JP5860184B1 - 繭のローラー体を用いたマッサージローラー及び繭のローラー体を用いたリング状マッサージローラー並びにその作成用キット - Google Patents
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Abstract
【課題】繭のローラー体を回転させて、皮膚をマッサージするローラーを提供する。【解決手段】繭1の長軸方向の両端頂部の略中心部に回転用軸装着孔2を設けた繭のローラー体3を、繭のローラー体に適合する回転用軸4とその把持部5を備えたマッサージローラー器体6に装着してなる、繭のローラー体を回転させて皮膚をマッサージするマッサージローラーであって、繭のローラー体を押圧して変形させ、その使用感を変えるえることを特徴とする繭のローラー体を用いたマッサージローラー。【選択図】図1
Description
本発明は、繭のローラー体を用いたマッサージローラーに関するものである。
ローラー体の材質に特徴があり、かつ、皮膚面に化粧水等を施すことができるマッサージローラーの先行技術として「植物油を含浸させた木製のマッサージ用のローラー」がある(例えば、特許文献1参照)。
また、楕円形のローラー体を有するマッサージローラーで、かつ、化粧料との併用使用を提案する先行技術として、「素肌用ローラー」がある(例えば、特許文献2参照)。
実登3169078号公報(請求項1,図1〜2) 特開平2−104359号公報(請求項1〜3,図1〜10)
また、楕円形のローラー体を有するマッサージローラーで、かつ、化粧料との併用使用を提案する先行技術として、「素肌用ローラー」がある(例えば、特許文献2参照)。
本願発明は、内部に充填物を充填しない繭の両端頂部に回転用軸装着孔を設けた繭のローラー体を回転させて、皮膚をマッサージするローラーを提案し、回転用軸装着孔を設ける加工などが省力的に行えるメリットを得るとともに、繭のローラー体を押圧して変形させ、その使用感を変えることを特徴とするマッサージローラーを提供しようとするものである。
上記課題を解決するため、本発明の繭のローラー体を用いたマッサージローラーは、内部に充填物を充填しない繭の長軸方向の両端頂部の略中心部に回転用軸装着孔を設けた繭のローラー体を、該繭のローラー体に適合する回転用軸とその把持部を備えたマッサージローラー器体に装着してなる、繭のローラー体を回転させて皮膚をマッサージするマッサージローラーであって、該繭のローラー体を押圧して変形させ、その使用感を変える。
上記課題を解決するため、本発明の繭のローラー体を用いたマッサージローラー作成用キットは、請求項1記載の繭のローラー体とマッサージローラー器体の構成部品とを必須の構成部品としてなす。
上記課題を解決するため、繭のローラー体を用いたリング状マッサージローラーは、請求項1記載の繭のローラー体に、適合する回転軸用芯材を挿通し、前記繭のローラー体を回転させて皮膚をマッサージするマッサージローラーであって、前記繭を複数個用いて、前記回転軸用芯材を挿通して複数個を連結したうえで、リング状に形成してなる、繭のローラー体を用いたリング状マッサージローラーであって、該繭のローラー体を押圧して変形させ、その使用感を変える。
上記課題を解決するため、繭のローラー体を用いたリング状マッサージローラー作成用キットは、請求項1記載の繭のローラー体の複数個とこれに適合する回転軸用芯材とを必須の構成部品としてなす。
繭をマッサージローラーのローラー体に用いることで、顔面のマッサージに理想的な楕円形状とする加工が不要になるとともに、回転用軸装着孔を設けるための加工も内部が中空であるため省力的に行える利点を得るとともに、必要に応じてローラー体を押圧して変形させ、その使用感を変えることができる。
繭のローラー体は、化粧水等を含浸させて皮膚に化粧水等を施す用途にも利用でき、マッサージローラーとしての価値向上が図れるとともに、化粧水等を使用者の必要に応じて含浸させることで、化粧水等の塗布を必要としない使用者や化粧水等の品質などに拘る使用者にも不都合が生じない。
