JP3186860U - 照明バンド、照明装置及びヘルメット - Google Patents

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Abstract

【課題】夜間に発光素子を点灯させ、発光素子が消灯した場合であっても、外部の光を受けてバンド本体の表面全体を明るくし、第三者に自分の位置・存在を知らせることができる照明バンド、照明装置、及びそれらを取り付けたヘルメットを提供する。
【解決手段】細長帯状のバンド本体102と、バンド本体の表面に配設された発光素子103と、各発光素子を接続する導電部及び抵抗104とからなる。バンド本体の表面には、蛍光部材、反射部材又は夜光(畜光)部材110等が設けられている。バンド本体の裏面には、バンド本体の端縁から延出する大きさに形成された細長帯状の合成樹脂フィルム120が設けられている。合成樹脂フィルムの表面には、バンド本体全体を被覆するように透過性を有する軟質合成樹脂素材を垂らして円弧状に湾曲した形状に成形されたカバー体125が設けられている。
【選択図】図15

Description

本考案は、夜間に自分の位置を第三者に知らせるため、衣服、鞄、ヘルメット、自転車等に装着可能な照明バンドと、当該照明バンドとバッテリーボックスを組み合わせた照明装置と、当該照明装置を装着したヘルメットに関する。
従来の照明バンドには、環状のバンド本体の所定位置にLEDが等間隔で配置され、バンド本体とは別個のバッテリーによって、LEDを点灯させるものがある(例えば、特許文献1)。この照明バンドは、ヘルメットに装着されて使用される。
特開平9−291410号公報
従来の照明バンドは、ヘルメットに装着し、夜間にLEDを点灯させて、第三者に自分の位置・存在を知らせることができるものであるが、手元を照らす照明器具としても利用可能ではある。この従来の照明バンドは、電池が切れてLEDが消灯した場合、第三者に自分の位置・存在を知らせることができなくなると共に、手元が暗くなるという問題点があった。
また、従来の照明バンドは、バンド本体が環状に形成され、所定の形状・サイズのヘルメットに装着されるが、ヘルメットの形状・サイズが異なると、装着することができなくなるという問題点があった。例えばヘルメットのサイズが大きいと、きつくて所定位置で装着することができず、また逆にヘルメットの形状が小さいと、緩くて外れ易くなる。さらにヘルメットの形状が異なると、バンド本体の接触面がヘルメットの外側の曲面に対応できなくなり、一部が接触しなくなる等、完全な面接触をすることができず、見栄えも悪くなり、接触していない一部が引っ掛かりやすいという問題点があった。
本願考案は、上記問題点に鑑み案出したものであって、夜間に発光素子を点灯させて第三者に自分の位置・存在を知らせることができると共に、手元を明るくすることができ、発光素子が消灯した場合であっても、外部の光を受けてバンド本体の表面全体を明るくし、第三者に自分の位置・存在を知らせることができる照明バンドを提供することを第1の目的とする。また、上記第1の目的を備え、さらに装着する被装着物の形状・大きさに合せて、フレキシブルに接触面の形状を変化させることができる照明バンドを提供することを第2の目的とする。また、第1、第2の目的を備え、長期間使用でき、どのような種類の被装着物にも取り付けることができる照明装置を提供することを第3の目的とする。さらに、第3の目的を備えた照明装置を装着したヘルメットを提供することを第4の目的とする。
本願請求項1に係る照明バンドは、上記第1の目的を達成するため、細長帯状の基板と、基板の表面に所定間隔あけて配設された発光素子と、基板に設けられ、各発光素子を接続する導電部及び抵抗とからなり、基板の表面には、蛍光部材が設けられ、基板の裏面には、接着部によって、基板の端縁から延出する大きさに形成された細長帯状の合成樹脂フィルムが設けられ、合成樹脂フィルムの表面には基板全体を被覆するように透過性を有する軟質合成樹脂素材を垂らして円弧状に湾曲した形状に成形されたカバー体が設けられていることを特徴とする。
本願請求項2に係る照明バンドは、上記第1の目的を達成するため、細長帯状の基板と、基板の表面に所定間隔あけて配設された発光素子と、基板に設けられ、各発光素子を接続する導電部及び抵抗とからなり、基板の表面には、反射部材が設けられ、基板の裏面には、接着部によって、基板の端縁から延出する大きさに形成された細長帯状の合成樹脂フィルムが設けられ、合成樹脂フィルムの表面には基板全体を被覆するように透過性を有する軟質合成樹脂素材を垂らして円弧状に湾曲した形状に成形されたカバー体が設けられていることを特徴とする。
本願請求項3に係る照明バンドは、上記第1の目的を達成するため、細長帯状の基板と、基板の表面に所定間隔あけて配設された発光素子と、基板に設けられ、各発光素子を接続する導電部及び抵抗とからなり、基板の表面には、夜光部材が設けられ、基板の裏面には、接着部によって、基板の端縁から延出する大きさに形成された細長帯状の合成樹脂フィルムが設けられ、合成樹脂フィルムの表面には基板全体を被覆するように透過性を有する軟質合成樹脂素材を垂らして円弧状に湾曲した形状に成形されたカバー体が設けられていることを特徴とする。
本願請求項4に係る照明バンドは、上記第1の目的を達成するため、細長帯状の基板と、基板の表面に所定間隔あけて配設された発光素子と、基板に設けられ、各発光素子を接続する導電部及び抵抗とからなり、基板の表面には、蛍光部材が設けられ、基板の裏面には、接着部によって、基板の端縁から延出する大きさに形成された細長帯状の合成樹脂フィルムが設けられ、合成樹脂フィルムの表面には基板全体を被覆するように透過性及び熱収縮性を有する軟質合成樹脂素材によって成形されたカバー体が設けられていることを特徴とする。
本願請求項5に係る照明バンドは、上記第1の目的を達成するため、細長帯状の基板と、基板の表面に所定間隔あけて配設された発光素子と、基板に設けられ、各発光素子を接続する導電部及び抵抗とからなり、基板の表面には、反射部材が設けられ、基板の裏面には、接着部によって、基板の端縁から延出する大きさに形成された細長帯状の合成樹脂フィルムが設けられ、合成樹脂フィルムの表面には基板全体を被覆するように透過性及び熱収縮性を有する軟質合成樹脂素材によって成形されたカバー体が設けられていることを特徴とする。
本願請求項6に係る照明バンドは、上記第1の目的を達成するため、細長帯状の基板と、基板の表面に所定間隔あけて配設された発光素子と、基板に設けられ、各発光素子を接続する導電部及び抵抗とからなり、基板の表面には、夜光部材が設けられ、基板の裏面には、接着部によって、基板の端縁から延出する大きさに形成された細長帯状の合成樹脂フィルムが設けられ、合成樹脂フィルムの表面には基板全体を被覆するように透過性及び熱収縮性を有する軟質合成樹脂素材によって成形されたカバー体が設けられていることを特徴とする。
本願請求項7に係る照明バンドは、上記第1の目的を達成するため、前記合成樹脂フィルムの裏面には接着部が形成され、接着部には剥離紙が設けられていることを特徴とする。
本願請求項8に係る照明装置は、上記第3の目的を達成するため、前記照明バンドと、この照明バンドの基板の導電部を接続し、各発光素子に電気を供給するバッテリーボックスとからなることを特徴とする。
本願請求項9に係る照明装置は、上記第3の目的を達成するため、前記照明バンドが複数と、この複数の照明バンドの基板の導電部を接続し、各発光素子に電気を供給するバッテリーボックスとからなることを特徴とする。
