JP3185802U - 工事用意匠の表示構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】使用時には表示材が支持体から外れにくく、かつ表示材の差し替えの作業性が向上された工事用意匠の表示構造を提供する。
【解決手段】工事用意匠の表示構造は、表示材12を支持する支持体11と、支持体11に対して表示材12を着脱可能に結合させるスナップボタン20とを備える。スナップボタン20は、支持体11あるいは表示材12に対して一体化された状態に固定される雄スナップ21(被固定部)と、雄スナップ21に着脱可能に嵌合することで表示材12と支持体11との結合を実現させる雌スナップ20A(嵌合部)と、雌スナップ20Aが雄スナップ21に嵌合したときに同時にこの嵌合を外れないようにロックするロック部22と、ロック部22により上記嵌合のロックがなされた際に、外部から押し込まれることにより上記ロックを解除する押し込み部23とを備える。
【選択図】図3
【解決手段】工事用意匠の表示構造は、表示材12を支持する支持体11と、支持体11に対して表示材12を着脱可能に結合させるスナップボタン20とを備える。スナップボタン20は、支持体11あるいは表示材12に対して一体化された状態に固定される雄スナップ21(被固定部)と、雄スナップ21に着脱可能に嵌合することで表示材12と支持体11との結合を実現させる雌スナップ20A(嵌合部)と、雌スナップ20Aが雄スナップ21に嵌合したときに同時にこの嵌合を外れないようにロックするロック部22と、ロック部22により上記嵌合のロックがなされた際に、外部から押し込まれることにより上記ロックを解除する押し込み部23とを備える。
【選択図】図3
Description
本考案は、工事用意匠が表示された表示材の差し替えによって上記工事用意匠の変更を実現させる工事用意匠の表示構造に関する。
建築工事あるいは道路工事などの工事現場の周辺においては、工事の内容あるいは迂回路などを表示する工事用意匠を、工事標示板などの工事用意匠の表示構造を使用して表示することが行われる。ここで、工事標示板は、その工事用意匠を工事の内容および工事標示板の設置場所に応じて種々に設定したものを1回の工事において多数用意する必要があるものである。
このため、工事標示板の貸し出しを行っている企業においては、工事標示板を、それぞれに異なる工事用意匠が表示された多数の表示材を共通の支持体に対して差し替え可能とした構成とすることで、在庫として保管する必要がある上記支持体の数を少なくして、工事標示板の保管スペースを削減したいとする要望があった。
このため、工事標示板の貸し出しを行っている企業においては、工事標示板を、それぞれに異なる工事用意匠が表示された多数の表示材を共通の支持体に対して差し替え可能とした構成とすることで、在庫として保管する必要がある上記支持体の数を少なくして、工事標示板の保管スペースを削減したいとする要望があった。
なお、共通の支持体に対して複数種類の表示材の差し替えを可能とする表示構造に関しては、例えば特許文献1に記載された掲示板が従来から知られている。この掲示板では、パネル状の表示材とこの表示材を支持する枠状の支持体とを複数個のクリップを介して着脱可能に結合する構成により、この各クリップを外して支持体から表示材を外し、その後に新しい表示材を支持体に結合させることを実現させる。
ここで、各クリップは支持体および表示材に対して抜け止めがされたロック状態と、支持体および表示材から自由に抜き去ることができるアンロック状態とに切り替え可能に構成されている。この構成は、掲示板の使用時において表示材が支持体から外れることを抑える作用を有する。
ここで、各クリップは支持体および表示材に対して抜け止めがされたロック状態と、支持体および表示材から自由に抜き去ることができるアンロック状態とに切り替え可能に構成されている。この構成は、掲示板の使用時において表示材が支持体から外れることを抑える作用を有する。
ところで、上記特許文献1に記載された従来の技術において、各クリップは、第1部材と第2部材とを組み合わせた構成とされ、この第2部材を第1部材に向けて押し込むことでアンロック状態からロック状態に切り替えられる。また、各クリップは、第1部材に押し込まれた第2部材をコインなどの道具を用いて引き出すことで、ロック状態からアンロック状態に切り替えられる。このため、上記従来の技術においては、各クリップにおけるロック状態からアンロック状態への切り替えに手間がかかり、表示材を差し替える際の作業性が悪いという問題が発生していた。
本考案は、工事用意匠が表示された表示材を支持体に対して着脱可能に結合する工事用意匠の表示構造において、上記結合を実現させる部材におけるロックおよびアンロックの操作を容易にすることで、使用時においては表示材を支持体から外れにくくし、表示材を差し替える際においてはこの差し替え作業の作業性を向上させることを可能とするものである。
本考案は、工事用意匠が表示された表示材を支持体に対して着脱可能に結合する工事用意匠の表示構造において、上記結合を実現させる部材におけるロックおよびアンロックの操作を容易にすることで、使用時においては表示材を支持体から外れにくくし、表示材を差し替える際においてはこの差し替え作業の作業性を向上させることを可能とするものである。
上記課題を解決するために、本考案にかかる工事用意匠の表示構造は以下の手段をとる。
