JP2008101312A - 保温手袋 - Google Patents

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Yukihiro Okuda
幸尋 奥田
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BETERU KK
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Abstract

【課題】 即効性・安全性にすぐれて十分な保温力をもち、手指の動きがスムースになされて取り扱いやすく、内外手袋の洗濯にも支障のない保温手袋を提供すること。
【解決手段】 薄手の内手袋の5本指の各甲側の外面又は内面に沿って布状のカバー片22を設け、このカバー片の手前側を開閉自在の開口部23となし、該開口部内に遠赤外線を放出するシート状で柔軟な面発熱体30を抜き差し可能状に挿入する。各面発熱体がリード線40で連繋され、リード線の先端差し込み部41が外手袋10に配置した小型バッテリーに着脱自在に接続されてなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、遠赤外線を発する面発熱体を組み込んだ保温手袋に関する。
発熱体を組み込んでその温熱により所定温度に温めた手袋は従来から存在する(例えば特許文献1〜3参照)。
特開平10−295772号公報 特開平9−228124号公報 登録実用新案第3058351号公報
特許文献1に記載の技術は、特定の設置領域、大容量の熱エネルギー源、特別な運動を要することなく発汗作用を効果的に促進できることを目的とした温熱・発汗器具であり、そのために手袋と足袋の夫々にシート型電熱体を設け、この電熱体に電力を供給する電熱供給源及びコネクタ、リード線、電圧調整器等の部材を付設してなる構造のものである。この技術は手袋と足袋の双方を温めることができることを特徴としているため発汗作用を促進するには有効であっても体の動きが制約され、通常の手袋を使用するような手軽さに欠ける憾みがある。また構成部材も比較的多いため製作に手数がかゝり製品が高価になるという不具合がある。
特許文献2に記載の技術は、指先などを凍傷になりにくくした手袋等の防寒具に関するもので、断熱材の内側に熱伝導率の大きな素材で作られた熱拡散材を配置し、局所的な温度差を平滑化して指先などの温度低下を抑制することを意図しており、また断熱材と熱拡散材の間に発熱体を入れることで発熱体から放出される熱が熱拡散材に行き渡るようにしたことを特徴としている。この技術は防寒具全体が断熱材・熱拡散材等を積層したものであるため必然一定の厚みを有し指先の握り機能が発揮されないおそれと、洗濯も容易でない等の問題がある。
特許文献3に記載の技術は、アウトドアスポーツ等を冬季でも楽しむことができるようにした温熱グローブに関するもので、人間の手の大きさよりも格段に大きく形成された手袋本体と、該本体内に装着できる大きさのインナーグローブで構成されている。そしてインナーグローブは甲面側に中空部を形成し、中空部内に熱媒封入体を挿着し、この熱媒封入体に接触するようにして簡易発熱体をインナーグローブ内に交換自在に収納するというものである。この技術によると手袋本体の中にインナーグローブを入れ、インナーグローブ内に熱媒封入体を挿着し、更に簡易発熱体をインナーグローブ内に収納することを要している。簡易発熱体には2種類の粉粒体を袋の中で区分して収容構成したもので当該2種類の粉粒体を混合して空気との接触により化学変化を起こさせ発熱させるタイプのものを使用するとしている。ところでインナーグローブは、保温性及び撥水性に優れた材質によって形成された手袋本体によって温度低下を防ぐとしており、手袋本体が十分な保温性に優れたもので且つ厚みのあるものでなければならず、通常の手袋にこの技術を適用するには無理がある。また簡易発熱体自体も従来公知の粉粒体を袋の中に収容したものを使用するものであるから、即効性・保温性等が必ずしも所期するような機能を発揮し得ないなどの問題が残る。なお上記技術以外にも、面状の発熱体を外封材で密閉したヒーターを手袋本体の袋部内に挿脱する形式のものもある(例えば実開平5−51911号公報参照)が、ヒーター自体に厚みがあるため手袋の袋部が膨出し且つその部分によって手袋の動きが鈍くなるという不具合と、例えば厚手の手袋の場合、温熱が手袋内部に浸透しにくくなるといった問題点がある。
本発明はこのような従来技術に鑑みなされたもので、手袋を所定の温度に保つことができ、即効性・安全性に優れ、取り扱いが簡単で通常の手袋にも容易に実施できて嵩張ることもなく、洗濯にも支障を生じない新規保温手袋を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明は、外手袋と該外手袋に着脱自在に収納される内手袋からなる保温手袋において、薄手の内手袋の5本指の各甲側の外面又は内面に沿って布状のカバー片を設け、このカバー片の手前側を開閉自在の開口部となし、該開口部内に遠赤外線を放出するシート状で柔軟な面発熱体を抜き差し可能状に挿入し、各面発熱体がリード線で連繋され、リード線の先端差し込み部が外手袋に配置したバッテリーに着脱自在に接続されてなることを特徴とする。
また本発明は、外手袋と内手袋からなる保温手袋において、幅広のカバー片を内手袋の甲側の外面又は内面に設け、カバー片の手前側を開閉自在の開口部となし、該開口部内に遠赤外線を放出する幅広シート状で柔軟な面発熱体を抜き差し可能状に挿入し、該面発熱体にリード線を接続し、リード線の先端差し込み部が外手袋に配置したバッテリーに着脱自在に接続されてなることを特徴とする。