本願請求項10に係る照明装置は、上記第3の目的を達成するため、前記基板の一端には導電部に接続された第1のコネクタが設けられ、バッテリーボックスは、先端に第2のコネクタが設けられた電気コードを有しており、基板は、これの第1のコネクタをバッテリーボックスの第2のコネクタに連結することにより、バッテリーボックスに着脱可能に接続されることを特徴とする。
本願請求項11に係る照明装置は、上記第3の目的を達成するため、前記バッテリーボックスには、各発光素子を点滅させる制御回路が設けられていることを特徴とする。
本願請求項12に係る照明装置は、上記第3の目的を達成するため、前記バッテリーボックスには、各発光素子を点滅及び点灯させる制御回路と、各発光素子の点滅と点灯を切り替える切替式スイッチが設けられていることを特徴とする。
本願請求項13に係るヘルメットは、上記第4の目的を達成するため、前記照明装置を備えたヘルメットであって、照明バンド及びバッテリーボックスは、ヘルメット本体の表面に取り付けられていることを特徴とする。
本願請求項14に係るヘルメットは、上記第4の目的を達成するため、前記照明装置を備えたヘルメットであって、照明バンドは、ヘルメット本体の表面に取り付けられ、バッテリーボックスは、ヘルメット本体の裏面に設けられた緩衝部材に埋設されていることを特徴とする。
本願請求項15に係るヘルメットは、上記第4の目的を達成するため、前記照明装置を備えたヘルメットであって、照明バンドは、ヘルメット本体の表面に取り付けられ、且つ、ヘルメット本体の全高Hに対して取り付け範囲を以下のように限定したことを特徴とする。
(イ)ヘルメット本体頭頂部から「H×2/15」の範囲に設けられていないこと。
(ロ)ヘルメット本体下部から「H×2/3」の範囲に設けられていないこと。
(ハ)照明バンドの前部が、耳掛け紐の前側取付部より前方に配置されていること。
(ニ)照明バンドの後部が、耳掛け紐の後側取付部より前方に配置されていること。
(ホ)照明バンドの前部が後部より上部となるように配置されていること。
本願考案に係る照明バンドは、導電部を介して発光素子に通電すると、発光素子が点灯し、特に夜間に発光素子が点灯すると、この発光素子の光を受けてバンド本体の表面に設けられた蛍光部材又は反射部材が発光し、バンド本体の表面全体が明るくなるという効果がある。このように、本願考案に係る照明バンドは、発光素子の発光に、蛍光部材又は反射部材の発光が加わることにより、より一層明るくなり、第三者に自分の位置・存在を明確に知らせることができるという効果がある。また、本願考案に係る照明バンドは、発光素子が消灯しても、外部の光を受けてバンド本体の表面に設けられた蛍光部材又は反射部材が発光し、バンド本体の表面全体が明るくなるので、第三者に自分の位置・存在を知らせることができるという効果がある。
本願考案に係る照明バンドは、上記効果に加え、発光部材が夜光(畜光)部材である場合、夜間に発光素子が点灯すると、この発光素子の光を受けてバンド本体の表面に設けられた夜光(畜光)部材が発光し、バンド本体の表面全体が明るくなり、より一層、第三者に自分の位置・存在を知らせることができることは同じであるが、発光素子の消灯時においても、所定時間、夜光(畜光)部材が発光しており、第三者に自分の位置・存在を知らせることができるという効果がある。
本願考案に係る照明バンドは、上記効果に加え、バンド本体が透過性を有する合成樹脂素材によって被覆されているので、発光素子が点灯すると、合成樹脂素材内で発光素子を中心とした光の輪が形成される等、発光素子の光が乱反射して、合成樹脂素材全体が明るくなり、より一層第三者に自分の位置・存在を知らせることができるという効果がある。また、本願考案に係る照明バンドは、上記効果に加え、バンド本体が透過性を有する合成樹脂素材によって被覆されているので、発光素子、導電部が合成樹脂素材によって保護されることになり、雨、水滴、湿気等から上記電気部品を守り、さらに衝撃荷重を受けても上記電気部品を保護することができるという効果がある。本願考案に係る照明バンドは、接着部が設けられているので、被装着物に簡単に装着することができるという効果がある。
本願考案に係る照明バンドは、上記効果に加え、バンド本体が基板であり、基板を合成樹脂フィルム上に載置し、基板をインサートするようにして、この合成樹脂フィルム上に透過性を有する軟質合成樹脂素材を成形することによって形成される。従って、本願考案に係る照明バンドは、基板が軟質合成樹脂素材によって形成されたカバー体で被覆されているので、発光素子、導電部等の電子部品が軟質合成樹脂素材によって保護されることになり、雨、水滴、湿気等から上記電子部品を守り、さらに衝撃荷重を受けても上記電子部品を保護することができるという効果がある。本願考案に係る照明バンドは、基板を合成樹脂フィルム上に載置し、基板をインサートするようにして、この合成樹脂フィルム上に透過性を有する軟質合成樹脂素材を成形するだけで製造することができるので、製造工程が簡易であり、安価に製造することができるという効果がある。
また、照明バンドは、基板を表面と裏面から挟み込むようにしてインサート成形する方法も考えられる。しかし、この方法は、接合する2つの成形型の中央に基板を位置決めしなければならず、中央に浮かした状態で位置決めするためにピンで基板を押し上げておく必要がある。この場合、射出成形時に基板の位置がずれる可能性がある。また、成形後にピンを引き抜いた後の穴が残っており、外観を損なうと共にその穴を通して水分が入り込む可能性があり、水密性が確保されない。本願考案に係る照明バンドは、基板を合成樹脂フィルム上に接着剤等で固定して位置決めすることができるので、成形時に基板の位置がずれることがなく、正確な位置で製造することができるという効果がある。また、ピンで基板を押し上げておく必要がないので、成形後に残る、外観や機能を損なう穴が存在しないという効果がある。
また、本願考案に係る照明バンドは、カバー体が湾曲成形されたとしても、合成樹脂フィルムが平面性を確保しているので、合成樹脂フィルムに広い接着面が確保され、合成樹脂フィルムに接着部を形成することができる。本願考案に係る照明バンドは、全体をフレキシブルに折り曲げることができるので、被装着物の装着面に合わせて折曲し、接着部によって、被装着物の所望する位置に簡単且つ強固に装着することができるという効果がある。さらにまた、本願考案に係る照明バンドは、発光素子が透過性を有する軟質合成樹脂素材によって被覆されているので、発光素子が点灯すると、カバー体内で発光素子を中心とした光の輪が形成される等、発光素子の光が乱反射して、カバー体全体が明るくなり、より一層第三者に自分の位置・存在を知らせることができるという効果がある。
本願考案に係る照明バンドは、上記効果に加え、バンド本体の表面又は裏面に、表裏方向に折曲し易くするための第1の折曲溝が形成されているので、被装着物の装着面に合わせてバンド本体をフレキシブルに折り曲げることができ、バンド本体の裏面全体を確実に接着することができるという効果がある。
本願考案に係る照明バンドは、上記効果に加え、バンド本体の短手方向両端には、短手方向に折曲し易くするための第2の折曲溝が形成されているので、被装着物の装着面に合わせてバンド本体をフレキシブルに折り曲げることができ、バンド本体の裏面全体を確実に接着することができるという効果がある。
