JP3187366B2 - 電気炊飯器 - Google Patents

電気炊飯器

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JP3187366B2
JP3187366B2 JP04777598A JP4777598A JP3187366B2 JP 3187366 B2 JP3187366 B2 JP 3187366B2 JP 04777598 A JP04777598 A JP 04777598A JP 4777598 A JP4777598 A JP 4777598A JP 3187366 B2 JP3187366 B2 JP 3187366B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、多量の御飯を提
供できるようにした電気炊飯器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば業務用などの多量の御飯を
必要とする場合には、一般に1升5合〜2升炊きの大型
の電気炊飯器を1台又は複数台使用して炊き上げ、それ
らでそのまま保温するか、又はそれぞれの電気炊飯器で
炊き上げた御飯を例えば4升、5升レベルの大容量の保
温専用ジャーに移して保温するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、1台の電気炊
飯器を使用した場合には何回も炊き上げなければならな
ず、また複数台の大型の電気炊飯器並びに保温ジャーを
個別に使用するのでは、置き場所に困り、炊飯・保温操
作に手間がかかるなどの点で問題がある。
【0004】本願発明は、このような問題を解決するた
めになされたもので、複数台の電気炊飯器ユニットを、
単一の炊飯器キャビネットの上下方向に配置し、それら
複数台の電気炊飯器ユニットの最上位の電気炊飯器ユニ
ットの蓋部を上記単一の炊飯器キャビネットの天面側か
ら開放できるようにする一方、その他の下位側電気炊飯
器ユニットを上記炊飯器キャビネットから引き出すこと
ができるようにして、最上位側のもの、その他の下位側
のものとを、それぞれ使用状態に応じて任意に使い分け
ることができるようにするとともに、それら各々の調圧
処理系統をも共通化した使い勝手の良い電気炊飯器を提
供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願発明は、上記の目的
を達成するために、それぞれ次のような課題解決手段を
備えて構成されている。
【0006】すなわち、本願発明は、複数台の電気炊飯
器ユニットを単一の炊飯器キャビネットの上下方向に配
置し、これら複数台の電気炊飯器ユニットの最上位の電
気炊飯器ユニットの蓋部を上記炊飯器キャビネットの天
面側から開放できるようにする一方、その他の下位側電
気炊飯器ユニットを上記炊飯器キャビネットから引き出
すことができるように可動型補助キャビネット内に収納
し、その引き出し位置で蓋部を開放できるようにしてな
る電気炊飯器において、上記可動型補助キャビネットに
水タンク、上記炊飯器キャビネットに蒸気噴出口を各々
設け、上記下位側電気炊飯器ユニットと上記水タンクと
を常時連通する蒸気パイプを介して接続する一方、上記
水タンクと上記最上位の電気炊飯器ユニットおよび上記
水タンクと上記蒸気噴出口とを、それぞれ上記可動型補
助キャビネットの引き出し状態では分割分離され、押し
込み収納状態では相互に嵌合接続されて連通する蒸気パ
イプを介して接続するように構成されている。
【0007】該構成では、まず上記のように、複数台の
電気炊飯器ユニットの最上位の電気炊飯器ユニットの蓋
部は単一の炊飯器キャビネットの天面側から開放できる
ようになっている一方、その他の下位側電気炊飯器ユニ
ットは上記炊飯器キャビネットから引き出すことがで
き、この引き出し位置で蓋部を開放できるようにしてい
るから、最上位側炊飯器、その他の下位側炊飯器と、使
用状態に応じて任意に使い分けることができ、炊飯操作
の面で非常に使い勝手が良いものとなる。
【0008】そして、本願発明では、その場合におい
て、さらに上記可動型補助キャビネットに水タンクを、
また上記炊飯器キャビネットに蒸気噴出口を各々設け
て、上記下位側電気炊飯器ユニットと上記水タンクとを
常時連通する蒸気パイプを介して接続する一方、上記水
タンクと上記最上位側電気炊飯器ユニットおよび上記水
タンクと上記蒸気噴出口とを、それぞれ上記可動型補助
キャビネットの引き出し状態では分割分離され、押し込
み収納状態では相互に嵌合接続されて連通する蒸気パイ
プを介して各々接続するようになっている。
【0009】したがって、上記3組の蒸気パイプ各々の
接続連通状態、換言すると上記最上位側電気炊飯器ユニ
ットおよび下位側電気炊飯器ユニット各々の炊飯又は保
温状態では、それぞれの電気炊飯器ユニットの飯器から
の蒸気が、各炊飯器と水タンクとの間の蒸気パイプを介
して先ず水タンク内に導入され、効率良く凝縮されてそ
の殆んどが水になり、さらに残された蒸気が水タンクと
蒸気噴出口との間の蒸気パイプを介して蒸気噴出口から
外部に放出されて、適切に調圧されることになる。
【0010】したがって、該構成では、殆んど外部に蒸
気を放出することなく、炊飯又は保温することができる
ようになる。
【0011】また、上記可動型補助キャビネットの引き
出し時には、上記水タンクと蒸気噴出口との間の蒸気パ
イプおよび上記水タンクと上記最上位側の電気炊飯器ユ
ニットとの間の蒸気パイプは、それぞれ任意に分割され
て分離されるので、問題なく引き出すことができる。
【0012】
【発明の効果】以上の結果、本願発明の電気炊飯器によ
ると、多量の御飯を炊き立て状態で提供できる、シンプ
ルで、操作の容易な電気炊飯器を実現することが可能と
なる。
【0013】
【発明の実施の形態】(実施の形態1) 図1〜図10は、本願発明の実施の形態1に係る電気炊
飯器の構成を示している。
【0014】図中、先ず符号1は上位側第1、下位側第
2の2組の電気炊飯器ユニット2A,2Bを収納した全
体として縦に長い箱形の炊飯器キャビネットである。
【0015】この炊飯器キャビネット1は、例えば図2
に示すようなフレーム構造を有して構成されており、上
位側には第1の電気炊飯器2Aを固定的に組込むための
第1の枠体部3Aと、また下位側に第2の電気炊飯器2
Bを前方に引出し可能に収納するための第2の枠体部3
Bとが共通な側板5a,5bによって上下に一体化して
設けられている。さらに、上記第2の枠体部3B底部の
左右両側には、それぞれ前後方向に延びた左右一対のガ
イドレール4a,4bが設けられている。
【0016】そして、これら第1,第2の枠体部3A,
3Bの背面部および第1の枠体部3Aの底面部には、相
互に直角な一体構造の背板部6aおよび底板部6bが例
えば螺着により一体に取付けられている。
【0017】また、第1の枠体部3Aの上面部および前
面部には、相互に直角な一体構造の上板部7aおよび前
板部7bが例えば螺着により一体に取付けられている。
そして、上板部7a中央には内ケース嵌合用の大径の開
口部12と蒸気パイプ嵌合用の小径の開口部13が形成
されている。また、前板部7bには操作パネル取付口1
4が形成されている。
【0018】以上のようにして形成された炊飯器キャビ
ネット1の底部4角には、図示のように脚部8,8・・
がそれぞれ設けられ、上記第1の枠体部3A内の空間部
には、さらに内ケース9が上記上板部7a中央の内ケー
ス嵌合用の開口部12を介して収納固定されているとと
もに該内ケース9内の底部に例えば炊飯ヒータを埋設し
た図示しないヒータプレートが設けられており、その上
に図示のように飯器10が上方側から収納されるように
なっている。
【0019】そして、上記内ケース9の上端側開口縁部
9aの前面部位置には、後述する蓋部15側のロックレ
バー19との係合部16が設けられている。
【0020】上記第1の電気炊飯器ユニット2Aの蓋部
15は、図示のように略正方形状をなし、所定の縁幅を
有した外カバー15aと、該外カバー15aの外周縁部
内側に嵌合された内カバー15bと、該内カバー15b
の中央部に形成された円形の開口部に係合部材17を介
して着脱できるように取付けられ、内側に蓋ヒータを備
えた放熱板15cとからなる中空構造体に形成されてい
る。外カバー15aの上部面は調理台として使用できる
ように必要な処理加工が実施されている。
【0021】そして、上記放熱板15cの所定部位には
飯器10からの蒸気排出口31が設けられ、該蒸気排出
口31は第1の蒸気パイプ32を介して内カバー15b
の枢支部側一方のコーナ部に設けられた炊飯器キャビネ
ット1側上板部7aの第2の蒸気パイプ33の開口部3
3aに対する嵌合キャップ34に接続されている。第2
の蒸気パイプ33は、さらに後述する水タンク50側第
3の蒸気パイプ51に接続される。
【0022】この蓋部15は、上記炊飯器キャビネット
1の天面側から開放できるように、例えば図4に示すよ
うに、上記炊飯器キャビネット1の上部後端側左右に軸
方向に分離可能な平板状の蝶番よりなるヒンジ機構18
a,18aを介して回動自在に枢支して取付けられてお
り、その開放端側には、上記内ケース9側の係合部16
に係合して蓋部15の開閉を行うロックレバー19が設
けられている。
【0023】一方、下位側上記第2の枠体部3B内の空
間部には、その左右一対のガイドレール4a,4bを利
用して前後方向に引き出し、又は押し込み収納可能な可
動型補助キャビネット21が設けられており、該可動型
補助キャビネット21内に第2の電気炊飯器ユニット2
Bが収納されている。
【0024】該可動型補助キャビネット21は、例えば
図3および図7に示すように、上部前面側に引き出し用
の把手部22を有した前扉23と該前扉23の背面側に
あって上記第1の枠体部3A内空間に収容可能となった
ボツクス部24とを備え、該ボツクス部24の底部後端
側左右両側に上記第1の枠体部3Aの底部側左右一対の
ガイドレール4a,4b上を前後方向に回動する第1の
ガイドローラ25a,25bを具備しているとともに同
ボックス部24の底部前端側左右両側に外部フロア面上
を走行可能な第2のガイドローラ(キャスターローラ)
26a,26bを具備して構成されている。上記第2の
枠体部3B側の左右一対のガイドレール4b,4bは、
その後端側に図5に示すようなテーパ面上の第1のロー
ラ係合凹部(落し込み部)20aを、また前端側に図6
に示す同じくテーパ面上の第2のローラ係合凹部(落し
込み部)20bをそれぞれ設け、上記可動型補助キャビ
ネット21の押し込み状態又は引き出し状態をそれぞれ
安定させるようになっている。
【0025】そして、上記ボツクス部24の上板部24
a中央には、さらに内ケース嵌合用の開口部29が形成
され、その下部空間部には、上記第1の電気炊飯器ユニ
ット2Aと同様の内ケース9が上記上板部24a中央の
上記内ケース嵌合用の開口部29を介して収納固定され
ているとともに該内ケース9内の底部に例えば炊飯ヒー
タを埋設した図示しないヒータプレートが設けられてお
り、その上に図示のように飯器10が上方側から収納さ
れるようになっている。
【0026】一方、符号27は上記第2の電気炊飯器ユ
ニット2Bの蓋部であり、この蓋部27は、図示のよう
に円形状をなし、所定の縁幅を有した外カバー27a
と、該外カバー27aの外周縁部内側の開口部に係合部
材35を介して着脱できるように取付けられ、内側に蓋
