JP3185307B2 - 排気触媒の配設構造 - Google Patents

排気触媒の配設構造

Info

Publication number
JP3185307B2
JP3185307B2 JP00846292A JP846292A JP3185307B2 JP 3185307 B2 JP3185307 B2 JP 3185307B2 JP 00846292 A JP00846292 A JP 00846292A JP 846292 A JP846292 A JP 846292A JP 3185307 B2 JP3185307 B2 JP 3185307B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
catalyst
lower panel
dash lower
exhaust
steering rack
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP00846292A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05195764A (ja
Inventor
浩義 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP00846292A priority Critical patent/JP3185307B2/ja
Publication of JPH05195764A publication Critical patent/JPH05195764A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3185307B2 publication Critical patent/JP3185307B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A50/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
    • Y02A50/20Air quality improvement or preservation, e.g. vehicle emission control or emission reduction by using catalytic converters

Landscapes

  • Exhaust Silencers (AREA)
  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は排気触媒の配設構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の排気触媒の配設構造として、例え
ば日産自動車株式会社昭和63年12月発行“サービス
周報”第615号のB−184頁にて知られているよう
なものや、図3及び図4に示されるようなものがある。
【0003】1はダッシュロアパネルで、このダッシュ
ロアパネル1よりも前方(F方向)がエンジンルーム2
で、後方(B方向)が車室内3である。そして、このダ
ッシュロアパネル1の下端1aはそのままフロア4の前
端に接続されている。車室内3にはインストルメントパ
ネル5が設けられており、このインストルメントパネル
5の内部空間3aには空気調和装置6が備えられてい
る。この空気調和装置6は車幅方向Xに連接された、3
つのユニット、即ち、ヒータユニット7、クーラユニッ
ト8、ブロワユニット9とから構成されている。各ユニ
ット7、8、9は接続部10、11を介して連接されて
おり、特にヒータユニット7とクーラユニット8との間
の接続部10は、両ユニット7、8の断面積よりも小さ
い断面開口となっている。そして、ブロワユニット9か
ら導入されたエアーAは、接続部11→クーラユニット
8→接続部10→ヒータユニット7を順に通過する間に
空調処理され、図示せぬ吹出口から車室内3へ吹出され
るようになっている。
【0004】一方、ダッシュロアパネル1の下方にはス
テアリングラック18が配設されている。26は図外の
ステアリングシャフトに連係されたピニオン軸であっ
て、このピニオン軸25が図外のステアリングホイール
の転舵力を受けて回転し、この回転力をステアリングラ
ック18に伝達する。更に、エンジンルーム2には、シ
リンダヘッド12、シリンダブロック13、オイルパン
14とから成るエンジン15と、トランスミッションT
とが設置されている。そして、このエンジン15の最上
部のシリンダヘッド12には、排気管16のマニホール
ド部16aが接続されており、この排気管16はエンジ
ン15とダッシュロアパネル1との間のスペースSを下
降し、そのままフロア4の下部へと導かれている。この
排気管16は車幅方向中心線0Xに沿って後方へ導かれ
ているため、この車幅方向中心線0Xが通過するヒータ
ユニット7の真下に相当するフロア4の下側を通過する
ようになっている(図4参照)。そして、このヒータユ
ニット7のほぼ真下に相当する排気管16の途中には触
媒17が配設されている。
【0005】排気管16をこのようにヒートユニット7
の真下に相当するフロア4下部に設けたのは、エンジン
15とダッシュロアパネル1との間のスペースSが限ら
れており、このスペースS部分の排気管16に触媒17
を設けてしまうと、この触媒17と、スペースS下方の
ステアリングラック18とが干渉してしまうからであ
る。
【0006】つまり、このステアリングラック18は車
両の高速直進安定性を確保するためになるべく低い位置
の方が好ましいものであるが、このステアリングラック
18と触媒17との干渉を回避するために、ステアリン
グラック18の方を触媒17や排気管16の上方位置へ
移動させる訳にはいかないため、触媒17の方を後方の
フロア4の下方へ移動させたものである。
【0007】尚、エンジン15とダッシュロアパネル1
との間のスペースSを広げて、この拡大したスペースS
に、低位置のステアリングラック18と触媒17の両方
を併設させることも考えられるが、スペースSを広げる
ために、ダッシュロアパネル1の位置を今よりも後退さ
せなければならないため、車室内3を圧迫することとな
り好ましくない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術にあっては、触媒17をフロア4の下方
位置に配設していたため、シリンダヘッド12と触媒1
7との距離が長くなり、触媒17の排気処理効率の面で
不利となる。つまり、触媒17における排気処理効率は
排気の温度が高いほど向上するものであるが、従来の場
合はエンジン15と触媒17との間の排気管16が長い
ために、この排気管16を通過する間に排気の温度が低
下してしまい、触媒17が十分な排気処理性能を発揮し
きれないおそれがあった。そのため、この触媒17の排