本願考案に係る照明バンドは、上記効果に加え、バンド本体を構成する複数のバンド小片の連結数を変化させて、バンド本体の長さを調節することができるので、被装着物の大きさに合わせて接着することができるという効果がある。
また、本願考案に係る照明バンドは、上記効果に加え、各バンド小片の発光素子の発光色を変化させて、作業状況を第三者に知らせる信号としての機能を持たせることができるという効果がある。
また、本願考案に係る照明装置は、上記効果を備えた照明バンドと、この照明バンドに電気を供給するバッテリーボックスとからなるので、どのような種類の被装着物にも取り付けることができ、長時間使用することができるという効果がある。
また、本願考案に係る照明装置は、上記効果を備えた複数の照明バンドと、この複数の照明バンドに電気を供給するバッテリーボックスとからなるので、どのような種類の被装着物にも取り付けることができ、長時間使用することができると共に、複数の照明バンドを被装着物の各部に装着して、被装着物全体を明るくすることができるという効果がある。
また、本願考案に係る照明装置は、上記効果を備えた複数の照明バンドと、この複数の照明バンドに電気を供給するバッテリーボックスとからなるので、どのような種類の被装着物にも取り付けることができ、長時間使用することができると共に、複数の照明バンドを被装着物の各部に装着して、被装着物全体を明るくすることができるという効果がある。
また、本願考案に係る照明装置は、上記効果を備えた複数の照明バンドと、バッテリーボックスが第1と第2のコネクタによって連結されており、照明バンド又はバッテリーボックスを容易に交換することができるという効果がある。
また、本願考案に係る照明装置は、バッテリーボックスに、各発光素子を点滅させる制御回路が設けられているので、各発光素子を点滅させることにより、より一層第三者に自分の位置・存在を知らせることができるという効果がある。特に夜間には、その効果は極めて大きい。
また、本願考案に係る照明装置は、バッテリーボックスに、各発光素子を点滅及び点灯させる制御回路と、各発光素子の点滅と点灯を切り替える切替式スイッチが設けられているので、作業現場の状況に合わせて点灯状態を簡単且つ迅速に切り替えることができるという効果がある。
また、本願考案に係るヘルメットは、ヘルメット本体に上記効果を備えた照明装置が取り付けられている。バンド本体は、ヘルメット本体の任意の位置に、その任意の位置の局面に合わせた形で折曲され、裏面全体が接着して取り付けられている。このように、本願考案に係るヘルメットは、工事状況に合わせて、照明バンドの取付位置が変えられて取り付けられるという効果がある。
また、本願考案に係るヘルメットは、上記効果を備え、バッテリーボックスがヘルメット本体の裏面に設けられた緩衝部材に埋設されているので、バッテリーボックスがヘルメット本体の外部に突出しておらず、作業の邪魔にならないという効果がある。
本願考案に係る照明装置の一つの実施の形態を示す全体斜視図である。 図1(a)の要部側面断面図である。 照明バンドの連結片の斜視図である。 照明装置のコネクタの斜視図である。 照明バンドの他の実施の形態を示す側面断面図である。 本願考案に係る照明装置の他の実施の形態を示す説明図である。 図6の照明バンドの分解説明図である。 図6の照明装置の電気回路図である。 図6の照明バンドの機能説明図である。 ヘルメットの説明図である。 他の実施の形態を示すヘルメットの説明図である。 他の実施の形態を示すヘルメットの説明図である。 本願考案に係る照明装置の他の実施の形態を示す説明図である。 図13の照明バンドの全体斜視図である。 図14の照明バンドの分解斜視図である。 図15の電子基板の裏面図である。 図14の照明バンドの断面側面図である。 図17のA−A断面図及びB−B断面図である。
本願考案の実施の形態を図1乃至図11に基づいて説明する。図1は、照明装置の全体斜視図であって、(a)が上方斜視図、(b)が下方斜視図、(c)が要部斜視図、(d)が他の要部斜視図である。図2は、図1(a)の要部側面断面図である。図3は、照明バンドの連結片の斜視図である。図4は、照明装置のコネクタの斜視図である。図5は、照明バンドの他の実施の形態を示す側面断面図である。図6は、本願考案に係る照明装置の他の実施の形態を示す説明図であって、(a)が照明バンドの平面図、(b)が照明バンドの側面図、(c)がバッテリーボックスの説明図である。図7は、図6の照明バンドの分解説明図であって、(a)がバンド本体の平面図、(b)がシールの平面図、(c)がバンド本体の説明図である。図8は、図6の照明装置の電気回路図である。図9は、図6の照明バンドの機能説明図であって、(a)が平面図、(b)が要部拡大側面図、(c)が側面図である。図10は、ヘルメットの説明図である。図11,12は、他の実施の形態を示すヘルメットの説明図である。
図1に示すように、照明バンド1は、細長帯状のバンド本体2と、バンド本体2の表面2aに所定間隔あけて配設された発光素子11と、バンド本体2に設けられ、各発光素子11を接続する導電部とからなる。図7にも示すように、導電部は、導電線12でも導電帯33,34であっても構わない。バンド本体2の表面2aには、蛍光部材、反射部材又は夜光(蓄光)部材が設けられている。当該蛍光部材、反射部材又は夜光(蓄光)部材の発光部材は、蛍光塗料、反射塗料又は夜光(畜光)塗料であってもよく、又は蛍光シール、反射シール又は夜光(畜光)シールであっても良い。
照明バンド1は、導電部(導電線12)を介して発光素子11に通電すると、発光素子11が点灯し、夜間に発光素子11が点灯すると、この発光素子11の光を受けてバンド本体2の表面2aに設けられた蛍光部材又は反射部材が発光し、バンド本体2の表面2a全体が明るくなり、より一層、第三者に自分の位置・存在を知らせることができる。また、照明バンド1は、発光素子11が消灯しても、外部の光を受けてバンド本体2の表面2aに設けられた蛍光部材又は反射部材が発光し、バンド本体2の表面2a全体が明るくなり、第三者に自分の位置・存在を知らせることができる。
また、照明バンド1は、発光部材が夜光(畜光)部材である場合、夜間に発光素子11が点灯すると、この発光素子11の光を受けてバンド本体2の表面2aに設けられた夜光(畜光)部材が発光し、バンド本体2の表面2a全体が明るくなり、より一層、第三者に自分の位置・存在を知らせることができる。また、照明バンド1は、発光素子11の消灯時においても、所定時間、夜光(畜光)部材が発光しており、第三者に自分の位置・存在を知らせることができる。
図6に示すように、照明バンド31は、バンド本体32が透過性を有する合成樹脂素材37によって被覆されているので、発光素子13が点灯すると、合成樹脂素材37内で発光素子13を中心とした光の輪が形成される等、発光素子13の光が乱反射して、合成樹脂素材37全体が明るくなり、より一層第三者に自分の位置・存在を知らせることができる。また、照明バンド31は、バンド本体32が透過性を有する合成樹脂素材37によって被覆されているので、発光素子13、導電部33,34が合成樹脂素材37によって保護されることになり、雨、水滴、湿気等から上記電気部品を守り、さらに衝撃荷重を受けても上記電気部品を保護することができる。
