JP3185009B2 - Pcm信号平均値算出回路 - Google Patents

Pcm信号平均値算出回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はPCM信号平均値算出回
路に関し、特に電話会議にシステムにおいて会議参加者
の無音状態を検出するためのPCM信号平均値算出回路
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電話会議システムにおいて、ノイズやエ
コーの抑圧を目的としてAGC機能が用いられている
が、このAGC機能には、会議参加者の通話信号の無音
状態を検出すべく通話平均値を算出することが必要であ
る。従来のこの種のPCM信号平均値算出回路では、一
定の時間である例えば16msの間のPCM通話路信号
の平均値を計算しており、この16ms間の平均値を計
算するには125μs毎に送出されてくる各チャネルの
PCM信号を、A−lawやμ−law等の変換規則に
従って12ビットまたは13ビットで表されるリニア値
に変換し、このリニア値を1/128とした値を128
回(16ms/125μs)加算することにより行うよ
うになっている。
【0003】図3はPCM信号とフレーム信号等との関
係を示すタイムチャートの例であり、(A)は16ms
の期間に0〜127の合計128フレームを含み、各フ
レームは125μsであることを示している。尚、FH
はフレームヘッドパルスであり、FNo.0は最初のフ
レームであるフレームNo.を示すパルスを表している
ものとする。
【0004】(B)は1フレームの125μsの期間に
PCM信号が32チャンネル挿入されていることを示し
ており、(C)はフレームヘッドパルスFHとクロック
CLKとの関係、更には各チャネルのPCM信号のビッ
ト(b0〜b5)との関係を示している。
【0005】上述のPCM信号平均値算出回路において
は、125μs毎(各フレーム毎)に送出されてくる各
チャネルのPCM信号を、上述した規則に従ってリニア
値に変換し、このリニア値を1/128とした値を、1
28回加算することにより行われ、各チャネルの16m
s毎の平均値が算出されるようになっているのである。
【0006】図4は従来のこの種のPCM信号平均値算
出回路の一例を示すブロック図であり、PCM信号を1
2ビットのリニア値に変換してその平均値を算出する例
である。
【0007】PCM信号はS/P(シリアル/パラレ
ル)変換回路1にて8ビットのパラレル信号に変換さ
れ、ROM3A,3Bの2つのROMのアドレス入力A
0〜A7となる。これ等2つのROM3A,3Bには、
A−lowまたはμ−lowの変換規則に従ったリニア
値(1/128の信号)がアドレス入力対応に予め格納
されている。
【0008】本例では、ROM3Aには下位8ビットD
0〜D7のデータが、ROM3Bには上位4ビットD0
〜D3のデータが、夫々予め分割して格納されており、
合計12ビットのリニア値が出力されることになる。
【0009】3つのアダー6A〜6Cは夫々4ビット構
成であり、ROM3A,3Bからの12ビットのリニア
値を4ビットの3つのグループに分割して各アダー6A
〜6Cの一入力としている。そして、前回までの平均値
(12ビット)を一時格納したDFF(Dタイプフリッ
プフロップ)5A,5Bの出力値をこれまた4ビットの
3つのグループに分割して各アダー6A〜6Cの他入力
としている。
【0010】これ等3つのアダー6A〜6Cの合計12
ビットの出力が各フレーム毎のチャネル対応の平均値と
なることから、これをRAM4A,4Bへチャネル対応
に取り込んで、次のフレームにおける平均値算出のため
の前回までの平均値としてDFF5A,5Bへ出力する
ようになっている。
【0011】カウンタ回路2は図3に示したクロックC
LKとフレームヘッドパルスFHとを入力としてこれ等
をカウントすることにより、フレームNo.0のパルス
とチャネルNo.を示すチャネル番号信号とを生成す
る。
【0012】フレームNo.0のパルスは積分開始を示
すパルスであり、積分期間である16msの最初のタイ
ミングを示すものである。このフレームNo.0のパル
スはインバータ8を介して、更にオアゲート7を介して