本発明の外手袋には、遠赤外線を放出する面発熱体を取り付けた薄手の内手袋を挿入してあるので面発熱体の熱は内手袋を程よく加熱し、このため冬季などの手から生ずる体の冷えを未然に防止できる。面発熱体はシート状で柔軟な素材で構成されているので指の動きの妨げにならず外手袋を縦横に動かすことができ、また温度設定することで外気や体調等に合わせた使用ができる。
内手袋は外手袋に着脱自在としてあり、簡単に取り出すことができるとともに面発熱体もカバー片から容易に取り外しができ、従って内外手袋を通常の手袋同様に洗濯することができる。
遠赤外線は適温に温められると人体に対する深達力を高めるので、面発熱体の持つ遠赤機能が遺憾なく発揮されて細胞の活性化が向上し、健康増進に役立つ。なお面発熱体は設定温度以上の温度が上昇するのを抑制し人体に悪影響を及ぼすおそれがなく安全である。
図面を参照して本発明を説明すると、図1及び図2に示すように、10は通常の手袋よりも大きめとした外手袋であり、好ましくはバイク用手袋のように厚手の生地で構成され、この外手袋10に、小型バッテリー11を収納した小袋12を設けている。小型バッテリー11は着脱自在に取り付けられているが小袋12内に緊密に挿入され、開口側を閉じることで振動等があっても脱出するおそれはない。
20は外手袋10内に着脱自在に収納される内手袋であり、伸縮性の柔軟な繊維材からなるもので、5本の指21は当然ながら外手袋10の各指の内面に密に係合する。そして指21の夫々の甲側外面には、ほゞ同じ大きさとした布状のカバー片22が縫着され、手前側に開口部23が形成されている。
30は開口部23から夫々のカバー片22内に挿入されるシート状で柔軟な面発熱体であり、各面発熱体はリード線40で連繋されている。リード線40の一端部(図では親指側)は内手袋20の外面に沿い、外手袋10の外方に引き出され、先端の差し込み部41が小袋12内に収納されているリチウム電池等の小型バッテリー11に着脱自在に接続される。面発熱体30は、遠赤外線を放出して人体の血行を促進する機能を有し、適温とすることで人体への深達力が一層向上する。図3はこの面発熱体30を示したもので、紙材のように薄手の合成樹脂材31の両側に電極32を設け、合成樹脂材にカーボンを練り込んで形成した導電糸33を並列に配置したものである。縦糸には絶縁糸を用いるが、横糸には導電糸33を用いる構成とすると異常加熱が発生したときに導電糸が溶融切断して異常個所の電気の流れを止めることもできる。面発熱体30はカバー片22に抜き差し可能であり、取り出し後は内手袋を通常の手袋同様に洗濯できること勿論である。
リード線40の差し込み口41を小型バッテリー11に接続すると面発熱体30が設定温度まで上昇し、内手袋20の指先が温められる。内手袋20に差し入れた手(不図示)は5本指全体が温められ、なおかつ面発熱体30から放射される遠赤外線が体内に浸透して血行促進が増幅される。面発熱体30の温度設定は38℃〜最高70℃までの5段階とすることが可能で、外気温や環境状態等に応じて調節すればよく、またバッテリーは充電でき、容量を増やせば長時間の使用が可能であること勿論である。
図4は幅広のカバー片22aを内手袋20の甲側の外面に設け、カバー片の手前側を開閉自在の開口部23aとした内手袋の他の例を示すもので、開口部23a内に遠赤外線を放出する幅広シート状で柔軟な面発熱体30aを抜き差し可能に挿入し、この面発熱体30aにリード線40を接続し、リード線40の先端にある差し込み部41を前述した外手袋10の小袋12の小型バッテリー11に接続する。この場合は手の甲を温めたいときに都合がよい。
図5は内手袋20の甲側の指21内面に面発熱体30を配置した他の例を示している。この場合は当然ながらカバー片22は内手袋20の内面に設けられるので、皮膚に面発熱体30が直接することはなく安全であり、なおかつ近接した分、皮膚を一層温めることができ、例えば寒冷地や寒さの著しい環境にあるときなどには効果的に機能する。なお図示はしないが、この例と同様、幅広の面発熱体30aを内手袋20の甲側の内面に設けるようにすることもできる。
前記した面発熱体30と幅広の面発熱体30aとは別個に取り付けるとしてあるが、双方を同時に取り付けるようにしてもよく、場合によっては双方にまたがるような構成とすることも可能である。なお本発明の手袋構造は一例であり、本発明の目的効果を奏する範囲における変形は図示した所に限定されるものではない。
本発明の概略全体図である。 本発明の概略断面図である。 面発熱体の説明図である。 面発熱体を甲面に設けた例を示す内手袋の説明図である。 面発熱体を甲側の内面に設けた断面図である。
符号の説明
10 外手袋
11 小型バッテリー
12 小袋
20 内手袋
21 指
22 カバー片
22a カバー片
23 開口部
23a 開口部
30 面発熱体
30a 面発熱体

Claims (2)

  1. 外手袋と該外手袋に着脱自在に収納される内手袋からなる保温手袋において、薄手の内手袋の5本指の各甲側の外面又は内面に沿って布状のカバー片を設け、このカバー片の手前側を開閉自在の開口部となし、該開口部内に遠赤外線を放出するシート状で柔軟な面発熱体を抜き差し可能状に挿入し、各面発熱体がリード線で連繋され、リード線の先端差し込み部が外手袋に配置したバッテリーに着脱自在に接続されてなることを特徴とする保温手袋。
  2. 外手袋と該外手袋に着脱自在に収納される内手袋からなる保温手袋において、幅広のカバー片を薄手の内手袋の甲側の外面又は内面に設け、カバー片の手前側を開閉自在の開口部となし、該開口部内に遠赤外線を放出する幅広シート状で柔軟な面発熱体を抜き差し可能状に挿入し、該面発熱体にリード線を接続し、リード線の先端差し込み部が外手袋に配置したバッテリーに着脱自在に接続されてなることを特徴とする保温手袋。
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