JP3187221U - スーツケース箱体構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成で、生産速度が速く、歩留まりが良好で、熱膨張差による変形にも耐えることができる、製造コストの低減可能なスーツケース箱体構造を提供する。
【解決手段】スーツケース箱体構造は、第1外殻10、第2外殻20、第1フレーム30、及び第2フレーム40を有する。第1、第2フレームは、プラスチック材料を採用し、一体に成型される。第1フレームの外表面には、第1凹溝311及び組み立て溝321を設け、各溝底の幅がこの溝の開口部側の溝の幅より小さくなるようにテーパー状に形成されている。第2フレーム外表面には、第2凹溝411を設け、溝底の幅がその開口溝の幅より小さく形成されている。このため、組み立て溝321及び第1、第2凹溝311、411はプラスチック成形金型から円滑に型抜き動作を行うことができ、大量生産が可能となる。
【選択図】図1

Description

本考案は、生産速度が速く、歩留まりが良好なハードシェルスーツケース等のスーツケース箱体構造に関する。
従来のハードシェルスーツケースは、ABS樹脂(Acrylonitrile-Butadiene-Styrene resin)を原料として形状が互いに対応する第1外殻及び第2外殻をそれぞれ射出成型して構成されている。
この種のハードシェルスーツケースでは、前記第1外殻の開口は、第1アルミフレームにリベット接合し、前記第2外殻の開口は、第2アルミフレームにリベット接合し、ヒンジを介してこの第1、第2アルミフレームを接合することにより、前記第1、第2外殻が開閉可能であるとともに外装部材としての機能を有している。
また、このようなハードシェルスーツケースは、第1、第2アルミフレームが比較的良好な構造性を有し、これら第1、第2アルミフレームに第1、第2外殻が接合されることにより、第1、第2外殻の開閉による作用力を受けさせ、且つハンドル、ヒンジ及びロックの標準付属品を取り付けることができるように構成されている。
一般には、前記第1、第2アルミフレームの具体的な構造は、例えば、特許文献1に記載されているように、ハンドル及びヒンジ、ロックを組み立てさせる孔、溝を有している。これらの孔、溝は、何れも凹溝中に設置され、凹溝は、ストラップを対応して覆うことができ、ストラップに前記孔、溝を遮蔽させることができ、スーツケースの全体の外観性を保持することが出来る。
また、ストラップが不用意に脱落することが無いようにする為、そのストラップ左右両側が凹溝両側壁に対応して嵌合できるように構成されている。従って、前記凹溝の形状は、T形状又は蟻継状を構成するように設計する必要がある。
このように、前記第1、第2アルミフレームは、アルミ押し出し成形で凹溝を加工する必要があり、その後、必要な長さを切断し、凹溝の位置にハンドル及びヒンジを組み立てさせることができる孔をパンチングし、ロックを組み立てさせることができる溝をパンチングし、最後に、湾曲させるように折曲する工程を施すことによって製造されることになる。
中華民国特許出願公告第M448181号明細書
しかしながら、前記従来のスーツケース箱体構造の製造方法は、少なくとも以下の欠点を有する。
1.生産速度が遅い。上記説明から分かるように、前記従来のスーツケースの箱体構造では、第1、第2アルミフレームは、アルミ押し出し成形加工→切断→孔、溝のパンチング→折曲工程を経る必要があり、その各工程間は、生産ラインで接続できず、且つ繰り返し、切断、孔、溝のパンチング、折曲工程を繰り返す必要がある。特に、折曲工程は、操作者が絶えず調整する必要があり、動作回数の増加により工程時間を累積させるだけでなく、同時に、第1、第2アルミフレームが完成させる動作効率も向上させることができず、更に、経済効果の増長が困難であり、現在の加工技術では、改善することができない。
2.歩留まりが良好でない。パンチングされる孔、溝は、湾折後に精度を失う状況がしばしば発生し、軽度であれば、後続の組み立ての困難を招き、重度であれば、完全に廃棄となり、加工で不良やスクラップ率が増加し易い状況において、生産効率を減縮させ、且つ材料コスト、工程時間コストの浪費を増加し、業者に大きな損失をもたせてしまうといった虞れがある。