アダー6A〜6Cのトリガを行う。
【0013】また、チャネル番号信号はRAM4A,4
BのアドレスA0〜A4(5ビット)となり、RAM4
A,4Bの各チャネル対応のフレーム毎の平均値を記憶
するためのアドレスとして用いられている。
【0014】ROM3A,3Bには、入力PCM信号に
対応したリニア値の1/128の値のデータが予め格納
されているので、アダー6A〜6CによりこのROMか
ら読出された現フレームの1/128のリニア値と、R
AM4A,4BからDFF5A,5Bを介して読出され
た前回のnフレームまでのn/128のリニア値(平均
値)とが加算され、これが128フレーム分各チャネル
毎に繰り返されることにより、各チャネル毎のPCM信
号の平均値が得られることになる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】図4に示した従来のP
CM信号平均値算出回路は、PCM化された信号をA−
low,μ−low等の規則によりリニア値のデータに
変換し、これ等順次発生するリニア値のデータを一定時
間積分する際に、13ビットや12ビットのリニア値と
して扱うようになっている。
【0016】一般に使用されているROMやRAM等の
デバイスは8ビットが主体であり、よって上述の回路を
実際に構成すると、8ビットのROMやRAMを2個ず
つ用いて、リニア値のデータ12ビットを上位4ビッ
ト、下位8ビットに分割してデータ処理をすることが必
要となり、回路規模が増大し、またデバイス間配線も増
大するという欠点がある。
【0017】本発明の目的は、回路規模の増大を抑えつ
つ、一般の汎用のROMやRAMを用いることができる
PCM信号平均値算出回路を提供することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、入力P
CM信号を所定規則に従ってリニア値のデータに変換し
つつこれ等変換データを一定時間積分して平均値を算出
するようにしたPCM信号平均値算出回路であって、前
記入力PCM信号及び前回までの積分値信号とをアドレ
ス入力とし、これ等アドレス入力に対応した積分値信号
のPCM化された信号を予め格納した記憶手段と、この
記憶手段の出力であるPCM化された信号を前記前回ま
での積分値信号として前記記憶手段のアドレス入力へ供
給する供給手段とを含むこと特徴とするPCM信号平均
値算出回路が得られる。
【0019】
【作用】本発明では、平均値を算出するための一定期間
内における積分過程の積分値を、リニア値ではなく、P
CM化した値として扱うことにより、8ビットデータ処
理が可能となり、その結果一般の8ビットのROMやR
AMを用いることができ、小型化が図れる。
【0020】
【実施例】以下に、本発明の実施例について図面を用い
て説明する。
【0021】図1は本発明の実施例のブロック図であ
り、図4と同等部分は同一符号により示している。S/
P変換回路1はシリアルPCM信号を8ビットのパラレ
ルデータに変換する。カウンタ2は図3に示したフレー
ムヘッド信号FH及び2.048MHzのクロックCL
Kにより、チャネル番号を示す信号(5ビット)を発生
すると共に、平均値を算出するための積分する時間(1
6ms)をカウントして積分開始を示す信号(フレーム
No.0)を発生する。
【0022】ROM3は、一定時間積分する過程におい
て、前回の積分結果と今回新たに発生したPCM信号と
を、共にA−lowやμ−low等の変換規則によりリ
ニア値に変換し、今回新たに発生したPCM信号のリニ
ア値を128で割った値と、前回の積分結果のリニア値
とを加算し、その値を再びA−lowやμ−lowによ
りPCM信号に変換した8ビットのデータを出力するよ
うに、予めデータ格納がなされている。
【0023】図2はこのROM3のメモリマップを示し
ており、アドレス入力(A0〜A16)と格納データ
(D0〜D7)との関係を示す。尚、アドレスA8〜A
15の8ビットはPCMパラレル信号であり、A0〜A
7の8ビットはDFF5からの前回までの積分値(平均
値に相当)データである。
【0024】RAM4は積分する過程における計算値を
各チャネル毎に記憶するためのメモリであり、カウンタ
2からのチャネル番号CHNo.をアドレス(A0〜A
