JP3187468B2 - 軌陸両用車 - Google Patents

軌陸両用車

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JP3187468B2 JP22241191A JP22241191A JP3187468B2 JP 3187468 B2 JP3187468 B2 JP 3187468B2 JP 22241191 A JP22241191 A JP 22241191A JP 22241191 A JP22241191 A JP 22241191A JP 3187468 B2 JP3187468 B2 JP 3187468B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄道保線作業の1つで
ある道床整理作業を行なう作業車等のレール上を走行し
たり、地上を走行したりする軌陸両用車に関する。
【0002】
【従来の技術】地上走行用の走行体を備えた車体に左右
のアームを上下揺動自在に取付け、このアームの先端部
にレール上を走行するレール走行輪を取付けてレール上
を走行したり、地上を走行したりできる軌陸両用車が知
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】鉄道用のレールは左右
のレール間の距離が長い広軌レールと左右のレール間の
距離が短かい狭軌レールがあり、その広軌レール、狭軌
レールのレール間の距離に合せて左右のアームを所定の
間隔で取付けた広軌レール用の軌陸両用車と狭軌レール
用の軌陸両用車を必要とする。
【0004】そこで、本発明は広軌レールと狭軌レール
に兼用できるようにした軌陸両用車を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、下部車体
1を構成する支持フレーム100の左右両側部に、横方
向移動機構を介して左右のトラックフレーム2,2を、
広軌レールに対応した位置と狭軌レールに対応した位置
とに亘って横移動可能にそれぞれ取付け、前記左右のト
ラックフレーム2,2に、左右のレール駆動輪16と左
右のレール従動輪17及び左右の地上走行体A,Aを、
左右のレール駆動輪16、レール従動輪17が左右のレ
ールに接した時に左右の地上走行体Aが左右のレールと
横方向に離隔するように取付けたことを特徴とする軌陸
両用車である。第2の発明は、第1の発明において前記
左右のレール駆動輪16は左右の地上走行体Aの駆動輪
3に着脱自在に取付けてあり、前記左右のレール従動輪
17は上下揺動自在に取付けてある軌陸両用車である。
第3の発明は、下部車体1に左右のトラックフレーム
2,2を取付け、この左右のトラックフレーム2,2に
左右の地上走行体Aを装着し、前記左右の地上走行体A
の駆動輪3にレール駆動輪16をスペーサ115を介し
て着脱自在に取付け、前記左右のトラックフレーム2に
レール従動輪17をスペーサ116を介して上下揺動自
在に取付けたことを特徴とする軌陸両用車である。
【0006】
【作 用】第1の発明によれば、左右のトラックフレー
ム2,2を横方向に移動することで左右のレール駆動輪
16,16間の距離と左右のレール従動輪17,17間
の距離を狭軌レールのレール間距離、広軌レールのレー
ル間距離に合せることができ、狭軌レールでも広軌レー
ルでも走行できる軌陸両用車となる。左右の地上走行体
A,Aは左右のレールと横方向に離隔しているので、そ
の左右の地上走行体A,Aによってレールと干渉せずに
走行できる。第2の発明によれば、地上走行体Aの駆動
輪3でレール駆動輪16を駆動でき、レール駆動輪16
の駆動源が不要である。レール駆動輪16を取り外し、
レール従動輪17を上方に揺動することで、地上走行体
Aで走行する時にレール駆動輪16、レール従動輪17
が邪魔にならない。第3の発明によれば、レール駆動輪
16、レール従動輪17をトラックフレーム2の外側面
に直接取付けたり、スペーサ115,116を介して取
付けることで左右のレール駆動輪16,16間の距離、
左右のレール従動輪17,17間の距離を狭軌レールの
レール間の距離、広軌レールのレール間の距離に合せる
ことができ、狭軌レールでも広軌レールでも走行できる
軌陸両用車となる。また、地上走行体Aの駆動輪3でレ
ール駆動輪16を駆動でき、レール駆動輪16の駆動源
が不要である。レール駆動輪16を取り外し、レール従