3.熱膨張冷凝縮に耐えられない。ABS樹脂の第1、第2外殻、及び第1、第2アルミフレームの熱変形係数(熱膨張係数)の差異が大き過ぎるので、該スーツケースが寒帯又は熱帯の国家に販売運送される時、気候の影響を受け、第1外殻及び第1アルミフレームの交わる箇所、又は第2外殻及び第2フレームの交わる箇所において、不適切に変形する欠陥が発生し易く、製造業者の商業信用及び品質に影響を及ぼすといった虞れがある。
そこで、本考案は前記問題点に鑑みてなされたものであり、簡単な構成で、生産速度が速く、歩留まりが良好で、熱膨張麗凝縮にも耐えることができる、製造コストの低減可能なスーツケース箱体構造を提供することにある。
本考案の一様態によるスーツケース箱体構造は、第1胴部及び第1胴部後端を密閉する背面板を有し、前記第1外殻に前向きに開口する第1収容室を備えて構成された第1外殻と、プラスチックを採用して一体に成型してなり、それぞれ第1結合部及び延接部を有し、第1結合部の内表面は、第1胴部前端外周を囲い、更に、その外表面にストラップを取り付けさせることができる第1凹溝を設け、且つ前記第1凹溝の溝底幅がこの第1凹溝の開口部側の溝幅より小さくなるように形成し、前記第1凹溝の溝底は、嵌合部材を嵌合させることができ、前記第1フレームを前記第1胴部に組み立て固定し、且つ前記ストラップを巻き付け、前記第1凹溝の溝底に縛り付けさせて該嵌合部材を遮蔽し、前記延接部は、環状に形成されて前記第1胴部前端を突出し、且つ外表面は、前記第1凹溝と平行な組み立て溝を設け、前記組み立て溝の溝底幅がこの組み立て溝の開口部側の溝幅より小さく形成された第1フレームと、第2胴部及び第2胴部前端を密閉するパネルを有し、前記第2外殻を後ろ向きに開口する第2収容室を備えて構成された第2外殻と、プラスチックを採用し、一体に成型してなり、それぞれ第2結合部及び当接部を有し、その第2結合部の内表面は、第2胴部後端外周を囲い、更に、その外表面は、ストラップを取り付けさせることができる第2凹溝を設け、前記第2凹溝の溝底幅は、この第2の凹溝の開口側の溝幅より小さくなるように形成し、前記第2凹溝の溝底に、嵌合部材を嵌合させ、前記第2フレームを前記第2胴部に組み立て固定させ、且つ前記ストラップを前記第2凹溝の溝底に巻き付けて縛り付けさせて該嵌合部材を遮蔽させ、前記当接部は、環状に形成されて前記第2胴部後端に突出し、ヒンジを支点として前記延接部に着脱でき、前記第1、第2収容室を開閉することに用いる第2のフレームと、を有している。
本考案のスーツケース箱体構造によれば、簡単な構成で、生産速度が速く、歩留まりが良好で、熱膨張麗凝縮にも耐えることができ、製造コストの低減を可能にする。
本考案の一実施形態に係るスーツケース箱体構造の構成を示す分解説明図。 本実施形態のスーツケース箱体構造の組み合わせ動作説明図。 本実施形態のスーツケース箱体構造の組み合わせ動作説明図。 本実施形態のスーツケース箱体構造の組み合わせ動作説明図。 本実施形態のスーツケース箱体構造の組み合わせ外観説明図。 本実施形態のスーツケース箱体構造の組み合わせ後の局部組み合わせ断面図。 本実施形態のスーツケース箱体構造の組み合わせ後の左側側面説明図。 本実施形態のスーツケース箱体構造のもう1つの組み合わせ後の断面説明図。
以下、図面を参照して本考案の実施形態について説明する。
図1〜図8は、本考案のスーツケース箱体構造の一実施形態を示し、図1は、本実施形態に係るスーツケース箱体構造の構成を示す分解説明図、図2は、本実施形態のスーツケース箱体構造の組み合わせ動作説明図、図3は、本実施形態のスーツケース箱体構造の組み合わせ動作説明図、図4は、本実施形態のスーツケース箱体構造の組み合わせ動作説明図、図5は、本実施形態のスーツケース箱体構造の組み合わせ外観説明図、図6は、本実施形態のスーツケース箱体構造の組み合わせ後の局部組み合わせ断面図、図7は、本実施形態のスーツケース箱体構造の組み合わせ後の左側側面説明図、図8は、本実施形態のスーツケース箱体構造のもう1つの組み合わせ後の断面説明図である。
図1〜図8に示すように、本実施形態に係るスーツケース箱体構造は、第1外殻10と、第2外殻20と、第1フレーム30と、第2フレーム40と、有して構成されている。
第1外殻10は、一体に成型されるものであって、第1胴部11及び第1胴部11後端を密閉する背面板12を有し、前記第1外殻10に前向きに開口させる第1収容室13を備えて構成されている。