ヒータを備えた放熱板27bとからなる中空構造体に形
成されている。
【0027】そして、上記放熱板27bの所定部位には
蒸気排出口36aが設けられ、該蒸気排出口36aは上
記把手部38を貫通する第4の蒸気パイプ36を介して
上記可動型補助キャビネット21側の水タンク50に連
通した第5の蒸気パイプ37との開口部37aに嵌合キ
ャップ36bを介して接続されるようになっている。
【0028】この蓋部27は、上記可動型補助キャビネ
ット21のボツクス部24の後端部に対して把手部38
の基端がヒンジ機構42を介して上下方向に回動自在に
取付けられている。
【0029】そして、このヒンジ機構42部分には、さ
らに上記蓋部27を常時上方に開放付勢するバネ部材が
内装されている。
【0030】一方、上記炊飯器キャビネット1側の上記
可動型補助キャビネット21収納口部上端には、図7に
示すように蓋押えローラ43が設けられており、例えば
上記可動型補助キャビネット21が後方に押し込まれる
時には上記蓋部15の把手部38上面を回動しながら上
記バネ部材の開放付勢力に抗して下方に押圧し、それに
連動して蓋部27を閉じる一方、それとは反対に上記可
動型補助キャビネット21を引き出すと、相対的に上記
蓋押えローラ43が後退し、その押圧力がなくなって上
記バネ部材の開放付勢力により連動して蓋部27が開放
されるようになっている。
【0031】また、上記可動型補助キャビネット21に
は、その一側部下方に位置して水タンク50が設けら
れ、該水タンク50内には、例えば図8に示すように、
第1の蒸気パイプ32、第2の蒸気パイプ33、第3の
蒸気パイプ51を介して第1の電気炊飯器ユニット2A
の飯器10が、また第4の蒸気パイプ36、第5の蒸気
パイプ37を介して第2の電気炊飯器ユニット2Bの飯
器10が連通可能に対応しており、それぞれ蓋部15,
27の閉状態および可動型補助キャビネット21の収納
状態において、例えば図9に示すように、それぞれ連通
せしめられるようになっている。
【0032】すなわち、上記第1の電気炊飯器ユニット
2Aの蓋部15における上記第1の蒸気パイプ32は、
当該蓋部15を閉じてロックレバー19を係合部16に
係合すると、その嵌合キャップ34部分が炊飯器キャビ
ネット1側第2の蒸気パイプ33の上端側開口部33a
に嵌合されて相互に接続連通される。
【0033】また、該炊飯器キャビネット1側第2の蒸
気パイプ33の下端側開口33bと水タンク50側第3
の蒸気パイプ51の上端側開口部51aとは上記可動型
補助キャビネット21が炊飯器キャビネット1内に押し
込まれて収納された時に相互に嵌合して接続連通され
る。
【0034】さらに、上記炊飯器キャビネット1側に
は、その側部に位置して蒸気噴出口60が設けられ、該
蒸気噴出口60には第7の蒸気パイプ61が連通されて
いる。一方、上記水タンク50側には、該第7の蒸気パ
イプ61に対応した第6の蒸気パイプ53が設けられて
いる。そして、これら第6の蒸気パイプ53の開口53
aと第7の蒸気パイプ61の開口61aとは、やはり上
記可動型補助キャビネット21の押し込み収納状態にお
いて相互に接続連通される。
【0035】また、第2の電気炊飯器ユニット2Bの蓋
部27の第4の蒸気パイプ36側の嵌合キャップ36b
と第5の蒸気パイプ37の上端側開口部37aとは、上
記蓋部27を閉じた時に相互に接続連通される。
【0036】したがって、上記図9のような第1〜第7
の各蒸気パイプ32,33,51,36,37,53,
61の水タンク50および蒸気噴出口60への接続連通
状態、換言すると、上記第1,第2の電気炊飯器ユニッ
ト2A,2Bの炊飯又は保温状態では、それぞれの電気
炊飯器ユニット2A,2Bの飯器10,10からの蒸気
が第1,第2,第3の蒸気パイプ32,33,51およ
び第4,第5の蒸気パイプ36,37を介して、先ず水
タンク50内の空間部52に導入されて効率良く凝縮さ
れてその殆んどが水になり、さらに残された蒸気のみが
第6,第7の蒸気パイプ53,61を介して蒸気噴出口
60から外部に放出されて、調圧されることになる。
【0037】したがって、該構成では、殆んど外部に蒸
気を放出することなく、炊飯又は保温することができ
る。
【0038】そして、以上のようにして固定および可動
構造で炊飯器キャビネット1内に上下2段構造に収納さ
れた上記上位側第1,下位側第2の電気炊飯器ユニット
2A,2Bは、それぞれ単独でも炊飯および保温作動で
きるようになっている一方、両方同時にも炊飯および保
温作動できるように電源および制御回路が構成されてお
り、その炊飯および保温機能の操作設定は、上記炊飯器
キャビネット1の前板部7bの操作パネル取付口14に
取付けられた単一の操作パネル11を兼用してなされる
ようになっている。
【0039】以上のように、先ず本願発明では、第1,
第2の複数台の電気炊飯器ユニット2A,2Bを単一の
炊飯器キャビネット1の上下方向に配置し、それら第
1,第2の複数台の電気炊飯器ユニット2A,2Bの内
の最上位側の第1の電気炊飯器ユニット2Aの蓋部15
を上記炊飯器キャビネット1の天面側から開放できるよ
うにする一方、下位側第2の電気炊飯器ユニット2Bを
上記炊飯器キャビネット1から引き出すことができるよ
うにし、この引き出し位置で蓋部27を開放できるよう
に構成されている。
【0040】したがって、該構成では、単一のキャビネ
ット1内に組み込まれている第1,第2の複数台の電気
炊飯器ユニット2A,2Bの内の最上位側第1の電気炊
飯器ユニット2Aの蓋部15は単一の炊飯器キャビネッ
ト1の天面側から開放できる一方、下位側第2の電気炊
飯器ユニット2Bは上記炊飯器キャビネット1から引き
出すことができ、この引き出し位置で蓋部27を開放で
きるから、最上位側第1の電気炊飯器ユニット2A、下
位側第2の炊飯器ユニット2Bと、使用状態に応じて任
意に使い分けることができるようになり、使い勝手が良
いものとなる。
【0041】また、その場合において、上記複数台の電
気炊飯器ユニットの最上位側第1の電気炊飯器ユニット
2Aの蓋部15は、ロックレバー19のロック解除操作
に応じて開放される一方、下位側第2の電気炊飯器ユニ
ット2Bの蓋部27は、当該第2の電気炊飯器ユニット
2Bの炊飯器キャビネット1からの引き出し又は当該第
2の電気炊飯器ユニット2Bの炊飯器キャビネット1へ
の収納操作に連動して開閉されるようになっている。し
たがって、最上位側第1の電気炊飯器ユニット2Aはロ
ックレバー19のロック解除操作に応じて開放されるか
ら、ロックレバー19のロック解除操作のみの簡単な操
作で蓋部15を炊飯器キャビネット1の天面方向に開放
することができる一方、下位側第2の電気炊飯器ユニッ
ト2Bは炊飯器キャビネット1からの引き出し又は収納
操作に伴って蓋部27が開閉されるから、引き出し操作
のみの簡単な操作によって蓋部27を開放することがで
きるとともに収納操作のみの簡単な操作によって容易に
蓋部が閉められる。
【0042】そして、上記構成においては、さらに上記
下位側第2の電気炊飯器ユニット2Bの蓋部27が、蓋
押えローラ43により、上記引き出し又は収納操作に連
動して開閉されるようになっているので、上記第2の電
気炊飯器ユニット2Bの上記引き出し又は収納操作に応
じた当該蓋押えローラ43の回動により円滑に上記引き
出し又は収納操作が実現されるようになる。
【0043】以上の結果、本願発明の電気炊飯器による
と、多量の御飯を炊き立て状態で提供できるシンプルで
省スペース、低コスト、操作の容易な使い勝手の良い電
気炊飯器を実現することが可能となる。
【0044】(実施の形態2) 図11〜図14は、本願発明の実施の形態2に係る電気
炊飯器の構成を示している。
【0045】本実施の形態は、上記実施の形態1の電気
炊飯器の構成において、第1の電気炊飯器ユニット2A
の蓋部15のロック構造を図3に示すロックレバー構造
から図12に示すようなマグネットキャッチ構造に変更
するとともに引出式の可動型補助キャビネット21のガ
イドレールおよびガイドローラ構造を図13に示すよう
なスライドレール構造に変更したことを特徴とするもの
である。
【0046】図中、先ず符号1は上記実施の形態1のも
のと同様の上位側第1、下位側第2の2組の電気炊飯器
ユニット2A,2Bを収納した全体として縦に長い箱形
の炊飯器キャビネットである。
【0047】この炊飯器キャビネット1は、例えば上述
の実施の形態1のものと同様に図2に示すようなフレー
ム構造を有して構成されており、上位側には第1の電気
炊飯器2Aを固定的に組込むための第1の枠体部3A
と、また下位側に第2の電気炊飯器2Bを前方に引出し
可能に収納するための第2の枠体部3Bとが共通な側板
5a,5bによって上下に一体化して設けられている。
さらに、上記第2の枠体部3Bの左右両側上部寄りに
は、それぞれ前後方向に延びた断面コ字状の左右一対の
第1のスライドレール82a,82bが設けられてい
る。
【0048】そして、これら第1,第2の枠体部3A,
3Bの背面部および第1の枠体部3Aの底面部には、相
互に直角な一体構造の背板部6aおよび底板部6bが例
えば螺着により一体に取付けられている。
【0049】また、第1の枠体部3Aの上面部および前
面部には、相互に直角な一体構造の上板部7aおよび前
板部7bが例えば螺着により一体に取付けられている。
そして、その上板部7a中央には内ケース嵌合用の大径
の開口部12と蒸気パイプ嵌合用の小径の開口部13が
形成されている。また、前板部7bには操作パネル取付
口14が形成されている(図2参照)。
【0050】以上のようにして形成された炊飯器キャビ
ネット1の底部4角には、図示のように脚部8,8・・
がそれぞれ設けられ、上記第1の枠体部3A内の空間部
には、さらに内ケース9が上記上板部7a中央の内ケー
ス嵌合用の開口部12を介して収納固定されているとと
もに該内ケース9内の底部に例えば炊飯ヒータを埋設し
た図示しないヒータプレートが設けられており、その上
に図示のように飯器10が上方側から収納されるように
なっている。
【0051】上記第1の電気炊飯器ユニット2Aの蓋部
15は、図示のように略正方形状をなし、所定の縁幅を
有した外カバー15aと、該外カバー15aの外周縁部
内側に嵌合された内カバー15bと、該内カバー15b
の中央部に形成された円形の開口部に係合部材17を介
して着脱できるように取付けられ、内側に蓋ヒータを備
えた放熱板15cとからなる中空構造体に形成されてい
る。外カバー15aの上部面は調理台として使用できる
ように必要な処理加工が実施されている。
【0052】そして、上記放熱板15cの所定部位に
は、実施の形態1と同様に飯器10からの蒸気を排出す
る蒸気排出口31が設けられ、該蒸気排出口31は第1
の蒸気パイプ(図示省略)を介して内カバー15bの枢
支部側一方のコーナ部に設けられた炊飯器キャビネット
側上板部7aの第2の蒸気パイプ(図示省略)の開口部
33に対する嵌合キャップ34に接続されている。
【0053】この蓋部15は、図11〜図13に示すよ
うに、上記炊飯器キャビネット1の上部後端側左右にヒ
ンジ機構18c,18cを介して回動自在に枢支して取
付けられており、その開放端側下面左右には、上記炊飯
器キャビネット1上部の左右に設けられた止着用マグネ
ット71a,71bに吸引されて蓋部15の開閉ロック
を行う磁性体(例えば鉄片)70a,70bが設けられ
ている。
