JP4939770B2 - 表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、表示手段を複数有する表示装置に関する。また、携帯電話機やPDA等の携帯端末や、デジタルカメラ等の表示装置を備えた電子機器に関する。
近年、表示装置として、液晶を含む画素を有する液晶パネルや、エレクトロルミネッセンス(EL)素子等を代表とする自発光型素子を用いた発光パネルを用いた表示装置の研究開発が進められている。自発光素子を用いた表示装置は、自発光型ゆえの高画質、広視野角、バックライトを必要としないことによる薄型、軽量等の利点を活かして、携帯電話機等の表示画面やディスプレイ装置として幅広い利用が期待されている。
また、最近急激に普及した携帯端末は、その使用目的の多角化によって高付加価値が求められており、第1の表示画面と、その裏側に第2の表示画面を設けた、表裏に表示画面を有するものが提供されている(例えば特許文献1参照)。
特開2001−285445号広報
しかし、第1の表示画面に加え、第2の表示画面を設けた場合、バックライト等を含むモジュールが占める容積に加え、それら2つの表示画面を駆動するためのコントローラIC等を実装した基板等が占める容積も無視できなくなる。特に最近提供されている携帯端末は、薄膜、軽量化が著しく、高付加価値化とのトレードオフとなっている。例えば、液晶パネルまたは発光パネルを複数備え、表裏に表示画面を有する携帯端末では、それぞれのパネルの表示画面を駆動するために、それぞれのパネルに対してコントローラICおよび電源IC等を設けた構成となっている。そのため、複数の表示画面を備えた表示装置および電子機器の大型化およびコストの上昇を招いていた。
本発明は、上記の課題を鑑みてなされたものであり、薄型で複数の表示画面を備えた表示装置および電子機器を低コストで提供することを課題とする。
上述した従来技術の課題を解決するために、本発明においては以下の手段を講じる。
本発明は、複数の表示手段と、複数の表示手段に対して共通に設けられ、且つ表示手段に供給される信号を制御するコントローラICとを有し、当該コントローラICは信号を複数の表示手段のいずれか一に供給するかを決定する手段を有していることを特徴としている表示装置である。
また、本発明は、複数の表示手段と、複数の表示手段に対して共通に設けられ、且つ表示手段に供給される電圧を制御する電源ICとを有し、当該電源ICは、電圧を複数の表示手段のいずれか一に供給するかを決定する手段を有していることを特徴とする表示装置。
また、本発明は、上記構成において、複数の表示手段に供給される電圧を制御する電源ICおよびコントローラICとを複数の表示手段に対して共通に設けることを特徴としている。前記表示手段としては表示画面を備えたパネルを用いることができる。なお、本発明におけるコントローラICとは、パネルの表示画面に映像を表示するために各種信号の制御を行うIC(integrated circuit)であり、電源ICとは、パネルの表示画面に映像を表示するために電圧の制御を行うICである。
また、本発明は、第1のパネルと第2のパネルと、第1のパネルおよび第2のパネルに対して共通に設けられ、且つ第1のパネルまたは第2のパネルに供給される信号を制御するコントローラICとを有し、当該コントローラICは、信号を第1または第2のパネルのどちらに供給するかを決定する手段を有していることを特徴としている。
また、本発明は、第1のパネルと第2のパネルと、第1のパネルおよび第2のパネルに対して共通に設けられ、且つ第1のパネルまたは第2のパネルに供給される電圧を制御する電源ICとを有し、当該電源ICは、電圧を第1または第2のパネルのどちらに供給するかを決定する手段を有していることを特徴としている。
また、本発明は、第1のパネルと第2のパネルと、第1のパネルおよび第2のパネルに対して共通に設けられ、且つ第1のパネルまたは第2のパネルに供給される信号を制御するコントローラICおよび第1のパネルまたは第2のパネルに供給される電圧を制御する電源ICとを有し、コントローラICは、信号を第1のパネルまたは第2のパネルのどちらに供給するかを決定する手段を有し、電源ICは、電圧を第1のパネルまたは第2のパネルのどちらに供給するかを決定する手段を有していることを特徴としている
パネルとしては発光素子を用いた発光パネルまたは液晶パネルを用いることができる。また、発光パネルまたは液晶パネルは、モノクロ表示またはカラー表示で表示することができる。
発光パネルを用いた場合に、発光素子から得られる光は白色であることを特徴としている。また、発光素子の材料を選択することによって、発光素子から得られる光を赤色、青色および緑色のいずれかにすることができる。
また、本発明は上記表示装置を用いた電子機器であることを特徴としている。
上記構成を有する本発明は、複数のパネルに対してコントローラICおよび電源IC等を共通に設けるため、薄型で複数のパネルを備えた表示装置および電子機器を低コストで提供することが可能となる。
本発明の実施の形態について、図面を用いて以下に説明する。但し、本発明は以下の説明に限定されず、本発明の趣旨及びその範囲から逸脱することなくその形態及び詳細を様々に変更し得ることは当業者であれば容易に理解される。従って、本発明は以下に示す実施の形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。なお、以下に説明する本発明の構成において、同じものを指す符号は異なる図面間で共通して用いる。
(実施の形態1)
本発明の表示装置の詳しい構成について、図1を用いて説明する。図1(A)において、第1のパネル101または第2のパネル102の2つのパネルを用いる場合を示す。第1または第2のパネルとしては、自発光型素子を用いた発光パネルまたは液晶を含む画素を有する液晶パネルを用いる。この場合、第1および第2のパネルの両方に発光パネル、第1および第2のパネルの両方に液晶パネル、第1または第2のパネルの一方に発光パネル、他方に液晶パネルを用いる4通りの組み合わせが考えられる。