また、繭の軽さと繊維質が絡み合った繭の表面が皮膚面と良く絡み合い、自らは回転しない回転用軸を備えた簡易なマッサージローラーに装着した場合でも皮膚面上でよく回転する。
繭のローラー体を用いたリング状マッサージローラーの場合にも、手首や首に装着し、装着部位をマッサージするに際し、必要に応じてローラー体を押圧して変形させ、その使用感を変えることができるとともに、使用後は、手首や首に装着して装身具として利用することができる。
上記のように、リング状マッサージローラーを装身具として利用する場合、繭のローラー体に香水等を含浸させて匂いを放散させる用途に利用することで、装身具としての価値を向上させることができる。
本発明による、繭のローラー体を用いたマッサージローラーの実施形態について以下に述べる。
繭は蚕の繭を用い、限定するものではないが、蛹を取り出したものを使用することが望ましい。
繭には、毛羽を取る処理、毛羽立ちを抑制する処理、殺菌処理、加熱処理、蒸煮処理、加圧処理、着香加工、光沢加工、着色加工、模様体描画加工、コーティング加工、などの処理や加工を任意に選択して実施することができる。
繭の長軸方向の両端頂部の略中心部に回転用軸装着孔を設ける方法は、用具や手法に限定されるものではなく、例えば、平坦な場所に繭を置いた状態で左右両端の頂部の同じ高さの位置を決めて略中心部とする方法を選択することができる。
回転用軸装着孔を設けた繭のローラー体は、押圧により繭の外周面を変形させることができ、これを皮膚面で回転させると、変形前と全く異なる使用感を得ることができる。
押圧により生じた外周面の変形は、変形が生じた屈曲部の側方を押圧することで元の状態に復するので、押圧による変形は、必要に応じて繰り返し行うことができる。
繭は蚕の繭を用い、限定するものではないが、蛹を取り出したものを使用することが望ましい。
繭には、毛羽を取る処理、毛羽立ちを抑制する処理、殺菌処理、加熱処理、蒸煮処理、加圧処理、着香加工、光沢加工、着色加工、模様体描画加工、コーティング加工、などの処理や加工を任意に選択して実施することができる。
繭の長軸方向の両端頂部の略中心部に回転用軸装着孔を設ける方法は、用具や手法に限定されるものではなく、例えば、平坦な場所に繭を置いた状態で左右両端の頂部の同じ高さの位置を決めて略中心部とする方法を選択することができる。
回転用軸装着孔を設けた繭のローラー体は、押圧により繭の外周面を変形させることができ、これを皮膚面で回転させると、変形前と全く異なる使用感を得ることができる。
押圧により生じた外周面の変形は、変形が生じた屈曲部の側方を押圧することで元の状態に復するので、押圧による変形は、必要に応じて繰り返し行うことができる。
回転用軸とその把持部を備えたマッサージローラー器体には、二つのタイプがあり、任意に選択することができる。
第一のタイプは、I字状の回転用軸を備えたマッサージローラー器体であり、回転用軸装着孔にI字状の回転用軸を挿通して装着する。
第二のタイプは、二股状に分かれた股の両先端部内側に回転用軸を対向させて設けた二股間挟着式のマッサージローラー器体であり、繭のローラー体の左右両端頂部の回転用軸装着孔に、左右それぞれから回転用軸を嵌め込んで挟着する。
また、回転用軸とその把持部を備えたマッサージローラー器体は、その形成素材を限定するものではないが、例えば、金属、合成樹脂、木、竹、ガラス、及びそれらを組み合わせて形成することができる。
第一のタイプは、I字状の回転用軸を備えたマッサージローラー器体であり、回転用軸装着孔にI字状の回転用軸を挿通して装着する。
第二のタイプは、二股状に分かれた股の両先端部内側に回転用軸を対向させて設けた二股間挟着式のマッサージローラー器体であり、繭のローラー体の左右両端頂部の回転用軸装着孔に、左右それぞれから回転用軸を嵌め込んで挟着する。
また、回転用軸とその把持部を備えたマッサージローラー器体は、その形成素材を限定するものではないが、例えば、金属、合成樹脂、木、竹、ガラス、及びそれらを組み合わせて形成することができる。
繭のローラー体に適合する回転用軸は、回転用軸装着孔の径に見合う太さと、装着する繭のローラー体の長軸方向の幅に見合う長さと、任意に介在させるビーズ玉などの寸法等を考慮して設定し適合させる。
