JP3185419U - 冷却ブロック - Google Patents
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Abstract
【課題】冷却用パイプをゆがませずに冷却板に嵌合させて一体化することができる冷水ブロックを提供する。
【解決手段】一方の面20aが、被冷却物に接してこれを冷却すると共に、他方の面20bに断面円弧状の嵌合溝21及びその両側に位置する加締め部22を有する冷却板20と、外側パイプ31及び該外側パイプ31の内周面に外周面が密着した内側パイプ32を有する二重管構成とされ、内側パイプ32に冷却用流体が流される冷却用パイプ30と、を備える。冷却板20の嵌合溝21にその一部が他方の面20bから突出するように冷却用パイプ30が嵌合され、加締め部22で加締められることにより、冷却板20と冷却用パイプ30とが密着して一体化されている。
【選択図】図4
【解決手段】一方の面20aが、被冷却物に接してこれを冷却すると共に、他方の面20bに断面円弧状の嵌合溝21及びその両側に位置する加締め部22を有する冷却板20と、外側パイプ31及び該外側パイプ31の内周面に外周面が密着した内側パイプ32を有する二重管構成とされ、内側パイプ32に冷却用流体が流される冷却用パイプ30と、を備える。冷却板20の嵌合溝21にその一部が他方の面20bから突出するように冷却用パイプ30が嵌合され、加締め部22で加締められることにより、冷却板20と冷却用パイプ30とが密着して一体化されている。
【選択図】図4
Description
本考案は、冷却ブロックに関するものである。
従来の冷却ブロックとして、特許第3651341号公報(特許文献1)に記載されたものがある。この冷却ブロックは、図6に示すように、金属板11と、この金属板11の一面11aに形成した溝部12の内壁面に外周面が当接して固定され内部に流体を流すように金属材料によって作られているパイプ要素とを有している。パイプ要素は、溝部12の内壁面に外周面が当接して固定した金属材料によって作られている外側パイプ13と、外側パイプ13の内側で外側パイプ13に外周面が当接し内部に流体を流すよう金属材料で作られている内側パイプ14と、を有している。
外側パイプ13は、外周面の軸方向の一部分が一面11aに露出している露出部13aを有している。露出部13aの肉厚寸法は、露出部13aを除く外側パイプ13の肉厚寸法よりも薄い寸法である。さらに、露出部13aの露出面が一面11aと同一な面に形成されている。
ここでは、金属板11と外側パイプ13とは、同一種類の金属材料でによって作られている。ここで、金属板11、外側パイプ13、及び内側パイプ14の金属材料の組み合わせについて例を挙げる。金属板11がアルミにオウム、アルミニウム合金の場合、外側パイプ13はアルミニウムを使用し、内側パイプ14は流体の種類に対応するようにステンレス、鉄、銅など腐食を避ける金属材料から一種を選択して用いる。
このような冷却ブロックでは、パイプ要素を2重パイプとして、その外側パイプ13の露出部13aの肉厚寸法が露出部13aを除く外側パイプ13の肉厚寸法よりも薄い寸法でありかつ露出部13aの露出面が一面と同一な面に形成されているので、金属板11の一面が平坦になるとともに、露出部13aが薄い肉厚寸法となるため、一面11aを接合面としたときに、密着性がよくなり、熱応答性や熱伝導性に優れた構成となる。
しかしながら、上記の構成では、パイプ要素がプレスによって金属板11の溝部12に嵌合されるため、パイプ要素がプレスによってゆがみ性能が悪化するという問題がある。
そこで、本考案は、冷却用パイプをゆがませずに冷却板に嵌合させて一体化することができる冷水ブロックを提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1に記載の考案は、
一方の面が、被冷却物に接してこれを冷却すると共に、他方の面に断面円弧状の嵌合溝及びその両側に位置する加締め部を有する冷却板と、
外側パイプ及び該外側パイプの内周面に外周面が密着した内側パイプを有する二重管構成とされ、前記内側パイプに冷却用流体が流される冷却用パイプと、を備え、
前記冷却板の前記嵌合溝にその一部が前記他方の面から突出するように前記冷却用パイプが嵌合され、前記加締め部で加締められることにより、前記冷却板と前記冷却用パイプとが密着して一体化されている
ことを特徴とする。
一方の面が、被冷却物に接してこれを冷却すると共に、他方の面に断面円弧状の嵌合溝及びその両側に位置する加締め部を有する冷却板と、
