JP3158147U - 指間絹布 - Google Patents

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【課題】比較的低価格且つ簡単な構成で、効果的に指間における臭いや細菌の繁殖等を抑制することが可能である指間絹布を提供する。【解決手段】指間に装着可能な指間絹布1であって、一体的に形成された絹布本体10にて構成されており、前記絹布本体10に均等な間隔を有すべく三つの貫通孔部11,12,13が穿孔されていることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本考案は、指間(特に足指間)に装着することによって、指間における臭いや細菌の繁殖等を抑制することができる、指間絹布に関するものである。
日常生活においては、殆どの人が、長時間「靴(靴下)」を履いて、家事や仕事を行ったり、学校生活を営んだり、スポーツを行ったりしている。また、家事・仕事・スポーツ等によっては、「靴(靴下)」だけではなく、「手袋(あるいは何等かのグローブ等)」を装着した状態で、長時間の作業や練習や試合等を行う場合もある。
このように、家事・仕事・学校・スポーツ等によって、長時間「靴(靴下)」や「手袋」を装着した状態が継続すると、足や手の指間に汗をかき、この「指間の汗」が原因となって、指間が蒸れて臭いを発したり、指間に細菌やカビが繁殖したりする場合がある。
上述した指間の臭いや水虫の細菌等の繁殖を抑制する技術としては、例えば、足のつま先部分に被せて使用する足指カバー(特許文献1参照)や、消臭剤・抗菌剤等が塗布されたシート等が知られている。
特開平10−33586号公報
しかしながら、上述した従来技術には、次のような問題があった。
まず、特許文献1に示した足指カバーは、銅繊維を含む殺菌シートを袋状に縫い合わせて構成されているが、このように「袋状」に構成された場合には、上述した指間の蒸れや細菌等の繁殖の原因となる「指間の汗」を効果的に無くすことが困難で、乾燥を促進させることも容易ではないという問題があった。また、「銅繊維を含む殺菌シート」を用いることには、コスト的な問題もあった。
さらに、消臭剤・抗菌剤等が塗布されたシートは、コスト的な問題があり、日常的に使用可能なものを、低価格且つ簡単に得ることができないという問題があった。
そこで、本考案は、上記従来技術の問題を解決するためになされたものであり、比較的低価格且つ簡単な構成で、効果的に指間における臭いや細菌の繁殖等を抑制することが可能な(いわゆる、効果的に指間の乾燥を促進させることが可能な)、指間絹布を提供することを課題とする。
本考案の第一実施態様は、上記課題を解決するためになされたものであり、指間に装着可能な指間絹布であって、一体的に形成された絹布本体にて構成されており、前記絹布本体には複数の貫通孔部が穿孔されていることを特徴としている。本考案にかかる指間絹布(を構成する絹布本体)は、その素材が絹100%であることが好ましい。本考案にかかる指間絹布は、前記貫通孔部に指(足指あるいは手指)を挿入し、構成要素である絹布本体を指間に挟み込んで使用される。
このような構成によれば、上述したように「絹」を用いて構成されているため、吸水性能および放水性能の高い指間絹布を得ることができる。すなわち、本考案は、高い吸水力と高い放水力とをバランスよく備えた「絹」を用いて構成されているため、薬剤等を塗布することなく、効果的に指間の乾燥を促進可能な指間絹布を得ることができる。
また、「絹」は、人間と同じタンパク質で構成されており、通気性も良いため、使用する人の肌を正常な生理状態に保つことができる。つまり、本考案は、生体適合性が高い素材(絹)を用いて構成されているため、人体に優しく、敏感肌の人でも使用可能な指間絹布を得ることができる。
さらに、「絹」は、カビ増殖の抑制効果が認められている。したがって、本考案によれば、より効果的に指間における臭いや細菌の繁殖等を抑制することが可能な指間絹布を得ることができる。
また、本考案の第二態様は、上記課題を解決するためになされたものであり、指間に装着可能な指間絹布であって、一体的に形成された絹布本体にて構成されており、前記絹布本体には均等な間隔を有すべく三つの貫通孔部が穿孔されていることを特徴としている。本考案にかかる指間絹布は、その素材が絹100%であることが好ましい。本考案にかかる指間絹布は、上述した第一態様と同様に、前記貫通孔部に指(足指あるいは手指)を挿入し、構成要素である絹布本体を指間に挟み込んで使用される。