【0054】一方、下位側上記第2の枠体部3B内の左
右両側壁部には、上述のように断面コ字状の第1のスラ
イドレール82a,82bが設けられており、上記第2
の枠体部3B内の空間部には、該第1のスライドレール
82a,82bを利用して前後方向に引き出し、又は押
込み収納できる可動型補助キャビネット21が第2のス
ライドレール81a,81bを介して設けられており、
該可動型補助キャビネット21内に第2の電気炊飯器ユ
ニット2Bが収納されている。
【0055】該可動型補助キャビネット21は、例えば
図12および図14に示すように、上部前面側に引き出
し用の把手部22を有した前扉23と該前扉23の背面
側にあって上記第1の枠体部3A内の空間に収容可能と
なったボツクス部24とを備え、該ボツクス部24の左
右両側に、上記第2の枠体部3B側の第1のスライドレ
ール82a,82bの下片上を前後方向に回動する第1
のガイドローラ92a,92bを介してスライドする第
2のスライドレール81a,81bを具備しているとと
もに同ボックス部24の底部前端側左右両側に外部フロ
ア面上を走行する第2のガイドローラ(キャスターロー
ラ)26a,26bを具備して構成されている。また、
上記第2のスライドレール81a,81bの後端には、
上記スライドレール82a,82bの上片側下面に接し
て回動する第3のガイドローラ91a,91bが設けら
れている。さらに、上記第2の枠体部3B側の左右両側
上端フレーム部には、断面コ字状の係合溝85,85が
設けられており、該係合溝85,85には、後述する蓋
部72の後端側左右に設けられたフック状の係合片7
7,77の先端側係合部がそれぞれスライドするように
係合されており、上記可動型補助キャビネット21の押
し込み状態又は引き出し状態に応じて前後方向に自由に
スライドするとともに引出位置を規制し、かつ引出位置
で蓋部72を開放するようになっている。
【0056】そして、上記ボツクス部24の上板部24
a中央には、さらに内ケース嵌合用の開口部29が形成
され、その下部空間部には、上記第1の電気炊飯器ユニ
ット2Aと同様の内ケース9が上記上板部24a中央の
上記内ケース嵌合用の開口部29を介して収納固定され
ているとともに該内ケース9内の底部に例えば炊飯ヒー
タを埋設した図示しないヒータプレートが設けられてお
り、その上に図示のように飯器10が上方側から収納さ
れるようになっている。
【0057】一方、符号72は上記第2の電気炊飯器ユ
ニット2Bの蓋部であり、この蓋部72は、図示のよう
に略半円形状をなし、所定の縁幅を有した外カバー72
aと、該外カバー72aの外周縁部内側の開口部に係合
部材73を介して着脱できるように取付けられ、内側に
蓋ヒータを備えた放熱板72cとからなる中空構造体に
形成されている。
【0058】そして、上記放熱板72cの所定部位には
蒸気排出口74が設けられ、該蒸気排出口74は図示し
ない実施の形態1のものと同様の第4の蒸気パイプを介
して上記可動型補助キャビネット21側の図示しない第
5の蒸気パイプとの開口部80aに接続されている。
【0059】この蓋部72は、上記可動型補助キャビネ
ット21の後端部に対してヒンジ機構76,76を介し
て上下方向に回動自在に取付けられている。
【0060】一方、上記炊飯器キャビネット1側の上記
可動型補助キャビネット21収納口部には、図14に示
すように蓋押えローラ96が設けられており、例えば上
記可動型補助キャビネット21が後方に押し込まれる時
には上記蓋部72の上面部上を回動しながら下方に押圧
し、それによって自動的に蓋部72を閉じる一方、それ
とは反対に上記可動型補助キャビネット21を引き出す
と、相対的に上記蓋押えローラ96が後退し、その押圧
力がなくなって上記係合部材77,77の係合溝85,
85前端に対する係合により引張力が作用して蓋部72
が開放されるようになっている。
【0061】そして、以上のようにして固定および可動
構造で炊飯器キャビネット1に上下2段構造に収納され
た第1,第2の電気炊飯器ユニット2A,2Bは、それ
ぞれ単独でも炊飯および保温作動できるようになってい
る一方、両方同時にも炊飯および保温作動できるように
電源および制御回路が構成されており、その炊飯および
保温機能の操作設定は、上記炊飯器キャビネット1の前
板部7bの操作パネル取付口14に取付けられた単一の
操作パネル11を兼用してなされるようになっている。
【0062】以上のように、先ず本願発明では、第1,
第2の複数台の電気炊飯器ユニット2A,2Bを単一の
炊飯器キャビネット1の上下方向に配置し、それら第
1,第2の複数台の電気炊飯器ユニット2A,2Bの内
の最上位側の第1の電気炊飯器ユニット2Aの蓋部15
を上記炊飯器キャビネット1の天面側から開放できるよ
うにする一方、下位側第2の電気炊飯器ユニット2Bを
上記炊飯器キャビネット1から引き出すことができるよ
うにし、この引き出し位置で蓋部72を開放できるよう
に構成されている。
【0063】したがって、該構成では、上記最上位側第
1の電気炊飯器ユニット2Aの蓋部15は単一の炊飯器
キャビネット1の天面側から開放できる一方、下位側第
2の電気炊飯器ユニット2Bは上記炊飯器キャビネット
1から引き出すことができ、この引き出し位置で蓋部7
2を開放できるから、最上位側第1の電気炊飯器ユニッ
ト2A、下位側第2の炊飯器ユニット2Bと、使用状態
に応じて任意に使い分けることができるようになり、使
い勝手が良いものとなる。
【0064】また、その場合において、上記複数台の電
気炊飯器ユニットの最上位側第1の電気炊飯器ユニット
2Aの蓋部15は、マグネットキャッチ型のロック部の
ロック解除操作に応じて開放される一方、下位側第2の
電気炊飯器ユニット2Bの蓋部72は、当該第2の電気
炊飯器ユニット2Bの炊飯器キャビネット1からの引き
出し又は当該第2の電気炊飯器ユニット2Bの炊飯器キ
ャビネット1への収納操作に連動して開閉されるように
なっている。したがって、上記最上位側第1の電気炊飯
器ユニット2Aは上記マグネットキャッチ型ロック部の
ロック解除操作に応じて開放されるから、同ロック部の
ロック解除操作のみの簡単な操作で蓋部15を炊飯器キ
ャビネット1の天面方向に開放することができる一方、
下位側第2の電気炊飯器ユニット2Bは炊飯器キャビネ
ット1からの引き出し又は収納操作に伴って蓋部72が
開閉されるから、上記引き出し操作のみの簡単な操作に
よって蓋部72を開放することができるとともに上記収
納操作のみの簡単な操作によって容易に蓋部72が閉め
られる。
【0065】そして、上記構成においては、さらに上記
下位側第2の電気炊飯器ユニット2Bの蓋部72が、蓋
押えローラ96により、上記引き出し又は収納操作に連
動して開閉されるようになっているので、上記第2の電
気炊飯器ユニット2Bの上記引き出し又は収納操作に応
じた当該蓋押えローラ96の回動により円滑に上記引き
出し又は収納操作が実現されるようになる。
【0066】以上の結果、本願発明の電気炊飯器による
と、多量の御飯を炊き立て状態で提供できるシンプルで
省スペース、低コスト、操作の容易な使い勝手の良い電
気炊飯器を実現することが可能となる。
【0067】なお、本実施の形態においても上記第1〜
第7の蒸気パイプの接続は前述の実施の形態1のものと
略同様の構成が採用される。
【0068】(実施の形態3) 次に図15〜図31は、上記実施の形態1および2の各
電気炊飯器に対して共通に適用することができる第1,
第2の電気炊飯器ユニット2A,2Bに共通な本願発明
の実施の形態3に係る上記操作パネル11部分の具体的
な構成および炊飯・保温制御回路の構成と同制御回路に
基く炊飯・保温制御の内容とを示している。
【0069】先ず図15は、上述した操作パネル11部
分の具体的な構成を示しており、該操作パネル11に
は、先ず表示部としてタイマー予約設定時刻および現在
時刻表示部11a、上位側第1の電気炊飯器ユニット2
A用の炊飯・保温情報表示部11b、下位側第2の電気
炊飯器ユニット2B用の炊飯・保温情報表示部11c、
それら各表示部11a〜11cの各々に対応したコメン
ト表示部11d〜11fが、また操作スイツチ部として
炊飯開始スイツチSW1、保温スイツチSW2、取消スイ
ツチSW3、上位側第1、下位側第2の各電気炊飯器ユ
ニット2A,2Bの各々を選択する第1,第2の選択ス
イツチSW4,SW5、タイマー予約炊飯スイツチS
6、タイマー予約用の時刻時設定スイツチSW7、同時
刻分設定スイツチSW8が各々設けられている。
【0070】また、図16は上記のような操作パネル1
1の各操作スイツチの操作によって上位側第1、下位側
第2の各電気炊飯器ユニット2A,2Bの何れかの後述
するような炊飯又は保温操状態が選択設定され、該設定
内容に対応した炊飯・保温制御を実行する炊飯および保
温制御回路の構成を示している。
【0071】次に、図16に基づいて、該本実施の形態
の炊飯および保温制御回路の構成を説明する。
【0072】すなわち、先ず家庭用商用交流電源からの
電源電圧AC100(V)は、異常加熱状態を検知して溶
断する温度ヒューズFを介して第1の電気炊飯器ユニッ
ト2Aの炊飯用メインヒータH1と保温ヒータH3、第2
の電気炊飯器ユニット2BのメインヒータH2と保温ヒ
ータH4および第1,第2の電気炊飯器ユニット2A,
2Bの蓋ヒータH5,H6に各々供給されるようになって
いるとともに、図示しない降圧トランスで降圧され、且
つ整流器で整流されて、制御基板90側のマイコン制御
ユニット91に対してその動作電源電圧として供給され
るようになっている。なお、マイコン制御ユニット91
の制御動作については図17〜図31のフローチャート
を用いて後に詳述する。
【0073】上記第1,第2の電気炊飯器ユニット2
A,2Bの炊飯用メインヒータH1,H2、保温ヒータH
3,H4、蓋ヒータH5,H6は各々相互に並列に接続され
ている。
【0074】そして、上記第1,第2の電気炊飯器ユニ
ット2A,2Bの炊飯用メインヒータH1と保温ヒータ
3との間、H2とH4との間にはそれぞれ第1,第2の
レースイッチRS1,RS2が、また保温ヒータH3
4、蓋ヒータH5,H6には、それぞれ第1〜第4のト
ライアックTR1〜TR4がそれぞれ接続されている。そ
して、これら第1〜第4のトライアックTR1〜TR4
各制御ゲート端子には、上記マイコン制御ユニット91
からのトライアックON/OFF制御信号がそれぞれ供
給されるようになっている。
【0075】上記マイコン制御ユニット91は、基準周
波数発生回路(OSC)からのクロック信号にづいて動作
し、所定の炊飯・保温制御プログラムに従って上記第1
〜第4の各トライアックTR1〜TR4の相互に独立した
ON/OFF制御を行い、これにより上記炊飯用メイン
ヒータH1,H2、保温ヒータH3,H4、蓋ヒータH5
6への給電状態を例えば所定の炊飯・保温特性に従っ
て制御する。この給電制御は、特に上記各電気炊飯器ユ
ニット2A,2B各々の飯器底面部の温度を検出する第
1,第2のサーミスタT1,T2からの出力信号に基づい
て飯器全体の加熱温度を均一にするように加熱制御が行
われる。
【0076】また、上記マイコン制御ユニット91の入
出力インタフエイス部には、上記操作パネル11の上述
した各操作スイッチSW1〜SW8および表示部11a〜
11c、スイッチ操作、各種設定、炊飯完了、アラーム
等を報知するブザーBZ、第1,第2のサーミスタ
1,T2と組合わされた第1,第2の飯器セットセンサ
