JP3185736B2 - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JP3185736B2
JP3185736B2 JP33952497A JP33952497A JP3185736B2 JP 3185736 B2 JP3185736 B2 JP 3185736B2 JP 33952497 A JP33952497 A JP 33952497A JP 33952497 A JP33952497 A JP 33952497A JP 3185736 B2 JP3185736 B2 JP 3185736B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、表示装置に関
し、さらに詳しくは、液晶表示部とエレクトロルミネッ
センス(以下、ELという)発光部とを備える表示装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶表示パネルの後方にバックラ
イトを配置してなる液晶表示装置において、液晶表示パ
ネルとバックライトとの間に半透過反射板(ハーフミラ
ー)を付加した、透過型表示と反射型表示との両方に用
いることのできる表示装置が知られている。しかし、こ
の表示装置では、半透過反射板の機能に起因して、反射
表示における反射率を十分に得られず、また、バックラ
イトから液晶表示パネルへ照射する光の光量んが半透過
反射板で減衰されるため、自発光表示における光透過率
が低く、反射型と透過型の両方ともその表示性能が低い
という問題があった。
【0003】そこで、バックライトとして、反射機能を
備えた、面発光を行う有機ELパネルを用いる表示装置
の提案がなされている。この有機ELパネルでは、薄い
膜厚の有機EL層を前面電極と後面電極で挟むと共に、
前面電極を透明電極とし、後面電極を鏡面反射を行う反
射板としたものである。そして、この有機ELパネルで
は、可視光領域において90%以上の透過率を持つよう
に設定されている。このような表示装置においては、非
発光時には後側の面電極が外光を反射を反射することで
高反射率な反射型表示装置として使用することができ、
有機ELパネルを発光させることにより、高透過率な透
過型表示装置として使用することが可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに有機ELパネルをバックライトとして用いた表示装
置では、透過型表示を行うときの機能としては、透過型
液晶表示パネルの光源として均一な面状発光機能を有す
るのみであった。
【0005】この発明が解決しようとする課題は、透過
型表示の面状発光機能及び反射板の機能に加えて、液晶
表示パネルの表示以外のキャラクタなどのパターンを表
示する機能を備えた均一な発光が可能なバックライトを
有する表示装置を得るにはどのような手段を講じればよ
いかという点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
液晶表示素子の後方に有機EL素子が配置された表示装
置であって、前記有機EL素子は、それぞれ接続端子に
接続された複数の前電極及び複数の光反射電子注入電極
に重なる有機EL層により定義される複数のドット発光
部を備え、前記複数の前電極は、所定方向に延在する複
数の電極であって且つ任意の絵柄パターンを表示するよ
うに選択的に発光させるためのドット表示電極兼バック
ライト発光電極と、前記ドット表示電極兼バックライト
発光電極とともに前記液晶表示素子のバックライトとし
て発光させるためのバックライト発光専用電極と、を有
し、1つの接続端子に接続された前記バックライト発光
専用電極に対応するドットの数は、1つの接続端子に接
続された前記ドット表示電極兼バックライト発光電極に
対応するドットの数より多く、任意の絵柄パターンを表
示するように前記複数のドット発光部を選択的に発光す
る機能及び前記複数のドット発光部の全てを発光し前記
液晶表示素子のバックライトとしての機能を有すること
を特徴とする。
【0007】請求項1記載の発明では、有機EL素子の
全ドット発光部を発光させることにより、液晶表示素子
のバックライトとして使用することが可能であり、さら
に、有機EL素子のドット発光部を選択的に発光させる
ことにより、例えば数字やキャラクタなどの絵柄パター
ンを、液晶表示とは別に、または液晶表示と共に表示す
ることが可能となる。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の表