このような構成によれば、上述した第一態様の作用効果に加えて、次のような作用効果を得ることができる。本考案の構成によれば、均等な間隔に穿孔された前記三つの貫通孔部に、足あるいは手における中央部の三本の指(人差指、中指、薬指)を挿入することによって、全ての指間(親指と人差指との間、人差指と中指との間、中指と薬指との間、薬指と小指との間)に適切に前記絹布本体を挟み込むことができる。すなわち、このような構成によれば、比較的簡単な構成および少ない材料を用いて、効果的に指間における臭いや細菌の繁殖等を抑制することが可能な(いわゆる、効果的に指間の乾燥を促進させることが可能な)、指間絹布を得ることができる。
また、本考案の第三態様は、上記課題を解決するためになされたものであり、指間に装着可能な指間絹布であって、一体的に形成された矩形帯状の絹布本体にて構成され、前記絹布本体には、第一貫通孔部、第二貫通孔部、および第三貫通孔部の三つの貫通孔部が穿孔されており、前記絹布本体の短辺方向寸法Aと、前記絹布本体の長辺方向寸法Bと、前記絹布本体の左端部から前記第一貫通孔部までの間隔である第一間隔L1と、前記第一貫通孔部と第二貫通孔部との間隔である第二間隔L2と、前記第二貫通孔部と前記第三貫通孔部との間隔である第三間隔L3と、前記第三貫通孔部から前記絹布本体の右端部までの間隔である第四間隔L4とが、「B=4A」および「L1=L2=L3=L4=A」という関係を有することを特徴としている。本考案にかかる指間絹布(を構成する絹布本体)も、第一態様および第二態様と同様に、その素材が絹100%であることが好ましい。そして、本考案にかかる指間絹布も、第一態様および第二態様と同様に、前記貫通孔部に指(足指あるいは手指)を挿入し、構成要素である絹布本体を指間に挟み込んで使用される。
このような構成によれば、上述した第一態様および第二態様の作用効果に加えて、次のような作用効果を得ることができる。本考案によれば、例えば、前記絹布本体の短辺方向寸法Aを「8cm」に設定することが好ましく、この好ましい構成によれば、足等の指にジャストフィットする前記指間絹布を得ることができる。つまり、前記絹布本体があまりに長ければ、前記指間絹布の装着時に前記絹布本体がもたつき、使用者は違和感を覚えることとなる。一方、前記絹布本体が短ければ、前記指間絹布の吸水効果が薄れることとなる。すなわち、この第三態様にかかる指間絹布によれば(短辺方向寸法A=8cm)、構成要素の各寸法を上述した関係を有するように設定することによって、フィット感が高く、もたつきの無い、吸水性能および放水性能の高い、指間絹布を得ることができる。
また、本考案の第四態様は、上記課題を解決するためになされたものであり、指間に装着可能な指間絹布であって、一体的に形成された絹布本体にて構成され、前記絹布本体には複数の貫通孔部が穿孔されており、前記指間に挟み込む領域として、第一挟み込み部、第二挟み込み部、第三挟み込み部、および第四挟み込み部が、前記絹布本体にて形成され、前記第一挟み込み部と前記第二挟み込み部とを接続すべく、前記第一および第二挟み込み部よりも小面積である第一繋ぎ部と、前記第二挟み込み部と前記第三挟み込み部とを接続すべく、前記第二および第三挟み込み部よりも小面積である第二繋ぎ部と、前記第三挟み込み部と前記第四挟み込み部とを接続すべく、前記第三および第四挟み込み部よりも小面積である第三繋ぎ部とが、前記絹布本体にて形成され、前記貫通孔部が、前記第一繋ぎ部、前記第二繋ぎ部、および前記第三繋ぎ部に、それぞれ一つずつ穿孔されていることを特徴としている。
このような構成によれば、上述した第一態様〜第三態様の作用効果に加えて、次のような作用効果を得ることができる。本考案によれば、前記指間に挟み込む領域である第一挟み込み部〜第四挟み込み部が大きく(大面積に)形成され、これらの挟み込み部を接続する部位である第一繋ぎ部〜第三繋ぎ部が小さく(小面積に)形成され、この第一繋ぎ部〜第三繋ぎ部に一つずつ前記貫通孔部が穿孔されている(すなわち、全部で三つの前記貫通孔部が穿孔されている)。したがって、本考案の使用時には、前記貫通孔部の周囲には余分な前記絹布本体が無く、指間には、吸水性および放水性に優れた大面積の第一挟み込み部〜第四挟み込み部が挟み込まれることとなる。つまり、このような構成によれば、必要最小限の「絹」を用いて、必要な箇所に必要な前記絹布本体を備えた指間絹布を得ることが可能となり、比較的低価格且つ簡単な構成で、効果的に指間における臭いや細菌の繁殖等を抑制することが(いわゆる、効果的に指間の乾燥を促進させることが)できる。
