JP3185924B2 - Lanで接続されたデバッグホストとデバッグ対象ターゲットマシン間のコネクション確立方法 - Google Patents

Lanで接続されたデバッグホストとデバッグ対象ターゲットマシン間のコネクション確立方法

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  • Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LANで接続され
たデバッグホストとデバッグ対象ターゲットマシンによ
り構成される実マシンデバッグ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、LANで接続された汎用コンピュ
ータと、ターゲットマシンと、前記汎用コンピュータ上
で動作し、ヒューマンマシンインタフェースを備えたデ
バッグ指示プログラムと、前記ターゲットマシンのメモ
リ上に常駐し、LAN経由で前記デバッグ指示プログラ
ムからのデバッグ指示を受け、ターゲットマシン上で走
行するプログラムの実行停止/再開を制御し、レジスタ
内容の読み書きを行い、メモリ内容の読み書きを行い、
その実行結果を前記デバッグ指示コンピュータに返信す
るデバッグモニタプログラムで構成された実マシンデバ
ッグ装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の実マシンデ
バッグ装置を、複数のターゲットマシンと複数の汎用コ
ンピュータをLANで接続するデバッグ環境下において
動作させた場合、1台のターゲットマシンに複数のユー
ザが同時にアクセスしてしまう事があり、デバッグ作業
がスムーズに進まないという問題があった。
【0004】本発明の目的は、同一LAN上に複数の汎
用コンピュータと複数のターゲットマシンが接続され、
複数のユーザがそれぞれの汎用コンピュータ上のデバッ
グ指示プログラムを起動し、それぞれのターゲットマシ
ン上のデバッグ対象プログラムをデバッグしている状況
で、既にあるユーザがデバッグ中のターゲットマシンに
対して別ユーザがアクセス行った場合に、同一ターゲッ
トマシンを重複してデバッグ対象としてしまう事を防止
する、デバッグ指示プログラムとデバッグモニタのコネ
クションを確立する方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、LANで接続
された複数の汎用コンピュータと、一つ以上のターゲッ
トマシンと、前記各汎用コンピュータ上で動作し、ヒュ
ーマンマシンインタフェースを備えたデバッグ指示プロ
グラムと、前記ターゲットマシンのメモリ上に常駐し、
LAN経由で前記デバッグ指示プログラムからのデバッ
グ指示を受け、ターゲットマシン上で走行するプログラ
ムの実行停止/再開を制御し、レジスタ内容の読み書き
を行い、メモリ内容の読み書きを行い、その実行結果を
前記デバッグ指示コンピュータに返信するデバッグモニ
タプログラムで構成された実マシンデバッグ装置におい
て、前記ターゲットマシンに常駐するデバッグモニタプ
ログラムによって各汎用コンピュータとの間のコネクシ
ョンの管理を行うか、あるいはコネクション管理プログ
ラムを備えた汎用コンピュータによって前記ターゲット
マシンと各汎用コンピュータとの間のコネクション管理
を行って、接続中のデバッグ指示プログラムを特定する
ことを特徴とするものである。
【0006】本発明においては、一つ以上のターゲット
マシンと複数の汎用コンピュータがLANで接続されて
おり、各ターゲットマシン及び汎用コンピュータには、
それぞれLANアドレスが割り当てられている。
【0007】各ターゲットマシンには、デバッグモニタ
プログラムがメモリ上に常駐しており、このデバッグモ
ニタプログラムは、デバッグ指示実行部、コネクション
管理部、及びLAN通信制御部によって構成され、コネ
クション管理部は、コネクション管理データを管理して
いる。
【0008】各汎用コンピュータ上で動作するデバッグ
指示プログラムは、ヒューマンマシンインタフェース
(HMI)部、デバッグ指示部、及びLAN通信制御部
によって構成され、ユーザからデバッグ対象とするター
ゲットマシンのLANアドレスを指定されることにより
起動される。
【0009】起動されたデバッグ指示プログラムのHM
I部は、デバッグ指示部に対してデバッグ対象ターゲッ
トマシンとのコネクションを確立させる為にコネクショ
ン確立要求送信を依頼する。
【0010】デバッグ指示部は、コネクション確立要求
データを組み立て、LAN通信制御部のLAN送信処理
を起動して、デバッグ対象であるターゲットマシン上の
