JP3184832U - 串焼き又は串揚げ用串構造および串焼き又は串揚げ食品 - Google Patents

串焼き又は串揚げ用串構造および串焼き又は串揚げ食品 Download PDF

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Abstract

【課題】先端側の食品を食べたときに露出した串部分を片手もしくは両手で容易に折断、除去することができ、常に食べ物が串の端部あるいは端部近くに位置する状態にできる串焼き又は串揚げ用串構造およびこの串構造を用いた串焼き又は串揚げ食品を提供する。
【解決手段】この串焼き又は串揚げ用串構造10は、串焼き又は串揚げ食物を刺し通す串先端部3から後端の握り部1に至る刺通し部2の中途部に折断可能な切込み5が形成されている。また複数個の塊状食物を串刺しにした串焼き又は串揚げ食品において、塊状食物を保持した串の刺通し部に折断可能な切込み5を形成した串焼き又は串揚げ食品。
【選択図】図3

Description

本考案は、串焼き又は串揚げ用の串構造およびこの串構造を用いた串焼き又は串揚げ食品に関し、具体的には、例えば複数の野菜を含む焼き鳥や焼き肉、揚げものを刺し通すのに使用される串焼き又は串揚げ用串構造および串団子用の串構造、並びにこの串構造を用いた串焼き又は串揚げ食品に関する。
従来から一口で食べられる大きさに調理した塊状の肉類あるいは野菜や団子を複数個串に刺して保持したものが知られており、例えば肉類の場合は予め串刺し状態で焼いたり、加熱油に投入して揚げるなどした串焼き又は串揚げ食品がある。このようなものは一般に焼き鳥や牛肉の串焼き、あるいは豚肉の串揚げとして串の先端から1個づつ食する。串の後端の多くは手で持つように太めとなって露出している。
このような用途に用いられる串は、通常の木材あるいは竹材を棒状に細くし、先端を刺し通せる程度に尖らせ、後端は手で持つように多くは平坦に削り加工した構造となっている。また、複数の肉塊を並べた状態に1本の串に刺し通すほかに、1個のソーセージのような或る程度大きな食品を串に刺したものもあり、この食品を串の先端側から食べるとき、串の後端側の食品部分も不便なく食べられるように1本の串自体を主串体と副串体に分割可能に入子式に連結した分割串構造のものが知られている(特許文献1)。
特開2010−148840号公報
前述の如く、鳥肉や牛肉などの串焼き、あるいは豚肉などの串揚げでは、串の露出した後端を手で持ち、串の先端から1個づつ口で抜き取るようにして食べていくのが一般的であるが、肉塊を1,2個食べた後の串の先端が露出し、この状態で後端側の肉塊を同様の方法で食べようとすると、串の先端部分が邪魔となり、不快な感じを受けるだけでなく、場合によっては口腔を刺したりする危険がある。このような状態をなくすため、串の後端側の肉塊を箸などを使って先端側へ移動させるが、時間が経つと後端側の肉塊が串に固着してしまい、先方へ移動させるのが困難になる。串団子などの場合も同様である。
上述した特許文献1の食品用分割串は串全体を手で持つ側の主串体と先端側の副串体とを入子状態に連結し、副串体の部分がほぼ露出する状態まで食べたときに、この副串体を主串体から抜き取る構造のため、どうしても両手が必要となり、手を汚したり、また両串体が連結部で固着して抜き取りが困難になったりする。逆に入子式の連結を緩くすると、先端側の食物を食べているときに食物と一緒に先端側の副串体が抜け出るおそれがある。
本考案は上述した問題をなくし、先端側の食物を食べたときに露出した串部分を片手もしくは両手で容易に折断、除去でき、常に食べ物が串の端部あるいは端部近くに位置する状態にできる串焼き又は串揚げ用串構造およびこの串構造を用いた串焼き又は串揚げ食品を提供することを目的とする。
本考案によれば、串焼き又は串揚げ食物を刺し通す串先端部から後端の握り部に至る刺
通し部の中途部に折断可能な切込みを形成したことを特徴とする串焼き又は串揚げ用串構造が提供される。
本考案の1つの形態によれば、前記切込みは、切込み箇所における串部分の周囲全域又は部分的に形成されることを特徴とする。
本考案のさらに他の形態によれば、前記切込みは、串部の軸方向に沿う縦断面でみて矩形凹部の形状に形成されることを特徴とする。
本考案のさらに他の形態によれば、前記前記切込みは、串部の軸方向に沿う縦断面でみてV形凹部の形状に形成されることを特徴とする。
本考案のさらに他の形態によれば、前記前記切込みは、串部の軸方向に沿う縦断面でみてレ形凹部の形状に形成されることを特徴とする。
本考案のさらに他の形態によれば、前記切込みは、串部の軸方向に沿う縦断面でみて台形凹部の形状に形成されることを特徴とする。
本考案のさらに他の形態によれば、前記切込みは、串部の軸方向に沿う縦断面でみてわん曲形凹部の形状に形成されることを特徴とする。
本考案のさらに他の形態によれば、前記切込みは、串部の軸方向に沿う縦断面でみて変形V状凹部の形状に形成され、前記変形V状凹部は前記縦断面でみてV形の両斜面を凸わん曲面に形成した形状であることを特徴とする。
本考案のさらに他の形態によれば、前記切込みは、串部の軸方向に沿う縦断面でみて変形V状凹部の形状に形成され、前記変形V状凹部は前記縦断面でみてV形の片斜面を凸わん曲面に形成した形状であることを特徴とする。
また本考案によれば、複数個の塊状食物を串刺しにした串焼き又は串揚げ食品において、塊状食物を保持する串の刺通し部に折断可能な切込みを形成した串焼き又は串揚げ食品が提供される。
本考案によれば、串焼きあるいは串揚げの食べ物から露出した串先端部を容易に破断できるため、串に刺した食べ物を常に串部の端部あるいは端部近くで食することができ、従来のように長く露出した串部の先端で口元や口腔を傷付けたりする心配がない。
