JP3185116U - 成形機のスクリュ締結機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】加工費用の低減が可能な成形機のスクリュ締結機構を提供する。
【解決手段】スクリュスリーブ10には、ブッシュ11を装着するための凹部が設けられるとともに、凹部の周囲のスクリュスリーブ10の端面には、固定用ボルト穴が複数設けられている。ブッシュ11にはインボリュートスプライン(メス)が設けられている。外周面にフライト17が形成されたスクリュ14は、シリンダ18に挿入される。スクリュ14のスクリュスリーブ10側の端部が、直径が他の部分より大きく形成され、スクリュ14を後退方向(紙面右方向)に引っ張るプレート12を引っ掛けるための肩部16が設けられている。直径が他の部分より大きい部位の周面には、ブッシュ11に設けられたインボリュートスプライン(メス)に嵌合するインボリュートスプライン(オス)15aが形成されている。
【選択図】図1

Description

本考案は、射出成形機などの成形機のスクリュ締結機構に関する。
プラスチックや金属粉末、セラミック粉末等の成形に使われる可塑化用のスクリュは、キー式または角型スプライン構造によって駆動部と締結されて回転する。例えば、射出成形機は一般にモータ等の動力源に連結され、回転、前後進するスクリュスリーブを台座として、そこにスクリュを取り付ける構造を有する。スクリュは、スクリュ回転力を受けるため、キーまたは角型スプライン(オス)を根元部に備えている。一方、スクリュに回転力を伝えるブッシュには、キーまたは角型スプライン(メス)を備えている。図5は従来のブッシュをノズル側から見た図である。ブッシュ30はフランジ部30a、角型スプライン(メス)30b、および、フランジ部30aに設けられたボルト穴30cを備えている。
ブッシュにスクリュ締結用穴を形成する加工は、大量生産の場合はブローチ加工を行う方法もあるが、少量生産の場合は加工費用の面からブローチ加工は不利である。また、スクリュ側の角型スプライン(オス)の加工は、フォームカッタを用いフライス盤で加工できるが、ピッチ誤差を小さくするのが難しく、加工費用がかさむ。また、ホブを用いて歯切盤で加工することも可能であるが、角型スプライン用のホブは、同じモジュールでも歯数によってホブの歯形が異なり、数種太さのスクリュを加工する場合は、これもコストアップ要因となる。
そこで、本考案の目的は、上記従来技術の問題点を鑑み、加工費用を低減することが可能な成形機のスクリュ締結機構を提供することである。
本願の請求項1に係る考案は、成形材料を可塑化するためのスクリュに回転力を伝達するためのブッシュと前記スクリュを備えた成形機のスクリュ締結機構であって、前記ブッシュにはインボリュートスプライン穴が設けられ、前記スクリュにはプレートを引っ掛けるための肩を形成するとともに前記インボリュートスプライン穴に係合するインボリュートスプライン軸が形成されていることを特徴とする成形機のスクリュ締結機構である。
請求項2に係る考案は、成形材料を可塑化するためのスクリュに回転力を伝達するためのブッシュと前記スクリュを備えた成形機のスクリュ締結機構であって、前記ブッシュにはインボリュートスプライン穴が設けられ、前記スクリュにはプレートを引っ掛けるための溝を形成するとともに前記インボリュートスプライン穴に係合するインボリュートスプライン軸が形成されていることを特徴とする成形機用スクリュ締結機構である。
本考案により、加工費用を低減することが可能な成形機のスクリュ締結機構を提供できる。つまり、スクリュ回転力を受けるキーや角型スプラインを、インボリュートスプライン構造とすることで、ブッシュのスプライン穴及び、スクリュのスプライン軸に関する加工費を低減させ、インボリュートスプライン穴は、ピニオンカッタを用いて歯車と同じように加工できるため、高価となるブローチよりもはるかに安価にすることができ、また、スクリュのインボリュートスプライン軸については、歯数に関係なくモジュールのあったホブで加工が可能で、また、ホブが簡単なので安価にできる。
本考案の実施形態1を説明する図である。 プレートの一例を説明する図である。 ブッシュをノズル側から見た図である。 本考案の実施形態2を説明する図である。 従来のブッシュをノズル側から見た図である。
以下、本考案の実施形態を図面と共に説明する。
<実施形態1>
図1は本考案の実施形態1を説明する図である。
モータなどの駆動源に連結されたスクリュスリーブ10には、駆動源と連結される側と反対側の端面に、ブッシュ11を装着するための凹部が設けられるとともに、凹部の周囲であってスクリュスリーブ10の端面には、固定用ボルト穴が複数設けられている。ブッシュ11にはインボリュートスプライン(メス)15bが設けられている(図3参照)。
外周面にフライト17が形成されたスクリュ14は、シリンダ18に挿入される。スクリュ14のスクリュスリーブ10側の端部が、直径が他の部分より大きく形成され、スクリュ14を後退方向(紙面右方向)に引っ張るプレート12を引っ掛けるための肩部16が設けられている。直径が他の部分より大きい部位の周面には、ブッシュ11に設けられたインボリュートスプライン(メス)15bに嵌合するインボリュートスプライン(オス)15aが形成されている。なお、図1では、スクリュ14は側面から見た図であり、その他の部位はスクリュ14の中心軸を通る平面における断面である。
図2はプレートの一例を説明する図である。図2ではプレート12の上面図と右側面図が図示されている。プレート12は一対のプレート片12aから構成される。プレート片12aには、ボルト穴12bと、スクリュ14を挿通させるための湾曲状に形成されたスクリュ挿通部12cが設けられている。図3はブッシュをノズル側から見た図である。ブッシュ11にはインボリュートスプライン(メス)15bが形成されている。また、ブッシュ11のフランジ部11aにはボルト穴11bが設けられている。
ここで、実施形態1のスクリュ締結機構の組み立て方法を説明する。スクリュスリーブ10に設けられた凹部にブッシュ11を装着する。ブッシュ11に形成されたインボリュートスプライン(メス)15bにスクリュ14に設けられたインボリュートスプライン(オス)15aを嵌合する。ブッシュ11のフランジ部11aに、プレート12(2つのプレート片12a,12a)を重ねる。そして、ボルト13をプレートのボルト穴12bとブッシュ11のボルト穴11bとを貫通させてスクリュスリーブ10に固定する。
<実施形態2>
図4は本考案の実施形態2を説明する図である。
モータなどの駆動源に連結されたスクリュスリーブ10には、駆動源と連結される側と反対側の端面に、ブッシュ11を装着するための凹部が設けられるとともに、凹部の周囲のスクリュスリーブ10の端面には、固定用ボルト穴が複数設けられている。ブッシュ11にはインボリュートスプライン穴が設けられている。
外周面にフライト17が形成されたスクリュ14は、シリンダ18に挿入される。スクリュ14のスクリュスリーブ10側の端部には、ブッシュ11に設けられたインボリュートスプライン(メス)15bに嵌合するインボリュートスプライン(オス)15aが形成されている。そして、スクリュ14を後退方向(紙面右方向)に引っ張るプレート12を引っ掛けるための溝部19が、インボリュートスプライン(オス)15aが設けられた部位に穿設されている。この実施形態では、溝部19はスクリュ14の長手方向中心軸に対して垂直な面内に形成されている。ブッシュ11とプレート12の構造は実施形態1において図2,図3を用いて説明したとおりである。なお、図4では、スクリュ14は側面から見た図であり、その他の部位はスクリュ14の中心軸を通る平面における断面である。
ここで、実施形態2のスクリュ締結機構の組み立て方法を説明する。スクリュスリーブ10に設けられた凹部にブッシュ11を装着する。ブッシュ11に形成されたインボリュートスプライン(メス)15bにスクリュ14に設けられたインボリュートスプライン(オス)15aを嵌合する。ブッシュ11のフランジ部11aに、プレート12(2つのプレート片12a,12a)のスクリュ挿通部12cが、プレート12を引っ掛けるための溝部19に嵌めて重ねる。そして、ボルト13をプレートのボルト穴12bとブッシュ11のボルト穴11bとを貫通させてスクリュスリーブ10に固定する。
上述したように、本考案インボリュートスプライン構造とすることで、ブッシュのスプライン穴及び、スクリュのスプライン軸に関する加工費を低減させ、インボリュートスプライン穴は、ピニオンカッタを用いて歯車と同じように加工できるため、高価となるブローチよりもはるかに安価にすることができ、また、スクリュのインボリュートスプライン軸については、歯数に関係なくモジュールのあったホブで加工が可能で、また、ホブが簡単なので安価にできる。
10 スクリュスリーブ
11 ブッシュ
11a フランジ部
11b ボルト穴
12 プレート
12a プレート片
12b ボルト穴
12c スクリュ挿通部
13 ボルト
14 スクリュ
15a インボリュートスプライン(オス)
15b インボリュートスプライン(メス)
16 肩部
17 フライト
18 シリンダ
19 溝部