照明バンド1,31は、バンド本体2,32の裏面2b、32bに接着部が設けられていると、接着部を介して被装着物(例えば、ヘルメット)71に簡単に装着することができるが、図12に示すように、被装着物71に取り付けられたループ81又はL字状の係止片82,82に挿通して装着しても構わない。照明バンド1,31は、導電部12,33,34を介して発光素子11,13に通電すると、発光素子11,13が点灯し、第三者に自分の存在・位置を知らせることは勿論であるが、手元を明るくする照明器具としても利用可能である。
照明バンド1は、前記バンド本体2の表面2a又は裏面2bに、表裏方向に折曲し易くするための第1の折曲溝7が形成されている。従って、照明バンド1は、被装着物(例えば、ヘルメット)の装着面(曲面)に合わせてバンド本体2をフレキシブルに折り曲げることができ、バンド本体2の裏面2b全体を確実に接着することができる。照明バンド1は、前記バンド本体2の短手方向両端に、短手方向に折曲し易くするための第2の折曲溝8が形成されている。従って、照明バンド1は、被装着物の装着面に合わせてバンド本体2をフレキシブルに折り曲げることができ、バンド本体2の裏面2b全体を確実に接着することができる。
図3に示すように、照明バンド1のバンド本体2は、複数のバンド小片21が連結されて構成され、長さを調節することが可能である。即ち、照明バンド1は、バンド本体2を構成する複数のバンド小片21の連結数を変化させて、バンド本体2の長さを調節することができるので、被装着物の大きさに合わせて接着することができる。
各バンド小片21には、少なくとも一つの発光素子11が設けられている。照明バンド1は、バンド小片21に、他のバンド小片21に設けられた発光素子11と異なる発光色の発光素子11を設けても良い。このようにすると、照明バンド1は、各バンド小片21の発光素子11の発光色を変化させて、作業状況を第三者に知らせる信号としての機能を持つことになる。
図4に示すように、照明装置50は、照明バンド1が複数と、この複数の照明バンド1のバンド本体2の導電線12を接続し、各発光素子11に電気を供給するバッテリーボックス51とからなる。照明装置50は、どのような種類の被装着物にも取り付けることができ、長時間使用することができると共に、複数の照明バンド1を被装着物の各部に装着して、被装着物全体を明るくすることができる。
照明装置50は、前記バンド本体2の一端に導電線12に接続された第1のコネクタ53が設けられている。バッテリーボックス51は、先端に第2のコネクタ55が設けられた電気コード56を有する。バンド本体2は、これの第1のコネクタ53をバッテリーボックス51の第2のコネクタ55に連結することにより、バッテリーボックス51に着脱可能に接続される。このように、照明装置50は、複数の照明バンド1と、バッテリーボックス51が第1と第2のコネクタ53、55によって連結されており、照明バンド1又はバッテリーボックス51を容易に交換することができる。
図10に示すように、ヘルメット71は、前記照明装置50を備えたヘルメットである。バッテリーボックス51には、接着部51aが設けられている。バンド本体2及びバッテリーボックス51は、ヘルメット本体72の表面に接着部2b,51aを介して取り付けられている。バンド本体2は、ヘルメット本体72の任意の位置に、その任意の位置の曲面に合わせた形で折曲され、裏面2b全体が接着して取り付けられている。このように、ヘルメット71は、工事状況に合わせて、照明バンド1の取付位置が変えられて取り付けられる。なお、図11に示すように、バッテリーボックス51は、ヘルメット本体72の裏面に設けられた緩衝部材73に埋設されてもよい。ヘルメット71は、バッテリーボックス51がヘルメット本体72の裏面に設けられた緩衝部材73に埋設されているので、バッテリーボックス51がヘルメット本体72の外部に突出しておらず、作業の邪魔にならない。
さらに、照明バンド1について詳細に説明する。図1に示すように、バンド本体2は、軟質合成樹脂素材によって細長帯状に形成されている。バンド本体2の短手方向の略中心には、長手方向に向かって所定間隔あけて取付孔3が形成されている。バンド本体2の表面2aには、蛍光塗料、反射塗料又は夜光(畜光)塗料が塗布されている。また、バンド本体2の裏面2bには、接着材が設けられている。なお、接着材は、両面接着テープであっても良い。
バンド本体2の前記取付孔3には、LED(発光素子)11が嵌挿されて固定されている。LED(発光素子)11は、発光部11aがバンド本体2の表面2aから突出し、リード線11bがバンド本体2の裏面2b側から突出する。リード線11bがバンド本体2の裏面2bから突出しないように、バンド本体2の裏面2bには、前記取付孔3を結ぶ案内溝5が形成されている。なお、前記LED(発光素子)11のリード線11bは、図1(c)に示すように、導電線12に直列的に接続しても構わないが、望ましくは、図1(d)に示すように、導電線12に並列的に接続した方が良い。一つのLED(発光素子)11が切れたとしても、他のLED(発光素子)11に影響を与えないからである。導電線12は、前記案内溝5に挿通され、バンド本体2の裏面2bから突出しないようになっている。なお、バンド本体2は、図5に示すように、LED(発光素子)11と、リード線11b及び導電線12を合成樹脂素材19によってインサート成形して構成してもよい。
導電線12は、バッテリーボックス51に連結されている。バッテリーボックス51には、オン・オフするためのスイッチ52が設けられている。バッテリーボックス51のスイッチ52は、通常オフとなっており、各LED(発光素子)11に電気が供給されていない。スイッチ52は、オンされると、バッテリーボックス51の電気が各LED(発光素子)11に供給され、各LED(発光素子)11が点灯する。なお、バッテリーボックス51に制御回路を組み込み、各LED(発光素子)11を点滅させたり、所定時間のみ点灯させたりすることも可能である。このバッテリーボックス51と照明バンド1によって照明装置50が構成される。
図4に示すように、バッテリーボックス51と照明バンド1は、コネクタによって着脱可能に連結されるようにしても構わない。バンド本体2の一端には導電線12に接続された第1のコネクタ53が設けられている。バッテリーボックス51は、先端に第2のコネクタ55が設けられた電気コード56を有している。なお、本実施の形態では、バッテリーボックス51に一対の第2のコネクタ55が設けられている。バッテリボックス51とコネクタは、照明バンド1が雨中で使用される場合があるので、防水性であることが望ましい。
第1のコネクタ53は、一対の導電ピン57,58を備えており、導電ピン57,58は、導電線12に接続されている。第2のコネクタ55は、一対の導電ピン穴59,60を備えており、導電ピン穴59,60は、電気コード56に接続されている。
バンド本体2は、これの第1のコネクタ53の一対の導電ピン57,58をバッテリーボックス51の第2のコネクタ55の導電ピン穴59,60に差し込むことにより、バッテリーボックス51に連結され、バッテリーボックス51に着脱可能に接続される。このように、バッテリーボックス51と、これに連結された一対の照明バンド1,1によって照明装置50が形成される。
図1に示すように、バンド本体2の表面2a又は裏面2bには、断面略V字状の折曲溝7が短手方向に向かって形成されている。折曲溝7は、長手方向に向かって所定間隔あけて設けられ、バンド本体2の長手方向両端を表面2a側及び裏面2b側に折れ曲げ易くしている。同様に、断面略V字状に形成された前記案内溝5は、バンド本体2の短手方向両端を表面2a側及び裏面2b側に折れ曲げ易くしている。バンド本体2の短手方向両端には、略V字状の折曲溝8が形成されている。折曲溝8は、長手方向に向かって所定間隔あけて設けられ、バンド本体2の長手方向両端を短手方向に折れ曲げ易くしている。