また、本考案の第五態様にかかる指間絹布は、上述した第一態様から第三態様のいずれかにて、前記絹布本体が、ニット織りにて構成されていることが好ましい。
この好ましい構成によれば、ニット織りであるため、前記絹布本体に穿孔された前記貫通孔部が裂け難い。仮に、平織りで構成すると、収縮性に欠けるため、貫通孔に指を挿入する際に貫通孔部が裂け易くなる。本考案にかかる指間絹布は、ニット織りにて構成されているため、収縮性および融通性が高く、前記貫通孔部に対する指の挿入をスムーズに実施可能であって、使用頻度が高い場合であっても前記貫通孔部が裂け難い。
さらに、本考案にかかる指間絹布は、バイヤス裁ちにて構成されていることが好ましい。この好ましい構成によれば、指間絹布を指の間に挟み込んだ場合に、絹布本体を、嵩張り難く、コンパクトにまとめることが可能となる。
本考案によれば、比較的低価格且つ簡単な構成で、効果的に指間における臭いや細菌の繁殖等を抑制することが可能な(いわゆる、効果的に指間の乾燥を促進させることが可能な)、指間絹布を得ることができる。
本考案の実施形態にかかる指間絹布の概略図を示したものである。 本考案の実施形態にかかる指間絹布を足指間に使用した場合の使用状態概略図を示したものである。 本考案の実施形態にかかる指間絹布を手指間に使用した場合の使用状態概略図を示したものである。 本考案の他の実施形態にかかる指間絹布の概略図を示したものである。
以下、図面に基づいて、本考案の実施形態を説明する。
図1は、本考案の実施形態にかかる指間絹布の概略図を示したものである。また、図2は、本考案の実施形態にかかる指間絹布を足指間に使用した場合の使用状態概略図を示したものである。さらに、図3は、本考案の実施形態にかかる指間絹布を手指間に使用した場合の使用状態概略図を示したものである。
図1に示すように、本実施形態にかかる指間絹布1は、絹100%の素材を用いた絹布本体10にて構成されている。より具体的には、この絹布本体10に三つの貫通孔部(第一貫通孔部11、第二貫通孔部12、第三貫通孔部13)を穿孔して、指間絹布1が構成されている。
指間絹布1は、矩形帯状の絹布本体10を用いて構成されており、この絹布本体10は、ニット織り、バイヤス裁ちであることを特徴としている。
また、指間絹布1を構成する絹布本体10は、短辺方向寸法Aと、長辺方向寸法Bとの間に、「B=4A」の関係がある。ここで、本実施形態においては、短辺方向寸法Aが「8cm」に設定される。したがって、長辺方向寸法Bは、「32cm」となる。
さらに、指間絹布1を構成する絹布本体10に穿孔されている各貫通孔部11,12,13の穿孔位置については、絹布本体10の長手右方向に、絹布本体10の左端部から第一貫通孔部11までの間隔を第一間隔L1とし、第一貫通孔部11から第二貫通孔部12までの間隔を第二間隔L2とし、第二貫通孔部12から第三貫通孔部13までの間隔を第三間隔L3とし、第三貫通孔部13から絹布本体10の右端部までの間隔を第四間隔L4として、これらの各寸法が、「L1=L2=L3=L4=A」の関係を有している。
本実施形態にかかる指間絹布1は、以上のように構成されており、その構成に基づき、次のように使用される。ここで、図2は、本考案の実施形態にかかる指間絹布1を足指間に使用した場合の使用状態概略図を示したものであり、図3は、本考案の実施形態にかかる指間絹布を手指間に使用した場合の使用状態概略図を示したものである。
図2に示すように、本実施形態にかかる指間絹布1を足Fに装着する場合には、足薬指F4を第一貫通孔部11に挿入し、足中指F3を第二貫通孔部12に挿入し、足人差指F2を第三貫通孔部13に挿入する。このように足Fの所定の指を第一貫通孔部11〜第三貫通孔部13に挿入することによって、本実施形態においては、指間絹布1の左端部から第一貫通孔部11までの領域が足小指F5と足薬指F4との間に挟み込まれ、第一貫通孔部11から第二貫通孔部12までの領域が足薬指F4と足中指F3との間に挟み込まれ、第二貫通孔部12から第三貫通孔部13までの領域が足中指F3と足人差指F2との間に挟み込まれ、第三貫通孔部13から指間絹布1の右端部までの領域が足人差指F2と足親指F1との間に挟み込まれることとなる。