ただし、前記の二股間挟着式のマッサージローラー器体の場合は、回転用軸装着孔の径に見合う太さと、挟着する繭のローラー体の長軸方向の幅に見合う幅と、任意に介在させるビーズ玉などの寸法等を考慮して、二股間の回転用軸間の幅を設定して、繭のローラー体に適合する回転用軸となす。
ただし、前記の二股間挟着式のマッサージローラー器体の場合は、回転用軸装着孔の径に見合う太さと、挟着する繭のローラー体の長軸方向の幅に見合う幅と、任意に介在させるビーズ玉などの寸法等を考慮して、二股間の回転用軸間の幅を設定して、繭のローラー体に適合する回転用軸となす。
上記したように、繭のローラー体をマッサージローラー器体に装着する際に、繭のローラー体の回転を補助するビーズ玉などを介在させる実施形態を任意に選択して実施することができる。
また、回転用軸に2個以上の繭のローラー体を装着する実施形態も任意に選択して実施することができる。
また、回転用軸装着孔を設けた繭のローラー体に、ストローのような筒状回転用軸を挿通し、該筒状回転用軸を介して、回転用軸とその把持部を備えたマッサージローラー器体に装着する実施形態も任意に選択して実施することができる。
繭のローラー体は、繭の吸水性を喪失させないコーティング加工を施したり、繭の吸水性を喪失させる撥水加工などのコーティング加工を施したりする実施形態を任意に選択して実施することができる。
また、化粧水等を含浸させたり、繭表面に着色や模様体を描出したり、或いは、繭表面に凹凸、穴、スリットなどを設けるなどの加工を施したり、繭表面に小さな装飾用ビーズなどの接着加工を施したりする実施形態を任意に選択して実施することができる。
また、化粧水等を含浸させたり、繭表面に着色や模様体を描出したり、或いは、繭表面に凹凸、穴、スリットなどを設けるなどの加工を施したり、繭表面に小さな装飾用ビーズなどの接着加工を施したりする実施形態を任意に選択して実施することができる。
回転用軸とその把持部を備えたマッサージローラー器体は、回転用軸とその把持部を分離できないように形成する実施形態と回転用軸とその把持部を分離できるように形成する実施形態があり、任意に選択して実施することができる。
マッサージローラー器体は、回転用軸の先端部や把持部に、他のものに係止する機能を備えた係止具や係止具によって係止され得る係止部を付加する実施形態を任意に選択して実施することができる。
上記の実施形態を実施した場合は、携帯の利便性を高めることができる。
さらに、マッサージローラー器体の把持部に、前記した係止具や係止部を兼用させる実施形態も任意に選択して実施することができる。
上記の実施形態を実施した場合は、繭のローラー体を用いたマッサージローラーをバッグなどに吊るして飾るアクセサリーやイヤリングなどの装身具となすことができる。
また、回転用軸の先端部は、釘やマチ針のように頭部を膨出させて形成したり、回転用軸よりも太い部材を固着したり、或いは、着脱自在に設けたりする実施形態を任意に選択して実施することができる。
さらに、回転用軸の先端部は、係止具や係止部と兼用させて形成したり、係止具や係止部を付加して形成したりする実施形態を任意に選択して実施することができる。
なお、回転用軸の先端部を係止部と兼用させて形成する簡易な方法としては、例えば、回転用軸を針金で形成し、その先端部をループ状に形成する方法がある。
上記において、その後端部も、指先で安定的に摘まめるループ状に形成すれば、把持部に係止部を兼用させることができる。
上記の実施形態を実施した場合は、携帯の利便性を高めることができる。
さらに、マッサージローラー器体の把持部に、前記した係止具や係止部を兼用させる実施形態も任意に選択して実施することができる。
上記の実施形態を実施した場合は、繭のローラー体を用いたマッサージローラーをバッグなどに吊るして飾るアクセサリーやイヤリングなどの装身具となすことができる。
また、回転用軸の先端部は、釘やマチ針のように頭部を膨出させて形成したり、回転用軸よりも太い部材を固着したり、或いは、着脱自在に設けたりする実施形態を任意に選択して実施することができる。