示装置であって、前記有機EL素子は、前記液晶表示素
子の表示面と平行をなす有機EL層の前面に平行な複数
の透明な前電極が形成され、該有機EL層の後面に前記
前電極と当該有機EL層を介して交差する、平行な複数
の後電極が形成されていることを特徴とする。
【0009】請求項2記載の発明では、前電極と後電極
とが、有機EL層を介して交差する部分がドット発光部
となり、前電極及び後電極への電圧の印加を制御するこ
とにより、ドット発光部を選択的に発光させることがで
きる。また、前電極が有機EL層で発光された光に対し
て透明であるため、各ドット発光部で発生した光を液晶
表示素子側へ照射することができる。また、液晶表示素
子を反射型として使用する場合は、前電極が外光の入射
を阻止することなく反射層側に入射させることができ
る。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項2記載の表
示装置であって、前記有機EL素子の後面側に反射層が
設けられ、前記反射層は、前記有機EL層の後面に形成
された後電極の後方に透明な絶縁膜を介して配置されて
いることを特徴とする。
【0011】請求項3記載の発明では、請求項2記載の
発明の作用に加えて、透明な絶縁膜を介して反射層を配
置したため、外光の入射をより確実にする作用がある。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項3記載の表
示装置であって、前記有機EL層より側方に位置する、
前記前電極と前記絶縁膜を合わせた膜厚、並びに前記前
電極と重ならない部分の絶縁膜の膜厚により発生する干
渉色は、前記有機EL層特有の蛍光色と略同じ色になる
ように設定されていることを特徴とする。
【0013】請求項4記載の発明では、請求項2記載の
発明の作用に加えて、前電極と重ならない部分では絶縁
膜のみ膜厚、並びに絶縁膜と前電極とが重なる部分では
絶縁膜と前電極とを合わせた膜厚による干渉色が、有機
EL層特有の蛍光色と略同じであるため、液晶表示素子
の表示領域とその周囲との間に境界が表示されるのを抑
制する作用がある。
【0014】請求項5記載の発明は、請求項1〜請求項
4のいずれかに記載の表示装置であって、前記有機EL
素子の前記複数のドット発光部は、ドット表示可能なド
ット表示領域及びバックライト発光専用のバックライト
発光専用領域から構成されていることを特徴とする。
【0015】請求項5記載の発明では、有機EL素子の
バックライト発光専用のバックライト発光専用領域をド
ット表示領域と同様にドットで構成しているので、バッ
クライト発光専用領域の輝度とドット表示領域の輝度と
を均一にすることができ、ドット表示領域をバックライ
トとして利用することができる。このため、有機EL素
子の配線及び有機EL素子の駆動回路が簡略化できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る表示装置の詳
細を図面に示す各実施形態に基づいて説明する。 (実施形態1)図1〜図4は、本発明に係る表示装置の
実施形態1を示している。図1は本実施形態の表示装置
の要部断面図、図2(a)は本実施形態における有機E
L素子の平面説明図、図2(b)は図2(a)のI−I
断面説明図である。また、図3は本実施形態における有
機EL素子の全画素を点灯した状態を示す平面説明図、
図4は本実施形態における有機EL素子で数字パターン
の表示を行った状態を示す平面説明図である。
【0017】図1に示すように、本実施形態の表示装置
1は、前方に配置される液晶表示パネル2と、液晶表示
パネル2の後方に配置される有機EL素子3とが対向す
るように配置されてなる。
【0018】液晶表示パネル2は、相対向する前透明基
板4と後透明基板5との間に液晶6が封止されて大略構
成されている。以下に、液晶表示パネル2の構成を詳細
に説明する。
【0019】まず、前透明基板4の後面には、所定の画
素配列に応じて、所定のカラーフィルタ層7が画素領域
ごとに形成されている。また、カラーフィルタ層7どう
しの間の領域には、ブラックマトリクス8が形成されて
いる。さらに、これらカラーフィルタ層7とブラックマ
トリクス8の表面(後面)は、保護膜9で覆われてい
る。保護膜9の表面には、少なくとも表示領域全面に亙
って、ITO(indium tin oxide)でなる共通電極1
0、前配向膜11が順次積層され、前配向膜11の表面
には配向処理が施されている。