この第1外殻10は、更に、後端縁に伸縮可能なプルロッド組14を取り付け、また、第1胴部11底端は、第1キャスター15を取り付けている。この第1キャスター15は、主に第1外殻10用として使用される。更に、この第1外殻10は、一側に第1グライド16を取り付けることができ、この第1グライド16は、第1外殻10を地面上に横置き使用させることができる。
第2外殻20は、一体に成型されるものであって、その形状は、最も好ましくは、第1外殻10と互いに対称であり、大量化された統一生産を行うのに有効である。また、この第2外殻20は、第2胴部21及び第2胴部21の後端を密閉するパネル22を有し、この第2外殻20に前向きに開口させる第2収容室23を備えて構成されている。
また、第2胴部21の底端は、第2キャスター24を取り付け、この第2キャスター24は、主に第2外殻20用として使用される。更に、この第2外殻20は、一側に第2グライド25を取り付けることができ、この第2グライド25は、第2外殻20を地面上に横置することが出来るように用いられる。
第1フレーム30は、変形係数が選択可能であって、第1外殻10と同一の変形係数のプラスチック材料を用いて金型により一体成型して製造される。また、第1フレーム30は、それぞれ第1結合部31及び延接部32を有し、第1結合部31の内表面は、第1胴部11の前端外周に巻き付けられ、また、その外表面は、ストラップ36を取り付けさせることができる第1凹溝311を設けて構成されている。
第1凹溝311の溝底の幅は、図1に示すように、この第1凹溝311の開口側の溝幅より小さくなるように形成されている。言い換えれば、この第1凹溝311は、底面側から開口部側に向けて溝幅が大きくなるようにテーパー状に形成されている。
このため、第1フレーム30は、プラスチック成型させる金型に円滑に型抜き動作を行わせることができ、第1凹溝311の溝底は、嵌合部材(図示せず)を嵌合させ、第1フレーム30を第1胴部11に組み立て固定させ、ストラップ36は、第1凹溝311の溝底に巻き付けて縛り付け、嵌合部材を遮蔽させ、外観を修飾する作用を達成することができるようになっている。
この第1結合部31の底面は、更に、第1胴部11の前端に当接できる前ストッパ312を延伸し、この前ストッパ312は、更に第1胴部11の前端内周を挟持できる挟持縁313を延伸し、対応して第1フレーム30に第1外殻10の前端と挿入し合い、精度よく組み立てが出来るように構成されている。
延接部32は、環状に形成されて第1胴部11の前端に突出し、且つ外表面に第1凹溝311と平行な組み立て溝321を設けて構成されている。この組み立て溝321の溝底は、ヒンジ33を取り付けさせることができる第1孔322、ハンドル34を取り付けさせることができる第2孔323、及びロック35を取り付けさせることができる第3孔324を成型により設けている。
このロック35の第1フレーム30の範囲内は、ラッチ孔351を有し、このラッチ孔351は、ロックを開閉するラッチ352に用いられるようになっている。更に、第1フレーム30は、組み立て溝321の溝底の幅がこの組み立て溝321の開口を結ぶ溝幅より小さくなるよう形成されている。
このため、組み立て溝321及び第1凹溝311をプラスチック成型の金型に同一方向に型抜きさせることができ、また、この延接部32は、更に、前端に第1当接面325を設けることができる。
第2フレーム40は、変形係数が選択可能であって、第2外殻20と同一の変形係数のプラスチック材料を用いて金型により一体成型して製造される。また、第2のフレーム40は、それぞれ第2結合部41及び当接部42を有し、第2結合部41の内表面は、第2胴部21の後端外周に巻き付けられ、その外表面は、ストラップ43を取り付けさせることができる第2凹溝411を設けて構成されている。
第2凹溝411の溝底の幅は、図1に示すように、この第2凹溝411の開口部側の溝幅より小さくなるように形成されている。言い換えれば、この第2凹溝411は、底面側から開口部側に向けて溝幅が大きくなるようにテーパー状に形成されている。
このため、第2フレーム40は、プラスチック成型させる金型に円滑に型抜き動作を行わせることができ、第2凹溝411の溝底は、嵌合部材(図示せず)を嵌合させ、第2フレーム40を第2胴部21に組み立て固定させ、前記ラッチ352を第2フレーム40の範囲に固定させ、ストラップ43は、第2凹溝411の溝底に巻き付けて縛り付け、嵌合部材を遮蔽させ、外観を修飾する作用を達成することができるようになっている。