図1(B)には、第1のパネルおよび第2のパネルのモジュールの構成例を示す。本発明では画素部120を有する第1のパネル101および第2のパネル102のそれぞれの表示画面を駆動するためのコントローラICや電源IC等の素子群を実装した基板121を共通に設ける。つまり、コントローラICおよび電源IC等を第1および第2のパネルに対して1つだけ設け、それを第1および第2のパネルとFPC(Flexible printed circuit)122を介して接続することにより2つのパネルの表示画面の制御を行う。
通常、複数のパネルを有しそれぞれのパネルの表示画面に映像を表示しようとした場合、それぞれのパネルの大きさが異なっており、パネルに応じて異なった電圧を供給する必要があるため、それぞれのパネルに電源ICを設ける必要がある。また、それぞれのパネルの表示画面に同時に異なった映像を表示するため、それぞれのパネルにコントローラICを設ける必要がある。そのため複数の表示画面を有する表示装置においては、表示画面の数に対して、別々にコントローラICおよび電源IC等を複数設けていた。しかし、本実施の形態では、同時に異なるパネルで映像を表示することはないため、コントロールICおよび電源ICを複数の表示画面に対して共通に設ける。なお、コントローラICおよび電源IC等と第1および第2のパネルとの接続はFPCを介して行う例を示したが、直接FPC上にコントローラICおよび電源IC等を形成してもよい。
続いて、図6および図7を用いて、表裏にそれぞれ第1のパネルと第2のパネルを有する折り畳み式携帯電話機を例に挙げて説明する。
図6は折り畳み式携帯電話機の断面図である。図6(A)には、従来の表示装置を用いて第1のパネルと第2のパネルを備えた例を示し、図6(B)には本発明の表示装置を用いて第1のパネルと第2のパネルを備えた携帯電話機の例を示す。なお、両者の違いを端的に表現できるように、共通部分については同じ構成とした。
図6(A)に示す携帯電話機では、第1の筐体1101、第2の筐体1108を有し、折りたたみが可能な形状となっている。第1の筐体1101の内面(携帯電話機が折り畳まれた状態で外部に露出しない面)には、着信相手の電話番号やメールアドレス、操作方法、現在の時刻等の各種情報を表示するためのメイン液晶パネル(第1のパネル1102)が設けられている。また、第1の筐体1101の外面(携帯電話機が折り畳まれた状態で外部に露出する面)には、第1のパネルと同様に各種情報を表示するためのサブ液晶パネル(第2のパネル1103)が設けられている。また第1および第2のパネルの表示画面は、コントローラICや電源IC等が設けられた素子群1104、素子群1105によってそれぞれ制御されている。さらに、第1の筐体1101には、スピーカ1106、アンテナ1107が設けられている。
第2の筐体1108には、本体駆動用モジュール1109、操作ボタンモジュール1110、マイクロホン1112およびバッテリー1113等が内蔵されている。また、さらに第1の筐体1101と第2の筐体1108は相対的に回転可能なヒンジ1111を介して接続され、ヒンジ1111を軸に開閉することができる。
このとき、第1のパネル1102および第2のパネル1103は、それぞれ第1の表示領域1151、第2の表示領域1152を有し、光源としてそれぞれバックライトを含んでいる。また、表示装置が設けられた側の筐体、すなわち第1の筐体1101の厚さをT1で示している。
図6(B)に示す携帯電話機は、図6(A)と同じく第1の筐体1131、第2の筐体1108を有する。第1の筐体1131の内面および外面には、それぞれ各種情報を表示するための第1のパネル1121および第2のパネル1122が設けられている。なお、ここでは比較のため第1のパネルおよび第2のパネルを液晶パネルで示しているが、上述したように発光パネルと組み合わせて設けてもよいし、発光パネルのみで設けてもよい。
第2の筐体1108の構成は、図6(A)に示した従来例と同様である。図6(B)に示した携帯電話機では、第1のパネル1121および第2のパネル1122の表示画面は、それぞれ第1の表示領域1161、第2の表示領域1162を有し、コントローラICや電源IC等が設けられた素子群1123等によって制御されている。また、表示装置が設けられた側の筐体、すなわち第1の筐体1131の厚さをT2で示している。
図6(A)に示した従来の表示装置の構成では、第1のパネル1102、第2のパネル1103に対して、コントローラICや電源IC等が設けられた素子群をそれぞれ2つ備えることによって、同時に第1および第2のパネルの表示画面に独立した映像表示を行うことができる。これは携帯情報端末を挟んで、両側から複数の人間が画面を見る場合を対象としている。
しかし、個人用途の割合が多い携帯電話機においては、1人のユーザーが同時に両面を使用することは考えられない。例えば、メール送受信等の用途においては、ユーザーにとっては第1のパネル1102の表示画面のみを用いて映像の表示がされていれば、第2のパネル1103の表示画面では特に映像表示は必要ない。むしろ、プライバシー保護の観点からすると、ユーザーが一方のパネルの表示画面を見ているとき、他方パネルの表示画面には何も表示されないことが望ましい場合が多い。
特に、図6(A)に示したような折り畳み式の携帯電話機等においては、筐体を閉じた状態で第2のパネル1103の表示画面を使用する際には、第1のパネル1102の表示画面は目に触れないため、第2のパネルの表示画面のみ映像表示を行えばよい。そのため、図6(B)に示したように、第1のパネル1121と第2のパネル1122を制御するコントローラICや電源IC等が設けられた素子群を第1のパネルまたは第2のパネルの各々に対して設けるのではなく、コントローラICや電源IC等が設けられた素子群1123を第1のパネルと第2のパネルに共通するように1つ設ければよい。