【0020】後透明基板5の前面には、所定の画素配列
に応じて、ITOでなる画素電極12が配置・形成さ
れ、これら画素電極12のそれぞれの近傍には、保護膜
31に覆われたスイッチング素子としての薄膜トランジ
スタ(以下、TFTという)13が画素電極12に接続
して形成されている。これら画素電極12やTFT13
などの上には、後配向膜14が、少なくとも表示領域全
面に亙って形成されている。
【0021】上記した前透明基板4側と後透明基板5側
とは、図1に示すように、互いの配向膜11、14が図
示しないスペーサを介して所定の距離を保った状態で、
両透明基板4、5の表示領域どうしの間隙を周回して囲
むシール材(図示省略する)により、接合されている。
そして、前透明基板4側と後透明基板5側とシール材と
で形成された空間に、液晶6が封入されている。このよ
うに形成された液晶セルの前後、すなわち、前透明基板
4の前面と後透明基板5の後面には、図1に示すよう
に、前偏光板15と後偏光板16が配置され、ノーマリ
ーホワイトに設定されている。
【0022】次に、有機EL素子3の構成を説明する。
図1及び図2(b)に示すように、透明EL基板17の
表面(後面)に、所定方向に沿って形成され、互いに平
行をなす複数の透明な前電極18が形成されている。透
明EL基板17は、透明な、ガラスまたはプラスチック
で形成されている。前電極18は、透明なITOで形成
されている。また、透明EL基板17及び前電極18を
覆うように、上記した液晶表示パネル2の表示領域に対
応する領域全体に亙って、発光体として有機蛍光材料を
含む有機EL層19が形成されている。有機EL層19
は、青色発光の場合、前電極18側から順に、N,N'-di
(α-naphthyl)-N,N'-diphenyl-1,1'-biphenyl-4,4'-dia
mine(以下、α−NPD)からなる正孔輸送層と、96
wt%の4,4'-bis(2,2-diphenylvinylene)biphenyl(以
下、DPVBi)と4wt%の4,4'-bis((2-carbazole)
vinylene)biphenyl(以下、BCzVBi)とからなる
発光層と、aluminum-tris(8-hydroxyquinolinate)(以
下、Alq3)からなる電子輸送層と、の3層構造とな
り、各層厚は40nm〜250nm程度である。以下に
α−NPD、DPVBi、BCzVBi、 Alq3の
構造式を示す。
【化1】
【化2】
【化3】
【化4】 このような構造の有機EL層19は、所定の電流が印加
されると、青色に発光する。また、カソード電極20と
アノード電極18との間を、beryllium-bis(10-hydroxy
benzo[h] quinolinate)(以下、BeBq2)を電子輸
送性発光層に、α−NPDを正孔輸送層にすれば、緑色
に発光する発光層とすることができる。以下にBeBq
2の構造式を示す。
【化5】 上述のように有機EL層19は、有機電子輸送層、有機
発光層、有機正孔輸送層などからなる3層構造のもの
や、有機電子輸送層または有機正孔輸送層が有機発光層
を兼ねる2層構造のものなど各種の構造を採用すること
ができる。有機EL層19の発光色は、有機EL層19
の材料を選択することにより任意に設定することができ
る。したがって、カラーフィルタ7がR(赤)G(緑)
B(青)の各色を透過するフィルタである場合、それぞ
れ対応する位置にR、G、B色を発光する有機EL層1
9を選択し、カラーフィルタ7がこの発光色の波長域を
より鋭敏にすることにより、色純度の高い表示を行うこ
とができる。そして、バックライトとして有機ELパネ
ル3を用いたとき、R発光層、G発光層、B発光層のす
べてを発光させ、白色表示にすることができる。さら
に、有機EL層19の表面(後面)には、上記した前電
極18にこの有機EL層19を介して交差する、金属材
料または合金でなる後電極20が複数、平行に形成され
ている。なお、本実施形態では、これら前電極18と後
電極20とが交差する位置が、上記した液晶表示パネル
2の画素電極12やカラーフィルタ層7の位置に対応す
るように設定されている。
【0023】また、図2(b)に示すように、前電極1
8の端子部18A及び図2(a)に示す後電極20の端
子部20Aを除く、透明EL基板17の後面側に形成さ
れた前電極18、有機EL層19及び後電極20を覆う
ように透明絶縁膜21が形成されている。さらに、この
透明絶縁膜21の表面(後面)には、光反射率の高い金
