JP3188227B2 - 車輛シートの安全ベルト - Google Patents
車輛シートの安全ベルトInfo
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- JP3188227B2 JP3188227B2 JP29943797A JP29943797A JP3188227B2 JP 3188227 B2 JP3188227 B2 JP 3188227B2 JP 29943797 A JP29943797 A JP 29943797A JP 29943797 A JP29943797 A JP 29943797A JP 3188227 B2 JP3188227 B2 JP 3188227B2
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- Japan
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- webbing
- safety belt
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R22/00—Safety belts or body harnesses in vehicles
- B60R22/02—Semi-passive restraint systems, e.g. systems applied or removed automatically but not both ; Manual restraint systems
- B60R22/023—Three-point seat belt systems comprising two side lower and one side upper anchoring devices
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R22/00—Safety belts or body harnesses in vehicles
- B60R22/18—Anchoring devices
- B60R22/24—Anchoring devices secured to the side, door, or roof of the vehicle
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R22/00—Safety belts or body harnesses in vehicles
- B60R22/02—Semi-passive restraint systems, e.g. systems applied or removed automatically but not both ; Manual restraint systems
- B60R2022/021—Means for holding the tongue or buckle in a non-use position, e.g. for easy access by the user
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、請求項1のプレア
ンブルに記載の車輛シート用安全ベルトに関する。
ンブルに記載の車輛シート用安全ベルトに関する。
【0002】
【従来の技術】乗用車の単一シートのいわゆる3点式安
全ベルトの場合、ウェビングは、一端において、自動巻
取装置に固定され、シート使用者の肩の上方でBピラー
に固定された方向変更部材を介して案内され、他端にお
いて、端部止め具を介してBピラーの脚または車体フロ
アに固定されている。緊縛位置において安全ベルトを肩
ベルトおよび腰ベルトに分割するバックルタングは、B
ピラーとは反対のシート側で車輛フロアまたはシート架
台に固定されたベルトバックルに差し込まれる。収納位
置では、ウェビングは、自動巻取装置によって巻取ら
れ、その結果、自動巻取装置と方向変更部材とフロアア
ンカー箇所との間で緊張される。この場合、バックルタ
ングは、フロアアンカー箇所および方向変更部材によっ
て限定されたウェビング部分の任意の箇所に位置する。
場合によってはウェビング部分にスナップ・インされる
ボタンは、下方へのバックルタングのスリップを阻止
し、かくして、収納位置におけるバックルタングの可能
な位置を更に限定する。安全ベルトを装着する場合、シ
ート利用者は、車輛シートに座った後、バックルタング
を把持し、ベルトバックルにバックルタングを差込み得
るようになるまで、バックルタングを介してウェビング
を自動巻取装置から引出さなければならない。バックル
