JP2015205581A - ラックシャフトおよびラックシャフトの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】デュアルピニオンタイプの電動パワーステアリング装置において、強度を確保しつつ製造コストの低減を図ることができるラックシャフトおよびラックシャフトの製造方法を提供すること。【解決手段】デュアルピニオンタイプの電動パワーステアリング装置に用いるラックシャフト10は、マニュアル操舵力伝達用の第1ラック22が形成された中空の第1軸19と、操舵補助力伝達用の第2ラック23が形成され、第1軸19に連結された中実の第2軸20とを備えている。ラックシャフト10の製造方法は、第1ラック22が第1軸19に塑性加工される塑性加工工程と、塑性加工工程後に第2軸20が第1軸19に対して連結される連結工程と、連結工程後に第2ラック23が第2軸20に切削加工される切削加工工程とを含んでいる。【選択図】図8
Description
この発明は、ラックシャフトおよびラックシャフトの製造方法に関する。
電動パワーステアリング装置として、ステアリングホイールからの操舵力と、電動モータの操舵補助力とが、同一のピニオンを介して操舵機構のラックシャフトに伝達される、いわゆるシングルピニオンタイプの電動パワーステアリング装置がある。
そのシングルピニオンタイプの電動パワーステアリング装置として、特許文献1が提案されている。特許文献1では、ピニオンと噛み合うラックが形成される部分を中実軸とし、ラックが形成されない部分を中空軸としている。
そのシングルピニオンタイプの電動パワーステアリング装置として、特許文献1が提案されている。特許文献1では、ピニオンと噛み合うラックが形成される部分を中実軸とし、ラックが形成されない部分を中空軸としている。
特許文献2は、鋼管を用いて、全体が中空に形成されたラックシャフトを製造する方法を提案している。
電動パワーステアリング装置として、ステアリングホイールからの操舵力と、電動モータの操舵補助力とが、異なるピニオンを介して操舵機構のラックシャフトに伝達される、いわゆるデュアルピニオンタイプの電動パワーステアリング装置がある。デュアルピニオンタイプの電動パワーステアリング装置に用いるラックシャフトには、2つのピニオンにそれぞれ噛み合う2つのラックが形成される。
デュアルピニオンタイプの電動パワーステアリング装置において、全体が中実であるラックシャフトを用いる場合、重量が重くなる。
また、デュアルピニオンタイプの電動パワーステアリング装置において、全体が中空である特許文献2のラックシャフトを用いる場合、所望する噛み合い強度を得にくい。
また、特許文献1のラックシャフトをデュアルピニオンタイプの電動パワーステアリング装置に適用する場合、ラックが形成される2箇所の中実軸部分と、各中実軸部分を軸方向に挟んで配置される3箇所の中空軸部分とが必要になるため、部品点数および組付工程が増大し製造コストが増大してしまう。
また、デュアルピニオンタイプの電動パワーステアリング装置において、全体が中空である特許文献2のラックシャフトを用いる場合、所望する噛み合い強度を得にくい。
また、特許文献1のラックシャフトをデュアルピニオンタイプの電動パワーステアリング装置に適用する場合、ラックが形成される2箇所の中実軸部分と、各中実軸部分を軸方向に挟んで配置される3箇所の中空軸部分とが必要になるため、部品点数および組付工程が増大し製造コストが増大してしまう。
この発明は、かかる背景のもとでなされたものであり、デュアルピニオンタイプの電動パワーステアリング装置において、強度を確保しつつ製造コストの低減を図ることができるラックシャフトおよびラックシャフトの製造方法を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、デュアルピニオンタイプの電動パワーステアリング装置(1)に用いるラックシャフト(10)であって、マニュアル操舵力伝達用の第1ラック(22)が形成された中空の第1軸(19)と、操舵補助力伝達用の第2ラック(23)が形成され、前記第1軸に連結された中実の第2軸(20)と、を備えたラックシャフトである。