複数のパネルに対して、パネルの表示画面を制御するコントローラICや電源IC等が設けられた素子群を共通して設けることにより、携帯電話機の小型、薄膜化および低コスト化を促進することが可能となる。
また、両者において、第1の筐体の厚さを比較すると、(A)の場合の厚さT1より(B)の場合の厚さT2の方が薄くすることが可能となる。これは、(A)に比べ(B)ではコントローラICや電源IC等が設けられた素子群が1つ少ないため、その分薄くすることができる。また、表示領域のサイズを比較した場合にも、(A)に比べ(B)を用いた方がコントローラICや電源ICが設けられた素子群が1つ少ない分大画面化に適している。
また、図7に第1および第2のパネルに発光パネルを用いた場合の折り畳み式携帯電話機を示す。図7に示す携帯電話機も第1の筐体1132、第2の筐体1108を有する。第2の筐体1108も図6と同様に本体駆動用モジュール1109、操作ボタンモジュール1110、マイクロホン1112およびバッテリー1113等が内蔵されている。また、さらに第1の筐体1132と第2の筐体1108とは相対的に回転可能なヒンジ1111を介して接続されている。
第1の筐体1132の内面および外面には、それぞれ各種情報を表示するための第1の発光パネル1135および第2の発光パネル1136が設けられている。また、図6(B)と同様に、第1および第2の発光パネルの表示画面は、1つのコントローラICおよび電源IC等が設けられた素子群1133によって制御されている。また、第1の表示領域は1163で示され、第2の表示領域は1164で示されている。表示装置が設けられた側の筐体、すなわち第1の筐体1132の厚さをT3で示している。
発光パネルを用いた場合には、図6に示した液晶パネルを用いた場合に比べ、第1の筐体の厚さをさらに薄型にすることが可能となる。さらに、第1のパネルと第2のパネルを制御するコントローラICや電源IC等が設けられた素子群を共通して設けているため、薄型を保ったまま第2のパネルの表示領域を大きくすることも可能となる。
なお、図7では第1のパネルおよび第2のパネルの両方に発光パネルを設けた場合を示したが、第1のパネルに発光パネルを設け第2のパネルに液晶パネルを設けてもよいし、その逆の構成としてもよい。また、第1および第2のパネルに発光パネルと液晶パネルを設ける場合には、液晶パネル側にバックライトを設けてもよいが、発光パネルを両面に発光させ、その光を液晶パネルの光源として用いることができる。
なお、折り畳み式の携帯電話機を例に挙げて説明を行ったがこれに限られず、メインの表示画面とサブの表示画面を有する表示装置および電子機器であれば同様に適用することが可能である。
以上のように、第1のパネルと第2のパネルの表示画面を1つのコントローラICおよび電源IC等で制御することによって、携帯電話機等の携帯端末の小型化、薄型化およびコストダウンに大きく貢献することが可能となる。
なお、本実施の形態では、2つのパネルを有する場合について例を挙げて説明したが、パネルは複数設けることも可能である。例えば、図14に示すように、第1のパネル151、第2のパネル152および第3のパネル153からなる3つのパネルを設けてもよい。この場合も、第1のパネル、第2のパネルおよび第3のパネルを制御するコントローラICや電源IC等が設けられた素子群を共通して設ける。
(実施の形態2)
図8、図9に本発明の実施の形態を示す。図8、図9は本発明の表示装置の断面図であり、詳しくは第1のパネルおよび第2のパネルの断面図を示す。第1のパネルおよび第2のパネルに発光パネルを用いた場合について、図8を用いて説明する。
第1の発光パネル241は、基板212上に駆動用TFT228を有し、該駆動用TFT228のソース電極またはドレイン電極と電気的に接続された第1の電極221、該第1の電極221上に電解発光層222、該電解発光層222上に第2の電極223を有する。第1の電極221、電解発光層222および第2の電極223の積層構造が発光素子225に相当する。第2の電極223上には保護膜224が設けられ、図面上では、空隙を介して、封止基板226が設けられる。
図8(A)においては、発光素子225の電極の材料、つまり第1および第2の電極(陰極および陽極)221、223の材料について、第1の電極221の材料を反射性とし、第2の電極223の材料を透光性とする。つまり、電界発光層222からの発光した光を第2の電極223側から取り出す。なお、封止基板226に接して偏光板227が設けられているが、要求されるコントラストやその用途に従い、必要のない場合は設けなくてもよい。第2の発光パネル242も、第1の発光パネル241と同様に設けることができる。
なお、図8(A)では発光素子225からの発光した光を第2の電極223側の方向から取り出す構成(トップエミッション型)としたが、これとは逆の構成にしてもよい。つまり、第1および第2の電極221、223の電極材料について、第1の電極221の材料を透光性とし、第2の電極223の材料を反射性とすることによって、電解発光層222からの発光した光を第1の電極221側の方向から取り出す構成(ボトムエミッション型)としてもよい。なお、ボトムエミッション型とする場合には、図8(B)に示すように第1の電極221が外側に向くように配置する。
発光パネルを用いた場合、バックライトを設ける必要がないため、表裏に表示画面を有するにもかかわらず、小型化および薄膜化を実現した表示装置および電子機器を提供することができる。
図8では、第1のパネルおよび第2のパネルが発光パネルを用いた場合に関して示したが、これに限られず第1および第2のパネルに液晶パネル用いてもよいし、第1および第2のパネルの一方に発光パネルを用い他方に液晶パネルを用いてもよい。第1および第2のパネルの一方に発光パネル、他方に液晶パネルを用いた場合を図9に示す。
