JP3187560B2 - 排版原紙搬送装置 - Google Patents

排版原紙搬送装置

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JP3187560B2 JP28313692A JP28313692A JP3187560B2 JP 3187560 B2 JP3187560 B2 JP 3187560B2 JP 28313692 A JP28313692 A JP 28313692A JP 28313692 A JP28313692 A JP 28313692A JP 3187560 B2 JP3187560 B2 JP 3187560B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印刷装置に設けられる
排版原紙搬送装置に関し、特に印刷ドラムより取り外さ
れたシート状の排版原紙を廃棄部へ搬送する排版原紙搬
送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】孔版印刷装置、オフセット印刷装置等に
於いて用いられる排版原紙搬送装置として、印刷ドラム
より取り外された使用後の可撓性シート状の排版原紙を
廃棄部へ自動搬送する排版原紙搬送装置は既に提案され
いる。
【0003】この排版原紙搬送装置には、横送り搬送路
の底部に敷設された転動ローラとこれに対向する半円形
断面の半月ローラとを用い、半月ローラを回転駆動して
印刷ドラムより取り外された使用後の排版原紙を、印刷
ドラムの軸線方向に横送りするものがあり、これは例え
ば特公昭61−54708号各公報に示されている。
【0004】また、横送りされた排版原紙が嵩さばるこ
となく廃棄ボックスに廃棄されるように、排版を折り畳
み圧縮して廃棄ボックス内に落下させる排版処理装置が
既に提案されており、これは例えば、特開昭60−71
466号、特開平2−175277号の各公報に示され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の如き排版原紙搬
送装置は所期の目的を達成するが、しかし、この排版原
紙搬送装置にあっては、排版原紙が転動ローラと半月ロ
ーラとの間に確実に送り込まれていないと、排版原紙の
横送りが行われず、また排版原紙に付着している印刷イ
ンキが転動ローラ、半月ローラに転移付着することによ
り排版原紙と転動ローラ、半月ローラとの間にスリップ
が生じて排版原紙の横送りが適切に行われなくなる虞れ
があり、排版原紙の横送りの確実性について問題があ
る。
【0006】またこの排版原紙搬送装置に於いては、排
版原紙は折り畳まれず、横幅方向に長い棒状の状態にて
送り出されるため、この排版原紙搬送装置の後段に、上
述の如く排版原紙の嵩低減を行う排版処理装置が必要に
なる。
【0007】また上述の如き排版原紙搬送装置は半月ロ
ーラの使用により装置高さが高くなり、印刷装置の小型
化設計の自由度を低減する原因になる。
【0008】本発明は、従来の排版原紙搬送装置に於け
る上述の如き問題点に着目してなされたものであり、排
版原紙を嵩低減しつつ確実に搬送し、排版原紙搬送の確
実性に優れ、また装置高さが高くなることがなく、印刷
装置の小型化設計の自由度を増大し、しかも排版原紙の
嵩低減を行う排版処理装置を省略することを可能にする
新しい搬送方式による排版原紙搬送装置を提供すること
を目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の如き目的は、本発
明によれば、印刷ドラムより取り外された可撓性シート
状の排版原紙を廃棄部へ搬送する排版原紙搬送装置に於
いて、排版原紙の搬送方向に移動可能に設けられ、排版
原紙搬送路の一方の面部より離間した位置にシート操作
ローラを回転可能に支持したシャトル部材と、一端を排
版原紙搬送終端に係止されて前記排版原紙搬送路の一方
の面部に沿って延在し他端側にて前記シャトル部材のシ
ート操作ローラと係合し前記排版原紙搬送路に沿って延
在するU形の排版原紙受け入れ空間を郭定する帯状の可
撓性シート部材とを有し、前記シート操作ローラは前記
シャトル部材の前記排版原紙搬送終端への移動に伴い回
転して前記可撓性シート部材の当該シート操作ローラと
の係合部と前記排版原紙搬送終端に於ける係止部との間
の有効長さを減少させて前記排版原紙受け入れ空間の容
積を低減せしめるよう構成されていることを特徴とする