図3に示すように、バンド本体2を、複数のバンド小片21が連結されて構成されようにしても構わない。バンド小片21には、少なくとも一つの発光素子(LED)11が設けられており、両端に雄連結片22と雌連結片26が取り付けられている。雄連結片22は、一対の導電ピン23,24を備えており、導電ピン23,24は、導電線12に接続されている。雌連結片26は、一対の導電ピン穴27,28を備えており、導電ピン穴27,28は、導電線12に接続されている。
バンド小片21は、雄連結片22の一対の導電ピン23,24を他のバンド小片21の雌連結片26の一対の導電ピン穴27,28に差し込むことにより、他のバンド小片21に連結される。バンド本体2は、接続するバンド小片21の数によって長さを調節することができる。また、バンド小片21の最終端には、端末片15が連結される。端末片15は、一対の導電ピン16,17を備えており、導電ピン16,17は、導電線18によって接続されている。端末片15は、一対の導電ピン16,17をバンド小片21の最終端に位置する導電ピン穴27,28に差し込むことにより、閉回路を構成する。
なお、各バンド小片21に取り付けられる発光素子(LED)11の発光色を変え、発光させる色を変化させることにより、作業状態を知らしめることも可能となる。この複数のバンド小片21からなるバンド本体2は、雄連結片22の一対の導電ピン23,24をバッテリーボックス51の第2のコネクタ55の導電ピン穴59,60に差し込むことにより、バッテリーボックス51に連結され、バッテリーボックス51に着脱可能に接続される。
さらに、照明バンド31について詳細に説明する。図6に示すように、バンド本体32は、軟質合成樹脂素材によって細長帯状に形成されている。バンド本体32の短手方向の略中心には、長手方向に向かって所定間隔あけて略矩形状のLED(発光素子)13が配置されている。当該LED(発光素子)13は、バンド本体32の表面32aに接着材等によって貼着されているが、取り付け方は特に貼着に限定されるものではなく、種々変更可能である。図7に示すように、バンド本体32の表面32aには、前記LED(発光素子)13が内側に位置するようにして、一対の導電帯33,34が長手方向に向かって略平行に形成されている。この一対の導電帯33,34は、極薄の金属板によって形成されている。前記各LED(発光素子)13は、この一対の導電帯33,34に抵抗板13bを介して並列に接続されている。
バンド本体32の表面32aには、蛍光塗料、反射塗料又は夜光(畜光)塗料がコーティングされたシール35が貼着されている。シール35の所定箇所には、前記LED(発光素子)13を挿通させる挿通孔36が形成され、前記LED(発光素子)13の発光部13aが挿通孔36から突出している。
導電帯33,34は、バッテリーボックス51に連結されている。バッテリーボックス51は、内部に電池54が収納され、オン・オフするためのスイッチ52が設けられている。バッテリーボックス51は、電気コード56を有し、前記コード56の先端が前記導電帯33,34の基部33a,34aに接続されている。この導電帯33,34と電気コード56の接続部は、軟質合成樹脂によって形成された接着部材38によって外れないように固定されているが、半田付けのみで固定しても構わない。
バンド本体32は、透過性を有する合成樹脂素材37によって被覆されている。合成樹脂素材37は、ポリオレフィン等の熱収縮性チューブである。当該熱収縮性チューブ37は、内部にバンド本体32を挿通してから加熱されることによって、接着部材38を含むバンド本体32全体に密着する。なお、このバンド本体32に密着させた熱収縮性チューブ37の先端(前記接着部材38とは反対側の端部)は、軟質合成樹脂によって形成されたキャップ39によって塞がれている。バンド本体32の裏面32b側であって、前記熱収縮性チューブ37の表面には、接着材41が設けられている。なお、接着材41は、両面接着テープであっても良い。
バッテリーボックス51のスイッチ52は、通常オフとなっており、各LED(発光素子)13に電気が供給されていない。スイッチ52は、オンされると、バッテリーボックス51の電気が各LED(発光素子)13に供給され、各LED(発光素子)13が点灯する。なお、バッテリーボックス51に制御回路を組み込み、各LED(発光素子)13を点滅させたり、所定時間のみ点灯させたりすることも可能である。このバッテリーボックス51と少なくとも一つの照明バンド31によって照明装置50Aが構成される。
図9に示すように、照明バンド31は、導電帯33,34を介して発光素子13に通電すると、発光素子13が点灯し、この発光素子13の光を受けてバンド本体2の表面2aに設けられたシール35の蛍光塗料、反射塗料又は夜光(蓄光)塗料が発光し、バンド本体32の表面32a全体が明るくなる。さらに、バンド本体32が透過性を有する熱収縮性チューブ37によって被覆されているので、発光素子13が点灯すると、合成樹脂素材37内で光が拡散して発光素子13を中心とした光の輪42が形成される。なお、熱収縮性チューブ37が設けられていない場合は、図面上一番右側の発光素子13のように、光の範囲43が若干狭くなる。この光の輪42を受けてさらにシール35の蛍光塗料、反射塗料又は夜光(畜光)塗料が発光し、さらにバンド本体32の表面32a全体が明るくなる。
また、発光素子13の光が熱収縮性チューブ37内で乱反射を行い、熱収縮性チューブ37自体も明るくなる。さらに、前記シール35はバンド本体32の表面32aに貼着されるが、表面32aには抵抗板13bが存在するため、凹凸ができる。このシール35の凹凸により、反射する光の向きが一定ではなく、拡散され、より一層明るくなる。このように、照明バンド31は、発光素子(LED)13の部分のみならず、バンド本体32全体が明るくなるので、視認性が高まり、確実に第三者に自分の位置・存在を知らせることができる。
照明バンド101について、図13乃至図18に基づいて詳細に説明する。図13は、本願考案に係る照明装置の他の実施の形態を示す説明図であって、(a)が平面図、(b)が側面図、(c)が正面図である。図14は、図13の照明バンドの全体斜視図である。図15は、図14の照明バンドの分解斜視図である。図16は、図15の電子基板の裏面図である。図17は、図14の照明バンドの断面側面図である。図18は、図17の断面図であって、(a)がA−A断面図、(b)がB−B断面図である。
照明バンド101の概要を、図15に基づいて説明する。上記したバンド本体は基板102である。基板102の裏面102bには、基板102の端縁から延出する大きさに形成された細長帯状の合成樹脂フィルム120が設けられている。合成樹脂フィルム120の表面120aには基板102全体を被覆するように透過性を有する軟質合成樹脂素材によって成形されたカバー体125が設けられている。合成樹脂フィルム120の裏面120bには接着部126が形成され、接着部126には剥離紙127が設けられている。