デバッグモニタプログラムに対してコネクション確立要
求データを送信する。その際にコネクション確立要求デ
ータには、送信元である汎用コンピュータのLANアド
レスが含まれている。
【0011】一方、デバッグ対象ターゲットマシンは、
デバッグモニタプログラムのLAN通信制御部によっ
て、LAN経由で汎用コンピュータ上のデバッグ指示プ
ログラムから送信されたコネクション確立要求データを
受信し、コネクション管理部にコネクション確立要求デ
ータの送信元のLANアドレスを伝える。
【0012】コネクション管理部は、コネクション管理
データに格納されているコネクション確立中のLANア
ドレスと送信元LANアドレスを比較し、他の汎用コン
ピュータとコネクション確立中でなければ、受信した汎
用コンピュータのLANアドレスをコネクション管理デ
ータに格納し、デバッグ指示プログラムにはコネクショ
ン確立要求受付を示すデータを返信する。
【0013】その後、デバッグモニタプログラムは、デ
バッグ指示プログラムからコネクション解放要求が送信
されてくるまでの間は、デバッグ指示プログラムとのコ
ネクション確立を維持し、デバッグ指示プログラムから
のデバッグ指示を受け付け、デバッグ指示実行部にてデ
バッグ対象プログラムの実行制御、レジスタ内容読み書
き、メモリ内容読み書き等のデバッグ処置を実行し、結
果をLAN経由でデバッグ指示プログラムに送信する。
【0014】デバッグ指示プログラムとデバッグモニタ
プログラムの間でコネクション確立中に、他の汎用コン
ピュータ上のデバッグ指示プログラムからデバッグモニ
タプログラムに対してコネクション確立要求があった場
合、デバッグモニタプログラムのコネクション管理デー
タには、プログラム実行中の汎用コンピュータのLAN
アドレスが格納されている為、他の汎用コンピュータ上
のデバッグ指示プログラムからのコネクション確立要求
は拒否される。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施の形
態を示すブロック構成図である。図1において、ターゲ
ットマシン1と汎用コンピュータ2、3、4はLANで
接続されており、ターゲットマシン1にはLANアドレ
ス1、汎用コンピュータ2、3、4にはLANアドレス
2、3、4がそれぞれ割り当てられている。
【0016】ターゲットマシン1にはデバッグモニタプ
ログラム11がメモリ上に常駐し、デバッグモニタプロ
グラム11は、デバッグ指示実行部111、コネクショ
ン管理部112、LAN通信制御部113から構成さ
れ、コネクション管理部112はコネクション管理デー
タ114を管理している。
【0017】汎用コンピュータ2、3、4上で動作する
デバッグ指示プログラム21、31、41は、それぞれ
ユーザからデバッグ対象とするターゲットマシンのLA
Nアドレスを指定されることにより起動される。デバッ
グ指示プログラム21、31、41は同一プログラムで
あるので、以下、汎用コンピュータ2のデバッグ指示プ
ログラム21を例として説明する。
【0018】デバッグ指示プログラム21は、ヒューマ
ンマシンインタフェース(HMI)部211、デバッグ
指示部212、及びLAN通信制御部213によって構
成されている。
【0019】HMI部211は、デバッグ指示プログラ
ム21の起動及びユーザからのデバッグ指示を解釈し、
ユーザからのデバッグ指示に異常がなければコネクショ
ン確立要求及びユーザからのデバッグ指示をデバッグ指
示部212に伝え、また、デバッグ指示部212から返
信されるコネクション確立要求及びユーザからのデバッ
グ指示に対する応答を受け取り、ユーザに見易い形式に
加工して汎用コンピュータ2に接続されるディスプレイ
に表示する。
【0020】デバッグ指示部212は、HMI部211
より渡されたデバッグ指示をターゲットマシン1のデバ
ッグモニタプログラム11が解釈可能な形式に変換し、
LAN通信制御部213を使用してデバッグモニタプロ
グラム11に送信し、また、デバッグモニタプログラム
11から送信されるデバッグ指示実行結果をLAN通信
制御部213から受け取り、HMI部211に渡す。
【0021】LAN通信制御部213は、デバッグモニ
タプログラム11とのLAN間通信を制御しており、デ
バッグ指示部212より受け取ったデータをLAN間通
信データ形式に変換してデバッグモニタプログラム11
に送信し、また、デバッグ指示実行結果データをデバッ
グモニタプログラム11から受信してデバッグ指示部2
12に渡す。LAN間通信データ形式には、送信元LA
NアドレスであるLANアドレス2が含まれている。
【0022】デバッグモニタプログラム11のLAN通
