JP3187764U - インソール - Google Patents
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Abstract
【課題】使用時における良好な装着感を確保しつつ、履物を履いた際の見栄えを損なわないインソールを提供する。
【解決手段】履物の中底の上に敷設するインソール本体2と、このインソール本体2の上面前端部に連設され、足指を通す透孔5が形成された、後方向きに開口する袋状のカバー部3と、を有するインソール1を構成する。足指を透孔5に通すことによって、足指がカバー部3の先端側に露出した状態となる。このうように、足指をカバー部3の先端側に露出させることで、良好な装着感を確保しつつ、足先を露出するタイプの履物を履いた際に、履物の先端側からインソール1のカバー部3が見えるのを防止して、履物を履いた際の見栄えを損なわないようにすることができる。
【選択図】図1
【解決手段】履物の中底の上に敷設するインソール本体2と、このインソール本体2の上面前端部に連設され、足指を通す透孔5が形成された、後方向きに開口する袋状のカバー部3と、を有するインソール1を構成する。足指を透孔5に通すことによって、足指がカバー部3の先端側に露出した状態となる。このうように、足指をカバー部3の先端側に露出させることで、良好な装着感を確保しつつ、足先を露出するタイプの履物を履いた際に、履物の先端側からインソール1のカバー部3が見えるのを防止して、履物を履いた際の見栄えを損なわないようにすることができる。
【選択図】図1
Description
この考案は、主としてミュールやパンプス等の履物を素足で履く際に用いるインソールに関する。
ミュールやパンプス等のように素足のまま直接履く履物を使用する際には、足裏からの汗によって履物内が蒸れて不衛生になるのを防止すべく、履物の中底に吸湿性を有するインソール(中敷き)を敷設することが多い。このインソールとして、例えば特許文献1から3に示す構成のものがある。
特許文献1には、履物の中底とほぼ同形状に形成されるとともに、つま先部分が切断された平坦な形状のインソールが示されている(本文献の図2等を参照)。特許文献2には、履物の中底と同形状に形成されるとともに、その裏面側に粘着剤を塗布し、履物の使用中に中底から浮き上がるのを防止した中敷きが示されている(本文献の図1等を参照)。特許文献3には、履物の中底と同形状に形成されるとともに、その左右方向の両端部にピンを設けた中敷が示されている(本文献の図1を参照)。このピンを履物に固定することで、中敷が中底からずれたり脱落したりするのを防止している。
また、図6に示すように、履物の中底と同形状に形成されたインソール本体12と、このインソール本体12の上面前端部に連設された、後方向きに開口する袋状のカバー部13とを有するインソール11がある。このようにカバー部13を設け、このカバー部13につま先を挿し込むことにより、インソール11がしっかりと足に固定される。このインソール11自体は中底に固定されていないが、足とインソール11の位置関係が使用中にずれないため、良好な装着感を得ることができる。
特許文献1に係るインソールは単なる平坦形状をしているため、使用中に中底から浮き上がって、中底と足裏との間でバタつきが生じやすい。このため、使用者が良好な履き心地を得にくいという問題がある。また、特許文献2に係る中敷きは、粘着剤の作用によって中底から浮き上がることはないが、一旦中底に敷設すると再び取り外すのが困難となることがある。このため、中敷きの手入れが疎かになって、衛生状態が損なわれかねない問題がある。また、特許文献3に係る中敷は、ピンを履物に固定する構成のため、ピンが足に触れて使用者に不快感が生じたり、このピンによって履物が傷みやすくなったりする問題がある。さらに、図6に示すインソール11は、つま先をカバー部13で覆う構成のため、足先を露出するタイプの履物に使用した場合、この履物の先端側からインソール11のカバー部13が見えてしまい、見栄えが大きく損なわれるという問題がある。
そこで、この考案は、インソールの使用時における良好な装着感を確保しつつ、履物を履いた際の見栄えを損なわないようにすることを課題とする。
上記の課題を解決するため、この考案は、履物の中底の上に敷設するインソール本体と、前記インソール本体の上面前端部に連設され、足指を通す透孔が形成された、後方向きに開口する袋状のカバー部と、を有するインソールを構成した。
インソール本体にカバー部を連設し、このカバー部につま先を挿し込むことによって、このインソールがしっかりと足に装着された状態となる。しかも、透孔に足指を通すことにより、足先がカバー部から露出した状態となる。このため、足先を露出するタイプの履物を使用する際に、この履物の先端側からインソールのカバー部が見えるのを防止することができる。このため、インソールによる良好な装着感を確保しつつ、履物を履いた際の見栄えを損なわないようにすることができる。
前記構成においては、前記インソール本体の足指付け根に相当する位置、又は土踏まずに相当する位置の少なくとも一方に、表面側に盛り上がる隆起部を形成した構成とするのが好ましい。
この隆起部は、足指付け根や土踏まずといった足裏の凹部にフィットして、足裏と中底の間の隙間を極力なくす作用を発揮する。このため、インソールの装着感を一層向上することができる。
この考案に係るインソールは、履物の中底に敷設するインソールの上面前端部に、足指を通す透孔が形成された袋状のカバー部を連設し、このカバー部につま先を挿し込むことによって、インソールがしっかりと足に装着された状態とした。このため、履物の中底と足裏との間でインソールがバタつくのを防止することができ、良好な装着感を確保することができる。しかも、つま先がカバー部から露出した状態とすることができ、足先を露出するタイプの履物を使用する際の見栄えを損なわないようにすることができる。
本願考案に係るインソール1の第一実施形態を図1から図4に示す。このインソール1は、履物Sの中底の上に敷設するインソール本体2と、このインソール本体2の上面前端部に連設され、後方向きに開口する袋状のカバー部3とを有する。