まず、第1の考案は、工事用意匠が表示された表示材の差し替えによって上記工事用意匠の変更を実現させる工事用意匠の表示構造である。この工事用意匠の表示構造は、表示材を支持する支持体と、この支持体に対して表示材を着脱可能に結合させるスナップボタンとを備えている。このスナップボタンは、支持体あるいは表示材に対して一体化された状態に固定される被固定部と、この被固定部に着脱可能に嵌合することで表示材と支持体との結合を実現させる嵌合部と、この嵌合部が被固定部に嵌合したときに同時にこの嵌合を外れないようにロックするロック部と、このロック部により上記嵌合のロックがなされた際に、外部から押し込まれることにより上記ロックを解除する押し込み部とを備えている。
この第1の考案によれば、支持体に前もって固定されたスナップボタンの被固定部にスナップボタンの嵌合部を嵌合させることで表示材と支持体とを結合させ、この結合と同時に結合のロックを行うことができる。このため、表示材を支持体に取り付ける作業においては、この作業を行う作業者は、容易にかつ作業性よく表示材と支持体とを外れないように結合させることができる。また、表示材を支持体から外す作業においては、この作業を行う作業者は、スナップボタンの押し込み部を外部から押し込むことで、上記結合のロックを特別な道具によらず容易に解除することができる。これにより、使用時においては表示材が支持体から外れにくく、かつ、表示材を差し替える際においてはこの差し替えの作業性が向上された工事用意匠の表示構造を提供することができる。
まず、第1の考案は、工事用意匠が表示された表示材の差し替えによって上記工事用意匠の変更を実現させる工事用意匠の表示構造である。この工事用意匠の表示構造は、表示材を支持する支持体と、この支持体に対して表示材を着脱可能に結合させるスナップボタンとを備えている。このスナップボタンは、支持体あるいは表示材に対して一体化された状態に固定される被固定部と、この被固定部に着脱可能に嵌合することで表示材と支持体との結合を実現させる嵌合部と、この嵌合部が被固定部に嵌合したときに同時にこの嵌合を外れないようにロックするロック部と、このロック部により上記嵌合のロックがなされた際に、外部から押し込まれることにより上記ロックを解除する押し込み部とを備えている。
この第1の考案によれば、支持体に前もって固定されたスナップボタンの被固定部にスナップボタンの嵌合部を嵌合させることで表示材と支持体とを結合させ、この結合と同時に結合のロックを行うことができる。このため、表示材を支持体に取り付ける作業においては、この作業を行う作業者は、容易にかつ作業性よく表示材と支持体とを外れないように結合させることができる。また、表示材を支持体から外す作業においては、この作業を行う作業者は、スナップボタンの押し込み部を外部から押し込むことで、上記結合のロックを特別な道具によらず容易に解除することができる。これにより、使用時においては表示材が支持体から外れにくく、かつ、表示材を差し替える際においてはこの差し替えの作業性が向上された工事用意匠の表示構造を提供することができる。
ついで、第2の考案は、上述した第1の考案において、上記被固定部は、支持体の外表面にあてがわれた状態で、この支持体に対して前もってタッピングねじを用いた締結によって固定されているものである。
この第2の考案によれば、共通して使用される支持体に前もってスナップボタンの被固定部を固定しておくことで、表示材を差し替える際に被固定部を別に扱う必要をなくして、差し替えの作業性を向上させることができる。ここで、「タッピングねじ」とは、木ねじおよびドリルねじなど、下穴を有さない対象物に直接ねじ込んでこの対象物に対する締結を行うことができるねじのことである。すなわち、上記第2の考案によれば、被固定部の支持体への固定をタッピングねじによる締結によって行うことで、支持体の種類および形状によらず、この支持体の外表面上に被固定部を作業性よく固定することが可能となる。
この第2の考案によれば、共通して使用される支持体に前もってスナップボタンの被固定部を固定しておくことで、表示材を差し替える際に被固定部を別に扱う必要をなくして、差し替えの作業性を向上させることができる。ここで、「タッピングねじ」とは、木ねじおよびドリルねじなど、下穴を有さない対象物に直接ねじ込んでこの対象物に対する締結を行うことができるねじのことである。すなわち、上記第2の考案によれば、被固定部の支持体への固定をタッピングねじによる締結によって行うことで、支持体の種類および形状によらず、この支持体の外表面上に被固定部を作業性よく固定することが可能となる。
さらに、第3の考案は、上述した第1の考案において、上記表示材は、一方側から他方側に向かって巻いて丸めることができるシートとして形成された本体シートと、この本体シートの上記他方側の縁部から延長して設けられる延長部とを備え、この延長部は、支持体に対して巻き付けにより係合することと、上記一方側から上記他方側に向かって巻いて丸められた本体シートに外側から巻きつけることとが可能に構成され、上記スナップボタンの被固定部および嵌合部は、延長部に対をなすように取り付けられて、この延長部が支持体に対して巻き付けにより係合された状態、および、上記延長部が上記一方側から上記他方側に向かって巻いて丸められた本体シートの外側に巻きつけられた状態のそれぞれの状態において、互いに着脱可能に嵌合することができるように配設されているものである。
この第3の考案によれば、支持体に対して表示材の延長部を巻き付けにより係合させ、この延長部に取り付けられたスナップボタンの被固定部および嵌合部の対を互いに嵌合させることで、支持体に対して表示材を着脱可能に結合させ、この結合と同時に結合のロックを行うことができる。また、支持体から外された表示材は、その本体シートを一方側から他方側に向かって巻いて丸め、丸められた本体シートに延長部を巻きつけることで、全体を巻いて丸められた状態とすることができる。さらに、全体が巻いて丸められた状態とされた表示材において、その延長部に取り付けられたスナップボタンの被固定部および嵌合部の対を互いに嵌合させることで、上記表示材が巻いて丸められた状態から広がらないようにロックすることができる。これにより、支持体から外されて保管される表示材に必要となる保管スペースを削減するとともに、保管される表示材を取り扱いやすくすることができる。