外側パイプ及び該外側パイプの内周面に外周面が密着した内側パイプを有する二重管構成とされ、前記内側パイプに冷却用流体が流される冷却用パイプと、を備え、
前記冷却板の前記嵌合溝にその一部が前記他方の面から突出するように前記冷却用パイプが嵌合され、前記加締め部で加締められることにより、前記冷却板と前記冷却用パイプとが密着して一体化されている
ことを特徴とする。
上記課題を解決するためになされた請求項2に記載の考案は、
前記嵌合溝の内壁に複数の突起が形成されていることを特徴とする。
前記嵌合溝の内壁に複数の突起が形成されていることを特徴とする。
本考案の請求項1に記載の考案の冷却ブロックによれば、冷却用パイプをゆがませずに冷却板に嵌合させて一体化することができ、性能の良い冷水ブロックが得られる。
本考案の請求項2に記載の考案によれば、冷却用パイプと冷却板との接触面積を増大されて両者の結合力が高められる。
以下、図面を参照しながら本考案の実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本考案の第1の実施形態に係る冷却ブロックの外観を示す斜視図、図2は、図1の冷却ブロックにおける冷却板を示し、(A)は平面図、(B)は正面図である。図3は、図1の冷却ブロックにおける冷却用パイプを示し、(A)は平面図、(B)は断面図であり、図4は、本考案の第1の実施形態に係る冷却ブロックを示し、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は要部断面図である。
図1は、本考案の第1の実施形態に係る冷却ブロックの外観を示す斜視図、図2は、図1の冷却ブロックにおける冷却板を示し、(A)は平面図、(B)は正面図である。図3は、図1の冷却ブロックにおける冷却用パイプを示し、(A)は平面図、(B)は断面図であり、図4は、本考案の第1の実施形態に係る冷却ブロックを示し、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は要部断面図である。
本発明の冷却ブロックは、冷却板20と、冷却用パイプ30と、から構成されている。冷却板20は、例えば長方形の板材であり、被冷却物に接してこれを冷却する一方の面20aと、他方の面第2の面20bと、を有する。他方の面20bには、冷却用パイプ30を嵌合するための嵌合溝21が冷却板20の長手方向の一方の端部から他方の端部まで複数本(ここでは、4本)同一間隔で形成されている。嵌合溝21は、その断面が外側パイプ31の外周面と略同じ径の円弧状に形成されている。さらに、嵌合溝21の両側には、加締め部としての加締め用窪み22が形成されている。
冷却用パイプ30は、冷却板20の嵌合溝21の内壁面に外周面が当接するように嵌合される外側パイプ31と、この外側パイプ31の内周面に外周面が密着し、内部に冷却用流体(例えば、水)が流される内側パイプ32と、からなる二重管構成を有している。冷却用パイプ30の両端部には、フレアナット33が取り付けられている。外側パイプ31と内側パイプ32とは、例えば引き抜き加工で一体化されることにより二重管構成になるように形成されているが、引き抜き以外の他の加工方法を用いて形成されてもよい。
冷却板20と外側パイプ31とは、同一種類の金属材料によって作られ、内側パイプ32は外側パイプ31と異種の金属材料で作られている。例えば、冷却板20がアルミニウムまたはアルミニウム合金の場合、外側パイプ31はアルミニウムを使用し、内側パイプ32はステンレス、チタン、銅など高熱伝導性と耐腐食性を有する金属材料から選択されるが、ここでは、ステンレスが用いられている。
冷却ブロックの組立ては以下のように行われる。まず、図2に示す形状の冷却板20の第2の面20bに形成された嵌合溝21に、図3に示すように適宜に折り曲げた冷却用パイプ30の外側パイプ31を嵌合する。次に、嵌合溝21の両側に位置する加締め用窪み22の嵌合溝21側の突出部分22aを、不図示の加締め用治具で外側パイプ31がゆがまない程度に加締める。それにより、冷却板20と冷却用パイプ30が密着して一体化された冷却ブロックが完成する。完成した冷却ブロックにおいては、冷却板20の被冷却物が接して冷却される平らな第1の面20aと対向する第2の面20bに、冷却用パイプ30の一部が突出した形で、冷却板20と冷却用パイプ30が一体化されている。
この第1の実施形態によれば、冷却用パイプ30が、冷却板20の嵌合溝21に嵌合され、ゆがまない程度に加締められることにより、冷却板20と冷却用パイプ30が密着して一体化されているので、従来構成より性能のよい冷却ブロックが得られる。
(第2の実施形態)