気処理効率の低下を補うために、触媒17の大型化を図
ったりする等の対策が必要となる。
【0009】この発明はこのような従来の技術に着目し
てなされたものであり、ステアリングラックの位置を低
く維持したままの状態で、触媒をエンジンに近づけるこ
とができる排気触媒の配設構造を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係る排気触媒
の配設構造は、上記の目的を達成するために、空気調和
装置を構成する複数のユニットのうち、車幅方向中心線
が通過するユニットとその隣接ユニット間の小断面積接
続部に相当する部分のダッシュロアパネルに、後方へ向
けて形成した凹部を設けると共に、触媒のうち、最上流
側の触媒を前記ステアリングラックの上方で且つ前記凹
部対応位置に配設したものである。
【0011】
【作用】この発明はユニット間の小断面積接続部の存在
に着目し、この小断面積接続部に相当する部分のダッシ
ュロアパネルを部分的に後方へ凹ませて凹部を設け、こ
の凹部対応位置に触媒を傾斜状態で配設するようにした
ものである。
【0012】つまり、触媒をこのようにステアリングラ
ックの上方で且つ凹部対応位置に配設したことにより、
触媒の位置が従来よりも高くなり、触媒とシリンダヘッ
ドとの距離が縮まるため、シリンダヘッドから排出され
たばかりの高温排気を触媒にてすぐ処理することがで
き、触媒の処理効率が向上することとなる。
【0013】また、触媒をステアリングラックの上方で
且つ凹部に対応させているため、触媒を前述のようにエ
ンジンに近接させたものでありながら、触媒と下方に配
されたステアリングラックとが干渉することはなく、ス
テアリングラックの低位置状態はそのまま維持されるこ
ととなる。
【0014】
【実施例】以下、この発明の好適な実施例を図1及び図
2に基づいて説明する。尚、従来と共通する部分には同
一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0015】この実施例では、ダッシュロアパネル1の
うち、車幅方向中心線0Xが通過するヒータユニット7
とその右隣のクーラユニット8との間の小断面積接続部
10に対応する部分には、ダッシュロアパネル1の一般
面1fよりも後方へ凹ませて形成した凹部19が設けら
れている。
【0016】そして、ステアリングラック18の上方で
且つエンジン15のシリンダヘッド12における右側寄
りで前記凹部19に対応する位置には、マニホールド部
20aを介して最上流側の触媒21が角度θの傾斜状態
で配設されている。この触媒21の後端に接続された排
気管20は途中部分20bで曲折し、途中部分20bよ
りも後方の排気管20は車幅方向中心線0Xに沿った状
態で真っ直ぐに後方へ延設されている。そして、この車
幅方向中心線0Xに沿って真っ直ぐに延びている排気管
20の途中に第二の触媒22が配設されている。
【0017】このようにして配設された最上流側の触媒
21は、図1に示す如く、車幅方向中心線0Xから平面
視で距離Dだけ右側へ変位した状態となる。従って、こ
の車幅方向中心線0X付近にスペース的余裕が生じるこ
ととなり、この空いたスペースを利用してエンジン15
のリヤマウント部23を従来よりも車幅方向中心線0X
に近づけた状態で設定することができる。このリヤマウ
ント部23は車幅方向中心線0Xに近ければ近いほど、
エンジン15を支持する上で好ましいものであるが、こ
の実施例の場合も、前述の如くリヤマウント部23を車
幅方向中心線0Xに十分近づけてあるため、エンジン1
5の音振性能が大変向上する。
【0018】また、触媒21が車幅方向中心線0Xより
も右側へD分だけ変位しているため、この触媒21から
の熱気が、マニュアルトラスミッションコントロールデ
バイス24付近から前方へ延びているゴム製のサポート
ロッドインシュレータ25に及ばないため、このサポー
トロッドインシュレータ25に従来設けていた遮熱板が
不要となり、重量及びコストの面で有利となる。
【0019】そして、この実施例において何よりも優れ
ている点は、触媒21をこのようにステアリングラック
18の上方で且つ凹部19に対応するスペースS内の位
置に配設したことにより、触媒21の位置が従来のフロ
ア4下方位置に比べエンジン15のシリンダヘッド12
に対して非常に近接した状態となる。従って、シリンダ
ヘッド12から排出された高温の排気を、この触媒21
にてすぐ処理することができるようになるため、排気の
処理効率が大変に向上する。
【0020】また、触媒21をステアリングラック18
の上方で且つ凹部19の対応位置に配設したため、触媒
21とダッシュロアパネル1とが干渉することはなく、
触媒21とステアリングラック18との干渉を回避する
ことも可能となり、車室内3を圧迫することなく、ステ
アリングラック18の低位置状態をそのまま維持するこ
とができる。更に、本実施例では触媒21を傾斜状態で
配設したため、触媒21とステアリングラック18との
干渉をより確実に回避することが可能となる。
【0021】尚、以上の説明においては、「車幅方向中
心線が通過するユニット」としてヒータユニット7を例
とし、その「隣接ユニット」としてクーラユニット8を
例としたが、これに限定されるものでない。
【0022】
【発明の効果】この発明に係る排気触媒の配設構造は、
以上説明してきた如き内容のものであって、ユニット間
における小断面積接続部の存在に着目し、この小断面積
接続部に相当する部分のダッシュロアパネルを部分的に
後方へ凹ませて凹部を形成し、ステアリングラックの上
方で且つ凹部対応位置に触媒を配設したものである。従
って、触媒の位置が従来よりも高くなり、触媒とシリン
ダヘッドとの距離が縮まるため、シリンダヘッドから排
出されたばかりの高温排気を触媒にてすぐ処理すること
ができ、触媒の処理効率が向上することとなる。また、
触媒が下方に配されたステアリングラックと干渉するこ
とはなく、ステアリングラックの低位置状態はそのまま
維持され、車両の高速直進安定性は確保される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2中矢示DA方向からみた平面図である。
【図2】この発明の一実施例に係る排気触媒の配設構造
を示す側面図である。
【図3】従来の排気触媒の配設構造を示す側面図であ
る。
【図4】図3中矢示DB方向からみた平面図である。
【符号の説明】
1 ダッシュロアパネル 3a インストルメントパネルの内部空間 5 インストルメントパネル 6 空気調和装置 7 ヒータユニット 8 クーラユニット 9 ブロワユニット 10 小断面積の接続部 12 シリンダヘッド 15 エンジン 16 排気管 18 ステアリングラック 19 凹部 20 排気管 21 最上流側の触媒 26 ピニオン軸 X 車幅方向 0X 車幅方向中心線