図9に液晶パネルの光源としてバックライトを設けた構成を示す。発光パネル241は図8に示したものと同様に設けることができる。液晶パネル243は、基板209上にTFT214および保持容量213を有し、該TFTのソースまたはドレイン電極と電気的に接続された第1の電極(画素電極)210、配向膜211、液晶層205、配向膜204および第2の電極(対向電極)203を有する。また、TFT214の下方に遮光膜206を有し、さらに、基板202、209に接する偏光板201、207を有する。また、バックライトから発せられた光を光源として用いる。
なお、TFT214、228は、非晶質半導体(アモルファスシリコン)と結晶質半導体(ポリシリコン)のいずれを用いても構わない。ただし、ポリシリコンを用いた場合には、基板上に画素だけでなく、駆動回路も一体に形成するとよい。その場合、外付けのICの数を減らすことができるため、さらなる小型化、薄膜化が実現できる。また、アモルファスシリコンを用いた場合でも、レーザ光の照射方法等を工夫して、基板状に非晶質半導体および結晶質半導体を作り分けることにより、画素部分にアモルファスシリコン、駆動回路部分にポリシリコンを用いてもよい。勿論、画素部のみをアモルファスシリコンで形成して、ICをTABなどで接着しても構わないし、基板状に直接チップを貼り付けてもよい。
また、発光パネルとして、TFTを有するアクティブ型(アクティブマトリクス)ではなく、パッシブ型(パッシブマトリクス)を用いてもよい。その場合の断面図を図10に示す。図10において、基板231上に第1の電極(画素電極)232、電界発光層234および第2の電極(対向電極)236を有する。第1の電極232、発光層234および第2の電極236の積層体が発光素子225に相当する。また、隔壁として機能する絶縁膜233および樹脂膜235を有する。
電解発光層234としては、無機材料を主成分とした材料を用いてもよく、この場合、第1の電極232と電界発光層234の間、または第2の電極236と電解発光層234の間に絶縁層を設けてもよい。この絶縁層としては、成膜表面の吸着反応を利用した熱CVD法を用いて、酸化アルミニウム(Al23)と酸化チタン(TiO2)を交互に積層した構造を用いるとよい。なお、本実施の形態は、実施の形態1と自由に組み合わせることができる。
(実施の形態3)
本実施の形態では、複数のパネルを有する表示装置を用いた電子機器の構成要素とそれらの関係について、図2〜4のブロック図を用いて説明する。
ここでは、メインの表示画面とサブの表示画面の2つのパネルを有している場合に関して図2を参照して説明する。メインの表示画面を備えた第1のパネル9105またはサブの表示画面を備えた第2のパネル9106に供給される信号および電圧は、第1のパネル9105および第2のパネル9106に対して共通に設けられたコントローラIC9103および電源IC9104によって制御される。
また、コントローラIC9103は、CPU(central processing unit)9101から供給される信号を加工し、映像信号の表示データを第1のパネル9105または第2のパネル9106のゲートドライバとソースドライバに送る。また、電源IC9104はバッテリー9102から供給される電圧を加工して、スイッチIC9107を介して第1のパネル9105または第2のパネル9106に供給する。第1のパネル9105および第2のパネル9106の2つのパネルに対して共通に設けられたコントローラICおよび電源ICによって、どちらか一方のパネルに選択的に信号および電圧を供給することによって映像の表示が行われる。第1のパネル9105または第2のパネル9106のどちらに信号および電圧を入力するかは、CPU9101からの信号によりそれぞれ設けられたスイッチを用いて行う。
続いて、コントローラIC、電源ICに関して図3、図4を用いて説明する。
コントローラIC9103は図3に示すように、命令解析回路9110、画像データ処理回路9111、クロック発生回路9112、水平信号処理回路9113および垂直信号処理回路9114が少なくとも備えられている。命令解析回路9110は、CPU9101から供給された信号によって、電源IC9104、スイッチIC9107、水平信号処理回路9113および垂直信号処理回路9114がどのように動作するかを制御する。また、画像データ処理回路9111はCPU9101から送られてきた信号を加工して、映像信号の表示データを第1のパネル9105または第2のパネル9106に供給する。
クロック発生回路9112はCPU9101から供給された信号を加工して水平信号処理回路9113および垂直信号処理回路9114に信号を供給する。水平信号処理回路9113および垂直信号処理回路9114は、入力された信号をもとにそれぞれソース側スタートパルス(SSP)とソース側クロック信号(SCK)、およびゲート側スタートパルス(GSP)とゲート側クロック信号(GCK)を生成し、第1のパネル9105または第2のパネル9106のいずれかのソースドライバおよびゲートドライバに供給する。第1のパネル9105または第2のパネル9106のどちらに信号を入力するかは、CPU9101からの信号により、それぞれ設けられたスイッチを用いて行う。
電源IC9104は図4に示すように、スイッチングレギュレータ9121、9122、シリアルインターフェイス9123、メモリ9124、9125、D/Aコンバータ9126、9127を少なくとも備えている。スイッチングレギュレータ9121、9122は、出力電圧(電流)を監視して出力が一定電圧(電流)になるように制御するものであり、ここではバッテリー9102から供給された電圧を制御して、ソースドライバおよびゲートドライバに供給する。シリアルインターフェイス9123は、コントローラIC9103との信号の授受を制御する。また、コントローラIC9103から送られてきた信号をシリアルインターフェイス9123を介して、メモリ9124、9125およびD/Aコンバータ9126、9127によって第1または第2のパネルに表示する映像信号の階調を制御することができる。