請求項2記載の発明は、請求項1において、前記第2ラックの歯ピッチ(P2)が一定であり、前記第2ラックは、切削により形成されているラックシャフトである。
請求項3記載の発明は、請求項1または2において、前記第1ラックの歯ピッチ(P1)または前記ラックシャフトの軸方向(A)に対する歯の角度(θ1)の少なくとも一方が前記ラックシャフトの軸方向位置で異なり、前記第1ラックは、塑性加工により形成されているラックシャフトである。
請求項3記載の発明は、請求項1または2において、前記第1ラックの歯ピッチ(P1)または前記ラックシャフトの軸方向(A)に対する歯の角度(θ1)の少なくとも一方が前記ラックシャフトの軸方向位置で異なり、前記第1ラックは、塑性加工により形成されているラックシャフトである。
請求項4記載の発明は、デュアルピニオンタイプの電動パワーステアリング装置(1)に用いるラックシャフト(10)の製造方法であって、第1ラック(22)が中空の第1軸(19)に塑性加工される塑性加工工程と、前記塑性加工工程後に中実の第2軸(20)が前記第1軸に対して連結される連結工程と、前記連結工程後に第2ラック(23)が前記第2軸に切削加工される切削加工工程と、を含むラックシャフトの製造方法である。
請求項5記載の発明は、請求項4において、前記第1ラックは、マニュアル操舵力伝達用であり、前記第2ラックは、操舵補助力伝達用であるラックシャフトの製造方法である。
請求項6記載の発明は、請求項4または5において、前記連結工程では、前記第1軸の軸方向一端部(19a)と前記第2軸の軸方向一端部(20a)とが摩擦圧接により連結されるラックシャフトの製造方法である。
請求項6記載の発明は、請求項4または5において、前記連結工程では、前記第1軸の軸方向一端部(19a)と前記第2軸の軸方向一端部(20a)とが摩擦圧接により連結されるラックシャフトの製造方法である。
なお、上記において、括弧内の数字等は、後述する実施形態における対応構成要素の参照符号を表すものであるが、これらの参照符号により特許請求の範囲を限定する趣旨ではない。
請求項1記載の発明によれば、操舵補助力伝達用で相対的に高負荷である第2軸は、中実であるので十分な強度を確保することができる。マニュアル操舵力伝達用で相対的に低負荷である第1軸は、中空であっても強度不足になることがない。したがって、デュアルピニオンタイプの電動パワーステアリング装置に用いるラックシャフトとして、全体として十分な強度と製造コストの低減を達成することができる。
このように、デュアルピニオンタイプの電動パワーステアリング装置において、ラックシャフトの強度を確保しつつ製造コストの低減を図ることができる。
請求項4記載の発明によれば、請求項1記載のラックシャフトを製造することができる。特に、第1ラックが形成された第1軸と第2ラック形成前の第2軸とが一体に連結された後に第2ラックが切削加工されるので、両ラックの相対位置の精度を高くすることができる。
請求項4記載の発明によれば、請求項1記載のラックシャフトを製造することができる。特に、第1ラックが形成された第1軸と第2ラック形成前の第2軸とが一体に連結された後に第2ラックが切削加工されるので、両ラックの相対位置の精度を高くすることができる。
以下では、本発明の実施形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の本実施形態の電動パワーステアリング装置1の概略構成を示す模式図である。
図1を参照して、電動パワーステアリング装置1は、ステアリングホイール2が連結されたステアリングシャフト3と、中間軸4と、トルクセンサ5と、ECU(電子制御ユニット:Electronic Control Unit)6と、第1ピニオン軸7と、電動モータ8と、第2ピニオン軸9と、ラックシャフト10とを主に備えている。第1ピニオン軸7は、ステアリングホイール2からのマニュアル操舵力をラックシャフト10に伝達する。第2ピニオン軸9は、操舵補助用の電動モータ8からの操舵補助力をラックシャフト10に伝達する。電動パワーステアリング装置1は、いわゆるデュアルピニオンタイプの電動パワーステアリング装置である。