インソール本体2の足指付け根に相当する位置と、土踏まずに相当する位置の表面側には、足裏の凹形状に対応する隆起部4a、4bが形成されている(図1及び図2(b)から(d)を参照)。インソール本体2は、クッション性と吸湿性を備えたポリエステルを含む素材からなり、隆起部4a、4bは、ウレタンフォームをインソール本体2の表面側に設ける(インソール本体2を覆う薄手の被覆材の中に所定形状に成形したウレタンフォームを詰め込む)ことによって構成されている。このように隆起部4a、4bを構成することにより、インソール1の装着時に隆起部4a、4bが足裏にフィットして、良好な装着感を得ることができる。この隆起部4a、4bの両方又は一方を設けない構成とすることもできる。
カバー部3には、5本の足指Fをそれぞれ通すための5つの透孔5が形成されている。足指Fを透孔5に通すことによって、足指Fがカバー部3の先端側に露出した状態とすることができる(図3を参照)。このように足指Fを露出させた状態で、足先を露出するタイプの履物S(オープントゥパンプス等)を履くと、足指Fを履物Sの先端側から露出させつつ、この先端側からインソール1のカバー部3が見えるのを防止することができる(図4を参照)。
カバー部3は、伸縮性と吸湿性を備えたポリウレタンを含む素材が用いられており、インソール1の装着時に、その伸縮性によって、つま先をしっかりとホールドするようになっている。このため、履物Sの中底と足裏との間でインソール1がバタつくのを防止することができ、良好な装着感を確保することができる。また、5つの透孔5を形成することにより、足指Fの間にカバー部3が入り込む。このため、足指Fの間の湿気がカバー部3によって吸収され、蒸れ防止を図ることができる。
透孔5は、レーザ加工によって形成されている。このレーザ加工においては、透孔5の内縁において切断された繊維同士が、加工に伴う熱で溶着するため、この内縁における繊維のほつれが生じにくい。このため、インソール1の耐久性向上を図ることができる。透孔5の形成においては、レーザ加工以外の加工手段も適宜採用することができる。
この第一実施形態においては、5つの透孔5を形成して、5本の足指Fをそれぞれ別々の透孔5に挿し込む構成としたが、例えば、第一指を挿し込む透孔5と、第二指から第五指をまとめて挿し込む透孔5の2つの透孔5を形成した態様とすることもできる。この場合も、インソール1の装着時に、カバー部3によってつま先をしっかりホールドする作用と、第一指と第二指の間の湿気をカバー部3によって吸収して、蒸れ防止を図る作用が発揮されるためである。
インソール本体2の裏面には、滑り止め部6が点状に分布して形成されている(図2(a)を参照)。この滑り止め部6を形成することにより、インソール1が中底に対して不用意にずれるのを防止することができ、このインソール1の装着感を一層向上することができる。この滑り止め部6の素材として、ゴムや樹脂等を採用できる。
このインソール1は、履物Sの中底に敷いたまま使用するのではなく、足に履くタイプなので、使用者がその汚れに気付きやすい。このため、汚れがひどくなる前に速やかに洗濯することができ、常に清潔な状態を保ちつつ使用することができる。
この考案に係るインソール1の第二実施形態を図5に示す。このインソール1は、第一実施形態に係るインソール1と基本構成は同じであるが、インソール本体2の前後方向の長さが、第一実施形態に係るものの約半分程度である点において相違している。この場合も、足指Fがカバー部3に形成した透孔5に挿し込まれて、インソール1の装着時に、つま先をしっかりとホールドするようになっている。また、履物Sを履いた際に特に蒸れが生じやすい足指Fの間にカバー部3が入り込むので、第一実施形態に係るインソール1と同等の蒸れ防止作用が発揮される。この第二実施形態では、インソール本体2の長さを第一実施形態に係るインソール本体2の長さの約半分程度としたが、この長さは適宜変更することもできる。
上記の各実施形態はあくまでも例示であって、本願考案の、インソール1の使用時における良好な装着感を確保しつつ、履物Sを履いた際の見栄えを損なわないようにする、という課題を解決し得る限りにおいて、構成部材の形状、材質等を適宜変更することも許容される。
1 インソール
2 インソール本体
3 カバー部
4a、4b 隆起部
5 透孔
6 滑り止め部
F 足指
S 履物
2 インソール本体
3 カバー部
4a、4b 隆起部
5 透孔
6 滑り止め部
F 足指
S 履物
Claims (2)
- 履物(S)の中底の上に敷設するインソール本体(2)と、
前記インソール本体(2)の上面前端部に連設され、足指(F)を通す透孔(5)が形成された、後方向きに開口する袋状のカバー部(3)と、
を有するインソール。 - 前記インソール本体(2)の足指付け根に相当する位置、又は土踏まずに相当する位置の少なくとも一方に、表面側に盛り上がる隆起部(4a、4b)を形成した請求項1に記載のインソール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013005669U JP3187764U (ja) | 2013-10-02 | 2013-10-02 | インソール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013005669U JP3187764U (ja) | 2013-10-02 | 2013-10-02 | インソール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3187764U true JP3187764U (ja) | 2013-12-12 |
Family
ID=50431301
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013005669U Expired - Fee Related JP3187764U (ja) | 2013-10-02 | 2013-10-02 | インソール |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3187764U (ja) |
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2013
- 2013-10-02 JP JP2013005669U patent/JP3187764U/ja not_active Expired - Fee Related
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