LS1,LS2等が各々接続されている。
【0077】次に、図17〜図31のフローチャート
は、上記図16の制御回路の単一のマイコン制御ユニッ
ト91を用いて選択的になされる上記第1,第2の電気
炊飯器ユニット2A,2B各々の炊飯および保温制御の
内容を示している。
【0078】(タイマー予約工程) 先ず図17のフローチャートは、炊飯および保温制御の
前提となるタイマー予約設定制御の内容を示しており、
上記図16の制御回路への通電により制御を開始する。
【0079】そして、先ず最初にステップS1で制御要
素各部のイニシャルクリアを行ない、ステップS2でタ
イマー予約設定時刻および現在時刻表示部11aの現在
時刻表示を「午前0:00」の点滅表示にリセットす
る。
【0080】その後、上記第1,第2の上下2組の電気
炊飯器ユニット2A,2Bが共に使用されていない炊飯
開始初期時はステップS3で優先的に上位側第1の電気
炊飯器ユニット2Aの指定を行ない、ステップS4に進
んで上位側第1の電気炊飯器ユニット2A用の炊飯・保
温情報表示部11bを点滅状態で表示させる。これによ
り、上位側第1の電気炊飯器ユニット2Aが選択された
ことが分るようになる。
【0081】次に、ステップS5の停電確認制御、ステ
ップS6の上位側第1の電気炊飯器ユニット2Aの炊飯
用メインヒータH1のリレー接点の溶着検知制御を経て
ステップS7に進み、保温スイツチSW2がON操作され
ているか否かを判定する。
【0082】その結果、NOの保温スイツチSW2がO
FFの炊飯開始時は、ステップS8の炊飯開始スイツチ
SW1のON,OFF判定に進む一方、YESの保温ス
イツチSW2が入っている炊飯完了保温状態に以降した
時は、ステップS9に進んで上記第1の飯器セットセン
サLS1の出力状態をメモリしている鍋無しメモリのデ
ータ判定を行って鍋検知を行った後、保温工程のタイマ
ーセット制御に進む(詳細は後述)。
【0083】上位側第1の電気炊飯器ユニット2Aによ
る炊飯開始時であって、上記ステップS8に進んで炊飯
開始スイツチSW1のON,OFF判定を行った結果、
YESと判定された炊飯開始スイツチSW1がONの時
は、ステップS10に進み、飯器の取出しがあることを想
定して上記第1の飯器セットセンサLS1の出力に基く
鍋無し判定メモリの判定結果から飯器が取り出されてい
るYES(鍋無し)の時はステップS38に進んで1秒間
ブザーBZを連続して鳴らすことにより飯器が無いこと
を警告報知した上で、上述のステップS5以降の動作に
進む。
【0084】他方、飯器が取り出されていないNO判定
の時は、ステップS11に進んで、ピッと1回だけ短かく
ブザーBZを鳴らして飯器が適正に収納されていること
を報知する。
【0085】そして、さらにステップS12で上記選択さ
れている電気炊飯器が上位側第1の電気炊飯器ユニット
2Aであるか、下位側第2の電気炊飯器ユニット2Bで
あるかを判定し、その判定結果に応じて図20のフロー
チャート(上位側第1の電気炊飯器ユニット2A用)の
ステップS116又は図21のフローチャート(第2の電
気炊飯器ユニット2B用)のステップS122に進む。
【0086】これに対して、上記ステップS8で未だ炊
飯開始スイツチSW1がON操作されていないとしてN
Oと判定された時は、次にステップS13に進んで上位側
第1の電気炊飯器ユニット2Aを選択する第1の選択ス
イツチSW4がON操作されたか否かを判定する。その
結果、YESと判定された時は、さらにステップS14
進んで、上位側第1の電気炊飯器ユニット2Aの指定か
否かを確認し、上位側第1の電気炊飯器ユニット2Aの
指定であるのでYESと判定され、ステップS19に進ん
で、ピッと短かくブザー報知してステップS20に移る。
【0087】一方、下指定ではないので下指定はNOと
なり、順次ステップS15〜S18に進み、下位側第2の電
気炊飯器ユニット2Bの指定をリセットするとともに同
下位側第2の電気炊飯器ユニット2Bの炊飯・保温情報
表示部11cの表示を消灯し、さらに上位側第1の電気
炊飯器ユニット2Aを指定した上で上位側第1の電気炊
飯器ユニット2Aの炊飯・保温情報表示部11bの表示
を点滅状態で表示する。そして、その後ステップS19
ピッと短かいブザー表示を行ってステップS20に進む。
【0088】次にステップS20では下位側第2の電気炊
飯器ユニット2Bを選択する第2の選択スイツチSW5
がON操作されたか否かを判定する。その結果、YES
と判定された時は、さらにステップS21に進んで、上位
側第1の電気炊飯器ユニット2Aの指定ではないか否か
を確認し、第2の電気炊飯器ユニット2Bが選択されて
いるから上位側第1の電気炊飯器ユニット2Aの指定で
はないとしてステップS26に進んで、ピッと短かくブザ
ー報知してステップS27に移る。
【0089】一方、上指定ではないので順次ステップS
22〜S25に進み、上位側第1の電気炊飯器ユニット2A
の指定をリセットするとともに同上位側第1の電気炊飯
器ユニット2Aの炊飯・保温情報表示部11bの表示を
消灯し、さらに下位側第2の電気炊飯器ユニット2Bを
指定した上で下位側第2の電気炊飯器ユニット2Bの炊
飯・保温情報表示部11cの表示を点滅状態で表示す
る。そして、ステップS26でピッと短かいブザー表示を
行ってステップS27に進む。
【0090】ステップS27では、上記タイマー予約スイ
ツチSW6がON操作されたか否かを判定する。
【0091】その結果、NOのタイマー予約スイツチS
6がON操作されていない通常炊飯時は、ステップS
28に進んで現在時刻セット操作がなされたか否かを判定
し、現在時刻セット操作がなされたYESの時は、さら
にステップS29,S30で時設定スイツチSW7、分設定
スイツチSW8の各ON操作状態を順次判定して行っ
て、それぞれONのYESの時はステップS31に進んで
時刻調整用の5秒タイマーをスタートさせた上でステッ
プS32の現在時刻セットフローに進み、現在時刻のセッ
トを行った上で上述のステップS5以降の動作にリター
ンする。
【0092】他方、上記ステップS27でYESと判定さ
れたタイマー予約スイツチSW6がON操作された時
は、ステップS33に進んで現在時刻がセットされている
か否かを判定し、その判定結果に応じて、YESの時は
ステップS34に進んで該タイマー予約された電気炊飯器
ユニットは上位側第1の電気炊飯器ユニット2Aである
か否かを判定する一方、NOの時は、さらにステップS
35に進んで、先ず現在時刻セットメモリが現在時刻をセ
ットし得る状態となっているか否かを判定する。そし
て、その結果、YESであれば次にステップS36に進ん
で先ず現在時刻表示部11aに現在時刻を点灯表示させ
た後、ステップS37で現在時刻を正確にセット(確定)
する。他方、現在時刻セットメモリが停電等何らかの事
情で現在時刻をセットし得る状態になっていないNOの
時はステップS38に移って1秒間のブザー報知(アラー
ム)を行った後、ステップS5の停電確認フローチャー
トの停電確認制御を実行した上で、再び上述のステップ
6以降の制御を繰り返し、ステップS35でYESと判
定された時に初めてステップS36,S37の動作に進む。
【0093】一方、上述のようにステップS7の保温ス
イッチSW2のON,OFF判定において、YESと判
定された時は、ステップS9に進んで、鍋無しメモリの
データが飯器の無いことを示しているか否かを判定し、
YESの時は上述のステップS10の鍋無し判定でYES
と判定された場合と同様にステップS38に進んで飯器が
セットされていないことを報知する。
【0094】これに対し、飯器が適正にセットされてい
る時は、ステップS39に進んで上記ステップS33の炊飯
時の場合と略同様に現在時刻がセットされているか否か
を判定し、その判定結果に応じて、YESの時はステッ
プS40に進んで該保温セットされた電気炊飯器ユニット
は上位側第1の電気炊飯器ユニット2Aであるか下位側
第2の電気炊飯器ユニット2Bであるかを判定する一
方、NOの時は、さらにステップS41に進んで、先ず現
在時刻セットメモリが現在時刻をセットし得る状態とな
っているか否かを判定する。そして、その結果、YES
であれば次にステップS42に進んで先ず現在時刻表示部
11aに現在時刻を点灯表示させた後、ステップS43
現在時刻を正確にセット(確定)する。他方、現在時刻
セットメモリが停電等何らかの事情で現在時刻をセット
し得る状態になっていないNOの時は、そのままステッ
プS40にシャンプし、選択されている電気炊飯器ユニッ
トが上下何れのものであるかの判定を行う。
【0095】そして、上記ステップS40での判定の結
果、選択されている電気炊飯器ユニットが上位側第1の
電気炊飯器ユニット2AであるYESの時はステップS
44,ステップS45に進んで上記操作パネル11の第1の
電気炊飯器ユニット2A用の炊飯・保温情報表示部11
bを点灯させて設定された保温情報を表示するとともに
一旦保温中の表示を行う。他方、上記ステップS40での
判定の結果、選択されている電気炊飯器が下位段側第2
の電気炊飯器ユニット2BであるNOの時はステップS
46,ステップS47に進んで上記操作パネル11の第2の
電気炊飯器ユニット2B用の炊飯・保温情報表示部11
cを点灯させて設定された保温情報を表示するとともに
一旦保温中の表示を行う。そして、その後、当該選択さ
れた電気炊飯器ユニットが上位側第1の電気炊飯器ユニ
ット2Aか、下側第2の電気炊飯器ユニット2Bかによ
って図30のフローチャートのステップS306又は図3
1のフローチャートのステップS351の何れかに進む。
【0096】次に、上記ステップS34の判定でYESと
判定された上位側第1の電気炊飯器ユニット2Aのタイ
マー炊飯予約時刻のセットがなされた場合には、続いて
図18のフローチャートのステップS48,S49に進んで
セット操作がなされたことをピッと1回ブザーを鳴らし
て報知するとともに予約時刻のセット動作を確定させる
30秒タイマーのカウント動作をスタートさせた後、ス
テップS50に進んで1日の内の2種の予約時刻n(例え
ばn=午前1N(予約1)と午後2N(予約2)のタイ
マー予約時刻のセット番号nが2N(予約2)であるか
否か(予約1か)を判定する。
【0097】その結果、YESの「予約2」の時はステ
ップS51,S52に進んで上位側第1の電気炊飯器ユニッ
ト2Aの「予約2」表示を点滅させるとともに具体的に
予約時刻を点灯させる。他方NOの「予約1」の時はス
テップS53,S54に進んで上位側第1の電気炊飯器ユニ
ット2Aの「予約1」表示を点滅させるとともに具体的
にその予約時刻を点灯させる。
【0098】その後、それぞれステップS55に進み、炊
飯開始スイツチSW1がON操作されたか否かを判定
し、炊飯開始スイツチSW1がON操作されたYESの
時は、ステップS59に進んで上記設定予約時刻Sから現
在時刻Nを減算して、その減算値が例えば最大炊飯量に
対応して予じめ設定されている全炊飯所要時間1時間
(1.00h)よりも小であるか否かを判定する。その
結果、YESの時はステップS60に進み、炊飯不可能で
あるとしてブザー報知によるアラームを出し続ける。ま
たNOの時は後述する図20の上位側第1の電気炊飯器
ユニット2Aの炊飯セットフローチャートに進む。
【0099】一方、上記ステップS55の炊飯開始スイツ
チSW1がOFFのNOの時は、タイマー予約炊飯であ