ここでは、2つのパネルを有する場合について示したが、複数のパネルを有する場合においても複数のパネルに対して共通に設けられたコントローラICおよび電源ICによって同様に映像の表示を制御できる。なお、本実施の形態は、実施の形態1、2と自由に組み合わせることができる。
(実施の形態4)
実施の形態4では、第1のパネルと第2のパネルに対してコントローラICおよび電源IC等を共通に設けた場合に、表示画面に画像を表示する際に行われる動作について、図5に示すフローチャートを用いて説明する。
まず、第1のパネルまたは第2のパネルの表示画面のどちらを用いて画像を表示するのかを選択する。例えば、折り畳み式携帯電話機の場合は、折り畳まれている状態か、折り畳まれていない状態かで第1のパネルの表示画面を利用するか第2のパネルの表示画面を利用するのかが選択される。
第1のパネルを用いることを選択した場合は、第1のパネルを用いて映像の表示を行う。この場合は、CPUから供給されてくる映像信号のデータを第1のパネルに供給するように設定し、第1のパネルを用いて映像を表示する。
一方、第2のパネルをことを選択した場合は、第2のパネルを用いて映像の表示を行う。この場合は、CPUから供給されてくる映像信号のデータを第2のパネルに供給するように設定し、第2のパネルを用いて映像を表示する。
また、CPUは、第1のパネルを用いて表示画面に映像を表示している際に、第2のパネルを用いて映像を表示する状態に切り替わったときには、CPUから供給する表示データを第2のパネルに供給するように設定を変更する。同様に、第2のパネルを用いて表示画面に映像を表示している際に、第1のパネルを用いて映像を表示する状態に切り替わったときには、CPUから供給する表示データを第1のパネルに供給するように設定を変更する。例えば、折り畳み式携帯電話機の場合には、第1のパネルを用いて表示画面に映像を表示している際に、電話機が折り畳まれていない状態から折り畳まれた状態に切り替わったときには、CPUから供給する表示データを第2のパネルに供給するように設定を変更する。
本実施の形態では、2つのパネルを有している場合を示したが、これらの各々に対してコントローラICおよび電源IC等を設けるのではなく、パネルに供給する表示データを命令解析回路によって切り換えることによって、第1および第2のパネルに対して1つのコントローラICおよび電源ICのみを設けている。そのため、電話機の小型化、薄膜化およびコストダウンを促進することができる。
なお、本実施の形態では、折り畳み式携帯電話機を例に挙げてフローチャートを示したが、複数の表示画面を備えた他の表示装置および電子機器にも適用することが可能である。また、本実施の形態では、2つの表示画面を備えたものであったが、3つ以上の表示画面を備えたものであってもよく、具備する表示画面が多ければ多いほど、効果は顕著になる。なお、本実施の形態は上記の実施の形態1〜3と自由に組み合わせることができる。
(実施の形態5)
本実施の形態では、複数のパネルの表示画面の表示に関して説明する。複数のパネルの表示画面は、モノクロ表示またはカラー表示のいずれかの表示を行うことが可能であるが、発光素子が有する発光材料や、カラーフィルタを含むか否かによって制御することができる。
まずパネルが発光素子を用いた発光パネルである場合は、次に示す3通りの場合が考えられる。1番目として、発光パネルが具備する発光素子から得られる光が白色のみである場合、発光パネルの表示画面はモノクロ表示となる。2番目として、発光パネルが白色発光のみでカラーフィルタを有する場合、発光パネルの表示画面はカラー表示となる。なお、カラーフィルタは発光素子で構成する基板の一方の面側に設ける。3番目として、発光パネルがRGBの各色に発光する発光素子を有している場合、発光パネルの表示画面はカラー表示となる。
パネルが液晶を用いた液晶パネルである場合は、液晶パネルがカラーフィルタを有していない場合は液晶パネルの表示画面はモノクロ表示となり、カラーフィルタを有している場合は液晶パネルの表示画面はカラー表示となる。
なお、上記記載では、カラーフィルタを用いる場合を記載したが、本発明はこの場合に限定されず、色変換層(CCM層)を用いてもよい。また、RGB発光とは、RGBの各色の発光材料を用いることであるが、本発明はこれに限定されず、何色の色を呈する材料を用いてもよい。また、各色の発光材料では、所定の輝度を得るための電流密度はそれぞれ異なるため、補助的にカラーフィルタを用いてもよい。なお、補助的にカラーフィルタを用いる場合、必ずしもすべての色に対応して設ける必要はなく、RGBの三色から選択されたいずれかの色だけに対応させてもよい。
これらの、構成を組み合わせることにより、複数のパネルに発光パネルまたは液晶パネルを用い、カラー表示を行うのかモノクロ表示を行うのかを適宜選択して行うことができる。また、上記構成のうち、どの構成を採用するかは、適用される電子機器やその用途によって決めるとよい。また、複数のパネルにおいて、どのパネルに発光パネルまたは液晶パネルを用いるのかも、適用される電子機器やその用途に従って決めるとよい。
なお、本実施の形態は、上記の実施の形態1〜4と自由に組み合わせることができる。
(実施の形態6)
表示機能を有する本発明の発光パネルの画素の回路について、図11を用いて説明する。図11(A)は、画素の等価回路図を示したものであり、該画素は、信号線6114、電源線6115、6117、走査線6116の各配線で囲まれた領域に、画素に対するビデオ信号の入力を制御するTFT6110、発光素子6113の両電極間に流れる電流値を制御するTFT6111、該TFT6111のゲート・ソース間電圧を保持する容量素子6112を有する。なお、図11(A)では、容量素子6112を図示したが、TFT6111のゲート容量や他の寄生容量で賄うことが可能な場合には、設けなくてもよい。