この第3の考案によれば、支持体に対して表示材の延長部を巻き付けにより係合させ、この延長部に取り付けられたスナップボタンの被固定部および嵌合部の対を互いに嵌合させることで、支持体に対して表示材を着脱可能に結合させ、この結合と同時に結合のロックを行うことができる。また、支持体から外された表示材は、その本体シートを一方側から他方側に向かって巻いて丸め、丸められた本体シートに延長部を巻きつけることで、全体を巻いて丸められた状態とすることができる。さらに、全体が巻いて丸められた状態とされた表示材において、その延長部に取り付けられたスナップボタンの被固定部および嵌合部の対を互いに嵌合させることで、上記表示材が巻いて丸められた状態から広がらないようにロックすることができる。これにより、支持体から外されて保管される表示材に必要となる保管スペースを削減するとともに、保管される表示材を取り扱いやすくすることができる。
以下に、本考案を実施するための形態について、図面を用いて説明する。なお、以下においては、工事標示板のフレームにおける折り畳み構造など、本考案において付随的な構成について、その図示および詳細な説明を省略する。
〈第1の実施形態〉
始めに、本考案の第1の実施形態が適用された工事標示板10の構成について、図1ないし図3を用いて説明する。この工事標示板10は、図1および図2に示すように、工事用意匠12Aが表示された表示材12をフレーム10Aにより立設された支持体11に取り付けることで、工事用意匠12Aを離れた位置から容易に視認できるようにする工事標示板である。
〈第1の実施形態〉
始めに、本考案の第1の実施形態が適用された工事標示板10の構成について、図1ないし図3を用いて説明する。この工事標示板10は、図1および図2に示すように、工事用意匠12Aが表示された表示材12をフレーム10Aにより立設された支持体11に取り付けることで、工事用意匠12Aを離れた位置から容易に視認できるようにする工事標示板である。
フレーム10Aは、図1に示すように、従来から工事標示板のフレームとして使用されている折りたたみ式の金属フレームである。このフレーム10Aは、立設される支持体11に対応した大きさおよび形状に形成されて、この支持体11に対して一方側からあてがわれ、この支持体11をタッピングねじ11Bによる締結によって固定するようになっている。
支持体11は、図1ないし図3に示すように、亜鉛めっきが施された薄鋼板を、所定の様式に対応した大きさおよび形状(例えば縦幅1400[mm]、横幅550[mm]の長方形形状)に切り抜くことで形成されている。なお、以下においては、便宜的に、支持体11においてフレーム10Aがあてがわれる側(図3で見て下側)を支持体11の裏側とし、この裏側に対する反対側(図3で見て上側)を支持体11の表側として説明を行う。
支持体11は、図1ないし図3に示すように、亜鉛めっきが施された薄鋼板を、所定の様式に対応した大きさおよび形状(例えば縦幅1400[mm]、横幅550[mm]の長方形形状)に切り抜くことで形成されている。なお、以下においては、便宜的に、支持体11においてフレーム10Aがあてがわれる側(図3で見て下側)を支持体11の裏側とし、この裏側に対する反対側(図3で見て上側)を支持体11の表側として説明を行う。
表示材12は、図1および図2に示すように、片側の板面に工事用意匠12Aが表示されたダンボールプラスチックを所定の大きさおよび形状(例えば工事用意匠12Aに対応した大きさの長方形形状)に切り抜くことで形成される。また、表示材12は、工事用意匠12Aを外部に露見させた状態で、支持体11に対して所定の個数(例えば6[個])のスナップボタン20によって着脱可能に結合されている。
上記構成によれば、工事の内容および工事標示板10の設置場所に応じて種々に設定される工事用意匠が表示された多数の表示材(図示省略)を共通の支持体11に対して適宜差し替えることが可能となる。そして、工事標示板10を保管する際には、上記多数の表示材と一緒に保管する必要がある支持体11の数を少なくして、工事標示板10の保管スペースを削減することができる。
上記構成によれば、工事の内容および工事標示板10の設置場所に応じて種々に設定される工事用意匠が表示された多数の表示材(図示省略)を共通の支持体11に対して適宜差し替えることが可能となる。そして、工事標示板10を保管する際には、上記多数の表示材と一緒に保管する必要がある支持体11の数を少なくして、工事標示板10の保管スペースを削減することができる。
ここで、表示材12は、図1および図2に示すように、支持体11と比べて縦幅が狭い板状に形成されて、支持体11において表側(図2で見て紙面手前側)となる板面11Aの一部のみを覆うように取り付けられる。また、支持体11の板面11Aのうち表示材12によっては覆われない部分には、工事標示板10において工事の内容によらず共通して表示されるコンテンツである共通コンテンツ11Dが表示されている。この共通コンテンツ11Dには、例えば図2に示す「ご迷惑をおかけします」の文字列、または、工事標示板10を所有してこの工事標示板10により施工する工事の表示を行う施工者の氏名または名称および連絡先(図2では電話番号)などがある。
上記構成によれば、工事標示板10において表示されるべきコンテンツのうち、表示材12の差し替えによらず共通して表示される共通コンテンツ11Dを表示材12に表示させる必要がなくなる。これにより、表示材12を小さく形成して、この表示材12を保管する際に必要となる保管スペースを削減することができる。
