JP5758641B2 - 駆動軸に取着される伝動部材の形成方法 - Google Patents

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Description

本発明は、Dカット面を有する駆動軸を嵌入して用いる駆動軸に取着される伝動部材の形成方法に関するものである。
従来、例えばパチンコ遊技機にあっては、遊技の興趣を高めるためその遊技盤面に可動部材が装着されている。通常、該可動部材は、駆動モータと該駆動モータの駆動軸に取着される伝動部材としてのピニオン歯車と該ピニオン歯車と噛合する大径の歯車といった駆動機構を用いて上下・左右に移動または回動させるようにしている。
ところで、一般に前記ピニオン歯車を駆動モータの駆動軸に取着するには、ピニオン歯車の軸孔に駆動モータの駆動軸を圧入する方法、または接着する方法、更には駆動軸の外周面に所謂Dカット面を設けると共に軸孔の内周面に前記Dカット面と対応するようにDカット面を施し互いに嵌め合わせる方法が採られている。
このうち、ピニオン歯車の軸孔に駆動モータの駆動軸を圧入する方法は、簡単に行なえるものの大きな伝達トルクを得ようとするに勢い圧入代を大きくしなければならず、これにより歯車の寸法が変化してしまう危険性がある。また、接着する方法では、歯車の寸法が変化することはないが、接着力が十分でないと伝達トルクに限界がある。これらに対し、Dカット面を有する駆動軸をこれに対応するDカット面を施した軸孔に嵌入する方法は、小さな圧入代で済むばかりか大きな伝達トルクが得られる(例えば、特許文献1参照。)。よって、今日ではこのDカット面を使った方法が採用されている。
実公平6−31243号公報(第1−2頁、図1、図2)
前記特許文献1のようなピニオン歯車にあって、軸嵌入部におけるDカット面を施した軸孔の加工方法は、次のような方法で行なわれている。すなわち、この加工方法はエンドミル加工により軸孔を開けると共に該軸孔の内周面に突出部を設け、該突出部の内端面にDカット面を形成するようにしている。このように、軸孔を形成するには中心軸が移動するドリルによる穴加工によらねばならないことから、その加工が面倒となるばかりか多くの時間も掛かり作業能率が極めて悪かった。しかも、軸孔内周面の真円度といった穴精度も高められないという課題があった。
そこで、本発明は上記課題を解決すべくなされたもので、Dカット面を施した軸孔の加工が簡単に行なえ多くの時間も掛からないことから作業能率に優れ、更に穴精度も高められるようにした駆動軸に取着される伝動部材の形成方法を提供することを目的とするものである。
かかる目的を達成するため本発明に係る駆動軸に取着される伝動部材の形成方法は、Dカット面を有する駆動軸を嵌入して該駆動軸に取着されるリンク、歯車等の伝動部材の形成方法であって、前記駆動軸が嵌入される金属製の軸嵌入部の中心軸に沿って他方端の肉を一部残すようにして一方端から所要内径の穴加工を行い軸孔を形成し、次に、前記軸嵌入部における他方端の前記残った肉を前記中心軸に対し直交する面に沿って切削し、前記軸孔内に張り出しかつ内端面がDカット面となる突出部を形成するようにしたことを特徴とする。
本発明に係る駆動軸に取着される伝動部材の形成方法は、駆動軸が嵌入される金属製の軸嵌入部の中心軸に沿って他方端の肉を一部残すようにして一方端から所要内径の穴加工を行い軸孔を形成し、次に、軸嵌入部における他方端の前記残った肉を中心軸に対し直交する面に沿って切削し、軸孔内に張り出しかつ内端面がDカット面となる突出部を形成するようにした。すなわち、中心軸が固定されたドリルによる穴加工とフライスによる平削り加工のみでDカット面を施した穴加工ができることから、その加工が簡単に行なえるばかりか多くの時間が掛かることもない。よって、作業能率に優れるという効果がある。更に、中心軸が固定されたドリルにより穴加工が行なえることから、穴精度も高められるという効果がある。
本発明に係るピニオン歯車の斜視図。 同ピニオン歯車の側面断面図。 図2におけるX−X線断面図。 (イ)(ロ)(ハ)は同軸嵌入部の形成手順を示す断面図。
以下、本発明に係る駆動軸に取着される伝動部材の形成方法の最良の実施の形態を、図面に基づき詳しく説明する。駆動軸としては例えばモータの駆動軸があり、伝動部材としては例えば歯車、リンクがある。そこで、本発明では駆動軸としてモータの駆動軸であってしかもDカット面を有するもの、また、伝動部材としてピニオン歯車を使用する場合について説明する。図1は本発明に係るピニオン歯車の斜視図、図2は同ピニオン歯車の側面断面図、図3は図2におけるX−X線断面図である。