さらに、回転用軸の先端部は、係止具や係止部と兼用させて形成したり、係止具や係止部を付加して形成したりする実施形態を任意に選択して実施することができる。
なお、回転用軸の先端部を係止部と兼用させて形成する簡易な方法としては、例えば、回転用軸を針金で形成し、その先端部をループ状に形成する方法がある。
上記において、その後端部も、指先で安定的に摘まめるループ状に形成すれば、把持部に係止部を兼用させることができる。
マッサージローラー器体の把持部は、キャップ式に形成して、例えば、筆記具の先端部に装着できるようにしたり、或いは、キャップ付きの容器に形成して、例えば、繭のローラー体に含浸させる香水を入れるようにしたり、それらの底面部を平坦に形成して把持部先端部側を上にして自立するように形成したりする実施形態を任意に選択して実施することができる。
また、マッサージローラー器体の把持部は、キャラクターなどの形象体に形成する実施形態を任意に選択して実施することができる。
さらに、マッサージローラー器体の把持部は、キャラクターなどの形象体に形成したうえ、係止具又は係止部を兼用或いは付加する形態に形成したり、或いは、キャラクターなどの形象体に形成したうえ、キャップ又はキャップ付きの容器を兼用させる形態に形成したり、或いは、これらの構成を組み合わせたりする実施形態を任意に選択して実施することができる。
また、マッサージローラー器体の把持部は、キャラクターなどの形象体に形成する実施形態を任意に選択して実施することができる。
さらに、マッサージローラー器体の把持部は、キャラクターなどの形象体に形成したうえ、係止具又は係止部を兼用或いは付加する形態に形成したり、或いは、キャラクターなどの形象体に形成したうえ、キャップ又はキャップ付きの容器を兼用させる形態に形成したり、或いは、これらの構成を組み合わせたりする実施形態を任意に選択して実施することができる。
繭のローラー体を用いたマッサージローラー作成用キットは、請求項1記載の繭のローラー体とマッサージローラー器体の構成部品である、回転用軸とその把持部とを必須の構成部品としてなすものである。
この、マッサージローラー器体の構成部品である回転用軸とその把持部は、一体のものと分離できるものがあり、それらを含む実施形態は、上記した繭のローラー体を用いたマッサージローラーの実施形態に倣うものであり、その実施例も含めて記載を省賂する。
この、マッサージローラー器体の構成部品である回転用軸とその把持部は、一体のものと分離できるものがあり、それらを含む実施形態は、上記した繭のローラー体を用いたマッサージローラーの実施形態に倣うものであり、その実施例も含めて記載を省賂する。
本発明による、繭のローラー体を用いたリング状マッサージローラーの実施形態について以下に述べる。
繭のローラー体を用いたリング状マッサージローラーの実施形態は、請求項1記載の繭のローラー体に、適合する回転軸用芯材を挿通し、前記繭のローラー体を回転させて皮膚をマッサージするマッサージローラーであって、前記繭を複数個用いて、前記回転軸用芯材を挿通して複数個を連結したうえで、リング状に形成してなる、繭のローラー体を用いたリング状マッサージローラーであって、該繭のローラー体を押圧して変形させ、その使用感を変えるものである。
手首や首に装着し、装着部位をマッサージするに際し、必要に応じてローラー体を押圧して変形させ、その使用感を変えることができるとともに、使用後は、手首や首に装着して装身具として利用することができる。
繭のローラー体を用いたリング状マッサージローラーの実施形態は、請求項1記載の繭のローラー体に、適合する回転軸用芯材を挿通し、前記繭のローラー体を回転させて皮膚をマッサージするマッサージローラーであって、前記繭を複数個用いて、前記回転軸用芯材を挿通して複数個を連結したうえで、リング状に形成してなる、繭のローラー体を用いたリング状マッサージローラーであって、該繭のローラー体を押圧して変形させ、その使用感を変えるものである。
手首や首に装着し、装着部位をマッサージするに際し、必要に応じてローラー体を押圧して変形させ、その使用感を変えることができるとともに、使用後は、手首や首に装着して装身具として利用することができる。