ることを前提として、先ず順次ステップS56,S58に進
んで、上記タイマースイッチの時設定スイツチSW7
ON操作されたか否か、同分設定スイツチSW8がON
操作されたか否かを判定して行く。
【0100】そして、その判定結果に対応して、ステッ
プS57,S68でそれぞれ時設定スイツチSW7、分設定
スイツチSW8がON操作された時は、各々それに対応
してステップS61〜S67、ステップS69〜S75の時、分
設定制御を行ない、ステップS77の停電確認フローを経
てステップS78の最終的な予約時刻設定スイッチのO
N,OFF確認に進む。その結果、NOの時は以上の動
作を繰り返す一方、YESの時は上述のステップS48
下の動作に進む。
【0101】他方、上記ステップS56,S58で何れもN
Oの時設定スイツチSW7、分設定スイツチSW8の何れ
もがON操作されなかった時は、ステップS76で上記3
0秒の経過を待って図17のフローのステップS79〜S
81に戻る。
【0102】また、上記ステップS34の判定でNO
(下)と判定された下位側第2の電気炊飯器ユニット2
Bのタイマー炊飯予約時刻のセットがなされた場合に
は、続いて図19のフローチャートのステップS79,S
80に進んでセット操作がなされたことをピッと1回ブザ
ーを鳴らして報知するとともに予約時刻のセット動作を
確定させる30秒タイマーのカウント動作をスタートさ
せた後、ステップS81に進んで1日の内の2種の時刻n
(例えばn=午前1N(予約1)と午後2N(予約2)
のタイマー予約時刻のセット番号nが2N(予約2)で
あるか否か(予約1か)を判定する。
【0103】その結果、YESの「予約2」の時はステ
ップS82,S83に進んで下位側第2の電気炊飯器ユニッ
ト2Bの「予約2」表示を点滅させるとともに具体的に
予約時刻を点灯させる。他方NOの「予約1」の時はス
テップS84,S85に進んで下位側第2の電気炊飯器ユニ
ット2Bの「予約1」表示を点滅させるとともに具体的
にその予約時刻を点灯させる。
【0104】その後、それぞれステップS86に進み、炊
飯開始スイツチSW1がON操作されたか否かを判定
し、炊飯開始スイツチSW1がON操作されたYESの
時は、ステップS90に進んで上記設定予約時刻Sから現
在時刻Nを減算して、その減算値が例えば最大炊飯量に
対応して予じめ設定されている全炊飯所要時間1時間
(1.00h)よりも小であるか否かを判定する。その
結果、YESの時はステップS91に進み、炊飯不可能で
あるとしてブザー報知によるアラームを出し続ける。ま
たNOの時は後述する図21の炊飯セットフローチャー
トに進む。
【0105】一方、上記ステップS86の判定で炊飯開始
スイツチSW1がOFFのNOの時は、タイマー予約炊
飯であることを前提として、先ず順次ステップS87,S
89に進んで、上記タイマースイッチの時設定スイツチS
7がON操作されたか否か、同分設定スイツチSW8
ON操作されたか否かを判定して行く。
【0106】そして、その判定結果に対応して、ステッ
プS88,S99でそれぞれ時設定スイツチSW7、分設定
スイツチSW8がON操作されたことをブザー報知し、
各々それに対応してステップS92〜S97、ステップS
100〜S106の時、分設定制御を行ない、ステップS108
の停電確認フローを経てステップS109の最終的な予約
時刻設定スイッチのON,OFF確認に進む。その結
果、NOの時は以上の動作を繰り返す一方、YESの時
は上述のステップS79以下の動作に進む。
【0107】他方、上記ステップS87,S89で何れもN
Oの時設定スイツチSW7、分設定スイツチSW8の何れ
もがON操作されなかった時は、ステップS107で上記
30秒の結果を待って図17のフローのステップS79
81に戻る。
【0108】ところで、上記図18のフローチャートの
ステップS59における判定でNOと判定された適正なタ
イマー予約炊飯が可能な時刻にタイマー予約時刻が設定
された時は、次に図20のフローチャートのステップS
110に進み、ピッ、ピッと2回ブザー報知した後、ステ
ップS111で上位側第1の電気炊飯器ユニット2Aの炊
飯・保温情報表示部11bに当該予約時刻を点灯表示
し、停電確認(ステップS112)を行った上で再度ステ
ップS113で上述のステップS59と同様の判定を今度は
YESとなるまで繰り返す。
【0109】そして、その結果、YESになると、上記
予約時刻の表示を消す(ステップS114)とともにタイ
マー予約炊飯メモリーをセットして(ステップ
115)、炊飯表示を点灯させる(ステップS116)。
【0110】そして、次に図22のフローチャートに示
す上位側第1の電気炊飯器ユニット2Aの吸水制御工程
に入る。
【0111】また、上記図19のフローチャートのステ
ップS90における判定でNOと判定された適正なタイマ
ー予約炊飯が可能な時刻にタイマー予約時刻が設定され
た時は、次に図21のフローチャートのステップS117
に進み、2回ブザー報知した後、ステップS118で上位
側第1の電気炊飯器ユニット2Aの炊飯・保温情報表示
部11bに当該予約時刻を点灯表示し、停電確認(ステ
ップS119)を行った上で再度ステップS120で上述のス
テップS90と同様の判定を今度はYESとなるまで繰り
返す。
【0112】そして、その結果、YESになると、上記
予約時刻の表示を消す(ステップS121)とともにタイ
マー予約炊飯メモリーをセットして(ステップ
122)、炊飯表示を点灯させる(ステップS123)。
【0113】そして、次に図23のフローチャートに示
す下位側第2の電気炊飯器ユニット2Bの吸水制御工程
に入る。
【0114】(吸水工程) 先ず上位側第1の電気炊飯器ユニット2Aの吸水工程を
示す図22のフローチャートでは、ステップS124,S
129,S133で順次飯器温度を判定し、当該飯器温度が、
先ず30℃以下の時はステップS125,S126,S127
で炊飯用メインヒータH1をデューティー比8/14、
保温ヒータH3をデューティー比6/14、蓋ヒータH5
をデューティー比6/14%各々ONにして目標吸水温
度(例えば40℃)を実現し、ステップS128で吸水時
間600秒(10分)の経過が判定されるまで吸水加熱
を継続する。
【0115】また該飯器温度が、30℃よりも高いが
40℃以下のステップS129でYESの時はステップS
130,S131,S132で炊飯用メインヒータH1をデューテ
ィー比6/14、保温ヒータH3をデューティー比8/
14、蓋ヒータH5をデューティー比6/14%各々O
Nにして目標吸水温度を維持し、同様にステップS128
で吸水時間600秒(10分)の経過が判定されるまで
吸水加熱を継続する。
【0116】また該飯器温度が、40℃よりも高いが
45℃以下のステップS133でYESの時はステップS
134,S135,S136で炊飯用メインヒータH1をデューテ
ィー比4/14、保温ヒータH3をデューティー比10
/14、蓋ヒータH5をデューティー比6/14%各々
ONにして目標吸水温度を維持し、同様にステップS
128で吸水時間600秒(10分)の経過が判定される
まで吸水加熱を継続する。
【0117】さらに該飯器温度が、45℃よりも高い
ステップS133でNOの時はステップS137,S138,S
139で炊飯用メインヒータH1をOFF、保温ヒータH3
をデューティー比12/14、蓋ヒータH5をデューテ
ィー比6/14%各々ONにして目標吸水温度を維持
し、同様にステップS128で吸水時間600秒(10
分)の経過が判定されるまで吸水加熱を継続する。
【0118】このようにして、吸水工程が終了すると、
今度は図24のフローチャートに示す合数判定を含む炊
き上げ工程に進む。
【0119】次に下位側第2の電気炊飯器ユニット2B
の吸水工程を示す図23のフローチャートでは、ステッ
プS140,S145,S149で順次飯器温度を判定し、当該
飯器温度が、先ず30℃以下の時はステップS141
142,S143で炊飯用メインヒータH1をデューティー
比8/14、保温ヒータH3をデューティー比6/1
4、蓋ヒータH5をデューティー比6/14%各々ON
にして目標吸水温度(40℃)を実現し、ステップS
144で吸水時間600秒(10分)の経過が判定される
まで吸水加熱を継続する。
【0120】また該飯器温度が、30℃よりも高いが
40℃以下のステップS145でYESの時はステップS
146,S147,S148で炊飯用メインヒータH1をデューテ
ィー比6/14、保温ヒータH3をデューティー比8/
14、蓋ヒータH5をデューティー比6/14%各々O
Nにして目標吸水温度を維持し、同様にステップS144
で吸水時間600秒(10分)の経過が判定されるまで
吸水加熱を継続する。
【0121】また該飯器温度が、40℃よりも高いが
45℃以下のステップS149でYESの時はステップS
150,S151,S152で炊飯用メインヒータH1をデューテ
ィー比4/14、保温ヒータH3をデューティー比10
/14、蓋ヒータH5をデューティー比6/14%各々
ONにして目標吸水温度を維持し、同様にステップS
144で吸水時間600秒(10分)の経過が判定される
まで吸水加熱を継続する。
【0122】さらに該飯器温度が、45℃よりも高い
ステップS149でNOの時はステップS153,S154,S
155で炊飯用メインヒータH1をOFF、保温ヒータH3
をデューティー比12/14、蓋ヒータH5をデューテ
ィー比6/14%各々ONにして目標吸水温度を維持
し、同様にステップS144で吸水時間600秒(10
分)の経過が判定されるまで吸水加熱を継続する。
【0123】このようにして、吸水工程が終了すると、
今度は図25のフローチャートに示す合数判定を含む炊
き上げ工程に進む。
【0124】(合数判定=炊き上げ工程) 一般に炊飯器の合数判定では、例えば吸水工程終了後の
或る温度から沸騰温度までの温度を所定ステップでプロ
ットした当該炊飯器の理想加熱曲線に基き、その曲線内
の或る合数判定開始温度から合数判定終了温度までの炊
飯用メインヒータのON又はOFF時間の積算値によっ
て合数が判定される。
【0125】しかし、実際の炊飯器では、例えば使用さ
れる水の温度などにバラツキがあり、上記のような主た
る合数判定方法だけでは必ずしも正確な合数判定を行う
ことはできない。
【0126】そこで、該構成では上記主たる合数判定の
前に水温等合数判定に影響を与える所種の条件を考慮し
た判定補正データを取り込める判定補正工程を実行する
ようになっている。
【0127】該上位側第1の電気炊飯器ユニット2Aの
判定補正工程では、先ず図24のフローチャートのステ
ップS156でその判定補正係数(例えば吸水目標温度4
0℃から65℃になるまでの時間をパラメータとして決
定される係数)Vカウント用の判定補正タイマーのカウ
ント動作をスタートさせる。
【0128】そして、続いてステップS157,S158,S
159で、上記炊飯用メインヒータH1のデューティー比を
8/14、保温ヒータH3のデューティー比を6/1
4、蓋ヒータH5のデューティー比を12/14で各々
ONにして炊き上げ加熱を行ない、その後ステップS
160に進んで判定補正時の目標温度T0℃(例えばT0
65℃)以下であるか否かを判定する。その結果、YE
Sの未だ目標温度T0℃を超える状態まで飯器温度が上
昇していない時はステップS161の停電確認を行ないな
がら当該目標温度T0℃を超えるようになるまで上記加