図1は、本発明の本実施形態の電動パワーステアリング装置1の概略構成を示す模式図である。
図1を参照して、電動パワーステアリング装置1は、ステアリングホイール2が連結されたステアリングシャフト3と、中間軸4と、トルクセンサ5と、ECU(電子制御ユニット:Electronic Control Unit)6と、第1ピニオン軸7と、電動モータ8と、第2ピニオン軸9と、ラックシャフト10とを主に備えている。第1ピニオン軸7は、ステアリングホイール2からのマニュアル操舵力をラックシャフト10に伝達する。第2ピニオン軸9は、操舵補助用の電動モータ8からの操舵補助力をラックシャフト10に伝達する。電動パワーステアリング装置1は、いわゆるデュアルピニオンタイプの電動パワーステアリング装置である。
ステアリングホイール2と第1ピニオン軸7とは、ステアリングシャフト3および中間軸4を介して機械的に連結されている。
ステアリングシャフト3は、直線状に延びている。また、ステアリングシャフト3は、ステアリングホイール2に連結された入力軸11と、中間軸4に連結された出力軸12とを含む。入力軸11と出力軸12とは、トーションバー13を介して同一軸線上で相対回転可能に連結されている。ステアリングホイール2にマニュアル操舵力が付与されると、トーションバー13が捩れるため、入力軸11および出力軸12は、トーションバー13の捻じれ量に応じて相対回転するようになっている。
ステアリングシャフト3は、直線状に延びている。また、ステアリングシャフト3は、ステアリングホイール2に連結された入力軸11と、中間軸4に連結された出力軸12とを含む。入力軸11と出力軸12とは、トーションバー13を介して同一軸線上で相対回転可能に連結されている。ステアリングホイール2にマニュアル操舵力が付与されると、トーションバー13が捩れるため、入力軸11および出力軸12は、トーションバー13の捻じれ量に応じて相対回転するようになっている。
ステアリングシャフト3の周囲には、トルクセンサ5が配置されている。トルクセンサ5は、入力軸11および出力軸12の相対回転変位量に基づいて、ステアリングホイール2に与えられた操舵トルクを検出する。トルクセンサ5によって検出される操舵トルクは、ECU6に入力される。
第1ピニオン軸7は、中間軸4に連結されている。第1ピニオン軸7は、ステアリングホイール2の操舵に連動して回転するようになっている。第1ピニオン軸7の先端(図1では下端)には、第1ピニオン14が連結されている。
第1ピニオン軸7は、中間軸4に連結されている。第1ピニオン軸7は、ステアリングホイール2の操舵に連動して回転するようになっている。第1ピニオン軸7の先端(図1では下端)には、第1ピニオン14が連結されている。
電動モータ8と第2ピニオン軸9とは、電動モータ8の操舵補助力を第2ピニオン軸9に伝達するための減速機構15を介して連結されている。第2ピニオン軸9の先端(図1では下端)には、第2ピニオン16が連結されている。
電動モータ8は、ECU6によって制御される。ECU6は、トルクセンサ5によって検出される操舵トルクに基づいて、電動モータ8を制御する。
電動モータ8は、ECU6によって制御される。ECU6は、トルクセンサ5によって検出される操舵トルクに基づいて、電動モータ8を制御する。
ラックシャフト10は、自動車の左右方向(直進方向に直交する方向)に沿って直線状に延びている。ラックシャフト10の軸方向には、符号「A」を付し、ラックシャフト10の周方向には、符号「C」を付す。ラックシャフト10の各端部には、タイロッド17およびナックルアーム(図示略)を介して転舵輪18が連結されている。
ラックシャフト10は、中空の第1軸19と、第1軸19に連結された中実の第2軸20とを含む。第1軸19の軸方向Aにおける一方側の端部(図1では左側の端部)には、符号「19a」を付す。一方、第2軸20の軸方向Aにおける他方側の端部(図1では右側の端部)には、符号「20a」を付す。第1軸19および第2軸20の軸方向端部19a,20a同士は、ラックシャフト10の軸方向Aにおける略中央部において互いに連結されて一体となっている。詳しくは、第1軸19は、端部19aにおいて、第2軸20の端部20aと摩擦圧接等(詳しくは後述する)によって接合されることによって接合領域21を形成しており、全体としてラックシャフト10を構成している。