本考案の実施例1に係る串焼き又は串揚げ用串構造の側面図である。 串焼き又は串揚げ用串構造の串中途部の切込みの各種形状例を示す部分的な拡大側面図である。 本考案の実施例1に係る串焼き又は串揚げ食品の串中途部の折断状態を示した図である。 本考案の実施例2に係る串焼き又は串揚げ用串構造の側面図である。 本考案の実施例3に係る串焼き又は串揚げ用串を用いた串焼き又は串揚げ食品の一部裁断した側面図である。
次に、本考案を各種の実施例について図面を参照しつつ説明する。なお、以下の実施例
では焼き鳥や焼肉の串焼き用串および串焼き食品について例示するが、本考案は必ずしもこの形態に限定されず、串に刺したトンカツのような串揚げ食品およびこれに使用される串揚げ用串にも同様に適用され、また串団子の串にも応用可能である。
図1は本考案の実施例1における串構造10を示したものであり、手で持つための平坦状に大形となった(例外もある)串後部(握り部)1と、この握り部1から長く延びた細長の串焼き食品の刺通し部2、および食物を突き通すように尖った先端部3から成っている。前記刺通し部2には複数個の、通常は各々一口で食べられる程度の大きさの塊状食物(図1には図示省略)が串長さ方向に互いに隣接して保持される。図示のように、串の刺通し部2の中途位置には例えば手先で串を折断できる程度の切込み5あるいは凹部が形成されている。
切込み5あるいは凹部の形状は図2(a)〜(i)の部分的な拡大側面図に例示するような種々の形状のものが採用可能であり、いずれも切込み部から先端側を折り曲げるように外力を加えることにより切込み5(図1)の位置で容易に切断できるようになっている。
まず、図2(a)では、前記切込みは切込み位置で全周(もしくは部分的)に連なる矩形の凹部形状6として形成されている。同図(b)は同様に切込み位置で該位置の全周(もしくは部分的)にV形の凹部7を形成した例である。図2(c)は変形V形、つまり「レ」形の凹部8であり、軸方向に対して垂直な切込み面8aと傾斜した斜面8bによって縦断面でみてレ形状に形成した例である。図2(d)は台形の谷形凹部9であり、図2(e)は略半円形のわん曲凹部11の形態に形成したものである。なお、このわん曲凹部11はU形に形成してもよい。
また、図2(f),(g)は変形V状凹部12,13の形状に形成した例である。同図(f)の変形V状凹部12は図2(b)に示すV形凹部7の両側の斜面7a,7bを凸わん曲面12aに形成したものである。図2(g)の変形V状凹部13は図2(b)のV形凹部7の片側の斜面7aを凸わん曲面13aに形成したものである。対向する反対側の切込み面はわん曲しない斜面13bとなっている。この図2(f),(g)の場合は、折断後の端部は滑らかなわん曲面となるので、口元に触れても口を傷付けたりすることがなく、滑らかできれいな切断端部が得られる。
図2(h)の変形V状凹部14は、図2(c)の変形例であり、図2(c)のレ形凹部8の片側の斜面8bを凸わん曲面14aとし、対向する反対側の面は図2(c)でも説明したような軸方向に垂直な切込み面14bとなっている。いずれもこれらの凹部により凹部位置での串の強度が弱くなり、この位置で折り曲げ切断が可能となっている。特に、図2(f)〜(h)の形態では、非折断時の串部の強度を維持しつつ折断時の切込み部の曲げによる応力集中の関係で手動による折断が容易となる。なお、図2(a)〜(h)の例では切込みを周状に連続して形成したが、連続せずに部分的に形成してもよい。
また、図2(i)の形態は、串構造10の刺通し部2に軸方向に垂直な略直線状(軸方向縦断面でみて)の切り目26を入れた切込みの例である。切り目26の深さは串焼き調理中の、つまり非折断時の串の強度を損わない範囲で食事中に容易に手で切断できる深さとする。
図3は鳥肉や牛肉、野菜などの塊状食物を刺し通した串焼きの串部折壊状態を示した図であり、例えば刺し通した4個の食物15〜18の中間位置、つまり先端から2個目と3個目の食物16,17の間の串位置に切込み5が形成された例である。この例で4個の食
物を串先端から2個食した後で露出した串先方部分を切込み位置で折断することにより、後側の残りの食物17,18が串端部あるいは端部近傍に位置することになり、この残りの食物を食べるのが容易となり、従来のように後側の食物を串の先端側へ寄せ移動させる必要がなくなる。
図4に示す実施例2では串の軸方向2箇所に切込み19,21を形成した例であるり、例えば先端側の切込み19から先端部に1個の塊状食物20が刺され、2箇所の切込み19,21の間の部分に2個の食物22,23が保持され、さらに後端側の切込み位置(21)から握り部1までの串部分に2個の食物24,25が保持されている。切込み位置から先方の食物を食べた後、露出した串部分を切込み部で切断することにより、これより後側の食物を快適に食することができる。
図5に示す実施例3は、複数個の食物を切込みのある串構造10に刺した串焼き食品30の例である。この例では食物を保持する串部の中途部に切込み5が形成されている。この串焼き食品30においては、例えば先端から1個づつ食べていき、切込み5のある位置で露出した串部を折断、除去することにより、串刺し食物31,32等が串構造10の端部あるいは端部近くに位置することになり、より快適かつ安全に先端から順に食べていくことができる。
以上は串焼きの串および串焼き食品について例示したが、トンカツなどの串揚げ用の串および串揚げ食品についても同様に適用でき、また串団子や串刺し冷菓などにも応用可能である。そのほか切込みの形状、切込み位置、切込みの個数など状況や食品の形態に応じて任意に選定でき、これらの形態は本考案の範囲に含まれることは明らかである。
1 握り部
2 刺通し部
3 先端部
5,19,21 切込み
6 矩形凹部
7 V形凹部
8 レ形凹部
9 台形凹部
10 串構造
11 わん曲凹部
12,13,14 変形V状凹部
17,18,20,22〜25,31,32,塊状食物
26 切り目
30 串焼き食品