上記構成によれば、工事標示板10において表示されるべきコンテンツのうち、表示材12の差し替えによらず共通して表示される共通コンテンツ11Dを表示材12に表示させる必要がなくなる。これにより、表示材12を小さく形成して、この表示材12を保管する際に必要となる保管スペースを削減することができる。
スナップボタン20は、図3に示すように、外周に溝21Bが形成された筒状の凸部21Aを有する雄スナップ21と、この雄スナップ21の凸部21Aが差し込まれることでこの凸部21Aに着脱可能に嵌合される雌スナップ20Aとを備えている。ここで、雄スナップ21は、支持体11の外表面となる板面11Aにあてがわれた状態で、支持体11に対して前もって一体化された状態に固定されている。また、雌スナップ20Aおよび雄スナップ21は、表示材12に貫通して形成された取り付け孔12Bに係合してこの取り付け孔12Bの縁部を挟みこむことで、表示材12と支持体11とを結合させるようになっている。すなわち、雄スナップ21は、本発明における「被固定部」に相当する。また、雌スナップ20Aは、本発明における「嵌合部」に相当する。
上記構成によれば、共通して使用される支持体11に前もって雄スナップ21を固定しておくことで、表示材12を差し替える際に雄スナップ21を別に扱う必要をなくして、差し替えの作業性を向上させることができる。また、表示材12に雌スナップ20Aを固定しないため、この雌スナップ20Aを適宜差し替えられる多数の表示材(図示省略)に対して共通して使用して、雌スナップ20Aに必要となるコストを削減することができる。
上記構成によれば、共通して使用される支持体11に前もって雄スナップ21を固定しておくことで、表示材12を差し替える際に雄スナップ21を別に扱う必要をなくして、差し替えの作業性を向上させることができる。また、表示材12に雌スナップ20Aを固定しないため、この雌スナップ20Aを適宜差し替えられる多数の表示材(図示省略)に対して共通して使用して、雌スナップ20Aに必要となるコストを削減することができる。
雄スナップ21は、図1および図3に示すように、支持体11において裏側(図3で見て下側)からフレーム10Aがあてがわれた部分の表側(図3で見て上側)に配設されている。そして、雄スナップ21は、図3に示すように、凸部21Aの筒の内部に形成されたねじ孔21Cから支持体11を貫通してフレーム10Aに達するようにタッピングねじ11Cがねじ込まれることにより、支持体11およびフレーム10Aの両方に対して締結されている。
上記構成によれば、雄スナップ21の支持体11への固定をタッピングねじ11Cによる締結によって行うことで、支持体11の種類および形状によらず、この支持体11の外表面上に雄スナップ21を作業性よく固定することが可能となる。また、雄スナップ21を支持体11に固定するタッピングねじ11Cにより支持体11とフレーム10Aとを互いに締結された状態として、このフレーム10Aに対する支持体11の固定強度を向上させることができる。
上記構成によれば、雄スナップ21の支持体11への固定をタッピングねじ11Cによる締結によって行うことで、支持体11の種類および形状によらず、この支持体11の外表面上に雄スナップ21を作業性よく固定することが可能となる。また、雄スナップ21を支持体11に固定するタッピングねじ11Cにより支持体11とフレーム10Aとを互いに締結された状態として、このフレーム10Aに対する支持体11の固定強度を向上させることができる。
また、雌スナップ20Aには、図3に示すように、それぞれが1枚の金属板の曲げ返しによって形成された複数個(図3では2個)のロック部22と、押し込みにより凹ませることができる(図3の仮想線を参照)金属板からなる押し込み部23とが組みつけられている。
各ロック部22は、U曲げ加工されて雌スナップ20Aの周縁部に内外に撓むことができるように配置された板ばね22Bの先端から、雌スナップ20Aの中心に向かって係止爪22Aを突出させた構成となっている。このため、各ロック部22は、雌スナップ20Aが雄スナップ21の凸部21Aに嵌合される際に、この凸部21Aにより一度雌スナップ20Aの周縁部側に向かって押し撓ませられる。そして、各ロック部22は、その各板ばね22Bの弾発力により各係止爪22Aを凸部21Aの溝21Bに弾性的にはめ込んで係止する。これにより、各ロック部22は、雌スナップ20Aが雄スナップ21の凸部21Aに嵌合したときに同時にこの嵌合を外れないようにロックする。
各ロック部22は、U曲げ加工されて雌スナップ20Aの周縁部に内外に撓むことができるように配置された板ばね22Bの先端から、雌スナップ20Aの中心に向かって係止爪22Aを突出させた構成となっている。このため、各ロック部22は、雌スナップ20Aが雄スナップ21の凸部21Aに嵌合される際に、この凸部21Aにより一度雌スナップ20Aの周縁部側に向かって押し撓ませられる。そして、各ロック部22は、その各板ばね22Bの弾発力により各係止爪22Aを凸部21Aの溝21Bに弾性的にはめ込んで係止する。これにより、各ロック部22は、雌スナップ20Aが雄スナップ21の凸部21Aに嵌合したときに同時にこの嵌合を外れないようにロックする。
ここで、各ロック部22の各板ばね22Bは、上記U曲げ加工が施された部分を雌スナップ20Aの中心側に傾けた状態で押し込み部23に当接させている。このため、押し込み部23を外部からの押し込みにより凹ませると、図3に仮想線で示すように、各板ばね22Bにおいて上記U曲げ加工が施された部分は、凹まされた押し込み部23により雌スナップ20Aの中心側に向かって押し撓ませられる。そして、各ロック部22は、その各板ばね22Bに生じた撓みにより各係止爪22Aを雌スナップ20Aの周縁部側に向かって移動させる。