タングは、安全ベルトまたはウェビングの巻取位置で
は、方向変更部材とフロアアンカー箇所との間でウェビ
ング部分において偶然的な位置を取るので、バックルタ
ングを探す操作が、緊縛操作またはベルト装着操作に先
行する。
全ベルトの場合、ウェビングは、一端において、自動巻
取装置に固定され、シート使用者の肩の上方でBピラー
に固定された方向変更部材を介して案内され、他端にお
いて、端部止め具を介してBピラーの脚または車体フロ
アに固定されている。緊縛位置において安全ベルトを肩
ベルトおよび腰ベルトに分割するバックルタングは、B
ピラーとは反対のシート側で車輛フロアまたはシート架
台に固定されたベルトバックルに差し込まれる。収納位
置では、ウェビングは、自動巻取装置によって巻取ら
れ、その結果、自動巻取装置と方向変更部材とフロアア
ンカー箇所との間で緊張される。この場合、バックルタ
ングは、フロアアンカー箇所および方向変更部材によっ
て限定されたウェビング部分の任意の箇所に位置する。
場合によってはウェビング部分にスナップ・インされる
ボタンは、下方へのバックルタングのスリップを阻止
し、かくして、収納位置におけるバックルタングの可能
な位置を更に限定する。安全ベルトを装着する場合、シ
ート利用者は、車輛シートに座った後、バックルタング
を把持し、ベルトバックルにバックルタングを差込み得
るようになるまで、バックルタングを介してウェビング
を自動巻取装置から引出さなければならない。バックル
タングは、安全ベルトまたはウェビングの巻取位置で
は、方向変更部材とフロアアンカー箇所との間でウェビ
ング部分において偶然的な位置を取るので、バックルタ
ングを探す操作が、緊縛操作またはベルト装着操作に先
行する。
【0003】これを避けるため、冒頭に述べた種類の公
知の安全ベルトの場合(ドイツ公開第2638272
号)、力を加えてウェビングを通過させるアイと、バッ
クルタングを差込み得るスリットとを有する合成樹脂製
すべり部材が、適切な摩擦ばめでウェビングに摺動自在
に設けてある。すべり部材は、一方では、車輛側のアン
カー箇所の端部止め具の方向へのバックルタングのスリ
ップを阻止し、他方では、バックルタングの差込みによ
って把持容易な範囲に所定の如くバックルタングを固定
する可能性を与え、従って、ベルト利用者は、常に同一
の箇所にバックルタングを見つけることができる。この
ようなすべり部材は、比較的大容積であり、ウェビング
上で著しくかさばり、従って、ベルト使用時、著しい妨
害となる。収納位置では、バックルタングは、ウェビン
グの前に離れており、十分に露出し、従って、収納位置
における状態に応じて、車体にカタカタ鳴る騒音を発生
することになる。
知の安全ベルトの場合(ドイツ公開第2638272
号)、力を加えてウェビングを通過させるアイと、バッ
クルタングを差込み得るスリットとを有する合成樹脂製
すべり部材が、適切な摩擦ばめでウェビングに摺動自在
に設けてある。すべり部材は、一方では、車輛側のアン
カー箇所の端部止め具の方向へのバックルタングのスリ
ップを阻止し、他方では、バックルタングの差込みによ
って把持容易な範囲に所定の如くバックルタングを固定
する可能性を与え、従って、ベルト利用者は、常に同一
の箇所にバックルタングを見つけることができる。この
ようなすべり部材は、比較的大容積であり、ウェビング
上で著しくかさばり、従って、ベルト使用時、著しい妨
害となる。収納位置では、バックルタングは、ウェビン
グの前に離れており、十分に露出し、従って、収納位置
における状態に応じて、車体にカタカタ鳴る騒音を発生
することになる。
【0004】同じく公知の2点式安全ベルトの場合(ド
イツ実用新案1848835)、ウェビングの上部固定
端の近傍において、フックを含むバックルがウェビング
にはめてあり、フックには、ウェビングの自由端に設け
たアイを掛けることができる。フックの開口を被う板バ
ネは、フックからのアイの不測な滑落を阻止する。
イツ実用新案1848835)、ウェビングの上部固定
端の近傍において、フックを含むバックルがウェビング
にはめてあり、フックには、ウェビングの自由端に設け
たアイを掛けることができる。フックの開口を被う板バ
ネは、フックからのアイの不測な滑落を阻止する。
【0005】シートベンチを有する大形リムジンのため
の安全べルトの場合(ヨーロッパ特許第0494009
号)、シートベンチの側壁から遠い中央シートおよび外
側シートのための安全ベルトには、ルーフフレームに保
持されルーフフレームライニングによって被われた自動
巻取装置によってウェビングの一端のアンカー箇所を形
成し、ウェビングに固定された端部止め具と端部止め具