請求項1記載の繭のローラー体に適合する回転軸用芯材は、繭のローラー体の回転用軸装着孔の径に見合う太さの回転軸用芯材を用いることで達成できるものであり、回転軸用芯材には、例えば、紐、チェーン、針金、などを用いることができ、紐は伸縮性のある紐を用いる実施形態を任意に選択して実施することができる。
繭のローラー体に回転軸用芯材を挿通し、繭のローラー体の複数個を連結して、リング状に形成するに際し、繭のローラー体の回転を補助するビーズ玉などを任意に付加することができるほか、例えば、回転軸用芯材の両端部の締結部を着脱自在にするための留め具などの構成部品を任意に付加することができる。
繭のローラー体の回転用軸装着孔に回転軸用芯材を挿通する作業は、その挿通のための紐通し具を使い効率化を図ることができる。
繭のローラー体に回転軸用芯材を挿通し、繭のローラー体の複数個を連結して、リング状に形成するに際し、繭のローラー体の回転を補助するビーズ玉などを任意に付加することができるほか、例えば、回転軸用芯材の両端部の締結部を着脱自在にするための留め具などの構成部品を任意に付加することができる。
繭のローラー体の回転用軸装着孔に回転軸用芯材を挿通する作業は、その挿通のための紐通し具を使い効率化を図ることができる。
回転用軸装着孔を設けた繭のローラー体に関しては、前記した請求項1記載の繭のローラー体を用いるので、実施できる形態についての記述は省略する。
繭のローラー体を用いたリング状マッサージローラー作成用キットは、請求項1記載の繭のローラー体の複数個とこれに適合する回転軸用芯材とを必須の構成部品としてなすものであって、その実施形態は上記した、繭のローラー体を用いたリング状マッサージローラーの実施形態に倣うものであり、その実施例も含めて記載を省略する。
ただし、繭のローラー体の回転用軸装着孔に回転軸用芯材を挿通する作業を助けるための紐通し具を、作成用キットの構成部品として加える実施形態は、任意に選択して実施することができる。
ただし、繭のローラー体の回転用軸装着孔に回転軸用芯材を挿通する作業を助けるための紐通し具を、作成用キットの構成部品として加える実施形態は、任意に選択して実施することができる。
以下図面に基づいて実施例を説明する。
図面内の英文字で示す構成及び説明文中の( )つきの英文字で示す構成は、任意に選択できる構成を示すものである。
図1は、本発明による繭のローラー体を用いたマッサージローラーの一実施例を示す斜視図である。
実施例では、蛹を取り出した蚕の繭(1)の長軸方向の両端頂部の略中心部に回転用軸装着孔を設けるため、まず、両端頂部の同じ高さの部位に位置決めの印をつけた後、該部位に穿孔具を用いて径約2mmの回転用軸装着孔(2)を設けて、繭のローラー体(3)が作られている。
上記、繭のローラー体(3)の回転用軸装着孔(2)に適合する回転用軸(4)とその把持部(5)を備えたマッサージローラー器体(6)に装着し、繭のローラー体を用いたマッサージローラー(7)が作られている。
回転用軸(4)は、回転用軸装着孔(2)に適合させるため、径は約1.8mmに、長さは繭のローラー体(3)とビーズ玉(A)を2個介在させる寸法に形成されている。
実施例では、上記のように、繭のローラー体(3)の回転を補助するビーズ玉(A)が構成部品として付加され、また、マッサージローラー器体(6)が回転用軸(4)と把持部(5)に分解でき、かつ、把持部(5)が係止具(B)を兼用する実施形態を選択している。
実施例では、係止具(B)に、先端部を膨出させて形成した回転用軸(4)の後端部が螺着され、該回転用軸(4)にビーズ玉(A)を2個介在させて繭のローラー体(3)が装着されている。
図面内の英文字で示す構成及び説明文中の( )つきの英文字で示す構成は、任意に選択できる構成を示すものである。
図1は、本発明による繭のローラー体を用いたマッサージローラーの一実施例を示す斜視図である。
実施例では、蛹を取り出した蚕の繭(1)の長軸方向の両端頂部の略中心部に回転用軸装着孔を設けるため、まず、両端頂部の同じ高さの部位に位置決めの印をつけた後、該部位に穿孔具を用いて径約2mmの回転用軸装着孔(2)を設けて、繭のローラー体(3)が作られている。