排版原紙搬送装置によって達成される。
【0010】また本発明による排版原紙搬送装置に於い
ては、前記可撓性シート部材が延在する前記排版原紙搬
送路の一方の面部は印刷ドラムの軸線方向に沿って延在
する排版原紙搬送路の底面を含んでいてよい。
【0011】また本発明による排版原紙搬送装置に於い
ては、前記排版原紙搬送路は印刷ドラムの軸線方向に沿
って延在する横方向搬送路と当該横方向搬送路の一端に
連続する縦方向搬送路とを含んでいてよい。
【0012】
【作用】上述の如き構成によれば、可撓性シート部材に
よるU形の排版原紙受け入れ空間内に排版原紙を受け入
れた状態にてシャトル部材が排版原紙搬送終端へ移動す
ることにより、可撓性シート部材による排版原紙受け入
れ空間の床面がめくり上げられるように、且つ可撓性シ
ート部材により後ろ押しされるようにして排版原紙が丸
め込まれつつ嵩低減して排版原紙搬送終端へ向けて移動
し、またシート操作ローラが回転することにより、可撓
性シート部材のシート操作ローラとの係合位置と排版原
紙搬送終端位置との間の有効長さが減少して排版原紙受
け入れ空間の容積が低減し、この排版原紙受け入れ空間
の容積低減に応じて排版原紙が更に後ろ押しされるよう
にして丸め込まれつつ嵩低減して排版原紙搬送終端へ搬
送される。
【0013】
【実施例】以下に添付の図を参照して本発明を実施例に
ついて詳細に説明する。
【0014】図1〜図5は本発明による排版原紙搬送装
置の一実施例を示している。これの図に於いて、符号1
は孔版印刷装置の円筒状の印刷ドラムを示している。印
刷ドラム1は、原紙クランプ装置3により原紙Sの一端
を係止保持して外周面に原紙Sを巻き付け装着され、図
1にて反時計廻り方向へ回転駆動される。
【0015】印刷ドラム1の一側方には排版装置5が設
けられている。排版装置5は側板7より支持された枢軸
9によりはぎ取り爪部材11を回動可能に支持してい
る。はぎ取り爪部材11は、図示されていない駆動手段
により印刷ドラム1の外周面に接近する原紙はぎ取り位
置とこの原紙はぎ取り位置より退いた退避位置との間に
回動変位する。
【0016】側板7には印刷ドラム1の軸線と平行に延
在する軸13、15により互いに対をなす排版原紙送り
ローラ17、19が回転可能に設けられている。排版原
紙送りローラ19は図示されていない駆動手段により図
1にて反時計廻り方向へ回転駆動される。
【0017】排版原紙送りローラ17、19の後方、即
ち排版原紙送りローラ17、19の配置位置より印刷ド
ラム1とは反対側の図1にて左側には、排版原紙を印刷
ドラム1の軸線方向へ横送りする排版原紙搬送装置21
が設けられている。
【0018】排版原紙搬送装置21は、印刷ドラム1の
軸線方向に沿って延在して排版原紙搬送路の側面をなす
固定の起立奥壁板23と、印刷ドラム1の軸線方向に沿
って延在して排版原紙搬送路の底面をなす帯状の水平床
板25とを有しており、水平床板25の図2〜図4にて
右端を排版原紙搬送終端27とされている。
【0019】水平床板25は、印刷ドラム1の軸線方向
に沿って延在するガイドレール部29にてシャトル部材
31を印刷ドラム1の軸線方向、即ち排版原紙の搬送方
向に往復動可能に支持している。
【0020】水平床板25の両端位置には各々プーリ3
3、35が配置されている。プーリ33はモータ37の
出力軸39に固定され、プーリ35は軸41により回転
可能に支持されている。プーリ33と35には無端のワ
イヤロープ43が掛け渡されており、ワイヤロープ43
には連結片45によりシャトル部材31が固定連結され
ている。これによりシャトル部材31は、モータ37の
正逆回転によって、図2、図3に示されている如き初期
位置と排版原紙搬送終端27との間に往復駆動される。
【0021】シャトル部材31は、水平床板25上に位
置する四角枠状をなし、軸47、49により上下に互い
に対をなすシート操作ローラ51、53を各々水平床板
25より上方に離間した位置にて回転可能に支持してい
る。シート操作ローラ51、53はゴム等による高摩擦
外周面のローラにより構成されている。
【0022】軸47、49の各々の起立奥壁板23側の
端部には互いに噛合する歯車55、57が固定されてい
る。起立奥壁板23には印刷ドラム1の軸線方向に沿っ
て延在するラック板59が固定されており、このラック
板59には中間部より排版原紙搬送終端27の側の端部
との間に歯車57が噛合する一連のラック歯61が設け