このとき、雄スナップ21の溝21Bに各ロック部22の各係止爪22Aが係止されていると、この係止は上記各係止爪22Aの移動にあわせて外れる。これにより、ロック部22による雌スナップ20Aと雄スナップ21との嵌合のロックを、押し込み部23を外部から押し込むことで解除することが可能となる。
このとき、雄スナップ21の溝21Bに各ロック部22の各係止爪22Aが係止されていると、この係止は上記各係止爪22Aの移動にあわせて外れる。これにより、ロック部22による雌スナップ20Aと雄スナップ21との嵌合のロックを、押し込み部23を外部から押し込むことで解除することが可能となる。
上記各構成によれば、支持体11に前もって固定されたスナップボタン20の雄スナップ21にスナップボタン20の雌スナップ20Aを嵌合させることで表示材12と支持体11とを結合させ、この結合と同時に結合のロックを行うことができる。このため、表示材12を支持体11に取り付ける作業においては、この作業を行う作業者(図示省略)は、容易にかつ作業性よく表示材12と支持体11とを外れないように結合させることができる。
また、表示材12を支持体11から外す作業においては、この作業を行う作業者(図示省略)は、スナップボタン20の押し込み部23を外部から押し込むことで、上記結合のロックを特別な道具によらず容易に解除することができる。これにより、使用時においては表示材12が支持体11から外れにくく、かつ、表示材12を差し替える際においてはこの差し替えの作業性が向上された工事標示板10を提供することができる。
また、表示材12を支持体11から外す作業においては、この作業を行う作業者(図示省略)は、スナップボタン20の押し込み部23を外部から押し込むことで、上記結合のロックを特別な道具によらず容易に解除することができる。これにより、使用時においては表示材12が支持体11から外れにくく、かつ、表示材12を差し替える際においてはこの差し替えの作業性が向上された工事標示板10を提供することができる。
ところで、雌スナップ20Aに組みつけられた押し込み部23は、図3に示すように、その周縁部が補強枠23Aによって補強されている。この補強枠23Aは、押し込み部23に対して異なる色を呈するもの(例えば黒色の押し込み部23に対して銀色の補強枠23A)が使用される。
上記構成によれば、押し込み部23をこの押し込み部23と補強枠23Aとの色の違いによって目立たせることができる。これにより、表示材12を支持体11から外す作業を行う作業者(図示省略)は、押し込むべきスナップボタン20の押し込み部23を容易に識別して、表示材12と支持体11との結合のロックを作業性よく解除することができる。
上記構成によれば、押し込み部23をこの押し込み部23と補強枠23Aとの色の違いによって目立たせることができる。これにより、表示材12を支持体11から外す作業を行う作業者(図示省略)は、押し込むべきスナップボタン20の押し込み部23を容易に識別して、表示材12と支持体11との結合のロックを作業性よく解除することができる。
〈第2の実施形態〉
続いて、本考案の第2の実施形態が適用されたガードフェンス30の構成について、図4を用いて説明する。このガードフェンス30は、工事現場(図示省略)の周辺にこの工事現場を取り囲むように並べられることで、人間または車両が上記工事現場に誤って侵入することを抑止するガードフェンスである。ガードフェンス30は、自立可能なフレーム30Aと、このフレーム30Aの上部にかしめ部材(図示省略)を介して取り付けられるネット30Bと、金属により環状の枠として形成されてフレーム30Aの下部に溶接される支持体31とを備えている。
支持体31には、所定の個数(例えば22[個])のスナップボタン40を介して、両面に工事用意匠32A(例えば黄色と黒色とのトラ縞模様)が表示された表示材32が取り付けられている。なお、スナップボタン40の具体的な構成は、このスナップボタン40の雄スナップ(図示省略)を支持体31に締結させるタッピングねじ(図示省略)が支持体31の枠を貫通しない点を除いて、上述した第1の実施形態におけるスナップボタン20の具体的な構成と同じである。このため、本明細書においては、スナップボタン40の具体的な構成およびその作用効果について、これらの詳細な説明および図示を省略する。
続いて、本考案の第2の実施形態が適用されたガードフェンス30の構成について、図4を用いて説明する。このガードフェンス30は、工事現場(図示省略)の周辺にこの工事現場を取り囲むように並べられることで、人間または車両が上記工事現場に誤って侵入することを抑止するガードフェンスである。ガードフェンス30は、自立可能なフレーム30Aと、このフレーム30Aの上部にかしめ部材(図示省略)を介して取り付けられるネット30Bと、金属により環状の枠として形成されてフレーム30Aの下部に溶接される支持体31とを備えている。
支持体31には、所定の個数(例えば22[個])のスナップボタン40を介して、両面に工事用意匠32A(例えば黄色と黒色とのトラ縞模様)が表示された表示材32が取り付けられている。なお、スナップボタン40の具体的な構成は、このスナップボタン40の雄スナップ(図示省略)を支持体31に締結させるタッピングねじ(図示省略)が支持体31の枠を貫通しない点を除いて、上述した第1の実施形態におけるスナップボタン20の具体的な構成と同じである。このため、本明細書においては、スナップボタン40の具体的な構成およびその作用効果について、これらの詳細な説明および図示を省略する。
ところで、表示材32は、図4に示すように、巻いたり折り畳んだりすることができる柔軟性を有した素材(例えばターポリン)により、支持体31の枠に対応した大きさおよび形状のシートとして形成されている。このシートの縁部には、スナップボタン40に係合される取り付け孔32Bが形成されている。