ラックシャフト10は、中空の第1軸19と、第1軸19に連結された中実の第2軸20とを含む。第1軸19の軸方向Aにおける一方側の端部(図1では左側の端部)には、符号「19a」を付す。一方、第2軸20の軸方向Aにおける他方側の端部(図1では右側の端部)には、符号「20a」を付す。第1軸19および第2軸20の軸方向端部19a,20a同士は、ラックシャフト10の軸方向Aにおける略中央部において互いに連結されて一体となっている。詳しくは、第1軸19は、端部19aにおいて、第2軸20の端部20aと摩擦圧接等(詳しくは後述する)によって接合されることによって接合領域21を形成しており、全体としてラックシャフト10を構成している。
第1軸19には、マニュアル操舵力伝達用の第1ラック22が形成されている。第1ラック22は、軸方向Aに沿って並ぶ筋状の歯によって構成されている。第1ラック22は、歯ピッチP1または軸方向Aに対する歯の角度θ1の少なくとも一方が軸方向Aの位置によって異なる、いわゆるバリアブルラックである。バリアブルラックの成形には、生産性および加工性に優れたブローチ加工などの切削加工を用いることができないため、鍛造などの塑性加工が用いられる。本実施形態では、第1ラック22の歯ピッチP1が軸方向Aの位置によって異なっている。具体的には、歯ピッチP1は、軸方向Aにおける第1ラック22の中央部へ向かうに従って徐々に小さくなっている。
第2軸20には、操舵補助力伝達用の第2ラック23が形成されている。第2ラック23は、軸方向Aに沿って並ぶ筋状の歯によって構成されている。第2ラック23は、歯ピッチP2が一定であり、軸方向Aに対する各歯の角度θ2が一定である、いわゆるコンスタントラックである。コンスタントラックは、ブローチ加工などの切削加工により成形される。
第1ラック22は、第1ピニオン14に噛み合い、第2ラック23は、第2ピニオン16に噛み合う。
第1ピニオン14および第1ラック22によって、第1ラックアンドピニオン機構14,22が構成されている。ステアリングホイール2からの回転が、ステアリングシャフト3および中間軸4を介して、第1ピニオン軸7に伝達される。そして、第1ピニオン軸7の回転は、第1ピニオン14を介して第1ラック22に伝達される。これにより、ステアリングホイール2からのマニュアル操舵力が第1ラック22に伝達される。また、第1ラックアンドピニオン機構14,22によって、第1ピニオン軸7の回転がラックシャフト10の軸方向移動に変換される。これにより、転舵輪18が転舵される。
第1ピニオン14および第1ラック22によって、第1ラックアンドピニオン機構14,22が構成されている。ステアリングホイール2からの回転が、ステアリングシャフト3および中間軸4を介して、第1ピニオン軸7に伝達される。そして、第1ピニオン軸7の回転は、第1ピニオン14を介して第1ラック22に伝達される。これにより、ステアリングホイール2からのマニュアル操舵力が第1ラック22に伝達される。また、第1ラックアンドピニオン機構14,22によって、第1ピニオン軸7の回転がラックシャフト10の軸方向移動に変換される。これにより、転舵輪18が転舵される。
第2ピニオン16および第2ラック23によって、第2ラックアンドピニオン機構16,23が構成されている。電動モータ8が回転駆動されると、電動モータ8からの回転が減速機構15を介して、第2ピニオン軸9に伝達される。そして、第2ピニオン軸9の回転は、第2ピニオン16を介して第2ラック23に伝達される。これにより、電動モータ8からの操舵補助力が第2ラック23に伝達される。第2ラックアンドピニオン機構16,23によって、第2ピニオン軸9の回転がラックシャフト10の軸方向移動に変換される。これにより、転舵輪18が転舵される。なお、操舵補助力は、マニュアル操舵力よりも比較的大きいため、第2軸20は、第1軸19よりも高負荷である。