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダッシュロアパネル後方のインストルメ
    ントパネルの内部空間に車幅方向に沿って連接した複数
    のユニットから成る空気調和装置が備えられており、一
    方該ダッシュロアパネル下方に、ステアリングシャフト
    に連係されたピニオン軸の回転力を受けて操舵駆動され
    るステアリングラックが配設され、 前記ダッシュロアパネル前方に設置したエンジンのシリ
    ンダヘッドに、フロア下方を通過して後方へ延設される
    排気管を設けると共に、該排気管の途中位置に一又は二
    以上の触媒を配設する排気触媒の配設構造において、 前記空気調和装置を構成する複数のユニットのうち、車
    幅方向中心線が通過するユニットとその隣接ユニット間
    の小断面積接続部に相当する部分のダッシュロアパネル
    に、後方へ向けて形成した凹部を設けると共に、 前記触媒のうち、最上流の触媒を前記ステアリングラッ
    クの上方で且つ前記凹部対応位置に配設したことを特徴
    とする排気触媒の配設構造。
JP00846292A 1992-01-21 1992-01-21 排気触媒の配設構造 Expired - Lifetime JP3185307B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00846292A JP3185307B2 (ja) 1992-01-21 1992-01-21 排気触媒の配設構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00846292A JP3185307B2 (ja) 1992-01-21 1992-01-21 排気触媒の配設構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05195764A JPH05195764A (ja) 1993-08-03
JP3185307B2 true JP3185307B2 (ja) 2001-07-09

Family

ID=11693802

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP00846292A Expired - Lifetime JP3185307B2 (ja) 1992-01-21 1992-01-21 排気触媒の配設構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3185307B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05195764A (ja) 1993-08-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6160249B2 (ja)
US5042870A (en) Motor vehicle
EP1980437B1 (en) Front structure of vehicle
JP2009012609A (ja) トラクタの原動部構造
JP2008254682A (ja) 車両の排気装置
JP2002303133A (ja) 自動二輪車の排気系構造
JP5045897B2 (ja) 車両用v型エンジンの排気装置
JP3979176B2 (ja) 車両のエンジン配設構造
JP2000248922A (ja) 排気ガス装置用モジュール
US4653270A (en) Exhaust system for V-type engine
JP3185307B2 (ja) 排気触媒の配設構造
JP2705337B2 (ja) V型内燃機関の吸気装置
JP3159813B2 (ja) スクータ型自動二輪車
JP3009955B2 (ja) エンジンの排気系の配設構造
JP2004262368A (ja) エンジンルームのハーネス配索構造
JP3900585B2 (ja) 多気筒エンジンの排気装置
JP2617114B2 (ja) 自動車用エンジンの排気装置
JP3426906B2 (ja) リヤエンジンバスのラジエータ搭載構造
US3207440A (en) Vehicle heating installation
JP4058992B2 (ja) 車両のエンジン配設構造
JP2538060B2 (ja) フロントエンジンマウントの配置構造
JP2548855Y2 (ja) リヤエンジンバスのエンジン冷却装置
WO2023148755A1 (en) A saddle type vehicle
CN115461530A (zh) 用于机动车辆的噪声处理单元
JP2000272358A (ja) 車両用ラジエーターの配設構造

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090511

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090511

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100511

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110511

Year of fee payment: 10

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120511

Year of fee payment: 11