JP3188097U - 温熱療法用被服 - Google Patents
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Abstract
【課題】温熱療法に好適な性質を有する温熱療法用被服を提供する。【解決手段】この温熱療法用被服は、左右の正面部21A,21Bから背面部22A,22Bまで連続して形成されて熱伝導を行う熱伝導服地2を備える。その熱伝導服地2は、炭素繊維の短繊維がランダムに配向したフェルトからなる炭素繊維フェルト地である。伝導服地2の外方に熱源が取り付けられ、その外用に熱伝導服地2と熱源を覆う断熱性服地を有する。熱源を押し当てるか接触させることにより、身体の周囲全体から、直に身体に伝わる伝導熱により、また、遠赤外線の輻射熱により、身体の深部を効率的に加温する。【選択図】図3
Description
本考案は、温熱療法用被服に関する。
癌などの治療を目的として、患者の身体の深部体温が39℃〜43℃程度になるように加温して癌細胞などを死滅させる温熱療法が試みられている。その温熱療法装置には、カプセル内壁に電磁波放射手段が取り付けられたカプセルの中に身体を横たえて、電磁波放射手段が放射する遠赤外線などの電磁波による輻射熱や温まったカプセル内の空気又はお湯による伝導熱によって身体を加温するものがある(例えば特許文献1)。
しかし、このような温熱療法装置は一般に大規模であり、一部の病院にのみ設置されているのが現状である。本願考案者は、もっと簡易であって、多数の病院に設置でき、更には、在宅でも温熱療法が可能なものを鋭意研究し、患者が身につける被服に着目した。
被服については、柔軟性、保温性、洗濯容易性などの基本となる性質を改善したものは多くの種類があり、また、特別な性質を有するものも各種提案されている。特別な性質を有する被服としては、活性炭素繊維に銅を付着させて吸臭効果、遠赤外線効果、殺菌効果を得ようとする特許文献2に記載のもの、織布状又はフェルト状の炭素繊維を腹部や股間部などの部分に使用して吸臭効果、遠赤外線効果、殺菌効果、湿度調整効果を得ようとする特許文献3に記載のもの、などが挙げられる。しかし、これまでに提案されている被服には、高い熱伝導性などの温熱療法に好適な性質を有するものはない。
本考案は、係る事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、温熱療法に好適な性質を有する温熱療法用被服を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の温熱療法用被服は、左右の正面部から背面部まで連続して形成されて熱伝導を行う熱伝導服地を備えてなることを特徴とする。
請求項2に記載の温熱療法用被服は、請求項1に記載の温熱療法用被服において、前記熱伝導服地は、炭素繊維の短繊維がランダムに配向したフェルトからなる炭素繊維フェルト地であることを特徴とする。
請求項3に記載の温熱療法用被服は、請求項1又は2に記載の温熱療法用被服において、前記熱伝導服地は、左右の背面部又は左右の正面部の間が連続していることを特徴とする。
請求項4に記載の温熱療法用被服は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の温熱療法用被服において、前記熱伝導服地は、胸部を覆う上胴部から下腹部を覆う下胴部まで連続して形成されていることを特徴とする。
請求項5に記載の温熱療法用被服は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の温熱療法用被服において、前記熱伝導服地の外方に熱源が取り付けられ、その外方に熱伝導服地と熱源を覆う断熱性服地を有することを特徴とする。
本考案に係る温熱療法用被服によれば、熱伝導服地が左右の正面部から背面部まで連続して形成されているので、熱源をその一部に押し当てるか接触させることにより、身体の周囲全体から深部を加温することができる。