次に、このようなデュアルピニオンタイプの電動パワーステアリング装置1に用いるラックシャフト10の製造方法について説明する。
ラックシャフト10の製造工程の初期段階として塑性加工工程が行われる。塑性加工工程では、第1ラック22が中空の第1軸19に塑性加工される。
図2は、ラックシャフト10の製造工程において丸軸25が塑性加工される工程を示した概略図である。
ラックシャフト10の製造工程の初期段階として塑性加工工程が行われる。塑性加工工程では、第1ラック22が中空の第1軸19に塑性加工される。
図2は、ラックシャフト10の製造工程において丸軸25が塑性加工される工程を示した概略図である。
まず、図2を参照して、第1軸19を形成するための素材としての中空の丸軸25が圧延加工等によって準備される。丸軸25は、鋼等により形成されている。次に、金型26の平面27を丸軸25の径方向の外側から丸軸25の外周面(厳密には、外周面の軸方向Aおよび周方向Cにおける一部)に押し当てる。平面27は、丸軸25の軸方向Aに対して平行である。
図3はラックシャフト10の製造工程において丸軸25が塑性加工された後の状態を示した概略図である。
図3を参照して、丸軸25に対する塑性加工によって、丸軸25の外周面の軸方向Aおよび周方向Cにおける一部が径方向の内側へ窪む。これにより、外周面の一部に平面29を有する第1軸19が形成される。平面29は、第1ラック22が形成される前の段階の第1軸19の軸方向Aとは平行である。平面29の形成に伴い、第1軸19の平面29が形成されている部分における内周面が丸軸25の径方向の内側へ膨出することにより、平面30が形成される。平面30は、第1軸19の軸方向Aとは平行である。第1軸19の軸方向Aにおける一方側の端面には、符号「19b」を付す。
図3を参照して、丸軸25に対する塑性加工によって、丸軸25の外周面の軸方向Aおよび周方向Cにおける一部が径方向の内側へ窪む。これにより、外周面の一部に平面29を有する第1軸19が形成される。平面29は、第1ラック22が形成される前の段階の第1軸19の軸方向Aとは平行である。平面29の形成に伴い、第1軸19の平面29が形成されている部分における内周面が丸軸25の径方向の内側へ膨出することにより、平面30が形成される。平面30は、第1軸19の軸方向Aとは平行である。第1軸19の軸方向Aにおける一方側の端面には、符号「19b」を付す。
図4は、ラックシャフト10の製造工程において第1ラック22が形成される前の第1軸19がラック形成型31に配置された状態を示した概略図である。
図4を参照して、次に、第1軸19の平面29から金型26が取り除かれ、第1軸19がラック形成型31に配置される。ラック形成型31において平面29と対向する部分には、ラック形成部32が形成されている。ラック形成部32は、軸方向Aに沿って並ぶ筋状である。ラック形成部32は、歯ピッチP3または軸方向に対する歯の角度(図示しない)の少なくとも一方が軸方向Aにおける位置によって異なっている。歯ピッチP3は、ラック形成部32の軸方向Aの中央部へ向かうに従って小さくなっている。
図4を参照して、次に、第1軸19の平面29から金型26が取り除かれ、第1軸19がラック形成型31に配置される。ラック形成型31において平面29と対向する部分には、ラック形成部32が形成されている。ラック形成部32は、軸方向Aに沿って並ぶ筋状である。ラック形成部32は、歯ピッチP3または軸方向に対する歯の角度(図示しない)の少なくとも一方が軸方向Aにおける位置によって異なっている。歯ピッチP3は、ラック形成部32の軸方向Aの中央部へ向かうに従って小さくなっている。
図5は、塑性加工工程において第1ラック22が第1軸19に形成される工程を示した概略図である。
図5を参照して、第1軸19にラック形成型31を設置した後、第1軸19の平面30にラック形成型31のラック形成部32を沿わせた状態で、円柱状のマンドレル35が第1軸19に押し込まれる。
図5を参照して、第1軸19にラック形成型31を設置した後、第1軸19の平面30にラック形成型31のラック形成部32を沿わせた状態で、円柱状のマンドレル35が第1軸19に押し込まれる。