信制御部113は、LAN経由で送信されたデバッグ指
示データを受信し、デバッグ指示データと送信元アドレ
ス情報をコネクション管理部112に渡し、また、コネ
クション管理部112から渡されるデバッグ指示実行結
果データをデバッグ指示プログラム21に返信する。
【0023】コネクション管理部112は、コネクショ
ン管理データ114に現在コネクション確立中の汎用コ
ンピュータのLANアドレスを格納しており、受信した
デバッグ指示データの送信元LANアドレスが格納され
ているLANアドレスと等しいかどうかチェックし、受
信したデバッグ指示をデバッグ指示部111に渡して良
いか否か判断する。また、デバッグ指示実行部111か
らデバッグ指示実行結果データを受け取った場合は、返
信先をコネクション管理データ114に格納されている
LANアドレスより返信先アドレスを決定し、LAN通
信制御部113にデバッグ指示実行結果データを渡す。
【0024】デバッグ指示実行部111は、コネクショ
ン管理部112より受け取ったデバッグ指示データを解
釈してその指示に従い、デバッグ対象プログラムの実行
制御、レジスタ読み書き及びメモリ読み書き等のデバッ
グ作業を行い、デバッグ作業実行結果をコネクション管
理部112に渡す。
【0025】次に、本発明の動作について、図1及び図
2〜図6を参照して説明する。図2は、ターゲットマシ
ン1のデバッグモニタプログラム11におけるコネクシ
ョン管理データ114の初期設定手順を記述するフロー
チャートである。図2において、ターゲットマシン1に
リセットが発生した場合、デバッグモニタプログラム1
1が起動され、発生したリセットがメモリクリアを伴う
か否かをリセット要因から判断する(ステップA1)。
【0026】メモリクリアが伴うリセットであれば、コ
ネクション管理部112を通してコネクション管理デー
タ114の初期化を行う(ステップA2)。その後コネ
クション管理部112はコネクション確立要求待ち状態
となる(ステップA3)。もし、メモリクリアを伴わな
いリセット発生時は、コネクション管理データ114は
以前の値を保持したままとする(ステップA1) 図3は、汎用コンピュータからコネクション確立要求が
あった場合の動作シ−ケンス例を示している。図3にお
いて、B1は、デバッグモニタプログラム11のコネク
ション確立からコネクション解放までのシーケンスを示
しており、B2は、コネクション確立要求送信側のデバ
ッグ指示プログラムのシーケンスを示している。
【0027】デバッグモニタプログラム11は、図2に
示した通り、パワーオン後はコネクション確立要求待ち
状態となっている(ステップB11)。汎用コンピュー
タ2上でデバッグ指示プログラム21が起動されると
(ステップB21)、デバッグ指示プログラム21のH
MI部211がデバッグ指示部212にコネクション確
立要求データの送信を依頼し、デバッグ指示部212は
コネクション確立要求データを生成し、LAN通信制御
部213を通してターゲットマシン1へ送信(ステップ
B22)し、その後、デバッグ指示プログラム21はコ
ネクション確立要求受付応答待ちになる(ステップB2
3)。
【0028】デバッグモニタプログラム11のコネクシ
ョン管理部112は、LAN通信制御部113よりコネ
クション確立要求データを受信する(ステップB1
2)。コネクション管理部112はコネクション管理デ
ータ114が初期状態であるので、コネクション確立要
求データ送信元である汎用コンピュータ2のLANアド
レス2をコネクション管理データ114に格納(ステッ
プB13)し、デバッグ指示プログラム21にコネクシ
ョン確立要求受付応答を送信(ステップB14)し、コ
ネクション確立状態になる(ステップB15)。
【0029】デバッグ指示プログラム21がユーザより
デバッグ指示プログラム終了指示を入力された(ステッ
プB25)場合、HMI部211はデバッグ指示部21
2にコネクション解放要求データの送信を依頼し、デバ
ッグ指示部212はコネクション解放要求データを生成
しLAN通信制御部213を通してターゲットマシン1
へ送信(ステップB26)し、コネクション解放要求受
付応答待ちになる(ステップB27)。
【0030】デバッグモニタプログラム11のコネクシ
ョン管理部112は、LAN通信制御部113よりコネ
クション解放要求データを受信する(ステップB1
6)。コネクション管理部112はコネクション管理デ
ータ114をコネクション未確立状態にし(ステップB
17)、デバッグ指示プログラム21にコネクション解
放要求受付応答を送信(ステップB18)し、コネクシ
ョン確立要求待ち状態になる(ステップB19)。デバ