熱量での加熱を継続する。
【0129】そして、飯器温度が上記目標温度T0℃を
超えてNOと判定されると、ステップS162,S165に進
んで上記判定補正タイマーのカウント値Vが0以上で
第1の設定値V1よりも小さい値であるか、又は第1
の設定値V1以上で第2の設定値V2よりも小さい値であ
るか、もしくは第2の設定値V2以上であるかを各々
判定し、の場合にはステップS163に進んで判定補正
値を1ダウンセットする一方、の場合にはステップS
166で判定補正値を1アップセットした上で、それぞれ
ステップS164に進んで蓋ヒータH5をデューティー比1
4/14のフルパワーでONにする。他方、判定補正値
Vが第1の設定値V1以上で第2の設定値V2よりも小の
適正な範囲にあるの時は、そのままステップS164
進む。
【0130】以上のようにして判定補正が終了すると、
上述のように、それぞれステップS164で先ず蓋ヒータ
5をデューティー比14/14のフルパワーでONに
して主たる合数判定に入る。
【0131】該合数判定では、先ずステップS167で、
上述の理想加熱曲線に従って例えば65℃〜100℃ま
での温度を所定温度間隔で所定数m(例えばm=1〜n
(n=30))分割した合数判定設定温度Tm(例えば
Tm=65.0℃,66.2℃,67.3℃,68.5
℃,69.7℃・・・・・97.7℃,98.8℃,1
00.0℃)以下であるか否かを判定し、その判定結果
に応じてYESの時は炊飯用メインヒータH1をデュー
ティー比14/14のフルパワーでONにし、ステップ
169で8秒経過したか否かを判定する。
【0132】他方、NOの時はステップS171で上記炊
飯用メインヒータH1をOFFにし、ステップS172で同
OFF時間tを積算する。
【0133】そして、上記ステップS169で8秒が経過
してYESになるか、又は上記ステップS172で炊飯用
メインヒータH1OFF時間tの積算が完了した時は、
それぞれステップS170に進んで、上記合数判定設定温
度Tmのmが65.0℃から100.0℃まで順次挙げ
て行く判定回数n回目(n=30、つまり100℃のも
の)に達したか否かを判定する。
【0134】その判定結果が未だNOの時は、ステップ
173に進んで上記mの値を1周期毎にm=m+1にエ
ンクリメントするとともに、ステップS174で停電確認
を行ないながら上記ステップS164〜S170の動作(合数
判定動作)をステップS170でYESとなるまで(合数
判定が終了するまで)繰り返す。
【0135】そして、YESになると初めてステップS
175に進んで1秒タイマーのカウント動作をスタートさ
せ、ステップS176,S177で炊飯用メインヒータH1
保温ヒータH3を各々一旦OFFにする一方、ステップ
178で蓋ヒータH5をデューティー比14/14のON
状態にして蓋部の露付きを防止しながら、ステップS
179で上記1秒の経過を判定する。その結果、YESに
なると、図26のフローの沸騰維持工程に進む一方、N
Oの時はステップS180で停電確認を行ないながら、上
記ステップS176〜S179の動作を繰り返す。
【0136】以上の判定補正工程および合数判定工程
は、図25のフローチャートに示すように下位側第2の
電気炊飯器ユニット2Bに対しても全く同様に行われ
る。
【0137】すなわち、先ず判定補正工程では、ステッ
プS181でその判定補正係数(例えば上記吸水目標温度
40℃から65℃になるまでの時間をパラメータとして
決定される係数)Vカウント用の判定補正タイマーのカ
ウント動作をスタートさせる。
【0138】そして、続いてステップS182,S183,S
184で、上記炊飯用メインヒータH2のデューティー比を
8/14、保温ヒータH4のデューティー比を6/1
4、蓋ヒータH6をデューティー比を12/14で各々
ONにして炊き上げ加熱を行ない、その後ステップS
185に進んで判定補正時の目標温度T0℃(例えばT0
65℃)以下であるか否かを判定する。その結果、YE
Sの未だ目標温度T0℃を超える状態まで飯器温度が上
昇していない時はステップS186の停電確認を行ないな
がら当該目標温度T0℃を超えるようになるまで上記加
熱量での加熱を継続する。
【0139】そして、飯器温度が上記目標温度T0℃を
超えてNOと判定されると、ステップS187,S189に進
んで上記判定補正タイマーのカウント値Vが0以上で
第1の設定値V1よりも小さい値であるか、又は第1
の設定値V1以上で第2の設定値V2よりも小さい値であ
るか、もしくは第2の設定値V2以上であるかを各々
判定し、の場合にはステップS188に進んで判定補正
値を1ダウンセットする一方、の場合にはステップS
190で判定補正値を1アップセットした上で、それぞれ
ステップS191に進んで蓋ヒータH6をデューティー比1
4/14のフルパワーでONにする。他方、判定補正値
Vが第1の設定値V1、以上で第2の設定値V2よりも小
の適正な範囲にあるの時は、そのままステップS191
に進む。
【0140】以上のようにして判定補正が終了すると、
上述のように、それぞれステップS191で先ず蓋ヒータ
6をデューティー比14/14のフルパワーONにし
て主たる合数判定に入る。
【0141】該合数判定では、先ずステップS192で、
上述の理想加熱曲線に従って例えば65℃〜100℃ま
での温度を所定温度間隔で所定数m(例えばm=1〜n
(n=30))分割した合数判定設定温度Tm(例えば
Tm=65.0℃,66.2℃,67.3℃,68.5
℃,69.7℃・・・・・97.7℃,98.8℃,1
00.0℃)以下であるか否かを判定し、その判定結果
に応じてYESの時はステップS193で炊飯用メインヒ
ータH2をデューティー比14/14のフルパワーでO
Nにし、ステップS194で8秒経過したか否かを判定す
る。
【0142】他方、NOの時はステップS196で上記炊
飯用メインヒータH2をOFFにし、ステップS197で同
炊飯用メインヒータH2のOFF時間tを積算する。
【0143】そして、上記ステップS194で8秒が経過
してYESになるか、又は上記ステップS197でヒータ
OFF時間tの積算が完了した時は、それぞれステップ
195に進んで、上記合数判定設定温度Tmのmが6
5.0℃から100.0℃まで順次挙げて行く判定回数
n回目(n=30、つまり100℃のもの)に達したか
否かを判定する。
【0144】その判定結果がNOの時は、ステップS
199に進んで上記mの値を1周期毎にm=m+1にエン
クリメントするとともに、ステップS198で停電確認を
行ないながら上記ステップS191〜S195の動作をステッ
プS195でYESとなるまで(合数判定が終了するま
で)繰り返す。
【0145】そして、YESになると初めてステップS
200に進んで1秒タイマーのカウント動作をスタートさ
せ、ステップS201,S202で炊飯用メインヒータH2
保温ヒータH3を各々OFFにする一方、ステップS203
で蓋ヒータH6をデューティー比14/14のON状態
にして露付きを防止しながら、ステップS204で上記1
秒の経過を判定する。その結果、YESになると、図2
7のフローの沸騰維持工程に進む一方、NOの時はステ
ップS205で停電確認を行ないながら、上記ステップS
201〜S204の動作を繰り返す。
【0146】(沸騰維持工程) 次に図26、図27は、それぞれ上位側第1、下位側第
2の各電気炊飯器ユニット2A,2Bの沸騰維持工程の
制御内容を示している。
【0147】本実施の形態の第1,第2の各電気炊飯器
ユニット2A,2Bは、それぞれ通常30分(1800
秒)で炊き上げが完了するようにシステム構成されてい
る。そして、何らかの事情で30分以内に炊き上げられ
なかった時は、特殊な炊飯工程が実行されるようになっ
ている。
【0148】先ず図26の上位側第1の電気炊飯器ユニ
ット2Aの沸騰維持工程の制御内容について説明する。
【0149】すなわち、上述の図24のフローチャート
のようにして合数判定が終了すると、先ずステップS
206で上記炊き上げ時間1800秒(30分)を設定し
た炊き上げタイマーのカウント動作をスタートさせる。
【0150】その後、ステップS207,S210,S213
進んで上記合数判定された積算時間tが、4L(0≦
t<t1)、3L(t1≦t<t2)、2L(t2≦t
<t3)、1L(t3≦t)の何れであるかを判定し
(但し、4L>3L>2L>1L)、該判定結果に応じ
て各々ステップS208,S209(の時)、ステップS
211,S212(の時)、ステップS214,S215(の
時)、ステップS216,S217(の時)で判定された合
数に応じた適切な加熱量の設定を行って、さらにステッ
プS218,S221,S224,S227の各電源電圧値の判定動
作(92V以下?、96V以下?103V以下
?、107V以下?、107V超?)に進む。
【0151】そして、それらの各判定結果に対応してス
テップS219,S220、S222,S223、S225,S226、S
228,S229、S230,S231で各々蓋ヒータH5の出力を
適切に設定するとともに炊飯用メインヒータH1の出力
補正係数Aの値を適切に設定する。
【0152】そして、その後ステップS232,S233,S
234で、さらに上記〜の合数を判定し、その判定結
果〜に対応して現在の飯器温度が、それら合数に対
応して設定された炊き上げ完了温度135℃(の
時)、130℃(の時)、125℃(の時)、12
0℃(の時)以下であるか否かを判定し、以下である
YESの時は各々ステップS239に進んで、上記炊き上
げ時間1800秒の経過を判定する。
【0153】その結果、NOの時は予約炊飯確認フロ
ー、停電確認を経て上記ステップS207〜S238の制御を
予約された時刻になるまで繰り返す。
【0154】他方、YESのタイマー予約炊飯でもない
のに炊飯時間1800秒(30分)が経過して、なおか
つ炊き上げられない時は、特殊な炊飯工程(上M)に進
む(詳細は省略)。
【0155】一方、上記ステップS235,S236
237,S238で各々NOの飯器温度が上述の合数に応じ
た各炊き上げ完了温度(135℃,130℃,1
25℃,120℃)を超えた時は、それぞれ炊き上げ
完了と認めて図28のフローチャートの「むらし工程」
に進む。
【0156】次に図27の下位側第2の電気炊飯器ユニ
ット2Bの沸騰維持工程の制御内容について説明する。
【0157】すなわち、上述の図25のフローチャート
のようにして合数判定が終了すると、先ずステップS
242で上記炊き上げ時間1800秒(30分)を設定し
た炊き上げタイマーのカウント動作をスタートさせる。
【0158】その後、ステップS243,S246,S249
進んで上記合数判定された積算時間tが、4L(0≦
t<t1)、3L(t1≦t<t2)、2L(t2≦t
<t3)、1L(t3≦t)の何れであるかを判定し
(但し、4L>3L>2L>1L)、該判定結果に応じ
て各々ステップS244,S245(の時)、ステップS24
7,S248(の時)、ステップS250,S251(の
時)、ステップS252,S253(の時)で判定された合
数に応じた適切な加熱量の設定を行って、さらにステッ
プS254,S257,S260,S263の各電源電圧値の判定動
作(92V以下?、96V以下?103V以下
?、107V以下?、107V超?)に進む。
【0159】そして、それらの各判定結果に対応してス
テップS255,S256、S258,S259、S261,S262、S