マンドレル35の外周面には、突起部35aが形成されている。突起部35aは、周方向Cにおいて第1軸19の平面30と一致する位置に配置されている。マンドレル35が軸方向Aに往復されることによって、平面30は、突起部35aによってしごかれる。これにより、平面29は、第1軸19の径方向における外側に盛り上げられる。少しずつ寸法の異なるマンドレル35を軸方向Aに複数回往復させることで、平面29をラック形成型31のラック形成部32に沿うように徐々に変形させる。これにより、平面29には、ラック形成部32に沿った第1ラック22が形成される。このように形成された第1ラック22の歯ピッチP1は、ラック形成部32の歯ピッチP3と一致している。このように、第1ラック22は、塑性加工により形成される。
このような塑性加工工程後に、第2軸20が第1軸19に対して連結される連結工程が行われる。
図6は、ラックシャフト10の製造工程における連結工程を示した図である。
連結工程としては、摩擦圧接、セレーション嵌合または溶着などの手法が考えられる。ここでは軸合わせの精度が高い摩擦圧接を用いることが好ましい。
図6は、ラックシャフト10の製造工程における連結工程を示した図である。
連結工程としては、摩擦圧接、セレーション嵌合または溶着などの手法が考えられる。ここでは軸合わせの精度が高い摩擦圧接を用いることが好ましい。
図6を参照して、まず、第2ラック23が形成される前の第2軸20が準備される。第2軸20の軸方向Aにおける他方側の端面20bには、断面が例えば円形状の凹部36が形成されている。凹部36は、第2軸20と同軸状である。そのため、第2軸20の軸方向Aにおける端部20aは、円筒状である。
第2軸20は、第1軸19と同軸状に並べられる。そして、軸方向Aにおける互いの端面19b,20b同士を接触させた状態で第1軸19および第2軸20を加圧する。また、端面19bおよび端面20bのそれぞれは、軸方向Aに対して垂直な平面であることが好ましい。この場合、第1軸19と第2軸20とを均一に押し付けることができる。
第2軸20は、第1軸19と同軸状に並べられる。そして、軸方向Aにおける互いの端面19b,20b同士を接触させた状態で第1軸19および第2軸20を加圧する。また、端面19bおよび端面20bのそれぞれは、軸方向Aに対して垂直な平面であることが好ましい。この場合、第1軸19と第2軸20とを均一に押し付けることができる。
次に、第1軸19および第2軸20を加圧した状態で、第1軸19と第2軸20とを周方向Cに相対回転させる。このときの回転数は、2000rpm程度であることが好ましい。
そして、当該相対回転によって摩擦熱(1300℃程度)が発生する。当該摩擦熱によって第1軸19および第2軸20は、接合(溶着)される。
そして、当該相対回転によって摩擦熱(1300℃程度)が発生する。当該摩擦熱によって第1軸19および第2軸20は、接合(溶着)される。
このように、第1軸19の軸方向一端部である端部19aと第2軸20の軸方向一端部である20aとが摩擦圧接工程により連結されることで第1軸19に対する第2軸20の連結が完了する。
図7は、連結工程後の第1軸19および第2軸20を示した図である。
図6の摩擦圧接工程では、第1軸19の端部19aおよび第2軸20の端部20aは、摩擦熱により溶融した状態で互いに加圧される。そのため、図7に示すように、摩擦圧接工程後では、接合領域21を介して一体に接合された端部19aおよび端部20aには、第1軸19の径方向(第2軸20の径方向)の外方および内方に広がったフランジ部37が形成される。
図7は、連結工程後の第1軸19および第2軸20を示した図である。
図6の摩擦圧接工程では、第1軸19の端部19aおよび第2軸20の端部20aは、摩擦熱により溶融した状態で互いに加圧される。そのため、図7に示すように、摩擦圧接工程後では、接合領域21を介して一体に接合された端部19aおよび端部20aには、第1軸19の径方向(第2軸20の径方向)の外方および内方に広がったフランジ部37が形成される。