ピニオン歯車Pは、駆動モータ(図示せず。)の後記する駆動軸Dが嵌入される軸嵌入部1と該軸嵌入部1が嵌着される歯車部2とから構成される。軸嵌入部1は、金属すなわち真鍮製であって円柱状に形成され、その中心軸Oに沿って所定の外径を有する駆動軸Dを嵌入する軸孔3が貫設されている。そして、該軸孔3における中心軸Oに沿って駆動軸Dが嵌入される側(図2の右側)の端に、該軸孔3内に張り出しかつその内端面をDカット面4とした突出部5が設けられている。このDカット面4は、前記中心軸Oに対して直交する面内で該中心軸Oから下ろした線が直交する面である。
一方、軸嵌入部1の外周面には中心軸Oに沿って駆動軸Dが嵌入される側(図2では右側)にDカット面6が形成され、該Dカット面6に中心軸Oと直交しかつ軸孔3に連通する螺子孔7が開設されている。該螺子孔7には六角穴付きボルト8が螺入され、該六角穴付きボルト8を螺締めすることにより、駆動軸Dに軸嵌入部1がしっかりと固定されるようになっている。
前記軸嵌入部1の中心軸Oに沿った反対側(図2では左側)には、その外周面に対向位置するようにして中心軸Oと直交する一対の凹溝9,9が設けられている。そして、この外周面に合成樹脂製の歯車部2がインサート成形により一体に形成される。歯車部2の外周縁には、所定数の歯部10が列設される。インサート時に前記両凹溝9,9内にまで樹脂が充填されるので、十分な伝達トルクが得られる。
ここで、図4(イ)(ロ)(ハ)に基づき前記軸嵌入部1の形成手順を説明する。まず図4(イ)に示すように、円柱状の軸嵌入部1の外周面にDカット面6を形成すると共に歯車部2がインサートされる側に対向位置させて凹溝9,9を形成する。次に、図4(ロ)に示すように、中心軸が固定されるドリルにより一方端(インサートされる側)から他方端側へ中心軸Oに沿って穴加工して軸孔3を形成する。このとき、他方端側の肉1aを少し残しておく。そして、図4(ハ)に示すように、軸嵌入部1の他方端側の前記残った肉1aを軸孔3の中心軸Oに対して直交する面に沿ってフライスにより平削り加工して、軸孔3内に張り出しかつ内端面がDカット面4となる突出部5を形成する。
また、前記軸嵌入部1の外周面であってDカット面6に、軸孔3に連通する螺子孔7を形成する。これにより、軸嵌入部1が形成され、その後にインサート成形により図1乃至図3に示すようにピニオン歯車Pが形成される。
このようにして形成されたピニオン歯車Pは、例えば駆動モータの駆動軸DをDカット面4が形成されている側から軸嵌入部1の軸孔3に嵌入する。この場合、駆動軸Dの外周面に形成されるDカット面D1と前記軸孔3のDカット面4とが対応するようにする。そして、螺子孔7に六角穴付きボルト8を螺締して、その先端部を駆動軸DのDカット面D1に当接させる。これにより、ピニオン歯車Pが駆動軸Dにしっかりと固定されることになる。
本発明の駆動軸に取着される伝動部材の形成方法にあっては、軸嵌入部1の中心軸Oに沿って他方端の肉を一部残すようにして一方端から所要内径の穴加工を行い軸孔3を形成し、次に、軸嵌入部1における他方端の前記残った肉1aを中心軸Oに対し直交する面に沿って切削し、軸孔3内に張り出しかつ内端面がDカット面4となる突出部5を形成するようにした。このように、中心軸が固定されたドリルによる穴加工とフライスによる平削り加工のみでDカット面4を施した穴加工ができることから、その加工が簡単に行なえるばかりか多くの時間が掛かることもない。また、中心軸が固定されたドリルにより穴加工が行なえることから、穴精度も高められる。
本発明にあっては、駆動軸として駆動モータの駆動軸を説明したが、これに限られるものではなく、例えば動力を伝動するための軸であればすべて含まれる。また、伝動部材としてピニオン歯車について説明したが、これに限られるものではなく、例えば動力を伝達する一般の歯車の外に、リンク、カム、プーリにも適用できる。また、軸嵌入部を金属製としたが、これは軸嵌入部のみが金属製である場合と軸嵌入部を含め伝動部材全体が金属製である場合とを含むものである。
1 軸嵌入部
3 軸孔
4 Dカット面
5 突出部
10 歯部
O 中心軸
P 伝動部材(ピニオン歯車)

Claims (1)

  1. Dカット面を有する駆動軸を嵌入して該駆動軸に取着される伝動部材の形成方法であって、
    前記駆動軸が嵌入される金属製の軸嵌入部の中心軸に沿って他方端の肉を一部残すようにして一方端から所要内径の穴加工を行い軸孔を形成し、
    次に、前記軸嵌入部における他方端の前記残った肉を前記中心軸に対し直交する面に沿って切削し、前記軸孔内に張り出しかつ内端面がDカット面となる突出部を形成するようにしたことを特徴とする駆動軸に取着される伝動部材の形成方法。
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