上記各構成によれば、それぞれに異なる工事用意匠が表示された多数の表示材(図示省略)を共通の支持体31に対して容易にかつ作業性よく差し替えることで、ガードフェンス30の外観を容易にかつ作業性よく変更することができる。また、支持体31から外された表示材32を巻いて丸められた状態(図4参照)あるいは折り畳まれた状態(図示省略)とすることで、この表示材32を保管する際に必要となる保管スペースを削減することができる。また、支持体31を環状の枠とすることで、表示材32の両面に表示された工事用意匠32Aを両方とも外部に露見させることができる。
上記各構成によれば、それぞれに異なる工事用意匠が表示された多数の表示材(図示省略)を共通の支持体31に対して容易にかつ作業性よく差し替えることで、ガードフェンス30の外観を容易にかつ作業性よく変更することができる。また、支持体31から外された表示材32を巻いて丸められた状態(図4参照)あるいは折り畳まれた状態(図示省略)とすることで、この表示材32を保管する際に必要となる保管スペースを削減することができる。また、支持体31を環状の枠とすることで、表示材32の両面に表示された工事用意匠32Aを両方とも外部に露見させることができる。
〈第3の実施形態〉
続いて、本考案の第3の実施形態が適用されたバリケード50の構成について、図5ないし図7を用いて説明する。このバリケード50は、工事現場(図示省略)に至る道路の路面(図示省略)上に設置されることで、人間または車両が上記工事現場に誤って侵入することを抑止するバリケードである。
バリケード50は、図5に示すように、自立可能なフレーム50Aの上部に支持体51を取り付け、この支持体51から表示材52を吊り下げた構成となっている。ここで、支持体51は、中空の金属パイプ(図6参照)として形成された支持棒51Aを、取り付け部材51Bを介してフレーム50Aに取り付けた構成となっている。
続いて、本考案の第3の実施形態が適用されたバリケード50の構成について、図5ないし図7を用いて説明する。このバリケード50は、工事現場(図示省略)に至る道路の路面(図示省略)上に設置されることで、人間または車両が上記工事現場に誤って侵入することを抑止するバリケードである。
バリケード50は、図5に示すように、自立可能なフレーム50Aの上部に支持体51を取り付け、この支持体51から表示材52を吊り下げた構成となっている。ここで、支持体51は、中空の金属パイプ(図6参照)として形成された支持棒51Aを、取り付け部材51Bを介してフレーム50Aに取り付けた構成となっている。
表示材52は、図5ないし図7に示すように、片面に工事用意匠52A(図5参照)が表示されたシートである本体シート52Cの縁部から、シート状の延長部52Bを延出させた構成とされている。なお、以下においては、便宜的に、表示材52においてその本体シート52Cに工事用意匠52Aが表示されている側の面を「表面」、この表面の反対側の面を「裏面」と設定して説明を行う。
本体シート52Cおよび延長部52Bは、図5および図7に示すように、柔軟性を有した素材(例えばターポリン)によって一体に形成されている。このため、本体シート52Cは、支持体51から吊り下げられて下側となる一方側(図5では下側)から延長部52Bが延出される他方側に向けて巻いて丸めることができる。さらに、巻いて丸められた本体シート52Cに延長部52Bを外側から巻きつけることで、表示材52の全体を巻いて丸められた状態とすることができる。これにより、支持体51から外されて保管される表示材52に必要となる保管スペースを削減することができる。
本体シート52Cおよび延長部52Bは、図5および図7に示すように、柔軟性を有した素材(例えばターポリン)によって一体に形成されている。このため、本体シート52Cは、支持体51から吊り下げられて下側となる一方側(図5では下側)から延長部52Bが延出される他方側に向けて巻いて丸めることができる。さらに、巻いて丸められた本体シート52Cに延長部52Bを外側から巻きつけることで、表示材52の全体を巻いて丸められた状態とすることができる。これにより、支持体51から外されて保管される表示材52に必要となる保管スペースを削減することができる。
延長部52Bは、図5および図6に示すように、支持体51(図5参照)の支持棒51Aに対して巻き付けにより係合することで、支持体51に表示材52を支持させることができるようになっている。ここで、延長部52Bには、図6に示すように、スナップボタン60の雄スナップ61および雌スナップ60Aが、それぞれはとめ61C、60Bをかしめることによって対をなすように取り付けられている。
また、表示材52は、その延長部52Bを支持棒51Aに巻きつけて係合させた状態で、スナップボタン60の雄スナップ61および雌スナップ60Aを互いに着脱可能に嵌合させることができるようになっている。ここで、上記した状態において雄スナップ61および雌スナップ60Aの対が互いに嵌合されると、表示材52は支持体51に対して着脱可能に結合され、同時にこの結合がロックされる。この構成によれば、それぞれに異なる工事用意匠が表示された多数の表示材(図示省略)を共通の支持体51に対して容易にかつ作業性よく差し替えて、バリケード50の外観を容易にかつ作業性よく変更することが可能となる。なお、上記結合のロックが押し込み部63の押し込み(図6の仮想線を参照)によって特別な道具によらず容易に解除することができることは、改めて言及するまでもないことである。