連結工程後に、第2ラック23が第2軸20に切削加工される切削加工工程が行われる。
図8は、ラックシャフト10の製造工程における切削加工工程を示した図である。
図8を参照して、まず、切削加工工程では、フランジ部37において第1軸19の径方向外側へ張り出した部分が旋盤等によって削り取られる。これにより、第1軸19の外周面と第2軸20の外周面とは、滑らかに繋がれた状態となる。
図8は、ラックシャフト10の製造工程における切削加工工程を示した図である。
図8を参照して、まず、切削加工工程では、フランジ部37において第1軸19の径方向外側へ張り出した部分が旋盤等によって削り取られる。これにより、第1軸19の外周面と第2軸20の外周面とは、滑らかに繋がれた状態となる。
次に、第2軸20の軸方向Aおよび周方向Cにおける外周面の一部をブローチ盤などによって削り取る切削加工を施すことによって、軸方向Aに一定の歯ピッチP2を有する第2ラック23が形成される。
以上の製造工程により、ラックシャフト10を製造することができる。
ここで、全長に亘って中空のラックシャフトを鍛造により成形する比較例では、ブランク(素材)を型形状に塑性変形させる。そのため、ラック(歯)を大きく成形しようとする程、素材を大きく塑性変形させる必要があるので、ラックシャフトの生産性および加工性が低くなる。すなわち、大きい歯を形成することが難しい。歯同士が噛み合う部分の強度である噛み合い強度は、歯同士が噛み合う部分の面積に依存する。したがって、鍛造により成形された歯同士では、所望の噛み合い強度を得ることが難しい。
以上の製造工程により、ラックシャフト10を製造することができる。
ここで、全長に亘って中空のラックシャフトを鍛造により成形する比較例では、ブランク(素材)を型形状に塑性変形させる。そのため、ラック(歯)を大きく成形しようとする程、素材を大きく塑性変形させる必要があるので、ラックシャフトの生産性および加工性が低くなる。すなわち、大きい歯を形成することが難しい。歯同士が噛み合う部分の強度である噛み合い強度は、歯同士が噛み合う部分の面積に依存する。したがって、鍛造により成形された歯同士では、所望の噛み合い強度を得ることが難しい。
一方、ラックシャフト10の製造に用いる摩擦圧接工程では、第1軸19および第2軸20の軸方向端部19a,20a同士のみが加熱溶融されるので、第1軸19と第2軸20との接合領域21では、歪が発生しにくい。よって、第1軸19と第2軸20とが高い同軸度で連結される。
摩擦圧接工程は、一般的に周方向Cにおける精度を確保するのが難しい。本実施形態では、第1ラック22が形成された第1軸19と第2ラック23形成前の第2軸20とが摩擦圧接工程によって一体に連結された後に、第2ラック23が切削加工される。そのため、第1ラック22と第2ラック23との周方向Cにおける位置決めの精度は、摩擦圧接の影響を受けない。したがって、第1ラック22と第2ラック23との周方向Cにおける相対位置の精度が向上される。
摩擦圧接工程は、一般的に周方向Cにおける精度を確保するのが難しい。本実施形態では、第1ラック22が形成された第1軸19と第2ラック23形成前の第2軸20とが摩擦圧接工程によって一体に連結された後に、第2ラック23が切削加工される。そのため、第1ラック22と第2ラック23との周方向Cにおける位置決めの精度は、摩擦圧接の影響を受けない。したがって、第1ラック22と第2ラック23との周方向Cにおける相対位置の精度が向上される。
よって、両ラック22,23の相対位置の精度を高くすることができる。
また、本実施形態におけるラックシャフト10では、操舵補助力伝達用で相対的に高負荷である第2軸20は、中実であるので十分な強度(特に噛み合い強度)を確保することができる。一方、マニュアル操舵力伝達用で相対的に低負荷である第1軸19は、中空であっても強度不足になることがない。
また、本実施形態におけるラックシャフト10では、操舵補助力伝達用で相対的に高負荷である第2軸20は、中実であるので十分な強度(特に噛み合い強度)を確保することができる。一方、マニュアル操舵力伝達用で相対的に低負荷である第1軸19は、中空であっても強度不足になることがない。