この第2結合部41の底面は、更に、第2胴部21の後端に当接できる後ストッパ412を延伸し、この後ストッパ412の底部は、更に第2胴部21の後端内周に当接できる挟持ブロック413を延伸し、対応して第2フレーム40に第2外殻20の後端と挿入し合い、精度良く組み立てができるように構成されている。
当接部42は、第1当接面325と当接できる第2当接面421を有し、第2外殻20にヒンジ33を支点とした回転により第1外殻10と着脱させる時、第1、第2当接面325、421に精度よく位置決めできる効果を達成させることができ、ロック35を合わせて、ラッチ352に対し、相応するロック開閉の動作が行われるようになっている。
以上の構造の説明から分かるように、本実施形態に係るスーツケース箱体構造は、少なくとも以下の利点を有する。
1.生産速度が早い。すなわち、本実施形態のスーツケース箱体構造において、ストラップ36、43は、対応する第1、第2凹溝311、411の溝底に巻き付けて縛り付ける方式を採用して固定されるので、これら第1凹溝311及び第2凹溝411は、溝底幅がその溝の開口を結ぶ溝幅より小さい形状の構成を採用しているため、この第1フレーム30及び第2フレーム40を自動化してプラスチック成型機で大量製造することができ、必然的に従来の多過ぎる工程及び人工作業に比較し、より便利で迅速である。
2.歩留まりが良好である。すなわち、本実施形態のスーツケース箱体構造において、第1フレーム30及び第2フレーム40は、自動のプラスチック成型を採用して製造され、迅速で便利であるだけでなく、ヒンジ30及びハンドル40を取り付けるための孔の精度が必然的に更に良好であり、且つ従来の折曲工程後に精度を失うことで招く不良率を大幅に回避することができる。
3.熱膨張冷凝縮に耐えることができる。すなわち、本実施形態のスーツケース箱体構造において、第1、第2フレーム30、40は、熱変形係数が選択可能であって第1、第2外殻10、20と同一の熱変形係数のプラスチック材料で一体に成型される。このため、本実施形態のスーツケースは、寒帯又は熱帯国家に運送販売されても、その熱変形係数が同一であるので、第1外殻10及び第1フレーム30の交わる箇所、又は第2外殻20及び第2フレーム40の交わる箇所は、依然として工場出荷時の精度及び外観性を保有することができる。
従って、本実施形態によれば、簡単な構成で、生産速度が速く、歩留まりが良好で、熱膨張麗凝縮にも耐えることができる、製造コストの低減可能なスーツケース箱体構造の実現が可能である。
なお、本実施形態のスーツケース箱体構造は、図8に示すように、第1外殻12及び第2外殻21の強度を得るために、2枚の補強板を第1外殻12及び第2外殻21の各背面板側に交差するように配置すると同時に、各端部が第1外殻12及び第2外殻21の内面に固定されるように設けて、各収容室13、23の変形を防ぐように構成しても良い。
本考案のスーツケース箱体構造は、以上述べた実施形態および変形例に限定されるものではなく、考案の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能である。
10 第1外殻
11 第1胴部
12 背面板
13 第1収容室
14 プルロッド組
15 第1キャスター
16 第1グライド
20 第2外殻
21 第2胴部
22 パネル
23 第2収容室
24 第2キャスター
25 第2グライド
30 第1フレーム
31 第1結合部
311 第1凹溝
312 前ストッパ
313 挟持縁
32 延接部
321 組み立て溝
322 第1孔
323 第2孔
324 第3孔
325 第1当接面
33 ヒンジ
34 ハンドル
35 ロック
351 ラッチ孔
352 ラッチ
36 ストラップ
40 第2フレーム
41 第2結合部
411 第2凹溝
412 後ストッパ
413 挟持ブロック
42 当接部
421 第2当接面
43 ストラップ

Claims (10)

  1. 第1胴部及び第1胴部後端を密閉する背面板を有し、前記第1外殻に前向きに開口する第1収容室を備えて構成された第1外殻と、