30 ブッシュ
30a フランジ部
30b 角型スプライン(メス)
30c ボルト穴

Claims (2)

  1. 成形材料を可塑化するためのスクリュに回転力を伝達するためのブッシュと前記スクリュを備えた成形機のスクリュ締結機構であって、
    前記ブッシュにはインボリュートスプライン穴が設けられ、
    前記スクリュにはプレートを引っ掛けるための肩を形成するとともに前記インボリュートスプライン穴に係合するインボリュートスプライン軸が形成されていることを特徴とする成形機のスクリュ締結機構。
  2. 成形材料を可塑化するためのスクリュに回転力を伝達するためのブッシュと前記スクリュを備えた成形機のスクリュ締結機構であって、
    前記ブッシュにはインボリュートスプライン穴が設けられ、
    前記スクリュにはプレートを引っ掛けるための溝を形成するとともに前記インボリュートスプライン穴に係合するインボリュートスプライン軸が形成されていることを特徴とする成形機用スクリュ締結機構。
JP2013002809U 2013-05-21 2013-05-21 成形機のスクリュ締結機構 Expired - Lifetime JP3185116U (ja)

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JP2019055488A (ja) * 2017-09-20 2019-04-11 ファナック株式会社 射出成形機および射出成形機の制御方法

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JP2019055488A (ja) * 2017-09-20 2019-04-11 ファナック株式会社 射出成形機および射出成形機の制御方法
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