される。
図1は、本発明の指圧具の外観構成および軸に沿った断面を表した図である。指圧具1は、図示したように、所定肉厚の本体部10と、本体部10の先端に取り付けられた、切頭円錐形の指圧突起20と、により構成される。
本体部10は、指圧突起20側に向けて先細りの円錐形状である内面を有する胴部11と、先端部12により形成され、硬性素材(例えば硬質プラスチック)からなる。本体部は、射出により一体成型されている。図示したように、この先端部12内面は、胴部11より角度がより大きな円錐形としているため、断面は中途で折れ曲がった構成となり先細りを強めた形状である。また、胴部11の基端には鍔部13が形成されている。
指圧突起20は中実であり、半球と切頭円錐との中間形状を有し、ツボに当接する部分は緩やかな突が形成されている。この形状とすることにより、角に由来する不適切な押圧とならず、かつ、少ない力でツボに効果的に圧力を加えることが可能となる。指圧突起20の素材は硬質プラスチックでもよいし、ゲルマニウムといった金属素材としてもよい。
図2は、使用態様の一例を示した説明図である。図2(a)および(b)では人差指を用いた例を示している。図2(a)に示したように、人差指は本体部10の中途まで差し込むことができ、指圧具1は、概ね第二関節近近くまでの深さで止まる長さとしている。換言すれば、指圧具1は、指を中途までしか差し込むことができず、指先端と本体部10の内側先端とは離間する太さないし構成としている。
このような差し込み態様であるので、従来は指先まで挿入するもしくは指先に装着する指圧具のように、指先に直に応力がかかり指先が疲れやすかったところ、本発明の指圧具1は、指全体で力をかけることができ、また、差し込み姿勢が安定するので、時間使用しても疲れにくく、好適な使用感を得られる。なお、図2(b)に示したように、人指し指を折り曲げて指に嵌めても、また、図2(c)のように掌に包んで保持して使用しても、鍔部13により全体の強度が高まっているため、中折れするようなことがなく、様々な押圧が可能となる。
図3は、本発明の指圧具の他の構成例を示した説明図である。この例では、本体部10は、先端部12の内側が紡錘形であり、これに切頭円錐形の胴部11が連続する構成となっている。また、本体部10の先端外側にはネジが設けてあり、指圧突起20は、ネジにより着脱可能に螺合されている。この構成では、指圧突起20は交換可能であり、ツボに対する接触面積が小さなものから大きなものまで、種々取り付けることができ、ツボの場所に応じて適切な指圧感を得ることができる。
この他、本体部10の先端部分は、角錐型、球面形等とすることができる。また、胴部11の内側や先端部12の内側には、ゴムシートやスポンジシートを取り付け、緩衝性および保持性をより高めることもできる。
使用に際しては、図2に示したように、(a)指を伸ばしたまま指圧具1を差し込み、そのまま指を曲げずにツボに突き当てるほか、(b)カギ型に曲げて指を引っかけ、スナップ運動をするように押圧することもできる。この場合、掌底、小指と親指、または、小指外側面のいずれか、もしくはいずれをも支点としつつ、親指、中指で本体の胴部を支えながら押圧すれば、極めて良好な安定感を伴って押圧することもできる。
また、図2(c)のように、底面の鍔部13を掌に押し当てながら胴部11を指で摘むようにして押圧するようにしてもよい。
なお、指圧具の本体部10の外形は特に限定されず、プリントや立体的な装飾を施し需要者の趣味感を演出するような構成としてもよい。
1 指圧具
10 本体部
11 胴部
12 先端部
13 鍔部
20 指圧突起
10 本体部
11 胴部
12 先端部
13 鍔部
20 指圧突起
Claims (4)
- 内側が指を密に差し込み可能であり、指の差し込み後に当該指の先端が内側先端に当接しない内側先端部分形状として、略紡錘形、略切頭錐形、略球面形、または、略錐形に形成され、
外側の先端に指圧用の凸体を形成または取り付けたことを特徴とする指圧具。 - 内側先端部分から基端までの内側が錐形として接続されていることを特徴とする請求項1に記載の指圧具。
- 内側面にゴム層またはスポンジ層を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の指圧具。
- 基端に鍔を設けたことを特徴とする請求項1、2または3に記載の指圧具。
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3188327U true JP3188327U (ja) | 2014-01-16 |
Family
ID=
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017124137A (ja) * | 2016-01-15 | 2017-07-20 | 美智子 安藤 | 軟性按摩補助具 |
KR20190098382A (ko) * | 2018-02-14 | 2019-08-22 | 김완영 | 지압용 골무 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017124137A (ja) * | 2016-01-15 | 2017-07-20 | 美智子 安藤 | 軟性按摩補助具 |
KR20190098382A (ko) * | 2018-02-14 | 2019-08-22 | 김완영 | 지압용 골무 |
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