    プラスチックを採用して一体に成型してなり、それぞれ第1結合部及び延接部を有し、その第1結合部の内表面は、第1胴部の前端外周を囲い、更に、その外表面にストラップを取り付けさせることができる第1凹溝を設け、且つ前記第1凹溝の溝底幅がこの第1凹溝の開口部側の溝幅より小さくなるよう形成し、前記第1凹溝の溝底は、嵌合部材を嵌合させることができ、前記第1フレームを前記第1胴部に組み立て固定し、且つ前記ストラップを巻き付け、前記第1凹溝の溝底に縛り付けさせて嵌合部材を遮蔽させ、前記延接部は、環状に形成されて前記第1胴部の前端を突出し、且つ外表面は、前記第1凹溝と平行な組み立て溝を設け、前記組み立て溝の溝底の幅がこの組立溝の溝上幅より小さく形成された第1フレームと、
    第2胴部及び第2胴部前端を密閉するパネルを有し、該第2外殻を後ろ向きに開口する第2収容室を備えて構成された第2殻体と、
    プラスチックを採用し、一体に成型してなり、それぞれ第2結合部及び当接部を有し、その第2結合部の内表面は、第2胴部の後端外周を囲い、更に、その外表面は、ストラップを取り付けさせることができる第2凹溝を設けし、前記第2凹溝の溝底幅は、この第2凹溝の開口部側の溝幅より小さくなるように形成し、前記第2凹溝の溝底に、嵌合部材を嵌合させ、前記第2フレームを前記第2胴部に組み立て固定させ、且つ前記ストラップを前記第2凹溝の溝底に巻き付けて縛り付けさせて嵌合部材を遮蔽させ、前記当接部は、環状に形成されて前記第2胴部の後端に突出し、ヒンジを支点として前記延接部に着脱でき、前記第1、第2収容室を開閉することに用いる第2フレームと、
    を有することを特徴とするスーツケース箱体構造。
  2. 前記第1フレームは、熱変形係数が前記第1外殻と同一のプラスチック材料を用いるとともに、金型により一体に成型され、前記第2フレームは、熱変形係数が前記第2外殻と同一のプラスチック材料を用いるとともに、金型により一体に成型されることを特徴とする請求項1に記載のスーツケース箱体構造。
  3. 前記第1結合部底面は、更に、第1胴部前端に当接できる前ストッパを延伸し、前記前ストッパは、更に前記第1胴部前端内周を挟持できる挟持縁を延伸し、第1フレームが対応して前記第1外殻前端と挿入接合できるように構成したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のスーツケース箱体構造。
  4. 前記組み立て溝の溝底は、ヒンジを取り付けさせることができる第1孔、ハンドルを取り付けさせることができる第2孔、及びロックを取り付けさせることができる第3孔を成型し、前記ロックは、前記第1フレーム範囲内にラッチ孔を有し、前記ラッチ孔は、ロック開閉するラッチが係合されるものであって、前記ラッチは、前記第2フレームに固定されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のスーツケース箱体構造。
  5. 前記延接部の前端は、第1当接面を設け、前記当接部は、前記第1当接面と当接できる第2当接面を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のスーツケース箱体構造。
  6. 前記第2結合部の底面は、更に、前記第2胴部の後端に当接できる後ストッパを延伸し、前記後ストッパの底部は、更に前記第2胴部の後端の内周に当接できる挟持ブロックを延伸し、前記第2フレームが対応して前記第2外殻の前端と挿入接合できるように構成したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のスーツケース箱体構造。
  7. 前記第2外殻の形状は、前記第1外殻と互いに対称であることを特徴とする請求項1から請求項6の何れか1つに記載のスーツケース箱体構造。
  8. 前記第1外殻には、更に、後端縁に伸縮可能なプルロッド組が取り付けられることを特徴とする請求項1から請求項7の何れか1つに記載のスーツケース箱体構造。
  9. 前記第1外殻は、更に、前記第1胴部の底端に第1キャスターが取り付けられ、前記第2外殻は、更に、前記第2胴部の底端に第2キャスターが取り付けられることを特徴とする請求項1から請求項8の何れか1つに記載のスーツケース箱体構造。
  10. 前記第1外殻は、更に、一側に第1グライドが取り付けられ、前記第2外殻は、前記第1外殻と同じ前記一側に第2グライドが取り付けられることを特徴とする請求項1から請求項9の何れか1つに記載のスーツケース箱体構造。
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