さらに、照明バンド101について詳細に説明する。図15に示すように、バンド本体102は、軟質合成樹脂素材によって極薄の細長帯状に形成された電子基板であり、フレキシブルに折曲可能である。電子基板102の短手方向の略中心には、長手方向に向かって所定間隔あけて略矩形状のLED(発光素子)103が配置されている。当該LED(発光素子)103は、電子基板102の表面102aに接着材等によって貼着されているが、取り付け方は特に貼着に限定されるものではなく、半田付け等、種々変更可能である。また、電子基板102の短手方向の略中心であって、各LED(発光素子)103の近傍には、抵抗104が配置されている。
図16に示すように、電子基板102の裏面102bには、前記LED(発光素子)103及び抵抗104が内側に位置するようにして、一対の導電帯106,107が長手方向に向かって略平行に形成されている。この一対の導電帯106,107は、極薄の金属板によって形成されている。前記各LED(発光素子)103は、この一対の導電帯106,107に抵抗104を介して並列に接続されている。
電子基板102の表面102aには、図14,15に示すように、蛍光塗料、反射塗料又は夜光(畜光)塗料がコーティングされたシール110が貼着されている。シール110の所定箇所には、前記LED(発光素子)103及び抵抗104を挿通させる挿通孔111,112が形成され、前記LED(発光素子)103が挿通孔111から突出し、前記抵抗104が挿通孔112から突出している。なお、電子基板102の表面102aに、蛍光塗料、反射塗料又は夜光(畜光)塗料を直接的に塗布しても構わない。
電子基板102の裏面102bには、両面テープ115を介して合成樹脂フィルム120が設けられている。合成樹脂フィルム120は、極薄で透明な素材、例えば、ポリエステルフィルム等の、強靱性、電気絶縁性、耐熱性、耐薬品性等に優れた素材であることが望ましい。両面テープ115は、合成樹脂フィルム120を電子基板102の裏面102bに取り付けるために使用するので、電子基板102の裏面102bと同じサイズで形成されていることが望ましい。また、両面テープ115は、合成樹脂フィルム120を電子基板102の裏面102bに接着材で直接取り付ける場合には、不要となる。
合成樹脂フィルム120は、電子基板102と同様に細長帯状に形成されているが、電子基板102の裏面102bより大きく形成されており、電子基板102の裏面102bに貼着された時、電子基板102の裏面102bの端縁から延出するようになっている。合成樹脂フィルム120の表面120aには、電子基板102全体を被覆するようにして透過性を有する軟質合成樹脂素材によって成形された透明なカバー体125が設けられている。この軟質合成樹脂素材は、電子基板102をインサート成形するので、融点の低いウレタン樹脂が望ましい。ウレタン樹脂は、柔軟性、耐薬品性、防水性に優れている。
図17,18に示すように、軟質合成樹脂素材125は、流動状態(液化状態)で合成樹脂フィルム120上に垂らしていくと、表面張力により円弧状に湾曲した形状となって固化して溶着し、合成樹脂フィルム120上にカバー体125を形成する。軟質合成樹脂素材がウレタン樹脂であり、合成樹脂フィルム120がポリエステルフィルムであることが望ましく、また成形型を必要とせずに成形できるので、製造工程が簡略化でき、安価に製造することができる。上記したように電子基板102は、カバー体125内にインサートされているので、電子基板102、LED(発光素子)103及び抵抗104が完全に覆われて動かないように固定される。
合成樹脂フィルム120の裏面120bには、両面接着テープ126の上面126aが貼着されている。両面接着テープ126の下面126bには、剥離紙127が設けられている。なお、合成樹脂フィルム120の裏面120bに直接接着部を形成し、この接着部に剥離紙127を設けても構わない。
前記導電帯106,107は、バッテリーボックス131に連結されている。図13に示すように、バッテリーボックス131は、上ケース131aと下ケース131bとからなり、上ケース131aと下ケース131bがパッキン等を介して水密に接合されてネジ等により固定されて形成され、防水性が確保されている。バッテリーボックス131は、箱状に形成され、上面135と、下面136と、前面137と、後面138と、右面139と、左面140を有し、内部に電池が収納され、オン・オフするためのスイッチ132が上面135に設けられている。バッテリーボックス131の下面136は、緩やかに湾曲した湾曲凹部となっており、ヘルメット71の湾曲した外側面に面接触するようになっている。
バッテリーボックス131は、右面139と左面140に電気コード133,133が設けられ、前記電気コード133の先端が前記導電帯106,107の基部106a,107aに接続されている。この導電帯106,107の基部106a,107aと電気コード133の接続は、半田付けで行われているが、軟質合成樹脂によって形成された接着部によって外れないように固定しても構わない。また、図17に示すように、電気コード133の先端部134は、シール110に覆われ、軟質合成樹脂素材125によって被覆されているが、被覆されないようにしても構わない。
バッテリーボックス131のスイッチ132は、通常オフとなっており、各LED(発光素子)103に電気が供給されていない。スイッチ132は、オンされると、バッテリーボックス131の電気が各LED(発光素子)103に供給され、各LED(発光素子)103が点灯する。なお、バッテリーボックス131に制御回路を組み込み、各LED(発光素子)103を点滅させたり、所定時間のみ点灯させたりすることも可能である。また、バッテリボックス131に切替式スイッチを形成し、各LED(発光素子)103の点灯と点滅を簡単に切り替えできる構成にしても良い。このバッテリーボックス131と少なくとも一つの照明バンド101によって照明装置50Bが構成される。
照明装置50Bは、バッテリーボックス131に、各発光素子103を点滅させる制御回路が設けられているので、各発光素子103を点滅させることにより、より一層第三者に自分の位置・存在を知らせることができる。特に夜間には、その効果は極めて大きい。また、照明装置50Bは、バッテリーボックス131に、各発光素子103を点滅及び点灯させる制御回路と、各発光素子130の点滅と点灯を切り替える切替式スイッチが設けられているので、作業現場の状況に合わせて点灯状態を簡単且つ迅速に切り替えることができる。
図13に示すように、照明バンド101は、導電帯106,107を介して発光素子103に通電すると、発光素子103が点灯し、この発光素子103の光を受けて電子基板102の表面102aに設けられたシール110等の蛍光塗料、反射塗料又は夜光(蓄光)塗料が発光し、電子基板102の表面102a全体が明るくなる。さらに、電子基板102が透過性を有する軟質合成樹脂素材125によって被覆されているので、発光素子103が点灯すると、軟質合成樹脂素材125内で光が拡散して発光素子103を中心とした光の輪が形成される。この光の輪を受けてさらにシール110の蛍光塗料、反射塗料又は夜光(畜光)塗料が発光し、さらに電子基板102の表面102a全体が明るくなる。
また、発光素子103の光が軟質合成樹脂素材(カバー体)125内で乱反射を行い、軟質合成樹脂素材(カバー体)125自体も明るくなる。このように、照明バンド101は、発光素子(LED)103の部分のみならず、照明バンド101全体が明るくなるので、視認性が高まり、確実に第三者に自分の位置・存在を知らせることができる。