属光沢表面を前面側に有する反射層としての反射板22
が表示領域に対応する領域に亙って形成されている。な
お、この反射板22は、後電極20と同じ金属や合金で
形成するか、もしくはこれらと同程度の分光反射率を有
する材料で形成することが望ましい。これにより、有機
ELパネル3全体を非発光としたときに、外光の反射を
行う場合に、後電極20と反射板22とが一様な反射板
であるかのような反射機能を備えることができる。ま
た、反射板22は、透明絶縁膜21の端縁部分から露出
する前電極18や後電極20との短絡を防止するため、
透明絶縁膜21の端縁部分を覆わないように形成されて
いる。
【0024】このような有機ELパネル3においては、
前電極18と後電極20との間に電圧を印加することに
より、有機EL層19内に注入されたキャリアが再結合
することにより有機蛍光材料が励起されて発光が得られ
る。
【0025】図2(a)は、有機ELパネル3全体を非
発光にした状態を示すものであり、この場合、後電極2
0と反射板22は、平面的に見て一様な反射板として機
能する。このため、表示装置1を反射型の液晶表示装置
として用いるときには、有機ELパネル3の画素(前電
極18と後電極20との交差する部分)全部を非発光、
すなわち全ての前電極18と全ての後電極20との間に
発光駆動電圧を印加しない状態で用いればよい。このと
き、液晶表示パネル2は、従来と同様の駆動制御を行う
ことで、反射型の液晶表示を行うことができる。
【0026】図3は、有機ELパネル3全画素を発光状
態としたものであり、この場合、全画素が点灯状態(図
中斜め破線で示す)となるように、全画素の前電極18
と後電極20との間に発光駆動電圧を印加する。これに
より、各画素での発光は互いに隣接する画素での発光と
混じり合って面内で一様の発光となり、従来の全面発光
のバックライトと同様の機能を有する。このとき、液晶
表示パネル2は、従来と同様の駆動制御を行うことで、
透過型の液晶表示を行うことができる。
【0027】また、本実施形態では、特に有機ELパネ
ル3を単純マトリクス駆動することが可能であるため、
図4に示すように、任意の絵柄パターン(図4では数字
のパターン)を表示するように、画素を選択的に発光さ
せることができる。このとき、液晶表示パネル2は電極
12、10間に電圧を印加していないので液晶6が全面
初期配向され、有機ELパネル3で発光した光は、表示
光として偏光板16、液晶6、カラーフィルタ7及び偏
光板15を介して出射される。このように、本実施形態
の表示装置1における有機ELパネル3は、液晶表示パ
ネル2の反射板とバックライトの両方の機能を兼ね備え
て、反射型表示と透過型表示との2通りの使い方に加
え、有機ELパネル3だけで数字やキャラクタなどの絵
柄パターンを表示する機能を有する。
【0028】なお、図5及び図6は、本実施形態の変形
例を示している。なお、この変形例の構造は、本実施形
態と同様であるため、異なる部分のみ説明する。すなわ
ち、この変形例では、図5に示すように、有機EL層1
9の形成領域と、有機EL層19の外側の透明絶縁膜2
1の形成領域とで、外光照射に伴って色相差が発生する
のを抑制するために、有機EL層19中の有機蛍光材料
が励起されて発生する蛍光色と、有機EL層19の外側
の透明絶縁膜21の形成領域で発生する干渉色とが略同
等となるように設定されている。すなわち、図6に示す
ように、透明絶縁膜21または、透明絶縁膜21と前電
極18とを合わせた厚さtを、適宜設定する。これによ
り、有機EL層19の形成領域と、有機EL層19の外
側の透明絶縁膜21の形成領域との間での色の違いが識
別しにくくなり、表示面の観察エリア、所謂ビューエリ
アに色の境界が存在するという不都合を抑制することが
可能となる。特に、本実施形態では、有機EL層19の
有機蛍光材料が励起されて生じる発光の色を、波長のピ
ークが550nm近傍となる緑色に設定している。
【0029】透明絶縁膜21の膜厚(または透明絶縁膜
21と前電極18とを合わせた膜厚)tと干渉色との関
係は、透明な前電極18及び透明絶縁膜21の屈折率及
び反射板22の材質により異なるが、この変形例では、
屈折率が約2.0のITO膜を前電極18に用い、その
膜厚を137nm程度にすると、その反射干渉色は、5
50nm近傍にピークをもつ緑色になる。透明絶縁膜2
1の屈折率は、前電極18と同程度の場合であれば、1
37nmの整数倍の厚さの透明絶縁膜21を、前電極1
8上に形成すれば、有機EL層19の形成領域と、有機