上記、繭のローラー体(3)の回転用軸装着孔(2)に適合する回転用軸(4)とその把持部(5)を備えたマッサージローラー器体(6)に装着し、繭のローラー体を用いたマッサージローラー(7)が作られている。
回転用軸(4)は、回転用軸装着孔(2)に適合させるため、径は約1.8mmに、長さは繭のローラー体(3)とビーズ玉(A)を2個介在させる寸法に形成されている。
実施例では、上記のように、繭のローラー体(3)の回転を補助するビーズ玉(A)が構成部品として付加され、また、マッサージローラー器体(6)が回転用軸(4)と把持部(5)に分解でき、かつ、把持部(5)が係止具(B)を兼用する実施形態を選択している。
実施例では、係止具(B)に、先端部を膨出させて形成した回転用軸(4)の後端部が螺着され、該回転用軸(4)にビーズ玉(A)を2個介在させて繭のローラー体(3)が装着されている。
図2は、本発明による繭のローラー体を用いたマッサージローラーの他の実施例を示す斜視図である。
実施例2では、実施例1での繭のローラー体(3)に、ストローのような筒状回転用軸(C)を挿通して、該筒状回転用軸(C)を介して回転用軸(4)に装着する実施例を実施し、また、実施例1での把持部(5)を、キャップを兼用する形象体の構成部品が、係止部(D)を兼用する構成(E)にする形態に変えて実施するとともに、その後端部を平坦に形成して自立するようにする実施形態を実施している。
さらに、 実施例2では、繭のローラー体(3)の表面を、吸水性を喪失させないコーティング加工(F)を施すとともに、模様体(G)を描出する実施形態を選択している。
実施例2では、実施例1での繭のローラー体(3)に、ストローのような筒状回転用軸(C)を挿通して、該筒状回転用軸(C)を介して回転用軸(4)に装着する実施例を実施し、また、実施例1での把持部(5)を、キャップを兼用する形象体の構成部品が、係止部(D)を兼用する構成(E)にする形態に変えて実施するとともに、その後端部を平坦に形成して自立するようにする実施形態を実施している。
さらに、 実施例2では、繭のローラー体(3)の表面を、吸水性を喪失させないコーティング加工(F)を施すとともに、模様体(G)を描出する実施形態を選択している。
図3は、本発明による繭のローラー体を用いたリング状マッサージローラーの一実施例を示す斜視図である。
実施例では、繭を用いてローラー体を形成するため、繭(1)の長軸方向の両端頂部の略中心部に回転用軸装着孔を設ける手法として、両端頂部の同じ高さの部位に位置決めの印をつけた後、該部位に穿孔具を用いて径約2mmの回転用軸装着孔(2)を設けて、繭のローラー体(3)が作られている。
上記、繭のローラー体(3)を5個用い、回転用軸装着孔(2)に適合させるため回転軸用芯材(8)の径を約1.8mmに形成して回転用軸装着孔(2)に挿通し、繭のローラー体(3)を5個連結したうえ、リング状に形成して繭のローラー体を用いたリング状マッサージローラー(9)が作られている。
実施例では、伸縮性を有するゴム丸紐の回転軸用芯材(8)が用いられ、5個の繭のローラー体(3)は、それぞれ、ビーズ玉(A)を介して連結してリング状に形成し、このゴム丸紐の回転軸用芯材(8)の両端部を、半球に分割できる玉の一方に永久磁石のN極を設け他方に永久磁石のS極を設けて磁着させるよう構成されたビーズ玉状の留め具(H)を用いて締結部を着脱自在にする実施形態が選択されている。
また、繭のローラー体(3)には、模様体(G)を描出する実施形態が選択され、繭のローラー体(3)を回転させて、その模様体の見え方を変えられるようにしている。
実施例では、繭を用いてローラー体を形成するため、繭(1)の長軸方向の両端頂部の略中心部に回転用軸装着孔を設ける手法として、両端頂部の同じ高さの部位に位置決めの印をつけた後、該部位に穿孔具を用いて径約2mmの回転用軸装着孔(2)を設けて、繭のローラー体(3)が作られている。