動輪17を上方に揺動することで、地上走行体Aで走行
する時にレール駆動輪16、レール従動輪17が邪魔に
ならない。
【0007】
【実 施 例】図1、図2、図3に示すように、下部車
体1の左右両側に設けたトラックフレーム2には駆動輪
3と従動輪4が設けられ、この駆動輪3と従動輪4とに
ゴム履帯5が巻掛けられて地上走行体Aを構成してい
る。前記下部車体1には図示しない旋回機構を介して上
部車体6が取付けてあり、この上部車体6には運転席
7、操作レバー8が設けてあると共に、ブーム9がブー
ムシリンダ10で上下揺動自在に連結され、そのブーム
9の先端にアーム11がアームシリンダ12で上下揺動
自在に連結され、そのアーム11にバケット13がバケ
ットシリンダ14で上下回動自在に取付けてある。前記
左右のゴム履帯5,5間の幅、つまり左右地上走行体
A,A間の幅は左右のレール15,15間の距離よりも
小さくなっている。前記駆動輪3にはレール駆動輪16
が側方に突出して着脱自在に取付けられ、トラックフレ
ーム2の従動輪4側にレール従動輪17が側方に突出し
て上下揺動自在に取付けられてレール15上を走行でき
るようになり、バケット13にブレード18が取付けて
あり、前記トラックフレーム2の後部に補助レール従動
輪19が上下反転可能に取付けてある。
【0008】レール駆動輪16は図4、図5、図6に示
すように駆動輪3に取付けてある。すなわち、駆動輪3
はトラックフレーム2に設けた油圧モータ20の駆動側
にボルト21で取付けられ、この駆動輪3の外側面に第
1筒体22が固着され、その第1筒体22の底板23に
第2筒板24の底板25がゴム板などの絶縁板26を介
してボルト27で連結してあり、このボルト27はゴム
等の絶縁材より成るカラー28で第2筒体24に電気絶
縁され、レール駆動輪16は鍔34と内向フランジ35
を有する筒状となり、その内向フランジ35がボルト3
6で前記第2筒体24の外向フランジ29に連結され、
レール駆動輪16はボルト36を外すことで駆動輪3か
ら外すことができると共に、駆動輪3とレール駆動輪1
6は電気絶縁されて連結してある。また通常の陸上作業
に使用するときはボルト27を外すことによりさらに巾
狭になる。
【0009】前記レール従動輪17は図4、図5、図7
に示すように取付けてある。すなわち、トラックフレー
ム2の前部に略コ字状の取付座40を固着し、この取付
座40に固着した基板41に取付板42をゴム板等の絶
縁板43を介してボルト44で取付け、このボルト44
はゴム等の絶縁材より成るカラー45で取付板42と絶
縁されており、その取付板42にブラケット46を介し
て第1・第2・第3ピン孔47,48,49を有する部
材が上下に間隔を置いて設けてあり、下方が開口した箱
状の支持ハウジング50に支軸51が回転自在に支承さ
れ、その支軸51の上部に固着した支持板52が90度
回転した位置でピン53で固定できるようになり、その
支持ハウジング50に設けた一対の縦板54,54に第
1、第2、第3ピン挿通孔55,56,57が形成して
あり、第2ピン挿通孔56と前記第2ピン孔48にピン
58を嵌合して支持ハウジング50を上下揺動自在に連
結してあり、前記支軸51の下部にハウジング60が固
着され、そのハウジング60にレール従動輪17が軸6
1で回転自在に支承され、第3ピン挿通孔57と第3ピ
ン孔49にピン59を嵌合すると支持ハウジング50が
下方に揺動してレール従動輪17がレール15上に接
し、第1ピン挿通孔55と第1ピン孔47にピン59を
嵌合すると支持ハウジング50が図7の仮想線で示すよ
うに上方に揺動してレール従動輪17がレール15より
離隔する。なお、レール従動輪17は鍔62を有してい
る。
【0010】前記補助レール従動輪19は図4、図5、
図8に示すように取付けてある。すなわち、左右のトラ
ックフレーム2,2の最後端部にアーム70の基部がそ
れぞれ固着され、この各アーム70の先端部にパイプ状
の横杆71が嵌合して固着してあり、その横杆71の端
部に取付座72が嵌合して固着され、この取付座72に
取付プレート73が軸74で回転自在に支承され、その
取付プレート73に基板75がゴム板などの絶縁板76
を介して連結ボルト77と取付ボルト78で連結され、
その各ボルトはゴムなどの絶縁材より成るカラー79で
基板75に電気絶縁されており、その連結ボルト77を
取付座72の上下ネジ穴80,81の一方に螺合するこ