EL層19の外側の透明絶縁膜21の部分と、透明絶縁
膜21及び前電極18が重なった部分と、の干渉色をど
ちらも550nm近傍の波長をピークとする緑色にする
ことができる。
【0030】なお、上記した変形例では、有機EL層1
9の有機蛍光材料が励起された発光の色が緑色になるよ
うに設定したが、透明絶縁膜19との関係で緑色以外の
色に設定することも可能である。
【0031】(実施形態2)図7は、本発明に係る表示
装置の実施形態2を示している。本実施形態は、上記し
た実施形態1の表示装置1において、透明EL基板17
の前面に、白色拡散板23を配置したものである。な
お、本実施形態における他の構成は、上記した実施形態
1と同様である。本実施形態では、図8(a)に示すよ
うに、有機ELパネル3の画素を全面的に点灯した場
合、各画素の間隙を拡散光が埋める状態となるため、バ
ックライトとして使用する際の、面内での均一性をさら
に向上することができる。図8(b)は、有機ELパネ
ル3の画素を選択的に発光させて数字を表示した状態を
示している。このように有機ELパネル3で数字やキャ
ラクタなどの絵柄パターンを表示した場合においても、
白色拡散板23の光拡散作用により、隣接して発光する
画素どうしが連続的に表示されて視認性を向上すること
ができる。
【0032】以上、実施形態1及び実施形態2について
説明したが、本発明はこれらに限定されるものではな
く、構成の要旨に付随する各種の変更が可能である。例
えば、上記した実施形態1及び実施形態2では、有機E
Lパネル3における前電極18と後電極20との交差す
る部分が、上方に配置された液晶表示パネル2の画素電
極12やカラーフィルタ7の領域(画素領域)に対応す
るように設定したが、液晶表示パネル2のバックライト
として均一な光源となり得る範囲で、前後電極18、2
0が交差する部分の面積や位置の設定を変えてもよい。
また、液晶表示パネル2の構造は、液晶分子の動作モー
ドに応じて適宜変更可能であることはいうまでもない。 (実施形態3)図9は、液晶表示パネル102をデジタ
ル時計に適用したときの表示装置101の断面図であ
る。液晶表示パネル102の後透明基板5は、図10
(a)に示すように、前透明基板4との対向面に数字等
の形状のセグメント電極32が設けられ、セグメント電
極32は、配線33を介して外部駆動回路に接続される
接続端子34と接続されている。前透明基板4には、図
10(b)に示すように、後透明基板5との対向面にセ
グメント電極32と同一形状のコモン電極35が設けら
れ、コモン電極35は、配線36を介して外部駆動回路
に接続される接続端子37と接続されている。電極32
及び電極35が重なる文字領域は、反射板22と重なる
反射領域22’内にある。図11〜図13は、有機EL
パネル103を示す図であり、図11では、基板117
に、ITOからなるの前電極118a、118bが、配
線131を介し外部駆動回路と接続する接続端子132
と接続されていることが示されている。前電極118a
は、所定方向に延在する複数の電極であり、表示領域の
ほぼ中央に位置し後述するドット表示兼バックライト発
光領域の電極を兼ねている。2枚の組合せからなる前電
極118bは、前電極118aの周囲に形成されたバッ
クライト発光専用電極として用いられる。また、図12
に示すように、マグネシウムまたはマグネシウム合金等
の低仕事関数値の材料からなる複数の光反射電子注入電
極133が正方形状に互いに離間してマトリクス状に形
成されている。光反射電子注入電極133のうち、○印
を付している13×13のドットが、ドット表示兼バッ
クライト発光領域に位置し、ドット表示電極及び液晶表
示パネル102のバックライト発光電極を兼ねている。
また、無印のものは、バックライト発光専用電極として
用いられる。そして、図9、13に示すように光反射電
子注入電極133の配線としてAg等の高仕事関数値の
材料からなる配線電極134が、光反射電子注入電極1
33を覆うように形成されている。配線電極134は光
反射電子注入電極133に比して電子注入性が低いた
め、配線電極134と前電極118a、118bとの間
で電圧が印加されても配線電極134と前電極118
a、118bとが重なる有機EL層19での発光は起こ
らず専ら光反射電子注入電極133に重なる有機EL層
19のみで発光が行われるよう印加電圧が設定されてい
る。すなわち、ドット表示兼バックライト発光が行われ
る領域もバックライト発光のみの領域のいずれも光反射