のための車輛に固定のロック装置とからなる差込バック
ルから他のアンカー箇所を形成する。収納位置では、端
部止め具は、ルーフフレームライニングに組込まれた固
定装置に固定され、従って、ウェビングは、妨害されず
に有効スペース内に突出する。かくして、バックルタン
グは、ルーフフレームライニングに当接し、従って、走
路が不良な場合は、カタカタ鳴る騒音が生ずる。
の安全べルトの場合(ヨーロッパ特許第0494009
号)、シートベンチの側壁から遠い中央シートおよび外
側シートのための安全ベルトには、ルーフフレームに保
持されルーフフレームライニングによって被われた自動
巻取装置によってウェビングの一端のアンカー箇所を形
成し、ウェビングに固定された端部止め具と端部止め具
のための車輛に固定のロック装置とからなる差込バック
ルから他のアンカー箇所を形成する。収納位置では、端
部止め具は、ルーフフレームライニングに組込まれた固
定装置に固定され、従って、ウェビングは、妨害されず
に有効スペース内に突出する。かくして、バックルタン
グは、ルーフフレームライニングに当接し、従って、走
路が不良な場合は、カタカタ鳴る騒音が生ずる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、如何
なる場合にも、即ち、大形リムジンのシートベンチの中
央シートおよび外側シートのために安全ベルトを使用し
てベルト収納位置においてウェビングの取付具がルーフ
フレームライニングに導入された場合にも、バックルタ
ングによってカタカタ鳴る騒音が誘起されることのない
よう、ベルト収納位置において常にベルト利用者にとっ
て把持し易い位置でウェビングに固定できるバックルタ
ングが取付けられるよう、冒頭に述べた種類の安全ベル
トを改善することにある。
なる場合にも、即ち、大形リムジンのシートベンチの中
央シートおよび外側シートのために安全ベルトを使用し
てベルト収納位置においてウェビングの取付具がルーフ
フレームライニングに導入された場合にも、バックルタ
ングによってカタカタ鳴る騒音が誘起されることのない
よう、ベルト収納位置において常にベルト利用者にとっ
て把持し易い位置でウェビングに固定できるバックルタ
ングが取付けられるよう、冒頭に述べた種類の安全ベル
トを改善することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題は、請求項1の
プレアンブルに記載の種類の安全ベルトにおいて、本発
明にもとづき、請求項1の特徴記載部分に開示の特徴に
よって解決される。
プレアンブルに記載の種類の安全ベルトにおいて、本発
明にもとづき、請求項1の特徴記載部分に開示の特徴に
よって解決される。
【0008】本発明に係る安全ベルトは、ポケットにバ
ックルタングを差込むことによって、シート利用者が、
収納位置のバックルタングを常に把持容易な箇所に見つ
けて面倒な準備作業なく安全ベルトを装着できるのみな
らず、ルーフフレームライニングまたは他の車体部分に
対するバックルタングの当接によって誘起されるカタカ
タ鳴る騒音も確実に排除されるという利点を有する。好
ましくは繊維からなる材料片を設置することによって形
成したポケットが、バックルタングを十分に被い、従っ
て、バックルタングは、何にも当接することはない。ポ
ケットは、背壁をウェビング自体で形成したので、極め
て偏平であり、ウェビング上で殆どかさばらず、従っ
て、ベルト使用時にも、ポケットが邪魔になることはな
い。ベルトの収納位置では、バックルタングがほぼ完全
にポケットに差込まれることによって、ポケットは、安
全ベルトの美的な外観を形成する。
ックルタングを差込むことによって、シート利用者が、
収納位置のバックルタングを常に把持容易な箇所に見つ
けて面倒な準備作業なく安全ベルトを装着できるのみな
らず、ルーフフレームライニングまたは他の車体部分に
対するバックルタングの当接によって誘起されるカタカ
タ鳴る騒音も確実に排除されるという利点を有する。好
ましくは繊維からなる材料片を設置することによって形
成したポケットが、バックルタングを十分に被い、従っ
て、バックルタングは、何にも当接することはない。ポ
ケットは、背壁をウェビング自体で形成したので、極め
て偏平であり、ウェビング上で殆どかさばらず、従っ
て、ベルト使用時にも、ポケットが邪魔になることはな
い。ベルトの収納位置では、バックルタングがほぼ完全
にポケットに差込まれることによって、ポケットは、安
全ベルトの美的な外観を形成する。
【0009】本発明に係る安全ベルトの合目的的な構成
を有する有利な実施例を他の請求項に開示した。
を有する有利な実施例を他の請求項に開示した。