とで取付プレート73を上下反転して固着できるように
してあり、その基板75に縦板82を介して取付けた支
持ハウジング83に支軸84が回転自在に支承され、こ
の支軸84の下部にハウジング85が固着され、支軸8
4の上部に固着した支持プレート86がピン87で90
度回転した位置で固定できるようになり、前記補助レー
ル従動輪19は鍔88を有して前記ハウジング85に軸
89で回転自在に支承してある。前記左右のパイプ状の
横杆71,71間に連結杆90が摺動自在に嵌合され、
その連結杆90の両端部には第1・第2ボルト挿通孔9
1,92が長手方向に間隔を置いて形成され、横杆71
のボルト挿通孔93と第1・第2ボルト挿通孔91,9
2の一方にボルト94を挿通してナット95を締付ける
ことで左右の横杆71,71と連結杆90の両端部とを
連結でき、前記支持ハウジング83にはブレーキパッド
96がリンク97で補助レール従動輪19に圧着、離隔
自在に設けられ、そのリンク97を揺動する手動レバー
98が設けられて手動ブレーキを構成している。
【0011】前記下部車体1は図4、図5、図9、図1
0に示すように、左右に開口した矩形断面中空形状の支
持フレーム100と、この支持フレーム100の上面に
固着した旋回用筒体101より成り、その支持フレーム
100の左右開口端寄りの外周面には矩形枠状の補強枠
102が密嵌して固着してある。前記左右のトラックフ
レーム2の内側面には支持フレーム100内にスライド
自在に嵌合する箱状の突起部103がそれぞれ固着さ
れ、この突起部103のトラックフレーム2寄りの基部
には上下の基部ネジ穴104が形成してあり、トラック
フレーム2と反対側の先部には上下の先部ネジ穴105
が形成してあり、支持フレーム100のボルト挿通孔1
07よりボルト106を基部ネジ穴104と先部ネジ穴
105の一方にネジ込むことで突起部103を支持フレ
ーム100内に押し込んだ状態と引き出した状態の一方
に固定でき、これにより左右のトラックフレーム2,2
間の距離を広軌用レールと狭軌用レールの距離の差だけ
調整できる。すなわち、支持フレーム100と突起部1
03でトラックフレーム2を横方向に移動する横方向移
動機構を構成している。
【0012】次に動作を説明する。通常走行時には第1
ピン孔47と第1ピン挿通孔55とにピン59を嵌挿し
てレール従動輪17を上方に揺動させ、レール駆動輪1
6を外してゴム履帯5で走行する。レール15上に乗り
入れる時にはレール15の側方とレール間に足場板を配
設してレール15と直角に進行してレール15間に乗り
入れ、左右のゴム履帯5,5を逆回転して信地旋回する
ことで左右のレール15間に左右のゴム履帯5,5を位
置させる。この時、ゴム履帯5はレール巾より短いので
左右のレール15,15に触れることがないので左右の
レール15,15が電気的に導通することがない。バケ
ット13を道床又は枕木に押し付けて下部車体1の従動
輪4側を若干持ち上げピン59を抜き出して第3ピン孔
49と第3ピン挿通孔57にピン59を挿入してレール
従動輪17をレール15上に接触させると共に、前述と
同様にして下部車体1の駆動輪3側を若干持ち上げてレ
ール駆動輪16を駆動輪3に取付けてレール15上に接
触させる。この時レール駆動輪16、レール従動輪17
は下部車体1に対して電気的に絶縁されているから左右
のレール15,15が電気的に導通しない。なお、補助
レール従動輪19は上向き姿勢としてレール15と離隔
させる。前述の状態で運転者が運転席7に座って各種レ
バー8、ペダル等を操作してレール15に沿って走行及
び旋回しながらバケット13を動作してブレード18で
道床整理作業を行なう。この作業時にブレード18が左
右のレール15に同時に接触することがないし、ブレー
ド18が一方のレール15に接触しても前述のようにレ
ール駆動輪16、レール従動輪17が下部車体1と電気
絶縁されているから左右のレール15,15を電気的に
導通することがない。
【0013】エンジン等が故障して自走できない場合に
は、車体の駆動輪側を2・3人の作業者で若干持ち上げ
て補助レール従動輪19を下方に180度回転してレー
ル15上に接触させる。これによりレール駆動輪16が
レール15から離れてレール従動輪17と補助レール従
動輪19でレール15上に支持されるので、人力で押し
て横取りの可能な場所まで走行したりモータカーなどで