また、表示材52は、その延長部52Bを支持棒51Aに巻きつけて係合させた状態で、スナップボタン60の雄スナップ61および雌スナップ60Aを互いに着脱可能に嵌合させることができるようになっている。ここで、上記した状態において雄スナップ61および雌スナップ60Aの対が互いに嵌合されると、表示材52は支持体51に対して着脱可能に結合され、同時にこの結合がロックされる。この構成によれば、それぞれに異なる工事用意匠が表示された多数の表示材(図示省略)を共通の支持体51に対して容易にかつ作業性よく差し替えて、バリケード50の外観を容易にかつ作業性よく変更することが可能となる。なお、上記結合のロックが押し込み部63の押し込み(図6の仮想線を参照)によって特別な道具によらず容易に解除することができることは、改めて言及するまでもないことである。
なお、スナップボタン60の具体的な構成は、雄スナップ21を支持体11に締結させるためのねじ孔21C(図3参照)の代わりに、上記したはとめ61C、60Bを有している点を除いて、上述した第1の実施形態におけるスナップボタン20の具体的な構成と同じである。
このため、本明細書においては、スナップボタン60の具体的な構成のうちスナップボタン20の各構成と共通する構成について、このスナップボタン20の各構成に付した符号からその十の位の数字を「6」に置き換えた符号を付して対応させ、その詳細な説明を省略する。
このため、本明細書においては、スナップボタン60の具体的な構成のうちスナップボタン20の各構成と共通する構成について、このスナップボタン20の各構成に付した符号からその十の位の数字を「6」に置き換えた符号を付して対応させ、その詳細な説明を省略する。
ところで、スナップボタン60において、雄スナップ61は、図6および図7に示すように、延長部52B上において表示材52の裏面側(図7では内側)に凸部61Aを突出させるように配設されている。また、雌スナップ60Aは、延長部52B上において表示材52の表面側(図7では外側)から雄スナップ61の凸部61Aを差し込むことができるように配設されている。
これにより、スナップボタン60の雄スナップ61および雌スナップ60Aは、図7に示すように、延長部52Bが上記一方側から上記他方側に向かって巻いて丸められた本体シート52Cの外側に巻きつけられた状態において、互いに着脱可能に嵌合することができるようになっている。ここで、上記した状態において雄スナップ61および雌スナップ60Aの対が互いに嵌合されると、同時に表示材52は巻いて丸められた状態から広がらないようにロックされる。これにより、保管に際して全体が巻いて丸められた状態とされた表示材52を取り扱いやすくすることができる。なお、上記結合のロックが押し込み部63の押し込みによって特別な道具によらず容易に解除することができることは、改めて言及するまでもないことである。
これにより、スナップボタン60の雄スナップ61および雌スナップ60Aは、図7に示すように、延長部52Bが上記一方側から上記他方側に向かって巻いて丸められた本体シート52Cの外側に巻きつけられた状態において、互いに着脱可能に嵌合することができるようになっている。ここで、上記した状態において雄スナップ61および雌スナップ60Aの対が互いに嵌合されると、同時に表示材52は巻いて丸められた状態から広がらないようにロックされる。これにより、保管に際して全体が巻いて丸められた状態とされた表示材52を取り扱いやすくすることができる。なお、上記結合のロックが押し込み部63の押し込みによって特別な道具によらず容易に解除することができることは、改めて言及するまでもないことである。
本考案は、上述した第1ないし第3の各実施形態で説明した外観、構成に限定されず、本考案の要旨を変更しない範囲で種々の変更、追加、削除が可能である。例えば、以下のような各種の形態を実施することができる。
(1)本考案における表示材の差し替えは、それぞれに異なる工事用意匠が表示された複数の表示材の差し替えに限定されない。すなわち、例えば平板またはシートとして形成された1枚の表示材の各面にそれぞれ異なる工事用意匠を表示させ、支持体から外した表示材を裏返して上記支持体に取り付けなおすことで上記表示材を差し替えられた状態とする構成を採用することができる。
(2)上述した第1および第2の各実施形態において、表示材にスナップボタンの雌スナップを前もって固定した構成を採用することができる。この場合、表示材を差し替える際にスナップボタンの雌スナップを別に扱う必要がなくなるので、表示材の差し替えの作業性が向上される。
(3)上述した第3の実施形態において、本体シートから延出される延長部を、シートからひもまたは帯に変更することができる。この場合において、上記ひもまたは帯の太さおよび幅ならびに本数は特に限定されない。
(4)支持体または表示材に対して雄スナップまたは雌スナップを固定する際の固定方法は、上述した第1ないし第3の各実施形態で説明したタッピングねじまたははとめを使用した固定方法に限定されず、例えば接着剤を用いた接着など、任意の固定方法とすることができる。
(1)本考案における表示材の差し替えは、それぞれに異なる工事用意匠が表示された複数の表示材の差し替えに限定されない。すなわち、例えば平板またはシートとして形成された1枚の表示材の各面にそれぞれ異なる工事用意匠を表示させ、支持体から外した表示材を裏返して上記支持体に取り付けなおすことで上記表示材を差し替えられた状態とする構成を採用することができる。
(2)上述した第1および第2の各実施形態において、表示材にスナップボタンの雌スナップを前もって固定した構成を採用することができる。この場合、表示材を差し替える際にスナップボタンの雌スナップを別に扱う必要がなくなるので、表示材の差し替えの作業性が向上される。
(3)上述した第3の実施形態において、本体シートから延出される延長部を、シートからひもまたは帯に変更することができる。この場合において、上記ひもまたは帯の太さおよび幅ならびに本数は特に限定されない。