電子注入電極133の正方形状のドットに対応する有機
EL層19が電流の注入に応じて発光される。配線電極
134表面(下面)及び配線電極134間の有機EL層
19表面には透明絶縁膜21が覆われ、その下方に可視
光反射性の反射板22が設けられ、その反射板22の下
面に基板121が配置されている。表示装置101は、
有機ELパネル103によるドット表示の場合、液晶表
示パネル102を透過モードにし、有機ELパネル10
3のドット表示兼バックライト発光領域の発光、非発光
で、表示を行う。反射型液晶表示装置として用いる場
合、有機ELパネル103を発光させず、外光の反射板
22での反射により液晶表示パネル102の時刻等の表
示を行う。また、外光の光量が液晶表示パネル102を
視認できる程度でなく、透過型液晶表示装置として用い
る場合、ドット表示兼バックライト発光領域の全ドット
及びバックライト発光専用領域の全ドットを発光させ、
この光により液晶表示を行う。つまり、表示装置101
は、液晶表示パネル102が時刻表示等の数字を表示す
る機能に加え、液晶表示パネル102を透過窓として用
い有機ELパネル103のドット表示も可能となる。有
機ELパネル103のドット表示は、数字以外の様々な
文字やキャラクタパターンを形成することができ、多種
多様な情報を表示することができる。そして、ドット表
示兼バックライト発光領域とバックライト発光専用領域
とを同じ配線電極134で接続して同じ電位にしても、
バックライト発光専用領域がドット表示兼バックライト
発光領域と同じ均一な輝度のバックライト発光を行うこ
とができる。仮にバックライト専用領域の光反射電子注
入電極133をドットパターンでなく1枚のべた電極に
設定してバックライト発光をする場合、発光面積がドッ
ト表示兼バックライト発光領域に比べて、ドット表示兼
バックライト発光領域が発光しない隙間(光反射電子注
入電極133同士の間))の分広くなり、バックライト
発光専用領域の方が明るく見えてしまうという不具合が
生じてしまう。これは、単位面積当たりの発光輝度が同
じ場合、総合的な輝度はその発光面積に依存するからで
ある。本実施形態では、このようにバックライト発光領
域をドット表示領域同様同じ面積のドットに設定し、ド
ット表示領域をバックライト発光領域と兼用させること
で、配線構造も兼用することにより簡略化でき、また、
外部回路の設定電圧も簡略化することができる。また本
実施形態では、バックライト発光領域、つまり全光反射
電子注入電極133が液晶表示パネル102の文字領域
全域にわたって形成されているので、液晶表示パネル1
02の文字領域が、ドット表示兼バックライト発光領域
とバックライト発光専用領域とにまたがって形成されて
も有機ELパネル103が均一な輝度のバックライトと
して用いることができるので良好に液晶表示を視認する
ことができる。したがって、ドット表示兼バックライト
発光領域が必ずしも液晶表示パネル102の文字領域全
域を覆わなくても良好なバックライトとして機能するこ
とができる。このため駆動回路の許容配線数が少ないた
めにドット表示領域でのドット数が少ないことによりド
ット表示兼バックライト発光領域の面積が小さい場合で
も、充分にドット表示及びバックライト発光のいずれを
兼用した機能を得ることができる。そして、配線電極1
34の隙間から基板121側に漏れる光は、光反射電子
注入電極133と同程度の可視光反射性を有する反射板
22により反射され、配線電極134の隙間から液晶表
示パネル102側に出射される。また、透明絶縁膜21
において、透明絶縁膜21と有機EL層19との界面か
らの垂線を0゜としたときの透明絶縁膜21内の有機E
L層19に向かう光の角度θとしたとき、 δ=4πndcosθ/λ (nは透明絶縁膜21の屈折率、dは透明絶縁膜21の
膜厚、λは光の波長)で示される位相シフトδにより表
される以下の式 X=t/(1+a22+2arcosδ) (tは透明絶縁膜21の光透過率、aは透明絶縁膜21
内の1往復する際に減少する光の振幅減衰係数、rは透
明絶縁膜21の光反射率の平方根)を満たすXが最大に
なるように設定することが望ましい。Xは、透明絶縁膜
21の内部の光の強度に対する、透明絶縁膜21の内部
から外部に出射する光の比である。本実施形態では、こ
のような構造で構成しているので、外光及び有機ELパ
ネル103の発光による光のうち、配線電極134の隙
間から基板121側に漏れる光を効率よく、液晶表示パ
ネル102側に出射することができる。本実施形態で