すなわち、図2に示した本実施形態によれば、指間絹布1に穿孔された三つの貫通孔部11,12,13に、足Fの中央に位置する三本の指F4,F3,F2を挿入することによって、足Fの全ての指間に絹布本体10を適切に配設することができる。つまり、吸水性能および放水性能の高い指間絹布1を効果的に指間に装着することが可能となる。また、本実施形態にかかる指間絹布1は、「絹」を用いて構成されているため(しなやかな素材であるため)、嵩張らない。したがって、この図2の状態に指間絹布1を装着した後であっても、その上から靴下やストッキングを履くことが可能であり、その際、違和感も無く、目立ちにくい。
また、図3に示すように、本実施形態にかかる指間絹布1を手Hに装着する場合には、手人差指H2を第一貫通孔部11に挿入し、手中指H3を第二貫通孔部12に挿入し、手薬指H4を第三貫通孔部13に挿入する。このように手Hの所定の指を第一貫通孔部11〜第三貫通孔部13に挿入することによって、本実施形態においては、指間絹布1の左端部から第一貫通孔部11までの領域が手親指H1と手人差指H2との間に挟み込まれ、第一貫通孔部11から第二貫通孔部12までの領域が手人差指H2と手中指F3との間に挟み込まれ、第二貫通孔部12から第三貫通孔部13までの領域が手中指H3と手薬指H4との間に挟み込まれ、第三貫通孔部13から指間絹布1の右端部までの領域が手薬指H4と手小指H5との間に挟み込まれることとなる。
すなわち、図3に示した本実施形態によれば、指間絹布1に穿孔された三つの貫通孔部11,12,13に、手Hの中央に位置する三本の指H2,H3,H4を挿入することによって、手Hの全ての指間に絹布本体10を適切に配設することができる。つまり、吸水性能および放水性能の高い指間絹布1を効果的に指間に装着することが可能となる。また、本実施形態にかかる指間絹布1は、「絹」を用いて構成されているため(しなやかな素材であるため)、嵩張らない。したがって、この図3の状態に指間絹布1を装着した後であっても、その上から手袋や競技用グローブ等をつけることが可能であり、その際、違和感も無く、目立ちにくい。
さて、本実施形態にかかる指間絹布1は、以上のように構成され使用されることによって、次のような作用効果を得ることができる。
本実施形態は、指間に装着可能な指間絹布1であって、一体的に形成された絹布本体10にて構成されており、絹布本体10には複数の貫通孔部11,12,13が穿孔されている。また、本実施形態にかかる指間絹布1(を構成する絹布本体10)は、その素材が絹100%であることが好ましい。本実施形態にかかる指間絹布1は、上述したように、貫通孔部11,12,13に指(足指あるいは手指)を挿入し、構成要素である絹布本体10を指間に挟み込んで使用される。
このような構成によれば、上述したように「絹」を用いて構成されているため、吸水性能および放水性能の高い指間絹布1を得ることができる。すなわち、本考案によれば、高い吸水力と高い放水力とをバランスよく備えた「絹」を用いて構成されているため、薬剤等を塗布することなく、効果的に指間の乾燥を促進可能な指間絹布1を得ることができる。また、「絹」は、人間と同じタンパク質で構成されており、通気性も良いため、使用する人の肌を正常な生理状態に保つことができる。つまり、本考案は、生体適合性が高い素材(絹)を用いて構成されているため、人体に優しく、敏感肌の人でも使用可能な指間絹布1を得ることができる。さらに、「絹」は、カビ増殖の抑制効果が認められている。したがって、本考案によれば、より効果的に指間における臭いや細菌の繁殖等を抑制することが可能な指間絹布1を得ることができる。
また、本実施形態は、指間に装着可能な指間絹布1であって、一体的に形成された絹布本体10にて構成されており、絹布本体10には均等な間隔を有すべく三つの貫通孔部11,12,13が穿孔されていることを特徴としている。