図11(B)は、図11(A)に示した画素に、TFT6118と走査線6119を新たに設けた構成の画素回路である。TFT6118の配置により、強制的に発光素子6113に電流が流れない状態を作ることができるため、全ての画素に対する信号の書き込みを待つことなく、書き込み期間の開始と同時または直後に点灯期間を開始することができる。従って、デューティ比が向上して、動画の表示は特に良好に行うことができる。
図11(C)は、図11(B)に示した画素のTFT6111を削除して、新たにTFT6125、6126と、配線6127を設けた画素回路である。本構成では、TFT6125のゲート電極を一定の電位に保持した配線6127に接続することにより、このゲート電極の電位を固定し、なおかつ飽和領域で動作させる。また、TFT6125と直列に接続させ、線形領域で動作するTFT6126のゲート電極には、TFT6110を介して、画素の点灯または非点灯の情報を伝えるビデオ信号を入力する。線形領域で動作するTFT6126のソース・ドレイン間電圧の値は小さいため、TFT6126のゲート・ソース間電圧のわずかな変動は、発光素子6113に流れる電流値には影響をおよぼさない。従って、発光素子6113に流れる電流値は、飽和領域で動作する6125により決定される。なお、TFT6125のチャネル長L1、チャネル幅W1、TFT6126のチャネル長L2、チャネル幅W2は、L1/W1:L2/W2=5〜6000:1を満たすように設定するとよい。また、両TFTは同じ導電型を有していると作製工程上好ましい。さらに、TFT6125には、エンハンスメント型だけでなく、ディプリーション型のTFTを用いてもよい。
表示装置に多階調の画素を表示するときの駆動方法として、アナログのビデオ信号を用いるアナログ駆動とデジタルのビデオ信号を用いるデジタル駆動が挙げられる。両方式の違いは、発光素子の発光、非発光のそれぞれの状態において該発光素子を制御する方法にある。前者のアナログ駆動は、発光素子に流れる電流を制御して階調を制御する。また後者のデジタル駆動は、発光素子がオン状態(輝度がほぼ100%である状態)と、オフ状態(輝度がほぼ0%である状態)の2つの状態のみによって階調表現する。デジタル駆動は、オンとオフの2つの状態だけを用いると、2階調しか表示できないため、別の方式と組み合わせて多階調の画像を表示する駆動方法があり、例えば面積階調方式や時間階調方式が挙げられる。
但し、デジタルのビデオ信号を用いる場合、そのビデオ信号が電圧を用いているのか、電流を用いているのかで異なる。つまり、発光素子の発光時において、画素に入力されるビデオ信号は、定電圧のものと、定電流のものがある。ビデオ信号が定電圧のものには、発光素子に印加される電圧が一定のものと、発光素子に流れる電流が一定のものとがある。またビデオ信号が定電流のものには、発光素子に印加される電圧が一定のものと、発光素子に流れる電流が一定のものとがある。この発光素子に印加される電圧が一定のものは定電圧駆動であり、発光素子に流れる電流が一定のものは定電流駆動である。定電流駆動は、発光素子の抵抗変化によらず一定の電流が流れる。
本発明の表示装置は、液晶パネル及び発光素子を用いたパネルを問わず、アナログ駆動またはデジタル駆動のいずれを使用してもよく、また、デジタル駆動において面積階調方式や時間階調方式のいずれを適用してもよい。他にも、本実施の形態で挙げなかった他の駆動方法を適用してもよい。また、定電圧駆動、定電流駆動のどちらを用いてもよい。
なお、表示装置はアクティブマトリクス型またはパッシブマトリクス型のどちらを用いても構わない。ただし、アクティブマトリクス型を適用した場合には、発光素子は電流駆動型の素子であるため、画素内のトランジスタの電気特性のバラツキが少ない場合にアナログ駆動を用いることが好適である。
本実施の形態は、上記の実施の形態1〜5と自由に組み合わせることができる。
(実施の形態7)
本実施の形態は、発光パネルを用いて表示画面に映像を表示する場合において、環境温度の変化と経時変化による表示画面に対する影響を補正する構成について図13に示す。
図13において、第1のパネル9105が含む画素領域には、複数の画素がマトリクス状に設けられている。複数の画素の各々は、発光素子16と少なくとも2つのトランジスタを含み、ここでは、発光素子16に直列に接続する駆動用トランジスタ18のみを示す。発光素子16が含む2つの電極のうち、一方の電極は電源に接続し、他方の電極は駆動用トランジスタ18とスイッチIC9107内のスイッチ12を介して、電源IC9104内のバッファアンプ11の出力端子に接続する。
また、発光素子16が設けられた基板上には、1つ又は複数のモニター用発光素子14が設けられる。モニター用発光素子14が含む2つの電極のうち、一方の電極は電源に接続し、他方の電極は、スイッチIC9107内のスイッチ13を介してバッファアンプ11の非反転入力端子に接続する。
第2のパネル9106の構成も、第1のパネル9106の構成と同様であり、画像表示用の発光素子17とモニター用発光素子15を含む。
第1のパネル9105が含む発光素子16とモニター用発光素子14、第2のパネル9106が含む発光素子17とモニター用発光素子15とは、同一の基板上に設けられている。つまり、発光素子16とモニター用発光素子14、発光素子17とモニター用発光素子15は、同一の作製条件により、同一の工程で作製されたものであり、環境温度の変化と経時変化に対して同じ特性又はほぼ同じ特性を有する。