以下、本考案を実施するための好ましい形態を説明する。本考案の実施形態に係る温熱療法用被服1は、図3に示すように、左右の正面部21A、21Bから背面部22A、22Bまで連続して形成された熱伝導服地2を備える。なお、図3(及び後に言及する図5)においては、紙面の下部が正面部になっている。図中の符号3、4は、熱伝導服地2を挟み熱伝導に影響しない程度の薄い服地である。熱伝導服地2は、図1及び図2に示すように、左右の背面部22A、22Bの間が連続しており、左右の正面部21A、21Bの間は、着脱のための開閉部21Cがあってファスナー等で閉じることができるようになっている。また、温熱療法用被服1は、身体の胸部と下腹部を覆う部分が分かれていない型のものであり、熱伝導服地2は、丈方向については、胸部を覆う上胴部から下腹部を覆う下胴部まで連続して形成されている。
熱伝導服地2は、炭素繊維の短繊維がランダムに配向したフェルトからなる炭素繊維フェルト地である。ランダムな配向とは、3次元的に様々な方向に炭素繊維の短繊維が向いていることである。この熱伝導服地2は、曲状又は直状の炭素繊維の短繊維(例えば、平均繊維径が0.5〜5μm、平均繊維長が20〜200mm程度)の集合体を、カーディングなどによりウェブ状又はラップ状にして複数積層し、機械的な圧縮とともにニードルパンチにより繊維同士を絡めて接合し熱処理などすることによって製造することができる。熱伝導服地2は、高い熱伝導性を得るために、黒鉛質或いはそれに近い炭素繊維を用いるたり、厚み方向の熱伝導性とそれと垂直な縦横の平面方向との熱伝導性の差を少なくするために、高圧力をかけて接合したりするのが好ましい。
熱伝導服地2の熱伝導性は高い程良いが、柔軟性などの被服としての性質を考慮して適宜決められる。熱伝導服地2の嵩密度と厚みも同様に、被服としての性質を考慮して適宜決められる。熱伝導服地2の熱伝導率は、例えば、1〜5W/m・K程度、嵩密度は、例えば、0.1〜0.5g/cm3程度、厚みは、例えば、5〜20mm程度である。また、被服としての性質を考慮して、他の繊維を多少混合して熱伝導服地2を構成することも可能である。
このような構成の温熱療法用被服1は、以下のようにして使用する。身体に装着した温熱療法用被服1の熱伝導服地2の一部に、電気によるものや化学反応によるものの熱源(発熱体)を押し当てるか接触させる。また、温熱療法用被服1の外方には、別の保温性のある通常の衣服を装着するか、寝具等で身体を覆うようにする。そして、熱源を発熱させて熱源の熱を熱伝導服地2に伝達させる。熱伝導服地2に伝達された熱はさまざまな方向に伝導するので、偏りが少なく迅速に熱伝導服地2全体の温度が高くなる。熱伝導服地2は、温度が高くなると遠赤外線を多量に放射するようになる。外部への熱の放出は、別の断熱性のある衣服か寝具等で防いでいる。そうすると、身体の周囲全体から、直に身体に伝わる伝導熱により、また、遠赤外線の輻射熱により、身体の深部を効率的に加温するようになる。
また、温熱療法用被服1は、日常生活において、特に屋外において、温熱療法用被服1に化学反応によるカイロなどの熱源を押し当てるか接触させ、温熱療法用被服1の外方に別の保温性のある衣服を装着することにより、身体の周囲全体から深部を加温し、温度低下による体細胞への悪影響を防止することができる点も重要である。
温熱療法用被服1は、上記の例の他に以下のように変形してもよい。すなわち、温熱療法用被服1の熱伝導服地2は、左右の正面部21A、21Bの間が連続するようにし、左右の背面部22A、22Bの間が着脱のために開閉できるようにしてもよい。また、熱伝導服地2の左右の正面部21A、21Bの間も背面部22A、22Bの間も共に不連続として、左右の2箇所に熱源を押し当てるか接触させるようにしてもよい。また、上胴部と下胴部を分離し、上胴部だけのものや下胴部だけのものとすることも可能である。