【0010】ルーフフレームライニングを有する大形リ
ムジンの側壁から遠いシートの安全ベルトの場合、本発
明の好ましい実施例にもとづき、ポケットは、ウェビン
グの1つの車輛に固定の端部アンカー部材のための端部
止め具を有するウェビングループの端部に構成されてい
る。この場合、ポケットを形成する材料片としては、ウ
ェビングループ形成のため巻かれ、3辺でウェビングに
縫付けられポケット開口形成のため端部止め具とは反対
側の横方向端縁を縫付けてないウェビング部分を使用す
るのが好ましい。縫付けの代わりに、公知の別の固定方
式を使用できる。
ムジンの側壁から遠いシートの安全ベルトの場合、本発
明の好ましい実施例にもとづき、ポケットは、ウェビン
グの1つの車輛に固定の端部アンカー部材のための端部
止め具を有するウェビングループの端部に構成されてい
る。この場合、ポケットを形成する材料片としては、ウ
ェビングループ形成のため巻かれ、3辺でウェビングに
縫付けられポケット開口形成のため端部止め具とは反対
側の横方向端縁を縫付けてないウェビング部分を使用す
るのが好ましい。縫付けの代わりに、公知の別の固定方
式を使用できる。
【0011】
【発明の実施の形態】図示の実施例を参照して、以下
に、本発明を詳細に説明する。
に、本発明を詳細に説明する。
【0012】大形リムジンのシートベンチの側壁から遠
い座席のための安全ベルトを図1に大形リムジンの収納
位置の側面図として示し図2に部分平面図として示し図
3,4に断面図として示した。図示の安全ベルトは、車
輛側の2つのアンカー箇所に端部で固定されたウェビン
グ10を有する。ウェビング10には、バックルタング
11が摺動自在に支持されている。このバックルタング
は、安全ベルトの緊縛位置では、座席のシート面の近傍
において双方の別のアンカー箇所とは反対の座席側に設
置された車輛に固定のベルトバックルに差込まれる。バ
ックルタング11をベルトバックルに差込んだ場合、安
全ベルトは、車体の3点に固定してあり、この場合、ウ
ェビング10は、公知の態様で、バックルタング11に
よって、いわゆる肩ウェビング部分と、いわゆる腰ウェ
ビング部分とに分割されている。
い座席のための安全ベルトを図1に大形リムジンの収納
位置の側面図として示し図2に部分平面図として示し図
3,4に断面図として示した。図示の安全ベルトは、車
輛側の2つのアンカー箇所に端部で固定されたウェビン
グ10を有する。ウェビング10には、バックルタング
11が摺動自在に支持されている。このバックルタング
は、安全ベルトの緊縛位置では、座席のシート面の近傍
において双方の別のアンカー箇所とは反対の座席側に設
置された車輛に固定のベルトバックルに差込まれる。バ
ックルタング11をベルトバックルに差込んだ場合、安
全ベルトは、車体の3点に固定してあり、この場合、ウ
ェビング10は、公知の態様で、バックルタング11に
よって、いわゆる肩ウェビング部分と、いわゆる腰ウェ
ビング部分とに分割されている。
【0013】ウェビング(10)の1つのアンカー箇所
において、ウェビング端は、大型リムジンのルーフフレ
ーム13に固定された自動巻取装置12に巻かれてい
る。ルーフフレームに張付けたルーフフレームライニン
グ14は、自動巻取装置12も被う。ウェビング10の
他のアンカー箇所には、例えば、より小さい第2バック
ルタングの形の端部止め具15が、不動のウェビングル
ープ16に受容されており、緊縛位置では、大型リムジ
ンの車体フロアまたはシートにまたはその近傍に設けた
車輛に固定の固定装置に着脱自在に受容される。双方の
アンカー箇所の間において、ウェビングは、ルーフフレ
ームライニング14内でルーフフレーム13に固定した
方向変更部材17を介して案内される。バックルタング
11は、端部止め具15および方向変更部材17によっ
て限定されたウェビング部分内に摺動自在に設けてあ
る。安全ベルトの図1の収納位置では、端部止め具15
は、車輛に固定の固定装置から外され、ルーフフレーム
ライニング14に設けた差込開口18に差込まれ、この
場合、過剰のウェビング長さは、自動巻取装置に巻かれ
る、端部止め具15が、自動巻取装置12によって差込
開口18から引抜かれないよう、差込開口18に、更に
端部止め具15の懸架装置を設けることができる。
において、ウェビング端は、大型リムジンのルーフフレ
ーム13に固定された自動巻取装置12に巻かれてい
る。ルーフフレームに張付けたルーフフレームライニン
グ14は、自動巻取装置12も被う。ウェビング10の
他のアンカー箇所には、例えば、より小さい第2バック
ルタングの形の端部止め具15が、不動のウェビングル
ープ16に受容されており、緊縛位置では、大型リムジ