照明バンド101は、電子基板102を合成樹脂フィルム120上に載置し、電子基板102をインサートするようにして、この合成樹脂フィルム120上に透過性を有する軟質合成樹脂素材125を成形することによって形成される。従って、照明バンド101は、電子基板102が軟質合成樹脂素材によって形成されたカバー体125で被覆されているので、発光素子103、抵抗104、導電帯106,107等の電子部品が軟質合成樹脂素材125によって保護されることになり、雨、水滴、湿気等から上記電子部品を守り、さらに衝撃荷重を受けても上記電子部品を保護することができる。照明バンド101は、電子基板102を合成樹脂フィルム120上に載置し、電子基板102をインサートするようにして、この合成樹脂フィルム120上に透過性を有する軟質合成樹脂素材125を成形するだけで製造することができるので、製造工程が簡易であり、安価に製造することができる。
また、照明バンド101は、電子基板102を表面102aと裏面102bから挟み込むようにしてインサート成形する方法も考えられる。しかし、この方法は、接合する2つの成形型の中央に電子基板102を位置決めしなければならず、中央に浮かした状態で位置決めするためにピンで電子基板102を押し上げておく必要がある。この場合、射出成形時に電子基板102の位置がずれる可能性がある。また、成形後にピンを引き抜いた後の穴が残っており、外観を損なうと共にその穴を通して水分が入り込む可能性があり、水密性が確保されない。照明バンド101は、電子基板102を合成樹脂フィルム120上に接着剤、両面テープ等で固定して位置決めすることができるので、成形時に電子基板102の位置がずれることがなく、正確な位置で製造することができる。また、ピンで電子基板102を押し上げておく必要がないので、成形後に残る、外観や機能を損なう穴が存在しない。
照明バンド101は、カバー体125が湾曲(曲面)成形されるが、合成樹脂フィルム120が平面性を確保しているので、合成樹脂フィルム120に広い接着面が確保され、合成樹脂フィルム120に両面接着テープ(接着部)126を設けることができる。照明バンド101は、全体をフレキシブルに折り曲げることができるので、ヘルメット71等の被装着物の装着面(曲面)に合わせて折曲し、両面接着テープ(接着部)126によって、被装着物の所望する位置に簡単且つ強固に装着することができる。さらにまた、照明バンド101は、発光素子103が透過性を有する軟質合成樹脂素材によって被覆されているので、発光素子103が点灯すると、カバー体125内で発光素子103を中心とした光の輪が形成される等、発光素子103の光が乱反射して、カバー体125全体が明るくなり、より一層第三者に自分の位置・存在を知らせることができる。
図10に示すように、前記照明装置50,50A,50Bは、ヘルメット71に取り付けられる。バッテリーボックス51,131は、ヘルメット本体72の後部に接着材51a等によって固定される。特にバッテリーボックス131は、下面(装着面)136が緩やかに湾曲した湾曲凹部となっており、下面(装着面)136がヘルメット本体72の外側面に面接触するので強固に固定される。なお、バッテリーボックス131は、下面(装着面)136とヘルメット本体72の外側面との間に柔軟マット(弾性板)を介在させると、より安定した接着を行うことができる。前記一対の照明バンド1,1、31,31、101,101は、接着部2b,2b、41,41、126,126によってヘルメット本体72の表面に逆V字状に接着される。なお、図11に示すように、バッテリーボックス51は、ヘルメット本体72の裏面に設けられた発泡スチロール等の緩衝部材73に形成された凹部75内に配設しても構わないのは勿論である。
照明バンド1,1、31,31、101,101は、ヘルメット本体72の全高Hに対して取り付け範囲を以下のように限定する。
(1)ヘルメット本体頭頂部から「H×2/15」の範囲には、照明バンド1,1、31,31、101,101を設けない。
(2)ヘルメット本体下部から「H×2/3」の範囲には、照明バンド1,1、31,31、101,101を設けない。
(3)照明バンド1,1、31,31、101,101の前部1aは、耳掛け紐79の前側取付部76より前方に配置する。
(4)照明バンド1,1、31,31、101,101の後部1bは、耳掛け紐79の後側取付部77より前方に配置する。
(5)照明バンド1,1、31,31、101,101の前部1aが後部1bより上部となるように配置する。
(6)ヘルメット本体72を前方から見た時の発光素子(LED)11、13、103の数と、ヘルメット本体72を後方から見た時の発光素子(LED)11、13、103の数が、略同じとなるように配置する。
ヘルメットは、障害物や転倒時にぶっつけやすい部位がある。上記ヘルメット71は、高さ方向において、照明バンド1、31、101がぶつかり難い位置にあり、且第三者から見えやすい位置に設けられ、第三者に作業者の位置・存在を知らしめることが容易となる。また、ヘルメットは、通常、前部に会社のマークMが印刷されているが、上記ヘルメット71は、照明バンド1,1、31,31、101,101が会社のマークMを覆うことがない。ヘルメット71は、ヘルメット本体72に何ら加工を施すことなく、照明装置50,50A,50Bを装着することができるので、ヘルメット本体72の強度等の安全性を損なうことがなく、また照明バンド1、31、101が上記したようにフレキシブルに折曲するので、どのようなタイプのヘルメットにも対応することができる。
上記実施の形態では、照明バンド1、31、101に電気を供給手段としてバッテリボックス51,131で説明した。このバッテリボックス51,131は、内部に交換可能な電池が設けられているが、充電式電池であっても良い。また、他の実施の形態として、ヘルメット本体72の所定位置にソーラーパネルを設け、バッテリーボックス51,131内に充電式電池を取り付け、太陽光をソーラーパネルで電気に変換してバッテリーボックス51,131内の充電式電池に充電できるようにしても良い。このようにすることにより、電池交換及び電池廃棄が不要となるので、利便性が向上し、環境に優しい構成となる。
本願考案に係る照明バンド、照明装置は、衣服、鞄、自転車、ヘルメット等に利用可能である。
M 会社のマーク
1 照明バンド
1a 前部
1b 後部
2 バンド本体
2a 表面
2b 裏面(接着部)
3 取付孔
5 案内溝
7 折曲溝(第1の折曲溝)
8 折曲溝(第2の折曲溝)
11 発光素子(LED)
11a 発光部
11b リード線
12 導電線
13 発光素子(LED)
13a 発光部
13b 抵抗板
15 端末片
16 導電ピン
17 導電ピン
18 導電線
19 合成樹脂素材
21 バンド小片
22 雄連結片
23 導電ピン
24 導電ピン
26 雌連結片
27 導電ピン穴
28 導電ピン穴
31 照明バンド
32 バンド本体
32a 表面
32b 裏面
33 導電帯(導電部)
33a 基部
34 導電帯(導電部)
34a 基部
35 シール
36 挿通孔
37 合成樹脂素材(熱収縮性チューブ)
38 接着部材
39 キャップ
41 接着材
42 光の輪
43 光の範囲
50 照明装置
50A 照明装置
50B 照明装置
51 バッテリーボックス
51a 接着部
52 スイッチ
53 第1のコネクタ
54 電池
55 第2のコネクタ
56 電気コード
57 導電ピン
58 導電ピン
59 導電ピン穴