このような構成によれば、上述した作用効果に加えて、次のような作用効果を得ることができる。本考案の構成によれば、均等な間隔に穿孔された三つの貫通孔部11,12,13に、足Fあるいは手Hにおける中央部の三本の指(人差指、中指、薬指)を挿入することによって、全ての指間(親指と人差指との間、人差指と中指との間、中指と薬指との間、薬指と小指との間)に適切に絹布本体10を挟み込むことができる。すなわち、このような構成によれば、比較的簡単な構成および少ない材料を用いて、効果的に指間における臭いや細菌の繁殖等を抑制することが可能な(いわゆる、効果的に指間の乾燥を促進させることが可能な)、指間絹布1を得ることができる。
また、本実施形態は、指間に装着可能な指間絹布1であって、一体的に形成された矩形帯状の絹布本体10にて構成され、絹布本体10には、第一貫通孔部11、第二貫通孔部12、および第三貫通孔部13の三つの貫通孔部が穿孔されており、絹布本体10の短辺方向寸法Aと、絹布本体10の長辺方向寸法Bと、絹布本体10の左端部から第一貫通孔部11までの間隔である第一間隔L1と、第一貫通孔部11と第二貫通孔部12との間隔である第二間隔L2と、第二貫通孔部12と第三貫通孔部13との間隔である第三間隔L3と、第三貫通孔部13から絹布本体10の右端部までの間隔である第四間隔L4とが、「B=4A」および「L1=L2=L3=L4=A」という関係を有すべく構成されている。
このような構成によれば、上述した作用効果に加えて、次のような作用効果を得ることができる。本考案によれば、例えば、絹布本体10の短辺方向寸法Aを「8cm」に設定することが好ましく、この好ましい構成によれば、足F等の指にジャストフィットする指間絹布1を得ることができる。つまり、絹布本体10があまりに長ければ、指間絹布1の装着時に絹布本体10がもたつき、使用者は違和感を覚えることとなる。一方、絹布本体10が短ければ、指間絹布1の吸水効果が薄れることとなる。すなわち、このように構成された指間絹布1によれば(短辺方向寸法A=8cmの場合)、構成要素の各寸法を上述した関係を有するように設定することによって、フィット感が高く、もたつきの無い、吸水性能および放水性能の高い、指間絹布1を得ることができる。
また、本実施形態にかかる指間絹布1は、絹布本体10が、ニット織りにて構成されていることが好ましい。
この好ましい構成によれば、ニット織りであるため、絹布本体10に穿孔された貫通孔部11,12,13が裂け難くなる。つまり、絹布本体10をニット織りにて構成することによって、収縮性および融通性が高く、貫通孔部11,12,13に対する指の挿入をスムーズに実施可能であって、使用頻度が高い場合であっても貫通孔部11,12,13が裂け難い、指間絹布1を得ることができる。
さらに、本実施形態にかかる指間絹布1は、バイヤス裁ちにて構成されていることが好ましい。この好ましい構成によれば、指間絹布1を指の間に挟み込んだ場合に、絹布本体10を、嵩張り難く、コンパクトにまとめることが可能となる。
以上のことから、本実施形態によれば、比較的低価格且つ簡単な構成で、効果的に指間における臭いや細菌の繁殖等を抑制することが可能な(いわゆる、効果的に指間の乾燥を促進させることが可能な)、指間絹布1を得ることができる。
<その他の実施例等>
なお、本考案は、上記実施形態に限定されるものではなく、本考案の趣旨に適合し得る範囲で必要に応じて種々の変更を加えて実施することも可能であり、それらはいずれも本考案の技術的範囲に含まれる。
上記実施形態においては、一枚の指間絹布を指間に挟みこんで使用する場合について説明したが、本考案はこの構成に限定されず、男性等の足の大きい人は、必要に応じて二枚以上の指間絹布を重ねて使用してもよい。また、場合によっては(例えば、足の小さい人等は)、一枚の指間絹布を二つあるいはそれ以上に折り曲げた状態で使用してもよい。
また、上記実施形態においては、指間絹布1を構成する絹布本体10が矩形帯状である場合について説明したが、本考案はこの構成に限定されず、「絹」を用いた構成であれば、必要に応じて、種々の形状での実施が可能である。したがって、例えば、図4に示すような構成でもよい。
図4は、本考案の他の実施形態にかかる指間絹布の概略図を示したものである。