ンの車体フロアまたはシートにまたはその近傍に設けた
車輛に固定の固定装置に着脱自在に受容される。双方の
アンカー箇所の間において、ウェビングは、ルーフフレ
ームライニング14内でルーフフレーム13に固定した
方向変更部材17を介して案内される。バックルタング
11は、端部止め具15および方向変更部材17によっ
て限定されたウェビング部分内に摺動自在に設けてあ
る。安全ベルトの図1の収納位置では、端部止め具15
は、車輛に固定の固定装置から外され、ルーフフレーム
ライニング14に設けた差込開口18に差込まれ、この
場合、過剰のウェビング長さは、自動巻取装置に巻かれ
る、端部止め具15が、自動巻取装置12によって差込
開口18から引抜かれないよう、差込開口18に、更に
端部止め具15の懸架装置を設けることができる。
【0014】安全ベルトの収納位置においてバックルタ
ング11を所定の如く騒音発生なく位置決めするため、
端部止め具15を受容するウェビングループ16の端部
には、バックルタング11を差込むためのポケット19
が構成してある。図1−3から明らかな如く、上記ポケ
ット19は、ウェビングループ16に巻かれたウェビン
グ部分20を3つの側縁に沿って当接するウェビング1
0に縫付けるか接着することによって、形成される。こ
の場合、端部止め具15とは反対側のウェビング部分2
0の横方向端縁21は縫付けない。縫い目または接着部
を図2に22で模式的に示した。
ング11を所定の如く騒音発生なく位置決めするため、
端部止め具15を受容するウェビングループ16の端部
には、バックルタング11を差込むためのポケット19
が構成してある。図1−3から明らかな如く、上記ポケ
ット19は、ウェビングループ16に巻かれたウェビン
グ部分20を3つの側縁に沿って当接するウェビング1
0に縫付けるか接着することによって、形成される。こ
の場合、端部止め具15とは反対側のウェビング部分2
0の横方向端縁21は縫付けない。縫い目または接着部
を図2に22で模式的に示した。
【0015】図5−7に、車輛の単一シートのための3
点式安全ベルトとして設計された収納位置の安全ベルト
を部分的に示した。ベルト巻取機または自動巻取装置
は、概ね、Bピラーに保持され、ウェビングは、シート
利用者の肩の上方においてBピラーに設置された方向変
更部材を介して案内される。収納位置では、ウェビング
10は、ウェビングの一端のフロア近傍のアンカー箇所
と方向変更部材との間に緊張されて延びる。この場合、
上記ウェビング部分には、バックルタング11が摺動自
在に受容されている。公知の安全ベルトの場合、ウェビ
ング10には、方向変更部材から離して、下部アンカー
箇所へのバックルタング11のスリップを阻止するボタ
ンがスナップ・インされ、かくして、収納位置におい
て、常に、方向変更部材とボタンとの間の小さいウェビ
ング部分にバックルタング11を見つけることができ
る。さて、図5−7に示した安全ベルトの場合、上記ボ
タンは設けてなく、その代わりに、バックルタング11
を差込むポケット19´がウェビング10に設けてあ
る。この場合、ポケット19´は、3つの側縁に沿って
ウェビング10に縫付けるか接着し、ウェビング縦軸線
に直角に延びる上部の横方向縁24のみは縫付けてない
または接着してない材料片23をウェビング10上に取
付けることによって形成される。縫い目または接着部を
図5に25で示した。材料片23は、ウェビング10と
同一の材料から作製するのが好ましいが、レザーまたは
織布から作製することもできる。収納位置では、バック
ルタング11を上方からポケット19´に差込み、即
ち、確実に且つ把持し易いよう位置決めする。
点式安全ベルトとして設計された収納位置の安全ベルト
を部分的に示した。ベルト巻取機または自動巻取装置
は、概ね、Bピラーに保持され、ウェビングは、シート
利用者の肩の上方においてBピラーに設置された方向変
更部材を介して案内される。収納位置では、ウェビング
10は、ウェビングの一端のフロア近傍のアンカー箇所
と方向変更部材との間に緊張されて延びる。この場合、
上記ウェビング部分には、バックルタング11が摺動自
在に受容されている。公知の安全ベルトの場合、ウェビ
ング10には、方向変更部材から離して、下部アンカー
箇所へのバックルタング11のスリップを阻止するボタ
ンがスナップ・インされ、かくして、収納位置におい
て、常に、方向変更部材とボタンとの間の小さいウェビ
ング部分にバックルタング11を見つけることができ
る。さて、図5−7に示した安全ベルトの場合、上記ボ
タンは設けてなく、その代わりに、バックルタング11
を差込むポケット19´がウェビング10に設けてあ