モニター用発光素子14、15には、電源IC9104内の定電流源10により一定の電流が供給される。この状態で環境温度の変化と経時変化が生じると、モニター用発光素子14、15自体の抵抗値が変化する。そうすると、モニター用発光素子14、15の電流値は常に一定なため、モニター用発光素子14、15の両電極間の電位差が変化する。上記構成の場合、モニター用発光素子14、15が含む2つの電極のうち、電源に接続する側の電極の電位は変化せず、定電流源10に接続する側の電極の電位が変化する。変化したモニター用発光素子14、15の電位は、バッファアンプ11の非反転入力端子に出力される。
バッファアンプ11は、モニター用発光素子14、15の電位を配線により伝達する際に、配線容量等の負荷により生じる変動を防止する回路である。バッファアンプ11の出力端子から出力される電位は、駆動用トランジスタ18、19を介して、発光素子16、17に与えられる。
上記の動作によれば、環境温度の変化と経時変化に合わせて、モニター用発光素子14、15の特性が変化すると、その変化に合わせて、発光素子16、17に与えられる電位も変化する。従って、環境温度の変化と経時変化に起因した発光素子16、17の電流値の変動による影響を抑制することができる。
第1のパネル9105と第2のパネル9106の切り換えは、スイッチIC9107が含むスイッチ12、13を用いて行う。また、本発明によると、ユーザーによる操作を必要としないため、エンドユーザーに渡った後も継続して補正を続けることで、製品としての長寿命化が見込まれる。
また、カラー表示を行う場合には、発光波長帯の異なる電界発光層を画素毎に形成するとよく、典型的には、赤(R)、緑(G)、青(B)の各色に対応した電界発光層を画素毎に形成する。このような場合は、赤、緑、青の各色に対応したモニター用発 光素子14、15、定電流源10及びバッファアンプ11を設けることで、各色で電源電位の補正を行うとよい。
なお、本実施の形態は、上記の実施の形態1〜6と自由に組み合わせることができる。
(実施の形態8)
本発明を適用して作製される電子機器の一例として、ビデオカメラ、デジタルカメラ、ゴーグルディスプレイ、ナビゲーションシステム、カーオーディオなどの音響再生装置、コンピュータ、ゲーム機器、携帯情報端末(モバイルコンピュータ、携帯電話機、携帯型ゲーム機または電子書籍等)、家庭用ゲーム機などの記録媒体を備えた画像再生装置(具体的にはDVD等の記録媒体を再生し、その画像を表示しうるディスプレイを備えた装置)などが挙げられる。それら電子機器の具体例を図12に示す。
図12(A)〜(C)には携帯電話機を示し、スピーカ9302、マイク9303、表示部9304、ボタン9305、アンテナ9306、表示部9307、コントローラIC9308、本体駆動用モジュール9309およびバッテリー9310等を含む。携帯電話機が折り畳まれていない状態((A)、(B))では、メインの表示画面である表示部9304に映像を表示させ、折り畳まれた状態(C)では、サブの表示画面である表示部9307に映像を表示させる。この場合、1つのコントローラIC9308および電源IC等によって、表示部9304と9307の制御を行う。表示部9304と表示部9307のどちらの表示部に表示させるかは、開閉検知手段により決定される。開閉検知手段は、第1の筐体9311に設けられた突起9313と、第2の筐体9312に設けられた穴9314及び制御手段9315等を含む。閉じた状態にすると、突起9313が穴9314の下部に配置された制御手段9315に接する状態となり、この状態になると、制御手段9315は表示部9307で通常表示を行うように設定する。一方、開いた状態にすると、制御手段9315に接する突起9313がない状態となり、この状態になると、制御手段9315は表示部9304で通常表示を行うように設定することができる。このように、表裏に配置された表示部9304および9307を含む表示装置として、本発明を適用することによって、薄型の携帯電話機を得ることができる。なお、上記の開閉検知手段の構成はあくまで一例であり、上記記載に制限されない。
図12(D)、(E)には携帯端末のうち、タブレットPCを示し、表示部9101、9102およびボタン9103等を含む。開いた状態では表示部9101を用いて、折り畳んだ状態では表示部9102を用いる。表裏に配置された表示部9101および9102を含む表示装置として、本発明を適用することによって、薄型のタブレットPCを得ることができる。
図12(F)、(G)には腕時計型携帯端末を示し、表示部9201および9202、カメラ9203、ボタン9204、マイク9205およびスピーカ9206等を含む。表示部9201および表示部9202の表示は実施の形態1で示したように、共通に設けたコントローラICおよび電源IC等を用いて行うことができる。表裏に配置された表示部9201および9202を含む表示装置として本発明を適用することによって、薄型の腕時計型携帯端末を得ることができる。なお、本実施の形態は上記の実施の形態1〜7と自由に組み合わせることができる。
本発明の表示装置の一例を示す図。 パネルのモジュール構造のブロック図。 パネルのモジュール構造のブロック図。 パネルのモジュール構造のブロック図。 パネルに表示する際のフローチャートを示す図。 折り畳み式携帯電話機の断面を示す図。 折り畳み式携帯電話機の断面を示す図。 表示装置の断面を示す図。 表示装置の断面を示す図。 表示装置の断面を示す図。 画素部の回路図を示す図。 本発明の表示装置を適用した電子機器の一例を示す図。 外部からの影響を補正する構成を示す図。 本発明の表示装置の一例を示す図。

Claims (8)

  1. 表示部を有する複数のパネルと、
    電源ICを有する基板と、を有し、
    前記複数のパネルは、発光パネルと、複数の液晶パネルと、を有し、
    前記発光パネルの表示部は、発光素子を有し、
    前記複数の液晶パネルと前記発光パネルとが密接又は近接しており、
    前記発光パネルの表示部と前記複数の液晶パネルの表示部とは、重なって設けられ、