図4に示すように、本実施形態にかかる指間絹布100は、指間に装着可能な指間絹布100であって、一体的に形成された絹布本体110にて構成され、絹布本体110には複数の貫通孔部(第一貫通孔部111,第二貫通孔部112,第三貫通孔部113)が穿孔されており、指間に挟み込む領域として、第一挟み込み部121、第二挟み込み部122、第三挟み込み部123、および第四挟み込み部124が、絹布本体110にて形成され、第一挟み込み部121と第二挟み込み部122とを接続すべく、第一および第二挟み込み部121,122よりも小面積である第一繋ぎ部131と、第二挟み込み部122と第三挟み込み部123とを接続すべく、第二および第三挟み込み部122,123よりも小面積である第二繋ぎ部132と、第三挟み込み部123と第四挟み込み部124とを接続すべく、第三および第四挟み込み部123,124よりも小面積である第三繋ぎ部133とが、絹布本体110にて形成され、貫通孔部111,112,113が、第一繋ぎ部131、第二繋ぎ部132、および第三繋ぎ部133に、それぞれ一つずつ穿孔されていることを特徴としている。
本実施形態にかかる指間絹布100は、絹布本体110の短部方向寸法Aと長部方向寸法Bとが、「B=4A」の関係を有すべく構成されている。また、本実施形態にかかる指間絹布100は、絹布本体110の左端部から第一貫通孔部111までの間隔である第一間隔L1と、第一貫通孔部111と第二貫通孔部112との間隔である第二間隔L2と、第二貫通孔部112と第三貫通孔部113との間隔である第三間隔L3と、第三貫通孔部113から絹布本体110の右端部までの間隔である第四間隔L4とが、「L1=L2=L3=L4=A」の関係を有すべく構成されている。
以上のように構成された本実施形態にかかる指間絹布100は、足Fに使用する場合には、例えば、次のように使用される。(足Fの符号に関しては、図2を参照して説明する。)
図4に示した指間絹布100を足Fに装着する場合には、足薬指F4を第一貫通孔部111に挿入し、足中指F3を第二貫通孔部112に挿入し、足人差指F2を第三貫通孔部113に挿入する。このように足Fの所定の指を第一貫通孔部111〜第三貫通孔部113に挿入することによって、本実施形態においては、第一挟み込み部121が足小指F5と足薬指F4との間に挟み込まれ、第二挟み込み部122が足薬指F4と足中指F3との間に挟み込まれ、第三挟み込み部123が足中指F3と足人差指F2との間に挟み込まれ、第四挟み込み部124が足人差指F2と足親指F1との間に挟み込まれることとなる。
すなわち、図4に示した本実施形態にかかる指間絹布100によれば、絹布本体110にて形成された繋ぎ部131,132,133に穿孔された三つの貫通孔部111,112,113に、足Fの中央に位置する三本の指F4,F3,F2を挿入することによって、足Fの全ての指間に絹布本体110を適切に配設することができる。つまり、吸水性能および放水性能の高い指間絹布100を効果的に指間に装着することが可能となる。
このような構成によれば、先に説明した実施形態の作用効果に加えて、次のような作用効果を得ることができる。本考案によれば、指間に挟み込む領域である第一挟み込み部121〜第四挟み込み部124が大きく(大面積に)形成され、これらの挟み込み部121,122,123,124を接続する部位である第一繋ぎ部131〜第三繋ぎ部133が小さく(小面積に)形成され、この第一繋ぎ部131〜第三繋ぎ部133に一つずつ貫通孔部111,112,113が穿孔されている(すなわち、全部で三つの貫通孔部111,112,113が穿孔されている)。したがって、本考案の使用時には、貫通孔部111,112,113の周囲には余分な絹布本体110が無く、指間には、吸水性および放水性に優れた大面積の第一挟み込み部121〜第四挟み込み部124が挟み込まれることとなる。つまり、このような構成によれば、必要最小限の「絹」を用いて、必要な箇所に必要な絹布本体110を備えた指間絹布100を得ることが可能となり、比較的低価格且つ簡単な構成で、効果的に指間における臭いや細菌の繁殖等を抑制することが(いわゆる、効果的に指間の乾燥を促進させることが)できる。