次に、本考案の実施形態に係る別の温熱療法用被服1’を説明する。この温熱療法用被服1’は、図4及び図5に示すように、電気による熱源5が熱伝導服地2の外方に取り付けられ、熱伝導服地2と熱源5を覆う保温性のある服地(図示せず)を有する衣服である。熱源5は、絶縁層で被覆し温度制御されるニクロム線などを用いることができる。熱源5は、どのように配線するかは適宜決められる。熱源5は、温度コントローラー6Aにより電源コード6Bを介して電圧又は電流制御により発熱量や発熱時間が調整される。図中の符号7は、温度センサーであり、身体の1つ又は複数の箇所に配置され、温度コントローラー6Aに身体の温度情報を配線(図示せず)を介して伝える。熱伝導服地2と熱源5を覆う保温性のある服地は、防寒服の服地などを用いることができる。
温熱療法用被服1’は、熱源5を通電させることにより、発熱させて使用する。温熱療法用被服1’は温熱療法用により特化したものであって、温熱療法用被服1と同様な効果を奏す上に、温熱療法に対してより使い易くなっている。
以上、本考案の実施形態に係る温熱療法用被服について説明したが、本考案は、上述の実施形態に記載したものに限られることなく、実用新案登録請求の範囲に記載した事項の範囲内でのさまざまな設計変更が可能である。例えば、熱伝導服地2は、熱伝導性のみを考慮して炭素繊維フェルト地以外を用いることも場合によっては可能である。また、熱伝導服地2を挟む薄い服地3、4のいずれか又は両方を省略することも可能である。温熱療法用被服1、1’の形状は、例えば、足先や手先まで延びたものとするなど、さまざまなものにできることは勿論である。
1 温熱療法用被服
2 熱伝導服地
21A 左の正面部
21B 右の正面部
22A 左の背面部
22B 右の背面部
5 熱源
2 熱伝導服地
21A 左の正面部
21B 右の正面部
22A 左の背面部
22B 右の背面部
5 熱源
本考案は、温熱療法用被服に関する。
癌などの治療を目的として、患者の身体の深部体温が39℃〜43℃程度になるように加温して癌細胞などを死滅させる温熱療法が試みられている。その温熱療法装置には、カプセル内壁に電磁波放射手段が取り付けられたカプセルの中に身体を横たえて、電磁波放射手段が放射する遠赤外線などの電磁波による輻射熱や温まったカプセル内の空気又はお湯による伝導熱によって身体を加温するものがある(例えば特許文献1)。
しかし、このような温熱療法装置は一般に大規模であり、一部の病院にのみ設置されているのが現状である。本願考案者は、もっと簡易であって、多数の病院に設置でき、更には、在宅でも温熱療法が可能なものを鋭意研究し、患者が身につける被服に着目した。
被服については、柔軟性、保温性、洗濯容易性などの基本となる性質を改善したものは多くの種類があり、また、特別な性質を有するものも各種提案されている。特別な性質を有する被服としては、活性炭素繊維に銅を付着させて吸臭効果、遠赤外線効果、殺菌効果を得ようとする特許文献2に記載のもの、織布状又はフェルト状の炭素繊維を腹部や股間部などの部分に使用して吸臭効果、遠赤外線効果、殺菌効果、湿度調整効果を得ようとする特許文献3に記載のもの、などが挙げられる。しかし、これまでに提案されている被服には、高い熱伝導性などの温熱療法に好適な性質を有するものはない。
本考案は、係る事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、温熱療法に好適な性質を有する温熱療法用被服を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の温熱療法用被服は、左右の正面部から背面部まで連続して形成されて熱伝導を行う熱伝導服地を備えてなり、前記熱伝導服地は、炭素繊維の短繊維がランダムに配向したフェルトからなる炭素繊維フェルト地であることを特徴とする。