したがって、デュアルピニオンタイプの電動パワーステアリング装置1に用いるラックシャフト10として、全体として十分な強度と製造コストの低減を達成することができる。
このように、デュアルピニオンタイプの電動パワーステアリング装置1において、ラックシャフト10の強度を確保しつつ製造コストの低減を図ることができる。
このように、デュアルピニオンタイプの電動パワーステアリング装置1において、ラックシャフト10の強度を確保しつつ製造コストの低減を図ることができる。
また、第2軸20には、歯ピッチP2が一定の第2ラック23が切削により形成されているため、必要に応じて第2ラック23の歯ピッチP2を自由に選択することができる。
また、第1軸19には、バリアブルラックである第1ラック22が塑性加工により形成されているため、切削では形成することが難しいバリアブルラック(第1ラック22)の形成を容易に行うことができる。詳しくは、切削加工では、複雑な形状の第1ラック22をラックシャフト10毎に切削する必要があるが、塑性加工では、ラック形成型31にラック形成部32を形成しておけば、ラック形成型31を用いて大量のラックシャフト10を製造することができる。結果として、製造コストの低減を図ることができる。
また、第1軸19には、バリアブルラックである第1ラック22が塑性加工により形成されているため、切削では形成することが難しいバリアブルラック(第1ラック22)の形成を容易に行うことができる。詳しくは、切削加工では、複雑な形状の第1ラック22をラックシャフト10毎に切削する必要があるが、塑性加工では、ラック形成型31にラック形成部32を形成しておけば、ラック形成型31を用いて大量のラックシャフト10を製造することができる。結果として、製造コストの低減を図ることができる。
この発明は、以上に説明した実施形態に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能である。
例えば、第1ラック22は、バリアブルラックではなくコンスタントラックであってもよい。また、第2ラック23は、コンスタントラックではなくバリアブルラックであってもよい。
例えば、第1ラック22は、バリアブルラックではなくコンスタントラックであってもよい。また、第2ラック23は、コンスタントラックではなくバリアブルラックであってもよい。
1…電動パワーステアリング装置、10…ラックシャフト、19…第1軸、19a…端部、20…第2軸、20a…端部、22…第1ラック、23…第2ラック、A…軸方向、P1…歯ピッチ、P2…歯ピッチ、θ1…角度
Claims (6)
- デュアルピニオンタイプの電動パワーステアリング装置に用いるラックシャフトであって、
マニュアル操舵力伝達用の第1ラックが形成された中空の第1軸と、
操舵補助力伝達用の第2ラックが形成され、前記第1軸に連結された中実の第2軸と、を備えたラックシャフト。 - 請求項1において、前記第2ラックの歯ピッチが一定であり、前記第2ラックは、切削により形成されているラックシャフト。
- 請求項1または2において、前記第1ラックの歯ピッチまたは前記ラックシャフトの軸方向に対する歯の角度の少なくとも一方が前記ラックシャフトの軸方向位置で異なり、前記第1ラックは、塑性加工により形成されているラックシャフト。
- デュアルピニオンタイプの電動パワーステアリング装置に用いるラックシャフトの製造方法であって、
第1ラックが中空の第1軸に塑性加工される塑性加工工程と、
前記塑性加工工程後に中実の第2軸が前記第1軸に対して連結される連結工程と、
前記連結工程後に第2ラックが前記第2軸に切削加工される切削加工工程と、を含むラックシャフトの製造方法。 - 請求項4において、前記第1ラックは、マニュアル操舵力伝達用であり、前記第2ラックは、操舵補助力伝達用であるラックシャフトの製造方法。
- 請求項4または5において、前記連結工程では、前記第1軸の軸方向一端部と前記第2軸の軸方向一端部とが摩擦圧接により連結されるラックシャフトの製造方法。
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