Claims (10)

  1. 串焼き又は串揚げ食物を刺し通す串先端部から後端の握り部に至る刺通し部の中途部に折断可能な切込みを形成したことを特徴とする串焼き又は串揚げ用串構造。
  2. 前記切込みは、切込み箇所における串部分の周囲全域又は部分的に形成されることを特徴とする請求項1に記載の串焼き又は串揚げ用串構造。
  3. 前記切込みは、串部の軸方向に沿う縦断面でみて矩形凹部の形状に形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の串焼き又は串揚げ用串構造。
  4. 前記前記切込みは、串部の軸方向に沿う縦断面でみてV形凹部の形状に形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の串焼き又は串揚げ用串構造。
  5. 前記前記切込みは、串部の軸方向に沿う縦断面でみてレ形凹部の形状に形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の串焼き又は串揚げ用串構造。
  6. 前記切込みは、串部の軸方向に沿う縦断面でみて台形凹部の形状に形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の串焼き又は串揚げ用串構造。
  7. 前記切込みは、串部の軸方向に沿う縦断面でみてわん曲形凹部の形状に形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の串焼き又は串揚げ用串構造。
  8. 前記切込みは、串部の軸方向に沿う縦断面でみて変形V状凹部の形状に形成され、前記変形V状凹部は前記縦断面でみてV形の両斜面を凸わん曲面に形成した形状であることを特徴とする請求項1または2に記載の串焼き又は串揚げ用串構造。
  9. 前記切込みは、串部の軸方向に沿う縦断面でみて変形V状凹部の形状に形成され、前記変形V状凹部は前記縦断面でみてV形の片斜面を凸わん曲面に形成した形状であることを特徴とする請求項1または2に記載の串焼き又は串揚げ用串構造。
  10. 複数個の塊状食物を串刺しにした串焼き又は串揚げ食品において、塊状食物を保持する串の刺通し部に折断可能な切込みを形成したことを特徴とする串焼き又は串揚げ食品。
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