請求項2に記載の温熱療法用被服は、請求項1に記載の温熱療法用被服において、前記熱伝導服地は、左右の背面部又は左右の正面部の間が連続していることを特徴とする。
請求項3に記載の温熱療法用被服は、請求項1又は2に記載の温熱療法用被服において、前記熱伝導服地は、胸部を覆う上胴部から下腹部を覆う下胴部まで連続して形成されていることを特徴とする。
請求項4に記載の温熱療法用被服は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の温熱療法用被服において、前記熱伝導服地の外方に熱源が取り付けられ、その外方に熱伝導服地と熱源を覆う断熱性服地を有することを特徴とする。
本考案に係る温熱療法用被服によれば、熱伝導服地が左右の正面部から背面部まで連続して形成されているので、熱源をその一部に押し当てるか接触させることにより、身体の周囲全体から深部を加温することができる。
以下、本考案を実施するための好ましい形態を説明する。本考案の実施形態に係る温熱療法用被服1は、図3に示すように、左右の正面部21A、21Bから背面部22A、22Bまで連続して形成された熱伝導服地2を備える。なお、図3(及び後に言及する図5)においては、紙面の下部が正面部になっている。図中の符号3、4は、熱伝導服地2を挟み熱伝導に影響しない程度の薄い服地である。熱伝導服地2は、図1及び図2に示すように、左右の背面部22A、22Bの間が連続しており、左右の正面部21A、21Bの間は、着脱のための開閉部21Cがあってファスナー等で閉じることができるようになっている。また、温熱療法用被服1は、身体の胸部と下腹部を覆う部分が分かれていない型のものであり、熱伝導服地2は、丈方向については、胸部を覆う上胴部から下腹部を覆う下胴部まで連続して形成されている。
熱伝導服地2は、炭素繊維の短繊維がランダムに配向したフェルトからなる炭素繊維フェルト地である。ランダムな配向とは、3次元的に様々な方向に炭素繊維の短繊維が向いていることである。この熱伝導服地2は、曲状又は直状の炭素繊維の短繊維(例えば、平均繊維径が0.5〜5μm、平均繊維長が20〜200mm程度)の集合体を、カーディングなどによりウェブ状又はラップ状にして複数積層し、機械的な圧縮とともにニードルパンチにより繊維同士を絡めて接合し熱処理などすることによって製造することができる。熱伝導服地2は、高い熱伝導性を得るために、黒鉛質或いはそれに近い炭素繊維を用いるたり、厚み方向の熱伝導性とそれと垂直な縦横の平面方向との熱伝導性の差を少なくするために、高圧力をかけて接合したりするのが好ましい。
熱伝導服地2の熱伝導性は高い程良いが、柔軟性などの被服としての性質を考慮して適宜決められる。熱伝導服地2の嵩密度と厚みも同様に、被服としての性質を考慮して適宜決められる。熱伝導服地2の熱伝導率は、例えば、1〜5W/m・K程度、嵩密度は、例えば、0.1〜0.5g/cm3程度、厚みは、例えば、5〜20mm程度である。また、被服としての性質を考慮して、他の繊維を多少混合して熱伝導服地2を構成することも可能である。
このような構成の温熱療法用被服1は、以下のようにして使用する。身体に装着した温熱療法用被服1の熱伝導服地2の一部に、電気によるものや化学反応によるものの熱源(発熱体)を押し当てるか接触させる。また、温熱療法用被服1の外方には、別の保温性のある通常の衣服を装着するか、寝具等で身体を覆うようにする。そして、熱源を発熱させて熱源の熱を熱伝導服地2に伝達させる。熱伝導服地2に伝達された熱はさまざまな方向に伝導するので、偏りが少なく迅速に熱伝導服地2全体の温度が高くなる。熱伝導服地2は、温度が高くなると遠赤外線を多量に放射するようになる。外部への熱の放出は、別の断熱性のある衣服か寝具等で防いでいる。そうすると、身体の周囲全体から、直に身体に伝わる伝導熱により、また、遠赤外線の輻射熱により、身体の深部を効率的に加温するようになる。