ッグ指示プログラム21はコネクション解放要求応答受
信後(ステップB28)、終了する(ステップB2
9)。
【0031】図4は、ターゲットマシン1のデバッグモ
ニタプログラム11と汎用コンピュータ2のデバッグ指
示プログラム21でコネクション確立中に、汎用コンピ
ュータ3上のデバッグ指示プログラム31がターゲット
マシン1に関してコネクション確立を要求して来た場合
のシーケンスを示しており、C1がターゲットマシン1
のデバッグモニタプログラム11、C2が汎用コンピュ
ータ2のデバッグ指示プログラム21、C3が汎用コン
ピュータ3のデバッグ指示プログラム31のシーケンス
である。
【0032】デバッグモニタプログラム11がC2のデ
バッグ指示プログラムとコネクション確立中(ステップ
C11)である時、C3のデバッグ指示プログラム31
がデバッグ対象をターゲットマシン1として起動された
場合(ステップC31)、デバッグモニタプログラム1
1に対してコネクション確立要求を送信(ステップC3
2)し、コネクション確立要求受付応答待ち(ステップ
C33)になる。
【0033】コネクション確立要求を受信した(ステッ
プC12)デバッグモニタプログラム11のコネクショ
ン管理部112は、送信元アドレスがLANアドレス3
であり、コネクション管理データ114内に格納されて
いる送信元アドレスLANアドレス2と異なっているの
で、既コネクション状態のデバッグ指示プログラム21
に動作中かどうか問い合わせを行い(ステップC1
3)、応答待ち状態になる(ステップC14)。
【0034】問い合わせを受信したデバッグ指示プログ
ラム21のデバッグ指示部212(ステップC21)
は、動作中であるので、動作中を示すデータをデバッグ
モニタプログラム11に送信する(ステップ22)。動
作中を示すデータをデバッグ指示プログラム21から受
信した(ステップC15)デバッグモニタプログラム1
1のコネクション管理部112は、デバッグ指示プログ
ラム21が動作中であり既存のコネクション状態を維持
すると判断(ステップC16)し、デバッグ指示プログ
ラムC31に対してコネクション確立拒否データを送信
(ステップC17)し、デバッグ指示プログラム21と
のコネクション確立を維持する(ステップC18)。
【0035】コネクション確立拒否データを受信した
(ステップC34)のデバッグ指示プログラムC31は
ユーザにコネクション確立失敗を通知し終了する(ステ
ップC35)。
【0036】図5は、ターゲットマシン1のデバッグモ
ニタプログラム11と汎用コンピュータ2のデバッグ指
示プログラム21でコネクション確立中にデバッグ指示
プログラム21がコネクション解放要求を送信せず異常
終了してしまった場合に新たにコネクションを確立する
シーケンスを示しており、D1がターゲットマシン1の
デバッグモニタプログラム11、D2が汎用コンピュー
タ2のデバッグ指示プログラム21、D3が汎用コンピ
ュータ3のデバッグ指示プログラム31のシーケンスで
ある。
【0037】デバッグモニタプログラム11がデバッグ
指示プログラム21とコネクション確立状態である時、
何らかの原因でデバッグ指示プログラム21がコネクシ
ョン解放要求を送信しないという異常な終了をしてしま
った(ステップD21)場合に、デバッグモニタプログ
ラム11のコネクション管理部112はデバッグ指示プ
ログラム21とのコネクション確立を維持した状態まま
である(ステップD11)。
【0038】この状態で、D3のシーケンスで示すデバ
ッグ指示プログラム31が起動され(ステップD3
1)、デバッグ指示プログラム31はターゲットマシン
1のデバッグモニタ11に対してコネクション確立要求
を送信(ステップD32)し、コネクション確立要求受
付応答待ち(ステップD33)となる。
【0039】コネクション確立要求を受信した(ステッ
プD12)デバッグモニタプログラム11のコネクショ
ン管理部112は、送信元アドレスがLANアドレス3
であり、コネクション管理データ114内に格納されて
いる送信元アドレスLANアドレス2と異なっているの
で、既コネクション確立状態のデバッグ指示プログラム
21に動作中かどうか問い合わせを行い(ステップD1
3)、応答待ち状態になる(ステップD14)。
【0040】しかし、デバッグ指示プログラム21は存
在しないので応答はなく(ステップD22)、デバッグ
モニタプログラム11のコネクション管理部112はタ
イムアウト(ステップD15)し、デバッグ指示プログ
ラム21が存在しないと判断(ステップD16)し、デ
バッグ指示プログラム31のLANアドレス3をコネク
ション管理データに格納しデバッグ指示プログラム31