図5は、本考案の第2の実施形態に係る冷却ブロックを示し、(A)は要部斜視図、(B)は要部断面図である。
図5は、本考案の第2の実施形態に係る冷却ブロックを示し、(A)は要部斜視図、(B)は要部断面図である。
この第2の実施形態では、上述の第1の実施形態における加締め用窪み22に替えて、加締め部として嵌合溝21の両側に位置する加締め用突起23が形成されており、他の構成は第1の実施形態と同様である。
冷却ブロックの組立ては以下のように行われる。まず、図2に示す形状の冷却板20の嵌合溝21に、図3に示すように適宜に折り曲げた冷却用パイプ30の外側パイプ31を嵌合する。次に、嵌合溝21の両側に形成された加締め用突起23を、不図示の加締め用治具で外側パイプ31がゆがまない程度に加締める。それにより、冷却板20と冷却用パイプ30が密着して一体化された冷却ブロックが完成する。
この第2の実施形態によれば、冷却用パイプ30が、冷却板20の嵌合溝21に嵌合され、ゆがまない程度に加締められることにより、冷却板20と冷却用パイプ30が密着して一体化されているので、従来構成より性能のよい冷却ブロックが得られる。
以上の通り、本考案の実施形態について説明したが、本考案はこれに限らず、種々の変形、応用が可能である。かかる変形、応用によってもなお本考案の構成を具備する限り、勿論、本考案の範疇に含まれる。
例えば、嵌合溝21の内壁に複数の小突起を形成してもよい。この場合は、冷却用パイプ30が嵌合溝21に嵌合されたとき、この小突起が冷却用パイプ30の外側パイプ31の外周面に食い込むので、冷却用パイプ30と冷却板20との接触面積を増大されて両者の結合力が高められる。
また、上述の実施形態では、冷却用パイプ30が冷却板30に嵌合されている部分の間に嵌合されていない部分があるが、この嵌合されていない部分も嵌合されるように冷却板20を大型化すると共に嵌合溝21を冷却用パイプの形に合わせて変形してもよい。
また、上述の実施形態では、加締め部として、加締め用窪み22や加締め用突起23が記載されているが他の形状としてもよい。
20 冷却板
21 嵌合溝
22 加締め用窪み
23 加締め用突起
30 冷却用パイプ
31 外側パイプ
32 内側パイプ
21 嵌合溝
22 加締め用窪み
23 加締め用突起
30 冷却用パイプ
31 外側パイプ
32 内側パイプ
Claims (2)
- 一方の面が、被冷却物に接してこれを冷却すると共に、他方の面に断面円弧状の嵌合溝及びその両側に位置する加締め部を有する冷却板と、
外側パイプ及び該外側パイプの内周面に外周面が密着した内側パイプを有する二重管構成とされ、前記内側パイプに冷却用流体が流される冷却用パイプと、を備え、
前記冷却板の前記嵌合溝にその一部が前記他方の面から突出するように前記冷却用パイプが嵌合され、前記加締め部で加締められることにより、前記冷却板と前記冷却用パイプとが密着して一体化されている
ことを特徴とする冷却ブロック。 - 前記嵌合溝の内壁に複数の突起が形成されていることを特徴とする請求項1記載の冷却ブロック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013003155U JP3185419U (ja) | 2013-06-04 | 2013-06-04 | 冷却ブロック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013003155U JP3185419U (ja) | 2013-06-04 | 2013-06-04 | 冷却ブロック |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3185419U true JP3185419U (ja) | 2013-08-15 |
Family
ID=50429188
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013003155U Expired - Lifetime JP3185419U (ja) | 2013-06-04 | 2013-06-04 | 冷却ブロック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3185419U (ja) |
-
2013
- 2013-06-04 JP JP2013003155U patent/JP3185419U/ja not_active Expired - Lifetime
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