60 導電ピン穴
71 ヘルメット
72 ヘルメット本体
73 緩衝部材
75 凹部
76 前側取付部
77 後側取付部
79 耳掛け紐
81 ループ
82 係止片
101 照明バンド
102 電子基板(バンド本体)
102a 表面
102b 裏面
103 LED(発光素子)
104 抵抗
106 導電帯
106a 基部
107 導電帯
107 基部
110 シール
111 挿通孔
112 挿通孔
115 両面テープ
120 合成樹脂フィルム
120a 表面
120b 裏面
125 軟質合成樹脂素材(カバー体)
126 両面接着テープ(接着部)
126a 上面
126b 下面
127 剥離紙
131 バッテリーボックス
131a 上ケース
131b 下ケース
132 スイッチ
133 電気コード
134 先端部
135 上面
136 下面
137 前面
138 後面
139 右面
140 左面

Claims (15)

  1. 細長帯状の基板と、
    基板の表面に所定間隔あけて配設された発光素子と、
    基板に設けられ、各発光素子を接続する導電部及び抵抗とからなり、
    基板の表面には、蛍光部材が設けられ、
    基板の裏面には、接着部によって、基板の端縁から延出する大きさに形成された細長帯状の合成樹脂フィルムが設けられ、
    合成樹脂フィルムの表面には基板全体を被覆するように透過性を有する軟質合成樹脂素材を垂らして円弧状に湾曲した形状に成形されたカバー体が設けられていることを特徴とする照明バンド。
  2. 細長帯状の基板と、
    基板の表面に所定間隔あけて配設された発光素子と、
    基板に設けられ、各発光素子を接続する導電部及び抵抗とからなり、
    基板の表面には、反射部材が設けられ、
    基板の裏面には、接着部によって、基板の端縁から延出する大きさに形成された細長帯状の合成樹脂フィルムが設けられ、
    合成樹脂フィルムの表面には基板全体を被覆するように透過性を有する軟質合成樹脂素材を垂らして円弧状に湾曲した形状に成形されたカバー体が設けられていることを特徴とする照明バンド。
  3. 細長帯状の基板と、
    基板の表面に所定間隔あけて配設された発光素子と、
    基板に設けられ、各発光素子を接続する導電部及び抵抗とからなり、
    基板の表面には、夜光部材が設けられ、
    基板の裏面には、接着部によって、基板の端縁から延出する大きさに形成された細長帯状の合成樹脂フィルムが設けられ、
    合成樹脂フィルムの表面には基板全体を被覆するように透過性を有する軟質合成樹脂素材を垂らして円弧状に湾曲した形状に成形されたカバー体が設けられていることを特徴とする照明バンド。
  4. 細長帯状の基板と、
    基板の表面に所定間隔あけて配設された発光素子と、
    基板に設けられ、各発光素子を接続する導電部及び抵抗とからなり、
    基板の表面には、蛍光部材が設けられ、
    基板の裏面には、接着部によって、基板の端縁から延出する大きさに形成された細長帯状の合成樹脂フィルムが設けられ、
    合成樹脂フィルムの表面には基板全体を被覆するように透過性及び熱収縮性を有する軟質合成樹脂素材によって成形されたカバー体が設けられていることを特徴とする照明バンド。
  5. 細長帯状の基板と、
    基板の表面に所定間隔あけて配設された発光素子と、
    基板に設けられ、各発光素子を接続する導電部及び抵抗とからなり、
    基板の表面には、反射部材が設けられ、
    基板の裏面には、接着部によって、基板の端縁から延出する大きさに形成された細長帯状の合成樹脂フィルムが設けられ、
    合成樹脂フィルムの表面には基板全体を被覆するように透過性及び熱収縮性を有する軟質合成樹脂素材によって成形されたカバー体が設けられていることを特徴とする照明バンド。
  6. 細長帯状の基板と、
    基板の表面に所定間隔あけて配設された発光素子と、
    基板に設けられ、各発光素子を接続する導電部及び抵抗とからなり、
    基板の表面には、夜光部材が設けられ、
    基板の裏面には、接着部によって、基板の端縁から延出する大きさに形成された細長帯状の合成樹脂フィルムが設けられ、
    合成樹脂フィルムの表面には基板全体を被覆するように透過性及び熱収縮性を有する軟質合成樹脂素材によって成形されたカバー体が設けられていることを特徴とする照明バンド。
  7. 合成樹脂フィルムの裏面には接着部が形成され、接着部には剥離紙が設けられていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の照明バンド。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の照明バンドと、
    この照明バンドの基板の導電部を接続し、各発光素子に電気を供給するバッテリーボックスとからなることを特徴とする照明装置。
  9. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の照明バンドが複数と、
    この複数の照明バンドの基板の導電部を接続し、各発光素子に電気を供給するバッテリーボックスとからなることを特徴とする照明装置。
  10. 基板の一端には導電部に接続された第1のコネクタが設けられ、
    バッテリーボックスは、先端に第2のコネクタが設けられた電気コードを有しており、
    基板は、これの第1のコネクタをバッテリーボックスの第2のコネクタに連結することにより、バッテリーボックスに着脱可能に接続されることを特徴とする請求項8又は9記載の照明装置。
  11. 前記バッテリーボックスには、各発光素子を点滅させる制御回路が設けられていることを特徴とする請求項8、9又は10に記載の照明装置。
  12. 前記バッテリーボックスには、各発光素子を点滅及び点灯させる制御回路と、各発光素子の点滅と点灯を切り替える切替式スイッチが設けられていることを特徴とする請求項8、9又は10に記載の照明装置。
  13. 請求項8乃至12のいずれか1項に記載の照明装置を備えたヘルメットであって、
    照明バンド及びバッテリーボックスは、ヘルメット本体の表面に取り付けられていることを特徴とするヘルメット。
  14. 請求項8乃至12のいずれか1項に記載の照明装置を備えたヘルメットであって、
    照明バンドは、ヘルメット本体の表面に取り付けられ、
    バッテリーボックスは、ヘルメット本体の裏面に設けられた緩衝部材に埋設されていることを特徴とするヘルメット。
  15. 請求項8乃至12のいずれか1項に記載の照明装置を備えたヘルメットであって、
    照明バンドは、ヘルメット本体の表面に取り付けられ、且つ、ヘルメット本体の全高Hに対して取り付け範囲を以下のように限定したことを特徴とするヘルメット。
    (イ)ヘルメット本体頭頂部から「H×2/15」の範囲に設けられていないこと。
    (ロ)ヘルメット本体下部から「H×2/3」の範囲に設けられていないこと。
    (ハ)照明バンドの前部が、耳掛け紐の前側取付部より前方に配置されていること。
    (ニ)照明バンドの後部が、耳掛け紐の後側取付部より前方に配置されていること。
    (ホ)照明バンドの前部が後部より上部となるように配置されていること。
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