上記、繭のローラー体(3)を5個用い、回転用軸装着孔(2)に適合させるため回転軸用芯材(8)の径を約1.8mmに形成して回転用軸装着孔(2)に挿通し、繭のローラー体(3)を5個連結したうえ、リング状に形成して繭のローラー体を用いたリング状マッサージローラー(9)が作られている。
実施例では、伸縮性を有するゴム丸紐の回転軸用芯材(8)が用いられ、5個の繭のローラー体(3)は、それぞれ、ビーズ玉(A)を介して連結してリング状に形成し、このゴム丸紐の回転軸用芯材(8)の両端部を、半球に分割できる玉の一方に永久磁石のN極を設け他方に永久磁石のS極を設けて磁着させるよう構成されたビーズ玉状の留め具(H)を用いて締結部を着脱自在にする実施形態が選択されている。
また、繭のローラー体(3)には、模様体(G)を描出する実施形態が選択され、繭のローラー体(3)を回転させて、その模様体の見え方を変えられるようにしている。
1 繭
2 回転用軸装着孔
3 繭のローラー体
4 回転用軸
5 把持部
6 マッサージローラー器体
7 繭のローラー体を用いたマッサージローラー
8 回転軸用芯材
9 繭のローラー体を用いたリング状マッサージローラー
A ビーズ玉
B 係止具
C 筒状回転用軸
D 係止部
E キャップを兼用する形象体の構成部品が係止部を兼用する構成
F コーティング加工
G 模様体
H ビーズ玉状の留め具
2 回転用軸装着孔
3 繭のローラー体
4 回転用軸
5 把持部
6 マッサージローラー器体
7 繭のローラー体を用いたマッサージローラー
8 回転軸用芯材
9 繭のローラー体を用いたリング状マッサージローラー
A ビーズ玉
B 係止具
C 筒状回転用軸
D 係止部
E キャップを兼用する形象体の構成部品が係止部を兼用する構成
F コーティング加工
G 模様体
H ビーズ玉状の留め具
Claims (4)
- 内部に充填物を充填しない繭の長軸方向の両端頂部の略中心部に回転用軸装着孔を設けた繭のローラー体を、該繭のローラー体に適合する回転用軸とその把持部を備えたマッサージローラー器体に装着してなる、繭のローラー体を回転させて皮膚をマッサージするマッサージローラーであって、該繭のローラー体を押圧して変形させ、その使用感を変えることを特徴とする繭のローラー体を用いたマッサージローラー。
- 請求項1記載の繭のローラー体とマッサージローラー器体の構成部品とを必須の構成部品としてなる繭のローラー体を用いたマッサージローラー作成用キット。
- 請求項1記載の繭のローラー体に、適合する回転軸用芯材を挿通し、前記繭のローラー体を回転させて皮膚をマッサージするマッサージローラーであって、前記繭を複数個用いて、前記回転軸用芯材を挿通して複数個を連結したうえで、リング状に形成してなる、繭のローラー体を用いたリング状マッサージローラーであって、該繭のローラー体を押圧して変形させ、その使用感を変えることを特徴とする繭のローラー体を用いたリング状マッサージローラー。
- 請求項1記載の繭のローラー体の複数個とこれに適合する回転軸用芯材とを必須の構成部品としてなる、繭のローラー体を用いたリング状マッサージローラー作成用キット。
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JP2015107939A JP5860184B1 (ja) | 2015-05-11 | 2015-05-11 | 繭のローラー体を用いたマッサージローラー及び繭のローラー体を用いたリング状マッサージローラー並びにその作成用キット |
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JP2015107939A JP5860184B1 (ja) | 2015-05-11 | 2015-05-11 | 繭のローラー体を用いたマッサージローラー及び繭のローラー体を用いたリング状マッサージローラー並びにその作成用キット |
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Patent Citations (3)
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