られている。
【0023】これによりシャトル部材31が初期位置よ
り中間位置へ移動すると、歯車57がラック歯61と噛
合し、これよりシャトル部材31が排版原紙搬送終端2
7へ進むことにより歯車57が転動し、シート操作ロー
ラ53は図4にて時計廻り方向へ、シート操作ローラ5
1は図4にて反時計廻り方向へ各々回転し、これとは反
対にシャトル部材31が排版原紙搬送終端27より前記
中間位置へ戻る際には歯車57が逆方向に転動し、シー
ト操作ローラ53は図4にて反時計廻り方向へ、シート
操作ローラ51は図4にて時計廻り方向へ各々回転す
る。
【0024】排版原紙搬送終端27には可撓性シート部
材である帯状のマイラシート63の一端が係止されてい
る。マイラシート63は、水平床板25上に敷設された
態様にて水平床板25に沿って延在し、他端側にてシー
ト操作ローラ51と53とに図4にて左方より挟まれて
これらに摩擦係合し、水平床板25上にこれの延在方向
に沿った横転U形の排版原紙受け入れ空間Aを郭定する
ようになっている。シャトル部材31にはシート操作ロ
ーラ51と摺接するピンチローラ65が回転自在に設け
られており、マイラシート63はその他端側をシート操
作ローラ51とピンチローラ65とに挟まれて図4にて
左方へ偏向されている。
【0025】次に上述の如き構成よりなる排版装置5に
よる排版動作について説明する。
【0026】排版に際しては、排版原紙搬送装置21の
シャトル部材31を初期位置に位置させた状態にて原紙
クランプ装置3による原紙Sの一端の係止保持を解除
し、はぎ取り爪部材11を原紙はぎ取り位置に位置さ
せ、印刷ドラム1を図1にて反時計廻り方向へ回転駆動
させる。
【0027】これにより原紙Sは印刷ドラム1の図1に
て反時計廻り方向への回転に伴い印刷ドラム1よりはぎ
取られる。この原紙S、即ち排版原紙Sは、図1にて反
時計廻り方向へ回転駆動されている排版原紙送りローラ
19と17とに挟まれて図1にて左方へ、即ち排版原紙
搬送装置21へ向けて搬送され、起立奥壁板23に突き
当たって水平床板25上のマイラシート63上に波打ち
圧縮され、その全体がマイラシート63上に載置される
ようになる。
【0028】この状態になると、次にモータ37が回転
駆動され、ワイヤロープ43の走行によりシャトル部材
31が初期位置より排版原紙搬送終端27へ向けて移動
する。このシャトル部材31の移動により、マイラシー
ト63の他端側がシート操作ローラ51と53とに挟ま
れ係合した状態にて排版原紙搬送終端27へ移動する。
この移動によってマイラシート63は、水平床板25上
に敷設されている部分をめくり上げるようして湾曲変形
し、図4に仮想線により示されている如く、水平床板2
5上にこれの延在方向に沿った横転U形の排版原紙受け
入れ空間Aを構成し、この排版原紙受け入れ空間Aに排
版原紙Sを上下より包み込むようにしてこれを受け入れ
る。
【0029】横転U形の排版原紙受け入れ空間Aはシャ
トル部材31の排版原紙搬送終端27への移動が進行す
るに従って排版原紙搬送終端27側へ変位し、この変位
により排版原紙受け入れ空間A内の排版原紙Sは、マイ
ラシート63の湾曲変形部に後ろ押しされ、図4に示さ
れている如く、シャトル部材31の進行方向に丸め込ま
れて嵩低減しつつ排版原紙搬送終端27側へ押しやられ
る。
【0030】シャトル部材31が初期位置より中間位置
までに移動すると、歯車57がラック歯61と噛合し、
これより更にシャトル部材31が排版原紙搬送終端27
へ進むことにより歯車57が転動し、シート操作ローラ
53は図4にて時計廻り方向へ、シート操作ローラ51
は図4にて反時計廻り方向へ各々回転するようになり、
この両シート操作ローラ51、53の回転によりマイラ
シート63が巻き取られ、マイラシート63のシート操
作ローラ51、53との係合部と排版原紙搬送終端27
に於ける係止部との間の有効長さが減少する。
【0031】この排版原紙受け入れ空間Aの容積、換言
すれば、懐深さが低減し、この排版原紙受け入れ空間A
の容積低減に応じて排版原紙Sはマイラシート63によ
り更に後ろ押しされるようにして更に丸め込まれつつ嵩
低減して排版原紙搬送終端27へ搬送される。
【0032】シャトル部材31が排版原紙搬送終端27
に位置すると、マイラシート63による排版原紙受け入
れ空間Aが消滅し、排版原紙Sが図4にて右方へ放出さ
れ、排版原紙Sの横送りが完了する。排版原紙搬送終端