(4)支持体または表示材に対して雄スナップまたは雌スナップを固定する際の固定方法は、上述した第1ないし第3の各実施形態で説明したタッピングねじまたははとめを使用した固定方法に限定されず、例えば接着剤を用いた接着など、任意の固定方法とすることができる。
10 工事標示板
10A フレーム
11 支持体
11A 板面(外表面)
11B タッピングねじ
11C タッピングねじ
11D 共通コンテンツ
12 表示材
12A 工事用意匠
12B 取り付け孔
20 スナップボタン
20A 雌スナップ(嵌合部)
21 雄スナップ(被固定部)
21A 凸部
21B 溝
21C ねじ孔
22 ロック部
22A 係止爪
22B 板ばね
23 押し込み部
23A 補強枠
30 ガードフェンス
30A フレーム
30B ネット
31 支持体
32 表示材
32A 工事用意匠
32B 取り付け孔
40 スナップボタン
50 バリケード
50A フレーム
51 支持体
51A 支持棒
51B 取り付け部材
52 表示材
52A 工事用意匠
52B 延長部
52C 本体シート
60 スナップボタン
60A 雌スナップ(嵌合部)
60B はとめ
61 雄スナップ(被固定部)
61A 凸部
61B 溝
61C はとめ
62 ロック部
62A 係止爪
62B 板ばね
63 押し込み部
63A 補強枠
10A フレーム
11 支持体
11A 板面(外表面)
11B タッピングねじ
11C タッピングねじ
11D 共通コンテンツ
12 表示材
12A 工事用意匠
12B 取り付け孔
20 スナップボタン
20A 雌スナップ(嵌合部)
21 雄スナップ(被固定部)
21A 凸部
21B 溝
21C ねじ孔
22 ロック部
22A 係止爪
22B 板ばね
23 押し込み部
23A 補強枠
30 ガードフェンス
30A フレーム
30B ネット
31 支持体
32 表示材
32A 工事用意匠
32B 取り付け孔
40 スナップボタン
50 バリケード
50A フレーム
51 支持体
51A 支持棒
51B 取り付け部材
52 表示材
52A 工事用意匠
52B 延長部
52C 本体シート
60 スナップボタン
60A 雌スナップ(嵌合部)
60B はとめ
61 雄スナップ(被固定部)
61A 凸部
61B 溝
61C はとめ
62 ロック部
62A 係止爪
62B 板ばね
63 押し込み部
63A 補強枠
Claims (3)
- 工事用意匠が表示された表示材の差し替えによって前記工事用意匠の変更を実現させる工事用意匠の表示構造であって、
前記表示材を支持する支持体と、当該支持体に対して前記表示材を着脱可能に結合させるスナップボタンと、
を備え、
前記スナップボタンは、前記支持体あるいは前記表示材に対して一体化された状態に固定される被固定部と、当該被固定部に着脱可能に嵌合することで前記表示材と前記支持体との結合を実現させる嵌合部と、当該嵌合部が前記被固定部に嵌合したときに同時にこの嵌合を外れないようにロックするロック部と、当該ロック部により前記嵌合のロックがなされた際に、外部から押し込まれることにより前記ロックを解除する押し込み部とを備えている、
工事用意匠の表示構造。 - 請求項1に記載された工事用意匠の表示構造であって、
前記被固定部は、前記支持体の外表面にあてがわれた状態で、当該支持体に対して前もってタッピングねじを用いた締結によって固定されている、
工事用意匠の表示構造。 - 請求項1に記載された工事用意匠の表示構造であって、
前記表示材は、一方側から他方側に向かって巻いて丸めることができるシートとして形成された本体シートと、当該本体シートの前記他方側の縁部から延長して設けられる延長部とを備え、
前記延長部は、前記支持体に対して巻き付けにより係合することと、前記一方側から前記他方側に向かって巻いて丸められた前記本体シートに外側から巻きつけることとが可能に構成され、
前記スナップボタンの前記被固定部および前記嵌合部は、前記延長部に対をなすように取り付けられて、当該延長部が前記支持体に対して巻き付けにより係合された状態、および、前記延長部が前記一方側から前記他方側に向かって巻いて丸められた前記本体シートの外側に巻きつけられた状態のそれぞれの状態において、互いに着脱可能に嵌合することができるように配設されている、
工事用意匠の表示構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013003539U JP3185802U (ja) | 2013-06-21 | 2013-06-21 | 工事用意匠の表示構造 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015197026A (ja) * | 2014-04-03 | 2015-11-09 | 林口工業株式会社 | シート状物の取付装置 |
JP2019214901A (ja) * | 2018-06-14 | 2019-12-19 | オークラ輸送機株式会社 | 安全柵、シート構造体、および、シート構造体の取付方法 |
-
2013
- 2013-06-21 JP JP2013003539U patent/JP3185802U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019214901A (ja) * | 2018-06-14 | 2019-12-19 | オークラ輸送機株式会社 | 安全柵、シート構造体、および、シート構造体の取付方法 |
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