4)としてチャネル対応に記憶される。
【0025】DFF5はRAM4に記憶するデータを書
き替える前に前回のデータを一時待避させて、ROM3
のアドレス入力(A0〜A7)として前回までの計算値
とするものである。
【0026】シリアルのPCM信号はS/P変換回路1
により8ビットパラレル信号とされ、ROM3のアドレ
スA8〜A15へ入力される。このROM3では、カウ
ンタ2からの積分開始信号FNo.0をアドレスA16
に取込む。
【0027】このROM3では、図2に示したメモリマ
ップから判るように、積分開始信号FNo.0(最初の
フレーム番号“0”)であるアドレスA16が“1”で
あれば、アドレスA8〜A15に入力される8ビットの
PCMデータを、A−lowまたはμ−lowでリニア
値に変換し、その値を128で割った値を再び同一規則
でPCM信号に変換した8ビットのデータをD0〜D7
へ出力する。
【0028】RAM4では、カウンタ2から送出された
チャネル番号CHNo.をアドレスA0〜A4に取込
み、ROM3が出力するデータを各チャネル対応に記憶
する。
【0029】第2番目フレームのPCM信号がS/P変
換回路1から入力されると、RAM4はこのチャネル番
号を示すデータを出力し、次にDFF5でこのデータが
ラッチされ、ROM3のアドレスA0〜A7へ出力され
る。
【0030】ROM3では、積分開始を示すアドレス信
号A16は“0”であるため、アドレスA0〜A7に入
力される8ビットのPCM信号をリニア値に変換した値
と、アドレスA8〜A15に入力される8ビットのPC
M信号を前回同様リニア値に変換した値を128で割っ
た値とを加算し、再び同一規則でPCM信号に変換し、
データD0〜D7へ出力してRAM4へ送出する。
【0031】以上の動作を128回繰り返したときのR
OM3の出力が求める平均値となるのである。
【0032】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明によれば、積分
する過程の積分結果を8ビットデータにて扱うことがで
きるため、市販のROMかRAMを用いて極めて簡単に
回路構成できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブロック図である。
【図2】図1のブロックのROM3のメモリマップ図で
ある。
【図3】本発明の実施例の動作を説明するための各部信
号のタイムチャートである。
【図4】従来のPCM信号平均値算出回路を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 S/P変換回路 2 カウンタ 3 ROM 4 RAM 5 DFF

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力PCM信号を所定規則に従ってリニ
    ア値のデータに変換しつつこれ等変換データを一定時間
    積分して平均値を算出するようにしたPCM信号平均値
    算出回路であって、前記入力PCM信号及び前回までの
    積分値信号とをアドレス入力とし、これ等アドレス入力
    に対応した積分値信号のPCM化された信号を予め格納
    した記憶手段と、この記憶手段の出力であるPCM化さ
    れた信号を前記前回までの積分値信号として前記記憶手
    段のアドレス入力へ供給する供給手段とを含むこと特徴
    とするPCM信号平均値算出回路。
  2. 【請求項2】 前記PCM信号は1フレーム内に複数チ
    ャネルを有する信号フォーマットであり、前記一定時間
    は複数フレームの期間であり、前記供給手段は、前記チ
    ャネル毎に前記記憶手段の出力を各フレーム毎に前記チ
    ャネル対応に格納する第2の記憶手段を含み、この第2
    の記憶手段の読出し出力を前記前回までの積分値信号と
    することを特徴とする請求項1記載のPCM信号平均値
    算出回路。
  3. 【請求項3】 前記PCM信号、前記前回までの積分値
    信号の各々は8ビットデータであることを特徴とする請
    求項1または2記載のPCM信号平均値算出回路。
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