264,S265、S266,S267で各々蓋ヒータH6の出力を
適切に設定するとともに炊飯用メインヒータH2の出力
補正係数Aの値を適切に設定する。
【0160】そして、その後ステップS268,S269,S
270で、さらに上記〜の合数を判定し、その判定結
果〜に対応して現在の飯器温度が、それら合数に対
応して設定された炊き上げ完了温度135℃(の
時)、130℃(の時)、125℃(の時)、12
0℃(の時)以下であるか否かを判定し、以下である
YESの時は各々ステップS275に進んで、上記炊き上
げ時間1800秒の経過を判定する。
【0161】その結果、NOの時は予約炊飯確認フロ
ー、停電確認フローを経て上記ステップS243〜S274
制御を予約時刻になるまで繰り返す。
【0162】他方、同ステップS275でYESのタイマ
ー予約炊飯でもないのに炊飯時間1800秒(30分)
が経過して、なおかつ炊き上げられない時は、特殊な炊
飯工程(下M)に進む(詳細は省略)。
【0163】一方、上記ステップS271,S272
273,S274で各々NOの飯器温度が上述の各炊飯量に
応じた炊き上げ完了温度(135℃,130℃,
125℃,120℃)を超えた時は、それぞれ炊き上
げ完了と認めて図29のフローチャートの「むらし工
程」に進む。
【0164】(むらし工程) 以上のようにして炊き上げが完了すると、各々図28、
図29のフローチャートに示す「むらし工程」に移行す
る。
【0165】すなわち、先ず上位側第1の電気炊飯器ユ
ニット2Aでは、先ず上記炊き上げ完了後ステップS
278,S279,S280に進んで、上記炊飯用メインヒータ
1、保温ヒータH3、蓋ヒータH5をそれぞれOFFに
し、ステップS281で停電確認を行った後、ステップS
282,S283で上位側第1の電気炊飯器ユニット2A用の
炊飯・保温情報表示部11bのタイマー炊飯予約表示、
同予約時刻の表示を各々消灯する一方、むらし時間15
分の間ステップS284で「むらし表示」を点灯させる。
次にステップS284aで上記むらし時間15分の経過を
判定し、上記むらし時間15分が経過していない時点で
はステップS284bでむらし時間15分の経過を減算表
示する。そして、ステップS284cで飯器温度が110
℃以下か否かを確認する。その結果、YESの110℃
以下であればステップS284dで上記炊飯用メインヒー
タH1をデューティー比2/14ONにして飯器の温度
を上昇させる一方、NOの110℃以上であればステッ
プS284eで上記炊飯用メインヒータH1をOFFにす
る。これにより、むらし工程における飯器内の御飯の温
度を110℃に保って適正なむらしを行う。そして、上
記むらし時間15分が経過すると、ステップS285
「むらし工程」の完了をピー音を断続させてブザー報知
する。
【0166】そして、ステップS286でそれが8回継続
したか否かをステップS287で停電確認を行ないながら
判定し、YESになるとステップS288に進んで上記
「むらし表示」を消灯する一方、ステップS289で現在
時刻を点灯し、ステップS290で炊飯表示を消灯させる
とともにステップS291で上記予約炊飯メモリのデータ
をリセットする。
【0167】このようして、上位側第1の電気炊飯器ユ
ニット2Aの「むらし工程」が完了すると、続いて図3
0のフローチャートの保温工程に移行する。
【0168】次に、下位側第2の電気炊飯器ユニット2
Bのむらし工程の場合にも、上記図27のようにして炊
き上げが完了すると、各々図29のフローチャートに示
す「むらし工程」に移行する。
【0169】すなわち、該下位側第2の電気炊飯器ユニ
ット2Bでも、当該炊き上げ完了後ステップS292,S
293,S294に進んで、上記炊飯用メインヒータH2、保
温ヒータH4、蓋ヒータH6をそれぞれOFFにし、ステ
ップS295で停電確認を行った後、ステップS296,S
297で下位側第2の電気炊飯器ユニット2B用の炊飯・
保温情報表示部11cのタイマー炊飯予約表示、同予約
時刻の表示を各々消灯する一方、むらし時間15分の間
ステップS298で「むらし表示」を点灯させる。次にス
テップS298aで該むらし時間15分の経過を判定し、
むらし時間15分が経過していない時点ではステップS
298bでむらし時間15分の経過を減算表示する。そし
て、ステップS298cで飯器温度が110℃以下か否か
を確認する。その結果、YESの110℃以下であれば
ステップS298dで上記炊飯用メインヒータH1をデュー
ティー比2/14ONにして飯器の温度を上昇させる一
方、NOの110℃以上であればステップS298eで上
記炊飯用メインヒータH1をOFFにする。これによ
り、むらし工程における飯器内の御飯の温度を110℃
に保って適正なむらしを行う。そして、上記むらし時間
15分が経過すると、ステップS299で「むらし工程」
の完了をピー音を断続させてブサー報知する。
【0170】そして、ステップS300でそれが8回継続
したか否かをステップS301で停電確認を行ないながら
判定し、YESになるとステップS302に進んで上記
「むらし表示」を消灯する一方、ステップS303で現在
時刻を点灯し、ステップS304で炊飯表示を消灯させる
とともにタイマー予約炊飯メモリのデータをリセットす
る。
【0171】このようにして、下位側第2の電気炊飯器
ユニット2Bの「むらし工程」が完了すると、続いて図
31のフローチャートの保温工程に移行する。
【0172】(保温工程) 先ず図30のフローチャートに示す上位側第1の電気炊
飯器ユニット2Aの保温工程について説明する。
【0173】以上の図28のフローチャートのようにし
て「むらし工程」が終了すると、続いて図30のステッ
プS349,S350に進み、保温経過時間カウントタイマー
のカウントを開始させるとともに保温経過時間を演算し
てステップS315以下の保温制御動作に進むが、該保温
制御の前提として本実施の形態では上述の図17のステ
ップS39以下ステップS47の保温時刻セットに対応した
タイマー保温制御がステップS306〜S314に組込まれて
いる。したがって、先ず該ステップS306〜S314までの
制御について説明してから、ステップS315以降の保温
制御の内容について説明する。
【0174】すなわち、先ず図17のステップS45又は
47の動作が終了すると、図30のステップS306に進
み、ブザー報知を1回行ってステップS307で保温経過
時間カウントタイマーのカウントをスタートさせる。そ
して、ステップS308で該保温経過時間の演算を開始
し、ステップS309で上位側第1の電気炊飯器ユニット
2A用の炊飯・保温情報表示部11bの保温表示を点灯
させる。
【0175】また、その後、ステップS310で14秒タ
イマーをスタートさせ、ステップS311で停電確認を行
った後、ステップS312で保温ヒータH3をデューティー
比10/14、蓋ヒータH5をデューティー比10/1
4で各々ONにし、保温加熱を開始する。
【0176】次に、ステップS314に進み、上記14秒
タイマーの経過を判定し、NOの時は保温開始後14秒
が経過するまでの間に時刻設定用の時設定スイツチSW
7がON操作されたか否かをステップS317で繰り返し判
定し、YESの時はステップS318に進んで上記保温経
過時間を点灯表示させ、ステップS319の停電確認を行
う(点検フロー)。
【0177】一方、該14秒が経過してステップS314
でYESと判定されると、通常の保温制御における停電
確認(ステップS315)、保温表示(ステップS316)を
経てステップS320で保温時間が24時間(最大保温時
間)を経過したか否かを判定する。
【0178】その結果、24時間以内のNOの時はステ
ップS321で保温経過時間の積算を行う一方、すでに2
4時間を経過したYESの時は、ステップS322に進ん
で保温経過時間の積算を終了する。
【0179】その後、ステップS323で上記保温ヒータ
3の加熱温度が目標保温温度72℃以下であるか否か
の判定を行ない、NOの72℃よりも高くなっている時
はステップS324の炊飯ヒータリレー接点の溶着検知を
行なうとともにステップS325,S326で炊飯用メインヒ
ータH1をOFF、保温ヒータH3をOFFにして温度を
下げるとともに、ステップS327で蓋ヒータH5をデュー
ティー比2/14でONにして蓋部の露付きを防ぎ、白
ボケの発生を防止する。
【0180】その後、さらにステップS328に進んで、
時設定スイツチSW7のON,OFF判定(延長判定)
を行ない、YES(ON)の時はステップS329で再び
上記最大保温時間24時間が経過したか否かを判定す
る。
【0181】そして、その結果がYESの時はステップ
330に進み、保温経過時間の点滅表示を行うととも
に、NOの時はステップS331に進んで現在の保温経過
時間の表示を行った後、ステップS332の停電確認フロ
ーを経て上述のステップS328に戻り、NOの時はステ
ップS315の制御に進む。
【0182】一方、上記ステップS323の判定でYES
の72℃以下の時は、先ずステップS333で停電確認を
行った後、再びステップS334で保温表示を行ない、さ
らにステップS335で最大保温時間24時間が経過した
か否かを判定する。
【0183】そして、その判定結果がNOの時はステッ
プS336に進んで保温経過時間の積算を行う一方、YE
Sの時はステップS337に進んで当該保温経過時間の積
算を終了する。
【0184】そして、それぞれ何れの場合にも、その後
ステップS338に進み、炊飯ヒータリレー接点の溶着検
知を行った上でステップS339で炊飯用メインヒータH1
をOFFにする。
【0185】その後、ステップS340で保温加熱温度が
72℃以下であるか否かを判定し、YESの時はステッ
プS341に進んで保温ヒータH3をデューティー比9/1
4でONにする一方、NOの時はステップS342で保温
ヒータH3をOFFにする。
【0186】そして、それぞれ続いてステップS343
進み、蓋ヒータH5をデューティー比2/14でONに
して蓋部の露付きを防止しながら目標保温温度72℃の
維持を図る。
【0187】他方、その後、さらにステップS344で時
設定スイツチSW7のON,OFFを判定し、その判定
結果に応じて、YES(ON)の時はステップS345
再び上記最大保温時間24時間が経過したか否かを判定
する。
【0188】そして、その結果がYESの時はステップ
346に進み、保温経過時間の点滅表示を行うととも
に、NOの時はステップS347に進んで現在の保温経過
時間の表示を行った後、ステップS348の停電確認フロ
ーを経て上述のステップS333〜S348の保温制御を繰り
返す。
【0189】次に図31のフローチャートに示す下位側
第2の電気炊飯器ユニット2Bの保温工程について説明
する。
【0190】この場合にも以上の図29のフローチャー
トのようにして「むらし工程」が終了すると、続いて図
31のステップS394,S395に進み、保温経過時間カウ
ントタイマーのカウントを開始させるとともに保温経過
時間を演算してステップS360以下の保温制御動作に進
むが、該保温制御の前提として本実施の形態では上述の
図17のステップS39以下ステップS47の保温時刻セッ
トに対応した制御がステップS351〜S359に組込まれて
いる。したがって、先ず該ステップS351〜S359までの
制御について説明してから、ステップS360以降の保温
制御について説明する。