また、温熱療法用被服1は、日常生活において、特に屋外において、温熱療法用被服1に化学反応によるカイロなどの熱源を押し当てるか接触させ、温熱療法用被服1の外方に別の保温性のある衣服を装着することにより、身体の周囲全体から深部を加温し、温度低下による体細胞への悪影響を防止することができる点も重要である。
温熱療法用被服1は、上記の例の他に以下のように変形してもよい。すなわち、温熱療法用被服1の熱伝導服地2は、左右の正面部21A、21Bの間が連続するようにし、左右の背面部22A、22Bの間が着脱のために開閉できるようにしてもよい。また、熱伝導服地2の左右の正面部21A、21Bの間も背面部22A、22Bの間も共に不連続として、左右の2箇所に熱源を押し当てるか接触させるようにしてもよい。また、上胴部と下胴部を分離し、上胴部だけのものや下胴部だけのものとすることも可能である。
次に、本考案の実施形態に係る別の温熱療法用被服1’を説明する。この温熱療法用被服1’は、図4及び図5に示すように、電気による熱源5が熱伝導服地2の外方に取り付けられ、熱伝導服地2と熱源5を覆う保温性のある服地(図示せず)を有する衣服である。熱源5は、絶縁層で被覆し温度制御されるニクロム線などを用いることができる。熱源5は、どのように配線するかは適宜決められる。熱源5は、温度コントローラー6Aにより電源コード6Bを介して電圧又は電流制御により発熱量や発熱時間が調整される。図中の符号7は、温度センサーであり、身体の1つ又は複数の箇所に配置され、温度コントローラー6Aに身体の温度情報を配線(図示せず)を介して伝える。熱伝導服地2と熱源5を覆う保温性のある服地は、防寒服の服地などを用いることができる。
温熱療法用被服1’は、熱源5を通電させることにより、発熱させて使用する。温熱療法用被服1’は温熱療法用により特化したものであって、温熱療法用被服1と同様な効果を奏す上に、温熱療法に対してより使い易くなっている。
以上、本考案の実施形態に係る温熱療法用被服について説明したが、本考案は、上述の実施形態に記載したものに限られることなく、実用新案登録請求の範囲に記載した事項の範囲内でのさまざまな設計変更が可能である。例えば、熱伝導服地2は、熱伝導性のみを考慮して炭素繊維フェルト地以外を用いることも場合によっては可能である。また、熱伝導服地2を挟む薄い服地3、4のいずれか又は両方を省略することも可能である。温熱療法用被服1、1’の形状は、例えば、足先や手先まで延びたものとするなど、さまざまなものにできることは勿論である。
1 温熱療法用被服
2 熱伝導服地
21A 左の正面部
21B 右の正面部
22A 左の背面部
22B 右の背面部
5 熱源
2 熱伝導服地
21A 左の正面部
21B 右の正面部
22A 左の背面部
22B 右の背面部
5 熱源
Claims (5)
- 左右の正面部から背面部まで連続して形成されて熱伝導を行う熱伝導服地を備えてなることを特徴とする温熱療法用被服。
- 請求項1に記載の温熱療法用被服において、
前記熱伝導服地は、炭素繊維の短繊維がランダムに配向したフェルトからなる炭素繊維フェルト地であることを特徴とする温熱療法用被服。 - 請求項1又は2に記載の温熱療法用被服において、
前記熱伝導服地は、左右の背面部又は左右の正面部の間が連続していることを特徴とする温熱療法用被服。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の温熱療法用被服において、
前記熱伝導服地は、胸部を覆う上胴部から下腹部を覆う下胴部まで連続して形成されていることを特徴とする温熱療法用被服。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載の温熱療法用被服において、
前記熱伝導服地の外方に熱源が取り付けられ、その外方に熱伝導服地と熱源を覆う断熱性服地を有することを特徴とする温熱療法用被服。
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