る。この場合、ポケット19´は、3つの側縁に沿って
ウェビング10に縫付けるか接着し、ウェビング縦軸線
に直角に延びる上部の横方向縁24のみは縫付けてない
または接着してない材料片23をウェビング10上に取
付けることによって形成される。縫い目または接着部を
図5に25で示した。材料片23は、ウェビング10と
同一の材料から作製するのが好ましいが、レザーまたは
織布から作製することもできる。収納位置では、バック
ルタング11を上方からポケット19´に差込み、即
ち、確実に且つ把持し易いよう位置決めする。
【図1】収納位置にある安全ベルトを含む車体のルーフ
フレームの部分図である。
フレームの部分図である。
【図2】図1の安全ベルトの部分平面図である。
【図3】図2の線 IIIーIIIに沿う断面図である。
【図4】図2の線 IVーIVに沿う断面図である。
【図5】別の実施例の安全ベルトの部分平面図である。
【図6】図5の線 VIーVIに沿う断面図である。
【図7】図5の線 VIIーVIIに沿う断面図である。
10 ウェビング 11 バックルタング 13 ルーフフレーム 19;19´ ポケット 23 材料片
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 22/12 B60R 22/22 - 22/26
Claims (3)
- 【請求項1】 車輛側の固定箇所に両端部で固定され、
シートの非使用時には収納位置を取るウェビングと、ウ
ェビング上を摺動でき、シート使用時には車輛に固定の
ベルトバックルに挿入することによってウェビングを緊
縛位置に保持するバックルタングとを有する車両シート
の安全ベルトであって、 ウェビング(10)の一方の固定個所が、ルーフフレー
ム(13)に設けられた自動巻取装置(12)及び方向
変更部材(17)により形成され、 ウェビング(10)の他方の固定個所がウェビング(1
0)の車内側端部に設けられた端部止め具(15)と同
止め具(15)に着脱可能に係合する車内下部に設けら
れた車両側固定装置とにより形成され、 ウェビング(10)の収納位置では、端部止め具(1
5)がルーフフレームライニング(14)に少なくとも
部分的に収納される、 大型リムジンのシートベンチの側壁から遠い座席のため
の安全ベルトにおいて、 端部止め具(15)をウェビング(10)の車内側端部
に設けたウェビングループ(16)に接続し、 ウェビングループ(16)の端部の、ウェビング(1
0)の中央側部分と重畳するウェビング部分(20)
に、縫付け又は接着された縦方向両側の縁(22)によ
り、端部止め具(15)の反対側が開口したポケット
(15)を形成し、 ウェビング(10)の収納位置でバックルタング(1
1)をポケット(19)に差込むように構成した ことを
特徴とする安全ベルト。 - 【請求項2】 端部止め具(15)が、第2のバックル
タングの形態を有し、ウェビング(10)の収納位置で
は、ルーフフレームライニング(14)に設けられた差
込み開口(18)に差込まれることを特徴とする請求項
1の安全ベルト。 - 【請求項3】 ポケット開口部の形成のため、端部止め
具(15)とは反対側のウェビング部分(20)の横方
向端縁(21)が 縫付けてない状態または固定されて
ない状態に保持されていることを特徴とする請求項1又
は2の安全ベルト。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19642689A DE19642689C1 (de) | 1996-10-16 | 1996-10-16 | Sicherheitsgurt für Fahrzeugsitze |
DE19642689.8 | 1996-10-16 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10166996A JPH10166996A (ja) | 1998-06-23 |
JP3188227B2 true JP3188227B2 (ja) | 2001-07-16 |
Family
ID=7808924
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29943797A Expired - Fee Related JP3188227B2 (ja) | 1996-10-16 | 1997-10-16 | 車輛シートの安全ベルト |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
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