へコネクション確立要求受付応答を送信(ステップD1
7)し、デバッグ指示プログラム31とのコネクション
確立を新たに確立する(ステップD18)。
【0041】コネクション確立要求受付応答を受信した
(ステップD34)のデバッグ指示プログラム31は、
デバッグモニタプログラム11に対してデバッグ指示を
送信できる。
【0042】図6は,E1がターゲットマシン1のデバ
ッグモニタプログラム11、E2が汎用コンピュータ2
のデバッグ指示プログラム21、E3が汎用コンピュー
タ3のデバッグ指示プログラム31、E4が汎用コンピ
ュータ4のデバッグ指示プログラム41のシーケンスで
ある。
【0043】デバッグモニタプログラム11とデバッグ
指示プログラム21でコネクション確立中(ステップE
11)に、デバッグ指示プログラム31が起動され(ス
テップE31)、ターゲットマシン1に関してコネクシ
ョン確立を要求(ステップE32)し、デバッグ指示プ
ログラム31からのコネクション確立要求を受信した
(ステップE12)デバッグモニタプログラム11がデ
バッグ指示プログラム21に対して動作中を確認し(ス
テップE13)、デバッグ指示プログラム21からの応
答待ちの時(ステップE14)に、デバッグ指示プログ
ラム41(ステップE4)が起動(ステップE41)さ
れ、デバッグモニタプログラム11に対してコネクショ
ン確立要求を発生し(ステップE42)、コネクション
確立要求受付応答待ち状態になっている(ステップE4
3)場合に、デバッグモニタプログラム11は、デバッ
グ指示プログラム41からコネクション確立要求を受信
(ステップE15)した場合には、デバッグ指示プログ
ラム21が動作中か否かに関わらず、デバッグ指示プロ
グラム41にはコネクション確立拒否を送信し(ステッ
プE16)し、デバッグ指示プログラム41はコネクシ
ョン確立拒否応答を受信し(ステップE44)、プログ
ラムを終了する(ステップE45)。
【0044】図7は、本発明の第2の実施の形態を示す
ブロック構成図である。この実施の形態においては、コ
ネクションの管理を行う特定の汎用コンピュータを別途
LANに接続したことを特徴としている。
【0045】図7において、ターゲットマシン1、汎用
コンピュータ2、5がLANで接続されており、それぞ
れLANアドレス1、2、5が割り当てられている。タ
ーゲットマシン1はデバッグモニタプログラム11を、
汎用コンピュータ2はデバッグ指示プログラム21を、
汎用コンピュータ5はコネクション管理プログラム51
をそれぞれ含んでいる。
【0046】デバッグモニタプログラム11は、LAN
通信制御部113とデバッグ指示実行部111から構成
され、デバッグ指示プログラム21は、LAN通信制御
部213、デバッグ指示部212、HMI部211より
構成され、コネクション管理プログラム51は、LAN
通信制御部512とコネクション管理部511より構成
されており、コネクション管理部511はコネクション
管理データ513を管理している。
【0047】次に、本発明の第2の実施の形態の動作に
ついて、図7及び図8を参照して説明する。図8におい
て、F1はデバッグモニタプログラム11のシーケン
ス、F2はデバッグ指示プログラム21のシーケンス、
F3はコネクション管理プログラム51のシーケンスを
示している。
【0048】デバッグ指示プログラム21を起動する
(ステップF21)と、コネクション管理プログラム5
1に対してデバッグモニタプログラム111とのコネク
ション確立要求を送信し(ステップF22)、コネクシ
ョン確立受付応答待ちになる(ステップF23)。
【0049】コネクション確立要求を受信した(ステッ
プF31)コネクション管理プログラム51は、コネク
ション管理データ513をチェックし、デバッグモニタ
プログラム11が他のデバッグ指示プログラムとコネク
ション確立状態で無いことを確認すると(ステップF3
2)、コネクション管理データ513にデバッグ指示プ
ログラム21とデバッグモニタプログラム11がコネク
ション確立状態であることを登録し(ステップF3
3)、デバッグ指示プログラム21にコネクション確立
要求受付応答を送信する(ステップF34)。
【0050】コネクション確立要求受付応答を受信した
(ステップF24)デバッグ指示プログラム21は、デ
バッグモニタプログラム11に対してデバッグ指示を送
信でき(ステップF25)、デバッグ指示を受信した
(ステップF11)デバッグモニタプログラム11は、
デバッグ指示を実行する(ステップF12)。
【0051】この実施の形態では、汎用コンピュータ上
にコネクション管理プログラムを起動する事により、デ
バッグ指示プログラムとデバッグモニタプログラムのコ