【0191】すなわち、先ず図17のステップS45又は
47の動作が終了すると、図31のステップS351に進
み、ブサー報知を1回行ってステップS352で保温経過
時間カウントタイマーのカウントをスタートさせる。そ
して、ステップS353で該保温経過時間の演算を開始
し、ステップS354で下位側第2の電気炊飯器ユニット
2B用の炊飯・保温情報表示部11cの保温表示を点灯
させる。
【0192】また、その後、ステップS355で14秒タ
イマーをスタートさせ、ステップS356で停電確認を行
った後、ステップS357で保温ヒータH4をデューティー
比10/14、蓋ヒータH6をデューティー比10/1
4で各々ONにし、保温加熱を開始する。
【0193】次に、ステップS359に進み、上記14秒
タイマーの経過を判定し、NOの時は保温開始後14秒
が経過するまでの間に時刻設定用の時設定スイツチSW
7がON操作されたか否かをステップS362で繰り返し判
定し、YESの時はステップS363に進んで上記保温経
過時間を点灯表示させ、ステップS364の停電確認を行
う(点検フロー)。
【0194】一方、該14秒が経過してステップS359
でYESと判定されると、通常の制御における停電確認
(ステップS360)、保温表示(ステップS361)を経て
ステップS365で保温時間が24時間(最大)を経過し
たか否かを判定する。
【0195】その結果、24時間以内のNOの時はステ
ップS367で保温経過時間の積算を行う一方、すでに2
4時間を経過したYESの時は、ステップS366に進ん
で保温経過時間の積算を終了する。
【0196】その後、ステップS368で上記保温ヒータ
4の加熱温度が目標保温温度72℃以下であるか否か
の判定を行ない、NOの72℃よりも高くなっている時
はステップS369の炊飯ヒータリレー接点の溶着検知を
行なうとともにステップS370,S371で炊飯用メインヒ
ータH2をOFF、保温ヒータH4をOFFにするととも
に、ステップS372で蓋ヒータH6をデューティー比2/
14でONにして蓋部の露付きを防ぎ、白ボケの発生を
防止する。
【0197】その後、さらにステップS373に進んで、
時設定スイツチSW7のON,OFF判定(延長判定)
を行ない、YES(ON)の時はステップS374で再び
上記最大保温時間24時間が経過したか否かを判定す
る。
【0198】そして、その結果がYESの時はステップ
375に進み、保温経過時間の点滅表示を行うととも
に、NOの時はステップS376に進んで現在の保温経過
時間の表示を行った後、ステップS377の停電確認フロ
ーを経て上述のステップS360〜S377の制御を繰り返
す。
【0199】一方、上記ステップS368の判定でYES
の72℃以下の時は、先ずステップS378で停電確認を
行った後、再びステップS379で保温表示を行ない、さ
らにステップS380で最大保温時間24時間が経過した
か否かを判定する。
【0200】そして、その判定結果がNOの時はステッ
プS382に進んで保温経過時間の積算を行う一方、YE
Sの時はステップS381に進んで当該保温経過時間の積
算を終了する。
【0201】そして、それぞれ何れの場合にも、その後
ステップS383に進み、炊飯ヒータリレー接点の溶着検
知を行った上でステップS384で炊飯用メインヒータH1
をOFFにする。
【0202】その後、ステップS385で保温加熱温度が
72℃以下であるか否かを判定し、YESの時はステッ
プS386に進んで保温ヒータH3をデューティー比9/1
4でONにする一方、NOの時はステップS387で保温
ヒータH3をOFFにする。
【0203】そして、それぞれ続いてステップS388
進み、蓋ヒータH5をデューティー比2/14でONに
して蓋部の露付きを防止しながら目標温度温度72℃の
維持を図る。
【0204】他方、その後、さらにステップS389で時
設定スイツチSW7のON,OFFを判定し、その判定
結果に応じて、YES(ON)の時はステップS390
再び上記最大保温時間24時間が経過したか否かを判定
する。
【0205】そして、その結果がYESの時はステップ
391に進み、保温経過時間の点滅表示を行うととも
に、NOの時はステップS392に進んで現在の保温経過
時間の表示を行った後、ステップS393の停電確認フロ
ーを経て上述のステップS378〜S393の制御を繰り返
す。
【0206】以上のように、本実施の形態の炊飯制御シ
ステムでは、上位側第1の電気炊飯器ユニット2Aと下
位側第2の電気炊飯器ユニット2Bの操作パネルを単一
の操作パネル11で共用化するとともにマイコン制御ユ
ニット91を相互に共通にして選択して使用できるよう
にしている。
【0207】したがって、当然制御基板も一枚のもので
足りるようになり、部品コストも安価で済む。
【0208】(変形例1) 以上のようにマイコン制御ユニット91を単一のもので
共用化した場合、確かにコストは安くなるが、一方上述
のように第1,第2の電気炊飯器ユニット2A,2Bに
共通の制御ソフトを使用しなければならなくなり、独立
した炊飯・保温機能を持たすことが困難となる。つま
り、分割設計しにくい問題がある。
【0209】そこで、上記第1,第2の電気炊飯器ユニ
ット2A,2Bの各々に対応した独立の制御ユニットを
設けて、独自の制御ソフトを持たせるようにすることも
できる。
【0210】(変形例2) 上述の変形例1のように各電気炊飯器ユニット2A,2
Bに独自にマイコン制御ユニットを設けるようにした場
合、操作パネル11側制御部との通信が問題となる。
【0211】そこで、さらに操作パネル11側に小容量
の第3のマイコン制御ユニットを設けることも可能であ
る。
【0212】(変形例3) また、以上のような各種の構成を採用した何れの場合に
あっても、例えば上位側第1、下側第2の各電気炊飯器
ユニット2A,2Bを同時に使用するようにすることも
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施の形態1に係る電気炊飯器の外
観図である。
【図2】同電気炊飯器の炊飯器キャビネット部のフレー
ム構造を示す一部分解斜視図である。
【図3】同電気炊飯器の蓋部を開放した状態の斜目前方
から見た斜視図である。
【図4】同電気炊飯器の蓋部枢支構造の斜視図である。
【図5】同電気炊飯器の第1のガイドローラ部の第1の
状態の断面図である。
【図6】同電気炊飯器の第1のガイドローラ部の第2の
状態の断面図である。
【図7】同電気炊飯器の可動型補助キャビネット部の斜
視図である。
【図8】同電気炊飯器の蓋部等を開放した状態の斜目後
方から見た斜視図である。
【図9】同電気炊飯器の蓋部等を閉じた状態の斜目後方
から見た斜視図である。
【図10】同電気炊飯器の要部の変形例を示す斜視図で
ある。
【図11】本願発明の実施の形態2に係る電気炊飯器の
外観図である。
【図12】同電気炊飯器の蓋部を開放した状態の斜目前
方から見た斜視図である。
【図13】同電気炊飯器の蓋部等を開放した状態の側方
から見た一部切欠図である。
【図14】同電気炊飯器の可動型補助キャビネット開閉
状態の斜目前方から見た斜視図である。
【図15】上記各実施の形態に共通に適用できる本願発
明の実施の形態3に係る電気炊飯器本体の操作パネル部
の拡大正面図である。
【図16】同電気炊飯器の制御回路部の結線図である。
【図17】同電気炊飯器ののタイマー予約セット制御の
内容を示すフローチャートである。
【図18】同電気炊飯器の上位側第1の電気炊飯器ユニ
ットの図17に続くタイマーセット制御の内容を示すフ
ローチャートである。
【図19】同電気炊飯器の下位側第2の電気炊飯器ユニ
ットの図17に続くタイマーセット制御の内容を示すフ
ローチャートである。
【図20】同電気炊飯器の図18に続くフローチャート
である。
【図21】同電気炊飯器の図19に続くフローチャート
である。
【図22】同電気炊飯器の上位側第1の電気炊飯器ユニ
ットの吸水制御工程のフローチャートである。
【図23】同電気炊飯器の下位側第2の電気炊飯器ユニ
ットの吸水制御工程のフローチャートである。
【図24】同電気炊飯器の上位側第1の電気炊飯器ユニ
ットの合数判定制御工程の内容を示すフローチャートで
ある。
【図25】同電気炊飯器の下位側第2の電気炊飯器ユニ
ットの合数判定制御工程の内容を示すフローチャートで
ある。
【図26】同電気炊飯器の上位側第1の電気炊飯器ユニ
ットの炊き上げ制御工程の内容を示すフローチャートで
ある。
【図27】同電気炊飯器の下位側第2の電気炊飯器ユニ
ットの炊き上げ制御工程の内容を示すフローチャートで
ある。
【図28】同電気炊飯器の上位側第1の電気炊飯器ユニ
ットのむらし制御工程の内容を示すフローチャートであ
る。
【図29】同電気炊飯器の下位側第2の電気炊飯器ユニ
ットのむらし制御工程の内容を示すフローチャートであ
る。
【図30】同電気炊飯器の上位側第1の電気炊飯器ユニ
ットの保温制御工程の内容を示すフローチャートであ
る。
【図31】同電気炊飯器の下位側第2の電気炊飯器ユニ
ットの保温制御工程の内容を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1は炊飯器キャビネット、2Aは第1の電気炊飯器ユニ
ット、2Bは第2の電気炊飯器ユニット、3Aは第1の
枠体部、3Bは第2の枠体部、4a,4bはガイドレー
ル、9は内ケース、10は飯器、15は蓋部、24はボ
ツクス部、25a,25bは第1のガイドローラ、26
a,26bは第2のガイドローラ、27は蓋部、43,
96は押えローラである。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−14764(JP,A) 特開 平4−2307(JP,A) 特開 昭61−268217(JP,A) 特開 平4−141120(JP,A) 特開 平4−220219(JP,A) 実開 昭60−24224(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47J 27/00,27/14

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数台の電気炊飯器ユニットを単一の炊
    飯器キャビネットの上下方向に配置し、これら複数台の
    電気炊飯器ユニットの最上位の電気炊飯器ユニットの蓋
    部を上記炊飯器キャビネットの天面側から開放できるよ
    うにする一方、その他の下位側電気炊飯器ユニットを上
    記炊飯器キャビネットから引き出すことができるように
    可動型補助キャビネット内に収納し、の引き出し位置
    で蓋部を開放できるようにしてなる電気炊飯器におい
    て、上記可動型補助キャビネットに水タンク、上記炊飯
    器キャビネットに蒸気噴出口を各々設け、上記下位側電
    気炊飯器ユニットと上記水タンクとを常時連通する蒸気
    パイプを介して接続する一方、上記水タンクと上記最上
    位の電気炊飯器ユニットおよび上記水タンクと上記蒸気
    噴出口とを、それぞれ上記可動型補助キャビネットの引
    き出し状態では分割分離され、押し込み収納状態では相
    互に嵌合接続されて連通する蒸気パイプを介して接続す
    るようにしたことを特徴とする電気炊飯器。
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