は、液晶表示パネル102の表示パターンと有機ELパ
ネル103の表示パターンが異なっているので、液晶表
示パネル102の表示と液晶表示パネル102の表示情
報と異なる有機ELパネル103の表示を同時に行うこ
とができる。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明によれば、反射型の表示を行う場合に均一な反射機能
を備え、透過型の表示を行う場合に均一なバックライト
としての機能を備え、しかも、反射型、透過型の通常の
表示以外に、任意の数字やキャラクタなどの絵柄パター
ンを通常の表示と一緒に、または単独で行うことができ
るという効果を奏する。また、この発明では、有機EL
パネルをバックライトとして使用する際に、面内での均
一性を高めることができると共に、任意の絵柄パターン
の表示を行う場合にも隣接する画素に境界が生じない連
続性の高い表示を可能にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る表示装置の実施形態1の要部断面
図。
【図2】(a)は実施形態1における有機ELパネルの
全画素の非発光状態を示す平面説明図、(b)は(a)
のI−I断面図。
【図3】実施形態1における有機ELパネルの全画素を
発光させた状態を示す平面説明図。
【図4】実施形態1における有機ELパネルの画素を選
択的に絵柄パターンに発光させた状態を示す平面説明
図。
【図5】実施形態1の変形例を示す平面説明図。
【図6】実施形態1の変形例を示す断面説明図。
【図7】本発明に係る実施形態2の断面説明図。
【図8】(a)は実施形態2における有機ELパネルの
全部の画素を発光させた状態を示す平面説明図、(b)
は有機ELパネルの画素を選択的に発光させて絵柄パタ
ーンを表示した状態を示す平面説明図。
【図9】本発明に係る表示装置の実施形態3の要部断面
図。
【図10】(a)、(b)は、ともに図9における液晶
表示パネルの基板を上から見た説明図。
【図11】図9における有機ELパネルのアノード電極
が設けられたアノード側基板を上から見た説明図。
【図12】図9における有機ELパネルのカソード側基
板及び光反射電子注入電極を上から見た説明図。
【図13】図9における有機ELパネルのカソード側基
板及び配線電極を上から見た説明図。
【符号の説明】
1、101 表示装置 2、102 液晶表示パネル 3、103 有機ELパネル 18 前電極 19 有機EL層 20 後電極 21 透明絶縁膜 22 反射板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02F 1/13357 H05B 33/22 H05B 33/12

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶表示素子の後方に有機EL素子が配
    置された表示装置であって、 前記有機EL素子は、それぞれ接続端子に接続された複
    数の前電極及び複数の光反射電子注入電極に重なる有機
    EL層により定義される複数のドット発光部を備え、前
    記複数の前電極は、所定方向に延在する複数の電極であ
    って且つ任意の絵柄パターンを表示するように選択的に
    発光させるためのドット表示電極兼バックライト発光電
    極と、前記ドット表示電極兼バックライト発光電極とと
    もに前記液晶表示素子のバックライトとして発光させる
    ためのバックライト発光専用電極と、を有し、1つの接
    続端子に接続された前記バックライト発光専用電極に対
    応するドットの数は、1つの接続端子に接続された前記
    ドット表示電極兼バックライト発光電極に対応するドッ
    トの数より多く、任意の絵柄パターンを表示するように
    前記複数のドット発光部を選択的に発光する機能及び
    記複数のドット発光部の全てを発光し前記液晶表示素子
    のバックライトとしての機能を有することを特徴とする
    表示装置。
  2. 【請求項2】 前記有機EL素子の前記複数のドット発
    光部は、ドット表示可能なドット表示領域及びバックラ
    イト発光専用のバックライト発光専用領域から構成さ
    、前記ドット表示領域の各ドットの面積及び前記バッ
    クライト発光専用領域の各ドットの面積は互いに等しい
    ことを特徴とする請求項記載の表示装置。
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