けん引して走行できる。また、坂道降車時には補助レー
ル従動輪19にブレーキパッド96を押しつけて、制動
することで速度調整できる。エンジン故障時等にレール
15から降りる時には、2・3人の作業者又はジャッキ
で車体の前部を若干持ち上げて支軸51を90度回転し
てレール従動輪17を90度回転してレール15と直交
させ、横取りレールを入れ2・3人の作業者又はジャッ
キで車体後部を若干持ち上げて支軸84を90度回転し
補助レール従動輪19を90度回転してレール15と直
交させ、横取りレールを入れ車体を押してレール15の
側方に移動させる。
【0014】狭軌レールに沿って走行する場合。図4に
示すように、トラックフレーム2に固着した突起部10
3を支持フレーム100内に挿入してボルト106を基
部ネジ穴104に螺合して突起部103を支持フレーム
100に固定し、左右のトラックフレーム100,10
0間の距離を短かくして左右の地上走行体A,A間の幅
を狭軌レールのレール間の距離よりも小さくし、しかも
左右のレール駆動輪16,16間の距離、左右のレール
従動輪17,17間の距離、左右の補助レール従動輪1
9,19間の距離を狭軌レールのレール間の距離と一致
させる。この時、左右の補助レール従動輪19,19の
杆体71間に嵌合した連結杆90は杆体71内に挿入さ
れて第1ボルト挿通孔91にボルト94が挿通されて杆
体71に連結される。この状態で前述と同様にしてレー
ル15に沿って走行する。
【0015】広軌レールに沿って走行する場合。図4に
示す状態からボルト106を弛めて突起部103を支持
フレーム100に沿って左右摺動自在とし、図8に示す
ナット95を弛めてボルト94を第1ボルト挿通孔9
1、ボルト挿通孔93より抜け出して連結杆90が左右
の横杆71,71に沿って左右摺動自在とする。左右の
トラックフレーム2を側方に移動して突起部103を支
持フレーム100に沿って左右側方に引き出して図9、
図10に示すように先部ネジ穴105を支持フレーム1
00のボルト挿通孔107と合致させ、このボルト挿通
孔107よりボルト106を先部ネジ穴105に螺合し
て突起部103と支持フレーム100を連結し、左右の
トラックフレーム2,2間の距離を長くして左右の地上
走行体A,A間の幅を広軌レールのレール間距離よりも
若干小さくして左右のレール駆動輪16,16間の距
離、左右のレール従動輪17,17間の距離、左右の補
助レール従動輪19,19間の距離を広軌レールのレー
ル間距離と同一とする。この時、連結杆90の第2ボル
ト挿通孔92と横杆71のボルト挿通孔93が合致し、
ボルト94を挿入してナット95を締付けて連結杆90
と横杆71を連結する。この状態で前述と同様にして広
軌レールに沿って走行する。
【0016】次に第2実施例を図11を参照して説明す
る。図11に示すように、トラックフレーム2の内側面
と支持フレーム100の左右両端面にフランジ110,
111を溶接等で固定し、狭軌レール用の場合にはフラ
ンジ110,111相互を直接ボルトで連結し、広軌レ
ール用の場合にはスペーサ112をフランジ110,1
11間にボルトで連結して左右のトラックフレーム2,
2間の距離を調整する。同様に左右の横杆71にフラン
ジ113を設けて狭軌レールの場合には左右のフランジ
113相互を直接ボルト止めして左右の横杆71,71
を連結し、広軌レールの場合には左右のフランジ113
間にスペーサ114を介在して左右の横杆71,71を
連結して左右の補助レール従動輪19,19間の距離を
調整する。すなわち、スペーサ112でトラックフレー
ム2を横方向に移動する横方向移動機構を構成してい
る。
【0017】次に第3実施例を図12、図13を参照し
て説明する。図12に示すように、駆動輪3にボルト止
めした第一筒体22とレール駆動輪16にボルト止めし
た第2筒体24との間にスペーサ115を着脱自在に連
結して、狭軌レールの場合にはスペーサ115を外し、
広軌レールの場合にはスペーサ115を連結して左右の
レール駆動輪16,16間の距離を調整する。図13に
示すようにトラックフレーム2側に固着した基板41に
取付板42を絶縁板43、スペーサ117を介して連結
し、狭軌レールの場合には基板41を絶縁板43を介し
て取付板42に直接連結し、広軌レールの場合にはスペ
ーサ117を介して連結して左右のレール従動輪17,
17間の距離を調整する。なお、この場合には補助レー