本考案にかかる指間絹布は、靴下や手袋の中に装着して使用することが可能である。より具体的には、指間絹布に穿孔された貫通孔部に指を挿入し、その状態で靴下や手袋を装着して使用することが可能である。また、本考案にかかる指間絹布は、「絹」を用いて構成されているため、使用時において肌触りがよく、違和感も覚えない。さらに、「絹」であるため、装着しても嵩張らず、装着した状態でストッキングを履いても違和感無く、目立ちにくい。また、指と指との間に指間絹布をまとめて装着するため、吸水性を高めることができる。さらに、本考案にかかる指間絹布に左右表裏は無く、絹布本体に穿孔された貫通孔部に指を挿入して使用されるため、構成が簡単であり、使用時の装着(および離脱)が容易な、指間絹布を得ることができる。また、本考案にかかる指間絹布は、所定回数使用後(例えば、毎使用後)、洗濯を行って何度も使用することが可能である。
本考案にかかる指間絹布によれば、足指間(あるいは手指間)に装着することによって、水虫の繁殖場所となる足の指と指との間の温かく湿った場所を、効果的に乾燥へと導くことができる。
1…指間絹布
10…絹布本体
11…第一貫通孔部
12…第二貫通孔部
13…第三貫通孔部
100…指間絹布
110…絹布本体
111…第一貫通孔部
112…第二貫通孔部
113…第三貫通孔部
121…第一挟み込み部
122…第二挟み込み部
123…第三挟み込み部
124…第四挟み込み部
131…第一繋ぎ部
132…第二繋ぎ部
133…第三繋ぎ部
A…短辺方向寸法(短部方向寸法)
B…長辺方向寸法(長部方向寸法)
F…足(左足)
F1…足親指
F2…足人差指
F3…足中指
F4…足薬指
F5…足小指
H…手(右手)
H1…手親指
H2…手人差指
H3…手中指
H4…手薬指
H5…手小指
L1…第一間隔
L2…第二間隔
L3…第三間隔
L4…第四間隔

Claims (5)

  1. 指間に装着可能な指間絹布であって、
    一体的に形成された絹布本体にて構成されており、前記絹布本体には複数の貫通孔部が穿孔されている
    ことを特徴とする指間絹布。
  2. 指間に装着可能な指間絹布であって、
    一体的に形成された絹布本体にて構成されており、前記絹布本体には均等な間隔を有すべく三つの貫通孔部が穿孔されている
    ことを特徴とする指間絹布。
  3. 指間に装着可能な指間絹布であって、
    一体的に形成された矩形帯状の絹布本体にて構成され、前記絹布本体には、第一貫通孔部、第二貫通孔部、および第三貫通孔部の三つの貫通孔部が穿孔されており、
    前記絹布本体の短辺方向寸法Aと、
    前記絹布本体の長辺方向寸法Bと、
    前記絹布本体の左端部から前記第一貫通孔部までの間隔である第一間隔L1と、
    前記第一貫通孔部と第二貫通孔部との間隔である第二間隔L2と、
    前記第二貫通孔部と前記第三貫通孔部との間隔である第三間隔L3と、
    前記第三貫通孔部から前記絹布本体の右端部までの間隔である第四間隔L4とが、
    以下の関係を有する
    ことを特徴とする指間絹布。
    B=4A
    L1=L2=L3=L4=A
  4. 指間に装着可能な指間絹布であって、
    一体的に形成された絹布本体にて構成され、前記絹布本体には複数の貫通孔部が穿孔されており、
    前記指間に挟み込む領域として、第一挟み込み部、第二挟み込み部、第三挟み込み部、および第四挟み込み部が、前記絹布本体にて形成され、
    前記第一挟み込み部と前記第二挟み込み部とを接続すべく、前記第一および第二挟み込み部よりも小面積である第一繋ぎ部と、前記第二挟み込み部と前記第三挟み込み部とを接続すべく、前記第二および第三挟み込み部よりも小面積である第二繋ぎ部と、前記第三挟み込み部と前記第四挟み込み部とを接続すべく、前記第三および第四挟み込み部よりも小面積である第三繋ぎ部とが、前記絹布本体にて形成され、
    前記貫通孔部が、前記第一繋ぎ部、前記第二繋ぎ部、および前記第三繋ぎ部に、それぞれ一つずつ穿孔されている
    ことを特徴とする指間絹布。
  5. 前記絹布本体が、ニット織りにて構成されている
    請求項1から4のいずれか1項に記載の指間絹布。
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WO2021071080A1 (ko) * 2019-10-11 2021-04-15 허신행 가변형 발가락 밴드

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