27に於いては、マイラシート63による排版原紙受け
入れ空間Aが消滅するから、マイラシート63の排版原
紙受け入れ空間構成部に排版原紙Sが印刷インキにより
付着していても、これが解消される。
【0033】排版原紙Sの横送り完了後は、モータ37
が逆転駆動されることにより、シャトル部材31が初期
位置に戻され、これに応じてマイラシート63も元の延
展状態に戻り、次の排版に待機する。
【0034】図6〜図8は本発明による排版原紙搬送装
置の他の実施例を示している。
【0035】尚、図6〜図8に於いて、図1〜図5に対
応する部分は、図1〜図5に付した符号と同一の符号に
より示されている。
【0036】この実施例に於いては、床板25は印刷ド
ラム1の軸線方向に沿って延在する横方向搬送路用の水
平部25aと水平部25aの一端部に連続する縦方向搬
送路用の垂直部25bとを有している。
【0037】シャトル部材31は、ガイドローラ71に
よってガイドレール73と係合し、ガイドレール73に
案内されて移動するようになっている。ガイドレール7
3は、床板25の水平部25aと平行な水平部73a
と、床板25の垂直部25bと平行な垂直部73bとを
有し、水平部73aと垂直部73bとは該両者間をシャ
トル部材31が往復動できるように湾曲部73cにより
滑らかに相互接続されている。
【0038】ガイドレール73にはその全体に亘ってラ
ック75が取り付けられており、ラック75にはシャト
ル部材31のピニオン77が噛合している。ピニオン7
7は、シャトル部材31に搭載されたモータ85の駆動
歯車87と歯車79、81、83を介して噛合し、モー
タ85により回転駆動されるようになっている。
【0039】シャトル部材31には、一対のシート案内
ローラ89、91が回転可能に設けられている共に、歯
車81と同軸にシート巻き取りリール93が設けられて
いる。
【0040】マイラシート63は、一端を床板25の垂
直部25bの下端部がなす排版原紙搬送終端27に係止
され、床板25の垂直部25bおよび水平部25aに沿
って延在し、他端をシート案内ローラ89、91を経て
シート操作ローラとしてのシート巻き取りリール93に
係止されている。
【0041】この実施例に於いては、モータ85が回転
駆動されることにより、ピニオン77が図7にて時計廻
り方向へ回転し、ピニオン77とラック75との噛合に
よってシャトル部材31が図7、図8に示されている如
きガイドレール73の水平部73aの左端の初期位置よ
り垂直部73bの下端側の排版原紙搬送終端27へ走行
移動し、またモータ85の回転駆動により歯車81と共
にシート巻き取りリール93が図8にて時計廻り方向へ
回転し、マイラシート63の巻き取りが行われる。
【0042】この実施例に於いても、マイラシート63
は、床板25に沿って敷設されている部分をめくり上げ
るようして湾曲変形し、図8に於いて仮想線により示さ
れている如く、先ず床板25の水平部25aの延在方向
に横転U形の排版原紙受け入れ空間Aを構成し、この排
版原紙受け入れ空間Aに排版原紙Sを上下より包み込む
ようにしてこれを受け入れる。
【0043】横転U形の排版原紙受け入れ空間Aはシャ
トル部材31の排版原紙搬送終端27への移動が進行す
るに従って床板25の水平部25aの図8にて右端側へ
移動し、この移動により排版原紙受け入れ空間A内の排
版原紙Sは、マイラシート63の湾曲変形部に後ろ押し
され、図8に示されている如く、シャトル部材31の進
行方向に丸め込まれて嵩低減しつつ床板25の水平部2
5aの図8にて右端側へ押しやられる。
【0044】シャトル部材31が初期位置よりガイドレ
ール73の水平部73aの右端位置までに移動すると、
シャトル部材31はガイドレール73の湾曲部73cを
通過することにより90度姿勢変更してガイドレール7
3の垂直部73bに至り、引き続きモータ85が回転駆
動されることにより、シャトル部材31はガイドレール
73の垂直部73bに案内されて排版原紙搬送終端27
へ向けて降下移動する。このシャトル部材31の降下移
動時もマイラシート63は、排版原紙Sを後ろ押しし、
排版原紙Sを横送りに続いて垂直送りし、排版原紙Sを
丸め込み圧縮して排版原紙搬送終端27の下方に配置さ
れる不図示の廃棄ボックスへ廃棄搬送する。
【0045】
【発明の効果】以上の説明から理解される如く、本発明
による排版原紙搬送装置によれば、マイラシートの如き
可撓性シート部材によるU形の排版原紙受け入れ空間内