ネクション管理を行うので、ターゲットマシンは、デバ
ッグモニタプログラムの実行に専念することができ、デ
バッグ作業の一層の効率化が可能である。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば、ターゲットマシンに常
駐するデバッグモニタプログラムあるいは、コネクショ
ン管理プログラムを備えた汎用コンピュータでコネクシ
ョン管理を行い、接続中のデバッグ指示プログラムを特
定するので、不特定多数のユーザがアクセスしてくる可
能性のあるLANに接続されたターゲットマシンのデバ
ッグがスムースに行え、デバッグ作業の効率化を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すブロック構成
図である。
【図2】本発明の動作を説明するためフロー図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態における動作シ−ケ
ンス例を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態における動作シ−ケ
ンス例を示す図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態における動作シ−ケ
ンス例を示す図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態における動作シ−ケ
ンス例を示す図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態を示すブロック構成
図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態における動作シ−ケ
ンス例を示す図である。
【符号の説明】
1 ターゲットマシン 2、3、4、5 汎用コンピュータ 11 デバッグモニタプログラム 21、31、41 デバッグ指示プログラム 51 コネクション管理プログラム 111 デバッグ指示実行部 112、511 コネクション管理部 113、213、313、413、512 LAN通
信制御部 114、513 コネクション管理データ

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 LANで接続された複数の汎用コンピュ
    ータと、一つ以上のターゲットマシンと、前記各汎用コ
    ンピュータ上で動作し、ヒューマンマシンインタフェー
    スを備えたデバッグ指示プログラムと、前記ターゲット
    マシンのメモリ上に常駐し、LAN経由で前記デバッグ
    指示プログラムからのデバッグ指示を受け、ターゲット
    マシン上で走行するプログラムの実行停止/再開を制御
    し、レジスタ内容の読み書きを行い、メモリ内容の読み
    書きを行い、その実行結果を前記デバッグ指示コンピュ
    ータに返信するデバッグモニタプログラムで構成された
    実マシンデバッグ装置におけるコネクション確立方法で
    あって、 前記ターゲットマシンに常駐するデバッグモニタプログ
    ラムによって前記各汎用コンピュータとの間のコネクシ
    ョンの管理を行うことにより、接続中のデバッグ指示プ
    ログラムを特定することを特徴とするLANで接続され
    たデバッグホストとデバッグ対象ターゲットマシン間の
    コネクション確立方法。
  2. 【請求項2】 前記デバッグモニタプログラムは、デバ
    ッグ指示実行部、コネクション管理データを管理するコ
    ネクション管理部、及びLAN通信制御部からなり、コ
    ネクション確立要求待ち状態のときに前記汎用コンピュ
    ータからコネクション確立要求を受信したときには、コ
    ネクション確立要求送信元のアドレスを前記コネクショ
    ン管理データに格納し、前記コネクション確立要求送信
    元のデバッグ指示プログラムに対してコネクション確立
    要求受付を示すデータを返信するとともに、前記送信元
    のデバッグ指示プログラムからコネクション解放要求が
    送信されてくるまでの間は、前記送信元のデバッグ指示
    プログラムとのコネクション確立を維持し、前記送信元
    のデバッグ指示プログラムからのデバッグ指示を受け付
    け、前記デバッグ指示実行部にてデバッグ対象プログラ
    ムの実行制御、レジスタ内容読み書き、メモリ内容読み
    書き等のデバッグ処置を実行し、結果をLAN経由で前
    記送信元のデバッグ指示プログラムに送信することを特