    前記発光パネルの表示部は、前記複数の液晶パネルの表示部が設けられた面とは反対の面に画像を表示し、
    前記複数の液晶パネルの表示部は、前記発光パネルの表示部が設けられた面とは反対の面に画像を表示し、
    前記電源ICは、前記複数のパネルに対して共通に設けられ、且つ前記複数のパネルに供給される電圧を制御する機能を有し、
    前記発光素子からの光は、前記発光パネルの表示部の画像を表示する側と前記複数の液晶パネルの表示部の画像を表示する側の両方に放射され、
    前記複数の液晶パネルの表示部の画像を表示する側に放射された前記光を前記複数の液晶パネルの光源として用いることを特徴とする表示装置。
  2. 表示部を有する複数のパネルと、
    コントローラICおよび電源ICを有する基板と、を有し、
    前記複数のパネルは、発光パネルと、複数の液晶パネルと、を有し、
    前記発光パネルの表示部は、発光素子を有し、
    前記複数の液晶パネルと前記発光パネルとが密接又は近接しており、
    前記発光パネルの表示部と前記複数の液晶パネルの表示部とは、重なって設けられ、
    前記発光パネルの表示部は、前記複数の液晶パネルの表示部が設けられた面とは反対の面に画像を表示し、
    前記複数の液晶パネルの表示部は、前記発光パネルの表示部が設けられた面とは反対の面に画像を表示し、
    前記コントローラICは、前記複数のパネルに対して共通に設けられ、且つ前記複数のパネルに供給される信号を制御する機能と、前記信号を前記複数のパネルのいずれに供給するかを決定する機能と、を有し、
    前記電源ICは、前記複数のパネルに対して共通に設けられ、且つ前記複数のパネルに供給される電圧を制御する機能を有し、
    前記発光素子からの光は、前記発光パネルの表示部の画像を表示する側と前記複数の液晶パネルの表示部の画像を表示する側の両方に放射され、
    前記複数の液晶パネルの表示部の画像を表示する側に放射された前記光を前記複数の液晶パネルの光源として用いることを特徴とする表示装置。
  3. 発光パネルと、
    複数の液晶パネルと、
    電源ICを有する基板と、を有し、
    前記発光パネルの表示部は、発光素子を有し、
    前記複数の液晶パネルと前記発光パネルとが密接又は近接しており、
    前記発光パネルの表示部と前記複数の液晶パネルの表示部とは、重なって設けられ、
    前記発光パネルの表示部は、前記複数の液晶パネルの表示部が設けられた面とは反対の面に画像を表示し、
    前記複数の液晶パネルの表示部は、前記発光パネルの表示部が設けられた面とは反対の面に画像を表示し、
    前記電源ICは、前記複数の液晶パネル及び前記発光パネルに対して共通に設けられ、且つ前記複数の液晶パネル及び前記発光パネルに供給される電圧を制御する機能を有し、
    前記発光素子からの光は、前記発光パネルの表示部の画像を表示する側と前記複数の液晶パネルの表示部の画像を表示する側の両方に放射され、
    前記複数の液晶パネルの表示部の画像を表示する側に放射された前記光を前記複数の液晶パネルの光源として用いることを特徴とする表示装置。
  4. 発光パネルと、
    複数の液晶パネルと、
    コントローラICおよび電源ICを有する基板と、を有し、
    前記発光パネルの表示部は、発光素子を有し、
    前記複数の液晶パネルと前記発光パネルとが密接又は近接しており、
    前記発光パネルの表示部と前記複数の液晶パネルの表示部とは、重なって設けられ、
    前記発光パネルの表示部は、前記複数の液晶パネルの表示部が設けられた面とは反対の面に画像を表示し、
    前記複数の液晶パネルの表示部は、前記発光パネルの表示部が設けられた面とは反対の面に画像を表示し、
    前記コントローラICは、前記複数の液晶パネル及び前記発光パネルに対して共通に設けられ、且つ前記複数の液晶パネル及び前記発光パネルに供給される信号を制御する機能と、前記信号を前記複数の液晶パネル及び前記発光パネルのいずれに供給するかを決定する機能と、を有し、
    前記電源ICは、前記複数の液晶パネル及び前記発光パネルに対して共通に設けられ、且つ前記複数の液晶パネル及び前記発光パネルに供給される電圧を制御する機能を有し、
    前記発光素子からの光は、前記発光パネルの表示部の画像を表示する側と前記複数の液晶パネルの表示部の画像を表示する側の両方に放射され、
    前記複数の液晶パネルの表示部の画像を表示する側に放射された前記光を前記複数の液晶パネルの光源として用いることを特徴とする表示装置。
  5. 請求項2または請求項4において、
    前記発光パネルと前記コントローラICは、第1のFPCを介して電気的に接続され、
    前記複数の液晶パネルと前記コントローラICは、第2のFPCを介して電気的に接続されていることを特徴とする表示装置。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか一項において、
    前記発光パネルの表示部で表示が行われているときには前記複数の液晶パネルの表示部では表示が行われず、
    前記複数の液晶パネルの表示部で表示が行われているときには前記発光パネルの表示部では表示が行われないことを特徴とする表示装置。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれか一項において、
    前記基板は可撓性を有することを特徴とする表示装置。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれか一項において、
    前記発光素子から得られる光は白色であることを特徴とする表示装置。
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