ル従動輪19もスペーサを介して連結する。
【0018】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、左右のト
ラックフレーム2,2を横方向に移動することで左右の
レール駆動輪16,16間の距離と左右のレール従動輪
17,17間の距離を狭軌レールのレール間距離、広軌
レールのレール間距離に合せることができ、狭軌レール
でも広軌レールでも走行できる軌陸両用車となる。左右
の地上走行体A,Aは左右のレールと横方向に離隔して
いるので、その左右の地上走行体A,Aによってレール
と干渉せずに走行できる。請求項2に係る発明によれ
ば、地上走行体Aの駆動輪3でレール駆動輪16を駆動
でき、レール駆動輪16の駆動源が不要である。レール
駆動輪16を取り外し、レール従動輪17を上方に揺動
することで、地上走行体Aで走行する時にレール駆動輪
16、レール従動輪17が邪魔にならない。請求項3に
係る発明によれば、レール駆動輪16、レール従動輪1
7をトラックフレーム2の外側面に直接取付けたり、ス
ペーサ115,116を介して取付けることで左右のレ
ール駆動輪16,16間の距離、左右のレール従動輪1
7,17間の距離を狭軌レールのレール間の距離、広軌
レールのレール間の距離に合せることができ、狭軌レー
ルでも広軌レールでも走行できる軌陸両用車となる。ま
た、地上走行体Aの駆動輪3でレール駆動輪16を駆動
でき、レール駆動輪16の駆動源が不要である。レール
駆動輪16を取り外し、レール従動輪17を上方に揺動
することで、地上走行体Aで走行する時にレール駆動輪
16、レール従動輪17が邪魔にならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】軌陸両用車の正面図である。
【図2】軌陸両用車の平面図である。
【図3】軌陸両用車の側面図である。
【図4】上部車体を外した状態の平面図である。
【図5】図4の正面図である。
【図6】レール駆動輪取付部の拡大断面図である。
【図7】レール従動輪取付部の拡大断面図である。
【図8】補助レール従動輪取付部の拡大断面図である。
【図9】下部走行体とトラックフレームの連結部の平面
図である。
【図10】図9の縦断面図である。
【図11】第2実施例を示す要部斜視図である。
【図12】第3実施例を示すレール駆動輪取付部の側面
図である。
【図13】第3実施例を示すレール従動輪取付部の側面
図である。
【符号の説明】
1 下部車体、2 トラックフレーム、16 レール駆
動輪、17 レール従動輪、110 支持フレーム、1
03 突起部、113 スペーサ、115 スペーサ、
116 スペーサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60F 1/04 B61F 7/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部車体1を構成する支持フレーム10
    0の左右両側部に、横方向移動機構を介して左右のトラ
    ックフレーム2,2を、広軌レールに対応した位置と狭
    軌レールに対応した位置とに亘って横移動可能にそれぞ
    れ取付け、 前記左右のトラックフレーム2,2に、左右のレール駆
    動輪16と左右のレール従動輪17及び左右の地上走行
    体A,Aを、左右のレール駆動輪16、レール従動輪1
    7が左右のレールに接した時に左右の地上走行体Aが左
    右のレールと横方向に離隔するように取付けたことを特
    徴とする軌陸両用車。
  2. 【請求項2】 前記左右のレール駆動輪16は左右の地
    上走行体Aの駆動輪3に着脱自在に取付けてあり、 前記左右のレール従動輪17は上下揺動自在に取付けて
    ある請求項1記載の軌陸両用車。
  3. 【請求項3】 下部車体1に左右のトラックフレーム
    2,2を取付け、この左右のトラックフレーム2,2に
    左右の地上走行体Aを装着し、 前記左右の地上走行体Aの駆動輪3にレール駆動輪16
    をスペーサ115を介して着脱自在に取付け、 前記左右のトラックフレーム2にレール従動輪17をス
    ペーサ116を介して上下揺動自在に取付けたことを特
    徴とする軌陸両用車。
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