に排版原紙を受け入れた状態にて、換言すれば、可撓性
シート部材により排版原紙を包み込んで、排版原紙を可
撓性シート部材ごと排版原紙搬送終端へ搬送するから、
排版原紙の搬送が印刷インキによりスリップを生じるこ
となく確実に行われ、またこの搬送過程にて排版原紙の
丸め込めを行い、排版原紙の嵩を低減するから、排版原
紙搬送装置の後段に嵩低減のための排版処理装置を特別
に設ける必要がなくなり、排版装置が簡素化される。ま
たこの排版原紙搬送装置に於いては、半月ローラ等が必
要でないから、装置高さが高くなることがなく、印刷装
置の小型化設計の自由度が増大する。
【0046】また排版原紙搬送路を印刷ドラムの軸線方
向に沿って延在する横方向搬送路と当該横方向搬送路の
一端に連続する縦方向搬送路とを含むよう構成すること
が可能であり、この場合は排版原紙の横送り機構と縦送
り機構とを個別に構成する必要がなくなり、機械的構
成、制御機構を簡素化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による排版原紙搬送装置の一実施例を示
す側面図。
【図2】本発明による排版原紙搬送装置の一実施例を示
す平面図。
【図3】本発明による排版原紙搬送装置の一実施例をそ
のシャトル駆動系部分について示す正面図。
【図4】本発明による排版原紙搬送装置の一実施例をそ
のマイラシート操作部分について示す正面図。
【図5】本発明による排版原紙搬送装置の一実施例を示
す斜視図。
【図6】本発明による排版原紙搬送装置の他の実施例を
示す側面図。
【図7】本発明による排版原紙搬送装置の他の実施例を
そのシャトル駆動系部分について示す正面図。
【図8】本発明による排版原紙搬送装置の他の実施例を
そのマイラシート操作部分について示す正面図。
【符号の説明】
1 印刷ドラム 5 排版装置 11 はぎ取り爪部材 17 排版原紙送りローラ 19 排版原紙送りローラ 21 排版原紙搬送装置 25 水平床板(床板) 27 排版原紙搬送終端 31 シャトル部材 37 モータ 51 シート操作ローラ 53 シート操作ローラ 59 ラック板 61 ラック歯 63 マイラシート 73 ガイドレール 75 ラック 85 モータ 89 シート案内ローラ 91 シート案内ローラ 93 シート巻き取りリール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41L 13/14 B41F 27/12

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷ドラムより取り外された可撓性シー
    ト状の排版原紙を廃棄部へ搬送する排版原紙搬送装置に
    於いて、 排版原紙の搬送方向に移動可能に設けられ、排版原紙搬
    送路の一方の面部より離間した位置にシート操作ローラ
    を回転可能に支持したシャトル部材と、 一端を排版原紙搬送終端に係止されて前記排版原紙搬送
    路の一方の面部に沿って延在し、他端側にて前記シャト
    ル部材のシート操作ローラと係合し、前記排版原紙搬送
    路に沿って延在するU形の排版原紙受け入れ空間を郭定
    する帯状の可撓性シート部材とを有し、 前記シート操作ローラは前記シャトル部材の前記排版原
    紙搬送終端への移動に伴い回転して前記可撓性シート部
    材の当該シート操作ローラとの係合部と前記排版原紙搬
    送終端に於ける係止部との間の有効長さを減少させて前
    記排版原紙受け入れ空間の容積を低減せしめるよう構成
    されていることを特徴とする排版原紙搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記可撓性シート部材が延在する前記排
    版原紙搬送路の一方の面部は印刷ドラムの軸線方向に沿
    って延在する排版原紙搬送路の底面を含んでいることを
    特徴とする請求項1に記載の排版原紙搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記排版原紙搬送路は印刷ドラムの軸線
    方向に沿って延在する横方向搬送路と当該横方向搬送路
    の一端に連続する縦方向搬送路とを含んでいることを特
    徴とする請求項1または2に記載の排版原紙搬送装置。
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