    徴とする請求項1記載のLANで接続されたデバッグホ
    ストとデバッグ対象ターゲットマシン間のコネクション
    確立方法。
  3. 【請求項3】 前記デバッグモニタプログラムは、特定
    の汎用コンピュータのデバッグ指示プログラムとの間で
    前記コネクション確立が維持されている状態のときに、
    他の汎用コンピュータのデバッグ指示プログラムからコ
    ネクション確立要求を受信したときには、前記コネクシ
    ョン確立中のコンピュータに対して状態問い合わせを行
    い、所定時間内に前記コネクション確立中のコンピュー
    タから動作中を示すデータを受信したときには、前記他
    の汎用コンピュータに対してコネクション確立拒否信号
    を送信することを特徴とする請求項2記載のLANで接
    続されたデバッグホストとデバッグ対象ターゲットマシ
    ン間のコネクション確立方法。
  4. 【請求項4】 前記所定時間内に前記コネクション確立
    中のコンピュータから動作中を示すデータを受信しない
    ときには、前記他の汎用コンピュータのアドレスを前記
    コネクション管理データに格納し、前記他の汎用コンピ
    ュータのデバッグ指示プログラムに対してコネクション
    確立要求受付を示すデータを返信することを特徴とする
    請求項3記載のLANで接続されたデバッグホストとデ
    バッグ対象ターゲットマシン間のコネクション確立方
    法。
  5. 【請求項5】 前記所定時間内に、更に別の汎用コンピ
    ュータのデバッグ指示プログラムからコネクション確立
    要求を受信したときには、前記別の汎用コンピュータに
    対して直ちにコネクション確立拒否信号を送信すること
    を特徴とする請求項3記載のLANで接続されたデバッ
    グホストとデバッグ対象ターゲットマシン間のコネクシ
    ョン確立方法。
  6. 【請求項6】 LANで接続された複数の汎用コンピュ
    ータと、一つ以上のターゲットマシンと、前記各汎用コ
    ンピュータ上で動作し、ヒューマンマシンインタフェー
    スを備えたデバッグ指示プログラムと、前記ターゲット
    マシンのメモリ上に常駐し、LAN経由で前記デバッグ
    指示プログラムからのデバッグ指示を受け、ターゲット
    マシン上で走行するプログラムの実行停止/再開を制御
    し、レジスタ内容の読み書きを行い、メモリ内容の読み
    書きを行い、その実行結果を前記デバッグ指示コンピュ
    ータに返信するデバッグモニタプログラムで構成された
    実マシンデバッグ装置におけるコネクション確立方法で
    あって、 コネクション管理プログラムを備えたコンピュータを備
    え、該コンピュータによって前記ターゲットマシンと前
    記各汎用コンピュータとの間のコネクション管理を行う
    ことにより、接続中のデバッグ指示プログラムを特定す
    ることを特徴とするLANで接続されたデバッグホスト
    とデバッグ対象ターゲットマシン間のコネクション確立
    方法。
  7. 【請求項7】 前記コネクション管理プログラムは、コ
    ネクション管理データを管理するコネクション管理部、
    及びLAN通信制御部からなり、コネクション確立要求
    待ち状態のときに前記汎用コンピュータからコネクショ
    ン確立要求を受信したときには、コネクション確立要求
    送信元のアドレスを前記コネクション管理データに格納
    し、前記コネクション確立要求送信元のデバッグ指示プ
    ログラムに対してコネクション確立要求受付を示すデー
    タを返信するとともに、前記送信元のデバッグ指示プロ
    グラムからコネクション解放要求が送信されてくるまで
    の間は、前記送信元のデバッグ指示プログラムとのコネ
    クション確立を維持することを特徴とする請求項6記載
    のLANで接続されたデバッグホストとデバッグ対象タ
    ーゲットマシン間のコネクション確立方法。
  8. 【請求項8】 前記コネクション確立要求を送信した汎
    用コンピュータは、前記コネクション管理プログラムを
    備えたコンピュータから前記コネクション確立要求受付
    を示すデータを受信した後、前記ターゲットマシンに対
    してデバッグ指示信号を送信することを特徴とする請求
    項7記載のLANで接続されたデバッグホストとデバッ
    グ対象ターゲットマシン間のコネクション確立方法。
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